でんべ さん プロフィール

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でんべさん: シンイ二次小説でんべのブログ
ハンドル名でんべ さん
ブログタイトルシンイ二次小説でんべのブログ
ブログURLhttp://s.ameblo.jp/32763276-0525/
サイト紹介文シンイ二次を書いて居ます
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供463回 / 340日(平均9.5回/週) - 参加 2016/07/25 10:16

でんべ さんのブログ記事

  • 木春菊  [偕老同穴] 証 93
  • 一夜明け…ウンスの私室の窓から陽が差し込む…屋敷の大きな寝台とは違い狭い寝台重なるように眠りについた二人「んんっっ−−−、よく寝れたわあれ?ヨン?」いつも抱きしめていてくれる温もりがない…「あ!典医寺に泊まったんだ…」「目が開いたか?」眠い目を擦り焦点を合わすと寝台の脇に、椅子が二つ並んで置いてある「え?貴方寝台で眠らなかったの?」「・・いつものように抱きしめていたのだが、赤子がぼんぼんと蹴りあげ [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 92
  • 「ならば…たいふうと言うのだなこの時期は、そのたいふうが何度がなんどか襲うぞ…故に材木問屋が至急必要だった訳だが…」湯殿からウンスと二人湯浴を済ませテマンを兵舎に走らせ、着替えを運ばせ二人はウンスの私室に戻っていた白い医員衣は脱ぎ捨て出仕してきた衣に着替えたテマン、ミント、アルも交代で湯浴を済ませ、台風が過ぎ去るのを私室で待つ事になった「これじゃ、今夜は戻れそうにないわねみんなで雑魚寝でもしましょ [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証91
  • 「ああ〜やっぱり降りだした」ウンスの好きなぽつりぽつりと降りだす雨ではなく、いきなりばけつをひっくり返したよなどしゃ降りであるヨンも叔母も、それぞれ役目にもどりウンスは、診療室の扉を開け独り言を呟き、恨めしそうに灰色に覆われた空を睨み付けていた「雨足がひどくなる前に、お屋敷に戻れないものでしょうか?医仙殿が雨に打たれ身体を壊されたら困りますゆえ…」「え?そうね…あの人は例え護衛を付けても、こんな嵐 [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 90
  • 「叔母様…今日は実際のお産を立ち会いませんか、市井に腕の立つお産婆さんがいますから、そちらに出向きたいと思いますが、王妃様?叔母様をお借りしても構いませんか」「構わぬ…然と学んで参れチェ尚宮が、義姉様の手助けをせねばのぅ…妾もあと二月(ふたつき)程であろう?義姉様…」「ええ…そうです、あっと言う間に過ぎてしまいますから…合間を見計らい学んではきたのですが、やはり肌で実感された方が、覚えが早いですから [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 89
  • 「チュンソク…二日暇を賜っておる故ゆるりと屋敷の始末を致せばよい」「滅相もございません、婚儀のあと暇を賜るなどと、某の信念に反します」「あら、私達は十日も頂いたわよ硬いことは言いっこなしよ…それにサムさんだって、旦那様とゆっくりしたいわよね?」「はあ…ですが・・・お役目をこなさねば、禄が減りますいずれ赤子もできましょう、今のうちにしっかりお役目に精を出して貰いたいと思っております」「へっ?・・」ウ [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 88
  • 日が高くなる前、婚儀が済み屋敷に戻った頃には、ウンスのお腹はきゅるきゅると鳴りっぱなしであった出向く際に、約束した口づけもお預けを食らっていたヨンいい雰囲気になると、ウンスの腹が鳴り顔を見合せ吹き出す始末…赤子の飯が先と、ヨンはしぶしぶ諦めざる得なかった「ただいま…準備御願いしてごめんなさいね、何か手伝うわよ」「いえ、奥方様すべて終わっております先にお着替えをなさって下さいませ」二人が、庭先に瞳を [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 87
  • すっかり夏の気配は成りを潜め朝夕は、肌寒く感じる頃チュンソクとサムの婚儀の日と相成った大護軍であるヨンと、護軍であるチュンソクが王宮を空けるのだそれなりの根回しをしなければ不可能な話であった先ずは、王様の許しを得幼馴染みのアンジェに頭を下げ叔母にも頭を下げ、トクマン、チョモ他、古参の 迂達赤に激を飛ばし漸く迎えた晴れの日であるウンスは、既に緊張していた媒酌人としての大役を果たしきれるかすべてが疎いこ [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 86
  • あれからウンスは、馬鹿なことは試さすヨンと二人、希ではあるが兵舎と 典医寺離れていても会話をする程度に留めていた不思議と、ヨンと話すときはウンスの身体に異変は起きる事はなかった夏が終わろうとしていたある日チュンソクの屋敷が完成したとウンスの耳に届く「まあ…嬉しい、媒酌人張り切らなきゃお腹もちょっぴり目立つけど、緩めの衣があるかしら…」珍しく一人暇を賜り、屋敷でひまを持て余していた。そこに飛び込んで [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証85
  • 姿を消したアルはチェ尚宮のところにいたそして事情を包み隠さず伝える「それは真か?身体は大事ないのか」「はい、チェ尚宮様…侍医が命を下され医仙様をお連れいたしてございます」「大護軍に知らせたか?」「いえ、先ずはチェ尚宮様にお知らせせねばと思い、馳せ参じた次第でございます」「大護軍に知らせよ…いや、よい私が行くとする…よく知らせてくれたアルは戻っておれ」はいと頷くとアルは踵を返し典医寺へと戻り、叔母は [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 84
  • 「次はえっと近場で、トギってところかしら」武閣氏の二人は、心身ともに鍛練を怠らないでいるためか、胸の内を読む事は出来なかった…トギに狙いを定め、ウンスは再び瞳を閉じる「止めよ!!」ヨンは、ウンスに読まれまいと気配を消し典医寺を訪れ、椅子に腰掛けるウンスの背後に回りふわりと抱きしめ呟く「え?ヨン?どうして?貴方の胸のうち入って来なかったわよ」「俺が気を解放せねば、読めまい俺の胸の内を読むだけでは、も [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証83
  • ウンスの内功は、ヨンに対してだけなのか…ウンス自体分からなかった典医寺と兵舎、離れていても発揮出来るのかも不明である一つだけなんとなく理解出来るのは生まれれば、この内功はもう使えることはないだろうと言うこと…一つ一つ胸のもやもやを、拭い去る事に挑戦しようと瞳を輝かせる「先ずはあの人から…離れていても使えるかしら…丹田に気を集めてっと太い一定の息を吐き、気を静めるてっと」ウンスは独り言を呟き瞼を閉じ [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 82
  • ヨンはわざと足音立て眉間に皺を寄せ近き背後から声を掛けるえ?何?この悪寒…ウンスがぶるぶると身体を震わせると同時に「医仙!!」と低く怒りを含む声が聞こえる「・・・やっぱり・・か、勘違いしないで、お、お父様を待っていたんだからね」「典医寺で待てばよいであろう!身重の身で、出歩かずともよいのでは」「だって寄るとは限らないでしょう?ここで待ってれば、出会えるかなって」ウンスは振り向き様に、開口一番身振り [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証81
  • 「ウンス!」「ヨン?どうしたの?」典医寺の診療室に珍しくヨンが飛び込んでくる「サンギョンが開京に住まう事になったぞ」「え!どういうこと?」「王宮御用達の材木問屋がサンギョンの問屋に決まったのだ」つい先日のこと※※※※※王宮御用達だった金滿が御家取り潰しになり、その後を任せる材木問屋を模索していた重臣ら自身の身内を推すものが、後をたたないなか、それはアンジェの一言で決まった「南京から開京まで名が知れ [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 80
  • 二人が居間へと向かうとテマンが右往左往する姿がちらりと見える「あ…大護軍・・・」「どうしたの?エギョン屋敷の外まで怒鳴り声が漏れていたわよ」「出迎えもせず申し訳ございません」エギョンは深々と一礼する「それは、良いんだけどどうしたのよエギョンの怒鳴り声なんて聞いた事ないから驚くじゃない、説明して」エギョンのそばには、涙をため佇むサンミとイルム長卓の上には、火鉢でこんがり焼けた鶏肉…だがよくみるとどう [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証79
  • ウンスも安定期に入り役目に没頭する日が増えるウンスより二月(ふたつき)早い予定日の王妃様は少しお腹周りもふっくらされ胎動も既に始まっていたのだが…なにぶん初めての経験からかやれ、お腹の中でぐにゃりと動くだの…激しく蹴るだの事あるごとにウンスを呼びつけるのである「え?また・・四半刻ほど前に呼ばれたばかりよ」使いの武閣氏が額に汗しウンスを呼びに来たのである「医仙も懐妊されているのです無理をされてはなりま [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 78
  • 丸卓に贅を尽くした料理が運ばれてくる「美味しいそう・・・」こんがり焼き色が付き、香ばしい香りが食欲をそそるウンスは、瞳を輝かせ思わず口から漏れる本音であるチェ家は名門ではあるが質素な暮らしぶりを通しているため滅多にお目に掛かれない品が並ぶ「義姉様どうぞ召し上がって下され妾は、悪阻もなく食も進みますが義姉様は、治まったと耳にしたゆえ遠慮のぉ召し上がれ…」ウンスの丸卓の上には心持ち他の丸卓より、肉の量 [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 77
  • 大門まで、歩みを進めた二人「「・・・」」白地の衣を纏う二人をいままで拝む事がなかった為か使用人は絶句し、言葉も出ない「みんな〜〜、待っていてくれたの?」「・・はい、奥方様、旦那様から今朝がたお言葉を賜り、大勢で押し掛けてしまいました・・とてもお綺麗でございます…このエギョンいつ死んでも本望でございます…」「あ、それは言いっこなしだからこれでも医員よ、人の生死を容易く口にしないでくれる…」「あ…私と [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 76
  • 「待たせなた…」ウンスが叔母の手を借り笑みを浮かべ、そろりそろりと姿を現す俺の心の蔵がどくんどくんと煩いほど鼓動を繰り返す。あの方は、俺が施した刺繍を喜んでくれたのだろうか肌が白い故、正絹の白さが引き立っておるん?紅は叔母上の手解きか!あのように赤くせずもよいものを「早よう迎えに参らぬか!何をぼ−−としておる!」叔母に一喝され、ヨンは我に返る「ああ・・・」短い返答をすると、ヨンはウンスの元へ歩みよ [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 75
  • 目隠しをされヨンに、横抱きされウンスが通された部屋は、王宮内のとある部屋だった…静かに椅子に下ろされる「ヨン…ここはどこなの?」目隠しを外す事を許されずウンスは、心持ち不安気にヨンに問う「俺は暫し席を外す。叔母上が参る故黙ってしたがってくれぬか?」「え?ヨンどこか行っちゃうの目隠し取っちゃ駄目なの?」「案ずるな、すぐもどる」言葉少な気にそう言うとヨンは、部屋を後にする交代に叔母がすぐに入ってくる「 [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 74
  • 季節が変わり高麗にも暑い夏が訪れようとしていた冬の極寒は、身を持って体験したが初めて体験するこの地での夏今から夏バテ気味のウンスである「いやになる〜〜暑すぎるクーラーが欲しい〜〜」典医寺の私室にて、昼餉を終えトギとポンと、三人でお茶を啜りながら一人のたまう『ウンスは、身重だから余計に暑く感じるんだろう?慣れたらへっちゃらだ!辛抱しろ』「え〜〜トギ冷た過ぎるわ妊娠は、身体を冷やすのはよくないのはもち [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 73
  • 心地よい眠りから覚める腕のなかの愛しい人はいまだ微睡んでいる様子…「んんっ・・」寝返りを打ち、ヨンの懐深く潜り込むウンスヨンは、口の端を上げウンスの髪を手櫛で整え耳に掛けてやる「ん?・・起きていたの、おはよう」「すまぬ…起こしてしまったか?」ぐっっと背伸びをし眠い目を擦りながら、にこりと笑みを浮かべヨンを見上げる「大丈夫よ、もうそんな刻限なの?」「ああ、身支度を済ませ顔を洗い終える頃には、朝餉もで [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 72
  • 「なんだ、チュンソクさんじゃないの全然知らない人かと思ったじゃない」ウンスはヨンの背からひょいと顔を出し、チュンソクと分かると大袈裟に胸を撫で下ろす「・・大護軍、知らぬ存ぜぬで転ばせておけば良かったとおっしゃるおつもりですか・・」「・・・」「そうでございます、大護軍様チュンソク様が、抱き留めなければウンス様は、転び怪我をされたか見ず知らずの殿方に、触れられていたのですよ…チュンソク様に 感謝こそす [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 71
  • サンギョンが母親を連れ戻って来たのが、その翌日の夕刻であった「親父・・・」「旦那様・・・この様にお痩せになられ・・真、ご無事でようございました」親子三人は、三月(みつき)ぶりに顔を合わせ泣き笑いで喜びを分かち合う母親がウンスを目に留めるとその手を取り深々と頭を下げ、礼を述べる「貴女様が医仙様でいらっしゃいますね旦那様をお助け下さり、ありがとうございました…息子から聞きました大護軍様が、お手を貸して下 [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 70−2
  • 一石を二石と数を増やすと流石に、脂汗が滲み出る「ぐっっ−−−脚が砕ける−−」「ならば有り体に申してみよ!!」「わ、分かりました・・い、石を退けて下れ−−−」石を退けると、「はあ…はあ…」と肩で息する主「・・目障りでした・・南京で頭角を表し、屋号は開京まで知れ渡り扱っていた木材は、どれもこれも一級品・・・」「そう思うなら、負けじと精を出すのが商いと違うのか!互いによい意味で競い合い、もり立てるのが筋 [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 70−1
  • 「サンギョン!サンギョンなのか?」「親父、俺だよ…生きていてくれたんだな・・心配するじゃないか」いままで気丈に振る舞っていたが父の顔を見たとたんに、しがみつき声をあげ泣きじゃくる・・・「か、顔が見たい・・医仙様なぜ目隠しを?」「すぐには外さない方がお父さんのためよ…徐々に慣らさないと目に悪影響があるの日が落ちたら外すから、それまで待っててちょうだい」「は、はい…」「ヨン、皆さんごめんなさい…侍医に [続きを読む]