鳥子 さん プロフィール

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鳥子さん: 読書日記(仮)
ハンドル名鳥子 さん
ブログタイトル読書日記(仮)
ブログURLhttp://vogelove.blog.fc2.com/
サイト紹介文文庫化された小説中心です。ミステリ、ファンタジー、時代小説、ラノベと何でも読みます。
自由文本と鳥をこよなく愛しております(*^_^*)
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供96回 / 365日(平均1.8回/週) - 参加 2016/08/04 13:32

鳥子 さんのブログ記事

  • 水族館の殺人 青崎有吾
  • シリーズ第2弾。またまた続巻が出てしまい慌てて積読本から発掘してまいりました。前に読むのが楽しみとか書いていながら半年も経っちゃいましたよ。さあ、夏休みです!柚乃は部活で青春の汗を流し、裏染は16度に冷やされた「百人一首研究会」の部室で惰眠を貪っております。そして裏染の幼馴染、香織が部長を務める新聞部は、地元民に密かに人気の横浜丸美水族館にいざ取材。当然起きます殺人事件。このタイトルでなにもなかっ [続きを読む]
  • 夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦
  • 『金曜日の本屋さん』を読んで再読したくなり、本棚を漁りました。好奇心旺盛・お酒大好きな黒髪の乙女と、青春をこじらせまくっている先輩、さらに2人を取り巻くオモチロオカチイ人たちのお話です。このお話を読んで「京都に行きたいっ!」と思った人はどんなにたくさんいることか。だって私の周りだけでも何人かいますもの。京都の人気上昇に、森見さんほど貢献している作家さんがいますでしょうか。ありがたや、ありがたや。こ [続きを読む]
  • 大江戸妖怪かわら版6 魔狼、月に吠える 香月日輪
  • こちらも続きが出てしまったので積読本から引っ張り出してきました。シリーズ第6弾。鬼首のかわら版屋で働く雀は、妖怪の世界大江戸で唯一の人間。現代世界から落っこちて来たところを鬼火の旦那に助けられたのであります。妖怪たちにはいつものことでも人間の雀にはとても珍しいもの。人間視点の雀のかわら版は結構人気なのですよ。さて今回は妖怪たちも大興奮、大欧州から船がやってきます。前回世話になった修繕屋も大浪速から [続きを読む]
  • 金曜日の本屋さん 夏とサイダー 名取佐和子
  • 続きが発売になったので、取り急ぎ積読本から引っ張り出してきました。金曜堂スタッフ槇乃、ヤス、栖川が野原高校時代参加していた読書同好会。その会にはもうひとりまだあまり語られていないメンバーがいました。ジンと呼ばれるそのメンバーの謎が今回明かされます。きっかけは、顧問だった音羽先生が野原高校に戻ってきたこと。ジンの人柄や卒業後どうなったのかがわかるのですが、思いのほかハードでございました。そしてご婦人 [続きを読む]
  • かたづの! 中島京子
  • 江戸時代唯一の女大名八戸祢々のお話でございます。彼女のそばにずっといた「かたづの」によって語られます。はてこの「かたづの」とは何ぞや?漢字で書くと「片角」 元は一本角の雄の羚羊です。祢々が若い頃出会い城に通うようになった彼は、寿命で死んだあとは角を切り取られ、祢々のお守りとなりました。角だけになってからは不思議な力が備わり、いろんな噂が聞こえるように。それもかなり遠くものも聞こえるので、語り手とし [続きを読む]
  • アイネクライネナハトムジーク 伊坂幸太郎
  • 20年をかけて登場人物たちの関係が交錯する連作短編集です。リサーチ会社で働く佐藤が、友人の織田夫婦の家で出会いについて語らう「アイネクライネ」美容師の美奈子が、常連客板橋香澄の策略で彼女の弟と電話でやりとりすることになる「ライトヘビー」妻と子供に出て行かれた藤間が、免許の更新のときに会う女性を思う「ドクメンタ」高校生の久留米和人と織田美緒が駐輪場で犯人探しをする話と、若い男女が出会ってから別れるま [続きを読む]
  • 京都あやかし絵師の癒し帖 八谷紬
  • 京都の某芸術大学に通い始めた椿(♂)は、同じコースの紫苑(♂)の存在を知ります。紫苑は超美形でありながら全身黒ずくめ、さらに「俺に近寄るな」オーラを体全体から発していたため、椿は彼と関わることはないと思っておりました。ですが、これで関わらなかったらお話が終わってしまいます。なんと椿は紫苑に怪我をさせてしまうのです。しかも利き腕。ホントに全く椿は悪くないのですが、紫苑の代理で絵を描くことに。紫苑は変 [続きを読む]
  • 荒神 宮部みゆき
  • 東北の山間に住む人々が人食いの怪物と対峙するお話です。『泣き童子』に出てきた「まぐる笛」を思い出します。爬虫類が苦手な方は要注意。将軍徳川綱吉の頃、今でいう福島県のあたりに香山藩と永津野藩という小藩がございました。この二つの藩、今までにいろいろとありまして非常に仲が悪い…。曽谷弾正という男が永津野の殿様の側近になってからは、さらに関係が悪化しておりました。香山の北部、すなわち永津野寄りのところに仁 [続きを読む]
  • 遺跡発掘師は笑わない 元寇船の紡ぐ夢 桑原水菜
  • シリーズ第7弾。待ちに待った解決編です。「チュンニョルワンの剣」と目されていた無量が発掘した剣。実はこの剣が○○○○であったことが判明します!剣を奪ったバロン・モールはオークションへの出品を企てます。オークションの阻止と、捕まっている黒木の元恋人エイミの救出のため、無量たち潜水士チームは一丸となって発掘に臨むことに。がしかし、そこには内通者の影が…。最後までドキドキハラハラの展開でございました。ド [続きを読む]
  • 弥栄の烏 阿部智里
  • 前巻「玉依姫」の八咫烏Sideのお話です。冒頭、山内を大地震が襲います。そして神域から現れた大猿に導かれた奈月彦は、人を喰らっている山神と対面。彼に使えることとなるのです。八咫烏にとって山神は信仰の対象であっても、実在は信じられてはおりませんでした。こうなってしまったのには、奈月彦が歴代金烏の記憶を持っていないことと関係があるのですが…。当初の山神は姿は醜く、性格の荒れようも凄まじくて怒らせると烏側に [続きを読む]
  • 鹿の王4 上橋菜穂子
  • いろいろな思惑が錯綜する最終巻。火馬の民に捕まってしまったホッサルたちでしたが、助け出されてヴァンと病について語らうこととなります。そしてついに出てきました「鹿の王」!飛鹿の習性のことだったのですねえ。ものすごい強い鹿ってことではなかったです。ホッサルたちと別れたあと、ヴァンとユナ、サエは谺主のところへ寄って、お世話になったオゥマたちと再会を果たします。「キンマの犬」と戦うヴァンの異様な強さを見て [続きを読む]
  • 鹿の王3 上橋菜穂子
  • ユナは攫われ、ホッサルは捕えられ、散々なところから始まる3巻目。跡追い狩人のサエに導かれ、ヴァンはオーファンが族長である火馬の民の所へ辿り着きます。そしてオーファンの父ケノイは「犬の王」を名乗り、何と彼は黒狼熱を宿した「キンマの犬」を従わせることができるのです!岩塩鉱と鷹狩の襲撃は彼らが犯人だったんですね。今でいうテロです。しかもまだまだ企んでいる様子…。でも悪いことばかりではありません。ヴァンは [続きを読む]
  • 鹿の王2 上橋菜穂子
  • 急展開をみせる2巻目です。冒頭から鷹狩に集まったお偉い人たちが犬の群れに襲われます。噛まれた人が多数出て黒狼熱の症状が…。ホッサルたちはてんやわんやです。そして、発病した人たちの経過をみると、どうやらアカファ人は黒狼熱の免疫をもともと持っているようなのです!それは何故なのか?そして最初の発症例が見られるユカタ平原と平原から追いやられた火馬の民。馬とともに猟犬を飼いならす彼らは黒狼熱と関わりがあるの [続きを読む]
  • 鹿の王1 上橋菜穂子
  • 文庫化待ってました‼アカファ王国は東乎瑠帝国の巨大な軍事力を前に恭順して属州となり、領主として王藩候を迎えました。西のトガ山脈に住むガンサ氏族出身のヴァンは、部族が東乎瑠帝国と有利に交渉するために死兵の集団独角を率いて帝国軍と戦います。仲間たちが皆殺しにされる中ヴァンは生き延び、奴隷として岩塩鉱で働かされることになるのです。ところがこの岩塩鉱が犬の群れに襲われ、皆噛まれて病が流行しヴァンと幼子ひと [続きを読む]
  • 教団X 中村文則
  • いろいろ話題になっておりましたので手に取ってみました。ぶ、分厚っ…、そしてめくってみると文字がぎっしり…。手ごわそうですねぇ、ふふっ。失踪した恋人(?)立花の調査を友人の探偵小林に頼んだ楢崎は、彼女が出入りしていたという屋敷へ乗り込みます。この探偵の小林は最後の方で意外な形で話に出てくるのでお忘れなく。こちらのお屋敷、とある宗教団体が利用しているとのことでしたが、残念ながら(?)怪しげなところは全 [続きを読む]
  • 最後の晩ごはん 忘れた夢とマカロニサラダ 椹野道流
  • シリーズ第8弾。雨がしとしとと降る夜、塚本という青年がばんめし屋にやって来ます。扉を開けずにぬんっと入ってきた彼、はい、幽霊さんです。しかも言い方が悪いかもしれませんが、死にたてほやほや。まるで生きているように見えます。海里たちは塚本に何か執着しているものがあるかと尋ねますが、本人に全く覚えがなく、何で現世に留まったっ⁉という状況。海里たちが協力を申し出ますが、はてさてどうなることやら…。さて、海 [続きを読む]
  • 僕と先生 坂木司
  • シリーズ第2弾。相変わらず二葉くんと隼人くんは仲良しで和みます。そして今回はなんと怪盗が登場いたしますよ!チョコレートフェアに二人でお使い。人で溢れる会場で将棋倒しが発生!その隙きをついて暗躍する影が…「レディバード」推理小説研究会の柏原先輩が働く喫茶店の店長はとっても優しい。でもその優しさにちょっと違和感があるような…「優しい人」こちらも推理小説研究会のレム先輩。就活中に起きた嫌がらせの謎を解く [続きを読む]
  • 先生と僕 坂木司
  • 大学に入学したての二葉くんは怖いものが大の苦手。ちょっとしたことでも、どんどん悪い方へと想像を膨らませてしまうのです。本は読むけど人が死ぬようなミステリはダメ。それなのに仲良くなった友人に誘われて「推理小説研究会」に入ってしまった二葉くん。借りた本を手に取ってはみたものの読み進めることができません。公園のベンチで途方に暮れてしまいます。そこに現れたのは天使、ではなく天使のような美少年隼人くん。初対 [続きを読む]
  • 確率捜査官御子柴岳人 ゲームマスター 神永学
  • シリーズ2作目。次期首相と目される大物議員の自宅に侵入、窃盗の疑いで逮捕された男。現場近くの児童公園にて封筒に入ったUSBを捨てるところを刑事に目撃されますが、容疑は一貫して否認しております。刑事の証言と、通報した議員の秘書の目撃証言があるものの、物的証拠はなし。なんで公園での職質のときあんなに逃げた?って話ですが、このままでは送検できません。ということでこの事件「特殊取調対策班」の預りとなります。 [続きを読む]
  • 政と源 三浦しをん
  • 墨田区Y町に住む国政と源二郎は幼馴染で、2人とも73歳。国政は定年まで銀行を勤め上げ、現在は気ままな一人暮らし、と言いたいところですが、見合い結婚した清子さんは家を出ていき長女夫婦の元へ。国政が言うには、「理由も言わず突然出ていった」とのことですが、まあそんなことがあるわけなく、清子さんの言い分を聞くとちょっと、いや結構引きます。つまみ簪職人の源二郎は、愛する花枝さんを病で亡くし、国政同様に一人暮 [続きを読む]
  • 下鴨アンティーク 暁の恋 白川紺子
  • 鹿乃と慧の関係が気になるシリーズ第6弾。幼馴染の義兄と許されぬ恋に落ち心中した少女の気持ちが詰まった椿の振り袖。過去と現在の義理の兄妹の恋を描く「椿心中」羽織から逃げ出した1匹の猿。向かった先は持ち主の女性の恋しい師匠の笛の元。彼女の恋の行方は如何に。「月を隠して懐に」夜の闇に溶け込んでしまった梅の帯。それは男関係が激しいと噂を立てられてしまった女性の心の闇でありました。「暁の恋」塩谷家に買い取り [続きを読む]
  • 冬虫夏草 梨木果歩
  • 「家守綺譚」の続きになります。前作よりどれくらい時が経っているのかは分かりませんが、綿貫は相変わらず死んだ友人高堂の家で犬のゴローと暮らしております。ところが、このゴローが行方知れずになってしまうのです!そこで綿貫はゴローとトビとの縁を思い出し、トビが住む鈴鹿の山へと向かうことにします。外へ出るのは散歩程度でインドア派の彼が山へ!ゴローのことがホントに大切なんですねえ。道中、綿貫は天狗に河童に幽霊 [続きを読む]
  • 真夜中のパン屋さん 午前5時の朝告鳥 大沼紀子
  • ドラマにもなった人気シリーズの最終巻でございます。ブランジェリークレバヤシは真夜中に開くパン屋さん。かなり不器用な店主の暮林さんと、天才ブランシェの弘基、店に転がり込んできた高校生の希美、さらに愉快な常連さんたちで店はいっつも賑やか。そしてパン屋さんの話なのに、なぜか危険なことに巻き込まれることが多いような…、気がします。6巻では5巻から5年の月日が経過しています。1話目、常連客でそこそこ売れてる [続きを読む]
  • 虚ろな十字架 東野圭吾
  • ペット専門の葬儀屋を経営する中原には悲しい過去があります。ひとり娘の愛美が仮出所中の蛭川に殺されてしまったのです。中原は蛭川の死刑を望み、妻小夜子とともに裁判を戦い抜き死刑を勝ち取りますが、2人は離婚。現在は疎遠になっております。ある日中原のもとに愛美の事件を担当した刑事佐山がやって来ます。なんと小夜子が刺殺されたというのです!すぐに町村という男が出頭してきますが、佐川は彼の金目当ての行きずりの犯 [続きを読む]