紫木蓮 さん プロフィール

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紫木蓮さん: 月に秋草
ハンドル名紫木蓮 さん
ブログタイトル月に秋草
ブログURLhttp://moonautumn.blog.fc2.com/
サイト紹介文花より男子の二次小説。類が大好きです。類や総優CPの幸せ、ほんわかするお話を書いてます♪
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供330回 / 298日(平均7.8回/週) - 参加 2016/07/03 15:31

紫木蓮 さんのブログ記事

  • precious 5
  • 優紀との仲は誰にも秘密にしていた。優紀に彼氏ができるまでという期間限定だということもあったが、付き合いを終わらせるとき面倒だし、つくしにバレればうるさいことこのうえないのは目に見えていた。優紀に秘密だと話しても、にっこりと笑顔で「わかっています」と応えた。けれど優紀が誰にもバレないように装うことができるとは思えず、総二郎はバレたときはそのときのことと考えていた。それなのに優紀は総二郎との関係をおく [続きを読む]
  • precious 3
  • 水族館デートを楽しみすぎてランチには遅い時間になっていた。「優紀ちゃん、なに食べたい?」「ランチ用意してきました。海を見ながら食べませんか?」「用意して来たの?」「はい。あ、おいしいサンドイッチのお店なんです」総二郎が手作りが苦手なのを承知している優紀は手作りのお弁当などを持って来ることはない。「優紀ちゃん、おすすめか。いいね」総二郎は優紀の肩を抱きゆっくりと海辺へ向かいベンチに並んで座った。優紀 [続きを読む]
  • precious 2
  • 総二郎はシャワーを浴びて女のきつい香水の匂いを念入りに洗い流した。昨夜の服を着るのはイヤだったが仕方なく羽織りペットボトルの冷たい水を飲んだ。今日のデート先にはこの服装ではいまいちだなと思い途中着替えようと決めた。「じゃ、オレ、先に出るから」裸のままベットでタバコを吸っている女に声をかけた。「えー!あたしも行くから待ってて。一緒にコーヒー飲もうよ」「オレ、今からデート。じゃあね」総二郎はひらひらと [続きを読む]
  • precious 1
  • 『alone』の連載版となります。題名も変更し、年齢設定を少し変えています。また『in the closet』や『Fall again』などとは各々の感情も違い、ちがう恋愛ストーリーです。ただお読みいただいて気持ちの良いお話にはしたいと思っています。よろしければ、お付き合いください。優紀 有名女子大学の一年生、総二郎 大学二年生 の初秋から始まります。街路樹の葉が赤や黄色に色付き落ち始めていて、カフェでするお茶も外では少し寒 [続きを読む]
  • ジェラシー 20
  • パーティーから数日後、NYから戻って来たつくしを交えていつものメンバーで女子会をしていた。総二郎は終わるころに迎えに来るとお開きになっていないというのに優紀を連れ帰ろうとするのでつくしたちから文句を言われ仕方なく席に着いた。「優紀とは久しぶりなのに、早く迎えに来過ぎだよ」「うるせー、嫁を返せ」肩を抱き寄せられ優しく頬笑みかけられると優紀の頬は朱に染まらずにはいられないのに、つくしは憎まれ口を叩き、総 [続きを読む]
  • 夢の逢ひは苦しかりけり
  • 総二郎 高校三年生、優紀 高校二年生 の1月くらいの冬くらいでしょうか?「見てもまた逢う夜まれな夢のうちに」の前になります。組み敷いた女を揺さぶるたびに胸がぶるんぶるんと揺れてもなんの感慨も持てない。「あっ、ああっ、いいっ!総二郎くん、もっと!」「・・・・・・」どん欲に快楽を求められれば求められるほど鼻白み、熱は冷めて行く。「総二郎くん、イイッ!イイッ!イくぅー!!」女の甘えた嬌声が萎えさせる。総 [続きを読む]
  • ジェラシー 19
  • とろりと蕩けた瞳で甘えた表情の優紀に総二郎は微笑みで応え、ゆっくりと会場を横切った。総二郎に恋して、総二郎しか見えていないのがありありと伺われ、無防備にそれをさらけ出すような初心で素直な女はこの場に、優紀の他にはひとりとしていなかった。総二郎は総二郎で一般家庭の、西門流になんの得にもならない女を愛おしげに愛で独占欲を丸出しにしている。打算のないふたりの男女関係はひどく異質で、社交界などと表向きハイ [続きを読む]
  • ジェラシー 18
  • 「わたしの婚約者の相手をして下さってありがとう」総二郎は美しい微笑みを浮かべた。微笑みも言葉も優しくけれど凄みのある視線を向けた。優紀を取り巻いていた男たちは震え上がり顔を引き攣らせ、それでも総二郎をさも羨ましそうに見つめる。それはそうだろう、この美味しそうなうさぎといったら!。、と総二郎は甘ったるい微笑みをむける。鮮やかなカーマインレッドのミニドレスは肩も背も露わで、きめ細やかで滑らかな肌を惜し [続きを読む]
  • 狼とウサギの攻防
  • 優紀が大学に入学したばかりのころです。総二郎 大学二年生、優紀 大学一年生優紀が酒に弱いことを総二郎は知らなかった。つくしはオレンジジュースとか一見して分かるソフトドリンクを飲んでいるが、滋や櫻子と同じグラスで同じ色のもの飲んでいる。しかも、酔っている様子もないので意外にも酒に強いのだと思い込んでいた。それなのに・・・総二郎は優紀を見て小さくため息混じりの微笑みを浮かべた。優紀が西門宗家に稽古に上 [続きを読む]
  • ジェラシー 17
  • 総二郎とあきらがパーティー会場に着くと再びどよめきとため息が渦巻いた。ロビーでは遠巻きのそれだけだったが、ここでは違い女性たちがわらわらと総二郎とあきらに群がって来た。表向きは親好を深めるパーティーとされているが、実のところお見合いパーティーと大差ない。許嫁がいても、もともと政略結婚目当てだからより良い条件の相手に乗り換えることに迷いはなく、女たちが超優良物件の総二郎やあきらを黙って見過ごすはずは [続きを読む]
  • ジェラシー 16
  • 「なに、それ!」滋の呆れ顔に優紀は今日着る自分のドレスを見た。総二郎が選んでくれたのはドレスというよりはお洒落なワンピースという感じだった。いつもより少し大人っぽいシンプルなデザインで優紀は気負わずに着ることができそうだと思っていた。「今日はカジュアルなパーティーだよ。それで、どうしてこれ?ニッシーが選んだでしょ?」「ええ、これではだめなの?」「今晩は若い子女ばかりなんです。そんなの着ているひとは [続きを読む]
  • ジェラシー 15
  • エレベーターを降りて部屋のチャイムを鳴らしたが応答は無く、総二郎は滅多に使うことの無い鍵を開けて中に入った。居間とキッチンを合わせても総二郎の部屋ほどの広さにも足りないこじんまりとした空間に優紀の姿は無い。まだ寝てるのだろうかと総二郎は寝室のドアを開けると室内は電気も点けずに暗いままだった。「優紀?」すっぽりとデュベを頭から被りぴくりとも動かない。総二郎は部屋には不釣り合いな広々としたベッドに腰掛 [続きを読む]
  • ジェラシー 14
  • 目を覚ましたとき、優紀はどこにいるのか分からなかった。ぼんやりした頭で明るい部屋を見渡すとマンションに戻って来ていて浴衣を来ている。総二郎に連れて帰られ、着替えをさせてもらったと分かり情けなくなってしまった。櫻子に教えられた通りにしたのに、結局また優紀が翻弄されただけだった。櫻子は総二郎が満足してるというけれど、あの女性のように「わたしの身体に溺れていた」などとはっきりとした自信はなくて、婚約も目 [続きを読む]
  • Another part of me 〜お誕生日記念〜
  • 類はフライトのあいだに済まさなければならない仕事は終えたが、パリでの時間を持つためにできる仕事はなるべく済ましておきたくてメールをチェックし、パリに先乗りしている田村に連絡をした。「ああ、それは終えたよ・・・それもやった・・・それは指示したから大丈夫・・・他にいまできる仕事はある?」田村がすこしの間、押し黙るので類は不思議に思う。「田村?」「いまは以上になります。類様、パリではゆっくりお過ごしいた [続きを読む]
  • ジェラシー 11
  • かわいくてエロいうさぎは足下に置いたカゴを持つとゆっくりと見せつけるように近づいて来る。「かわいいうさぎだな。うさぎ、そこで止まって、ひと回りして」腰を振って歩くエロいうさぎをじっくりと眺めたくて総二郎が注文をつけた。「あ・・・はい」恥ずかしそうにしているくせに、うさぎはゆっくりと背中を向けた。タンガからは小さな尻が半分ほど覗いていて、そのうえにふわふわとした丸いしっぽが付いている。「しっぽまであ [続きを読む]
  • ジェラシー 10
  • 一週間ぶりに逢う仔犬は甘えた顔で飼い主を待ち構えていた。慶太郎に「かわいい」と口説かれていることは置いといて、仔犬は目をキラキラさせ、しっぽをフリフリして飼い主を見上げる。プリーツスカートにボータイブラウスという学生ぽいスタイルはいつもの優紀らしくないが、それもまた雰囲気が違っていて可愛らしい。お目付役の慶太郎がいなければ、どこかの男に拾われかねない無防備な様子で総二郎「まったく、仕方ないな」とか [続きを読む]
  • ジェラシー 9
  • 一週間ぶりに地方出張から帰って来る総二郎を迎えに駅のホームで優紀は待っていた。内々とはいえ婚約者として認められて、駅まで迎えに来ることも許され優紀は恥ずかしいけれど嬉しくてならなかった。「優紀さん、そんな顔で総二郎さんを迎えるんですか?」となりで立っている慶太郎が横目で優紀を見ている。「え?変ですか?どこかおかしいところありますか?」優紀は慌てて慶太郎のほうに向き直り尋ねる。「いえ、別に、全然、変 [続きを読む]
  • alone
  • ほかのお話とは別の世界と思ってお読みください。煮詰まったので、ちょっと書きたくなる(笑)優紀 21歳、総二郎 22歳 くらいかな?優紀がまだ大学生のころの設定。アバウトです。 [続きを読む]
  • ジェラシー 8
  • ホテルのカフェに足を踏み入れると男の視線が一瞬で集まるのがわかった。そんな視線はいつものことなのでを緊張もせず、窓際に腰掛けていた優紀ににっこりと頬笑み手を振った。「櫻子ちゃん、忙しいのにごめんなさいね」ミモレ丈の淡いピンク色のワンピース姿の優紀は品よく愛らしい。けれどただそれだけではなく、優紀はまるで柔らかな光彩を讃えた真珠のようで、さすが西門総二郎の掌中の珠という美しさだった。「いいえ、大丈夫 [続きを読む]
  • ジェラシー 7
  • ここ一週間ほど優紀は浮かない気分で暮らしていた。お花の稽古は総二郎が手を廻し別の流派で習うことになり、挨拶まで一緒に行っていただいた多忙な義母に申し訳ない思いでいっぱいだった。けれども立花の姉にも弟にも会いづらく気が重かったのでそれには心底ほっとしたが、ふたりがそれぞれ優紀に告げた言葉は胸の内に澱んだままになっている。あきらや類、司は別として、立花の姉弟だけでなく、総二郎のまわりのひとたちは優紀の [続きを読む]
  • ジェラシー 5
  • ※「ジェラシー5」は、当初「ジェラシー4 R15」とひとつでUpしていましたが、二話にわけました。  「ジェラシー4 R15」を昨日UPしてすぐに読んでいただいた方には、同じ物になります。結局、優紀は総二郎の欲を一度受けとめただけど眠りに落ちてしまった。総二郎としてはまだ熱が燻り物足りなさを感じているが、ベットから起き出し慶太郎に電話をかけスケジュールの調整を頼もうとすると、もう今日の仕事や稽古は調整を終えて [続きを読む]
  • ジェラシー 3
  • 「総二郎さん、お花の立花さんから優紀さんを送りますって連絡がありました」稽古を終え私邸に戻った総二郎に慶太郎が告げにやって来た。「車はあっちで待っていなかったのか?」「優紀さんが稽古が終わったら連絡するからっておっしゃたので戻って来てました」総二郎は頷くと居間にいた家元夫人を捕まえた。「優紀のお花の先生は誰が務めてくださるんですか?」「次のお家元になるご長男が務めると聞いてます。アメリカ留学から帰 [続きを読む]
  • ジェラシー 2
  • 優紀は広々とした後部座席に身を沈め、車窓の向こうにながれる街の風景をぼんやり見つめていた。今日のはちょっときつかったな・・・落ち込んだ気分を振り払おうとするけれど、女性の言葉は容易に頭から離れず涙がまたじんわり浮かんでしまう。「優紀ちゃん、もう泣かないでね」「やっ!」優紀は頬に触れた男の手を驚いて払いのけた。「えっ?」「あ・・・ごめんなさい・・・あの、驚いて・・・驚いてしまって・・・ごめんなさい」 [続きを読む]
  • ジェラシー 1
  • 婚約時代のお話です♪「オレも付いて行こうか?」初めてお花のお稽古に行く優紀に総二郎は心配そうに尋ねるのでふふっと小さく笑った。「大丈夫です。あちらのお家元様には先日お義母様とご挨拶させていただきましたから・・・今日はお稽古だけですから」総二郎とともに内々の婚約の挨拶に華道の家元を訪れた際、優紀に稽古に来るようにと勧められたのだった。もともと西門流とは古くから付き合いがあり、総二郎もにべもなく断るわ [続きを読む]
  • みにくいアヒルの子 11
  • メガネを取った優紀の顔を見て総二郎は息を飲んだ。ノーメイクのつやつやとした白い肌と上気した頬、ピンク色の唇あのたった一度の情事と同じ優紀がいた。「あ・・・やっ!」真っ赤になった優紀は慌てて両手で顔を覆い隠してしまった。総二郎が女にした優紀はいまだ変わらぬ少女らしさを秘め、それはかわいらしく、あまりにも無垢だった。総二郎はもっとその顔を見たくて名を呼び優しく左手首を取り去った。「やだぁ・・・」半分だ [続きを読む]