エッセイ by Genki (森田 信義) さん プロフィール

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エッセイ by Genki (森田 信義)さん: エッセイ by Genki (森田 信義)
ハンドル名エッセイ by Genki (森田 信義) さん
ブログタイトルエッセイ by Genki (森田 信義)
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/nmorita0825
サイト紹介文 800字で何を、どれほど表現できるのかに挑戦してみました。予想外に分量があります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供102回 / 299日(平均2.4回/週) - 参加 2016/07/04 23:23

エッセイ by Genki (森田 信義) さんのブログ記事

  • リンゴの花
  •   桜の花が散って、庭に、白いリンゴの花の咲く時期になった。 この花には特別な意味がある。 一人の教え子さんが、このブログを探し当てて、熱心な読者になり、コメントをしばしば書き込んでもくれていた。元気そのものと思っていたのだが、重い病気で余命宣告をされた身であるということをさらりと表現してくれているのが、私には救いでもあり、いっそう深刻な思いをする理由にもなった。 結婚する前には、相手(その後ご主 [続きを読む]
  • 大臣の表現能力
  • (若葉の前の樹木シルエット) このところ大臣の資質が問われる事案が増えている。国会議員の学歴を見ると、東京大学や一橋大学など一流どころが多い.特に最高ランクと国民の多くが思っている東大出身の国会議員のものの考え方や言語表現能力に、東大どころか大学つまり高等教育を受けた人間かどうかを疑うようなケースが多い。 復興大臣が更迭された。彼の場合は、立て続けに二つの不都合な対応を重ねた結果である。 一つ [続きを読む]
  • 芝桜
  • (8年前の芝桜1)(8年前の芝桜2) わが家から、車で二十分足らずの所に、芝桜の名所がある。八年前に偶然に訪れて感動、感心した場所である。近くに、決して安くない入場料を徴収する観光名所が多数存在するのに、この芝桜の広い地域は無料であった。 農林省(当時)を定年退職した人が帰郷して、自分の田んぼのあぜ道に芝桜の苗を植えたのが始めだという.雑草を防ぎ、肥料にもなるというようで、この芝桜の園の後に、 [続きを読む]
  • サクラ、サクラ
  • (団地内の満開のサクラ) 日本人にとって、サクラには格別の想いがある。むろん、私も例外ではない。 かつて、サクラの名所である土手の下に住んでいたこともあって、サクラは日常的に接する親しい存在であった。 しかし、きれいに咲いたサクラは、花である限り、いずれは散る。庭一面に、雪のように散り敷いた花びらは、そのうちに黄変し、茶色になり、見るも無惨な姿になる。また、池に落ちた花びらは、かなりの暑さの層を作 [続きを読む]
  • 視聴率の意義
  • (庭の「利休梅」) NHKの朝ドラなるものを、ほとんど見ることはないが、このほど一番新しいドラマである『ひよっこ』の初回視聴率が大台割れになったとして話題になっている。 ビデオリサーチなる調査の結果であるが、そもそも何のために視聴率などをはじき出すのかと思ったら、視聴の実態の把握というもっともらしい理由の奥に、CM媒体の効果を計るという経済にかかわる理由があるようだ。新聞の発行部数に似ていて [続きを読む]
  • ハイカイ、ギンコウ
  •  老妻が、「今日は、ギンコウに行く。」という。この年齢になってやっと経済に関心が向くようになったのかと不審に思っていると、「ギンコウ」は、「銀行」ではなく、「吟行」であった。 このところ(か以前からか判然としないが)、老人を主体とする文化講座や地域のサークルとして、俳句は大流行のようである。老妻も、複数のサークルを渡り歩いている。 私は、極力関わらないようにしているが、それは、サークルなるものが嫌い [続きを読む]
  • 三〇年前の娘に……
  • わが家には、図書室と称する娘の部屋がある.中年にさしかかった娘は遠方にいるが、彼女の蔵書の一部が部屋を占有している。シュレッダーなどもあり、昨夜、文房具を探して勉強机の引き出しを開けると、日記のようなものを印刷した用紙が目についた。何だろうと確かめると、娘の九歳の誕生日に贈った私の作品であった。三〇年前の作品を、メモとして書き留めておこう。 ① 九歳はだれのもの? 九歳は、周子の年です。だから周子 [続きを読む]
  • 自社広告と新聞
  •  M新聞を購読し始めて久しい.紙面になじんでいたはずであったが、このところ何やら違和感がある。もっとも、記事の内容としては、すべての新聞に違和感があるのだが、今回は、ちょっと別の方向の問題である。 M新聞の地方欄は、極めて貧弱である。紙面編集の責任者名を入れているので、それなりに自信があるのだろうが、それがまた滑稽である。 最近は、県代表となった高校の野球部、選手の記事が、貧弱な紙面の半分近くを占め [続きを読む]
  • コーヒーの味わい
  •  このところ、いろいろなコーヒー豆を手に入れて、その香りと味わいを楽しんでいる……つもりである。が、実は、コーヒーの良さが、今ひとつよく分からない。大学生の頃にはサイフォンを使ってみたりもしていたが、今ひとつ、紅茶や緑茶のような違いが判然としない。 長年、手動式のコーヒー・ミルで豆を挽いていたが、これは味に心がこもるであろうという思い込みのためであった。先日、その非能率性に懲りて、電動式のミルを購入し [続きを読む]
  • 負のエネルギーの功罪-半崎美子の歌-
  •  人間にとって、前進のエネルギー源とは何であろうかと考えてみることがある。一歩でも、前に進み、高みに上り、一センチでも掘り下げてみようと考える生き物である。 ではあるが、その行為には多様性がある。人間としてのすばらしさを体現している者も、目を背けずにはいられないような者もある。 人間の行動のエネルギー源として、最も激烈とも言えるのは、怨念、復習の念などに代表される、いわば「負のエネルギー」である。 [続きを読む]
  • ストリート・チルドレン
  •  安直なテレビ番組として、国内外の町や村をぶらぶら歩くタレントを追いかけるというものがある。全国を自転車で走り回るという人気番組もある。路線バスを乗り継いで、苦労しながら目的地に到達するという、時間のかかる割に、中身の薄い、しかもなかなか途中で視聴を止めにくいものもある。中には、世界の猫を撮影して回るというものもある。 特別な興味、関心を持っている人にとっては魅力的な番組であろうことは否定しないけれ [続きを読む]
  • 校長の訓話(の空しさ)
  • 栃木県那須町のスキー場で、春山登山講習会に参加していた高校生七名と教師一人が、雪崩に遭って死亡するという事故があった。登山部としては名を馳せた高校というが、まだ冬の名残のある、しかも降雪の中での当山講習会は、冬山登山と言ってもよいものだったのであろう。 いわば水泳講習会で溺死し、交通安全講習会で交通事故死するのに近い、矛盾した結果になったとしか言いようがない。ずいぶん前から計画を立て、三月下旬に [続きを読む]
  • 白い折り鶴
  • 時事ドットコムニュースより核兵器禁止条約に、わが国は参加していないことは、前回に記した通りである。今日の報道では、人のいない日本国のテーブルの上に、「白い折り鶴」が置かれていたという。この報道に触れて、日本人としては、涙がこぼれそうになるとともに、激しい怒りを覚えた。 誰が、どこの国の人が置いたのか、憤りの赤でも、落胆の青でもなく、無垢の白であるということに大きな意味がある。どのようにも色づけでき [続きを読む]
  • 「核兵器禁止条約」
  • (昨年伐採された近所のしだれ桜) 国連で世界一〇〇カ国以上が参加して、核兵器が違法であるとして、廃絶を目指すための交渉会議が始まった。  核をすでに保有している五カ国は会議を欠席した。しかもアメリカなどは、禁止条約を批判したとも言う。政治的にみて、核廃絶は非現実的であるという理由であるようだ。 さて、世界で唯一の被爆国であるわが国、日本の場合についてである。アメリカの傘の下にあって守られてい [続きを読む]
  • 危険なスポーツ・相撲
  •  新横綱・稀勢の里が、連勝の後、横綱・日馬富士との相撲で、土俵下に落ち、左肩に打撲傷を負い、無理をして出場した今日の相撲で、あえなく敗退した。観客は、惜しみない拍手を送ったが、私には別の思いがある。 相撲の土俵の構造は、一辺が6.7メートルの正方形の中央に直径4.55 メートル(15尺)の円を作り、この中で勝負をするのだという。土俵周りの狭い所は一メートル程度である。土俵の高さは、最大60センチ程度である [続きを読む]
  • スピード感
  •  M新聞のコラムに、飛脚の種類とスピードのことが書いてあった。最速の飛脚でも江戸から京都まで七〇日余りかかったと書いてあったように記憶している(記憶を確かめるには階下に降りなくてはならないので、政治家モードのあやふやなままで失礼)。 その昔、出版社に原稿を送るには、郵便局に出かけて速達にする必要があった。従って、締め切りの二、三日前には仕上げておくのが常識(周辺には、外れる者も少なくなかったが)であ [続きを読む]
  • 証人喚問
  •  国有地払い下げ問題を解明するために、森友学園の理事長、籠池氏を証人に呼んで、参議院、衆議院の双方で、各二時間に及ぶ審理が実施された。なかなかおもしろい内容で、ついつい四時間、テレビ中継に付き合ってしまった。 下手なドラマなどよりおもしろいと思っていたら、証人本人が、議員の質問に対して、「事実は小説よりも奇なりと言います……」と言って笑わせた。 今回の問題は、国有地払い下げとは言いながら、その内容 [続きを読む]
  • 政治家の記憶力
  • (福山市・田尻にて) 都議会では百条委員会に証人として、元都知事や管理職が召還され、国会でも国有地払い下げ、学校開設を巡る不正をただすために承認喚問が実現しようとしている。 「記憶にございません.」というのは、ロッキード事件に関わる証人喚問の際に多発した表現であるが、実に巧妙かつ稚拙な発言である。恐らくは助言者である弁護士等による入れ知恵であろうが、偽証に問われないためには、事実をイエスかノーか [続きを読む]
  • 事件報道への疑問
  • 家の近くに、こんなお寺があったとは……。 先頃、元地方アナウンサーの窃盗事件の最高裁判決があり、「無罪」となった。警察、検察が証拠としていたビデオ記録が証拠たり得ないということであった。「無罪」となった後の、テレビ、新聞報道では、被疑者であった人物に、○○+「さん」という表現をしていたが、これで済む問題であろうか。逮捕を報じる報道では、実名で、○○としていた。この報道の影響は、「無罪」判決があ [続きを読む]
  • 教育と経営と(森友学園問題)
  • 森友学園という団体が、小学校の設立に関して、そのいかがわしい言動ゆえに、新聞、テレビに格好の話題を提供している。その問題の構造を解明していくにつれて、いかがわしい政治家、政治屋が蠢いていて、これが、教育という大事に関わることを考えると嘆かわしいことこの上ない。韓国のことを笑ってはいられない。 私立学校が、独自の理想を掲げて学校を設立し、教育を行うことは、原則的にはあり得るであろう.わが国に、他民 [続きを読む]
  • 読書の愉しみ(を妨げるもの)
  •  仕事柄、専門に関する書物が多いが、退職後は、無用の長物である。代わりに、在職中には十分な時間が取れなかった、専門外の書物、特に文学や記録物の書物に接することが多くなった。 読書の形態一つではない。欧米では、読書会なる、いわば社交の場が定着しているようであるし、わが国でもそれを愉しんでいる人たちは存在するであろう。 多勢で、単一の対象を読み合うという活動の典型的なものは、学校の国語の教科書の学習であ [続きを読む]
  • 新・戦国時代
  • (やっと梅の季節に) ここ一年ばかり、戦国時代に取材した小説や記録を読んで,愉しんでいる。今,周りを見回して,目につく作家を取り上げてみる。 加藤 廣/城山三郎/遠藤周作/司馬遼太郎/井上 靖/南原幹雄/大佛次郎  等の作家の名前が目にとまる。それぞれの作家の作品が複数あるので、転居以来、もう本は買うまいと考えて整理し、人にも譲ったにもかかわらず、また書棚がいっぱいになり、所構わず本の山ができ [続きを読む]
  • 美術館
  • 日本の美術館は、いかにも堅苦しい所である。それは、クラシック音楽を聴く際に身を置くコンサートホールの狭いシートに匹敵する..後者は、呼吸をするにも気を遣う。芸術とは、それほど堅苦しいものなのかといつも反感を抱きながら鑑賞をしていたのであるが,本日、NHKのドキュメンタリーで、ルーブル美術館を取り上げているのを観て,問題が解決した。芸術を堅苦しい姿勢で鑑賞せざるを得ないのは、芸術後進国特有の現象なの [続きを読む]
  • 不要な情報
  • (わが家の枝垂梅・一輪ほどの……) 情報社会である。何かを知りたいと思えば、テレビ、新聞、ネット等によって、直ちに情報が入手できる。これは、ある意味で、画期的なことであり、計り知れない恩恵をこうむっていることになる。 しかし、何でも情報化できることに疑問もある。例えば、 ①元女子アナが第一子を妊娠 ②タレント○○が、××と熱愛 ③タレント○○が、××と破局 ④タレント△△が、□□と結婚、入籍 ⑤ [続きを読む]
  • サプリメント信仰
  •  トクホなる食品、サプリメントがある。特定保健用食品といい、摂取すると健康改善に有効とされるもののようである。 このほど日本サプリメントという企業が、効果の疑わしいサプリメントを販売してきたという疑惑があり、許可を取り消されたという報道があった。このニュースに、私が敏感に反応したのは、若い頃から血圧が高いと言われて、この会社の一商品を購入し、摂取を続けた経験があるからある。血圧が下がるという謳い文句 [続きを読む]