紫木蓮 さん プロフィール

  •  
紫木蓮さん: 月に秋草
ハンドル名紫木蓮 さん
ブログタイトル月に秋草
ブログURLhttp://moonautumn.blog.fc2.com/
サイト紹介文花より男子の二次小説。類が大好きです。類や総優CPの幸せ、ほんわかするお話を書いてます♪
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供313回 / 265日(平均8.3回/週) - 参加 2016/07/03 15:31

紫木蓮 さんのブログ記事

  • alone
  • ほかのお話とは別の世界と思ってお読みください。煮詰まったので、ちょっと書きたくなる(笑)優紀 21歳、総二郎 22歳 くらいかな?優紀がまだ大学生のころの設定。アバウトです。 [続きを読む]
  • ジェラシー 8
  • ホテルのカフェに足を踏み入れると男の視線が一瞬で集まるのがわかった。そんな視線はいつものことなのでを緊張もせず、窓際に腰掛けていた優紀ににっこりと頬笑み手を振った。「櫻子ちゃん、忙しいのにごめんなさいね」ミモレ丈の淡いピンク色のワンピース姿の優紀は品よく愛らしい。けれどただそれだけではなく、優紀はまるで柔らかな光彩を讃えた真珠のようで、さすが西門総二郎の掌中の珠という美しさだった。「いいえ、大丈夫 [続きを読む]
  • ジェラシー 7
  • ここ一週間ほど優紀は浮かない気分で暮らしていた。お花の稽古は総二郎が手を廻し別の流派で習うことになり、挨拶まで一緒に行っていただいた多忙な義母に申し訳ない思いでいっぱいだった。けれども立花の姉にも弟にも会いづらく気が重かったのでそれには心底ほっとしたが、ふたりがそれぞれ優紀に告げた言葉は胸の内に澱んだままになっている。あきらや類、司は別として、立花の姉弟だけでなく、総二郎のまわりのひとたちは優紀の [続きを読む]
  • ジェラシー 5
  • ※「ジェラシー5」は、当初「ジェラシー4 R15」とひとつでUpしていましたが、二話にわけました。  「ジェラシー4 R15」を昨日UPしてすぐに読んでいただいた方には、同じ物になります。結局、優紀は総二郎の欲を一度受けとめただけど眠りに落ちてしまった。総二郎としてはまだ熱が燻り物足りなさを感じているが、ベットから起き出し慶太郎に電話をかけスケジュールの調整を頼もうとすると、もう今日の仕事や稽古は調整を終えて [続きを読む]
  • ジェラシー 3
  • 「総二郎さん、お花の立花さんから優紀さんを送りますって連絡がありました」稽古を終え私邸に戻った総二郎に慶太郎が告げにやって来た。「車はあっちで待っていなかったのか?」「優紀さんが稽古が終わったら連絡するからっておっしゃたので戻って来てました」総二郎は頷くと居間にいた家元夫人を捕まえた。「優紀のお花の先生は誰が務めてくださるんですか?」「次のお家元になるご長男が務めると聞いてます。アメリカ留学から帰 [続きを読む]
  • ジェラシー 2
  • 優紀は広々とした後部座席に身を沈め、車窓の向こうにながれる街の風景をぼんやり見つめていた。今日のはちょっときつかったな・・・落ち込んだ気分を振り払おうとするけれど、女性の言葉は容易に頭から離れず涙がまたじんわり浮かんでしまう。「優紀ちゃん、もう泣かないでね」「やっ!」優紀は頬に触れた男の手を驚いて払いのけた。「えっ?」「あ・・・ごめんなさい・・・あの、驚いて・・・驚いてしまって・・・ごめんなさい」 [続きを読む]
  • ジェラシー 1
  • 婚約時代のお話です♪「オレも付いて行こうか?」初めてお花のお稽古に行く優紀に総二郎は心配そうに尋ねるのでふふっと小さく笑った。「大丈夫です。あちらのお家元様には先日お義母様とご挨拶させていただきましたから・・・今日はお稽古だけですから」総二郎とともに内々の婚約の挨拶に華道の家元を訪れた際、優紀に稽古に来るようにと勧められたのだった。もともと西門流とは古くから付き合いがあり、総二郎もにべもなく断るわ [続きを読む]
  • みにくいアヒルの子 11
  • メガネを取った優紀の顔を見て総二郎は息を飲んだ。ノーメイクのつやつやとした白い肌と上気した頬、ピンク色の唇あのたった一度の情事と同じ優紀がいた。「あ・・・やっ!」真っ赤になった優紀は慌てて両手で顔を覆い隠してしまった。総二郎が女にした優紀はいまだ変わらぬ少女らしさを秘め、それはかわいらしく、あまりにも無垢だった。総二郎はもっとその顔を見たくて名を呼び優しく左手首を取り去った。「やだぁ・・・」半分だ [続きを読む]
  • みにくいアヒルの子 10
  • 「あ・・・やっ!」優紀は慌てて顔を両手で覆った。見られた!見られた!!みられちゃった!優紀はノーメイクの惨めな姿を見られ恥ずかしくて、情けなくて、涙をじんわりとにじませていた。総二郎といる女性たちはいつも流行の完璧なメイクで、華やかで美しくて・・・・少しでも女の子ぽくと、総二郎に女性としてみてもらえないことがわかっていても、がんばって来たのに・・・よりにもよって総二郎に見られるなんてと優紀は泣き出 [続きを読む]
  • again
  • ほかのお話とは別の世界と思ってお読みください。気の迷いというか、忙しくて本編のお話を上手く組み立てられない逃げです(笑)優紀 26歳、総二郎 27歳 くらいかな?アバウトです。 [続きを読む]
  • Addiction of Love 4
  • 総二郎から「すぐに会える?」という連絡があり、なにかあったのだと思った優紀は取る物もとりあえず待ち合わせのカフェに急いだ。先に来ていた総二郎は優紀を見るなり驚いて立ち上がった。その視線が優紀の左頬に注がれているのが分かると優紀は慌てて頬を手で隠した。赤い頬の理由など考えていなかったため、しどろもどろになり言い訳をしたが総二郎はすべてを知っていた。優しい総二郎は自分がしたことでもないのに優紀に謝って [続きを読む]
  • Addiction of Love 4
  • 一日の講義を終え、バイトに行こうと急いで正門へ向かった。目立つ、それは綺麗な女のひとがふたりは優紀の前に立つと上から下まで値踏みするように見て、あからさまに馬鹿にしたような顔をした。「本当にこの子?総二郎クンの趣味じゃないみたいだけど」「趣味じゃないけど、総二郎クンに誘われたらすぐ寝る女なんじゃないの。ブスのクセして、総二郎クンのまわりうろちょろしないでくれる?」優紀はなんのことか理由が分からず、 [続きを読む]
  • みにくいアヒルの子 9
  • 総二郎は約束していたデートに出掛けていた。頭の空っぽの女だが物事にこだわらず、見目も良く、ベッドで楽しむことを知っていて、遊ぶにはちょうど良い関係だった。内容のない話に適当に相槌を打ちながら、総二郎は昨夜先に帰ってしまった優紀のことを考えていた。年上の遊び友達を追い払おうと思ったが思いの外しつこく、総二郎はゲスな会話を聞かれたくなくて優紀にあきらたちのところで待つように言ってその場を離れた。一杯だ [続きを読む]
  • みにくいアヒルの子 8
  • 優紀はぼんやりする頭でベットの上で目覚めた。クラブから抜け出しなんとか泣かずに帰ってきたけれど、部屋でひとりになると涙が止まらなかった。優紀はのろのろと支度をして大学へ向かった。化粧をする気も起きなくて伊達メガネをして、ぐちゃぐちゃの髪の毛もキャップで隠した。そうすると大学生になってから揃えた洋服が似合わず、高校生のころの洋服をクローゼットの奥から引っ張りだした。ナチュラルというよりこどもっぽくや [続きを読む]
  • みにくいアヒルの子 7
  • 総二郎の両腕に細く白い腕を絡めるふたりの女性の視線に優紀のこころは粉々になってしまいそうだった。なんて美しい女性・・・長い髪、しなやかなすらりとした肢体、豊かな胸、おしゃれなドレス、ハイヒール・・・子どもと揶揄され、総二郎のそばにいることが相応しくないと笑われても優紀には返す言葉もない。泣き出す前に頬笑むことしかできず優紀は一歩後ずさった。「ほら、総二郎クン、お嬢ちゃんもわかってくれたみたいだから [続きを読む]
  • みにくいアヒルの子 6
  • 「う〜ん・・・・・っ!!!」かわいくというより子どもっぽく声をあげ目覚めた優紀とばっちりと目が合う。膝の上の優紀はあっという間に真っ赤になって、大きな瞳を零れ落ちそうなほどに見開いた。「おはよう、優紀ちゃん」思った通りの反応を示す優紀に総二郎は面白そうに頬笑んだ。「あっ・・えっ・・・あっ・・・・・・」小さくて柔らかな身体を縮こまらせ降りようとして膝の上で動く。男の生理をまったく理解していないのだか [続きを読む]
  • Addiction of Love 2
  • 「西門さん、どうしたんですか?」優紀は息を切らして待ち合わせたカフェにやって来た。走って来たせいだろうか子どもっぽく頬が赤くなっていて、かわいらしいなと思ったのもつかの間、それが殴られたためだと気がついた。左側の頬だけ赤みが強く、よく見れば擦り傷もあって、総二郎は思わず立ち上がった。「西門さん?・・・あっ」優紀はさっと頬を小さな手で隠した。「あっ、これ、これは・・・ボ、ボールが当たって・・その・・ [続きを読む]
  • Addiction of Love 1
  • 優紀 高校三年生、総二郎 大学1年生 の1月です。この辺りのお話が多いのは偶然です・・・なんでだろう???(笑)とりあえず二〜三話の短編予定です。「二度とオレに関わらないでよね」ぱぁぁぁぁん「いってぇ・・・・・・」「ひ、ひどい!他にも女がいるなんて・・・総二郎クン、あたしがこんなに好きなのに・・・・うっ・・・うっうっうう・・・」「ちょっと、総二郎クンを叩いてどうするのよ!ごめんね、総二郎クン、この [続きを読む]
  • うさぎハート 後編
  • バレンタインデーの翌日、バイトの休憩中につくしと優紀は裏口で日向ぼっこをしていた。二月とは思えないぽかぽかとした日差しは温かく、昨夜の痛みを癒してくれるようだった。優紀は昨日渡せなかった高級チョコレートの箱をショップバックから取り出し箱を開けて、つくしに一緒に食べようと差し出した。まるで宝石かのように美しいチョコレートが箱の中に仰々しく三粒並んでいる。「誰かに渡すつもりだったの?誰?ねえ、誰」「も [続きを読む]
  • うさぎハート 前編
  • 総二郎 高校3年生、優紀 高校二年生 の二月です。「失礼しました」挨拶をして職員室を出ると優紀は大きく息を吐いた。「嘘みたい・・・」そして、小さく独り言をもらした。一生懸命に勉強を頑張っていたのは確かだけど・・・担任から今のまま勉強を続け、来年の受験には有名女子大を受けてみるように言われたのだ。西門さんと知り合って、恋をして・・・総二郎が茶道だけでなく、頭も良くて、綺麗で、格好よいのを知ると、優紀 [続きを読む]
  • 浅葱物語 55 (了)
  • 車を駐車場に置き、総二郎は優紀の肩を抱き薄暗くなった通りを行く。総二郎は優紀のたわいない話を聞きながら、あわやというところで助け出すことができて良かったとほっとしていた。葵に告白などされたら優紀が無駄に悩むことになるし、後々面倒なことになる。葵だとて将来ばつが悪い思いをすることになるのだから、どこまでいっても「総二郎の弟」でいることのほうがいいのだ。それでも、この無自覚な仔犬のことだから葵を悩ませ [続きを読む]
  • 浅葱物語 54
  • 総二郎に命じられた通り優紀は控え室へ戻ると端近に座り濃い緑の庭を見つめた。葵は何か話があったのだろうか?葵に手を握られているのを見られ、何度も迂闊さを咎められているのに、また総二郎に叱られてしまうと優紀は小さくため息をついた。暑さを忘れる清らかな庭の拵えがきれいで、優紀の気持ちも晴れそうななものだけれど小さな棘がずっと刺さったように痛みを感じている。結婚がきまったのかな・・・総二郎は何も言わないし [続きを読む]
  • 浅葱物語 53
  • 「そ、そうです!お母さんは絶対許さないです」葵は母が許すはずがないと勇み声高に訴った。「それで?それがどうした?」「えっ・・・・?」総二郎は事も無げに認めるので、葵は意味がわからなかった。「許さないなら、許されるようにするだけだ」「そ・・・そんなこと・・・・」「無理だと言うのか?安心しろ、認めさせてやるよ。オレが・・次期家元のオレがだれにも何も言わせん」総二郎は悠然としたさまで、きっぱりと言い切っ [続きを読む]
  • 浅葱物語 52
  • 葵がなじっても、総二郎はそこには特にどうでもよいらしくただ意外そうに首を傾げるだけだった。「いったいなんのことだ?優紀以外の女はいないぞ。優紀は泣いてたのか?」「社交界では有名なんですよね?兄さんがどこかのご令嬢を連れて歩いているって聞きました」「連れて?・・・どこにだ?」「知りませんよ。お母さんの友達が見たんだから、格式張ったところでしょ?兄さんがいちばん知ってるんじゃないんですか?」総二郎はあ [続きを読む]
  • 浅葱物語 51
  • かがみ込んでいた葵のほんの目の前に優紀の顔はあったのにと・・・邪魔をされて葵はむっと声の主を睨んだ。総二郎は厳しい声音をしているのに表情はいつもの変わりのない鉄壁のポーカーフェイスで、葵はこんなときまでと苛立ちを感じた。優紀の両手は葵の手に包まれているのに、視線は総二郎にまっすぐに向けられている。「優紀ちゃん」「あっ・・ご、ごめんなさい、葵さん、手を離して下さい・・・」優紀は振り切るような仕草はし [続きを読む]