emi さん プロフィール

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emiさん: 拝啓、空の彼方のあなたへ
ハンドル名emi さん
ブログタイトル拝啓、空の彼方のあなたへ
ブログURLhttp://www.emiblog8.com/
サイト紹介文きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供219回 / 365日(平均4.2回/週) - 参加 2016/07/14 22:28

emi さんのブログ記事

  • 夏が好きな理由
  • あなたへこちらでは、梅雨が明け、今年も夏が来ました。休憩中にね、外に出たら、夏の音が聞こえました。日差しが強くて、空が綺麗で、今日も、素敵な雲を見つけました。夏が好きな私と、夏が苦手だったあなた。私たちは、正反対でしたね。俺は、暑いのが嫌いなんだなんて言っていたけれど、どの夏のあなたも、たくさん、笑っていましたね。いつか、あなたに聞かれましたね。夏のどこが好きなの?って。あの時は、ただ、夏が好きっ [続きを読む]
  • コトバ -彼色の魔法-
  • 空虚なこの心に鮮やかな虹が架かるのを見たんだあの日 私は彼に恋をした夕日が赤く染まるように私色に彼色が染まるゆっくりと静かに色鮮やかに私の目に映る景色は少しずつ違って見えたんだ彼色に染まっていく私の目に映る景色は全てが素敵で色々なものを この瞳に映してみた通り過ぎる車すれ違う人たち電線にとまる雀庭に見つけた天道虫何気ない日常がこの瞳に美しく映る事それを私は 彼色の魔法と呼んだいつくもの季節を共に過 [続きを読む]
  • 映画鑑賞
  • あなたへ先日、テレビで放送された映画の録画を観ました。ゆっくりと映画を観たのは、あの子も私も、久し振りです。映画が好きだったあなた。こちらにいた頃は、夜、あの子が眠ると、よく映画を観ていましたね。映画館は、気が散るからと、自宅での映画鑑賞が好きで、テレビで放送された映画の録画や、DVDをレンタルしては、色々な映画を観ていましたっけ。アクション、冒険、サスペンス、SF、歴史。ホラー映画も好んで観ていたあ [続きを読む]
  • あの子の背中
  • あなたへあの子が武道を始めてから、6年目になりました。高校生活にも、すっかり慣れたあの子は、緊張感が解れたのか、夜更かしをし過ぎて、朝が辛そうだったり、学校から帰ると、お稽古の日にも関わらず、疲れたから、お稽古は休みたいと、横になってしまったりと、なんだかちょっと、ダラけ過ぎているように見えました。暫くの間、様子を見ていましたが、先日、いつまで経っても状態の変わらないあの子を叱りました。ダラダラと [続きを読む]
  • コトバ -彼からの贈り物-
  • 梅雨の中休み夏雲が浮かぶ空を見上げたらハートの形の雲を見つけた彼からの贈り物だろうかなんて都合のいい事を考えながら無意識に緩んだ口元元気ですか?こちらはもうすぐ夏になりますあなたと出会った夏が来ます返事は聞こえなくてもいいきっと空に近い場所私には聞こえない声で語りかけていてくれる気がするもの元気だよこっちの世界はね って私の耳には届かない彼の声はきっと あの頃のまま素敵で何も変わらないの空を見上 [続きを読む]
  • エアコン
  • あなたへ先日、やっと、エアコンの掃除をしました。近頃は、とても暑く、そろそろエアコンの時期です。掃除が終わり、試運転をしようと、確かに、リモコンを入れて置いたはずの場所を見たけれど、そこには、リモコンがありませんでした。あれ?ないよえ?俺、触ってないよなんて、あの子と2人、エアコンのリモコンを探していたら、何故だか、テーブルの上に準備されていました。あの子も私も、リモコンを触った覚えはなく、思わず [続きを読む]
  • 七夕
  • あなたへ私のお腹の中に宿った、小さな小さな命が、無事に産まれきてくれますように16年前の私達が、そう願い事をした事を覚えていますか?今日は、7月7日。今年もまた、七夕の日が来ました。16年前の今日、あの子が、このお腹の中に宿った事を知りましたね。あの日のあなたの嬉しそうな顔、今でも、よく覚えています。エコー写真に映った、小さな小さなあの子を見ながら、何故だか、男の子だと確信した私。そんな確信を、まだ、あ [続きを読む]
  • アイスクリーム
  • あなたへここ最近のこちらは、とても蒸し暑い日が続いています。こんなふうに、暑くなってくるとね、あなたが入院した日の、あなたの言葉を思い出します。あの日から、ICUに入ったあなた。その部屋へ入室出来るのは、中学生以上からだったけれど、酸素マスクを付けたあなたの姿は、中学生になったばかりのあの子には、きっと、ショックが大きすぎるからと、看護師さんとの話し合いで、あの子の入室は、控える事にしましたね。早く [続きを読む]
  • コトバ -願い事-
  • お星様に願い事をひとつ彼に逢わせて下さいと叶わぬ私の願い事は頬に伝う雫となった空の彼方に想いを寄せて巡る過去に幸せ見つける逢えぬ痛みと苦しさは彼も同じではなかろうか空の彼方お星様に願い事をひとつこちらに戻りたいと願っているのだろうか逆らえぬ運命であるのなら両手を合わせ祈る願いは彼が笑顔でいてくれていますようにとお星様に願い事をひとつこの両手いっぱいに集めた笑顔のかけらを彼に届けて下さいと愛していま [続きを読む]
  • 私の生き方
  • あなたへあの日、私の変わらぬ気持ちを込めて、あなたの棺に入れた手紙が、あなたへの最後の手紙になるんだと思っていました。あの頃の私は、こんなふうに、あなたに手紙を書く日が来るなんて、思ってもいませんでしたが、こうして、あなたへの手紙を書きはじめてから、今日で、1年が経ちました。あなたをそちら側へ見送ってからも、あなたに伝えたい事は、山ほどあって、嬉しい事も、辛かった事も、悩んでいる事も、何気ない日常 [続きを読む]
  • あなたへあなたを送り出した頃の私の髪は、肩下、何センチくらいだったでしょうか。あなたを見送り、もうすぐ、2年と11ヶ月。あなたの温もりが残っている気がして、切れずにいた私の髪は、腰までの長さになりました。時々、自分で髪を撫でながら、あなたの温もりを探した私の長い髪。気が付けば、痛んでしまった髪に、あなたなら、なんて言うのかな。ふと、髪を切ろうと決めました。何故だか分かりませんが、突然に、そう決意した [続きを読む]
  • この記憶がリセットされる日まで
  • あなたへあなたを見送り、どれくらいの時間が経った頃だったでしょうか。なんとか、あなたが側にいない生活に、前を向こうと、頑張り始めた頃だったと思います。調べ物をしていたら、たまたま、死別者の婚姻関係についての言葉が、目に留まりました。それは、死別時には、婚姻関係の解消がされるという内容のものでした。その言葉に、ようやく、少し落ち着きを取り戻しかけていた私の胸は、張り裂けそうでした。あの日、あなたは、 [続きを読む]
  • あの子が初めて見たもの
  • あなたへ先日、あの子と一緒に、夜の公園に出掛けました。その場所で、あの子に、どうしても、見せたいものがありました。あの子がまだ、一度も見たことのなかったホタル。この辺りでも、あなたの実家の方でも、ホタルを見た話は聞かず、見る事は出来ないんだと、ずっと思っていました。先日、あなたと一緒にホタルを見た日のことを思い返しながら、ふと、何処か、見られる場所が、あるような気がしました。調べてみると、少し離れ [続きを読む]
  • あの子との時間
  • あなたへ先日、あの子が、高校生になった日の写真を見ました。あれから、まだ2カ月程しか経っていませんが、なんだか、幼く、可愛らしいその姿に、あの子と一緒に笑いました。初めてのネクタイも、大きめの制服も、今は、立派に着こなし、すっかり高校生の顔になりました。入学当初は、新しい生活リズムに慣れず、疲れからか、ご飯をあまり食べなかったあの子だけれど、近頃は、また以前のように、帰ってくるなり、お腹が空いたと [続きを読む]
  • ミサンガ
  • あなたへ先日、もう随分前から、あの子に頼まれていたミサンガを作りました。あの子の幸せを願い、仕上げたミサンガを渡すと、やっと作ってくれたんだねなんて、とても嬉しそうに、すぐに、つけてくれました。もしも、あなたが側にいてくれたらいつでも、そんな想像をしてしまう私ですが、俺の分も作って欲しいと、あの子のミサンガを、ちょっぴり、羨ましそうに、見ているあなたの顔が浮かびました。もちろん、あなたの分も作りま [続きを読む]
  • コトバ -赤い糸-
  • 運命の赤い糸って信じる?私は信じてるあの時もしもあの場所にいなかったら私達は出会わなかったあの時もしもあなたと話す事がなかったら二度と会う事はなかったでもあの時私達は同じ場所に居合わせ 話をしまた会おうねって約束をした運命の赤い糸って信じる?私は信じてるもしもどちらか片方がこの時代に生を受けていなければ出会う事はなかったもしも男女別々の生を受けていなければ私達はすれ違っていたのかも知れないでも私達 [続きを読む]
  • あなたへあなたは、時々、不思議な夢を見る人でしたね。あれは、あの子が生まれ、どのくらいの頃だったでしょうか。小さかったあの子を寝かせ、あなたと2人きりの、短い夜のひと時。結婚する前の、私達の話をしましたね。あなたと結婚する事も、お母さんになる事も、全然、想像なんてした事なかった人生って面白いね結婚願望がなかった私のそんな言葉に、あなたは、言いましたね。俺は、お前と結婚する事も、あの子が生まれてくる [続きを読む]
  • あなたへ雨上がりの空に、虹が架かる夢を見ました。それは、とても綺麗な虹でした。虹を眺める私の隣には、あなたがいました。いえ、正確には、あなたの気配が、そこにありました。言葉を交わすこともなく、ただ、あなたと一緒に、虹を眺めました。あなたと一緒に、虹を見たのは、何年振りでしょうか。雨上がりの空に、綺麗な虹を一緒に見たのは、あの子が、まだ小さかった頃でした。また一緒に、虹を見る事が出来ましたね。とても [続きを読む]
  • 赤いシャツ
  • あなたへあなたを見送り、あなたの私服は、今、あの子が着ています。あなたを想い、寂しそうにしながらも、こんなにかっこいい服、持ってたの?って、あなたの服を広げては、この服、僕が貰ってもいい?って、あの子の寂しい瞳の中に、キラキラとしたものが見えました。1年の大半は、仕事着だったあなた。仕事が忙しく、私服を着る機会は、ほとんどありませんでしたね。あの子が見た事のないあなたの私服が、たくさんありました。 [続きを読む]
  • コトバ -わたしへ-
  • 雨の日には 泣いてもいいんだよ雨はその涙をそっと隠してくれるから雨の日には 弱音を吐いてもいいんだよ小さくついたそのため息はきっと雨音が消してくれるから俯いて独り言辛いんだ寂しいんだ上手く笑えないよだってさ・・・逢いたいよ逢いたいよどこにいるの?胸の中溜め込んだ苦しさは雨雲みたいに立ち込める雨の日には 泣いてもいいんだよ涙も ため息も 小さく漏れる嗚咽も全部隠してくれるからやがて去りゆく雨雲の隙間 [続きを読む]
  • 約束
  • あなたへあれは、あなたが一般病棟へ移り、間も無くの頃でした。やっと、ICUから出られたあなたは、院内を自由に動けるようになり、誰もお見舞いに来ていない時間には、院内のコンビニへ出掛けるようになりましたね。あなたが、元気だった頃に、よく飲んでいた炭酸飲料。病院のコンビニには売っていないから、買って来て欲しいと言われた事、今でも、よく覚えています。あの時、私は、分かった。今度買って来るねって、約束したん [続きを読む]
  • またね
  • あなたへあなたの夢を見ました。そこには、2つの道がありました。どちらへ進んでいいのか分からずに、立ち止まった私の横に並んだあなたが、こっちだよそう言って、進むべき方を教えてくれる夢でした。近頃、迷いのある私。その夢は、あなたが、導こうとしてくれているようにも、感じました。あなたは、私が、迷い、悩んでいる事を、知っているのでしょうか。久しぶりに、あなたの夢を見た気がします。あなたと交わした、短い会話 [続きを読む]
  • あの子の髪型
  • あなたへ高校生になってからのあの子は、毎朝、髪をセットして、登校するようになりました。あの子が通う学校では、校則が比較的緩く、髪型などは自由なようです。セットの仕方も、随分と慣れてきたようですが、髪型が決まらないと、なかなか鏡の前から動こうとしないあの子。ヘアアイロン貸して早くしなさいやばい こんな時間だ余裕持って早く起きないからでしょ起きるまで起こしてよ何度も起こしたでしょなんて、毎朝、大騒ぎで [続きを読む]
  • ひまわりの約束
  • あなたへどうして君が泣くの まだ僕も泣いていないのに自分より 悲しむから つらいのがどっちか わからなくなるよガラクタだったはずの今日が ふたりなら 宝物になるそばにいたいよ 君のために出来ることが 僕にあるかないつも君に ずっと君に 笑っていてほしくてひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりを 全部これからは僕も 届けていきたい ここにある幸せに 気づいたから遠くで ともる未来 もしも 僕らが離れてもそ [続きを読む]
  • お父さん
  • あなたへ新しい環境に慣れたあの子は、毎日、楽しく学校生活を送っていますよ。学校での出来事。新しい友達の話や、先生のモノマネ。いつも楽しい話を、たくさん聞かせてくれますが、先日、友達と、お父さんの話題になった事を話してくれました。お前のお父さん見てみたいななんて言われ、言葉に詰まったよ と。特に、深くは追求されることはなく、あなたの事は、何も話さなかったそう。新しく出会った友達は、あなたの事は、誰も [続きを読む]