梨野礫・エッセイ集 さん プロフィール

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梨野礫・エッセイ集さん: 梨野礫・エッセイ集
ハンドル名梨野礫・エッセイ集 さん
ブログタイトル梨野礫・エッセイ集
ブログURLhttp://nasino.muragon.com/
サイト紹介文古稀を過ぎた老人が、これまでに綴った拙い文章の数々です。お読み捨てください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供280回 / 276日(平均7.1回/週) - 参加 2016/06/23 11:16

梨野礫・エッセイ集 さんのブログ記事

  • 安倍首相の《詭弁》
  •  安倍首相は、国有地が「森友学園」に格安で払い下げられた問題で「私も妻も一切、払い下げに関係していない。もし関係していたら総理大臣も国会議員も辞める」と明言した。それは「大言壮語」に等しい物言いであり、とりわけ《一切》という文言を使ったことが命取りとなった。まさに「口は災いの元」、安倍首相はようやく「事の重大さ」に気づき始めたようだ。「夫人付き職員」(公務員)が、籠池氏の意向を受けて(拒否せずに) [続きを読む]
  • 遂に暴かれた、安倍首相の《嘘》
  •  安倍首相は2月17日の衆院予算委員会で「私も妻も一切、認可にも、国有地の払い下げにも関係ない。関係していたということになれば、私は間違いなく、総理大臣も国会議員も辞める」と明言した。しかし、《一切、認可にも、国有地の払い下げにも関係ない》という文言は、一通のファックスによって覆された。  ファックスの宛名は「塚本幼稚園 幼児教育学園 総裁・園長 籠池泰典様」、差出人は「内閣総理大臣夫人付 谷査恵 [続きを読む]
  • 安倍首相は「裸の王様」
  •  東京新聞3月18日付け朝刊(2面)に、佐藤正明氏の漫画が載っている。タイトルは「モリジゴク」、国会議事堂をバックに大きな穴、その底には森友学園籠池元理事長が大きな口を開けて待っている。穴の斜面をずり落ちそうな二人の女性、一人は稲田防衛相、独りでもがいている。もう一人は安倍首相夫人、安倍首相の手にしがみついて宙ぶらりん状態、安倍首相の右足は辛うじて穴の外に残っているように見えるが、左足は斜面の中、 [続きを読む]
  • 「森友学園《問題》」の構図
  •  「森友学園」の籠池理事長は、小学校の建設に当たって安倍首相から100万円の寄付を頂いた旨の発言をした。安倍首相は「寄付はしていない」と否定している。それは当然の話で、もし「寄付した」と言えば、直ちにこれまでの「森友学園とは一切関わっていない」という言辞が、すべて《嘘》になるからである。口が裂けても「寄付した」とは言えないだろう。籠池理事長と安倍首相は「正反対」のことを述べているのだから、どちらか [続きを読む]
  • 開いた口がふさがらない「八紘一宇」問答
  •  3月16日の参院予算委員会で、自民党の三原じゅん子議員が「八紘一宇」の思想を紹介したのに対して、麻生太郎副総理兼財務相は〈戦前の歌の中でも「往け八紘を宇となし」とかいろいろある。(略)こういった考え方をお持ちの方が三原先生みたいな世代におられるのに、ちょっと正直驚いたのが実感だ〉と応じたそうである。(東京新聞3月19日付け朝刊28面・「こちら特報部」)その問答を聞いて、私はまっさきに「老いては子 [続きを読む]
  • 巨星墜つ!作家・大西巨人氏の《死》
  •  東京新聞朝刊(30面)に、作家・大西巨人氏の訃報が載った。「骨太な批評精神と大作『神聖喜劇』で知られる作家の大西巨人(本名のりと)氏が12日、肺炎のため、さいたま市内の自宅で死去した。97歳。福岡県出身。葬儀・告別式は故人の遺志で行わない。作家の大西赤人氏は長男。(以下略)」  私にとっては、まさに青天の霹靂、寝耳に水、文字通り「巨星墜つ」といった感懐である。「大西巨人は決して死ぬことはない。死 [続きを読む]
  • 「嘱託殺人」・司法(横浜地裁)の判断は間違っていないか?
  •  東京新聞朝刊(31面)に「嘱託殺人 夫に猶予判決 横浜地裁『苦悩の深さ、同情』」という見出しの記事が載っている。〈難病の長男の命を絶った苦しみから「死なせて」と懇願した妻=当時(65)=を殺害したとして、嘱託殺人罪に問われた神奈川県相模原市、運転手S被告(66)の判決公判が5日、横浜地裁であり、川口政明裁判長は「苦悩、葛藤、悲しみの深さは余人の想像の及ぶところではなく、大いに同情の余地がある」と [続きを読む]
  • (安倍首相に続く)稲田防衛相の《嘘》
  •  稲田防衛相は、13日の参院予算委員会で「籠池氏の事件を受任したこともなけれなば、裁判を行ったこともない。(稲田氏が籠池氏の)顧問弁護士をしたというのは全くの虚偽だ」と発言したが、翌14日の参院予算委員会では「私の記憶が間違っていた。訂正し、おわびする。『虚偽』というのも言い過ぎだった」と答弁を撤回し、謝罪した。(「東京新聞」3月15日付け朝刊・トップ記事「揺れる稲田氏 答弁撤回」)野党四党は、与 [続きを読む]
  • ユーチューバー「みずにゃん」の闘い
  •  ユーチューブを検索していたら「みずにゃんちゃんねる」というサイトを見つけた。これがたいそう面白い。「みずにゃん」と称する青年が、アダルト動画の架空請求業者らと電話で「やりとり」する場面を「自撮り」している映像である。  要するに、青年は、①ショートメールで法外な金額の請求が届いたが、登録した覚えはない。どういうことか。②これからどうすればよいか。③金額の支払いはどうすればよいか。④金額が十万円を [続きを読む]
  • 混沌とする「受動喫煙対策」の解決方法
  •  インターネットの「TBSニュース」に以下の記事が載っている。 ◆自民、受動喫煙対策で党内議論が二分  受動喫煙を巡って自民党内が揺れています。山東氏が会長を務める議員連盟は対策を強化する厚生労働省案の早期成立を求めています。一方、野田氏をトップに据える議員連盟は「たばこを楽しむことも国民の権利」と反発。党の重鎮を巻き込んだ論争が過熱しています。 「とにかく日本が受動喫煙ということに関して非常に [続きを読む]
  • 安倍首相の《無責任》
  •  安倍首相は、「森友学園」への国有地売却に関して「私や妻、事務所を含めて一切関わっていない。関係していたなら、首相も国会議員も辞める」と明言した。《一切関わっていない》ということが、《土地売買の「取引」に》ということであれば、当然のことであろう。一国の首相がそのような「取引」に直接に関わるはずはないからである。しかし、そのことが、「関係していない」という証しにはならない。その取引が「国有地」を対象 [続きを読む]
  • 安倍首相の《嘘》
  •  東京新聞2月28日付け朝刊(2面)に「森友学園側と距離おく首相 徐々に変わる国会答弁 『熱意素晴らしい』→『適切ではない』」という見出しの記事が載っている。安倍首相は、2月17日の衆院予算委員会で「妻から森友学園の先生の教育に対する熱意は素晴らしいと聞いている」と述べたが、一週間後の24日には「学校の理念、パンフレットのようなものをちらっと見せられただけだ。詳細は全く承知していない」と変化し、1 [続きを読む]
  • 映画「東京の女」(監督・小津安二郎・1933年)
  •  二組の男女(同胞)が登場する。その一は姉・ちか子(岡田嘉子)と弟・良一(江川宇礼雄)、その二は兄(奈良真養)と妹・春江(田中絹代)である。姉はタイピスト、夜は大学教授の下で翻訳補助を行い、大学に通う弟の学資を稼いでいる。兄は警察官、妹は良一の恋人である。二組の男女はそれぞれ慎ましく暮らし、やがては良一の卒業、良一と春江の結婚も間近と思われていたのだが・・・。ある日、姉の会社に警察官が訪れ、人事課 [続きを読む]
  • 三島由紀夫・「愛の乾き」「真夏の死」
  •  三島由紀夫の作物、「愛の乾き」(昭和26年)、「真夏の死」(昭和27年)読了。この二作物を読んで、文学とは何ぞや?、とりわけ、「小説とは何か」という問題に対する回答が容易にできるような感じがする。要するに、文学とは、小説とは、「所詮、言葉を弄ぶ児戯に等しい」ということである。およそ、人間の生活にとって大切な情報は、「いつ、どこで、誰が、何をしたか」という観点だと思われるが、文学とが、小説とは、そ [続きを読む]
  • 映画「大学の若旦那」(監督・清水宏・1933年)
  •  ウィキペディア百科事典では、この作品について以下のように解説している。「・・・『大学の若旦那』(1933年)に始まる「大学の若旦那シリーズ」で明るく朗らかな笑いを提供し、清水は、このシリーズの成功によって松竹現代劇の娯楽映画を代表する監督となった。主演には、清水と体型が似た慶応ラグビー出身の藤井貢があたったが、このシリーズは、清水のオリジナルなアイデアであり、スポーツの花形選手でもある下町の老舗 [続きを読む]
  • 安倍首相の《驕り》
  •  安倍首相は、国有地が格安(8億円値引き)で「森本学園」に売却された件について、「私や妻、事務所を含めて一切関わっていない。関係していたなら、首相も国会議員も辞める」と述べた(東京新聞2月18日付け朝刊(3面)のベタ記事)そうだが、自分で話していることの意味を全く理解できないようである。第一に、妻が「名誉校長」である以上、関わりがあるのである。第二に、国有地が売却されたのだから、実務手続きに関わる [続きを読む]
  • 安倍内閣の《末期症状》
  • 2017年2月25日(土) 晴  東京新聞2月24日付け夕刊(1面)トップには「首相『妻は名誉校長辞任』『児童らに迷惑かける』 『森友学園』予算委で応酬」という見出しの記事が載っている。また、翌日25日付け朝刊(1面)トップ記事は「森友学園への国有地売却『交渉記録既に破棄』財務省 保存1年未満と規定」という見出しであった。     この問題の核心はただ一点、評価額9億5600万円の国有地が、8億円 [続きを読む]
  • 安倍内閣の《末期症状》
  •  東京新聞2月24日付け夕刊(1面)トップには「首相『妻は名誉校長辞任』『児童らに迷惑かける』 『森友学園』予算委で応酬」という見出しの記事が載っている。また、翌日25日付け朝刊(1面)トップ記事は「森友学園への国有地売却『交渉記録既に破棄』財務省 保存1年未満と規定」という見出しであった。     この問題の核心はただ一点、評価額9億5600万円の国有地が、8億円余りも値引いた1億3400万円で [続きを読む]
  • 映画「春琴抄 お琴と佐助」(監督・島津保次郎・1935年)
  •  原作は谷崎潤一郎、文学の世界では作者特有のマゾヒズム、耽美主義が取り沙汰されているようだが、映画の世界では、お琴(田中絹代)と佐助(高田浩吉)の「師弟愛」が清純に描出されていた、と私は思う。  お琴は大阪・薬屋の次女、9歳の時に罹患し盲目となった。かねてより琴・三味線を習っていたので、その道を極めようと師・春松検校(上山草人)のもとに通う。その付き添いをするのが丁稚の佐助である。彼はおとなしく気 [続きを読む]
  • 映画「生さぬ仲」(監督・成瀬巳喜男・1932年)
  •  ユーチューブで映画「生さぬ仲」(監督・成瀬巳喜男・1932年)を観た。原作は大正時代に連載された柳川春葉の新聞小説で、ウィキペディア百科事典ではそのあらすじが以下のように紹介されている。  東洋漁業会社社長、渥美俊策の一子、滋子をめぐって生母、珠江と、生さぬ仲の継母、真砂子との葛藤をえがく。 【成瀬版映画あらすじ】  ハリウッドで女優をしている珠江は、前夫である俊策のもとに残してきた娘・滋子を取 [続きを読む]
  • 安倍政権、まもなく《崩壊》
  •  東京新聞・2月16日付け朝刊(1面)トップに「『富の集中』日本も資産の2割 2%の富裕層に」というタイトルの記事が載っている。その冒頭では「2015年に1億円以上の金融資産を持っていた富裕層の世帯数は『アベノミクス』が始まる11年に比べ、40万世帯(50.2%)増えたことが野村総合研究所の調査で分かった。」と述べられている。また「金融資産保有額の階層別世帯数と資産額」「年収別の給与所得者数の推移 [続きを読む]
  • 映画「淑女と髭」(監督・小津安二郎・1931年)
  •  サイレント喜劇映画の傑作である。冒頭は剣道の大会場面、皇族の審判長(突貫小僧)も臨席しているが、興味なさそうに何かを吹き飛ばして遊んでいる。学生の岡島(岡田時彦)が次々と勝ち進み敵(学習院?)の大将(齋藤達雄)と対決する。しかし、岡島の戦法は「いい加減」、試合を中断する素振りを見せ、敵が油断した隙を突いて「面」を取るという、極めてアンフェアな技を駆使する。それを知り尽くしている大将も同じ戦法で臨 [続きを読む]
  • 映画「上陸第一歩」(監督・島津保次郎・1932年)
  •  ユーチューブで映画「上陸第一歩」(監督・島津保次郎・1932年)を観た。何とも「摩訶不思議」な映画である。タイトルを見て、戦意高揚の国策映画と思いきや(しかし、1930年代に国策映画はあり得ない)、アメリカ映画「紐育の波止場」の翻案で、島津監督の「第1回トーキー作品」、主演の水谷八重子(28歳)も映画初出演ということである。(ウィキペディア百科事典参照)  「摩訶不思議」の原因は、一に映画自体( [続きを読む]
  • 「イスラム国」と「わが国」の《共通点》
  •  武装集団「イスラム国」の思想・信条・戦略・戦術には、「わが国」との《共通点》が仄見える。「わが国」日本も、つい70年前までは、《八紘一宇》という標語のもとに、「撃ちてし止まん」「欲しがりません勝つまでは」といった(押しつけられた)信条が、巷間を闊歩していた。戦略は「大東亜共栄」と「鬼畜米英」、「わが国」民の男子は、すべからく「戦闘員」として「萬朶の櫻か襟の色 花は吉野に嵐吹く 大和男子と生まれな [続きを読む]