でんべ さん プロフィール

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でんべさん: シンイ二次小説でんべのブログ
ハンドル名でんべ さん
ブログタイトルシンイ二次小説でんべのブログ
ブログURLhttp://s.ameblo.jp/32763276-0525/
サイト紹介文シンイ二次を書いて居ます
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供387回 / 277日(平均9.8回/週) - 参加 2016/07/25 10:16

でんべ さんのブログ記事

  • 木春菊  [偕老同穴] 証30
  • 出立の早朝まだ世も明けぬ頃、徳興君が隠し牢よりチュンソク、トクマン他迂達赤の手により連れ出されるその姿は、長かった髪は抜け落ち片目は光を失い、顔の皮膚は爛れ(ただれ) 徳成府院君が生存していた折我が物顔で王宮を闊歩していた面影と威勢はまったく感じ取れないだが…虚栄はる口だけはよく回るようだ「貴様ら、某は王族ぞ、無礼であろう縄を解かぬか!!某をどこへ連れて行くつもりなのだ」「御案じめさるな、お戻り頂く [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 29
  • すべての用意が整い、後は早馬の到着を待つだけとなっていたそんな昼下がり、兵舎にシウルがひょっこり顔を出した「どうしたの、シウルさんあの人 宣仁殿に行っているのよ」「な〜んだ、そうなのか…なら伝えてくれ、例の薬売りが到着したからって」「分かった伝えとくわねぇ、シウルさんその痺れ薬余分にないかしら?部分麻酔に使えると思うのよ、えっと小さい刀傷とを縫うときの薬なの、分かるかしら」「うん、なんとなく分かる [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 28
  • くヨンは叔母と別れると、ウンスが私室に戻って来る前に話をせねばとチュンソクを呼びつけ、椅子にどかりと腰を下ろすと、宣仁殿でのやり取りを話す「チュンソク、此度王様の命により彼奴を葬る事ができる、されど王族故公にはできぬのだ、分かっておるとは思うが他言無用…良いな!」「はっ!承知しておりますで、大護軍人選をせねばなりませぬがどのように致しましょう」「武閣氏二人、スリバン二人、チョンスも連れて行くが、元 [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 27
  • イ・ソンミョンが屋敷謹慎の命が下り数日が過ぎたある夜半、人知れずその屋敷にぽつりぽつりと集まり出す親元派「イ殿、如何するおつもりか」「どうもこうも手土産にせぬ限り元には取り入れては貰えぬ」「されど、どのようにするおつもりかもはや医仙を連れ出すなど、皆無に等しいのではあるまいか」「いや、大護軍とて我らと同じ人間であろう、何処かに隙はある筈そこを狙うのじゃ、我らの頚がかかっておる!」親元派数名は額を擦 [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 26
  • 「女だから、身分が低いからって男の人にあんな言い方されるのはどうにも我慢出来なくて・・・ご迷惑お掛けしました」ウンスは王様に深く頭を下げる「済んだこと故…気になされるなだが…無茶はしてはならぬ気前よい啖呵は良いが、血の道が浮き出ておった故、倒れやしまいかと気を揉んでおったぞ」「王様・・ご迷惑をお掛けしすみませぬ医仙の破天荒な振る舞いを、お許し頂き感謝を申し上げます」「よいと申しておる、そのような事 [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 25
  • 「ならば大護軍も戦になっても構わぬと申されるおつもりか、高麗軍を束ねる大護軍の言葉とは、由々しき事故王様どうか耳をお貸しにならず国を民をお救い下さいませ」イ・ソンミョンは、床にひれ伏し額を床に擦りつけ頭を垂れる「黙らぬか!!これ以上申すつもりならば、その良く回る口医仙殿に頼み縫うて貰うが構わぬな!」「王様・・・、では重臣の方々にお尋ね致しとう存じます方々は、どう思われるのか」「イ殿、もうよかろうそ [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 24
  • 「ウンス… 次皇后を知っておるか?」「え? 次皇后って…確か天界にいた頃何度か読んだ気がする… 高麗貢女から、順帝の皇后になった人よね?違ったかしら」「いや、その通りだ、今はまだ次皇后の立場におるが」「その人がどうかしたの?え?待って… 次皇后って キ・チョルの妹だったはずだわ違う?」「落ち着いて聞いてくれぬか」こくこく頷くウンスの手を取りぽんぽんと優しく押さえ包み込む「その 次皇后が兄の敵討ちを [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 23
  • 「痺れ薬を元から取り寄せ、イ・ソンミョンは何を企てようと画策しておるのだ」「まだそこまでは調べが付いてないさただ、薬売りが言うには、元の高貴なお方が、ある女人を拐い連れて来いと敵討ちをせねば、浮かばれぬと言っているのを聞いたと言っていたさその女人ってウンスの事じゃないのかい?高貴なお方は奇皇后…そして浮かばれぬと言っている相手はキ・チョルの事じゃないのかい」「・・・」「ヨン!聞いてるかい」「・・そ [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 22
  • 「叔母上、正気か」「正気も何も…ならばお前は赤子を、侍医に取り上げて貰うつもりかお前がそれで納得するなら、私は口を挟まぬが…」「な、何を戯けた事を!許す訳がなかろう」「そうであろう…ならばこうするしかあるまい…異論はなかろう」「・・・」懐妊が分かり三日後、叔母の話を屋敷にて聞いたヨンは、出仕するや否や坤成殿近くの中庭まで叔母を呼び出し真偽のほどを確かめていた※※※※※前夜のこと「ヨン、あのね…驚か [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 21
  • 翌日…ウンスの気鬱も幾分解消され少しだけ早めに屋敷を出、徒歩で王宮へと向かっているウンスが転ばぬ様、しっかり腕を絡めながらチュホンは、テマンが引き二人の後ろをついて行く「ウンス、何度も言うが無理をしてはならぬ…気分が優れぬなら、私室で横になれ…身体を労る事を約束してくれるな、ん?」「もう何度目?心配しょうなんだからちゃんと大人なしくしているから大丈夫よ」貴女の大丈夫はあてにならぬ故案じておると言う [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 20
  • 「医仙様こちらのお方は?」「え?あの人の私兵でテマン君よ」ポンは、椅子に凭れ眠るテマンをじっと見つめていた「あら…ポンさんどうしたの」「・・・へ?なんでもありませんただ…可愛いい寝顔だなと思ったものですみません…」・・・あらら、ウンス姉さんの出番も近そうかしら…ふふふ「奥方様…明日からは、出仕なさるのでしょうか?」「あたりまえよ、妊娠は病じゃないのよ余程体調が悪くならない限り、出仕はするつもりでい [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 19
  • ヨンは王宮に戻ってから猛烈な勢いて、役目をこなしていた村々から届く上申書に目を通し要約をまとめ会議で報告する為である「テマンか!入れ」「奥方様は恙無く過ごしています・・・大護軍…もう六度目ですが…俺…飯も食ってません!」「・・・すまぬ・・屋敷に戻り、少し休んで構わぬ」テマンの気配で気付き、ヨンは声を掛け、中へ招きれるウンスの報告を受けると、テマンを労い言葉を掛けていた待てよ…大護軍少し休めと言った [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 18
  • 輿の揺れがウンスに伝わらない様ヨンはウンスを膝の上に座らせ抱き締めている「もう…何度も言うけど妊娠は病じゃないのよ、適度に動かないと返って出産の時に大変なんだから」「王妃様のご懐妊の折りに聴いてはおるが・・・」「それに、まだ昼回ったばかりなのになんだか気が引けるし…」「そのような事は気にせずともよい今は、何よりウンスの身体が一番故」「あのね…ヨン、大事な事を伝えないと安定期に入るまで、その・・・営 [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 17
  • 「・・・派手にやらかしたのね…」「ウンス…どうしてここに?」「お土産を渡そうと思って向かってたらトクマン君にばったり会ったの貴方が、新兵をこてんぱに打ちのめしてる聞いたから、急いで来てみたら、この有り様よね…」ウンスが駆けつけるとハヌルを始めとする新兵二十人程練兵場の土の上で、踞っている勿論ヨンの息は、乱れてはいなかったが「訳はトクマン君から聞いたわ、先ずは・・・あ!トギもポンさんも来てくれたの? [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証16
  • 「大、大護軍・・婚儀の日には屋、屋敷で大変な事を口にしたと護軍に教えて頂きました!酒の席とはいえ、取り返しの付かない事をしたと深く反省しております!」「・・・」「大護軍…?」「・・・確かに無礼講とはいったが」そう言葉を吐くと、ヨンは椅子に背を預け、腕を組み眼光鋭くトクマンを睨み付ける「はっ!不覚にもまったく記憶がなくご、ご無礼を致しました」「・・・」「お怒りごもっとも…如何様な処罰も受ける覚悟は出 [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 15
  • 「 慶昌君の墓の事なんだが歴代の王が眠る墓所へとお移り願う事と相成った」「真でございますか王様!」らしくもなく、ヨンは瞳を見開き声を張り上げた「本当ですか?王様・・・」ウンスはそう言うと、瞳を伏し両手で顔を覆い、声を殺しながらシクシクと泣き出している「 慶昌君は幼いが為、幽閉された身なんの落ち度もないと余は思うておる政に担ぎ上げられ、哀れな最後であった余の甥故どうしたものかと思うておったのだが、幸い新元 [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 14 
  • 「イム侍医、おはようございます長らく暇を頂いて、しまってすみませんでした、何か変わった事はなかったでしょうか?」「これは医仙様…別段変わったこともございませんでした、王妃様も健やかに、お過ごしでいらっしゃいます」満面の笑みで出迎えるイム侍医ウンスも微笑み返すが共に出仕したヨンは幾分面白くない笑顔などこやつに向けるな!と叫びたい所をぐっと堪え態度で表すすっとウンスの前に立ちイム侍医の視界からウンスを [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証13
  • 「・・明日より暇を頂けないかと二日、いや一日でも構いませぬサム殿を某の二親に合わせたく屋敷の方へ赴きたくおもいまして・・」「ほう…先ずは掛けぬか」 「はっ、では失礼致します」「え?チュンソクさんいつの間にそんなお相手が居たの?」「はい、奥方様、以前より縁談話はありましたが、某が煮えきらず…ですが、大護軍の婚儀を祝う事ができ某も奥方を娶をもってもよいのではと思うようになり…その、実は…輿を待たせており [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 12
  • 「あ〜ぁヨンの天気予報あたったわ…」閨から窓を開けずとも雨音が聞こえる「楽しみにしてたのに・・・」「俺も楽しむつもりでいたがこればかりは、仕方あるまい」そう言葉にするもヨンの顔は口の端がにやりとあがって、ウンスには見える昨夜の余韻を残し気だるい身体を引き摺るように寝台から滑り降りるウンス「起きずとも、寝ておればよいではないか?」「いやよ、明日から出仕なのに一日寝台に居たら、ヨンに翻弄されちゃうもの [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 11
  • 間近で見ただ…天女様を…おきれいだべ…母ちゃん・・おらもあんな別嬪になりて〜、精一杯支えたら、神様はこんな別嬪にしてくれるべか・・・「サンミちゃん、どうしたの?」「・・・あ、いえあまりきれいなもんで見惚れていただ…です」「ふふふ、ありがとうでも緊張し過ぎよ、もっと楽にしてちょうだいね…それに無理に方言を直す必要もないわ」サンミは緊張のあまり身体が強張って固まっている「イルムちゃんも緊張しないでこれ [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 10
  • 「ごめんなさい、遅くなっちゃったちょっと旦那様の髭を剃るのに手こずってしまって、ほら、石鹸がないから、滑りが悪くて…アハハ」そう言ってヨンを横目で睨む真似をする「ん?」と言う目付きでヨンは、罰が悪そうに後頭部を掻く「人参を煎じてみましたが、こちらでよろしゅうございましょうか」卓の上には真っ黒い不気味な色の湯飲みが人数分置かれている「食前に飲むと効果があるのよ先ずは、これを飲んでから昼餉を頂きましょ [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 9
  • 「江華島の辺りは高麗人参が有名なのもちろん天界の呼び名だからこの地でなんと言うか知らないけど滋養強壮に、えっと身体にとってもいいの、旦那様にお願いしたのチェ家に携わるみんなには健康でいて欲しいから…ふふふ」「奥方様このようなお高い物は貴族の方々しか口に致しませんそれを私らにでございますか?滅相もございません…罰があたります」「高いの、本当に?ごめんなさい、私その辺疎くて…」卓の上に、高麗人参を原型 [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 8
  • この胸のもやもやをどうしたものか俺は、どうやらサム殿に、恋煩いをしているのだろう大護軍も奥方様を、このような心根を持ち続け、彼の地で待たれておられたのか…「護軍?…護軍!!」「ん?あ、すまぬ…トクマン、ハヌル市井見回りに参る故後は頼むぞ!」「見回りならお供します」「・・・・」邪魔をするな!されど…縁組みも、正式にはまだ決まってはおらぬものを、口にしても良いものであろうか…はあ−−王様に仕える 迂達赤 [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 7
  • 都を出てはや七日目後一泊すれば、屋敷に戻れる距離まで三人は帰って来ていた「ねぇ、ヨンお土産買いたいの駄目かな?なんなら私の給金を使うけど…」「貴女の給金を使わせる程、困ってはおらぬ故・・・」「ふふふ、ありがと…私の給金は予定があるの、ずっと先の事だけどね」「ん?予定とな」「ふふふ、まだな・い・しょ、だって何十年も先のことだから」ウンスは悪戯な笑みを浮かべ微笑む「夫婦で隠し事はせぬ約束ではなかったか [続きを読む]
  • 木春菊  [偕老同穴] 証 6
  • テマンは昨夜と同じく枇杷や野いちごを摘んで戻ってきた「大護軍…峠を越えないと市井もなくすみません…」「ウンス、まともな宿も手配出来ずすまぬ、明日は宿を取る故、堪えてくれぬか?」「うんん…ヨンとテマン君がいればそれでいい、だから気にしないで」そう呟くと落ち着いたのかウンスは微笑んで見せた枇杷の皮を剥き、ウンスの口の中に放り込むと、更に満面の笑みを浮かべた「それでね、あのつむじ風記憶があるの五歳、六歳 [続きを読む]