ミホ さん プロフィール

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ミホさん: My Story
ハンドル名ミホ さん
ブログタイトルMy Story
ブログURLhttp://note16.blog.fc2.com/
サイト紹介文プチ小説とエッセイ&ポエムを! ときどき音楽・映画・本のレビューなども。
自由文ミホが綴る『不思議ワールド』を
堪能してくださったら嬉しく思います。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供102回 / 228日(平均3.1回/週) - 参加 2016/08/15 13:12

ミホ さんのブログ記事

  • したたる想い
  • 満たされない想いがまたひとつこの心にしたたり落ちるなぜこんな恋をしたの?誰をなにを恨めばいいの?苦しみはいつまで続くの?もう堪えられないかもしれない「無理」と言ったらあなたは私から離れてゆくと知ってるわドラマティックな幕引きなどなくてあわれなまま私は独りになってお終いなのよきっと…だから私は哀しみを隠して微笑むわ胸の中で悲鳴を上げながら [続きを読む]
  • それは、恋の一歩手前
  • 旅行代理店の営業部から 総務部に異動になったわたしは あまりの畑違いの仕事に 戸惑っていた。 "総務部経理課会計係コンピュータ室勤務" 辞令には、そう書かれてあった。 異動した先の部署で 「わたし、パソコン、出来ません」 ここはやはり正直が一番だと 上司にそう言った。 それなのに 「お前、バカじゃないの? 誰もお前にパソコン出来るかどうかなんて 訊いてなんかないんだよ」と 係長がわたしを怒鳴り飛ばした。 「こ [続きを読む]
  • 少年
  • 煙草を取り出す慣れていない仕草はにかんだ笑顔少年のような真っ直ぐな瞳でぬくもりを伝えてくれたね最後まで愛しきれなくてごめんねあの日に戻って謝りたい浮かぶのはキミの華奢な指浮かぶのはキミの生真面目さ応えられずに愛を投げ棄ててごめんねいま きっと素敵なオトコに成長したキミを見てみたい時の流れの中でオトナになったキミを見たいわ甘えた声さえ懐かしいの少し鼻に掛かったベイビー・ボイス二人でよく出掛けた港の埠 [続きを読む]
  • チェリー・ボーイを愛した記憶
  • 声を掛けたのは 仕事の流れよ 笑って流してたでしょ 顔さえうろ覚えだわ。 宅配で届いた幾つかの贈り物 本とCDだなんて 捨てるにも困る。 「感想を直接、聞かせて欲しい」 だなんて そんなに暇そうに 見えたのかしら ねえ? 電話番号を本の間に挟む Baby Boy アナログな方法には ちょっとお手上げだわ! 気づけば そのテに乗ってる私。 Baby Boy 一回り年下の笑顔 パパに買ってもらった外車で 煙草くわえて 呑気なものね そ [続きを読む]
  • 怨念それとも情熱
  • あなたが死んだら 骨をください。 わたしは硝子のケースに入れて 朝昼晩に眺めながら ご飯を食べるわ。 あなたが死んだら 骨をください。 わたしは硝子のケースから取り出して 眠るときには 傍らに置いて添い寝をするわ。 でもね もしも わたしが先に死んだならば 何も残しはしません。 ただ あなたの心に永遠に憑りついて 忘れさせないわ。 「この世でどうして わたしたちは結ばれないの?」 せめて来世で わたしたちは一つ [続きを読む]
  • 切ない放課後
  • 言葉になんて ならなかった… ゴックンと つばを飲んでしまった… "走る"って あんなにもカッコいいものなの? 風よりも 速いような気がした一瞬。 その走る姿を見て 迷わずに選んだ陸上部。 12歳。中学一年生の私は 100mを走る先輩にドキドキしていた。 「アラキ先輩 アラキ先輩」 何度もノートに書き連ねて 誰にも見られないように 消しゴムで消した。 入部からの春が過ぎ夏が過ぎ 馴染んできたグラウンド。 [続きを読む]
  • 祈り
  • 眠っていた何かが目を醒ます。あなたは優しくキスをくれるけれどそれだけじゃ足りなくてじれったくなる。わたしはあなたの背中を右の手で揺らして催促をする。眠っていた何かが呼び起こされる。あなたのくちびるがわたしの胸をあなたの指先がわたしの花園を愛してくれるけれどまだそれだけじゃ足りない。欲しいのはあなたの、それ。もっと欲しいのはあなたの、たましい。果てしない欲望は一瞬のエクスタシーに呑まれてだけど永遠の [続きを読む]
  • そよ風はセブンスターの匂い
  • 眠った貴方の横顔をわたしは静かに見ていた。なんて表せばいいのこんなスゥイートな気持ち。寝顔の貴方のくちびるにときどきわたしのくちびるを重ねたりときどきわたしの手のひらを貴方の頬に重ねて夢じゃないこと確かめる貴方の腕の中にいる不思議を。わたしの様子に貴方はふと目を開けて腕を伸ばして抱き直す「もっと、こっちへおいで」束の間の夜にふたりで落ちて目を醒ました朝ONE KISSTWO KISS抱きしめあってモーニングキス。 [続きを読む]
  • タブー…天使が恋をした…
  • 12年の歳月が流れていた。 思いがけない再会。 懐かしさを語り合うよりも先に その人のスラックスのファスナーをおろして あたしは肉棒にむしゃぶりついた。 驚いたように後ずさりをしたその人に あたしは容赦なく続けた。 その行為は 決して性欲からのものではなかった。 ただ、ただ伝えたかった。 「今でも、愛してるわ」と。 そうして 「あのころのあたしとは もう違うのよ」とも 必死な気持ちで伝えたかった。 12年前、あ [続きを読む]
  • 半分片想い
  • そんなの、いつものことだった。 シャワーも身支度も済ませたのに 何時間経っても 彼は姿を現さない。 ホテルの白い一室。 わたしの爪が泣いていた。 前日にネイルサロンで 綺麗にマニキュアを塗ってもらった わたしの爪が泣いていた。 「仕事で遅くなる」 メールがひとつ入ったきり 音沙汰もなく過ぎてゆく時計の針。 会える日は限られているのに どんなに前々から約束をしていても 当日になると彼は 「仕事で遅くなる」と わ [続きを読む]
  • 忘れないわ、永遠の夜を
  • 触れられたのは秘めた場所そこはたましいに直結しているのだからこのまま奥底に来て脚の力が抜けていくわ器用な指ね器用な舌ね器用な…奥深くなるほどにやわらかいでしょう?たましいと同じよもう わたしのそれは灼熱の水たまりが出来てる季節はずれのわたしの海の中で泳いだならもっと あなたの心を見せてそう あの夜は閉ざされていた たましいの解禁日でわたしはカラダごと解き放たれたあなたは最初はお酒を堪能それから わ [続きを読む]
  • 純愛
  • 幸福という名の雫があふれてわたしの体の奥底からしたたるわたしは濡れてゆくあなたは指先で確かめている抱きしめられながらときどきわたしは夢うつつになるわたしの中であなたが膨らんでもう なにも 見えなくなるもう なにも わからなくなるあなたに溺れてくらり くらり宙を漂ううわごとのように「あなたが欲しい」とわたしが言うのはその瞬間のあなたの瞳が好きだからわたしを抱きながらあなたがささやいてくれる「好きだよ [続きを読む]
  • リアル・ドール
  • テレビから流れているのは『文楽の曽根崎心中』わたしは耳だけで『曽根崎心中』を感じていた。なにもかもを脱いで一糸纏わぬ姿で目隠しをされて赤いロープで縛られたわたしは紐でくくられている文楽の人形を他人事とは思えなかった。『文楽』は江戸時代から伝わる古典芸能。人形を紐で縛って操りながらひとつの物語を紡ぐお芝居で人形浄瑠璃と呼ばれる。その中でも『曽根崎心中』はもっとも有名な演目でもあり一人の女が、一人の男 [続きを読む]
  • 素直な気持ち
  • どうしてこんな流れになったの?出逢ってからまだたった2日目。わたしたちはホテルにいた。出逢ったときに感じた胸がギュッとしめつけられるように高鳴った気持ち。どうしようもなく惹きつけられてゆくのを止められなかった。だけどその翌日にはホテル、という展開はまったくの想定外だったからどういう顔をしていいのかわからなかった。「帰りたくない」そう言ったわたし。ホテルに行くことを選んだカズ。わたしは無知もいいとこ [続きを読む]
  • インターネット・キス
  • とにかく忙しかった。けれど仕事の合間のわずかな時間を睡眠に充てるよりもネットサーフィンをしているほうが気が紛れた。不思議なサイトがあった。ネット掲示板とも違うメッセージのやりとりをする不思議なサイト。登録すると自分専用のメッセージボックスが出来上がりほかの利用者のメンバーと個人的に自由なメッセージを送受信できる不思議なサイトだった。見たことも会ったこともない人たちとやり取りをするようになった。趣味 [続きを読む]
  • マイ・ワールド 〜物語の向こう側〜
  • 2月の下旬から短編小説のように自分の恋愛をこの場で駆け抜けるように描いてきた。昨日のブログではタクミのことを書いたのでhttp://note16.blog.fc2.com/blog-entry-169.html今日は少し足を止めて『マイ・ワールド〜物語の向こう側』と題してタクミのことと、わたし自身の世界観を記しておきたい。タクミと出逢ったのは18歳のときだった。サークルをとおして知り合った一つ年上の男性。出逢った瞬間に「この人と恋に落ちる」と思 [続きを読む]
  • ロマンス、少しだけ、スキャンダル
  • そっとくちびるを重ねた。初めて逢ったときからこんな日を予感した。惹かれ合う速度は止められなかった。「リカコとは別れたよ」「うん、そっかァ」「それだけかよ」「ほかになんて言えばいいの?」小指と小指を絡めて見つめ合った。沈んでゆく夕陽季節外れの海には人影もなくタクミとわたしのふたりきりだった。「俺のこと、好き?」タクミは言うけれど好きと言ったらどうなるの?なにもかもが変わるとでもいうの?数週間後にはお [続きを読む]
  • 冷たい背中
  • 「待って、行かないで」3月。道端にはまだ雪が残っていた。大きな氷の欠片ハイヒールの私はつまづいて転んでもう、あの人には追い付けなかった。「待って、行かないで」叫んだ私の声にあの人は振り向いたけれど転んだ私に駆け寄ることさえしなかった。あの人の背中が怒りを表していた。背中は粉雪の舞う街の中へと消えていった。私はゆうべから今朝のふたりの出来事を思い出していた。悪いのは私なの?それは時計の針が真夜中すぎ [続きを読む]
  • バージン・ハート
  • たどり着くのにどれだけの回り道をしたのだろう。ふりかえればからまわりの苦い思い出たちが胸をしめつける。祈るような恋駆け引きした恋背伸びした恋どの恋たちも抱き合うたびその直後には心が泣いた。願いなんていつでもただひとつだった。欲しいのは快楽じゃない。交わし合いたいのはそんなんじゃない。誰ひとり解ってくれなかったの。いまあなただけが受けとめてくれたひとつだけの真実に。 [続きを読む]
  • そっと、リフレイン
  • 時折り、思い出す今でも あの人を。元気ですかどうしていますか私のこと憶えているでしょう夢のようなふたりだったねそして夢のように消えた恋だったねあれから、幾つの季節が巡ったの?もう別れの理由さえ思い出せないわ。手紙を書いてもいいですか電話をしたら迷惑ですか私のこと忘れてないでしょう問わず語りを誰かにしたくなる心に風がふいてるの、こんな夜は。 [続きを読む]
  • 悔やまないわ
  • 大雨が窓にカーテン作った誰も来ない深夜の駐車場。車を停めてキスをしたらそれが合図なの。ストッキングの縫い目にそって左利きの貴方の手がわたしをなぞる。カミナリさえも演出のひとつね吐息の嵐。カーステレオの音楽ももう聞こえないくらいに吐息の嵐。貴方の女神でいられるのなら悔やまないわ。欲しいだけあげる。むさぼられるまま今、落ちていくのエクスタシーに。 [続きを読む]
  • 卒業
  • 誰もいなくなった教室。ユウヤと私は立ちすくんだまま見つめ合った。ユウヤが差しだした掌を私はそっと握り返した。目の前にあるのは紛れもない『サヨナラの景色』いつか再び会えるときのためにそのときは笑って高校時代を振り返れるように今この瞬間はそれだけを祈ろう。浮かんでくる思い出たち。教室から図書館へ行く階段の踊り場。手を重ねて他愛もないお喋りをしたそれが二人の毎日の日課だった。同じ道を歩けたらいいねってあ [続きを読む]
  • 飾りじゃないのよ涙は
  • 泣く女は、キライだ。とても好きな人がいた。だけど親友が或る日、私に言った「私もあの人のことが好きなの」瞳に涙をいっぱい溜めて親友は私に言った「お願い、あの人を譲って」先に泣かれてしまったら私はどうすればいいの?ずるい。ずるい。ずるい。そうして私の親友はあの人の前でも泣いた。「好きです」とダイヤモンドのような涙を見せた。涙は女の武器だといつか誰かが言っていたのをふと思い出す。いっそ、私も泣き崩れるこ [続きを読む]
  • 懺悔
  • 言われるままに私は許した。あの人の腰が動く。私もそれに合わせて腰を動かす。深く深く突き刺さる あの人のソレ。あの人が私の子宮の手前を堪能しているのをなぜだか乾いた心で私は見ていた。「嬉しいよ、気持ちよくて嬉しい」とあの人は切れ切れの声でうめいた。ナマの感触。あの人は避妊具を付けなかった。了承したのは、私。なんにもつけず愛し合っているはずなのに一緒に燃え上がれない。快感なんてどこにもない。あの人が熱 [続きを読む]
  • 失くした夢の続き
  • 40代になってからの私は人生の後半をライフスタイル・プロデューサーとして歩みたかった。努力した。20代に取得した国家資格の図書館司書をベースに絵画と写真の勉強もした。そうしてアロマテラピーの国際資格。ハーブのコーディネーターの資格。クレイ(泥) 研究とクレイ・コーディネーターの国際資格。色彩の研究 (カラーセラピストの勉強)決して『資格マニア』ではない。『ライフスタイル・プロデューサー』になりたかった。ライ [続きを読む]