MIYABI さん プロフィール

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MIYABIさん: 陽だまりの中で
ハンドル名MIYABI さん
ブログタイトル陽だまりの中で
ブログURLhttp://secretgardenxx.blog.fc2.com/
サイト紹介文花より男子の二次小説書いてます。 花沢類が大好きで基本的に類×つくしで、日本のドラマ版よりです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供529回 / 364日(平均10.2回/週) - 参加 2016/06/28 17:05

MIYABI さんのブログ記事

  • 9話
  • 仕事でくたくたになって古びたアパートの前まで辿り着くと薄暗い街灯の下にそこに似つかわしくない浮世離れした人物が立っていた。「よぉ」見るからに高そうなスーツ。昔とは違ってどこか大人びた表情を見せながら遠慮がちにこちらに歩み寄ってくるのは「道明寺・・・?!」「久しぶり・・・だな」「ひ、久しぶり」お互い固まったように見つめ合って言葉が途切れた。先に口を開いたのは司だった。「おまえ、大丈夫か」「は?なにが [続きを読む]
  • 8話
  • ―パリ―「類?聞いてるの?」静はぼんやりしている類に切なげに笑いながら話しかけた。「ん・・・聞いてる」「あなたまだパリにいる気?私はもうこんな茶番付き合う気ないわよ?」「茶番って・・・」「あら、違うかしら。あの日、私の前に現れた類は今にも死んでしまいそうな顔をしてつくしちゃんのためだからと言って私と暮らし始めたのは茶番でしょう?」「・・・嘘はついてない」「まぁ世間は一緒に暮らしてるとなれば恋人とみ [続きを読む]
  • 7話
  • ―2年前―「まーきの」待ち合わせ場所の公園のベンチで仕事のスケジュールを確認していると穏やかで優しい大好きな花沢類の声が聞こえて顔をあげるとニコニコしてストンと私の隣に腰かけて私が手帳をしまうまでの仕草をじっと見つめてくる。「そんなジロジロ見られたら恥ずかしいんだけど」つくしは雑に手帳をバッグに突っ込んだ。「牧野はさ、何やっても可愛いね」サラッとそんな言葉を口にする類につくしは赤面する。毎度こんな [続きを読む]
  • 6話
  • ベッド脇に置かれた倒された写真盾。そっと手に取り写真を見つめる。「花沢類・・・会いたいよ」つくしはそっとその写真に写る類を指でなぞり大粒の涙をこぼした。嫌いで別れたわけじゃなかった。憎くて離れることを選んだわけじゃなかった。好きで好きでたまらなくてどうしようもなくてそんなに愛してる人が次第に心離れてくのを感じて優しい人だから自分から別れを切り出せないと思ったから私から切り出したんだよ。それを受け入 [続きを読む]
  • 5話
  • 道明寺財閥の力ですぐにもみ消されたおかげでつくしは前と変わらない日常を送っていた。仕事に忙殺されるだけの日々。・・・そのはずだった。「よっ!」会社のロビーに現れたのは誰もが振り返る男前。受付嬢は目をハートにさせてる。「西門さん!?」嫌な予感がしないでもなかった。このパターン、高校時代もあったと軽くめまいを覚えたつくしだった。「いやー電話でないから来てやったんだぜ?」「電話でない時点で会いたくないっ [続きを読む]
  • 4話
  • 「おまえ・・・あれから・・・どうしてた?」ふいに聞かれた質問の意味が何を意図するのかすぐに察したつくしは飲んでいた紅茶のカップをそっとテーブルに置いた。カチャッ「ん・・・バリバリ仕事に勤しんでたよ」「いや、そういうことじゃなくてよ」「分かってる。花沢類のこと・・・だよね」「うっ・・・まぁ・・・」「お互いね、気持ちが離れちゃってそれぞれの道に進むことにしたんだ。花沢類はね、ずっと静さんを想っててよう [続きを読む]
  • 3話
  • 「牧野さん!!すごいね!道明寺財閥の副社長イケメン!!」「生で初めてみた!」「うわー!超かっこいい。あれで独身ですって」同じ会社から来ていた人が口々にステージにいる司に釘付けになっていた。「ど・・・う、みょうじ」心臓がドクンと飛び跳ねた。それから幾人かが挨拶をしていき照明が元に戻り会場はにぎわっていた。「よぉ」後ろからふいに声をかけられビクッと肩を竦ませた。声の主がだれなのかすぐに察したから。振り [続きを読む]
  • 2話
  • アートフラワー展に向けて打ち合わせから準備に追われてつくしは日々の忙しさに忙殺されて自分の感情なんて忘れていた。「牧野さん、私の世界観を分かって下さってありがとう。」「え、あ!大久保さん。いえ、そんな。素晴らしい作品に囲まれてもうただただ恐れ多いです」「ふふ。可愛らしい方ね。あなたの仕事ぶりは大変よく聞いてますよ。今度のレセプションパーティーにあなたもいらっしゃい。今後の仕事の勉強にもなるはずよ。 [続きを読む]
  • 1話
  • 電車の窓から流れる景色はいつもと同じ。押しつぶされそうな人込みの中、器用に歩くことにも慣れた。誰も自分に興味など示さない。忙しそうに歩いていく。自分もそんな人間の一人なんだ。ふと見上げた空はもう夏の雲が広がっていた。夏の空はどこか懐かしくて、つくしの胸を締め付けた。「暑っ。」ドンッ肩がぶつかり持っていたカバンを落とし書類が散らばる。行きかう人はせわしなさそうで誰も書類を拾うのを手伝おうともしない。 [続きを読む]
  • 4話
  • 何をどう話したのか覚えてない。だけど気付いたら花沢類の腕の中だった。「だめだよ、こんなことされたら・・・花沢類のこと諦めれなくなる」「諦めないでよ」「だって静さんはっ・・・!?」初めてまともに類の顔を見上げて見つめたつくしは類の驚いたような困ったような表情に困惑した。「静?」「そ、そうだよ。見たよ雑誌の記事」「何のことか分からないけど、静とはこないだ会ったけど別にそれだけで何もないよ?」「何もない [続きを読む]
  • お知らせ 3/14
  • きゃーーーーー♪皆さんお久しぶりです!!そしてコメ有難うございます!!!嬉しすぎてテンション上がってます(笑)いやーもう、ほんとこんな私なんかの話を読みに来て下さる皆さんに感謝でいっぱいです!!!私生活がバッタバタだったのですがこれからはスローペースながらUP出来そうかなって思ってます。MIYABIワールド全開になるかもですが(笑)私生活では、DVがあり離婚があり怒涛の暮らしと決別しまして仕事も転換期を迎え [続きを読む]
  • 3話
  • 心の痛みが消える日は来るのだろうか。牧野を想う気持ちが消える日は来るのだろうか。ぼんやりそんなことを考えていたら一瞬で現実に引き戻される喧騒にため息をついた。「類も飲めって!」「総二郎・・・やけにテンション高い」異様なテンションで飲みまくってる総二郎の様子に呆れているとあきらが驚いていた。「類、知らないのか?総二郎のやつ優紀ちゃんと別れたらしいぜ」「・・・牧野の友達と?付き合ってたの?」「おいおい [続きを読む]
  • 2話
  • なに?牧野に気安く話しかけてるあの男。気に入らない。牧野は俺のものじゃないのに。なのに心が騒つく。だって牧野は俺には笑いかけないのにあんなやつには簡単に笑って話してる。「おい、類?なにムスッとしてんだよ」総二郎に声をかけられてハッとした。大学のカフェで寛ぎながら総二郎といたら一般学生のいるカフェテリアに牧野を見つけて何人かのグループで男もいて楽しげに笑い合ってるのを見たらなぜか分からないけど苦しく [続きを読む]
  • 3/10 お知らせ
  • ご無沙汰しています!それなのに更新したら訪問して下さる方もいて嬉しい限りです!本当にありがとうございます(*^^*)私生活が色々とバタバタしておりまして仕事も新しい部署に異動したり息子は一足早い春休みにイギリスにいる親戚の家にホームステイへ旅だったり。久々の独身生活楽しみたいところですが来月から怒涛の日々が始まる予定なのでなんとも・・・。ですがせめてスローながら更新していけたらなぁと思ってます。とりあえ [続きを読む]
  • 1話
  • 大学のキャンパスですれ違う瞬間・・・息が止まりそうになるんだ。目で追っても彼女は振り向きもしない。自傷気味に微笑み俯く俺に彼女は気付きもしないんだ。ねぇ牧野。俺はここにいるよ。いつだって・・・。でも牧野は俺のことなんて1ミリも見てないんだよね。いつだってその瞳には司しか映して無いことくらい分かってる。それでも少しでいいからその瞳に俺を映して欲しいなんて我儘かな。視界の端に彼女を映しながら目を伏せ、 [続きを読む]
  • 71話
  • 「きゃー!ちっちゃーい♪」つくしは優紀の腕の中に抱かれる小さな赤ん坊を見て興奮した。「可愛いでしょ?西門さん・・・っと、総二郎さんに・・・似てるでしょ?」晴れて西門家の嫁として認めてもらえた優紀は無事、出産を終えこれからは育児と共に西門宗家の次期家元夫人としての心構え等々を徹底的に教えられるとか。「総二郎さんか。いいね、なんだか夫婦って感じする」「なかなか慣れなくてそう呼ぶの照れ臭いんだけどね」赤 [続きを読む]
  • 70話
  • 「牧野・・・痛い」「え!大丈夫?どこが痛い?ここ?」類が意識を取り戻してしばらくして退院して今は療養を兼ねて南フランスに来ている。類が痛いと言えばつくしは手を当てさすってあげては優しく接していた。それが類には心地良くてつい痛くもないのに痛いと言ってはつくしに心配させては1人楽しんでいた。「ねぇ花沢類、病院行く?まだ痛いってことは何か他に悪いとこがあるかもだし」つくしは心配そうにそう尋ねたがついに類 [続きを読む]
  • 69話
  • 真っ暗だった視界がぼんやりと光で包まれるように目の前には真っ白な世界が広がった。ぼやけた視界が次第にハッキリとして白い天井が見えた。それと何だか機械的な音とチューブとそれから点滴・・・?ここは病院?さっきまで確かに牧野の声がしていたのに。夢だった?俺は何で病院に?ゆっくりと瞬きをしてハッと我に返った。牧野が・・・牧野が・・・「ま・・きのっ」体を起こそうとするといきなり激痛が走ってベッドに倒れた。あ [続きを読む]
  • 1/13 お知らせです
  • 皆さま今年もよろしくお願い致します!!って・・・もう1月も半ばになろうとしてますね。。年末年始、仕事だったのでなんだか気忙しく家で落ち着いてPCの前に座る時間がありませんでした。遅くなってしまいましたが星香様から頂きました小説をUPしました!もう素敵な小説で、その世界観に引き込まれるようで大好きでなお話です♪こんな風な文章を私も書けるようになりものです(*^ω^*)そろそろ小説も更新していきますので改めまし [続きを読む]
  • Believe Your Smile * by星香様
  • いつもの非常階段。類が外階段から登って行くと、そこには予想通り先客が居た。寒空の中、スカートが汚れることも気にせず、べたりと腰を下ろしている。眠っているか、忙しなく何かをしているかが多いつくしなのだが、ここ最近、何をするとはなしに佇んでいることが多い。憂いを含んだ表情で空を見上げるつくしの姿。何となく声を掛けそびれていると、つくしの方が先に気付く。「類…」僅かに緩んだ表情に、類も目元を細める。その [続きを読む]
  • 68話
  • 類がベッドに横たわる姿につくしは車椅子から立ち上がり自分の痛みなんてまるで感じなかった。「花沢類・・・っ私はここにいるよ。花沢類!」手を握って泣き叫ぶように類の名前を呼ぶつくしに総二郎やあきら、優紀も胸が締め付けられた。「ほらつくし、今日はもう病室に戻ろう?つくしの体だって万全じゃないんだから。」優紀に付き添われて力なく項垂れるつくしは病室へと戻っていった。「ねぇ・・・優紀、花沢類は何でまだ目を覚 [続きを読む]
  • 67話
  • 「おい!!総二郎どうなってんだよ!?類は!?牧野も撃たれたって何がどうなってんだよ!!!」「あきら、落ち着けって!牧野は撃たれたけど、臓器に損傷はなくて手術も成功したから大丈夫だとは思う。類はまだ手術が終わらないから・・・出血が多くて・・・」「なん・・・だよ・・・一体どうなってんだよ」あきらが総二郎の説明を受けてフラフラと力なく壁にもたれかかった。「ごめんなさい・・・っ私がそばにいたのに・・・2人 [続きを読む]
  • 66話
  • ・・・のっ!牧野!!だれ?私のことを呼ぶのは。お願い、やめて。目覚めたくないの・・・。このまま微睡んでいたいの。・・・牧野っ!!戻ってこい!!!戻る?どこへ?類の側にいたいの。類の・・・る・・い?私、そう呼んでた?いつから?これは夢?花沢類・・・。私、今、幸せで胸に抱かれて眠ってたよね?花沢類??ベッドで類に抱かれ微睡んでいたはずなのに顔をあげるとそこには誰もいなかった。「花沢類?どこ??どこなの [続きを読む]
  • お知らせ 12/25
  • Merry Xmas♪皆様、素敵なChristmasをお過ごしでしょうか。私はたいして変わらない日常です(苦笑)年末もがっつり仕事です〜。元旦だけお休みなので初詣には行こうか寝正月にしようか迷ってますが(笑)Xファンにとって12月は忙しいです♪NHKのSONGSからMステ、次は紅白ですね!ふふふ、嬉しい限りです。Toshlの歌声に癒されまくりです。疲れた心には沁みます。さて、お話の方はすいません。なんかせっかくのChristmasなのに微妙 [続きを読む]
  • 65話
  • 「いつまで寝てるの?」「んーもうちょっと」もう!と、つくしは怒りながらも布団から少し顔を出す類の髪を撫でた。「今日は子供達のクリスマスプレゼントを見に行こうって言ったじゃない。子供達だってフランスからもうすぐ帰って来ちゃうんだから!」「・・・じゃ、つくしと俺の2人きりももうすぐ終わるんだ。なら起きるよ」むくっと起き出した眠り姫ならぬ眠り王子はどんな姿でも様になる。結婚して子供も生まれ何年も経つとい [続きを読む]