ワニ さん プロフィール

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ワニさん: 師匠シリーズまとめ
ハンドル名ワニ さん
ブログタイトル師匠シリーズまとめ
ブログURLhttp://shishoseries.seesaa.net/
サイト紹介文伝説のネット心霊怪談『師匠シリーズ』のまとめブログです。
自由文伝説のネット心霊怪談『師匠シリーズ』のまとめブログです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供96回 / 34日(平均19.8回/週) - 参加 2016/08/19 16:09

ワニ さんのブログ記事

  • 227『三角の積み木』 異聞
  • pixiv2016年8月25日 23:23わたしの一番古い記憶は、鉄と油の匂いのする町工場の二階にある自宅で、一人遊んでいるときのものです。記憶には父も母もいません。ただわたしは与えられた部屋で、ぬいぐるみたちと積み木をしながら、足元から断続的に響いてくる機械の音を聞いているのです。ぬいぐるみは熊と、耳が片方折れてしまった兎でした。熊は言います。「三角の積み木がないよ」兎が言います。「三角のは土台にならないから、い [続きを読む]
  • ・『逆さの樵面』2/2
  • 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?116841 :6/13:2005/12/11(日) 20:21:06 ID:CUnu3Rn40当時、在村の建設会社に勤務していた父は、職場で『樵面発見』の報を聞きました。 社長がもともと舞太夫で、父に神楽舞を勧めた本人だったため、早退を許してもらった父は、さっそく面が見つかったという矢萩集落の土谷家へと車を走らせました。 もともと山間の千羽でも特に険しい地形にある矢萩集落は、町ほど露骨ではなかったも [続きを読む]
  • ・『逆さの樵面』1/2
  • 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?116836 :1/12:2005/12/11(日) 20:07:10 ID:CUnu3Rn40私が生まれる前の話なので、直接見聞きしたことではなく、その点では私の想像で補ってしまう分もあることを、先に申しておきます。 それから地名、人名等は仮名としました。もったいぶった始め方ですが、この話の終わりには、家の戸口に影が立つこともあるかも知れません・・・ 私の生まれた村はつい先日合併によって閉村し、別の [続きを読む]
  • ・『死者の名』
  • 新 鼻 袋 〜第四夜目〜582 :ゴーストハンター:04/06/09 15:23 ID:kxuvABx7「死者の名」 大学に入ったばかりのころ、私のコースの同期にUという変な男がいた。 風体が変なわけではなかったが、急に怒り出したり意味もなく走り出したり、とにかくエキセントリックな人物という評価で、みんなから避けられていたようだった。 その彼が、あるとき講義の前に私の席にやってきてこう言ったのである。 「あのさあ、小田切くんさあ。 [続きを読む]
  • ・『魔方陣』
  • 新 鼻 袋 〜第四夜目〜536 :ゴーストハンター:04/05/13 03:14 ID:94yOhyD6  「魔方陣」 ケンちゃんが変。 学校の子ども会のあいだ、ずっと変な本読んでる。 「それなあに」って聞いたら「悪魔の本」だって。 「悪魔を呼び出すんだ」 ケンちゃんは興奮してた。 夕方グラウンドに出て、地面に絵を描きはじめた。 「石拾ってきて、手伝って」 怖かったけど、ケンちゃんと遊びたかったからすぐに石を見つけてきた。 ケンちゃん [続きを読む]
  • ・『人魚』
  • 新 鼻 袋 〜第四夜目〜440 :ゴーストハンター:04/04/20 23:54 ID:2JrWst+2「人魚」 学生時代、私は友人のUと二人でオーストラリアを旅行した。 クイーンズランド州のケアンズに滞在中、日本人向けの日帰りダイビング体験ツアーの話を聞いて、私は飛びついた。安くはなかったが、なんたってグレートバリアリーフである。 「俺、パース」というUを捨て置いて集合場所に行ってみると、参加者は私を含め6人だった。 中年夫婦が [続きを読む]
  • ・『特別な』
  • 新 鼻 袋 〜第四夜目〜418 :ゴーストハンター:04/04/18 14:23 ID:n+5N7swH小さいころ、自分は特別な存在だと思っていた。 不遜な話だが、誰しもそういう時期を体験するらしい。 上手くいかない体験を重ねることで、外の社会との関わりについて正しい距離感を身に着けていくものなのだ。 私は自分が死ぬとは思っていなかった。ただ漠然と「自分が死ぬわけがない」と思っていた。 しかし小学校低学年のころ、その思考がひっくり [続きを読む]
  • ・『未来予知』
  • 新 鼻 袋 〜第四夜目〜378 :ゴーストハンター:04/04/10 17:58 ID:OJYaG4x3私は繁華街の裏道を通り、看板もない寂れたビルの地下階へ降りていった。 ドアにはこうある。 『占い』シンプルだ。 仕事柄こういう怪しげな商売と関わることも多いのだが、あまり楽しい思い出はない。 ドアを開けると、予想通り暗い室内に御香のような匂いがほのかに漂っていた。 蝋燭の明かりが点り、黒い布で覆われた机に女性が座っているのが見え [続きを読む]
  • ・『写真』
  • 新 鼻 袋 〜第四夜目〜357 :ゴーストハンター:04/04/08 22:01 ID:qmmCHtfb日差しの強い日だった。 私は木陰の多い公園をみつけて一息ついた。 仕事柄、外回りが多いので夏は大変だ。 蝉の声がうるさい。 ベンチで涼んでいると、ふいに大きな白い帽子が私の方に飛んできた。 「うわっと」 思わず身を乗り出してキャッチした。 人間の本能というやつだ。 「すみません」 向こうから白いワンピースの若い女性が走ってきた。 帽子 [続きを読む]
  • ・『お葬式』
  • 新 鼻 袋 〜第四夜目〜338 :レトヌー:04/04/01 19:31カクテルパーティー効果ってご存知ですか? パーティー会場のように騒がしい空間で、ある人に遠くから呼びかけるにはどうしたらいいか。 それはフルネームで呼ぶこと。 様々な音が入り乱れていても、人は自分の名前だけは聞き分けるのです。 それをカクテルパーティー効果と言うそうです。 私が名前を呼ばれたのも、そんな騒々しい場所でした。 私はお母さんに手を引かれて [続きを読む]
  • ・『左手』
  • 新 鼻 袋 〜第四夜目〜328 :ゴーストハンター:04/04/01 16:28子供のころ、私の寝ていた部屋は霊道、霊の通り道だったと思われる。 その部屋で気持ちの悪いことが何度もあった。 もっとも強烈な体験は12歳の夏、いつものように早めに布団に入ってウトウトしていると急に左手を引っ張られた。 布団から引きずり出される形になって、パニックになっていると手首のあたりに鋭い痛みが走った。 日本兵のようなゲートルをした男が [続きを読む]
  • ・『合わせ鏡』
  • 新 鼻 袋 〜第四夜目〜321 :ゴーストハンター:04/03/31 13:18ある意味私をこの道に引き込んだUという男がいる。 学生時代彼の下宿でささやかな酒宴を開いた時のこと、 彼が「合わせ鏡って知ってるか」というのである。 なんとなく聞いたことがあった。 「じゃあ、鏡を二枚向かい合わせに置いておくと霊が集まりやすいって知ってるか」 そうだったかな。 私は首を振った。 「いいものを見せてやる」 そういって彼は押入れをゴ [続きを読む]
  • ・『雲』
  • 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?3763 :雲:03/05/10 01:12 不可解な記憶がある。 僕は小学生のころ団地に住んでいて、すぐ近くにあった田んぼが休耕している季節には、そこでよく遊んでいた。 乾いてひび割れた地面からは雑草が顔を出していて、カエルをを踏んづけてしまうこともあった。 独特の生臭いような空気を吸いながら駆けまわった。 僕の原風景だ。仲良しだったケンちゃんと2人で、夕暮れのなか田んぼでボー [続きを読む]
  • 『ミケ猫』
  • 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?36696 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/05/07 01:24 飼ってる猫が人間には見えないものを見つめていたりして、オオッと思うことありませんか? 僕の小学校の頃飼ってた猫が特にそうで、よく何もない壁だとか天井だとかを睨みつけていました。 ミケという名前の三毛猫でしたが、もらい猫だったので避妊が遅れて、獣医に連れて行った時には、もうお腹に赤ちゃんがいるというこ [続きを読む]
  • ・『影』
  • 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?35278 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/04/28 23:58 そろそろ怪談いくぜ! 霊体験(ぽいもの含め)はわりに多いのだが、なかでも俺はよく『影』を見る。 初めて認識した心霊体験は、小学校3年のころにマンションの駐車場で友達と遊んでた時、夕暮れに解散になって、一人で帰ろうとしたら影がついてきた。走ってる俺の影に、つっ立っている他人の影がかぶさるように、ずっと [続きを読む]
  • ・『猫イイ!』
  • 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?3580 :猫イイ!:03/04/27 01:50学生時代に、大学のすぐ裏のアパートに住んでいた。夏のある夜のこと、暑苦しくて窓を全開にして漫画を読んでたら、いきなりその窓から、顔面ぐちゃぐちゃの人間が入ってきた。 スカートにノースリーブで普通の格好だったから、一瞬ヒトが入ってきたのかと思ったけど、ここは三階だし、なにより輪郭がぼやけてるというか、大きくなったり小さくなったりし [続きを読む]
  • ・『犬』
  • 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?3554 :犬 1/4:03/04/27 00:25あれは小学校六年のころ、夏のさかりだった。 僕は母方の田舎に一人で泊まりに来ていた。 田舎のせいか夜することがなくて、晩飯を食ったあとはとっとと寝るのがパターンになっていた。 特に寝苦しかったある熱帯夜に、蚊帳の中でゴロゴロしているとふいに、ウウウウウウウウウと、犬が唸るような声がどこからともなく聞こえてきた。 聞き耳を立てている [続きを読む]
  • ・『チョコ』
  • 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?5600 :ウニ:2001/06/20(水) 05:39これも小学校の時の話。小学校の下校途中で、仲間と騒ぎながら信号待ちをしていると、1人が側溝のコンクリートの蓋の間に覗く100円玉を見つけた。蓋はとても持ち上がらなかったが、意地でも取りたくなって、四車線隔てた向こう側の下水溝から侵入を試みた。泥だらけになりながらさまよったが、結局100円玉は見つからず、かわりに発見した汚らしい包 [続きを読む]
  • ・『怪談の部屋』
  • 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?5592 :ウニ:2001/06/19(火) 22:36かなり昔の話ですが、記憶が確かな限り実話です。小学校のころ、カブスカウト(ボーイスカウトのひとつ下)の合宿で、お寺がやってる山の中の民宿(?)に、夏休みに泊まりに行ったときのこと。そのお寺には珍しい『笑い地蔵』というやつが沢山あって、その笑い顔だけで結構怖かったんだけど、そこの住職が夜に本堂で怪談をし始めて、ビビリの僕は思 [続きを読む]
  • 226『砂場』
  • pixiv2016年8月7日 21:12その日僕は、地元のオカルトフォーラム、『灰の夜明け』の飲み会に参加していた。本当によくオフ会のある集まりだ。 その2次会でのことだ。京介さんが顔を寄せて、「おい、このあと時間あるか」と訊いてきた。 ドキドキした。「大丈夫です」なにかあってもキャンセルに決まってる。 そうして居酒屋を出て、3次会に行こうと喚いている連中を尻目に、こそこそと闇夜に紛れ、待ち合わせていたコンビニ前 [続きを読む]
  • 225『馬霊刀』 4/4
  • pixiv2016年7月31日 23:054 馬霊刀 喫茶店を出たあとで、僕らは留置所に拘留中の緒方に面会を求めた。雑貨店の事件のあと病院に運ばれ、1週間ほどで退院した緒方は逮捕されて、すでに検察に送致されていた。強姦は親告罪なので、被害者の告訴がなければ訴追できないが、被害者の女性が説得に応じて訴えたそうだ。起訴まで持っていけるだろう、と不破は言っていた。 拘留中は被疑者に基本的にだれでも面会できるが、本人が拒否 [続きを読む]
  • 224『馬霊刀』 3/4
  • pixiv2016年7月27日 23:173 犬神人 鳥井家の敷地を出たあと、師匠は興奮気味に言った。「おい。あのじじい、なにか知ってるぞ。大当たりだ。イヌジニンの昔の『仕事』がそんなにセンシティブなら、教えてくれた宮内先生が警告したはずだ。それがあんな過敏な反応をするってことは、なにか、それがセンシティブになる事情が、あのじじいの側にあったってことだ」 じじい、じじいと失礼なことを連呼しながら、師匠は自転車を運転 [続きを読む]
  • 223『馬霊刀』 2/4
  • pixiv2016年7月24日 21:052 弓使い それから1週間ほどは、なにごともなかった。 小川調査事務所の師匠を名指しした依頼は、特になかったので、そのあいだ僕らは事務所のバイトから離れていた。師匠とは2回ほど一緒に飯を食べたが、その『弓使い』に関わる話はしなかった。訊こうとしたが、「捜査中」と言って教えてくれなかったのだ。 その食事のうちの1回は、昨年に引き続いての師匠宅での『そうめん祭り』だった。師匠は [続きを読む]
  • 222『馬霊刀』 1/4
  • pixiv2016年7月18日 23:510 喫茶店『服部調査事務所』と書かれたドアに背を向けて、狭い階段を下りていく。 目の前で師匠の頭が揺れている。少し猫背で、ポケットに手を入れ、愉快なことなどなにもない、という足取り。 1階まで降りて、雑居ビルの外に出ると、すぐそばに『ボストン』という名前の喫茶店の入り口がある。「なんか食ってくか」 師匠がぼそりと言った。「はい」 ドアを開けると、カラン、という控え目な音がし [続きを読む]
  • 221『見えない男』
  • pixiv2015年7月10日 22:21大学1回生の秋だった。「黒い手」の一件以来、ときどき覗いていた都市伝説などを語るサイト『ピーチロア』で、突発オフ会の参加者を募っているのを発見した。中高生が多く、大学生の自分には少々居心地が悪かった覚えがあるが、あまりに暇だったので行ってみることにした。少し遅れて市内のファミレスに着くと、例によって目印の黒い帽子を被った一団が奥の席を占拠していた。そのなかに、帽子だけではな [続きを読む]