美沙 さん プロフィール

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美沙さん: 美沙の部屋
ハンドル名美沙 さん
ブログタイトル美沙の部屋
ブログURLhttp://sousaku63.exblog.jp/
サイト紹介文私が創作した小説です。ビアン小説を書いています。よかったら読んでくださいね。
自由文新作「魅せられて」執筆中!
1月から連載します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供92回 / 299日(平均2.2回/週) - 参加 2016/06/21 16:47

美沙 さんのブログ記事

  • ポジティブプラス 23
  • 美紗子さんが?そんな……。「どうしてですか?」私は憤りを感じた。そういうことをサラリと言ってしまう美紗子さんに少し違和感を覚えた。そんな人だったの?私のいた営業企画部を守ってくれるんじゃなくて、率先して廃止にするなんて……。会社の経営も大事かも知れないけど、それにしたって……。「まあ、いろいろあるけどね。これからは各部署で企画を考えればいいと思って」「それなら最初から... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 22
  • 同じ会社の子に手を出したってこと……?うそ…… ショック……。私の想像する美紗子さんとは違う。だから嫌いということではないが、かなり意外だった。どういう経緯で美紗子さんとその人が恋仲になったかは知らないが、こればっかりは理屈ではないのだ。人を好きになってしまったのだから仕方がない。美紗子さんの中では黒歴史だろう。美紗子さんは私に告白したまま、俯いて、目を合わせようとしない。「... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 21
  • ホノルル空港までは約6時間かかる。その間、美紗子さんといろんな話が出来る。私は遠慮せずにいろんなことを話しかけた。「横浜店舗の企画って、本当は私の仕事じゃなかったんです」「え? そうなの」本当は登坂さんと荒川さんの仕事だったことを話した。そして、それがどうして私の仕事になったかの経緯も、世間話のつもりで言った。「ええ! そんなことがあったの?」美紗子さんは眉間に皺を寄... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 20
  • 私は驚きを隠せなかった。仲のいい夫婦だと思っていたのに、そんな状態になっているなんて衝撃的だ。「でもね、決して仲が悪いわけじゃないのよ。仕事の上では最高のパートナーだし」「それがどうして、別居なんかに……?」「別居はね、最初からなの。結婚してから一緒に住んだことはないのよ」「え? そうだったんですか……」は? なにそれ。何のために結婚したの?「実はね、あなただから... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 19
  • 「ちよっと失礼します」副社長は営業マンにそう言って、隣の洋室に私を連れて入った。「あなたは今、途轍もないプレッシャーを感じている。そうでしょ?」「はい、そうです」「分かるわよ。私も昔そうだったから。私もね、今のあなたと同じように、ワンルームのアパートに住んでいたの。木造の造りでね、天井裏にはネズミがいて、寝られない時もあったわ。雨が降ると雨漏りしてね。お金がなくて、食べるのも... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 18
  • 私は何も考えられなかった。ユカリさんも恐らく突然のことで戸惑っているのだろう。すぐには言葉が出てこないみたいだ。いろんなことが交錯していると思う。急に私が部署からいなくなるのだから。「少し、お尋ねしたいのですが……」ユカリさんは副社長に言った。「なに?」「それは、花沢にとって、チャンスということでしょうか?」「そのつもりよ。給料は今の倍額出すわ。それとは別に仕事に見合... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 17
  • ユカリさんは、すぐにそのことを私に報告してくれた。私の画像を荒川さんの携帯から削除してくれたことを聞いて、ひとまずホッとした。私ももう、あの二人とは仕事をしたくないし、顔も見たくない。ユカリさんはその気持ちを察してくれて、二人を解雇してくれたのだ。彼女たちのやったことは、明らかな犯罪だ。解雇するには理由は十分だ。そして一番の理由は、やはりユカリさんの逆鱗に触れたことだ。これを俗に言う... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 16
  • 夏目さんとの飲み会を早々に終えると、私はその足でユカリさんのマンションに向かった。部屋に入り、私が言った第一声は「ゴチになりまーす!」だった。「なになに?」ユカリさんは鳩が豆鉄砲を食ったような顔をした。私は撮影した画像をユカリさんに見せた。「え? 撮ったの?」そう言いながらユカリさんはその画像を見て納得した。「でも、これってちょっとやりすぎじゃない?」「私もそう思... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 15
  • 私は目の前の、白く美しいバストにしばし釘付けになった。手で優しく包んでみる。強く掴むと壊れそうなその肌は、枕元のシェードランプの光を受けて、より白く輝いていた。そこに唇をつけていく。キスをしながら、少しずつ乳首に近づいていくたびに、ユカリさんの体が震えた。早くそれを口に含みたい衝動を抑えて、私はその乳首を指先で転がして弄んだ。「あ……」ユカリさんの口から、かすかな声が洩れ出た... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 14
  • どういう意味? 鳥居さんの部屋に行くって……。絶対アレしかないよね。どうしよう……。貫井さんのときと同様、心は躊躇してるが、体は欲しがっている。でも、それをしてしまうと、ユカリさんを裏切ることになる。「私を信じて」とカッコいいことを言ってしまった手前、 裏切るわけにはいかない。そのときだった。突然天使のような声が聞こえた。「ママ〜、オシッコ」私と鳥居さんは咄嗟に振り向いた。傍... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 13
  • 15分ほど走ると、保育園の前に車が着いた。やっぱり保育園だった。娘さんは5歳だそうだ。可愛い盛りだ。車を降りて、私は鳥居さんに付いて行った。ちょうどお迎え時で、手を繋いだ親子があちこちに見られた。いつもは鳥居さんのお母さんが、娘さんから見るとお祖母ちゃんが、お迎えに来るのだが、今日と明日、一泊二日の旅行に出ているらしい。それで急きょ、鳥居さんが早退して、娘さんをお迎えに来ることに... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 12
  • 夏目さんと飲みに行ってから、一週間が過ぎた。あれからユカリさんとはプライベートで会っていない。あんなことがあったので、会社での私に対する風当たりが強いかな? とも思ったが、意外とそうでもなかった。仕事のことで話しかければ、普通に答えてくれるし、なんらトゲもない。周りの人から見ても至って普通に見えるだろう。ただしそれは飽くまでも会社内でのことだ。プライベートでLINEを送っても、返... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 11
  • 貫井さんは私の手から、手首を伝って、腕を撫でさすった。私はどうしていいか分からず、動けないままでいた。これから貫井さんがしようとしていることは分かっている。私の気持ちは揺れ動いた。このまま身を任せていいのか?迷っている心があるが、体は求めている。貫井さんとはこれから一緒に仕事をしていく仲なのだ。今、拒絶したら、今後の仕事に影響することは必至だ。気まずくなれば、思い切っていい仕事は... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 10
  • 翌日、出勤してすぐにユカリさんは店舗建築部に、設計の変更とホテル側の意向を伝えた。注文通りに設計図を引いたのに、ダメ出しが出たことに不満を言いながら、渋々了承してくれたらしい。ユカリさんの言うにはよくあることだそうだ。それから1週間後のことだった。作り直した設計図を浜松に届けることになったが、ユカリさんが一緒に行けなくなってしまった。得意先のパーティに出席することを上役に頼まれた... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 9
  • 翌日、私たちは山中湖まで走って、観光を楽しんだ。富士山をバックに写真を撮ったり、お土産ものを見たりして、ほぼ一日楽しんだ。歩いて回る時は手を繋いでくれた。私にとっては、忘れられない二日間になった。遊び疲れて、夕方、富士五湖を後にすると、ユカリさんのマンションに向かった。散々遊び尽したが、まだ離れたくなくて、私が行きたいと言い出したのだ。ユカリさんの家に着いたのは、8時半だった。... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 8
  • 私は答えに戸惑っていた。ユカリさんは業を煮やしたように、また口を開いた。「それから、ウチの部署の女の子の中で誰とキスしたいかって聞いたよね?」「……」「同じ質問をあなたにするわ。どうなの? 答えて」「それはユカリさんも含めて、ということですか?」「そう」そう来たか。今のユカリさんは問い詰めているようで、少し怖い。でもチャンスだ。ここで言うんだ。はっきり「ユカリさんです... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 7
  • 部長、なかなか答えない。私もじっと黙っている。「あのね……」「はい」「やっぱ、やめた」ガクっ! 私は携帯を耳にあてながら、コケる仕草をした。「なんだ、部長、ずるいですよ。さんざん引っ張っておいて」「恥ずかしいもん」だよね。やっぱりムリか。「わかりました。では、今日は寝ましょう」「うん、また明日ね。おやすみなさい」おやすみなさい、と言って、私も電話を... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 6
  • 窓際に座っている部長は、景色に目をやることもなく資料に目を通していた。私は何も話しかけることはできず、重い空気を一人で味わっていた。特に私と打ち合わせすることもない。別に私など同行させなくても、一人で行けばいいのに、そう思った。部長の真意が解からない。私のことが嫌いなはずなのに、なぜ同行させたのだろう。ただの嫌がらせだろうか? それもあと1週間と少しだ。私は制作部に異動する覚悟を決め... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 5
  • 夜の8時に私は近くのコンビニに車を停めて待っていた。会いたいという部長のために、私はすぐに着替えをして、車に乗り込んだのだ。歩いても行ける距離だったが、夜ということで車で行くことにした。部長がこちらまで車で迎えに来てくれるというので、大体の場所を説明して、分かりやすいコンビニの場所を教えておいたのだ。私はコンビニの建物から、なるべく離れた所に車を停めた。ついでなので、缶コーヒーを2本... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 4
  • 「この企画のコンセプトはなに?」部長が言った。「シンプルに、ということです。あまりゴチャゴチャ考えてしまうと、消費者に分かりづらいと思ったからです。それでは意味がなくて、集客は見込めません。ですから飽くまでもシンプルさにこだわりました」部長は小刻みに頷いた。また書類に目を落とす。私が分析した、過去の企画書でも、良いものは意外にシンプルだったのだ。逆にコケた企画書は、面白くしよ... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 3
  • 私は早速、休憩時間にトイレでそれを読んだ。皆には内緒なのだ。自分のデスクで堂々と読むわけにもいかなかった。トイレの個室の中で、少しだけ読んでみる。すると、その企画書にどんどん引き込まれている自分がいた。思わずトイレの時間が長くなるほどだった。部長の企画書は本当に面白かった。遊び心満載だ。そうか、こんな風に作ればいいのか。もちろんすべての企画書に通じるわけではないが、視点を変えてみ... [続きを読む]
  • ポジティブプラス 2
  • 「あれ、なんか良いことあったの?」妙にテンションを上げて、私が戻ってきたので、不自然に思った夏目さんが私に言った。「いえ、別に」言わない。あの事は絶対に誰にも言わない。私だけの秘密なのだ。部長が私にだけお礼を言ってくれた。嬉しくないはずがない。でも、ここからが大事だ。気を抜いてはいけない。堂島部長は厳しいままだ。少しいい顔を見せたからといって、人が変わったわけではないのだ... [続きを読む]
  • ポジティブプラス
  • 本日から新ビアン小説「ポジティブプラス」を連載します。ストーリーとある会社の営業企画部に籍を置く女子社員、花沢彩(はなざわ あや)24歳。彼女の直属の上司はとても厳しい女上司だった。上司の名前は堂島由香里(どうじま ゆかり)36歳。厳しい上司の下、会社に行くのも苦痛だった彩だが、あることがきっかけで、由香里への思いが変わる。だが、由香里の気持ちを振り向かせるのは、チョー難... [続きを読む]
  • 魅せられて 17
  • 恵理子さんはじっと、沙耶さんを見つめたあと、尋問を始めた。「事件のあった夜、あなたは被害者である大山玲子さんのアパートに行きましたか?」「はい、行きました」「それは何時頃ですか?」「夜の8時15分頃だったと思います」恵理子さんは頷いた。「あなたは先ほど検察官が言ったように、大山玲子さんに付きまとわれていました。出来れば会いたくない相手の部屋をなぜ訪ねたのですか?」... [続きを読む]
  • 魅せられて 16
  • 「して欲しいことがあったら言ってね」恵理子さんはキスした後、そう言った。そして首筋から優しく愛撫してきた。初めての相手だとそれだけでも感じてしまう。「ああ、可愛い、可愛いわ」恵理子さんの口からそんな言葉が洩れた。何が可愛いのか、10歳も年下の私が可愛いのか、それとも目の前にある私の乳房が可愛いのか、解かりかねた。楽しそうに私の乳首を指で転がしてくる。「もう固くなってる... [続きを読む]