そよかぜ さん プロフィール

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そよかぜさん: そよ風のなかで Part2
ハンドル名そよかぜ さん
ブログタイトルそよ風のなかで Part2
ブログURLhttps://soyokaze2jp.blogspot.jp/
サイト紹介文自宅(大阪府)を中心とした身近な所で、共に暮らす多様な生物の姿を紹介しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供123回 / 333日(平均2.6回/週) - 参加 2016/07/28 00:02

そよかぜ さんのブログ記事

  • 6月中旬のエゾチョウチンゴケ ①
  •  たくさんの胞子体をつけたエゾチョウチンゴケ Trachycystis flagellaris の群落です。 エゾチョウチンゴケは九州にも分布しますが、和名に蝦夷(エゾ)とあるように少し涼しい所が好みのようで、 上の写真のような群落は、6月中旬の北八ヶ岳では、あちこちで目にすることができました。 あちこちにあると、いろんな撮り方をしてみたくなります。 上はあえて逆光で撮ったものです。 ところで上の写真、胞子体がどこから出てい [続きを読む]
  • タカネシゲリゴケ
  •  写真はタカネシゲリゴケ Nipponolejeunea subalpina でしょう。 亜高山帯以上に分布するコケです。 倒れて他の木に引っかかり地上高 1.5mほどの所で横になっている幹についていました。 赤い円で囲った部分など、花被の3稜が目立ちます。 背片の縁には長毛が見られますが、全ての背片に長毛があるわけではありません。 枝の幅は葉を含めて 0.5mmほどです。(上の写真の最小目盛は 0.1mmです。) 腹片の長さは背片の3/4〜 [続きを読む]
  • ナナホシテントウの蛹に寄生していたヒメコバチ
  •  上はナナホシテントウの蛹に寄生していたヒメコバチ科の一種です。 体長は 2.4mmでした。 堺自然ふれあいの森で1頭いただき、6月8日に撮影しました。 上が寄生されていたナナホシテントウの蛹です(頭部は左です)。 中央の孔からたくさんのヒメコバチが出て来たそうです。 上は寄生されていたナナホシテントウの蛹を横から撮ったもので、ヒメコバチが脱出した穴は赤い矢印の所にあります。 [続きを読む]
  • キヒシャクゴケ
  •  キヒシャクゴケ Scapania bolanderi は亜高山帯に分布する苔類です。 木の根元でちょうど胞子体をつけていました。 上の状態では葉の様子がよく分からないので、湿らせたのが下です。 腹片が背片よりも大きいのはヒシャクゴケ科の特徴です。 なお、ヒシャクゴケ科には腹葉はありません。 背片も腹片も葉縁は鋸歯状になっています。 葉の下に茎が黒っぽく透けて見えています。 葉縁の歯は2〜5細胞からなっています。 上 [続きを読む]
  • 私の撮ったコケの写真が産経新聞に
  •  私の撮ったコケの写真が、6月10日の産経新聞(朝刊)に載りました。 上がその記事で、右下隅に私の名前が出ています。 ブログの記事は予め作っておき、日付を指定して更新するようにしておきましたが、じつは13日〜15日までコケの観察を主目的に北八ヶ岳にいましたので、留守中に郵送で届いていた新聞の該当記事を写真にして、今日載せることになりました。 大きな記事ですので字が小さくなりましたが、大きなモニター画面です [続きを読む]
  • イチモンジチョウ・アサマイチモンジ
  •  上はイチモンジチョウ Ladoga camilla です。 2017.5.23.に「堺自然ふれあいの森」で撮影しました。 上はアサマイチモンジ Ladoga glorifica です。 2015.6.7.に「堺自然ふれあいの森」で撮影しました。 イチモンジチョウによく似ていますが、前翅中室の白紋(上の写真のa)が顕著に表れ、前翅外縁の白紋(上の写真のb)が不明瞭になります。 また下の写真のように、複眼には毛がありませんが、イチモンジチョウの複眼に [続きを読む]
  • アマサギ
  •  田植えの終わったばかりの田の上を飛ぶアマサギ Bubulcus ibis、じつは4月18日に西表島で撮ったものです。 アマサギは大阪府下でも夏鳥として見ることができますが(こちら)、九州以南では年中見ることができます。 [続きを読む]
  • カワゴケ
  •  カワゴケ Fontinalis hypnoides を分けていただきました。 水中で生活するコケです。 葉は狭卵状披針形で鋭頭、ほぼ全縁で中肋はありません。 上は葉身細胞です。 [続きを読む]
  • チャイロオトメマイマイ
  •  写真はチャイロオトメマイマイ Ageista mesogonia だろうと思います。 本州中部以西の分布です。 オトメマイマイ類は、従来は Trishoplita(オトメマイマイ属)としてまとめられていましたが、DNA解析による研究から、Ageista(オオべそマイマイ属)の一部であることが最近明らかになりました。(2017.5.9. 堺自然ふれあいの森) [続きを読む]
  • チャドクガの幼虫
  •  写真は我家の庭で、整然と横に並んでツバキの葉を食べているチャドクガ Euproctis pseudoconspersa の幼虫です。 葉の裏を見てビックリ! 葉の裏でも横1列に並んでいます。 上の写真は葉の斜め下から撮ったもので、橙色のものがチャドクガの幼虫の頭部です。 葉の表からも裏からも同じ場所を齧っているようです。 移動中のものもいました(上の写真)。 少数の幼虫ならそのままにしておいて、経過観察するもよし、庭に来 [続きを読む]
  • セイタカシギ
  •  セイタカシギ Himantopus himantopus も、大阪府下でも見ることができますので(こちら)、クロツラヘラサギに続き、石垣島・西表島で見た鳥ですが、このブログに載せることにします。 上の写真の3羽も頭部の色が異なっていますが、セイタカシギの頭部の黒い部分は変異が大きいようです。 以下にいろいろな頭の色を並べてみました。(以上、2017.4.18. 西表島) 2015年9月30日にも石垣島でセイタカシギの大きな群に出会って [続きを読む]
  • ヤナギゴケ
  •  蒴のついたヤナギゴケ Ambiystegium riparium をいただきました。 ヤナギゴケは湿った地上や岩上でも、水中でも育ちますが、いただいたのは後者です。 葉は披針形で、先は細く漸尖しています。 葉縁はほぼ全縁で、中肋は上の写真では終わりがはっきりしませんが、葉の3/4ほどのところで終わっているようです。 上の写真中央が偽毛葉でしょうか。 ヤナギゴケ属には糸状または小葉状の偽毛葉があるようです。 葉身細胞は線形 [続きを読む]
  • サイハイゴケ属の一種
  •  上の写真で、葉状体の縁が反り返り、赤紫色の腹面が見えているのが、ジンガサゴケ科のサイハイゴケ属の一種 Asterella sp. です。 サイハイゴケ属はジンガサゴケ属に似ていますが、偽花被があり、この偽花被が雌器床から垂れ下がります。 なお和名は、この垂れ下がる偽花被の様子を武将が指揮に使った采配に見立てたところからのようです。 種名を調べる検索表も雌器床の形態を重視しており、雌器床が無いと同定はお手上げで [続きを読む]
  • ヒロハシノブイトゴケ
  •  岩から垂れ下がるヒロハシノブイトゴケ Trachycladiella aurea 、葉は古くなると褐色を帯びてきます(上の写真の中央下)。 茎よりも枝の方が蜜に葉をつけていて、太く見えます。 葉縁には全周に細かい歯があります。 葉は暗く中肋は細くてはっきりしませんが・・・ 偏光で見ると中肋は葉の中部に達しています。 上は葉身細胞です。 壁沿いに多くのパピラが密に並んでいます。(2017.3.26. 徳島県海陽町 轟九十九滝) [続きを読む]
  • セイヨウバクチノキ
  •  開催中の「KOBEコケ展」の合間を縫って神戸市立森林植物園内をウロウロ、セイヨウバクチノキが花盛りでした。 ハナズオウなども花の盛りでしたから、花の時期は平地よりも少し送れているようです。 セイヨウバクチノキ Prunus laurocerasus はヨーロッパ南東部〜アジア西部原産の常緑小高木です。 房状の立った花序に咲く花のつくりは、サクラとは異なった印象ですが、学名を見ると、サクラとはかなりの近縁です。 日本の関 [続きを読む]
  • アオシマヒメシワゴケ
  •  海近くのタブノキの幹についていたアオシマヒメシワゴケ Aulacopilum trichophyllum です。 昨日載せたヒメシワゴケとは同属ですが、ずっと小さなコケで、レッドデータブック(環境省編 2000)で絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。 和名の「アオシマ」は宮崎県の青島神社で初めて発見されたことによるようです。 蒴の蓋には短い嘴があることや、蒴歯が無いこと、蒴柄が半ばまで雌苞葉に覆われていることなどはヒメシワゴケと同じ [続きを読む]
  • セミナーのお知らせ
  •  前にもお知らせしたように(こちら)、5月5日に神戸市立森林植物園でセミナー「コケの世界を撮ろう−コケを理解するための写真入門−」を開催します。 コケがどんな所に育っているのか、どのようにして子孫を残しているのか、どんな種類があるのかなどのコケに関する内容と、それらの観察したことを写真として記録するコツをお話しします。 開始が午前10時からですので、この時間に森林植物園に来ていただくには、公共交通機関 [続きを読む]
  • ヒロハヒノキゴケ
  •  上はスギの根元に群生しているヒロハヒノキゴケ Pyrrhobryum spiniforme var. badakense です。 右上にスギの枯枝が写っていますので、おおよその大きさは分かるでしょう。 この群落と接するように地面にはヒノキゴケが群生していて、両者を比較すると大きさが明瞭に異なり、ヒロハヒノキゴケの方が小さいのですが、単独の写真ではヒノキゴケとの区別は難しいですね。 ただ、小さい分、胞子体がヒノキゴケよりも飛び出してい [続きを読む]
  • キダチヒラゴケ
  •  上の写真の中央から左右に広がっているのがキダチヒラゴケ Homaliodendron flabellatum です。 大きなコケで、右上のスギの枯葉と比較しても、その大きさがわかるでしょう。 渓谷の岩上に生えていましたが、濡れているのは雨のためです。 這う一次茎(上の写真の左下)から立ち上がった二次茎は平らに羽状に分枝しています。 二次茎や枝につく葉は光沢があり、扁平についています。 葉は非相称で葉先の縁には大きな歯牙があり [続きを読む]
  • 「KOBEコケ展 2017」とセミナーのご案内
  •  5月3日〜5日に、神戸市立森林植物園で「KOBEコケ展 2017」が開催されます。 私も参加して、写真展示の他、5月5日には「コケの世界を撮ろう−コケを理解するための写真入門−」と題してセミナーを担当します。  日時 5月5日(金祝) 10:00〜11:30   定員 40名 (申し込み先着順)  費用 無料(植物園入園料は必要です)  場所 神戸市立森林植物園 森林展示館2階研修室 コケに関心のある人にも [続きを読む]
  • タマコモチイトゴケ
  •  写真はスギの樹皮に着生していたタマコモチイトゴケ Gammiella tonkinensis です。 枝の上部にたくさんの無性芽をつけ、その部分が玉のように見えるということですが、残念ながら上の写真には写っていません。 写真の所を採集しましたので、採集品にも球状にたくさんついた無性芽はありません。 球状に集まった無性芽は無いにしても、どこかに無性芽がわずかでもついていないか実体顕微鏡で探したのですが、葉腋につく細い糸 [続きを読む]