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2016/07/26

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  • 【日記】2018年2月8日

    (Yokohama, 2015) 文章から詩への、言葉から歌へのそして歩行から舞踏への移行。――この瞬間は行為であると同時に夢なのです。 舞踏は、わたしをここからあそこまで移動させることを目的とはしていない。純粋な詩句や歌も同様です。 ーーポール・ヴァレリー『詩人の手帖』 The Cinematic Orchestraの記事を書きながら「叙情とは何か」と考えているうち、そのうち「叙」の字のことがものすごく気になった。「叙」の意味とは「順序立てて述べる」ということだそうで、「順序立てて」の部分が重要らしい。「情」を順序立てて述べるというのも少し違和感があるが、この辺は純粋に「述べる=外に露わす」…

  • The Cinematic Orchestra 『Ma Fleur』(2007)

    youtu.be Ma Fleur [帯解説 / ボーナストラック3曲収録 / 国内盤] (BRC508) アーティスト: THE CINEMATIC ORCHESTRA,ザ・シネマティック・オーケストラ 出版社/メーカー: BEAT RECORDS / NINJA TUNE 発売日: 2016/02/19 メディア: CD この商品を含むブログ (1件) を見る ザ・シネマティック・オーケストラ。誰かと知り合って「この人音楽好きそう」と思ったらすかさずこの名前を出したり、直接CDを押し付けて勧めたりしているが、いまだ彼らが属するジャンルを適切には説明できない。改めて調べると、diskunio…

  • 【日記】2018年2月6日

    また半年近くもここを空けてしまった。おととしも10月からだんだん沈み開けて4月に浮上したので、このブログは割り切って春夏限定で運営するのが良いかもしれない。 去年の8月から3か月休職して、復職間際に足の骨折って、それでかどうだか復職しても結局コンディションが戻らず、思い切って1年療養することに(いまここ)。足の方は昨日やっとギプスが取れたので、とりあえず記念記事UP。空白の期間はInstagramでお絵描きしてました(写真)。 外に出れば、空気のベースが春に切り替わっていることを感じられる。「あっ」と思ったのが先月末で、すかさず「(冬は)もう行っちゃうのか。淋しいな」と思った。シーズン最後のこ…

  • 【日記】2017年8月28日

    (Tokyo, 2017) 意外に短い夏だった。気温はともかく、二週間前から秋風が吹き、一週間前には完全に秋の夜が来た。 お題で「夏の作品」が取り上げられているので、何か良い作品あったかな?と思い返してみるも、適当な作品が思い浮かばない。寧ろあまのじゃく的に冬の名作・名シーンが思い出されてしまう。以下はこのお題に関する思考の軌跡。 ・『スウィート・ヒアアフター』(アトム・エゴヤン)→ 冬の事件 ※真っ先にこれを思い出した ・『嵐が丘』(ウィリアム・ワイラー)→ ラストの冬が見どころ ・『アンナ・カレニナ』(ジュリアン・デュヴィヴィエ ※1948年のヴィヴィアン・リー主演作)→ 同上 ・『ブエノ…

  • Madonna『Rain』(1992)

    肉屋の軒先で雨宿りしながらこの曲を思い出してた。リュックの中にあった折りたたみ傘、なんでわざわざ家に置いて出かけたんだろう・・・ Madonna - Rain (Official Music Video) 名盤『erotica』(1992)から。教授が良い仕事(?)してます。 彼女のヘアスタイルではこの黒髪+ショートが断然好きなのだがウィッグだろう、同アルバムに収録された『Fever』のMVではオレンジ色のカーリーなショートヘアだ。一方『Deeper and Deeper』『Bad Girl』では大ヒット曲『Vogue』のヴィジュアルから引き継がれたディートリッヒ風の薄い金髪、細眉、クラシカル…

  • 【日記】2017年8月9日

    (Tokyo, 2017) 珍しくパートナーが帰省したので、1人にはやや広い自宅で週末を過ごした。広めといっても「好きな場所:押入れ/家具のすき間」の私に広めの部屋であって、普通の人には手狭で間違いない。 ともかくも一人であることに対して、最初の二日くらいは何も変わらない。洗濯物が依然ふたり分とかいう具体性を除いても、心がかたち作っている「ふたり暮らし」のインターフェースはそう簡単に崩れない。相手のちょっとした不在はオプションによって処理され、気持ちは「ふたり」のまま、いつもと違うことを少しするだけだ。 しかしさらに時間が経つと、仄暗い意識の奥から「ひとり」の私が疑わしげにやってくる。「本当に…

  • 【日記】2017年8月3日

    あら、今週のお題が「ちょっとコワい話」だ。7月16日の日記はここで書けばよかったかもしれない。あんまりコワくないかな。 kojimat.hatenablog.com さて、一昨日にジャンヌ・モローの訃報を聞いて以来、頭の中でカルロス・ダレッシオの『インディア・ソング』がずっと流れている。デュラスの同名の映画では使われなかった、モローが歌ったヴァージョンの方だ。 Jeanne Moreau - India Song インディア・ソング [DVD] 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ 発売日: 2004/11/10 メディア: DVD クリック: 27回 この商品を含むブログ (23件)…

  • 【日記】2017年8月2日

    (Shibuya, 2017) 週末に恵比寿の写真美術館(TOP…の名前がまだピンとこない)に行き、アラーキー展とソール・ライターのドキュメンタリーを観た(『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』, 2012)。ソール・ライターはBunkamuraで見逃したものの、そのうち下高井戸シネマ辺りでやるさ…とまさしく急がず待っていたところへ、この上映を友人が見つけてくれた。 ドキュメンタリーはサブタイトルの通り彼周りの「こと」を1つずつ追っていくのだが、5つめぐらいで友人が寝た。一緒に映画を観るとき大半はこうなので、今さら気にはしない。肌に合わないとすぐ寝るが、ヴィスコンティなん…

  • 【映画】『二十四時間の情事』(1959・フランス/日本)

    二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール) HDマスターDVD 出版社/メーカー: IVC,Ltd.(VC)(D) 発売日: 2015/05/29 メディア: DVD この商品を含むブログ (1件) を見る (企画・戦争をめぐる映画/旅 第一部 アウシュビッツ、カティンの森、そしてヒロシマ― ⑧) 監督:アラン・レネ 脚本:マルグリット・デュラス 撮影:サッシャ・ヴィエルニ 高橋通夫 音楽:ジョルジュ・ドルリュー 編集:アンリ・コルピ 出演:エマニュエル・リヴァ 岡田英次 他 あらすじ 反戦映画の撮影で広島を訪れた1人の女優。ある日本人と行きずりの恋に落ちるが、女には戦争で負った深い傷があった-…

  • 【読書】『エドワード・ヤン 再見/再考(仮)』8/25発売(フィルムアート社)

    フィルム・アート社よりエドワード・ヤンの研究書が出版される。日本で見られる資料が極端に乏しい現在にあって、待望の新刊である。 【新刊情報公開】『エドワード・ヤン 再見/再考(仮)』。この世界にはエドワード・ヤンの映画が必要だ。台北からこの世界を見つめた、20世紀最大の映画監督のひとりをいま再考する。蓮實重彦ほか豪華執筆陣。8/25発売予定。 https://t.co/vtd02qCtO5 — フィルムアート社 (@filmartsha) 2017年7月24日 フィルムアート社 HP http://filmart.co.jp/ ※すごく良いデザイン 『牯嶺街少年殺人事件』の奇跡のリバイバル、『台…

  • 【映画】『素晴らしき映画音楽たち』 8/5(土)公開

    『映画音楽10選(仮)』の記事を準備していたところ、タイムリーな作品を見つけた。 twitter.com youtu.be すでにWOWOWオンラインで先行上映されており、評価も高い。今回はシネマカリテ主催の「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション」のプログラムとして上映される。 キャストを見ると、ハンス・ジマー(『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ダークナイト』)、ジョン・ウィリアムス(『スター・ウォーズ』『ハリー・ポッター』シリーズ)など現在活躍中の音楽家は勿論、バーナード・ハーマン(私の本命)、アルフレッド・ニューマン、マックス・スタイナーとハリウッド黄金期や最初期まで網羅してくれ…

  • 【映画】ジム・ジャームッシュの初期代表作を一夜限りで上映!投票しよう、観に行こう!

    新作『パターソン』公開を記念して、ジム・ジャームッシュの初期代表作1本が一夜限りでヒューマントラストシネマ渋谷にて上映される。上映作品は投票で決まるとのこと! cinefil.tokyo 投票対象作品は下記3本。 ・『パーマネント・バケーション』(1980) 出演:クリス・パーカー、リーラ・ガスティル、ジョン・ルーリー 他 ・『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(1984) 出演:ジョン・ルーリー、エスター・バリント、リチャード・エドソン 他 ・『ダウン・バイ・ロー』(1980) 出演:ロベルト・ベニーニ、トム・ウェイツ、ジョン・ルーリー 他 悩ましい…。でもやはり『ストレンジャー〜』かな。一…

  • 【日記】2017年7月16日

    (Kasai,Tokyo,2017) (いわゆる「霊」関係のお話が苦手な方はそっと閉じて下さい。) 尋常でない熱さ(あえてこう書く)に、いかばかりか納涼のこころみを。

  • 【日記】2017年7月12日

    (Akebonobashi, Tokyo, 2017) 先日SHIBUYA TSUTAYAに行ったら、『さらば愛しき女よ』(1975)がずらりと並んでいて驚いた。 さらば愛しき女よ [DVD] 出版社/メーカー: 復刻シネマライブラリー 発売日: 2017/03/27 メディア: DVD この商品を含むブログを見る いつDVDに!?と調べたところ、今年3月に発売されたてのようす。いやはや良かった、復刻されて大変嬉しい。 いわゆる「マーロウもの」で、かの『チャイナ・タウン』(1974)にも劣らないと評されたハードボイルドの隠れた傑作である。デヴィッド・シャイアの気怠いテーマ曲からしてもう好みで、…

  • MM⑥, T by Alexander Wang

    (Shinjuku, Tokyo 2017) アパレル業界の端っこに生息してはや10年。華やかなパーティなどとは縁遠く、製品の納期に悩まされたり、品質問題を慣れない言葉でまくしたてたり(メールでだけど)とまあまあ気苦労の方が多い。 とはいえ、いまだ服への情熱は冷めない。若い頃は寝ても覚めても服のことしか考えなかったし、いわゆる''おしゃれスナップ''なんかにもキャッチされたものだ。今でも毎シーズン素晴らしいコレクションに出会うとなんというか、いてもたってもいられなくなる。私がデザインする事はできないけれど、たくさんの善きクリエイションをどんな形でも支えていきたいと思う。 写真は最近買ったMM⑥…

  • 【日記】2017年7月9日

    (Shinanomachi, Tokyo, 2017) おだやかな週末…気温以外は!それでもなぜか、この暑さで南国が恋しくなってしまう。カンボジア、ベトナム、ラオス…でも9月の休暇は蘇州。前回の北京に続き、清代(あるいはそれ風)の家具に囲まれてくつろげそうなホテルを見つけた。これを楽しみに当面を乗り切ろう、でもって近々必ず暑いところにも行こう。やはりカンボジアがいいな。

  • 【映画】極私的オールタイムベスト10‘‘+10’’

    (『白痴』より) 惜しくも(?)極私的オールタイムベスト10から外れたものの、やはり何か書き留めずにはいられない10本。本編(ベスト10)は過去記事から。 kojimat.hatenablog.com 今回の10本はこちら: 1.『ぼくの伯父さん』(1958・ フランス/イタリア) 2.『ラ・ジュテ』(1962・フランス) 3.『長江哀歌』(2006・中国) 4.『サイレンス』(1998・イラン/フランス/タジキスタン) 5.『春夏秋冬そして春』(2003・韓国/ドイツ) 6.『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(1996・アメリカ) 7.『デジレ』(1954・アメリカ) 8.『ヒズ・ガール・フ…

  • 【映画】アラン・ドロン特集上映@Bunkamura ル・シネマ

    俳優生活60周年を記念し、Bunkamura ル・シネマで7/1(土)からアラン・ドロン特集上映が始まっている。期間は7/14(金)まで。 <俳優生活60周年記念特集上映>『アラン・ドロンに魅せられて』 開催決定! ニュース&トピックス Bunkamura 昨年4K修復版が公開された傑作『山猫』をはじめ、『地下室のメロディー』、『冒険者たち』など名作が揃う。プルーストの小説『失われた時を求めて』を映像化した『スワンの恋』もラインナップされており、個人的にはこれが一番楽しみ。本作をスクリーンで観られるチャンスはそうないだろう。監督は『ブリキの太鼓』フォルカー・シュレンドルフで、ドロンは耽…

  • Mitskiが日本にやってくる

    日記でMitskiのことを書いたその日に、こんなニュースが舞い込んできた。 spincoaster.com 日程は11月24日(金)・11月25日(土)。関東・関西1公演ずつと若干物足りないが、とにかくファンとしては待ち遠しい。主催者先行予約(抽選制)は7月4日(月)からなので、忘れずにエントリーしないと。 先日紹介した『Your Best American Girl』の他にも良い曲がたくさんあるので聴いてみてほしい。こちらはPVもカワイイ『Townie』。 youtu.be

  • 【日記】2017年6月27日

    (Gaienmae, Tokyo 2017) 最近みたいに日が長くなると、職場から家まで歩いて帰る。出来れば冬も歩きたいけど、まあまあ暗い道があるのと、冬は自分の生命力が低下するのとで、夏だけの運用になっている。 道中は写真の撮りどころも沢山ある。初夏の夕暮れがとても美しいこと、立ち並ぶビルがこぞってたそがれること、そして花たちが昼とは違う「貌」を持つこと。私の好きな貌は晴れよりも曇り、昼よりも夜にいつも属している。 薄暮の歩行にはFrank Oceanが合う。音と空の色が寸分違わない。彼の声と、辺りの生温かさも。あとはArcaの『Arca』。自身の名前を冠した最新作は、イヤホンを通して街の色…

  • 【日記】2017年6月25日

    雨降り。洗濯機を回して、その前に干したものを畳んで、一部の服にアイロンをかけて。昼ごはんは昨夜のカツオのたたきの残りと、ズッキーニと豚肉の炒め物。夏野菜の美味しさよ。実家からそら豆が箱いっぱい送られてきたけど、茹でたりかき揚げにしたりですぐなくなってしまった。この話はここでも前に書いた気がするけど、やはり来年は2箱送ってもらわないと。 時間ができたので永井荷風『濹東綺譚』を再読。今日の気分によく合う。映画に出た墨田ユキはほんとによかったなぁ。 そら豆はもうないけれど、今晩も天ぷら。夏野菜の宴はしばし続く。 濹東(ぼくとう)綺譚 (岩波文庫) 作者: 永井荷風 出版社/メーカー: 岩波書店 発売…

  • 【映画】極私的オールタイムベスト10

    (『ジェーン・エア』より) 映画記事の更新が多くなったので、整理と自己紹介を兼ねてオールタイムベスト10をリストアップしてみた。やってみると相当なごった煮だが、改めて自分にとって映画とは何か考える機会にもなって面白い。また、この記事によって読者数が減らないことを切に願う。 リストは下記の通りで、PCの人は「続きを読む」をクリックするとリストから各作品に飛べます。 1.『ジェーン・エア』(1943・アメリカ) 2.『インランド・エンパイア』(2006・アメリカ/ポーランド) 3.『軽蔑』(1963・フランス/イタリア) 4.『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人時件』(1991・台湾) 5.『ブエノス…

  • 【日記】2017年6月17日

    (Shibuya, Tokyo 2017) エドワード・ヤン『台北ストーリー』@ユーロスペース。相変わらずの完璧なフレーミングで呆然としたあと、ホテル街を抜け駅前に戻った。ホテルの顔ぶれは学生の頃から変わらない。多分、もっと前からこうなんだろう。歌舞伎町のそれよりちょっとポエジーがあって、その分ちょっと甘ったるい。歌舞伎町の方にいると、なんとなく薄い刃物と背中合わせでいるような感じを覚えるものだけどーー迂闊に動けば、すぐさま表皮を削がれる感じ。とはいえ結局、どっちも好き。近くに美味しい店もあるし。 トラン・アン・ユンの最新作を観るべく、未見の『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』『ノルウェイの森』…

  • 【映画】完売続出!フランス映画祭2017

    開催を来週に控えたフランス映画祭だが、人気作品の前売チケット完売が続いている。 unifrance.jp 現時点(6/16)で前売チケット完売の作品 『Midlife(英題)』(当日券販売無し)監督:マルタン・プロヴォ オープニング作品でありダブル・カトリーヌ(カトリーヌ・ドヌーブ/カトリーヌ・フロ)主演のこの作品、即日完売というのも頷ける。原題は『Sage femme(助産婦:カトリーヌ・フロの役どころ)』で、IMDbの評価もなかなか高い。今回は逃したので、年末のロードショーを待とう。 youtu.be ※12月よりシネスイッチ他で公開 『Elle』(当日券販売有り)監督:ポール・ヴァーホー…

  • 【日記】2017年6月11日

    (Kasai, Tokyo 2017) 水曜日のル・シネマもすごかった。私が観た『ブエノスアイレス』夜の回はもちろん、翌日の『花様年華』も完売という盛況ぶり。オンラインでのチケット購入が定着しているのだろうか、さすがに全員窓口で翌日以降のチケットを買うということは考えづらい(他作品の鑑賞ついでとかもあり得るけど)。実際私も、ほとんどの鑑賞分をオンラインで買っている。メリットは自分の好きな席が確保できること、デメリットは払い戻しが一切不可であることだろうか。知らない街の映画館にふらっと入るのは非常に映画的でよろしいけれど、特に夜の回は、仕事を大急ぎで終えて向かった映画館でがっかりするようなことは…

  • 【映画】コクーン歌舞伎『四谷怪談』をスクリーンで!

    昨年上演されたコクーン歌舞伎『四谷怪談』(2016)がシネマ歌舞伎としてよみがえり、今年9月に上映される。 NEWシネマ歌舞伎『四谷怪談』予告60秒 ・シネマ歌舞伎の上映情報はこちら www.shochiku.co.jp ・コクーン歌舞伎『四谷怪談』上演当時の情報はこちら www.bunkamura.co.jp コクーン歌舞伎とは?シネマ歌舞伎とは?? コクーン歌舞伎はその名の通り、Bunkamura コクーンシアター(東京・渋谷)にて上演される歌舞伎公演。十八世中村勘三郎の発案により、古典の新解釈や斬新な演出を盛り込み歌舞伎を進化させるプロジェクトとなった。また歌舞伎界の外からの俳優・アーテ…

  • 【映画】アンジェイ・ワイダ『残像』公開

    昨年逝去したアンジェイ・ワイダの遺作『残像』(2016, ポーランド)が今週末より公開される。 zanzou-movie.com 第二次大戦後、ソ連の衛星国となったポーランドを舞台に、実在した画家ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキの晩年を描く。 「実在の人物」「教育者」「反体制」というと同監督の『コルチャック先生』(1990)を思い出すが、前作はモノクロ、今回はカラー。予告でも色が象徴的に使われている。 私は、人々の生活のあらゆる面を支配しようと目論む全体主義国家と、一人の威厳ある人間との闘いを描きたかったのです。一人の人間がどのように国家機構に抵抗するのか。表現の自由を得るために、どれだけの…

  • 【日記】2017年6月4日

    (Kasai, Tokyo 2017) 続いた不調もほぼ治り、ためし運転で部屋中の掃除。アン・リーの作品いくつかを流しながら窓を開け放すと、洗濯物に降り注ぐ日差しがまぶしい。よい休日。 先週紹介したウォン・カーウァイ特集上映は非常に盛況で、私が行った『恋する惑星』木曜夜の回は満席だった。オンライン予約して大正解。今週の『ブエノスアイレス』も予約必須と思われる。 『恋する惑星』のラスト、トニー・レオンが「本当の」カルフォルニアから帰ったフェイ・ウォンを見つめるシーンはいまでも新鮮だ。自分が昔持った感情は間違ってなかったし、それどころか今でも有効だと思わせてくれるーー何もかもを「若さ(一過性)」と…

  • 【書籍】大宅壮一文庫の財政難(あるいは大宅歩の残照)

    ジャーナリスト・大宅壮一(1900~1970)の私設図書館が財政難にあり、クラウドファウンディングを始めたようだ。 digital.asahi.com 大宅壮一と大宅壮一文庫についてはこちらも参照されたい。 大宅壮一 - Wikipedia 公益財団法人大宅壮一文庫 文庫のある世田谷区八幡山は、上京して初めて住んだ町だ。「東京」はおろか自宅と駅のルートすらおぼつかない頃、昼夜を問わず辺りを徘徊しこの場所も見つけた。もとは住居なのでパッと見の規模は大きくないが、一歩中に入れば知の宝庫である。日本で初めての「雑誌の図書館」は、その内容の貴重さは勿論、雑誌自体が知の伝達や形態を示す点において常に歴史…

  • 【映画】ウォン・カーウァイ特集上映@Bunkamura ル・シネマ

    ちょっと乗り遅れてしまったけど、Bunkamura ル・シネマでウォン・カーウァイの特集上映が始まっている。期間は6月9日(金)まで。 <『メットガラ ドレスをまとった美術館』公開記念>ウォン・カーウァイ特集 開催決定! ニュース&トピックス Bunkamura 上映作品は下記4作品。前半と後半で2作品ずつの上映となる(タイムテーブルは上記リンクから)。 ・恋する惑星(1994) ・天使の涙(1995) ・ブエノスアイレス(1997) ・花様年華(2000) 『ブエノスアイレス』は自分にとって永遠のベスト・オブ・ウォン・カーウァイ。スクリーンで観たことはなかったので、必ず行く。『恋する…

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