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旅とエッセイ 胡蝶の夢 https://blog.goo.ne.jp/kitasan999_555

訪れた国は40ヶ国。いずれはラオスかミャンマーで暮らしたい。

4つの旅行記、カンボジア(ベトナム)、ラオス、トルコ、ミャンマーは楽しいよ。日々のエッセイは釣りや想い出、戦争の記録、世界史こぼれ話等。

幻海
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2016/07/18

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  • バッド・トリップ - 悪夢の一週間

    バッド・トリップ-悪夢の一週間、今回は、2部に分かれます。最初の一週間は地獄のタイ編。その後は、ミャンマー編。極楽編とまでは言えないけど、明るくなるぜ。その前に。『北さん(自分のことです。)の感じるミャンマーの魅力はズバリなんですか?』こう、若い女性から聞かれました。うーん。一言では難しい。まずは、ミャンマーでなければならない、わけではない。アジアの仏教国なら、タイ、カンボジア、ラオス、スリランカがあるね。タイ、バンコクはいかん。発展しすぎだ。東京との違いが、タイ・ミャンマーの違いより小さい。物価は円安だし、日本と大して変わらん。ラオス、カンボジアは良い。ラオスは、むしろミャンマーより住みよいだろうし、自然も人もよい。スリランカはヒンズー教徒も多く住んでいて、やはりインド文化圏だろ。アジアの上座部仏教の国...バッド・トリップ-悪夢の一週間

  • 四国遍路 ー 遍路ってこんなの?続続続

    四国遍路ー遍路ってこんなの?続続続また容量が一杯になった。30,000字以下にしろと言う。・5番・地蔵寺には、2つの著名なものがある。寺の裏にある五百羅漢(拝観料200円)と、樹齢800年、たらちね銀杏(イチョウ)と呼ばれる大樹だ。木の下一面に、ブルーシートが敷かれている。近づくとあの独特の腐敗臭というか、糞尿臭が満ちている。何しろ、見る間にボトボトと落下音がして、雨のように実が落ちてくる。寺の人は、竹ぼうきで実をかき集め銀杏(ギンナン)の山をいくつも作る。800年経ってこの生命力。イチョウは、雌雄があって葉の形も独特だ。ジュラ紀から続いているという。ただ、古代にはいろいろな種類があったが、生き残ったのはほぼ一種類だそうだ。ヨーロッパでは絶滅した。日本のイチョウは、1,200年前ごろに中国から渡ってきたも...四国遍路ー遍路ってこんなの?続続続

  • 四国遍路 ー 遍路ってこんなの?続続

    四国遍路ー遍路ってこんなの?続続〇お寺参拝遍路のブログらしく、ここらでお寺を見てみよう。80ある真言宗のお寺は、密教のお寺らしく朱色を使ったりして、異国風、中国的な雰囲気がある。当時の隋・唐は、憧れの文明国だったものね。ミャンマーのパゴタも金色に輝き、シュエタゴン・パゴタなどは、電飾ギラギラで原色が氾濫している。でも仏像は全てブッダ、つまり釈迦国の王子であるゴータマ・シッダールタか、その弟子たちとブッダだ。見たければ、このブログのミャンマー編を見て下さい。ついでに言うと、ブッダは死後の世界について、一切言及していない。基本的に輪廻転生なのだ。いまでもタイ・ミャンマー・カンボジア・ラオスではそうだ。密教が何なのか、よく分からないがバラモン教の神々が取り入れられているようだ。千手観音だの孔雀明王だの、そのバリ...四国遍路ー遍路ってこんなの?続続

  • 四国遍路 ー 遍路ってこんなの?続

    四国遍路ー遍路ってこんなの?続*容量が一杯だって。新しくするね。★旅のエピソード2城さんは、可愛いお遍路さんだ。娘さんの遍路は珍しい。おばちゃんなら結構いる。吉野川に掛かる長い橋を、荷物をカートに載せてガラガラ引いていたら、彼女が追い付いて声を掛けてくれた。その日は結局、彼女が泊まると言っていたゲストハウスにした。12番の難所を、一部一緒に登った。その後2日、同じ宿だった。遍路に宿の選択肢は大してない。自分はバス・電車を使うから、その先は先行して会っていない。城さんは、all歩きなんだ。でもある宿で、自分の名前を宿帳に見た、とのことでLINEを送ってくれ、その後やり取りがある。城さんはまだ遍路の中にいる。彼女が旅していると、自分もまだ旅しているような気になる。ゲストハウスでは、歩き遍路がたくさんいて、ロビ...四国遍路ー遍路ってこんなの?続

  • 四国遍路 ー 遍路ってこんなの?

    四国遍路ー遍路ってこんなの?9月の終わり、猛暑の残る中、夜行バスで横浜から徳島に行った。遍路の旅は誤算の連続。あっその前に、俺は歩き遍路ではない。残念ながら。電車、バス、市電を使う、言ってみれば準歩き遍路だ。これで、岩波新書になる資格を失った。岩波編集部に面倒をかけることもないなら、ハジケちゃえ。自分の遍路旅は、ちょうど一か月かかったが、オール歩きならあと3週間は必要だった。またオール歩きでも、ロープウェイやケーブルカーを使うか使わないかによって違ってくる。歩くのが大変で、急斜面な所にあるのをわざわざ使わずに登ろうというのは阿呆だ。マゾだ。だけどもその覚悟には敬服するよ。本当に。一気に高低差650mは、66番・雲辺寺。下は残暑で上は紅葉が始まっていた。85番の八栗寺も、ケーブルカーを使わなかったら相当きつ...四国遍路ー遍路ってこんなの?

  • 四国巡礼

    四国巡礼行ってきました。四国遍路。一か月かけて88ヶ所の寺と、高野山・奥の院。四国の自然は優しくて美しい。一方、遍路は?乞う、ご期待!これは相当面白い。四国巡礼

  • 明治維新と産業革命

    明治維新と産業革命どのようなsituaationだったのやら、全く覚えていない。自分が、20歳をちょっと越えたころ、今から40年以上も前の話しだ。くつろいだ飲み会のような場で、同年代のタイ人の青年たちと話していた。女の子もいたかな?当時のタイ人は、日本人と同じように英語が苦手で、自分も全然だったから、友人(タイ在住の日本人)の通訳があったのかな。それともアルコールが入って、気持ちの垣根が外れた状態だったのか。一人の青年から真面目な質問が飛んできた。「日本もタイもヨーロッパの植民地になったことはない。共に王国で似たような歴史なのに、国の発展が何故こんなに開いてしまったんだろう。」今ならこんな質問は出ないと思う。近年のタイ国の経済的発展は目覚ましい。半世紀前のタイは貧しかった。国境を越えてマレーシアに入るとよ...明治維新と産業革命

  • まさか、我が身が!

    まさか、我が身が!ヒャー、まいりました。旅の終わりに、大雨で新幹線が止まり23時間20分、車内とホームに閉じ込められた。旅は良かった。天気も、初日は晴れで翌日は晴れから曇り。帰る日は土砂降りだったが、美術館にいたのでまあ良い。14:16発の新神戸発ののぞみに乗り、直ぐに新大阪。車内は空いていた。そこで、「大雨のために停車します。」のアナウンスがあり、京都の手前で停車した。そこからが長かった。やっと前の電車が空き、京都に滑り込んだ新幹線のぞみ号は、先の目途が立たないまま延々と待機に入った。そして真夜中12時ちょっと前に、名古屋に向け出発。途中2駅に臨時停車し、線路上に停車し、ストップを繰り返してヘトヘトになって名古屋に着いた。そしてそこが終点となり、新大阪に引き返した。今回の旅行は、コロナ明け、ミャンマー出...まさか、我が身が!

  • クメールの呪い

    クメールの呪い大層なタイトルだが、なんてことはない。若いころに入ったカンボジア難民村の少年たちを思い出すのさ。モーパンやモーワット、スィーパンのことをね。栄養失調で髪の毛が赤茶け、水腹でお腹がプックリ膨らんでいても、彼らは生意気で、あけっぴろげで元気がよく明るかった。足首に熱帯性潰瘍で木のむろのような穴が開いた幼児は、素っ裸で小さなチンチンをふりふりして、いっぱしに大人と向き合う。夜になると、忍び寄るポルポト兵にロケット砲を撃ち込まれたりするが、ジャングルを切り開いた村には、溜池ありキャッサバ畑あり学校ありで、タイ国内の密集した難民キャンプと比べれば、自由で自然があった。前にも書いたが、生まれてからこの村にいる子供達は、自分のことを可哀そうとはちっとも思わない。物質的に豊かな生活を知らなければ、今日の自分...クメールの呪い

  • ミャンマーであまちゃん

    ミャンマーであまちゃん6-7年前、ミャンマーのTVで"あまちゃん"が放映された。自分がカミさんと始めて訪緬した時、ヤンゴンの街で放映予告の看板が出ていた。あまちゃん、面白いからね。第二の"おしん"とまではいかなくても、人気が出るでしょ。これは楽しみ。NHKだって、そう思ったに違いない。週一回、3話か4話をまとめて、夜の放映だったらしい。ところがどっこい。これが受けなかったのだ。えー、なんでー。面白いのに。"おしん"はアジアで爆発した。シンガポールで台湾でイランで、人々の涙を絞った。苦労しておしんの国、日本に働きにきたエジプト人青年は、ガングロ・高サンダルのやまんば娘の集団を見て仰天した。うん、今なら俺には分かる気がする。価値観の違いだ。ミャンマーの子供は、僧侶、両親、先生を敬い、大切にする。親の言うことに...ミャンマーであまちゃん

  • やっぱり君は不思議ちゃん ー ミャンマー郵便事情

    やっぱり君は不思議ちゃんーミャンマー郵便事情ミャンマーへは何度も小包を送った。10回弱は送っている。Air便も船便もEMSも送った。クーデターで軍事政権に戻る前は、問題なく届いた。日数はどれもずい分とかかったけどね。ミャンマーから日本に送った葉書も着いた。でもクーデターのすぐあと船便で送った小包は、ついに届かなかった。大き目のダンボールで、送料が3-4千円はしたのに残念。そのうちに忘れた。しかし、ところがどっこい。一年半ほど経ったころ、それが届いたという喜びのメールが突然入った。あれっ、何を送ったんだっけ。同僚の女性教師たちが喜びそうな手鏡、ポーチ、髪飾り。スズキさんリクエストのポテトチップス(まだ食えるのか)。それから本とカレー粉等のレトルト食品。後は何だっけ。一人一人へのメッセージは入れたかな?この突...やっぱり君は不思議ちゃんーミャンマー郵便事情

  • 五助、金玉百助

    五助、金玉百助金玉満堂。黄金や珠玉などの宝物が、家の中に満ちあふれていること。出典は老子だそうだ。台湾の中級以上のレストランの箸袋に、よく書かれている。これを見て、ニヤリとする日本人男子は、キンタxマンドーと読んでいる。正しくは、キンギョクマンドウだ。中国人はニヤリとしない。金玉に睾丸の意味はない。今は昔の朝鮮の役。加藤清正の小者で、五助という若者がいた。中間(ちゅうげん)、小者(こもの)というが、軍団で最下層の雑役夫だ。運搬や穴掘り、設営などが主な仕事だ。武士ではないから、脇差も持たない。その五助が、ある日災難にあった。一人でいる時に虎にさらわれたのだ。ところがこの虎、五助を林に奥にくわえこんではみたものの、腹がすいていなかったとみえ、五助を手毬のようにもてあそぶだけ。五助は大した怪我もしなかった。やが...五助、金玉百助

  • イスラム社会のダルビッシュ

    イスラム社会のダルビッシュサマルカンドで、ウルグ・ベグの天文台の脇に建つ博物館を見学していた。ウルグ・ベグと学者・学生、チムールと彼の将軍、イブン・バテュータの肖像等を、ガイドのアリ君の説明を聞きながら見ていた。そこに変わった画が一枚。若いのか老人なのか?長いコブのついた杖とお椀を持ち、おかしな帽子をかぶった男が荒野を歩いている。これは道化?それとも旅芸人か?はたまた魔法使いなのか?小男のガンダルフ?旅慣れた男なのは間違いない。「アリ君、これは?」「あーそれは、ダルビッシュです。」「えっ、ダルビッシュ!」ダルビッシュは、イスラム社会(少なくともトルコ・ウズベグ系とイラン・ペルシャ系)の虚無僧、或いは遊行僧といった存在らしい。もちろんイスラムの中には、出家・在家の別はないのだが。彼は語り部なのかな。女性や子...イスラム社会のダルビッシュ

  • 庭にコブラが!

    庭にコブラが!ミャンマーで日本語教師をしていた時、3ヶ月経ってビザの更新でバンコクへ行った。6ヶ月や一年のWorkingVisaも取れるんだが、逆に高くなる。ヤンゴン~バンコクの飛行機代は1万円前後だから、骨休めを兼ねてタイに行った方がよい。自分は、約30年振りにバンコク在住の親友に会った。彼はタイ人の奥さんを貰い、主に報道カメラマンとして過ごしてきた。年賀のメールなどでは連絡を取っていたが、実際に会う機会はなかった。久しぶりに訪ねたバンコクは、まるで知らない街のように変貌していた。20代の中頃、タイには半年住んでいたのだが、今のバンコクはヤンゴンより東京に近かった。物価も驚くほど高い。ああ、こんな街になったのか。日本にあるチェーン店の食堂がほとんどどれもあり、味も変わらないが、水まで有料(ペットボトル)だった...庭にコブラが!

  • 東京オリンピックTV観戦 - 続

    東京オリンピックTV観戦-続〇卓球ミマ、パーンチ!混合ダブルス、伊藤美誠と水谷隼の金メダルは、オリンピック前半戦のハイライトとなった。ついに、ついに中国の牙城を崩した。卓球、悲願の金メダルだ。阿部兄弟の同日金は予想出来たが、卓球の金は予想外の大殊勲。実はこのダブルス、準々決勝のドイツ戦で終わっていたかもしれない。11点でセットが終わる卓球で、9対2、10対4か5に追い詰められ、何度ものマッチポイントを握られてからの大逆転を勝ち取った。さすがに弱気になった美誠を水谷が励まし、絶対絶命のピンチを乗り切った。これで行けるんじゃないか?見ている方もその気になってきた。決勝戦の中国チームは、フルセットでリードされると、明らかに男性の方がひるんで墓穴を掘った。勢いに乗った女子は、団体で銀。伊藤は個人でも銅。男子団体は、韓国...東京オリンピックTV観戦-続

  • 東京オリンピックTV観戦

    東京オリンピックTV観戦終わっちゃった、オリンピック。TVにくぎ付けの2週間だった。女子バスケのベルギー戦に興奮して、置いたメガネを踏んずけて壊してしまった。今は、祭りの後の虚脱状態だ。無観客で、ホームの日本には残念だったが、お構いなしの快進撃。〇柔道井上康生監督率いる柔道日本。金メダル9、銀2(団体戦を含む)、銅1の快挙。こんなに強い日本チームは初めて見た。初日の高橋直寿は、技のキレは今一つだったが、よくトップバッターの役割を果たしてくれた。女子の渡名喜風南。彼女のファイティングスピリットも印象深い。今まで一度も勝てなかったウクライナの長身美女ビロディドを延長戦で破った。そして二日目。出てきた、阿部兄弟。詩は圧倒的に強かった。決勝戦で勝った後の彼女の喜びようは尋常じゃあなかった。畳をバンバン叩いてガッツポーズ...東京オリンピックTV観戦

  • 抵抗の象徴、三本指

    抵抗の象徴、三本指先日、サッカーワールドカップ、アジア一次予選でミャンマー対日本戦が行われたね。結果は10対0と一方的だった。開始前のセレモニーでミャンマーの選手の一人が三本指を立てた。あれは何の意味があるんだろう。あの選手は、無事に帰国出来るんだろうか。例えば、ミャンマーには守るべき大切なものが4つある。仏の教えと、それを守る僧侶。両親と学校の先生だ。こんな風な意味でもあるんだろうか?結果は、ちと残念。あれは映画『クリフ・ハンガー』で圧制者への抵抗の印だそうだ。メディア社会だね。三本指は、最初はタイの民主化運動で行われ、香港の民主化運動でも行われているらしい。現在ヤンゴンでは、ATMにいつ入金されるのか分からず、100人位ならんでいるそうだ。出金額にも制限(200000ksまで)がある。市民は現金不足が深刻だ...抵抗の象徴、三本指

  • ミャンマー民主化闘争歌 ကမ္ဘာမကြေဘူး 追記

    ミャンマー民主化闘争歌ကမ္ဘာမကြေဘူး追記今回は、自分ではなくヤンゴン在住の日本語の先生の声を直接伝えます。題名:クーデター下のミャンマーよりはじめまして、いきなりのご連絡申し訳ございません。今回は、私は本当に助けてもらいたいと願い、藁にも縋る思いでペンをとらせていただきました。私はミャンマーに長く滞在する日本人です。今の現状を少しでも理解していただき、少しでも日本や世界の方々にこの現状が伝わればと思い、ご連絡差し上げました。ミャンマーでクーデターが起きたことはご存じだと思います。2月1日に急に国家顧問であるアウンサンスーチーさん、大統領であるウィンミンさんらがミャンマー国軍により拘束されました。それから、だんだんと世界が変わっていきました。最初はゆっくり、そしてだんだん狂気の日常へと変貌していったので...ミャンマー民主化闘争歌ကမ္ဘာမကြေဘူး追記

  • ミャンマー民主化闘争歌 ကမ္ဘာမကြေဘူး

    ミャンマー民主化闘争歌ကမ္ဘာမကြေဘူးクーデターの不服従運動で象徴的な歌「カバーマチェブ」世界は滅ばない我々の血でつづられた歴史抵抗運動民主化闘争に倒れたなんと勇敢な志士たちよ殉難者の眠る国勇ましき国民たちよコードーマイン歴史は穢されてしまった祖父よタキン=アウンサン国は血に染まってしまった父よああ、なんとむごい事を通りに横たわる人々の亡骸折り重なる様に崩れ落ちて兄弟たちよ通りを染めた血は決して乾かない怯む事はない民主化闘争に倒れた勇敢な志士たちの様に固い決意で抵抗運動を起すのだ憂国の志士たちよ世界は滅ばないhttps://www.youtube.com/watch?v=mjSd33E2G1c&t現在、街に銃声が絶える日はありません。レストランのデリバリーの少年が撃たれ、爆発が起きています。コロナで海外...ミャンマー民主化闘争歌ကမ္ဘာမကြေဘူး

  • ミャンマー、デモ

    ミャンマー、デモヤンゴン市内のデモの様子。デモ参加者への無料の賄いミャンマーでは、コロナ感染者が増えているそうだ。ミャンマー、デモ

  • ミャンマー、クーデター

    ミャンマー、クーデターミャンマー国軍が暴発した。この国は、警察のトップを軍が指名するので、武力を持つのは、反政府の地方の少数民族だけだ。軍が立ち上がったら、何の抑止力もない。大多数の市民は、怒りと不安の中で事態を静観している。スマホが通じにくく、友人・知人の安否がなかなか通じない。また10年前の暗黒時代に戻るのか。軍が行うどうしようもない経済政策。密告を奨励し、政治犯で刑務所が満杯になる社会。中国への傾斜。軍人が行う行政がうまくゆく訳がないのに。いったいどうなるのだろう。一人一人の友人・知人が心配だ。ミャンマー、クーデター

  • ヤンゴン徒然 ⑦ ガキんちょ、ショーンとエリ

    ヤンゴン徒然⑦ガキんちょ、ショーンとエリCSchoolは、場所が分かりずらい。最初に訪れた時は、タクシーのドライバーがスマホのGPSを使って、直ぐ隣まで来ていたのだがなかなか見つからなかった。メインとは言えない商店街の横丁で、看板のない白い一軒家なのだ。看板を出すのには、政府の許可が必要で、申請はしているのだが認可がなかなか下りないそうだ。自分は、玄関の鉄枠や二階のベランダ、駐車禁止の置き棒などに、"いらっしゃいませ"Welcome"こんにちわ"CSCHOOL"等のラミネート加工した印刷を張り付け結び付けた。ラミネートは、近所のコピー屋(印刷所)で10円20円で出来る。それから玄関前の粗大ごみを捨て床を磨き、鉄枠に小さな熊や馬のぬいぐるみをいくつも取り付けた。花の鉢を買い、壁に鯉のぼりのシールを貼った。屋内も日...ヤンゴン徒然⑦ガキんちょ、ショーンとエリ

  • ヤンゴン徒然 ⑥ ニイニイさんとエリ

    ヤンゴン徒然⑥ニイニイさんとエリカチンのエリを日本昔話に登場させたが、実際のエリザベスは現代っ子だ。受付に先生たちがゴロゴロしている時、エリがニコニコしながらスマホを開き、うーん、カッコいい!「ノー、ノー、エリ、これはいかんぜよ。ノー。」そこには、金髪・逆立つ長髪、鼻の脇にピアスを付け化粧をした、たぶんミャンマー人の男性アーチスト。この男を紹介されたら、100人中99人の父親が断固反対するに違いない。普通の男なら、こいつに10人中8人は反感を持つだろう。ヤメロ、女の敵だ。自分の強いノーに、みんなで笑っていたから、からかわれたのに違いない。もっとみんなのこと、ヤンゴン日本語学校の日常を描きたいのだが、許可をもらっていない。ニイニイさんには、日本で有名になるかもよ、と言ったらニターと笑った。ボスのスズキ青年。彼は無...ヤンゴン徒然⑥ニイニイさんとエリ

  • ヤンゴン徒然 ⑥ 瞑想センター、ネクストステージ Meditation center next stage

    ヤンゴン徒然⑥瞑想センター、ネクストステージMeditationcenternextstageあの瞑想センターにもう一度行き、セヤデュー(尊師)に会った。一年振りだが、自分はこの一年、ほとんど瞑想をしていない。瞑想センターの修行をブログに書いたら、一人だけ連絡をくれた人がいた。センターを紹介してほしいというので、一度待ち合わせて大森で会った。ヨガのインストラクターをしている女性で、30代くらいの感じのよい人だった。センターの本を2冊あげて、センターのことを説明した。その後連絡が途絶えたので、行くのを止めたのだろうと思っていた。するとヤンゴンにメールが来て、近いうちに来緬するという。彼女は在家の尼さん(有髪)で、行動力に満ちた素敵な人だ。来緬を楽しみにしていたが、またメールは途絶えた。そして或る日、明日ヤンゴンに...ヤンゴン徒然⑥瞑想センター、ネクストステージMeditationcenternextstage

  • ヤンゴン徒然 ⑤ カチンのエリ -続-

    ヤンゴン徒然⑤カチンのエリ-続-ミャンマー北部に住む諸族の総称をカチンという。ジンポー(チンポー)族、リス族等々。リス族なら、ラオス国境のタイ難民キャンプにもいた。ミャンマー国内に155万人。中国雲南省に住むジンポー族は漢字で、景颇族と書く。インドのアッサム地方にも住むらしい。代表的なジンポー語(カチン語)を共通言語として、ザイワ語・ロンウォー語・ラワン語等がある。言語表記は、アルファベットだ。カチンの99%は、キリスト教徒だ。プロテスタントのバブテスト派だと思う。アメリカの宣教師が布教したらしい。ミャンマーでは、カトリック・プロテスタント・アルメニア正教会まである。バブテスト派にしても、一枚岩ではなく、エリはエリザベスという洗礼名を持つが、お母さんは洗礼名を持たない宗派なんだ。以前ネットで見たが、今回は見つか...ヤンゴン徒然⑤カチンのエリ-続-

  • ヤンゴン徒然 ⑤ カチンのエリ

    ヤンゴン徒然⑤カチンのエリ昨年、学校での初出勤の日に、同僚の先生方を紹介された。全員ミャンマー人で、この学校のNo.2の立場にあるジョー先生。彼はラカイン州出身(ミャウーの近く)で、日本の愛媛大学で教育学を勉強した。まだ若いのに、大変な学識の持ち主で、こちらの高校では何故か生物の先生をしていたそうだ。ラカインの人らしく熱心な仏教徒で、ジョー先生の仏教の話はとても奥が深い。ハンサムなうえに穏やかな彼は、日本人の生徒(男性も、特に女性陣から)絶大な人気を得ている。こんな小さな学校(ごめん、スズキさん)にいて宜しいのか?と思う人材だ。あと、毎日出勤する女性教師(英語とミャンマー語を教える)が3人、事務・会計の女性が一人。授業の時だけ顔を出す先生が数人いる。ここにも興味深い女性がいるが、ここでは省く。事務のナンダーちゃ...ヤンゴン徒然⑤カチンのエリ

  • ヤンゴン徒然 ④ 勘違い

    ヤンゴン徒然④勘違いお早う。同僚の先生たちが出勤してきた。彼女たちが、職場でまずすることは朝食。何はなくとも飯。家から持ってきたのか、途中で買ったのか、ビニール袋の中身をお茶を沸かして食べる。そして昼食。お弁当が多いが、出前や買い出し、時にはインスタント麺。そして時間があると、辛いサラダやブタ肉を使った一品を作る。おかずを分け合って、みんなで食べるのは楽しい。そして、お弁当のおかずの方が、店屋のものより断然美味しい。自分とスズキさんは出前が多い。チャーハンや焼き肉、10種類はある麺から選ぶ。メニューはない。何軒もの店から取り寄せる。向かいのパン屋で、ホットドックやメロンパンを買うこともある。俺は、またよく外食をする。近所の飯屋を開拓中だ。また通勤途中に買った芋(中身がオレンジのと紫色の、サツマイモのような)や、...ヤンゴン徒然④勘違い

  • ヤンゴン徒然 ③ミャンマーでメガネが要らないのは

    ヤンゴン徒然③ミャンマーでメガネが要らないのはコロナで帰国し、目の検査に行った。昨年受けた白内障の手術から10ヶ月ほど経っていたのだ。子供の時からド近眼でコンタクトレンズをつけていたが、手術で裸眼になった。これは革命的に良かった。目がゴロゴロして、夕方からレンズが曇る不快感と手間。レンズと保存液代の節約。つけっ放しで寝てしまう危惧から一気に解放された。裸眼の視力は0.5~0.6度なので、一つメガネを作った。焦点は2m先くらいの安いメガネだ。日本にいた時は、遠くを見る時やTVを見る時に使った。ところが、ミャンマーに行ってからはメガネを全く使わなくなった。学校にも寮にも、どうせTVは無いし。普段は少人数でミャンマー人生徒に日本語を教えている。でも出張授業で、20~30人に週一回教えていた。メガネがいるかな、と持って...ヤンゴン徒然③ミャンマーでメガネが要らないのは

  • ヤンゴン徒然 ②ほっぺに白丸

    ヤンゴン徒然②ほっぺに白丸女性の化粧で、ほっぺたに赤い丸。韓国の時代劇で見た。昔の結婚式で、ほっぺたとおでこに割と小さな丸を描くらしい。これって中国でもなかったかな。女官とか後宮の美女とかで。これを最初に見た時には、強烈な違和感、おバカ感を抱いた。子供じゃあるまいし。でも、俺が間違っていたのかも。ある朝、ニイニイ先生が両ほっぺに大きな白いまん丸をつけて現れた。うっ、可愛い。一発で萌えた。これはタナカです。ミャンマー女性が普通に行う化粧というか、日焼け止めというか。中には顔中に塗って、白塗り面のおばちゃんとかが、野菜と売っている。葉っぱの形に塗ったりもする。タナカという木の枝(かなり太い)が売られていて、硯のようなものですりおろすと、粘っこい液状になるんだ。それをつけると、スースーして気持ちが良いらしい。大人の男...ヤンゴン徒然②ほっぺに白丸

  • ヤンゴン徒然

    ヤンゴン徒然①切り取られた風景切り取られた風景の記憶ってある?窓一つの独房に閉じ込められた囚人は、それが塀の前の殺風景な空き地だろうと、長い時間見入るに違いない。ゴミが散乱した地面、小石と雑草。一日わずかな時間だけ差す太陽の光。雨が降り続けて、漂ってくるドブの匂い。彼は、彼女は、飯を少し残して窓から放り、集まる虫や小鳥を気長に待つことだろう。ヤンゴンでは、学校が借りている寮に住んでいた。ここが広いのなんの。ダンス教室とヨガ道場が併設出来そうなスペースなんだ。ここに一人で半年住んだ。この街は表からは分からないが、建物の裏側に広くて細長い空き地が広がっている。一区画の建物群と建物群の間に、幅約5m、長さは30~50mほどのアスファルトの空き地があるんだ。防火帯だな。空き地の両側に排水のドブが流れている。雨期に行った...ヤンゴン徒然

  • 引きこもり

    引きこもり二か月upしなかった。まだ読んでくれている人がいるのに驚きだ。4月の中旬に帰国して、ほとんど家に引きこもった。まあ、日本中の人がそうだったんだけどね。この二か月、食って寝て、風呂に入って本読んでTV見て。飯は和食で、風呂はお湯。ミャンマーでは、考えられない贅沢なんだが。戦争映画ばっかり40本は見た。面白いのは5-6本だけ。やっぱり単発銃の時代だな。せいぜい南北戦争までの映画がよい。本は30冊は読んだ。でも詰らない。そろそろ動き出さなくては。と思っているんだが。引きこもり

  • 一時帰国

    一時帰国帰国しました。ヤンゴンは住みにくくなった。ミャンマーの感染者はまだ60人だが、怖がりのミャンマー人の引きこもり度はエスカレートする一方だ。学校はいつ再開するか分からない。何もすることがないので、日本で自宅軟禁14日を選んだ。本とDVDとTVとお風呂があれば、当分は極楽気分が味わえる。家族も、日本の方が医療環境がよいから帰りなよ、と言う。帰国便は、ほとんどANA便のみ。値段は片道で8万円近くと高い。一度予約した14日便(ANAタイ経由で羽田着)は、あっさりキャンセルされた。17日のANA直行便(成田)に乗った。ヤンゴン空港は閉鎖状態で、当日夜の出発便はANA一便のみ。空港のあらゆる売店はcloseされているので、飲み物も買えない。また冷房がターミナルの一角を除いて切れているので暑い。暗い。人がいない。AN...一時帰国

  • ヤンゴン ティンジャン 15/APR/2020

    ヤンゴンティンジャン15/APR/2020これがヤンゴン市内の様子です。街に車が走っていない。子供がいない。人がいない。昨日までやっていた市場がこの通り。パゴタもCloseBBQ屋は駐車場に。公園も閉鎖とうとう、道まで閉鎖コンビニもついに?Cityexpressは閉鎖3月下旬、ミャンマーで最初のコロナ患者が出た翌日から、生徒も先生も学校に来なくなった。みんな凄い怖がり。まるでコロナという妖怪がいて、家族を連れ去っちゃうイメージ。レストランが大手から締まりだし、店屋がそれに続いた。屋外型の飲み屋兼飯屋もどんどん閉まってゆく。ジムや雑貨屋も閉まり始め、ついに床屋も全店閉業。開いているのは、CityMartとコンビニだけになった。女性の7-8割はマスクを着けている。男性は6-7割。車が極端に減ったので、横断がいつでも...ヤンゴンティンジャン15/APR/2020

  • モーラミャインからダウェーへ

    モーラミャインからダウェーへ3月の終わりから4月の初めにかけて、ヤンゴンから東南の地を目指した。することが無くなったのだ。ミャンマーで初の感染者が出た翌日、先生も生徒も学校に来なくなった。この変わり身の早さは凄い。日本人の生徒さんはチラホラ来るのだが、自分の生徒はミャンマー人なので、全く一人も来ない。ヤンゴンの街も閑散としてきた。この後、BBQshop、一般の商店、レストラン、ショッピングセンターと次々に店仕舞いが始まる。この街にいても仕方がない。で、ダウェーを目指した。海辺でコロナをやり過ごすのだ。一泊4ドルほどの安宿を見つけ、海人となって浮世離れする。でも結局この計画は失敗した。さてモーラミャイン。どこの旅行代理店も店が閉まっているので、直接郊外のバスステーションに行った。ダウェー行きのバスは無かったが、モ...モーラミャインからダウェーへ

  • ヤンゴン写真館

    ヤンゴン写真館何でもありのハッピーワールド:子供のころのデパートの屋上遊園地を思い出す。仏教旗元気なネズミ駅の光景バスの中ヤンゴン写真館

  • 日本雑感

    日本雑感5日間、日本に帰っていました。確定申告のための帰国でしたが、結果として必要はなかった。収入が少なすぎて、医療費を加えても全くの赤字、ゼロ円の税金なのです。といって、税金が戻ってくるわけではない。来年、もし申告の用紙が来たとしても、何もしなくてよいとのこと。こうなるとかえって意地になる。以前、親父が亡くなった時に、税務署の職員と交わした会話を思い出す。「何かする必要はありますか?」「遺産は一億円を超えますか?」「いえいえ、とても。少なくともその半分以下です。」「では、何もする必要はありません。」下々の者ども、余計な心配はせずとも宜しい。何かカチンとくる。日本は静かでした。本屋が2軒潰れていた。道も鉄道も、飲み屋もパチンコ屋も空いていた。銭湯も土曜日なのに空いていた。こんななら、いっそ暮らしやすい。車も少な...日本雑感

  • ニイニイ先生、again

    ニイニイ先生、againニイニイさんは、早とちりだ。みんなで昼飯を食っている時に、自分が思いついて言った。「あー夢が出来た。今年の終わりまでにみんなで稼いで、利益を上げ正月の休みに全員で社員旅行をする。ベイへ行こう。もちろん往復飛行機。豪華ホテルにシーフード。高速クルーザーで南の島に行って泳ぐ。」えー、あたし泳げない。とか言う中で、珍しくニイニイさんが静かだった。そして翌日。ニイニイさんが来た。"Ihaveaproposal"(提案があるの。)何?ニイニイさんの提案は、いつも突飛なものが多くて面白い。あのね。お正月なんて先にしないで、直ぐ行きません?ベイは素敵だけれど、お金が掛かる。近くの湖に一泊で、みんなで行けば全然安いよ。ニイニイさんは手にパンフレットを握りしめていた。でもそれは違うだろ、ニイニイさん。、み...ニイニイ先生、again

  • 瞑想センター、その後の後

    瞑想センター、その後の後セヤデュー(尊師)べた褒めのxx子さんが、学校に来てくれた。彼女は、明日の早朝帰国する。印度でヨガの修行を一か月半、ヤンゴンの空港から直行で瞑想センターに入り、娑婆に出るのは本日半日だけだ。瞑想センターからバスで来たというから驚きだ。ミンガラーバーしか話せないのに、住所だけでよく学校の場所が分かったな。折よくジョー先生の授業が終わり、スズキさんと三人で時ならぬ仏教・瞑想談義が始まった。彼女の話は、最初からぶっ飛んでいた。「今、どんな修行をしているんですか?」「セヤデューが、三代前世を遡れって言うんです。」えっ?最初、何を言っているのか分からなかった。サンダイゼンセをサカノボレ?エ、エーそれで出来たんですか?そも、人間だったんですか?そうなの、人間だったの。でも男の時は、戦争で悲惨なシーン...瞑想センター、その後の後

  • ニイニイ先生の子犬救出劇

    ニイニイ先生の子犬救出劇ニイニイさんは、我校の英語の先生である。誰が見ても美人さんだ。でも、のんびり屋の多いビルマ族の中でも、これほどマイページな人も珍しい。自分と先生たちは、お互いに先生であり生徒だ。ミャンマー語と日本語を相互に教えあう。ニイニイさんが生徒の時、大きな欠伸、次にあろうことか居眠りを始めた。スー、カックン。くそ、そんなにつまらなかったかよ。闘志を燃やして、マンガを教材にしたりした。ニイニイさんは、兄弟姉妹も多い(お姉さんがまた美人。スースーとかピューピューとか二文字が多い)が、いとこも多い。22人いるそうだ。だからたいていの探し物や調べ事は、いとこに聞いてみるね、で事足りる。一緒に外出した時、電車に乗ったことが無いという。これ、どうやって乗るの?あなた、ミャンマー人でしょうが。外国人の自分が乗り...ニイニイ先生の子犬救出劇

  • 街角散歩

    街角散歩街の一坪店舗の撮影をしたい。街角散歩

  • 瞑想センター その後

    瞑想センターその後昨日、瞑想センターに行ってきた。やっぱ遠いや。空港よりも北にある。バスで出来るだけ北上し、そこからタクシーに乗ったのだが、それでもずいぶん高かった。時間もダウンタウンの学校からたっぷり1時間半かかった。しかもタクシーの運転手が場所が分からなくて、20分くらいウロウロした。やっと見つけたセンターは、何も変わっていなかった。セヤデュー(尊師)が階段の上で待っていらっしゃった。お元気そうだ。ニコニコしていらっしゃる。そも、何故ここに来たのか?話は遡るが、自分のブログの中の記事、ミャンマー、瞑想センターの一週間(Sevendaysinmeditationcenter)を読んでくれたのは、多分全員日本人で延べ3~5千人くらいか。いいなあ、俺も(私も)やってみたい、瞑想。こんな感想を漏らしたのは、5~10...瞑想センターその後

  • バス難渋

    バス難渋ミャンマーの路線バスに悪戦苦闘している。バス代は200チャット(14円)と、タダ同然なのだが、まずバス停を探すのが一苦労。どこも学校から離れていて20分くらいは普通に歩く。そしてバス停ではない所でも人は待っていて、乗ったりする。乗るのも降りるのも大変だ。運転手は一人や二人だときちんと停まらないし、直ぐに降りないと動き出す。人がちょっと途切れると、直ぐにドアを閉める。たいていのバスは韓国製だが、ブザーが少ない。4つくらいしかない。ミャンマー人なら声を掛け合えるが、こちらは困る。乗り心地は最低で、運よく座れても、どこかに掴まる必要がある。立っていたら、両手で掴まる。移動はバランスを取って、飛ぶように歩く。整備が悪いのだろう、サスペンションはガタガタで、時々ブレーキの摩擦材が擦り切れてキーキーと金属音がする。...バス難渋

  • ヤンゴン雑感 - その後

    ヤンゴン雑感-その後1.もう一か月以上、ハト娘とは会っていない。ハトおばちゃんは、たまに見かけるのだが。2.食生活のレパートリーは広がったが、美味しいものは、ちと高い。と言っても2千チャット(140円)がその倍になるくらいだが。3.切り花を買う習慣ができた。だいたい千チャット。時に二千チャット。蘭や薔薇や菊。4.昨年末、美人の女医さんのところで取れた差し歯を直してもらった。以前にここに書いたよ。それがポロっと取れてしまった。休みの日に直しに行ったのよ。すると二枚目の若い男がいるじゃないか。あの女医さんは、辞めて他に移ったそうだ。二枚目先生、鼻歌を歌いながら治療をするのは辞めて欲しい。詰め物のセメント代5千チャット(350円)で治ったが、どうせすぐに取れちゃうだろう。5.2月中旬、ヤンゴン生活4か月半。まだ朝は多...ヤンゴン雑感-その後

  • I ♡ Myanmar

    I♡Myanmar最初の頃の投稿ラッシュに比べて、最近はとんと投稿が少なくなった。授業が増えて忙しくなったし、他の学校への出張授業が週2回あるもんな。でも、この国の嫌なところを見た、とか日本が恋しいとかではない。ミャンマーへの親しみと愛情はより深まった。住めば住むほど、素敵な街だ。こんなに優しい人達は初めてだ。40数か国を廻ったが、ここほど住みやすい国はない。日本語教師養成の学校では、こう教わった。最初は蜜月。訪れた国の良い所、美味しい食べ物、新しい友達に感激して、楽しくてしょうがない。でもしばらく経つとだまされたり、効率の悪さに腹が立ったりし始める。そうなると、嫌な面ばかりが目につく。急上昇していたのが、急カーブでダウンする。その低いテンションもやがて終わりを告げ、その国への理解が深まる。人々の考え方が自分と...I♡Myanmar

  • 仏旗

    仏旗この旗は、ヤンゴンの街中のどこででも見かける。ミャンマー国旗ではない。これは、仏旗です。仏旗(ぶっき)とは、仏教を象徴する旗。仏教を信仰していることを示す旗のこと。「六色仏旗」「六金色旗(ろっこんしょくき・ろっこんじきき)」、「仏教旗」とも呼ばれる。『小部経典』の「無礙解道」に、仏陀が力をはたらかせる時、仏陀の体から青・赤・白・樺(橙)および「輝き」の六色の光が放たれる、と書かれていることに由来するデザインである。1885年にセイロン(スリランカ)で作られた。国際仏旗は、左から青、黄、赤、白、橙、そして一番右の列には5色を上から順番に並べた縞模様となっており、それらの色にはそれぞれ意味が込められている。青は仏陀の頭髪の色で、「定根」をあらわす。黄は仏陀の身体の色で、「金剛」をあらわす。赤は仏陀の血液の色で、...仏旗

  • 占いイベント

    占いイベントやったぜ。昨年末から始めた学校のカルチャーイベント、第三弾。占いで当たった。占いがキラーアイテムだとは思っていた。でもこれほどまでに、女性たちの心を摑むとは。このイベントの成否は、占い師次第だともいえる。最初に行った占い所は、ミンティンカの弟子を自称する所だった。ミンティンカって誰?*ミンティンカ氏・略歴1939年6月25日ヤンゴン市チャウミャウン地区に6人兄弟の長男として生まれる。ヤンゴン市内セイントポール男子高校(職場の目の前にある高校)で学び、高校を卒業。大学には進学しない。高校卒業後、ミャンマー国軍に入るが5年で中退。その後、食用油の工場や精米所で働く。1979年シャン州タウンジー市で占い師の仕事を始める。(ちょうど40歳で新たな人生を始めたことになる。)この頃から小説家ミンティンカとして探...占いイベント

  • 竜涎香(りゅうぜんこう)

    竜涎香(りゅうぜんこう)竜涎香って知ってる?マッコウクジラの腸内に生成されるろう状物質で動物性香料の1つ。餌であるイカの嘴(くちばし)からつくられた病的生産物ではないかとされている。重さ50~5000gの不透明,灰白色の塊となって海上に浮遊する。松脂(まつやに)状の物質。麝香(じゃこう)に似た芳香がある。アンバーグリスambergrisともいう。そもそも抹香鯨って名前が変。抹香とは、葬儀や法事の時に行われる焼香で用いられるお香のこと。線香が棒状であるのに対し、抹香は粉末状で、古くは仏像や塔に塗ったり散布する使われ方もあった。かつては安息香(あんそくこう)、甘松香(かんしょうこう)、沈香(じんこう)、川キュウ(せんきゅう)、丁子(ちょうじ)、白檀(びゃくだん)、竜脳(りゅうのう)といった香りの良い香料から作られて...竜涎香(りゅうぜんこう)

  • トレジャーハンター

    トレジャーハンター男の夢でしょ、トレジャーハンター。この国に来て働いている人、住んでいる人の内、何人かはこの夢に取りつかれる。骨董?宝石?それとも銀貨?金貨?自分の友達は小柄な女性で、多分自分の半分くらいの体重だろうに、目の細かい柄の長い網を手にして、エイヤワディー川の河口、汽水域を歩き廻り、うなぎの稚魚(シラス)を探した。日本への空輸を企てたのね。かっけー。まっ見つからなかったのは、仕様がない。でもその冒険に、俺も加わりたかった。自分が考えたのは、伽羅。伽羅(きゃら)の原産地は、圧倒的にベトナムだが、極く一部ミャンマー産と称するものが、たまに市場に出る。品質の高いものは、数十万円する。他の先生(英語のお嬢さんたち)に話したら、それなら直ぐに手に入る、という。数日後の受け取ったのは、ニッキだった。ニッキ、いい匂...トレジャーハンター

  • 何で、ぶつ切り

    何で、ぶつ切り朝、出勤の途中の店がいつも賑わっている。オープンハウスのレストランで、入り口付近で盛んに、パンのようなものや油条を揚げている。店の中は満席で、外にはテイクアウトを待つ人がたむろしている。その前を通り抜けるのに苦労する。旨そうだな。で、買ってみた。写真よりもっとふっくらしたナンのようなのを二つ。ハイ、二つね。受け取った姉ちゃんが、中華包丁の刃を横にして、上からバンと叩きつぶす。ワっ何するねん。ペチャンコになったナンを、刃を垂直に振り下ろしてぶつ切りにする姉ちゃん。見るも無残な小間切れになったパン片を、ビニール袋に入れ砂糖の小袋を入れて、どうぞ。そりゃ、不味くはなかったよ。先日は旨そうな手羽先を見つけ、2つばかり買おうかと500チャット(35円)出した。すると手羽先の他に鳥の頭も勝手に加えて、口を挟む...何で、ぶつ切り

  • バンコク今昔

    バンコク今昔ビザの更新のために、2泊3日でバンコクへ行ってきた。バンコクには、33年振り。正確には25年ほど前に一度仕事で行ったが、その時は駆け足で町に出なかった。バンコクは知らない町になっていた。自分がタイに5か月ほど滞在したのは、約40年前のこと。カンボジアとの国境で井戸掘りをした。あと、ラオス国境に近いチェンライにも行った。その当時のタイは貧しい国だった。でもとても素敵なワンダーワールドだった。街を歩くと、次々に面白いものにぶち当たる。空港は場末の汚いものだった。表に出るとムっと熱気が襲ってきた。ビザ更新でマレーシアのペナンに行ったが、マレーシアに入国した途端に、あー何てお金持ちの国!と思ったものだ。今じゃあ、逆になっているかも。今のバンコクは、とにかく便利になった。高架鉄道に地下鉄、エアコンバスに空港に...バンコク今昔

  • パテイン紀行

    パテイン紀行12/31から2020年の1/3まで、パテインに行っていました。ヤンゴンからバスで5-6時間かかります。12/31の21時ごろにバスに乗り、夜中の2時半に着きました。このバスは、早朝5時ごろにビーチに着くので、パテインの町に降りたのは我々2人だけでした。おいおい、ここはどこ?道路っ端で食堂があるだけ。男たちが数人麺を食べているが、周りに町はない。男たちに話して、バイクの後ろに乗せてもらいホテルへ行った。10分以上走って70円。夜中の3時に着いたホテルでは、可愛らしいお嬢さんが対応してくれて、チェックイン出来た。ほとんど3泊だが、朝食代だけで泊めてくれた。初日はパテインにいて、翌日は午前中にパテイン川クルーズ。午後からビーチへ行った。お神楽?パゴタ参道街に2軒の映画館パテイン川(エイヤワディー川・旧イ...パテイン紀行

  • ビルマ人のカルタ

    ビルマ人のカルタCスクールは学校とは言えないな。これは塾だ。授業は全てマンツーマンで、テーブルを囲んで生徒のノートがよく見える。なので、答えの正否だけでなく、変な字を見つけて修正が出来る。英語の先生たちにも、日本語を教えている。こちらも気が抜けない。退屈すると、彼女たちはアクビをしたり、この前は居眠りまでした。オイオイ、リラックスし過ぎだろ。そこで四コママンガを使ったり、"おもてなし"で滝川クリステルと小泉を紹介した。でもこれではあまり勉強にはならない。彼女たちは、頭がいいからすぐに覚えた日本語を使う。「少々お待ち下さい。」「それは大変ですねー。」イラストの付いた物の名前カードをテーブルに並べ、自分が読み上げる。まあ、これはカルタだな。何?不思議な顔をしていた彼女たちは、始まるとすぐに喜んで熱中した。やった、受...ビルマ人のカルタ

  • 日々淡々と 2

    日々淡々と2今朝は、日が出ているのに涼しい。半そででは、少し寒いくらいだ。12月に入ってから一滴も雨は降らないが、そんなに乾燥しているわけではない。この街には、若い娘がたくさん歩いていて楽しい。たいていは長い髪をしていて、ポニーテールにしたり、自然に下ろしたり。タナカ(白い粉、タナカの木をすって顔に塗る)をつけた子も多い。みんな気取らずに自然体だ。巻きスカートがセクシーなのね。全然警戒心がなくて、アピールもせず、笑顔がかわいいのよ。あと、子供が多い。人口構成を見れば、見事なピラミッド型。正月の1-3日に小旅行をする。パテインという町に泊まり、二つのビーチに行く。パテインは、ヤンゴンから5時間くらいバスで揺られたら着く。ホテルはエイヤワディー川のほとりだ。川に沈む夕日が楽しみ。この街の生活は快適だ。でも地方を訪れ...日々淡々と2

  • 日々淡々と

    日々淡々とこの国に来て二か月になる。日々淡々と月日が過ぎてゆく。車道の横断と犬の糞に気を付ければ、何の危険もない。風邪は2度ひいたが、お腹は一度も壊していない。先生と呼ばれることにも慣れた。早稲田大学教育学部、社会学科地理歴史専攻を昭和55年、1980年に卒業してもうすぐ40年。先生と呼ばれる日が来るとは。別に違和感はない。実際に先生だからね。今日は授業がほとんど入っていない。多くの日本人は、正月休みで帰国した。実は、英語の先生たちが自分たちで遊びに行く計画を立てて、27日のレッスンを受けないようにしていたのだ。でもちょうど25日に全員のレッスンが無かったので、その日に受付事務の子を含めて4人で遊びに行った。車で40分くらいのサウナ・温泉施設だ。女の子4人で、一日中楽しんだそうだ。一日いても700円。韓国人が経...日々淡々と

  • 休日散歩

    休日散歩休日散歩

  • The Buddha - ジョー先生のミャンマー仏教講座、簡易版

    TheBuddha-ジョー先生のミャンマー仏教講座、簡易版ブッダは「シッダールタゴータマ」という名の王子でした。彼は紀元前563年、現在のネパールの地で、シャカ族の王子様として生まれ、仏教を生み出し、80歳で亡くなりました。彼は「シャカムニブッダ」とも呼ばれます。TheBuddhawasaprincenamed"SiddharthaGautama".HewasborninNepalandwasthepersonwhocreatedthereligionofBuddhism.Helivedfromabout563BCtoabout483BC.HeisalsocalledShakyamuniBuddha.Earlystyle="'margin:0mm;margin-bottom:2.65pt;text-align:...TheBuddha-ジョー先生のミャンマー仏教講座、簡易版

  • イベント終了(麺食べ歩き & パゴタ参拝)

    イベント終了(麺食べ歩き&パゴタ参拝)ミャンマーに来てもうすぐ2か月。自分が企画したイベント2つが終わった。麺食べ歩き、とパゴタ参拝だ。Cスクールのカルチャースクール化を目指して立案し、実施した。一時は人が集まらなくて、中止かと思われたが、2度とも参加者の方に助けられて、何とか行った。儲けは微々たるものだが、ともかく第一歩を踏み出すことが出来た。詳細は、CSchoolのお知らせを参照して下さい。他の先生方に随分と助けてもらった。多謝!写真は、路肩の神様。おまけです。イベント終了(麺食べ歩き&パゴタ参拝)

  • 五戒・十戒・猪八戒

    五戒・十戒・猪八戒仏教の五戒、十戒を知っているかい。五戒は在家の信者が守るべきこと。十戒は出家した人向けだ。まあ、テーラワーダ仏教(上座部仏教)では、比丘(男性出家者)は227のルール、比丘尼(女性出家者)は311のルールがあるそうだから、十戒は基本に過ぎない。五戒・生き物を故意に殺してはならない。・他人のものを盗んではいけない。・不道徳な性行為を行ってはならない。・嘘をついてはいけない。・酒類を飲んではならない。十戒1.生き物を殺してはならない。2.盗んではならない。3.性行為をしてはならない。4.嘘をついてはならない。5.酒を飲んではならない。6.正午から12時間、食事をしてはいけない。7.歌や音楽、踊りを鑑賞してはならない。8.化粧、香水、贅沢な服など使ってはいけない。9.贅沢なベッドで寝てはいけない。1...五戒・十戒・猪八戒

  • 歯医者さん

    歯医者さん歯医者に行った。先日、食事中に奥歯の詰め物がポロっと取れてしまったのだ。別に痛くはない。ついでに言えば痒くもない。この歯の治療って一体、何年前?50歳代に一度行ったか。40歳代は?10代、20代、30代にはよく歯医者に通った。30歳代は、会社の近くの歯医者に通い、しょっちゅう予約を忘れて迷惑をかけた。ずいぶんと金もかかったな。しかし困った。痛くなくても、穴が開いたままなのは不快だ。食べ物がそこに詰まったら、不衛生でしょ。このDentist、歯科医院の前は何度か通った。小ぎれいな外観だ。えい、思い切って入っちゃえ。今日は久しぶりの休みだもんな。時間は気にしなくてよい。まっ、どのくらい料金がかかるのか、聞いてみよ。保険証はないわけで、この国の治療費がどれほどなのか、見当もつかない。もし歯医者にかかるなら、...歯医者さん

  • ヤンゴン雑感 3

    ヤンゴン雑感3一時は、週千人にも達しようかという勢いは薄れ、ここ数日は訪問者が100人を切り、昨日は50人を割った。私生活の方は、多忙で充実している。しかし風邪をひいた。・ハト娘は一人の同じ少女だった。横顔で真面目な顔は小6、正面で笑った顔は小4くらいに見える。また買った。そして他の人が買っていた。多分200チャットくらい。皿の盛りが少ない。その女性は、一発でサっとエサをまいた。・学校の前の通りで、ミニ無料配布の昼飯をやっていた。昼飯は食べた後だが、のぞいて見ると座りなさい、食べる?食べます?とたちまち席が用意され、どんぶりとスプーンが手に。美味しい。モヒンガーの配布でした。もう一杯どう?いえ、お腹いっぱいです。あちらの方では、飲み物の配布があるらしい。子供たちが走りまわっている。・夜の食堂、兼居酒屋(オープン...ヤンゴン雑感3

  • ハト娘

    ハト娘寮と学校の間は、歩いて12分くらいだ。交差点を渡ると区役所、裁判所、その先に学校(中学と思う)がある。ここは学校のちょい手前の歩道で、広くて店が出ていない。ここにはよくハトの群れがいる。そして彼女。ハト娘が地べたに座っている。うちわを持って、時々ハトを追い払う。初めのうちは、分からなかった。何故君はそこにいるの?ハトの群れと女の子。気まぐれなハトは群れごと場所を移動する。週に何度かは、ここにハトが集まらない。全く別の通りで、ハトの群れ(小さな群)と少女を見つけ、彼女が何をしているのか分かった。この娘さんは、ハトのエサを売っているんだ。商品の豆は、表にはちょっとしか出していないが、それに寄って来るハトは、うちわをゆっくり動かして追い払う。でも娘さんだけがいて、ハトがいない日もある。事情が分かると、ハト娘と会...ハト娘

  • ヤンゴン雑感 2

    ヤンゴン雑感212月に入って、雨は全く降らない。今は真冬で過ごしやすい。さて、先日の続きだが、彼女達の情報は凄い。特に食べ物関連なら、5km四方は網羅している。あの店のxxなら、こっちの店の方が美味しくて安い。通り一遍の情報・評価は、一度彼女たちのふるいにかけた方が良い。以前、仲間うちの好き嫌いはあるだろうと書いたが、おかずは分け合っておしゃべりは際限なく続く。性格はおそろしく違うが、姉妹のように仲がよい。困るのは、おしゃべりの最中、何かを頼もうとか聞こうとする時だ。入り込む余地がないのだ。また直ぐに回答を得ようとしてはならない。再開したおしゃべりは、盛り上がって止まらない。コピーをする振りなどして、待っていても駄目。その場を離れてしばらくすると、向こうからやってくる。全くマイペースで愉快な娘たちだ。一緒に仕事...ヤンゴン雑感2

  • ヤンゴン雑感

    ヤンゴン雑感ここ2-3日、朝晩涼しい日が続いた。水シャワーは気合いだ、気合いだ!こちらの人は、何もそこまでという大げさな上着をつけている人が増えた。OLではないが、この学校の女先生たちを見ていると楽しい。口紅はつけているが、ほとんどすっぴんに見える。時々おしゃれをしてくる。デートかな。恋愛事情は、割とあけすけで、誰に彼氏がいて、この子はいないとすぐ分かる。お化粧をしているのは、見たことが無いが、彼女達しょっちゅう何か食べている。だいたい、朝出勤すると持参の朝食をキッチンでとる。お昼はにぎやかだ。みんなで持ちよったお弁当が花開く。キッチンはエスニックな匂いで一杯。ということもない。色々なおかずを、おすそ分けしてくれるが、どれも美味い。よくちょっとした調理をしている。今日はこれ、と袋麺の先生もいる。果実もよく食べる...ヤンゴン雑感

  • 街中の隠れたパワースポット、マッハ・ナウィン

    街中の隠れたパワースポット、マッハ・ナウィン先日の投稿、第二弾!今日は写真で魅せます。パゴタの名は、マッハ・ナウィン。ボーミンガン。タバコと酒の好きな超能力者。1952年没。この人、誰?多分、このパゴタの守護神。何故、布袋が?いや、布袋様は9世紀の中国の実在の僧侶なのだ。後ろにこの人の写真が貼ってある。出た。ナッ神。幽霊ども。でもここは、パゴタの外。布袋、Again.カエルとドラゴンは、コータジー・パゴタ。街中の隠れたパワースポット、マッハ・ナウィン

  • 人動観覧車

    人動観覧車人動観覧車

  • カーニバルの夜 2

    カーニバルの夜22晩続けて行っちゃいました。帰り道だし、面白いんだもの。晩飯代わりに色々と買い食いをした。この日は土曜日で、前日よりちと早い18時半だった。昨晩のギューギューの人出ほどではなく、子供連れが多かった。この街には、ゲームセンターは一部しかなく、歓楽街もない。こういうお祭りは楽しみなんでしょう。抱き枕。あら、あたしも使っているわよ。あれが無いと、寝れないのよねー。エビ・カニ美味そう。ただ、見せてお金をもらうだけ。一枚70円~210円。今書いている絵を、140円で買いました。ドリアンカーニバルの夜2

  • ミャンマー麺食べ歩き

    ミャンマー麺食べ歩き日本の麺で何が好き?俺はラーメンだな。でも茹でたてのソバを水でサッと洗ってざるそば、これも捨てがたい。モチモチのうどん、いいねー。ほうとう、きしめんも好きだ。パスタ、大好き。ミャンマーの麺はどう?これが、大変な麺大国、だったのよ。ミャンマー麺、あれこれ①モヒンガー:ミャンマーの国民食的な麺で、朝食べることが多い。家庭料理とも言える。味にバリエーションが広い。スープでゆでた魚を鍋から上げて丁寧に骨を取り除き、身をすりつぶしてスープに溶け込ませる。魚は、ナマズが一番人気。麺はさっぱりとした細い米ヌードル。②ナンジートウッ:ナンジートウの意味はナンジーが太い麺、トウがあえもの。米粉の太麺に油ダレをはじめ、様々なものをトッピングして最後によくかき混ぜる。トッピングするものは、きな粉、揚げ麺、スライス...ミャンマー麺食べ歩き

  • カーニバルの夜

    カーニバルの夜昨晩は、学校から5分ほどの通りで縁日をやっていた。パゴタを中心に9日間のお祭りだ。金曜日の夜は、身動き出来ない人だかりで、5km四方の若者がみんな集まったんじゃないか。大人も子供も大集合で、動けないほどの人、人、人。まあ、見てちょーだい。これ甘くない、ういろう?そんな感じ。タコは、高いがいま一つ。お勧めしない。これ輪投げなんだが、絶対入らない。かき氷、お面、風船、お好み焼き風(甘い)砂糖キビジュース、焼豚、おもちゃ、ジーンズ何でもござれ。たこ焼きもあった。祭りの中心のパゴタ。お坊さんの説法を聞く人々。祭りのハイライト、手回しメリーゴーランド。出た!パイレーツ!電動、海賊船クライマックス、人動観覧車カーニバルの夜

  • 朝のパレード 2

    朝のパレード2今朝も道でパレードを見ました。おまけ-街角美人夜の散歩近所でお祭りをやっているそうだ。今晩見に行こう。朝のパレード2

  • ヤンゴン街角散歩

    ヤンゴン街角散歩ヒャー、面白いわ、この街。学校にいるだけで、楽しいものが向こうからやってくる。街を歩けばさらに楽しい。これでミャンマー語が話せたら、3倍楽しくなるだろう。前のパン屋の親父さん、メロンパンが美味いけど何か持ってそう。学校帰りに立ち寄る茶店の若者、色々話しかけてくるが会話が成り立たない。先生(学校のお嬢さんたち)にミャンマー語を教わり、反対に自分が日本語を教えているのだが、60過ぎた頭にはなかなか浸透しない。お脳のしわがほどけない。自分が教えている生徒が、一晩でカタカナを全部覚えてきたのには魂消た。二十歳ちょっとの頭にゃ、何でもぐんぐん入り込む。ミャンマー語の学習はカタツムリの遅さだが、英語は日々ブラッシュアップされている。ミャンマー語の授業は英語だし、毎日セヤーマ(女の先生)と話しているからね。先...ヤンゴン街角散歩

  • ミャンマー昔話 - 智者ポウ

    ミャンマー昔話-智者ポウ学校のジョー先生に翻訳してもらった、ミャンマーの昔話を一つ意訳してみた。ミャンマーの昔話-智者ポウ昔々のおはなし。ビルマの王様が年を取り、体が弱ってきたので、そろそろ国を譲ろうかと考えました。王様には、二人の立派な王子の孫がいました。王子たちは頭が良くて、武勇に優れた若者です。王様は、二人をとても気に入っています。どちらを選ぶか、頭を悩ませました。どうしても決められません。そこで大臣たちを集めて会議を開きました。「お前たちを呼んだのは、この国の将来を決めるためだ。ワシはこの国が平和で、実り豊かなまま末永く続いて欲しい。二人の王子のどちらを次の国王にしたら良いと思うか。みなの意見を聞かせてほしい。」大臣たちは、お互いに顔を見合わせました。えらい事になった。二人の王子には、それぞれ忠実な家来...ミャンマー昔話-智者ポウ

  • 突然の朝のパレード

    突然の朝のパレードうっさいなー。表で大音響の音楽が鳴っている。隣と話が出来ないほどのやかましさだ。何事?2階のベランダに出てみると、ゴテゴテに装飾された車に、何やら衣装を身に着けた大人たちが乗っている。その前には、お揃いの王子服を着た少年が7-8人踊っているじゃありませんか。これが、突然現れた謎のパレードの始まりだった。それで終わったのかと思ったら、次の車がやって来る。急いでカメラを取ってきた。パレードに托鉢が重なり、眼下の光景はますます興味深い。ほんの一部しか写せなかった。あのやかましさは、どうやっても伝わらないよね。パレードは、20分ほど続いた。突然の朝のパレード

  • 街中の、隠れたパワー・スポット

    街中の、隠れたパワー・スポット見っけてしまった。凄いところ。そこはパゴタなんだそうだが、ゴテゴテでまるで蝋人形館の倉庫だ。でも人気があるので、線香が煙いし、お供え物のバナナ等が山積みされている。なにが変って、ここは仏教?それとも奇人館なの?何なの?リアルな坊さんの像が黒サングラスをかけ、布袋様が笑っている。ナッ神がゴロゴロ置いてある。えっ、幽霊のナッはパゴタに入れないのでは?いいんです。この一画はパゴタの外です。入ると狭い回廊が中心の柱の周りにグルっとつながり、横にそれる細い通路があっちにもこっちにもある。すごく狭いのに、グチャグチャと複雑な作りだ。いったん入ると、出てこれるか分からない。占い師が狭い通路に座っているが、帰り道を聞いたら、ニヤっと笑って上を指すかも。ここは毎朝晩通る通勤路だが、自分もさすがに入れ...街中の、隠れたパワー・スポット

  • コータジー・パゴダ

    コータジー・パゴダ午後休みを取って、遊びに行った。まずは鉄道で一駅先に行った。鉄道の切符。200K(14円)。チーミーダイン駅ハンタワディー駅そして、日本人街に行き、銭湯に入った。気持ちよかったー。けどぬるかった。ここに住む日本人の人たちは、ティラワの工業団地やヤンゴン市内で働き、スターシティーという無菌室のような町に住む会社員とは対極な感じだ。自分は、こちらの方にシンパシーを覚える。松本零士の男オイドンの世界を思い出す。帰りも電車に乗り、寮への帰り道にこのパゴタに寄った。ここの大仏には圧倒された。すぐ近所に、こんな立派なパゴタがあったんだ。この一画は、奥まっていて瞑想によい。涼しい。すでにやっている人がいた。これ誰?気味が悪いほどリアル。お尻、カイーの。これを、お坊さんが2人で棒を肩に担ぎ、ゴーンゴーンと鳴ら...コータジー・パゴダ

  • 何で何でヤンゴン

    何で何でヤンゴン俺はやっと気が付いた。ミャンマーってこう、こんな国。こんな人たちが住んでいる。オイオイ、お前さんに何が分かるのさ。この国は、日本の1.5倍の広さがあるんだよ。カレン人に会った?モンってどんな人たち?田舎の暮らしは見たことあるの。タイトルを替える。ヤンゴンですら、ほとんど知らないものね。・何で何でヤンゴン

  • Hiedan Market

    ヤンゴン大学の近く、ヤンゴンの原宿レーダンの外れにあるマーケット、HiedanMarket。ご覧あれ、色が溢れている。俺には、ドン・キホーテよりずっと楽しい。とても美味しい。でもどれも同じかまぼこorさつま揚げ味。裁縫コーナー?こんなのもあり。HiedanMarket

  • 郵便出すのも一苦労

    郵便出すのも一苦労横浜の自宅に郵便を出した。これが半日がかりの大仕事になるとは。この街に郵便ポストは見当たらない。誰かに聞いても、ピンとこない。あまり手紙は出さないのか。ま、みんなスマホを持っているからね。地図でPostOfficeを探し、一番近い所にタクシーで行った。こんな素敵な郵便局。これにて一件落着。かと思いきや、ここはEMS専門の局だった。EMSだけあって、すごく高い。日本まで最低料金で3千円くらいする。冗談じゃない。普通郵便はどこ?ここの女性職員は、一人しか働いていなくて忙しそうだったが、無茶苦茶親切だった。あんまり無いんだ、郵便局。地図で印を入れ、紙に場所を書いてくれた。とはいえ、通りの名前だけだ。何と自分のいる寮のすぐ近くじゃないか。いつも通る道に出て、タクシーの運転手と探しまくったが分からない。...郵便出すのも一苦労

  • 何で何でミャンマー 2

    何で何でミャンマー2ランダムに行くよ。もうすぐ滞緬一ヶ月になる。一週間目でひどい風邪をひいた以外は、お腹の調子もすこぶる良い。今回は、detailな内容になりそうだ。・パンフレットを近所のコピー屋さんで100部刷った。ところが、前回と同じ用紙なのに値上げすると言う。えっ普通逆だろ。この国ではよくあることらしい。2回目、3回目となると、値上げする。いったいどういうカラクリじゃ。甘え構造?よく分からん。最初にサービスして受注する?それも変だよ。前回が250Kで、今回は350Kだと言う。中間の厚みの紙にして、300K(21円)で発注した。・寮の非常階段の鍵がやっと解決した。二重ロックの木の扉の向こうに鉄枠の頑丈な扉があって、そこにでっかい南京錠。大家さんは、この南京錠の鍵を失くしていた。鍵屋を呼んで、南京錠をぶった切...何で何でミャンマー2

  • 托鉢風景

    托鉢風景毎朝の托鉢の様子を紹介します。ここは学校の前です。メロンパンの美味しいパン屋さんの親父さん、前のアパートに住む娘さん、隣のアロマ・ショップの婆さんなどが並んで待ちます。お坊さんの歩くスピードはかなり速い。ついでに、町を歩くお坊さん。托鉢風景

  • カンドージ湖

    カンドージ湖休みの日に、カンドージ湖に行きました。前回の休みは医者に行ったりしたので、半分くらいしか休んだ気がしなかった。今回はゆっくり出来ました。遊びに行って、帰ってきて昼寝。夕方からは大きなスーパーに買い出しに行きました。実は、カンドージ湖の周辺で植木を売っていると聞いたのですが、湖を半周しても見つかりませんでした。学校と寮の入り口に置きたかったのですが。植木を売るのは夕方から、なのでしょうか。カンドージ湖の上には、ドラゴンの船首を二つ持つレストランが浮かんでいます。そこで昼食をとろうとしたら、本日貸し切り。別の店にしました。ここは公園になっていて、入園料は300K/21円です。素敵な木がたくさんありました。ついでに、公園周辺の木も木の撮影には、広角レンズが必要だな。寮の近くの大型スーパーには、色々なものが...カンドージ湖

  • 雑念ーヤンゴン

    雑念ーヤンゴン・やっぱ安いや。これ見て下さい。これで約350円。これだけ買っても820円。70円出して買ったら、たくさんお釣りがきた。ズッキーニ?これにつけるミソ(醤)を捜して、朝からボリボリ食うぞ。これが美味いんだよ。コーヒーと肉まんで70円。おまけで、コーヒー屋の娘。恥ずかしがって、顔を隠した。早くミャンマー語を覚えて、話したい。今、特訓中です。・回線の問題、電気・電圧の問題で、コンピューターが頻繁にフリーズする。合間を縫って使用するが、これじゃあ、タバコが増えるぜ。・先日、町中にあふれていたチビ尼軍団が消えた。集中托鉢デーとかが、あるんでしょうか。・海外で活躍する日本人たち。ずいぶん多くの人が、商売に奉仕に頑張っている。女性の方がずっと多い。勇敢で知性に富む彼女達の活躍が、学校や雇用を作り出している。詳し...雑念ーヤンゴン

  • ミャンマーの蚊

    ミャンマーの蚊こちらの蚊は、黒っぽくて弱弱しい。フラリフラリと低い所を飛んでいる。耳の周りをブーンと暴力的に飛んだりはしない。こう言っているようだ。「ごめんなさい。タウンベンバーデー。私だって、仏様を信じる仏教徒よ。吸血なんておぞましい。こんな業が深いこと、したくはないの。本当よ。いっそ飢え死にしたいわ。でも、でも私の愛しい子。子供たちを生むためには、仕方がないの。許してなんて、言えないわね。貴方の眠りを妨げたりはしないから、一度だけ吸わせて。ごめんなさい。」何だか蚊取り線香を焚くのが気が引ける。ミャンマーの蚊

  • 何ちゅー太っ腹、無料夕食配布所

    何ちゅー太っ腹、無料夕食配布所17時、仕事帰りに寮とは反対方向を散策した。まだ明るいし、真っすぐ帰ったらつまらない。夕飯には早いしね。道端でマンゴーを買ったら100円。完熟マンゴー、美味かった。でもデザートには大きすぎる。冷蔵庫が無いし、アリが来る。街を結構歩いて、もういいや。この先には、大したものがなさそうだ。で、来た道を戻るのも何だし、横道に入った。緩い上り坂になっている。次を右に曲がれば、十字路に出るんじゃないか。出なかった。住宅街、というか生活むき出しの狭い道を歩いた。右へ、といっても斜め右。しかもクネクネしてきた。もういいや。最後はタクシー。やっと比較的広い道に出たが、全く見覚えがない。大小様々な食堂、屋台、雑貨店、ベビー用品店。ついにどん詰まり。階段を登ると橋がある。あっ川なんだ、と思ったらそこは、...何ちゅー太っ腹、無料夕食配布所

  • 何で何でミャンマー

    何で何でミャンマー①何で何でミャンマー1-1.何でコンセントを、床上1.5mの所につけるの?キッチン台に電気湯沸かし器を置いたが、10cm届かない。あと10cm、くそ。レンガを置いて使っている。1-2.トイレ兼シャワールームに、水を溜めるタンクが高い位置に設置されている。玄関近くの大元のスイッチを入れると、ガーっと動き出す。ところが水がタンク一杯になると、脇のパイプからジャバジャバ流れ出す。しばらくすると、上の棚からも水があふれ落ちる。盛大に滝のように流れ落ちる。スイッチを切れば、ちょっとして水は止まる。一杯になったというセンサーが無いんだ。こちらでは、これがスタンダードなんですと。②面白ミャンマー2-1.釣り下げひも先に袋や買い物袋をつけて、建物の上から吊るしている。6階建てでも4階からでも。どの住居でもひも...何で何でミャンマー

  • 銀行口座開設

    銀行口座開設銀行の口座を作った。何せこの国の銀行では、金利が7-8%つく。10万円を1年間入れておけば7千円、100万円なら7万円。1億円なら700万円。濡れ手に泡の大明神。700万円っていったら、サラリーマンの年収でもよい方だ。定期預金とか普通預金とか、面倒なことは言わない。というか、普通預金しかない。ただ、外国人が預金を作るのは、そう簡単ではない。3つの大手銀行を廻り、半日掛かりの手間がかかった。最初の銀行では、70日のWorkingvisaでは短すぎる。120日だか150日だかのVisaが必要だと断られた。次の銀行では、作れるが金利は付かない口座になると言われた。3番目の銀行で、やっと作った。但し、ミャンマーの勤務先の推薦状が必要になる。Cashcardは、翌日の受け渡し。暗証番号が6桁です。入金はATM...銀行口座開設

  • BBQ店、食い逃げ未遂事件

    BBQ店、食い逃げ未遂事件寮の近所のバーベキューの店で、丸一日食い逃げした。女性を含む3人の日本人が、BBQの店で飲み食いしたのね。ビールを飲み、野菜や肉やイカや、空心菜の炒め物をたらふく食べた。特にキノコとギンナンが美味かった。次の日、昨日は美味しかったですね。ところで私、会計しましたっけ。払った記憶がないのですが。えー、自分はトイレから戻り、そのまま流れで、では行きましょうか。清算済みかと思ったけれど、払ったところは見ていない。こりゃ、払ってないな。翌日、終業後に店に行った。あのさ、昨日来た客だけど、昨日払ったかな?2-3人のボーイがちょっと考え、オー、そうだそうだ。昨日、お金を払わずに消えた客だ(想像です)と言い始めた。みんなニコニコしている。いくらだった?ちょっと待ってください。まだ暗くなったばかりで、...BBQ店、食い逃げ未遂事件

  • ライターの話

    ライターの話タイ・レストランで飲み会があり、夜10時半ごろにお開きとなった。中は禁煙なので、表に出て路上で一服。ところがライターが点かない。何度やっても駄目で、明らかに壊れている。まだ4-5回しか使っていないのに。実はこのライター、コンビニ(ミャンマーのコンビニは凄い。でもこの話は後で)でタバコを2個買い、サービスで2個くれたものだ。子供向けの安全装置が無いから、気持ちよく点火する。これがたちまち壊れた。店の店員さん、若い男性に、ライター貸してくれる?と尋ねると持っていない。彼は、他の店員に聞くが、誰も持っていない。あんまりタバコ吸う人、いないものな。すると彼、ちょっと待って下さい、と駆け出した。数軒先のコンビニに飛び込んで、何とライターを買ってきた。どうぞ、とニコニコして差し出す。あ、ありがとう。お金を渡そう...ライターの話

  • ミャンマー上陸、3日間

    ミャンマー上陸、3日間着いたぜ、ヤンゴン。タイのLCC、LionAirのフライトは、まあ快適だった。いつもなら、このまますんなり、アレっアレという間に通関を通って、何の呼びかけもないままに税関申告を通り抜けるのだが。今回は、70日間のWorkingVisaを取らなければならない。結構並んで通関の窓口に行き、Visa申請書(3枚に渡る書類、写真付き)を出したら、あっちに行ってと言われた。見るとコーナーがあって、随分並んでいること。あちゃー、最初からここに並べば良かった。30分ほど経って、自分の番が来た。自分の後ろには1-2人しか残っていない。結果は何てことはない。写真のサイズも4x6㎝と書いてあったのを、5x5cmを渡したがnoploblem。でもいきなり50$を請求されちゃった。50$だよ、50$。こりゃ、痛い...ミャンマー上陸、3日間

  • ミャンマー、タバコ事情

    ミャンマー、タバコ事情ミャンマーのタバコのパッケージは、全て同じ。葉巻をくわえた婆の顔、下半分の図柄だ。これって、タバコに嫌悪感を抱かせるのが目的なの?他に意図があるのか?赤い部分にLONDONって書いてあるでしょ。これが銘柄です。LONDONは、一ヶ500チャット(35円)、勿論フィルター付き。味は、たいして不味くない。ミャンマー人の喫煙率は低い。でも田舎や山岳民族の婆さんが、顔の長さほどある太い葉巻を吸っているのをよく見る。自分は、あの顔中しわくちゃで背中に甲羅が生えていそうな、そうヨーダの妹といった婆さんが好きだ。ホッホッホ、この年になりゃ、男も女もない、怖いものなどどこにもいない、といった風情。ミャンマーのベイで、タバコを買った。屋台みたいな雑貨屋さんで、シガレットちょーだい、と1,000チャットを出し...ミャンマー、タバコ事情

  • メルギー諸島(仮題)

    メルギーミャンマーは、光と色に溢れていた。そして帰国した日本は、台風19号が通り過ぎていた。でも嬉しいニュースがあった。日本がスコットランドに勝った。帰宅して直ぐに前日の試合の録画を見た。良い試合だったねー。スコットランドは強かった。今回の訪緬の目的は二つ。荷物を仕事場に持ってゆくこと。数年前に観光が出来るようになったベイ(アンダマン海、メルギー諸島)に行くこと。相棒選びは苦戦した。まず息子、次に娘、友人2人に断られた末にキムラ君を捕まえた。一人でもいいっちゃいいが、二人の方がずっと楽しい。キムラ、Thanks。この旅行で気が付いた。ミャンマー人は勘が良い。ヤンゴンのホテルの近くの中華料理屋、というか中華居酒屋に入った。高校生くらいの娘さんが数人働いていた。この店、特にうまいわけではない。うまい!とうなったのは...メルギー諸島(仮題)

  • お知らせ

    皆さま、10月8日から一度ミャンマーに行き、いったん帰ってきます。11月からはヤンゴンに住み、日本語学校で新米先生の生活を始ます。ヤンゴン、日本語先生の生活編、乞う、ご期待!お知らせ

  • 断食道場

    断食道場断食道場に行きました。断食は、若いころ突然訪ねてきた印度の坊さんに聞いて、一日24時間したことがある。その時は、水も飲まずに行ったため、空腹よりも喉の渇きがしんどかった。彼は仏教のお坊さんで、月に一回断食を行っているという。あと、ヨーグルトと豆乳の48時間プチ断食もやったが、こちらの方が楽だった。今回は、せっかく糖尿病の教育入院2週間で胃が小さくなったのに、最近大食い傾向が戻ったので、もう一度胃の容量ダウンを図った。といっても2泊なので、半断食のコースにした。断食道場

  • 山の寺寺院群、能登

    山の寺寺院群、能登6月末、カミさんと能登に行った。2泊3日、飛行機とレンタカー、ホテル2泊で1人4万円弱。天気は悪かったけれど、能登は良いところでした。・車が少ない。人も少ない。・海が穏やか。波がない。・道路が良い。景色が良い。・高速料金が掛からない。1.海に向かうとカーナビから道が消える。千里浜なぎさドライブウェイ数キロに渡って、海岸線を車で走れる。砂が固いので、車の跡があまり付かない。これは気持ち良い。でも雨が強く降ると、通行禁止になる。2.のとじま水族館と海釣り公園久々の水族館だったが、意外と楽しい。ジンベエザメの青いプールがエントランス。海釣り公園はいかん。餌が冷凍オキアミなのだが、エサ取りが多く、底に着く前に餌が無くなる。といって、サビキにはあまり食わない。フグやベラ、スズメダイのような小魚を10匹以...山の寺寺院群、能登

  • 伊根の舟宿

    伊根の舟宿友人2人と伊根の舟宿に行き2泊した。6月の始めだったが、傘は要らなかった。友人とは30年振りに会った。年は取っているが、面影も性格も変わらない。男はやはり60過ぎてもバカだった。友人の一人は神戸に住んでいるので、神戸から京都府の日本海側の伊根まで、車で3時間ほどだ。日本の三大ガッカリ、天橋立伊根の舟宿

  • 白内障手術と糖尿病の教育入院

    白内障手術と糖尿病の教育入院ごめん、ごめんねー。2ヶ月もupしなかった。でもこの間、何もしなかった訳ではないんだ。まず5-6年会っていなかった友人と会った。一人は箱根の日帰り温泉、もう一人はアジ釣り半日乗り合いに行った。どちらも楽しかった。そして糖尿病の教育入院2週間。各種検査と食事療法を行う。次に白内障の手術。まず左目、1週間置いて右目。それからほぼ30年振りに会う友人2人と、京都府の日本海側の伊根の舟宿に行き2泊した。年賀状のやり取りのある友人は神戸在住。もう一人はずっと音信不通になっていた。この旅行は実に楽しかった。後でこのブログで紹介するね。入院と手術は、ミャンマー移住へのonestepだ。同時に保険金を貰うためだ。せっかく3つもかけているのに、貰わない手はないじゃん。でも両方とも仕事をしていたら、こん...白内障手術と糖尿病の教育入院

  • 気になる日本人・日系人

    気になる日本人・日系人本の中にちょこっと出てきた2人の人物が気にかかる。最初は、"江戸のダ・ヴィンチ"司馬江漢(1747-1818)。18-19世紀の人なんだ。この人、平賀源内の友達です。ダ・ヴィンチとは大げさだ。司馬江漢は、模倣の人で天才じゃあない。でも面白いよ、この男は。中国人ではない。江戸時代の絵師で学者、すこぶる奇人。日本初の銅版画、油絵を描き、地動説を紹介して世界地図を模写した。お世辞にも上手いとは言えないが、閉塞した鎖国日本で、こんな絵を残していたのか。東京芸術大学の美術館等に、司馬江漢の作品が展示されているらしい。今度見に行こうと思う。司馬江漢のことは、ドナルド・キーン氏の本で知った。歴史上の人物に一人会えるなら、キーン氏は司馬江漢に会って話をしたいそうだ。さて、次は女性。"アユタヤのマドンナ"ギ...気になる日本人・日系人

  • 桜満開 京散歩

    桜満開京散歩3月29日八坂神社~円山公園街中清水寺・参道清水寺街中三十三間堂京都国立博物館・庭園街中桜満開京散歩

  • セブンデイズ in メディテーションセンター

    セブンデイズinメディテーションセンターセブンデイズinメディテーションセンター

  • ミャウー探訪 - 後編

    ミャウー探訪-後編ミャウーの遺跡は良い。何しろ人がいない。日本人があまり行かない所なのは分かっていたが、欧米の人には人気があると思っていた。結局半日遺跡巡りをして、フランス人のグループにしか会わなかった。後はミャンマーの人がちらほら。コウバウンの遺跡が白眉。というか、ゴメン。他はどこが何の遺跡かよう分からない。コウバウンには9万体の仏像があるという。保存状態がよい。1990年代に土の中から発掘したそうだ。遺跡に併設するように、近年作られたパゴタがあり、お祈りはそこでする。以前はもっと多くの観光客が来ていたそうだ。ロヒンギャと治安部隊の衝突、国軍の虐殺報道などが国際社会に流れたために、観光客が激減しているらしい。でも兵隊など一度も見なかった。遺跡の二重回廊を埋め尽くす仏像と浮彫。見事なのだが、同行の女性陣は、それ...ミャウー探訪-後編

  • ミャウー探訪

    ミャウー探訪密林に点在する遺跡。古アラカン王国の都。ミャウーには、以前から行きたかった。でも密林はないな。田舎の草原に広がる遺跡群。その規模は、相当なものだ。充分に世界遺産の価値はある。最近(1990年代)に本格的に発掘されたので、遺跡の保存状態が素晴らしい。とても600年前の遺跡とは思えない。パガンのように荒野を埋め尽くす、大小3千ものパゴタ群。というのではなく、高低差のある山野に遺跡が点在している。地元の人が手を加えているわけではなさそうなので、こちらの方が先に世界遺産になるんじゃないかな。インフラ整備の遅れているラカイン州のためにも、そうなるといいね。ヤンゴンからシットウェまでは飛行機。シットウェからミャウーへは、船で6時間かかる。18世紀、1785年にビルマのコウバウン王国に征服されるまで、アラカン山系...ミャウー探訪

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