美沙 さん プロフィール

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美沙さん: 美沙の部屋
ハンドル名美沙 さん
ブログタイトル美沙の部屋
ブログURLhttp://sousaku63.exblog.jp/
サイト紹介文私が創作した小説です。ビアン小説を書いています。よかったら読んでくださいね。
自由文新作「魅せられて」執筆中!
1月から連載します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供85回 / 276日(平均2.2回/週) - 参加 2016/06/21 16:47

美沙 さんのブログ記事

  • ポジティブプラス 16
  • 夏目さんとの飲み会を早々に終えると、私はその足でユカリさんのマンションに向かった。部屋に入り、私が言った第一声は「ゴチになりまーす!」だった。「なになに?」ユカリさんは鳩が豆鉄砲を食ったような顔をした。私は撮影した画像をユカリさんに見せた。「え? 撮ったの?」そう言いながらユカリさんはその画像を見て納得した。「でも、これってちょっとやりすぎじゃない?」「私もそう思... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 15
  • 私は目の前の、白く美しいバストにしばし釘付けになった。手で優しく包んでみる。強く掴むと壊れそうなその肌は、枕元のシェードランプの光を受けて、より白く輝いていた。そこに唇をつけていく。キスをしながら、少しずつ乳首に近づいていくたびに、ユカリさんの体が震えた。早くそれを口に含みたい衝動を抑えて、私はその乳首を指先で転がして弄んだ。「あ……」ユカリさんの口から、かすかな声が洩れ出た... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 14
  • どういう意味? 鳥居さんの部屋に行くって……。絶対アレしかないよね。どうしよう……。貫井さんのときと同様、心は躊躇してるが、体は欲しがっている。でも、それをしてしまうと、ユカリさんを裏切ることになる。「私を信じて」とカッコいいことを言ってしまった手前、 裏切るわけにはいかない。そのときだった。突然天使のような声が聞こえた。「ママ〜、オシッコ」私と鳥居さんは咄嗟に振り向いた。傍... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 13
  • 15分ほど走ると、保育園の前に車が着いた。やっぱり保育園だった。娘さんは5歳だそうだ。可愛い盛りだ。車を降りて、私は鳥居さんに付いて行った。ちょうどお迎え時で、手を繋いだ親子があちこちに見られた。いつもは鳥居さんのお母さんが、娘さんから見るとお祖母ちゃんが、お迎えに来るのだが、今日と明日、一泊二日の旅行に出ているらしい。それで急きょ、鳥居さんが早退して、娘さんをお迎えに来ることに... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 12
  • 夏目さんと飲みに行ってから、一週間が過ぎた。あれからユカリさんとはプライベートで会っていない。あんなことがあったので、会社での私に対する風当たりが強いかな? とも思ったが、意外とそうでもなかった。仕事のことで話しかければ、普通に答えてくれるし、なんらトゲもない。周りの人から見ても至って普通に見えるだろう。ただしそれは飽くまでも会社内でのことだ。プライベートでLINEを送っても、返... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 11
  • 貫井さんは私の手から、手首を伝って、腕を撫でさすった。私はどうしていいか分からず、動けないままでいた。これから貫井さんがしようとしていることは分かっている。私の気持ちは揺れ動いた。このまま身を任せていいのか?迷っている心があるが、体は求めている。貫井さんとはこれから一緒に仕事をしていく仲なのだ。今、拒絶したら、今後の仕事に影響することは必至だ。気まずくなれば、思い切っていい仕事は... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 10
  • 翌日、出勤してすぐにユカリさんは店舗建築部に、設計の変更とホテル側の意向を伝えた。注文通りに設計図を引いたのに、ダメ出しが出たことに不満を言いながら、渋々了承してくれたらしい。ユカリさんの言うにはよくあることだそうだ。それから1週間後のことだった。作り直した設計図を浜松に届けることになったが、ユカリさんが一緒に行けなくなってしまった。得意先のパーティに出席することを上役に頼まれた... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 9
  • 翌日、私たちは山中湖まで走って、観光を楽しんだ。富士山をバックに写真を撮ったり、お土産ものを見たりして、ほぼ一日楽しんだ。歩いて回る時は手を繋いでくれた。私にとっては、忘れられない二日間になった。遊び疲れて、夕方、富士五湖を後にすると、ユカリさんのマンションに向かった。散々遊び尽したが、まだ離れたくなくて、私が行きたいと言い出したのだ。ユカリさんの家に着いたのは、8時半だった。... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 8
  • 私は答えに戸惑っていた。ユカリさんは業を煮やしたように、また口を開いた。「それから、ウチの部署の女の子の中で誰とキスしたいかって聞いたよね?」「……」「同じ質問をあなたにするわ。どうなの? 答えて」「それはユカリさんも含めて、ということですか?」「そう」そう来たか。今のユカリさんは問い詰めているようで、少し怖い。でもチャンスだ。ここで言うんだ。はっきり「ユカリさんです... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 7
  • 部長、なかなか答えない。私もじっと黙っている。「あのね……」「はい」「やっぱ、やめた」ガクっ! 私は携帯を耳にあてながら、コケる仕草をした。「なんだ、部長、ずるいですよ。さんざん引っ張っておいて」「恥ずかしいもん」だよね。やっぱりムリか。「わかりました。では、今日は寝ましょう」「うん、また明日ね。おやすみなさい」おやすみなさい、と言って、私も電話を... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 6
  • 窓際に座っている部長は、景色に目をやることもなく資料に目を通していた。私は何も話しかけることはできず、重い空気を一人で味わっていた。特に私と打ち合わせすることもない。別に私など同行させなくても、一人で行けばいいのに、そう思った。部長の真意が解からない。私のことが嫌いなはずなのに、なぜ同行させたのだろう。ただの嫌がらせだろうか? それもあと1週間と少しだ。私は制作部に異動する覚悟を決め... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 5
  • 夜の8時に私は近くのコンビニに車を停めて待っていた。会いたいという部長のために、私はすぐに着替えをして、車に乗り込んだのだ。歩いても行ける距離だったが、夜ということで車で行くことにした。部長がこちらまで車で迎えに来てくれるというので、大体の場所を説明して、分かりやすいコンビニの場所を教えておいたのだ。私はコンビニの建物から、なるべく離れた所に車を停めた。ついでなので、缶コーヒーを2本... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 4
  • 「この企画のコンセプトはなに?」部長が言った。「シンプルに、ということです。あまりゴチャゴチャ考えてしまうと、消費者に分かりづらいと思ったからです。それでは意味がなくて、集客は見込めません。ですから飽くまでもシンプルさにこだわりました」部長は小刻みに頷いた。また書類に目を落とす。私が分析した、過去の企画書でも、良いものは意外にシンプルだったのだ。逆にコケた企画書は、面白くしよ... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 3
  • 私は早速、休憩時間にトイレでそれを読んだ。皆には内緒なのだ。自分のデスクで堂々と読むわけにもいかなかった。トイレの個室の中で、少しだけ読んでみる。すると、その企画書にどんどん引き込まれている自分がいた。思わずトイレの時間が長くなるほどだった。部長の企画書は本当に面白かった。遊び心満載だ。そうか、こんな風に作ればいいのか。もちろんすべての企画書に通じるわけではないが、視点を変えてみ... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 2
  • 「あれ、なんか良いことあったの?」妙にテンションを上げて、私が戻ってきたので、不自然に思った夏目さんが私に言った。「いえ、別に」言わない。あの事は絶対に誰にも言わない。私だけの秘密なのだ。部長が私にだけお礼を言ってくれた。嬉しくないはずがない。でも、ここからが大事だ。気を抜いてはいけない。堂島部長は厳しいままだ。少しいい顔を見せたからといって、人が変わったわけではないのだ... [続きを読む]
  • ポジティブプラス
  • 本日から新ビアン小説「ポジティブプラス」を連載します。ストーリーとある会社の営業企画部に籍を置く女子社員、花沢彩(はなざわ あや)24歳。彼女の直属の上司はとても厳しい女上司だった。上司の名前は堂島由香里(どうじま ゆかり)36歳。厳しい上司の下、会社に行くのも苦痛だった彩だが、あることがきっかけで、由香里への思いが変わる。だが、由香里の気持ちを振り向かせるのは、チョー難... [続きを読む]
  • 魅せられて 17
  • 恵理子さんはじっと、沙耶さんを見つめたあと、尋問を始めた。「事件のあった夜、あなたは被害者である大山玲子さんのアパートに行きましたか?」「はい、行きました」「それは何時頃ですか?」「夜の8時15分頃だったと思います」恵理子さんは頷いた。「あなたは先ほど検察官が言ったように、大山玲子さんに付きまとわれていました。出来れば会いたくない相手の部屋をなぜ訪ねたのですか?」... [続きを読む]
  • 魅せられて 16
  • 「して欲しいことがあったら言ってね」恵理子さんはキスした後、そう言った。そして首筋から優しく愛撫してきた。初めての相手だとそれだけでも感じてしまう。「ああ、可愛い、可愛いわ」恵理子さんの口からそんな言葉が洩れた。何が可愛いのか、10歳も年下の私が可愛いのか、それとも目の前にある私の乳房が可愛いのか、解かりかねた。楽しそうに私の乳首を指で転がしてくる。「もう固くなってる... [続きを読む]
  • 魅せられて 15
  • 時間が止まった気がした。今までの沙耶さんとの思い出が、脳裏に思い浮かんだ。本当に幸せな時間だった。その時間も、もうすぐ終わる。そして白石さんとの情事が、おぞましく思えてきた。私が心から燃え上がったあの情事が、実は蟻地獄であったなんて、信じたくなかった。こうなったら一思いに殺してほしい。早く、早く刺して……。そう思っていた時、玄関ドアが勢いよく開いた。「玲子、やめて!」喉に... [続きを読む]
  • 魅せられて 14
  • 私は6時過ぎに帰宅した。今日は白石さんが満足してくれず、5時を過ぎても帰してもらえなかった。5時を過ぎると不安が募っていく。いったい何時に解放されるのだろう。白石さんには逆らえないし、帰してくださいとも言えない。今日も何回か殴られた。そして、行為が終わり、満足すると急に優しくなる。そんな時、私は心底白石さんが愛おしくなるのだ。沙耶さんの存在が煩わしく思うこともある。怒ったり優しく... [続きを読む]
  • 魅せられて 13
  • 翌朝、目を覚まし、朝食の席に付くと、私は沙耶さんに言った。「これから毎日5時までにしてもらったから」「そうなの? 大丈夫?」「うん、その方が稼げるし」私は心にもないことを言った。そのあと沙耶さんは何も言わず、「わかった」と一言言った。本当のことを言えないのが私は寂しかった。沙耶さんに助けてほしかった。でも私がしていることは裏切り行為なのだ。浮気をしておいて、「助けてくださ... [続きを読む]
  • 魅せられて 12
  • 私は白石さんに唇を重ねたが、前回のような興奮やワクワクはなかった。拒否できないからしているだけだった。でも白石さんは執拗に私を求めてくる。すぐに舌を出して絡め合った。私は積極的になれずにひたすら白石さんの体を愛撫していく。自分の心を見透かされないように、私は最善の努力をした。白石さんはそんな私の気持ちを知ってか知らずか、喘ぎ声を放っている。それを見て、私はひとまず安心した。でも、... [続きを読む]
  • 魅せられて 11
  • 私と白石さんは夢中で唇を貪り合った。そこには何の羞恥心もなかった。ただ本能のまま私たちは舌を絡め合い、唾液を吸い合った。白石さんの唇は柔らかくて最高だった。さんざん焦らされていたので、そのキスだけで私はイきそうだ。私は体勢を動かして、両足で白石さんのお腹を跨ぎ、キスを続けた。何分経ったか分からないくらいに長いキスになった。唇を離すと、私は白石さんに視線を絡めた。白石さんは物欲... [続きを読む]
  • 魅せられて 10
  • 「美咲さん、美咲さん」ポンポンと肩を叩く、白石さんの声が聞こえた。私は夢の途中で目を覚ました。白石さんの膝の上ですっかり眠っていたのだ。頭がボーっとしている。私はゆっくりと白石さんの膝から起き上がった。「大丈夫ですか?」白石さんが首をかしげて私を見る。「うん、大丈夫。はぁ、寝ちゃったんだ」「気持ち良さそうに寝てましたよ」そう言われて、私はハっと気づいた。「... [続きを読む]
  • 魅せられて 9
  • その日、仕事から帰った時、新人の白石有希さんが入った事は、沙耶さんには黙っていた。どうしてそうしたのかは自分でも分からなかった。残念なことに、私は明日お休みなので、白石さんとは会えないのだ。私は月、木休みで、白石さんは火、金休みだった。土日は二人とも出勤で会う事は出来るが、その日は忙しい。のんびりお喋りなどできない。暇な平日で会えるのは水曜日だけなのだ。スタッフの休みはずれている。人... [続きを読む]