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モスクワ奮闘記 https://mickymm.hatenablog.com/

初めての海外生活をモスクワで始めました。日々の生活や興味のあることについて綴っています。

Micky
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住所
ロシア
出身
宝塚市
ブログ村参加

2016/08/08

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  • イスタンブール・グルメ(二日目)

    Привет! 少し時間が空いてしまいましたが、トルコ編最終回です。この旅行でトルコの料理がどれほど美味しいかを知ったので、ご飯の話で締めるのがぴったりだと思ったのです。イスタンブールでの二日目はトルコ旅行の最終日だったので、とりあえずこれまで食べていないものを見つけると食べてみるようにしていました。そんなお料理の数々をご紹介します。 ①ドネル・ケバブ トルコ料理といえばこの巨大な肉の塊を想像する方も多いでしょう。私たちもせっかくトルコに来たのだから食べなければと思っていたのですが、なかなか勇気が出ませんでした。というのも、去年まで住んでいたモスクワにもヌルスルタンにもドネルケバブの屋台が(シ…

  • イスタンブール市街散策

    Привет! ついに10月に入ってしまって、いつまでトルコの話をしているんだという感じですが、もうあと2,3回で終わると思います。ちなみに先週末、ヌルスルタンから郊外に遊びに行ったのですが、そこで初雪に遭遇しました。初雪というより、吹雪でした…。ヌルスルタンの自宅もセントラルヒーティングがつきはじめ、部屋の中がとても暑いです。 mickymm.hatenablog.com ここで出てくる「ガラタ塔」や新市街と旧市街をつなぐ橋の一つである「ガラタ橋」など、イスタンブールには「ガラタ」という地名がよく登場します。この名前の由来には諸説ありますが、私が一番しっくりきたのはイタリア語の「坂道(cal…

  • ガラタ塔

    旧市街から金角湾をはさんだ対岸の新市街を眺めると、ほかの建物より頭一つ分ほど飛び出ている塔を見つけることができます。ガラタ塔です。 塔自体の高さは67mとそんなに高いわけではありませんが、海抜は140mもあります。これだけで塔が立っている場所が少し高台になっていることが想像できるかと思います。さかのぼること1500年弱、528年にビザンツ帝国の皇帝アナスタシウスによって灯台として建築されたこのガラタ塔は、一度は第四回十字軍によって1204年に壊されてしまいました。第四回十字軍は一度ビザンツ帝国を滅亡に追い込むほど当時コンスタンチノープルの名前で通っていたこの街を破壊しつくしましたが、亡命政権に…

  • イスタンブールのバザール巡り

    Привет! イスタンブール最終日の朝は、まずグランドバザールへ。 グランドバザールにはいくつか入り口がありますが、私たちが見つけた入り口の前はこのように絨毯が壁にたくさんかけられた素敵な小路にありました。おそらく絨毯は売り物でしょう。 グランドバザールは560年近くの歴史があります。中で軒を連ねているのはほとんどがお土産物屋さん。ただ、イスタンブールに住んでいた人達が口を揃えて「あそこは高くてあまり良くないものが売っているから気をつけてね」と言うので、ここでお土産を買うつもりはありませんでした。 ただ、私が好きな小説にも登場するし、1400軒もお店があると聞いたので興味があります。小説内で…

  • ボスフォラス海峡クルーズ

    Привет! 基本的に水辺が好きな旦那はどの街に旅行に行っても、そこに川や海があればクルーズをしたがります。イスタンブールでも例外ではありません。ディナークルーズもいいね、でもベリーダンスや伝統舞踊のセマーも見たいよね、と話していたのですが、私たちにはあと一晩しか残されておらず、何を諦めるか…と悩んでいたところで「ディナークルーズ、ダンスショー付き」の看板を見つけました。これだ! 海岸沿いに歩いているとそんなクルーズの案内がいくつかあります。お値段もかかりますが、背に腹はかえられません。看板の近くにいた係のお兄さんに声をかけて、申し込みをしました。8時にホテルに迎えに来てもらえ、クルーズが終…

  • トプカプ宮殿

    Привет! アヤソフィアの周りは歴史的建造物が多く、先述した地下宮殿とアヤソフィア、そしてスルタンアフメット・モスクとトプカプ宮殿、さらにはそれらをつなぐ広場になっているかつての競技場「アト・メイダヌ」を合わせて「イスタンブールの歴史地域/遺跡公園地域」として世界遺産に登録されています。ここを歩いているとまあ色んな人に声をかけられました。突然アラビア語で挨拶されて、旦那とどうしても写真を撮りたいと言われたり(私は?とジェスチャーしたら首を振られました)、日本語で「日本人ですか?」と聞かれたり。後者に関しては「今からどこ行くんですか?トプカプ宮殿?もう閉まりますよ。それより僕が知っているお土…

  • イスタンブール・グルメ(1日目)

    Привет! 台風が関東を襲ったとニュースで見ましたが、皆さま大丈夫でしょうか。ヌルスルタンではあまりの冷え込みに毎日震えています。早くセントラルヒーティングがつかないかな。 さて、ノースリーブでも快適に過ごせた2ヶ月弱前のイスタンブールでのお話です。イスタンブールは海沿いの街ということで、内陸国カザフスタンでは食べられない海の幸を心から楽しみにしていました。まずはじめに向かったのはボスフォラス海峡にかかるガラタ橋。ガラタ橋は二重構造になっており、上は車道と歩道、下はレストランなのですが、歩道の下にあたる部分ははテラス席のように作られていました。 このガラタ橋のふもとでは名物の鯖サンドが食べ…

  • アヤソフィア

    Привет! いよいよアヤソフィアへやってきました。 先に地下宮殿へ行っていたからか、チケットを買うまでに長蛇の列ができていました。ただ偶然にも前後に並んでいた人がロシア語を話していたので、話しかけようか逡巡しているうちにチケット売り場まで辿り着いてしまいました。ロシア人にとってトルコは人気のバカンス先です。 最近、観光地に行くとちゃんと知りたくて音声ガイドを借りることが多くなったのですが、ここでは日本語の音声ガイドがありました。 2人で聞くために、渡されたヘッドホンではなくて持参したイヤホンをつけると音が小さすぎてよく聞こえません。そしてしばらくは指示された番号を入れて大人しく聞いていたの…

  • 地下宮殿

    Привет! 突然気温が20度台を切って、もう戻ることがなさそうなので、もう秋も終わりそうな気配です。先々週くらいまで夏だったのになあ。 いよいよイスタンブールを観光します!ホテルがある通りをアヤソフィアに向かって歩いていると「メドゥーサの家」というレストランがあります。 なんでここでメドゥーサ?まあギリシャ近いけど…と思いながら少し先へ進むと、地下宮殿への入り口が見えました。私たちは朝一番にここへ着いたので、まだ列があまりできていませんでしたがお昼過ぎに前を通った時にはかなりの人がいました。 観光地自体は地下にあるので、あまり目立たない外観に少し驚きました。一見どこかの交番のようです。観光…

  • イスタンブールへ

    Привет! 今日はカザフスタンの憲法の日で祝日です。というわけでみんなお休みなのですが、携帯電話に注意のメッセージが届くくらい風が強いのであまり外にひとけがありません。 さて、いよいよトルコの旅は後半戦、イスタンブールに入ります。アンカラの空港で友達と別れたのでここからは旦那と2人です。でもトルコはほとんど英語が通じるので、なんとかなりました。いつもその土地の簡単な挨拶は覚えるようにしていますが、トルコ語は「ありがとう」がとても苦労して印象に残っています。「こんにちは」は「メラバー」で、発音が可愛くてずっと言っていました。「さようなら」は「ギュレ(ギュレ)」です。これもすぐ覚えられますね。…

  • カッパドキアでのごはん

    Привет! 少し時間が空いてしまいましたが、今日はカッパドキア編の最終回!世界三大料理といえば、中華料理、フランス料理、そしてトルコ料理です。でもこの中であればトルコ料理だけぱっとイメージが掴みにくかったのですが、実際食べてみると三大料理に入った理由は説明されなくても納得できる美味しさ。あまり日本食を食べられない場所に住んでいるからか、他の国に行くと必ず日本食レストランの視察に行く旦那も、トルコでは一度も日本食を食べたいと言い出さなかったことがいちばんの驚きでした。 そんなトルコでは食べた美味しいものたちを紹介したいと思います。とりあえず旅が始まってからイスタンブールに移動するまででまとめ…

  • ギョレメ野外博物館

    Привет! 私たちが通ってきた、アンカラとカッパドキアの間にはアナトリア高原があります。今は高い山は見えませんでしたが、かつてはそこに火山があったそうです。そこの火山の度重なる噴火によって火山灰が積もってできたのがカッパドキア。以前も書きましたが、火山灰が固まってできた地質はとても柔らかく、掘りやすいものでした。4世紀ごろから初期のキリスト教徒がそこに目をつけ、地下に都市を作って住み始めます。 9世紀ごろから少しずつイスラム教徒が入ってきて、キリスト教徒を弾圧し始めました。そこでキリスト教徒たちは岩の中に洞窟を作って教会を作ったのです。その中心地がここ、ギョレメでした。一時期は300以上も…

  • ラクダに乗って

    Привет! 気球体験を終えてホテルに帰ってくるとまだ7時前だったので一眠りすることに。外はすっかり明るくなっていたのですが、洞窟ホテルは気球帰りに爆睡できる為かと思うくらい、外の光が入ってこないのでゆっくり寝られました。…寝すぎました。なんとか9:30に体を起こしてチェックアウトします。 そこから車で向かったのは中心の街ギョレメにある屋外博物館。20分足らずで到着です。駐車場から博物館までの道すがら、ラクダが3頭座っていました。そういえばユルギュップ(ホテルのあった街)の展望台の前を通った時にもラクダがいたな、観光資源なんだろうな、と思いながら、乗らないかと勧誘してくるアラブ系のお兄さん達…

  • 空中散歩

    Привет! 気球のお話です。前回はこちら。 mickymm.hatenablog.com 気球に乗り込むと、パイロットのお兄さんが英語で説明を始めました。「皆さん、ようこそ僕の初めてのフライトへ!冗談です、実は5年目です。まずは3点、お話ししたいことがあります。まず一つ目。なんとこの気球にはWi-Fiがあります!パスワードは聞いてください」…めちゃくちゃ近代的!一瞬繋ごうかと思いましたが、設定している間も景色から目を離すのが嫌だったので繋ぎませんでした。「二つ目。着陸するときは全員こちらの方向を向いて、出来るだけ腰を落としてください。バスケットの中に座り込む感じです。練習してみましょうか。…

  • 気球への道

    Привет! インターネットで「カッパドキア」で画像検索をすると、二枚に一枚の確率で気球がたくさん浮かんでいるものが出てきます。気球に乗る機会もそれほどありふれているわけではありませんが、あれほどの気球を一気に見られると思うとそれだけでカッパドキアに行く理由になります。 どうしても乗りたかったので調べてみると、過去に何度か事故が起きているため、今はトルコ政府が毎朝気球を飛ばしてもいいかを厳しく判断しているそうです。その結果をアナウンスしてくれるホームページはこちら。トルコ語がわからなくても緑色の旗であれば飛行可能、赤色の旗であれば禁止、と視覚的にわかりやすいページとなっています。トルコに行く…

  • カヤカピ・プレミアム・ケーブス

    Привет! 旅行に行く時にいつも浮上するのがホテル問題。私は寝るだけやからどこでもいいやん派なのですが、旦那はホテルでもテンションを上げたい派です。この3年間で一緒にいろいろなところへ行くようになり、やっと私も彼の主張が分かってきました。たしかに綺麗でその土地に合わせたテーマのホテルは、観光を終えて帰るのも楽しみになります。 隠れキリシタンが地下都市を作ったり、岩の中をくり抜いて教会や住居にしていた歴史を持つカッパドキアで泊まるとなればやっぱり「洞窟ホテル」でしょう。早速いつも使っているホテルの検索サイトで条件を入力して調べてみると、ほとんどのホテルに「ケーブ」や「ストーン」などの名前が入…

  • ラクダ岩

    Привет! ついにヌルスルタンの気温が日本と並びました。暑いけれど、湿気がないのでまだ過ごしやすいです。風は冷たいくらいですし。ロシア語の先生がこの気温を指して「本当に蒸し暑いね。ちょっと歩いただけで体がびしょ濡れよ」と言っているので「今すぐ日本で夏を体験してきてください」と言うところでした。海もないこの国で「蒸し暑い」だなんて! さて、幾分か涼しかったトルコ旅行の続きです。場所はカッパドキア。地下都市博物館を閉館ギリギリでなんとか脱出した私たちは、時間があるうちに行けるところに行こうという話になりました。8:30ごろまで明るいので、入場する必要のない奇岩などは見に行ける時間だったのです。…

  • おじさんとの遭遇

    Привет! 前回のあらすじ 地下都市で迷子になった私たち。やっと出られると思った瞬間、謎のおじさんとぶつかりそうになり、そのまま来た道を引き返すよう指示を受ける。 私たちは仕方がないのでその場で回れ右をして戻りました。おじさんが後ろから追い立てて来ている訳ではないのですが、狭い道なのでどうしても圧迫感を感じてしまいます。すぐに少し大きめの部屋にでました。 するとおじさんが一言「ここはリビングだった」と言いました。もしかして解説をしてくれている??よく見ると、彼はここの関係者らしきIDを首から下げています。学芸員の人でしたか!でもなぜ出口付近で出会ったの?普通は中にいるか、外で待っているかじ…

  • 地下都市で迷子

    Привет! これまでも3時間ほど車に乗って目的地へ向かう、ということはありましたが(直近では5月のアルマティ→チャリンキャニオンでしょうか)、やはりカザフスタンの風景とトルコの風景は全く違いました。ヌルスルタンの周りは本当に見渡す限り山どころか丘、むしろ起伏すらなく、遊びに来た友人曰く「感動するレベル」ですしアルマティの周りは遠くの方に山がそびえており、そこまで平らな草原が続いています。 アンカラを出る時から少し下り坂になっていて、遠くの方まで緩やかな起伏が続いているのが新鮮でした。アンカラを出てすぐは「アルマティに近いなあ」とぼんやり考えながら窓の外を眺めていましたが、しばらくするとやは…

  • 塩湖

    トルコに行く前はヌルスルタンの方が暑く、カッパドキアで風邪を引かないかな(と言っても24、5度)と思っていましたが、ヌルスルタンに帰ってきたら思った以上に肌寒くなっていました。この5日で何があったんだ。 ヌルスルタンからイスタンブールで乗り換えて、アンカラ空港に着くと友達が迎えに来てくれていました。この空港、飛行機から降りた瞬間に「荷物を預けている人はこっち、預けていない人はこっち」と分けられます。そしておそらくバゲージのターンテーブルは国際線にしかないようで、パスポートコントロールを横目に順路に沿って進んでいきます。ということは、荷物を預けているか否かで出口が違うのです。もし今後アンカラで待…

  • 憧れのトルコへ

    イスタンブール。 古くはコンスタンチノープルと呼ばれ、ヨーロッパとアジアの二大陸をつなぐ街。 ♪昔コンスタンチノープル 今はイスタンブール 名前の変わったわけは誰にも分からない トルコの人にしか ちゃん♪ この一風変わった歌を幼少期からよく聞いていたからか、イスタンブールはトルコにあるということは知っていました(ちなみに名前が変わったわけは統治者が変わったからです)。メロディーが気になる方は「コンスタンチノープル、イスタンブール」で検索してみてください。 イスタンブール、ひいてはトルコに憧れを抱いたのはいつ頃だったか、もう覚えていません。小学生の高学年で映画「トロイ」をみてあの戦いに熱狂した頃…

  • 街の日

    Привет! パリではかなり気温が上がっているそうですが、モスクワでは連日15度以下だそうで、もう秋なのか…とあまりのことに驚いています。そんな中ヌルスルタンでは近頃最高気温が30度を超えていて、かなり日差しも強いので外に出ると溶けそうになります。湿気はない方なんだけどな…。それにしても真冬は-40度まで下がるのに、夏も30度以上になるなんて!これ以上気温差が開かないことを祈るばかりです。 さて、日本では3連休だと思いますが、こちらでは先週末でした。7/6の土曜日が「街の日(かつてはアスタナの日、だったのですが名前が変わったので…ヌルスルタンの日とはあまり聞きませんでした)」だったので、月曜…

  • 最新スーパー情報

    Привет! 夏ですね!!近頃は家の中が20度台というかなり過ごしやすい気候なのですが、家の中で虫と遭遇する確率が増えたことで夏だということを実感しています。部屋のドアを開ける度にそこに虫がいるのではないかと思うと気が気ではありません。冬が長く、あまり生物がいないように見えたので、こんなに生息していたとは少し驚きました。ロシア語の先生曰く、あのGから始まる黒の化身も90年代まではいなかったのに突然現れたそうです。彼女の推理ではヨーロッパから持ち込まれたのだとか。証拠はどこにもありませんが。 水辺は少ないので、蚊が日本ほどいないのが救いです。ただ、一度噛まれると痛くかんじるほど強力なので、気を…

  • 世界の遊牧民2019

    Привет! 7月ですね!そこまで暑くない上に雨も降らないからか、私の気持ちの上では5月くらいなのですが、今年ももう半分が終わってしまったと思うとなぜか少し焦るきもちになります。最近は雨も減って、毎日朝起きたら青空が見えるのでうれしいです(日の出は5:02)。青空に雲が浮かんでいると、この街の空の広さを実感します。 土曜日の夜遅くにふっとFacebookを眺めていると、民族衣装を着た人が草原で馬に乗っている写真が流れてきました。かっこいい!どこで見られるの?と思っていたら「世界の遊牧民2019」というイベントがヌルスルタンで行われているとのこと。これは行くしかない!よく見るとこの週末の二日間…

  • ハチャプリ屋さんでおしゃべり

    Привет! 朝起きたら大雨が降っていて驚きました。こんなにしっかりした雨を見たのは久しぶりです。でもヌルスルタンでは通常夏はよく雨が降るらしく、8月はそれに加えてもう寒くなるのだとか。まだ未経験のこの地での夏、今から満喫する気でいないと一瞬で終わってしまいそうです。何より驚いたのは、草むらから虫の声が聞こえること!ここに住んでもう9ヶ月ですが、初めて聞いた気がします。草むらの真ん中で突然立ち止まった私を周りの人が怪訝な顔で追い抜かして行きました。 さて、友人と週2回ロシア語を習っている大学はヌルスルタンやや中心部、サーカスの向かいにあります。時々授業の後に二人でご飯に行くのですが、もっとも…

  • バレエ週間

    Привет! 最近お湯が出なかったり、電気が止まったり(前もってお知らせはありました)、その他諸々の小さな問題が発生してバタバタしておりました。 ロシア語圏に来てから、急速にバレエを見る機会が増えたのですが、先週のように1週間で二回も見た日はなかったかもしれません。モスクワは街が大きいこともあり、数え切れないほどバレエを上演する劇場があったのですが(その分クオリティも値段もまちまちです)、我が街ヌルスルタンには二つしかありません。 今回は私が初めて行く劇場、「アスタナバレエ」に日本人のバレエカンパニーが来ると聞き、月曜日に見に行きました。 この6月4日から16日まで行われていた「ユーラシアダ…

  • ヌルスルタン近況

    Привет! バス停でバスを待っていたら、突然小さなシャボン玉の群勢に囲まれました。びっくりして本から顔を上げると、少女が笑顔で私の前でシャボン玉を作り出しているではありませんか。彼女はある程度シャボン液を吹いて満足すると、私の横にいた女性の前でまた同じようにシャボン玉を作り始めました。シャボン玉の妖精なのかな。 ようやくバスが来た時には、ポツポツと大粒の雨が降り出していました。近頃一日の中で天気の移り変わりが激しいのです。風が強いからか雲の流れが早く、さっきまで青空が見えていたと思ったらもう空が雨雲で覆われていたりします。今日もそんな感じで、大粒の雨はみるみるうちに激しくなり、バスに乗り込…

  • 映画「アラジン」

    Привет! 最近日が長いので1日も長く感じられるのですが、それに甘んじてぼーっとしていると一週間がとても短く感じられて驚きます。もう金曜日なのですね! さて、最近はかなり映画館に行く頻度が上がっています。『アベンジャーズ/エンドゲーム 』は2回見ましたし、先日は『名探偵ピカチュウ』も見ました。どちらについてもまた機会を見つけて書きたいと思います。 私はこちらで映画を見る時はロシア語なのですが、きちんと理解できるか不安なので毎度旦那を連れて行って、あとで答え合わせや質問をさせてもらっています。ただ、彼の仕事が忙しくなってきたことと、劇場で観たい映画が増えてきたこともあり、旦那がそこまで観たい…

  • BIマラソン

    Привет! 昨日でラマダンが終わりました。ラマダンとはイスラム教の断食期間のことで、一か月ほど続いていました。敬虔なムスリムは日が出ているうちは食べることはもちろん、水を飲むこともいけないそうで、この期間に飲み会やパーティーに呼ばれても午後8時30分まで目の前に並んだ料理を眺めていました。実際には今、ヌルスルタンでは日が沈むのは午後9時30分なのですが、一律で8時30分までと決めているようです。またムスリムでも若い人の中にはラマダンを行わない人も多くいると聞きました。また、ラマダンが開ける直前の金曜日はかなり大切な日らしく、家の近くのモスクの前を夜に通ると、いつもは人っ子一人いないモスクの…

  • チャリンキャニオン散策

    Привет! 最近はずっと晴れの日が続いています!25度以上になるとわかっているのに、なかなか家を出る時に七分袖より短い服を着られません。だってまた突然寒くなったりするんでしょう…という疑念から逃れられないのです。さて、夏本番はどうなることでしょう。 前回の記事の続きです。 チャリン・キャニオンの谷底でガイドのビクトルと合流した私たちは、少しずつ歩きながら風景を眺めていました。 地層が斜めに出ている部分は「数千年前に上から落ちてきたんだろうね」とのこと。え、あんなに大きいのが落ちてくるんですか…と怖がっていると、ビクトルは「まあここ数百年は落ちてきたっていう話は聞かないから大丈夫だよ」と笑っ…

  • チャリンキャニオンへ

    Привет! 友人が遊びに来てくれたのはちょうど1週間だったのですが、ヌルスルタンがあまり観光する場所がないため(生活する分にはとても良いところなのですが、観光となると2泊もあれば十分だと思います)、アルマティまで足を伸ばしました。ただ街中だけ散策するのもせっかく来たのに勿体無いので、アルマティ郊外まで足を伸ばしてみることに。 私がどうしても行きたかったのは「チャリン・キャニオン」です。こんなところ。 別名、カザフスタンのグランドキャニオンです。ここまで行くには車で3時間かかるので、今回はアルマティのツアー会社にお願いして運転手兼ガイドを手配してもらいました。ホームページに載っている代表者の…

  • ヌルスルタンのピラミッド

    Привет! 二週間も空いてしまいました。日本は近頃とても気温が高いと聞いたのですが、皆様大丈夫でしょうか。30度越えはつらいなあと思いながらニュースを見ていたら、私の携帯電話にカザフスタン当局からお知らせが届きました。 前半はカザフ語、後半はロシア語をアルファベットで書いていますね。それでも「ヌルスルタン」という文字と数字が見えたら内容は何となくわかります。ちょっと前までこのお知らせも「アスタナ」という名前で来ていたなあと懐かしい気持ちになりながら少し目を滑らせると、飛び込んできたのは「-2」という数字。え、ちょっと待って、明日-2度になるの?5月ももう終わろうというのに?結果的には2度ま…

  • はじめての経験

    Привет! 今週は25度以上の日が続き、もうすっかり夏です。ですが友人が来ている時にも21度あった日の翌日に吹雪いたので、どうしても上着を着ていないと心細くてたまりません。変なトラウマができてしまいました。友人も「1週間の旅行でどれだけの可能性を考えて準備しなきゃあかんの!?」と驚いていました。全く同感です。また今週は-1度の日があるようなのですが、これから私は南国へ旅行に行く予定なので、暖かさをしっかり楽しんでこようと思います。 さて、その友人がヌルスルタンに来る日のことです。午前中車で出かけた旦那と私は、夜に友人を迎えに行くことを考えて地下の契約している駐車場ではなく、地上の誰でも停め…

  • バイテレク

    Привет! 一週間強ぶりですが、気が付けば時代は変わり、GWも終わり、変化が多い期間でしたね。ちなみに平成が終わった瞬間は日本から遊びに来てくれていた友達と馬を食べていました。おいしかったです。「令和」も「ヌルスルタン」も音が耳になじむようにはなってきたのですが、この前まで「平成」、「アスタナ」だったことを考えると違和感が残ります。ロシア語の先生が言うように10年ほどすると慣れるのでしょうか。そのころにはこの街にいないような気もしますが。 さて、先述したように友達が来てくれたので、ヌルスルタンで観光らしいことを久しぶりにしました!観光地らしい場所はそんなに多くないのでこの半年ちょっとで回ろ…

  • シャザム!

    Привет! 10連休のゴールデンウィークももうすぐですね。主人の職場ではカザフの休日と日本の休日を少しずつ採用し、結局日本と同じ日数になるように調整しているそうなので、今回も10連休ではありませんが、お休みが少しあります。そしてこの期間を利用して日本からの友達を初めてヌルスルタンにお迎えするので、ちょっとドキドキしています。そのため来週は更新をお休みする予定です。この時のために行かずにとっておいた観光地や、アルマティ郊外の自然も見に行く予定なので、お楽しみに。 さて、今日は4月26日ですね。ずっと追ってきて楽しみにしている「アベンジャーズ:エンドゲーム 」のアメリカや日本での公開日です。初…

  • バーベキュー日和

    Привет! 週ごとに気温が違いすぎるせいか、はたまた週末に遊びすぎたのか、今週ずっと体調があまり良くありません。明らかに風邪をひいた、というほど体調を崩しているのではないので余計に長引いている気がします。 さて、元気が有り余っていて、気温も日中は19度あった2週間ほど前のことです。アスタナ郊外にあるグリーンパークという施設にバーベキューをしに行きました。総勢13人で。 アスタナの中心部から車で30分ほど走ると到着するのですが、上の写真の建物が見えるまでは「本当にここにそんな立派な施設があるの…?」と不安になるくらい周りは草原です。20分ほど車で走ったあたりの景色があまりにも思い描いていた「…

  • 天井修理-完結編

    Привет! 今日は家の中にいても少しひんやりとしているなあと思っていたのですが、ちらっと外を見ると地面が真っ白でした。…へ? なんだか2ヶ月ほど前に見たような、懐かしささえ覚えてしまう景色です。なんで??この間まで19度とかだったやん!最近は晴れ続きで機嫌(天気の)よかったやん!みんなでもう春だねって喜んでたやん!突然どうしたん!ちなみに現在-1度です。1週間で20度下がるとか聞いていません。あーあ、車のタイヤを交換したばかりなのになあ。 再来週に友人が日本から来るのですが、彼女に「今気温どれくらい?行くときの服装どんなんがいいかな?」と聞かれても答えられない状況です。ごめん。 さて、この…

  • 天井修理

    Привет! 先週は最高気温が20度近く春を通り越して初夏が来たのか、というくらいの陽気でしたが、今週は雨が降ったり最高気温が一桁から出なかったり、また冬に戻ったようです。金曜日には雪がもう一回降るようで、気温の変化に体がついていきません。 さて、突然天井から漆喰と水滴が落ちて来た我が家ですが、次の日には大家さんの奥さん(多分この家の持ち主はこの奥さんのほう)から長い謝罪文が来ました。こんなことは初めてだ、申し訳ない、すぐに修理するからしばらく我慢して欲しい、申し訳ない、という内容。別に大家さんのせいで雨漏りしたわけではないし、正直こんなに謝られるとは思っていなかったのでこちらの方が恐縮して…

  • バケツは大事

    Привет! 四月ももうすぐ半ばに差し掛かろうとしていますね。ついこの前、年が明けたのに!この四月から新しく一人暮らしを始めた人や引っ越しをした人もいると思います。生活の基盤になる場所だからこそ、家探しは大事ですよね。うちは旦那が転勤族なので賃貸で暮らしていますが、家賃や間取りの次に大事なのは大家さんの人柄だと最近痛感しています。特に海外に住んでいると、家のトラブルに対処するために一体どこへ連絡すればいいかわからず途方に暮れそうですが、とりあえず大家さんに連絡すれば大丈夫、というのはかなり安心します。これで連絡しても対処してくれない大家さんはよくないですね。今思えばモスクワの大家さんはいい人…

  • ペイントボール

    Привет! 天気がいい日が続いて気持ちがいいです。家の中はかなり暑く、床暖房が切れないかなあと思っているのですが、来週もう一度寒波が来そうなのでもうすこし我慢することにします。それにしてももう春だなあ。 というわけで、すこし暖かくなってきたのでアクティビティに出かけます。アスタナの郊外に屋内のペイントボール場があると聞いて、9人ほどで行ってきました。早速乗れるようになった車で10kmほどのドライブです。 会場近くは貨物列車用の線路がとても多く、道はあまり舗装されておらずボコボコでした。それにしても空が広いですね。 さて、ペイントボールとは、障害物が置かれた敷地内で2グループに分かれてインク…

  • 車にまつわるあれこれ

    Привет! 地図アプリや色々な住所が「ヌルスルタン」に変わって、日本人の友人が、からかうように「ヌルスルタン」と言うので私もやっとヌルスルタンに慣れてきました。未だに「アスタナ」という名前を聞くと懐かしくてあったかい気持ちになるのですが…自分がこんなに思い入れがあったとは。でもロシアは国名が一夜でソビエト連邦に変わったり、70年後にまた戻ったりしていることを考えると、都市名で済んで良かったのかもしれません。ちなみにツェリノグラード時代からこの地に住んでいるロシア語の先生に聞くと「アクモラからアスタナに変わったとき『いやアスタナって!首都に首都ってつけて変なの』(アスタナはカザフ語で首都の意…

  • 服屋さん巡り

    Привет! 今日の最高気温は14度で、もはや暖かいを通り越して暑いくらいに感じました。家を出るときに何を羽織るかとても迷います。明後日は最高6度、最低-2度まで冷え込むようで、三寒四温を肌で感じます。雪はほとんど消えてしまいました。早いなあ。 暖かくなってきたので、先日友人と春服を探しにショッピングセンターに行きました。可愛いお店も時々あるのですが、「面白い服」が置いてあるお店も結構あります。面白い服とは例えばこんなもの。 これは真冬に見つけたものですが、なぜこのシーンをセーターに編み込もうと思ったのか疑問です。 先日はこんなシャツもありました。日本ではボディシャツと呼ばれているようですね…

  • カフェ・モモ

    Привет! ついに新元号が発表されましたね。日本を出てから元号というものをあまり使わなくなっていたので、元号が変わっても興味は湧かないのかとぼんやり思っていましたが、やはり実際に変わるとなると楽しみになるものです。実際は年明けくらいからずっと楽しみにしていました。 今日は家に大家さんやテレビ屋さんが来たのですが、彼らに改元の話をしてもややこしくなるだけなので(モスクワ時代、ロシア語学校で先生やクラスメイトに和暦の概念があまりにも伝わらず後悔しました)、誰とも話せなかった分、今日はずっと元号のことを考えていました。仕事から帰ってきた旦那はあまり興味がないようでした。 このテンションでカザフス…

  • 世界一の水族館

    Привет! 桜が今満開だそうですね。アスタn…ヌルスルタンに戻ってくるまでに間に合うかと思ったのですが、あと一歩のところで日本を発ってしまいました。ところでまだ全然慣れないので、しばらくはこの街のことをアスタナと表記してもいいでしょうか。日常生活で使っていくうちに慣れるかと思います。 さて、前回の記事の最後に書いたトラブルですが、まだ解決していないのですべてが丸く収まったら書く予定です。ということで、今日はアスタナにある水族館についてお届けします。 「ailand」というこの施設はサーカスの目の前にある「水族館+プール+アトラクション」というような場所でした。まず写真に写っているドアをくぐ…

  • ヌルスルタン

    Привет! お久しぶりです。実は前回のブログ更新後すぐに旦那のタイ出張についていき、アスタナに戻ってきたのも束の間、すぐに1ヶ月ほど休暇で日本に帰っていました。 タイでは象に乗りました。 日本では事務手続きを終わらせたり友達に会ったり、久しぶりの日本(私はそれほどですが、旦那は実に2年半ぶりでした)を満喫して、さあいよいよ明日はカザフスタンに戻るぞ、という晩のこと。 「ナザルバエフ大統領が辞任した」というニュースが飛び込んできました。 ナザルバエフ大統領といえば、ソ連が崩壊する以前からカザフ・ソビエト社会主義共和国の初代大統領でしたし、ソ連が崩壊するときにカザフスタン共和国として独立したこ…

  • 日本をイメージした料理

    Привет! 外国で現地の人が作った日本食を「本物とは違う」と批判されることがありますが、私個人としては美味しかったらあまり気にしません。その土地の人の舌に合わせてアレンジするのは当たり前ですし、日本でも世界各国の料理をアレンジして食べています。世界は少し身近になったのだから、みんなで美味しいものを食べるのが一番なのではないでしょうか。 …私も先日まではこう考えていました。いや、実際今も考えは変わっていませんが、これまでの「ユニークにアレンジされた日本食」とは一線を画す料理に出会ってしまいました。 場所はショッピングセンター「ケルエンシティ」。よく登場する「ケルエン」とは別の場所です。ここは…

  • 魚の卸市場

    Привет! 最近は氷点下15度前後が続き、かなり気温が上がってきました。そしてそんな気温なのに空は晴れているのです!先生も「世界が春に向かって進んでいるね」と大きな規模で喜んでいました。 さて、かつて魚屋さんについての記事を書きましたが、 mickymm.hatenablog.com 今回はサーモンを一匹丸ごと買える卸市場のような場所に行ってみたのでご紹介します。こんな内陸国に住んでいても海の幸が高頻度で食べたくなるのは島国のDNAがなせる業なのでしょうか。 とりあえず住所だけ聞いて一人で下見に行ってみました。バス停から歩くこと30分、この時点で少し帰りたくなっていましたが「魚」と書かれた…

  • 日本について質問されたこと

    Привет! 大騒ぎしていましたが、昨日はそれほど温度が下がらず日中は-26度ほどでした。これならバスで市場へ行けます。家の中が暖かいので軽装になりがちですが、分厚めのコートを羽織ると寒さはほとんど感じませんでした。タイミングが悪くバスを20分ほど屋外で待っていたのですが、自分のことより購入した生卵は凍ってしまうのではないかと心配でたまりません。結果は全く凍っておらず、卵かけご飯を楽しめました。よかった。 ロシア語を習い始めてから、タクシーの運転手さんだけでなく先生とも話すことができるようになり、現地の人と触れ合う機会が増えました。そうなると日本に特別な興味や思い入れのないカザフに住んでいる…

  • 服のお直し

    Привет! 昨日からの3日間がこの冬一番の寒さになりそうで、明日はついに氷点下40度になるのではと噂されています。そのため、今日中にバザールに買い出しに行こうと思っていたのに面倒くさくなってしまって結局明日家から出なければいけないようになってしまいました。反省の意味を込めてここに記しておきます。一方で、どこか氷点下40度を体験してみたい気もしています。本当にそこまで温度が下がるかな…?昨日は外が吹雪いていたので、少し暖かいのだろうと思って外に出ると氷点下20度でそのまま踵を返そうかと思いました。アスタナに来て知ったのですが、風速1mで体感気温が1度下がるそうです。そしてこの町はかなり風が強…

  • タイトル回収

    Привет! 前回、カザフスタンのファストフードのことを書きましたが、全世界的に展開しているチェーン店の中でもカザフスタンで人気なのがスターバックスです。スターバックスといえばご当地マグカップが有名ですね。以前この記事で紹介しましたが、 mickymm.hatenablog.com カザフスタンのカップは特にお気に入りです。これ以来毎日使っています。そしてこのカップ以外には期間限定メニューが国によって違うくらいで、ほかのメニューは世界共通なのだと思っていました。こちらのサラダコーナーを見るまでは。 一見どちらも普通のサラダですが、なんと左にあるのは「馬肉サラダ」です。馬肉サラダ…。日本やロシ…

  • カザフスタンのファストフード

    Привет! いつもバザールに行くと大根を買って帰るのですが、ついに今日顔なじみの店員さんに「いつも大根買っていくけど、これ何に使うん?」と聞かれました。「煮たり焼いたり」というロシア語がぱっと出てこずに頭の中で必死に辞書をめくっていると、彼女は続けて「食べるん?」と聞いてくるではありませんか。あ、そのレベルから疑問に思っていたの。そもそもあなたは野菜を売っているのではないのか。確かにほかの人が大根を買っているのを見かけたことはありませんし、そういえばモスクワのスーパーでもおばあちゃんに「これどうやって食べるの?」と聞かれました。店員さんには「もちろん食べるよ。日本の食卓には冬になると大根を…

  • 街中のカザフ文様

    Привет! 今日はまた日中も氷点下30度近くまで気温が下がり、外は晴れ渡っていました。外に出る気がしなかったので家の中で用事を済ましていたのですが、ふっと改めてリビングを見ると、クリスマスツリーがまだそこに立っているではありませんか。二か月以上飾っていたのでほとんど壁紙に溶け込んでいるかのように思っていたのです。気が付けばあれほど街中のあちこちに飾られていたクリスマスツリーも先週から徐々に片付けられていき、今はもう見かけなくなってしまいました。それにしても私は毎年2月が目の前に迫ってくる頃までクリスマスツリーを片付け忘れます。来年こそ1月7日が終われば片付けたいものです。 日本にいる友達か…

  • お絵描きの時間

    Привет! 最近は気温を見て外出する服を決めるのも面倒で、外が曇っていて霧が出ていたら暖かい、外が晴れ渡っていて見晴らしがよかったら寒い、など勝手に決めて防寒着を用意するのですが、先日家を出るときは霧が出ていたのに、エレベーターに乗っている間に霧が晴れて青空まで出てきたのでとても寒かったです。でも雪の後に気温が下がると樹氷がたくさんできるので散歩が楽しく、思わず長時間外にいてしまいます。おかげで今少しのどが痛いです。 お友達から「絵を描きに行きませんか?」とお誘いをいただきました。何を隠そう、私は絵の才能が皆無です。できれば日常で簡単な絵も描くことを避けて生きてきました。美術の成績は悪すぎ…

  • 日本文化祭

    Привет! 先週末はアスタナにしては珍しく気温が高い二日間でした。最高でマイナス1度、最低でもマイナス4、5度ととても暖かく、普段の上着を着ていると熱いくらいでした。今週もそこまで寒くないようですが、木曜日の最低気温がマイナス28度なので覚悟したいと思います。それにしても寒暖差で風邪をひきそうです。 そんな暖かい日曜日、アスタナでは「日本文化祭」と名付けられた日本の文化を紹介するイベントが開かれました。 場所はДворец»Жастар»(日本語に訳すと「青少年宮殿」だそうです)。これまでは「日本文化デー」という同じテーマのイベントをアルマトイで行っていたそうですが、今年からアスタナでも開…

  • ワンランク上のお土産が買えるお店

    Привет! この間ふらっと入ったカフェで注文を終えると、店員さんに「どこの方ですか?」と聞かれました。「日本人ですよ」という答えを聞いた彼はとてもいい笑顔で「こんばんは!」と店中に響くような声で日本語の挨拶をしてくれました。午後1時だったのですが、日本語を知っていることに驚きました。「どこでその日本語を…?」「アニメで覚えたんです」と彼。その後も注文した料理を運んできたかと思うと「いただきます!」といいながら私のテーブルに料理を置きました。…うーん、どれも絶妙に惜しい。こういう時に訂正すべきかどうか、どう訂正すればいいか、いつも迷います。日本語を知っているよと披露してくれる気持ちだけでとて…

  • 氷点下20度の外遊び

    Привет! 今日はロシア正教でのお正月です。ですが、クリスマスの時も今日も街中は通常営業で、ムードも全くありません。やはりイスラム教徒が多い国だからでしょうか。3月のイスラム教のお祭り、ナウルーズが今から楽しみです。 ということで、年末年始のアスタナをご紹介します。 先日の『ノートルダムの鐘』を上映したピラミッドの前の風景です。ここは「独立広場」という場所で、周りには大学や劇場、国立博物館などがあります。 アスタナは去年がちょうど20周年で、街中のいたるところに「20 ASTANA」というモニュメントがあるのですが、年末になって突然「20」と「ASTANA」の間に「19」が入ってきて(写真…

  • ミュージカル『ノートルダムの鐘』

    Привет! 今日は年がまだ明ける前の話です。ロシア語の先生から突然「ミュージカル見に行かない?演目は『ノートルダムの鐘』で、私の他の生徒も行くんだけど、もしよかったら」というメッセージが届きました。私はミュージカルが好きなので、二つ返事で「行きます」と返し、一緒に授業を受けている友達はミュージカルは苦手なようでしたが、挑戦するということで二人とも参加することになりました。旦那も初めは行くといっていたのですが、彼はあまり舞台が好きではない上に、事務のお姉さんも行きたいと言い出したので旦那の分の席を彼女に譲ることに。そこまで決まって、チケットを取ってくれた先生にお金を払うときになって衝撃の事実…

  • すもうさん

    Привет! 先日、1月7日はロシア正教のクリスマスでした。カザフに住む人の中にはロシア正教を信じている人も少なくないので、ロシアと同じくこの日は祝日です。イスラム教の祭日もお休みになるので、宗教関連のお休みが多い気がします。 さて、アルマトイ旅行記もいよいよ最終回です!最終回なのに題名を見て疑問に思った方も多いことでしょう。ええ、最後の最後に日本食屋さんへ行ったのです。 『地球の歩き方』にも載っているこのお店は、街の中心街から少し外れたところにあります。写真では暗くて少し見えにくいですが、手前に日本風の橋が架かっています。下に流れる川は完全に凍っていたので歩いて渡れそうですが。 橋を渡ると…

  • シンブラクでスキー

    あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。今年もいろいろな場所へ行きたいと思っているのですが、その前に去年やり残したアルマトイの旅行記をまとめてしまいたいと思います。もうしばらくお付き合いください。 アルマトイで何をするか決めずにとりあえず2泊3日の予定で飛行機とホテルをとっていました。車で4,5時間走った郊外に雄大な自然が広がっていると聞いたので、そこに行くかと悠長に考えていたのですが、調べてみると12月はそこへのツアーがお休みでした。というわけで、行くところがなくなった私たちは、あまり情報がない地球の歩き方を片手に気が付けば二日目の午後にはショッピングセンターに立って…

  • ラーメンラボ

    Привет! ついに大晦日ですね。カザフスタンでは年越しを基本は家の中で過ごすそうなので、ご近所のお友達のお家へお邪魔しようと思っています。気が付けば日本で新年を迎えなくなって三年目になりました。来年こそは日本でこたつに入って紅白歌合戦を見たいです。 そんな日本が恋しくなってきた私たちに朗報が訪れました。モスクワやロンドンではいくつかあったラーメン屋さんがアスタナにはないのですが、アルマトイにはあるというのです。モスクワにまだラーメン屋さんが充実していなかったころ、サンクトペテルブルクのラーメン屋さんに行くためにメニューを覚えてしまうほど楽しみにしていた旦那です。アルマトイまで来てそのお店に…

  • メデウでスケート

    Привет! 計算を間違えて、年内にアルマトイの旅行記が終わらないという事実に気が付きました。ということで、もう年の瀬ですね。クリスマスからの一週間はいつも記憶がなく、気がつけば31日だったりします。 さて、アルマトイ二日目の目玉はメデウでした! ちょっとブレていてすみません。このフォトスポットの横に、例の本物の鷹を肩に乗せて写真を撮ってくれる人がおり、変に写真を撮っているとお金を取られそうだったからです。 メデウとは、アルマトイ市内から30分ほど車で山の方に行けば着くところで、ここにはスケートリンクがあります。タクシーで市内から10分も走るとともう、美しい山並みの中にいることに気がつきまし…

  • 牡蠣を求めて

    Привет! 氷点下30度が日常になってきたので、寒さ自慢のようにSNSに気温をアップしていたら、モスクワにいるロシア語の先生たちから「その調子!!」や「あともうちょっとで夏だから耐えて!」など多種多様なコメントが届きました。この調子で夏まで寒さが続くのは勘弁してほしいです。それに冬の次は春だよ、先生。 さて、アスタナより日本人が多いアルマトイには日本食レストランもいくつかあると聞いていたので、楽しみの一つにしていました。2年前にアルマトイに住んでいた方のブログに「スシダイ 寿司&オイスターバー」というお店がなかなかのクオリティだと書いてあり、一日目の夕食は生牡蠣パーティーを開催することに旦…

  • アルマトイ市街散策

    Привет! 外気温は氷点下25度なのに、部屋の中が熱すぎるので窓を開けて温度調整しています。案の定、朝起きたらのどが痛くなっていました。そういえば、今日はクリスマスイブですね!こちらではクリスマス自体は1/7ですがプレゼントなどは新年が開けるときにツリーの下から出して交換するので、あまりクリスマス感はありません。ただ街中のツリーは見つけた時に写真に収めているので、いつかお見せできたらと思います。 ということで、今日はアルマトイの街中にある観光地をご紹介します! まずは「28人のバンティロフ戦士公園」 入るところを間違えて、そこには何も表示がなかったので不安なまま歩いていたのですが、出るとき…

  • コクトベ

    Привет! 朝から携帯の通知が多いので何事かとのぞいてみたら、当局から「今日は‐30度まで下がるので厳戒態勢を!」というお知らせでした。朝は実際に‐30度だったそうなのですが、私がお昼に天気アプリを見たときは‐28度でした。そのままお買い物をしに外へ出ると、鼻で呼吸をするだけで体の内側が凍る感覚を久しぶりに味わいます。この空気がこちらに刃を向けてくるような気温は「寒い」を通り越して「痛い」のですが、きりりと身が引き締まる感じがするので一度体験すると癖になります。 さて、こんな気温が嘘のようなアルマトイ旅行のお話です。今回アルマトイで宿泊した「ホテル・カザフスタン」の近くに丘へと続くロープウ…

  • アルマトイへ

    Привет! 12月16日、17日はカザフスタンの独立記念日です。今年は16日が日曜日だったので、18日の火曜日が振替休日となり4連休でした。せっかくの連休をアスタナで過ごすのはもったいない、ということでカザフスタン第二の都市、アルマトイへ行ってきました! アルマトイは空気汚染がひどいらしく、確かに飛行機から見ても茶色いのが分かります。ちなみにアスタナを出るときも帰ってきたときもまだ太陽が昇り切っておらず、空からどんな風に見えるのかはわかりません。 第二の都市と言ってもアスタナに20年前に遷都するまではアルマトイがソ連を構成するカザフ社会主義共和国の首都だったので、町の規模としてはアスタナの…

  • お魚屋さん

    Привет! 今朝から細かい雪が降っていて、地面の茶色くなった雪をうっすらと白く覆っていきました。風景としてはとてもきれいなのですが、この新しい雪は氷におおわれている地面も隠してしまいます。なので日中私も一度綺麗に滑ってしりもちをつきましたし、歩道には何人もの滑った跡が残っていました。打ちどころによっては骨折もするので、本当に気を付けたいと思います。 さて、先日タクシーの運転手さんとおいしい魚がないと盛り上がったばかりですが、スーパーでも魚が置いているときもあります。ただ、種類が少ないのです。鮭しかないときもあります。先日、お友達から家の近くの魚屋さんで鰤が手に入ると聞き、早速行ってみること…

  • タクシーの運転手との会話

    Привет! 先日、タクシーに乗るとロック調の曲が流れていました。聞くともなしに聞いていると、歌詞の90%が「冬は~寒い~♪」で、覚えようとしなくても一度聴いたら歌えそうな曲なのに、運転手さんはハミングにとどめています。いっそのこと歌い上げてくれたらこちらも気持ちいいのに。やっとその曲が終わりました。次は「夏は暑い」かな、と思っていると聞き覚えのある前奏が…。なんと乗車していた20分間、ひたすら「冬は寒い」という分かり切ったことを聞かされ続けました。「この曲好きなんですか?」という言葉がのどまで出かかっていましたが、運転手さんのハミングを止めてまで質問しなくても答えはわかっているような気がし…

  • ロシア語始めました

    Привет! 最近は街中にずっと煙が立ち込めています。はじめは霧かと思っていたのですが、聞くところによると旧市街地のほうではセントラルヒーティングがなく、家の中を温めるのは木炭の役割だそうです。この木炭を燃やした時に出る煙がどこにも行けず街中にとどまっているわけですが、普段気にならないのはアスタナが風の強い街だからです。ところがここ数日はあまり風が吹いておらず、それはそれで体感温度が下がらないのでいいのですが、街中が煙たくなる、という仕組みのようです。良いことだけとはいかないようです。 さて、ロシア生活以降、イギリスと日本で4か月ほどブランクが空いたロシア語のレベルは、カザフスタンに来た当初…

  • 見つけたものたち

    Привет! なぜか周りに教師をしている人が多いので、彼らが忙しそうにしているのを見るにつけ、毎年「今年も文字通り師走だな」などと思っているのですが、私も12月に入った途端イベントごとが増え、忙しい毎日を送っています。このままだと気が付けば年を越していた、なんてことになりかねません。もう少しゆっくり時間が過ぎてくれないかなあ。 何かとバタバタしているので、一つだけでは記事にはなりにくい見つけたものを紹介しようと思います! まずは牛乳。以前牛乳は袋入りがメジャーだと書きましたが、ついにその袋を立たせる容器を見つけました! こちらでの先輩のお宅にあるというこの容器の写真を送ってもらい、バザールの…

  • クリスマスチャリティーバザール

    Привет! 先週の日曜日、ラディソンホテルで「ディプロマティック・クリスマス・チャリティーバザー」が開かれました。ラディソンホテルの冬のバザーといえば!モスクワでも毎年行っていました。私がおととし行った時の記事はこちらです。 mickymm.hatenablog.com アスタナでもモスクワでも会場がラディソンホテルなのはただの偶然なのでしょうか。チャリティーに力を入れているのかな。ちなみにアスタナでのバザーは今年で11回目です。 モスクワでのバザーの主催はIWC(International women's club)でしたが、ここアスタナでは大使夫人の会が主催しているそうです。そのため「…

  • クリスマスツリー

    Привет! ついに12月に入りましたね!もう今年も残すところ30日足らずかと思うと、時が経つ速さに驚きます。12月は色々とイベントがあるので忙しくなりそうですが、寒さに負けず頑張りたいです。 12月に入った瞬間に街中でもツリーが飾られ始めました。 これはケルエンのフードコート。かなり巨大でしたが、下に小さなお家が飾ってあって可愛かったです。ケルエンの前にもツリーが置かれていて、バイテレクとコラボしていました。 我が家もそろそろツリーを出したくなってきました。各地で集めたクリスマスツリーの飾りはモスクワから持ってきたのですが、ツリーは重くて置いてきたので、お店でツリーを探します。豚肉もスーパ…

  • ローストビーフカフェ

    Привет! 今私が使っているタクシーのアプリは、運転手からメッセージが来た時にスマートフォンの設定言語に合わせて自動翻訳しています。そのおかげで車に乗った瞬間に「日本人なんですか!?」と聞かれることも多々あります。たいていが「~(場所)で待っています」というものなので変な翻訳になることは珍しいのですが、昨日来たメッセージは「入り口の前に立っている、ガソリンスタンドの遊牧民で」となっていました。突然出てきた遊牧民にカザフにいることをまざまざと思い知らされます。とりあえずガソリンスタンドの入り口にいることはわかったので無事に合流できたのですが、遊牧民が気になります。メッセージの下にロシア語の原…

  • D10 World

    Привет! 気が付けば今週末はもう12月なんですね。10月1日にこちらに来たので、11月の初めのほうは「アスタナに来てどれくらい?」と聞かれたときに「一か月です」と答えていたのですが、そろそろ通用しないということに気が付いたので昨日から「二か月くらいです」に変更しました。 先週のことになりますが、MEGA Silkway(ショッピングセンター)で開催されていた「D10 World」に行ってきました。 カザフスタンに赴任が決まった日、それはもうインターネットで「カザフスタン」について調べました。とりあえずウィキペディアで国の基本情報を押さえて、アスタナを画像検索してはその近未来感に驚き、ロシ…

  • カザフスタンのお土産

    Привет! 時々私のスマートフォンにアルファベットで書かれた、でも英語ではないメッセージが送られてくるのですが、迷惑メールだと判断して読んでいませんでした。しかし先日、あまりにも毎日来るので解読を試みてみると、文中に「20m/s」という文字が。そのほかの部分も声に出してみると聞きなれた単語があります。もしやこれはロシア語?そしておそらく「明日は秒速20メートルの強い風が吹くよ」という当局からの警報だったようです。 そんな強い風が頻繁に吹くアスタナでは、近頃ずっと雪が降っています。気温自体はそんなに低くないのですが、風と雪のコンボはかなり体に堪えます。ある時そんな吹雪の中タクシーにのって運転…

  • 蛍光灯を探して

    Привет! 昨日からしっかり雪が降ってしっかり積もっています。ちょっと人が通っていないところを歩こうと思うとくるぶしくらいまで足が沈んでびっくりしました。こんなふわふわの雪が降るんだ。 洗面所の鏡の上についている電気が切れました。モスクワにいるときから電気が切れるといいことがなかったので(詳しくは下の記事をどうぞ)、 mickymm.hatenablog.com mickymm.hatenablog.com 一瞬そのままにしておこうかと思いましたがとりあえず慌てず騒がずマンションの管理人さんを呼びます。うちのマンションは幸運なことに専用のサービス会社が入っているので、家に関する困ったことは…

  • ボヘミアン・ラプソディー

    Привет! ついにカザフスタンで映画デビューしました。私にとってロシアで初めて見た映画だった「ファンタスティックビースト」の二作目がちょうど今公開されていて、二年で映画に行くのもかなりハードルが下がったことを思うと感無量です。と、こう書くと見に行ったのはファンタスティックビーストのようですが、今回見たのはボヘミアンラプソディーでした。そしてこの国でクイーンの、というよりはフレディ・マーキュリーの物語を見たことで思うところがありましたが、それについて書こうと思うとどうしても内容に触れるので、これから見に行くから一切情報を入れたくない、という方は見終わった後にもう一度来てください。そしてまだ見…

  • アスタナ万博2017②

    Привет! 前回の記事の続きです。 mickymm.hatenablog.com 8階あるパビリオンのうち、まだ上から二階分しか紹介できていないので、すぐ本題に入りたいと思います。6階のテーマは「太陽エネルギー」だということは、フロアに入った瞬間に分かりました。 半球でもかなり大きな太陽の模型が鎮座していたのです。横には世界各国の太陽にまつわる神話の紹介が。エジプトやギリシャなどの有名どころと共にもちろんカザフスタンについても説明が書かれていました。アルマトイから150㎞の場所で、世界で最も古いと思われる太陽神のようなものが岩に描かれているのが見つかっているそうです。 写真の一番手前に書か…

  • アスタナ万博2017①

    Привет! 実は去年(2017年)アスタナで万博が行われていたことはご存知ですか?私はカザフスタンに来ることになって初めて知りました。当時はモスクワにいたので来ようと思ったら数時間ですぐ来られたのに。 現在はメインのカザフスタン館だけ残されて、あとのパビリオンは解体されてしまっています。アスタナはあまり背の高い建物がなく意外なほど遠くまで見わたせるので、我が家からもこのカザフ館が見えるのですが、はじめは「何あの球体」という印象でした。その上、夜になるとその球体は光るのです。ある時は緑色に光って地球を表し、ある時は白く光って表面に「アスタナ」の文字を浮かび上がらせ、ある時は赤く光って太陽を表…

  • 中華料理「プリンセス」

    Привет! 最近タクシーの運転手さん達や劇場で横に座った人など、初対面のカザフ人と雑談をする機会が増えています。初めての会話の流れはおおよそ決まっていますが、こちらが外国人だと余計に毎回同じ会話になります。まず初めに私の国籍の確認。カザフには韓国人がたくさん住んでいるので8割ほど「韓国人?」と聞かれます。そしてアスタナに来てどれくらいか、という質問が続き、私が1ヶ月ほどだと答えると皆が皆判で押したようにこう聞くのです。「アスタナの天気はどう?」と。 モスクワではここで来る質問は「モスクワはどう?」でした。アスタナでも同じだと思っていたので、街自体についての感想を用意しているところに「天気は…

  • カラオケ@アスタナ

    Привет! 昨日、バザールで新鮮な卵8個と、その他諸々を買ってホクホクでバスに乗ろうとした瞬間に氷の上で滑って転んでしまいました。ご丁寧に荷物を下敷きにする形だったので、体の下でなにかが潰れた感覚をおぼえます。バスの中にいた人と外でバスを待っていた人たちがみんなで助け起こしてくれ、荷物も拾ってくれ、バスの座席まで譲ってくれました。周りの人の優しさと卵への心配で少し泣きそうになりました。家に帰ってすぐに荷物を解くと、私の目に飛び込んできたのは1つだけ割れた卵と粉々になった洋梨。ほかの7つの卵は無傷でした。倒れ込んだ場所が良かったようです。あるいは梨が弱かったのか。 さて、先日旦那の職場の人か…

  • Metroで大量に買い出し

    Привет! 今週初めは最高気温が1度だったのに、明日の最高気温はー11度だそうです。一週間の中で12度も差があるなんて。どんな格好をしていたか忘れてしまったので、できれば家にこもっていたいのですが、-11度くらいで引きこもってしまったら真冬は外に出られなくなります。体を慣らすためにもどこかへ行こうかな。 先日、少し町はずれにある大型スーパーに連れて行ってもらいました。 地下鉄がないこの町に唯一存在する「メトロ」です。実はモスクワにも全く同じお店があります。モスクワには地下鉄もあるので「メトロ」といったときにどちらを指すのかややこしいことも何度かありました。 mickymm.hatenabl…

  • 絵葉書を探して

    Привет! 少し高い建物に上ると遠くのほうに見える草原や、町のところどころに突然現れる馬のオブジェなどに毎日触れていると、ああここには騎馬民族が暮らしているんだな、と実感します。ですが、日本に住む人たちも稲作が入ってくるまでは狩猟民族で移動して暮らしていたはずです。大陸顔だといわれる私ですが、新しい土地に行きたいという気持ちが強いのでどちらかというと騎馬民族の人たちに精神は近いのかなあと思っていました。 …思っていた私が甘かったのはこちらに来てすぐ分かりました。 小学生のころから、どこかへ旅行に行くと実家に絵葉書を送るのが習慣です。時々その土地で郵便局やポストが見つけられず、ホテルから出し…

  • 国立博物館へ

    Привет! こちらに来て一か月、そろそろ生活リズムもできてきたので、日中の時間があるときに観光に出かけることにしました。以前お友達と前を通った時に「これはこう見えて博物館なんだよ」と教えてもらった建物がとても気になっていたので、観光第一弾はここに決定です。 おそらく夏は勢いよく水が出るのであろう噴水には、騎馬兵の銅像が並んでいました。壁の白い部分に掘られたカザフ文様も美しいです。ちなみにこの外壁は夜になるとライトアップされます。一定時間が経つと青や赤や黄色に色が変わるので、みていて飽きません。寒いので長時間は眺められませんが。 通常チケットは大人が700テンゲ(230円ほど)で、黄金の間や…

  • お買い物こぼれ話

    Привет! 11月に入りましたね。ついこの間までトレンチコートを着ていたのが嘘のように外は寒く、最高気温も氷点下です。いや、でもこれくらいで弱音を吐いてはいられません。冬本番はこれからです。 そして、昨日で私がアスタナに来て一か月が経ちました。はじめこそこれまでと全く違う生活習慣や一からの人間関係形成に戸惑っていましたが、今ではどこに行けば何が手に入るかも分かってきて、何よりいろいろな面で助けてくださる方々とも出会うことができたことで不自由なく暮らせています。それでも時にはお買い物をしているだけなのに驚くこともまだまだあり、世界は広いことを実感する日々です。今日はそんなエピソードをいくつか…

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