つくみず氏の人気漫画原作。原作は2018年に全6巻で完結しています。ストーリーは、戦争で崩壊した世界をチトとユーリ2人の少女が旅をするというお話。ずっと見たかったアニメで、やっぱり面白かったです。まず特徴的なのは絶望感ですね。これが作品全体を貫いてます。戦争で崩壊と聞くと、再生とか、生き残った人間達が自給自足の生活して〜みたいなんを想像するかもですが、そういうのはないです。崩壊は崩壊。後は終わりと滅亡だけ。作中、カメラに3231とか書いてあったけど、いつの未来か分からないにしろ、人類が発展しすぎからの戦争で全滅、再生の余地がない、そんな世界です。残った保存食を旅をしながら漁り、食ったらそれまで。畑を耕すとか、そもそも畑を耕すための土も種もない。生き物もいない。再生は一切ない。終わるだけ。その時間がゆったり...少女終末旅行について、その絶望と仲良くなる