アリアドクラウン さん プロフィール

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アリアドクラウンさん: 潜空界
ハンドル名アリアドクラウン さん
ブログタイトル潜空界
ブログURLhttp://rgbqsf.seesaa.net/
サイト紹介文SF中心で物語を書いていきます。宇宙のどこかで、未来のどこかで、人間が生きていると想像しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供3回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2016/07/17 15:11

アリアドクラウン さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 8 闘い
  • 8 闘い オコワイルたち獣使いは、シネカやサンジャクの指示で、巨人に見つからないように、作業をしていた。しかし、巨人は、オコワイルたちがケサの栄養を吸い取っている元凶だと気づいた以上、見つけたら必ず攻撃してくるだろう。恐怖と背中合わせの作業となった。 巨人は、音もなく近寄ってきた。そして、あの雲でオコワイルの仲間をつぎつぎと捕まえ、握りつぶしていく。あれほどいた仲間が、100ほど減っていた。 危な [続きを読む]
  • 7 忍耐
  • 7 忍耐 巨人の手には、雲のような白いふわふわの物が握られていた。それをアルカマネの上から押しつけてくる。その雲がやってくると、アルカマネの体は雲に吸い付くようになり、空中に持ち上げられる。雲のような物を裏返してみて、アルカマネが8匹ほど付いてきたので、巨人はにやりと笑った。そして、アルカマネを包むようにして巨人はその雲をぎゅっと握った。にぎりつぶされたアルカマネの悲鳴を聞いたような気がした。一日 [続きを読む]
  • 6 守るべきもの
  • 6 守るべきもの アルカマネは順調にアルコを生んでくれていた。ケサの雄しべとその根元が生長していく。とくに、コワタラと呼ばれる雄しべの根元の柔らかい部分は、ケサの樹液ともいうべきものがたっぷり溜まっていた。アルカマネは、雄しべの生長点を食べたり、そのコワタラという薄い蜜のような液体を吸ったりしていた。 アルコの生産はのび続け、ついに最大級の生産量になっていった。三代目となるアルカマネが到着するころ [続きを読む]
  • 5 巨人族
  • 5 巨人族 ある日のこと、オコワイルたちがいつものように、アルコを集めていると、サンジャクがやってきた。そして、低く鋭い声で、「隠れろ、葉の陰などに隠れて動くな。」全員が、びくっとし、すぐ葉の陰に隠れた。すると、ずどん、ずどんという音が聞こえてきた。地響きである。そっと、葉の陰から覗いてみると、巨大な人間がやってくるのである。この樹は、オコワイルたちの身長の20倍以上の高さがあるが、その巨人はそれ [続きを読む]
  • 4 生産
  • 4 生産 アルカマネを一人二匹ずつ背負い、オコワイルたちは、丘のさらに北側に向かった。そこは、非常に整理された区域であった。まわりより草が除かれた、一段高い場所にあり、そこには、大きな樹が生長していた。その樹にアルカマネを上らせるのである。以外にもアルカマネは、ひょいと樹にしがみつくと、ゆっくりと上っていった。オコワイルたちは、一つの樹に8人が担当としてついた。アルカマネをうまく導いて樹から出てく [続きを読む]
  • 森での設営と飼育
  • 2 設営 サンジャクと村の主だった者たちは、相談のうえ、丘の上のより東側の森林の中にその居住地を決めた。さあ、村は大忙しである。枯れ枝や大きな草の太い茎や石など村づくりに欠かせないものを集めてくる。その中から、使えそうな物を選び出して、「編み人」たちが編んでいくのだ。柱や壁、部屋を仕切る板などありとあらゆる物を編むことによって作っていくのだ。オコワイルは、その器用な手さばきを見ていて、自分には絶対 [続きを読む]
  • はじまりはじまり
  • 宙の周遊記 第11 北の丘 オコワイルが、カゲン(羊のような動物)を集めていると、村のリーダーの一人のサンジャクがやってきた。サンジャクは、村一番の力持ちであり、動きも敏捷な勇者の一人であった。「オコワイルよ。いよいよ北に向かうぞ。カゲンを村のはずれのシネカのところへ連れていけ。」それだけ言うと、サンジャクは、次のカゲンの群れを追っている場所へ移動して行った。足は長く、細く引き締まった体で、バネが [続きを読む]
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