Ume さん プロフィール

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Umeさん: ドイツ城郭・城館研究ブログ
ハンドル名Ume さん
ブログタイトルドイツ城郭・城館研究ブログ
ブログURLhttp://burgenforschung.blog.fc2.com/
サイト紹介文お城を歴史、建築、美術など様々な角度から切り込む新進気鋭のブログ。旅行・留学体験記としても読めます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供44回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2016/08/23 11:31

Ume さんのブログ記事

  • 登城失敗記 ホーエンツォレルン城
  • 初冬の頃でした。ノイシュヴァンシュタイン城に次ぎ、ドイツで二番目に人気とされるホーエンツォレルン城にいってみようと思い立ちました。やってきたのは城山のふもとにあるヘッヒンゲンという町。クリスマスデコレーションが施されているとはいえ、どこかものさびしい雰囲気。町の広場では、スケボーしている暇そうな少年たちがちらほら。ドイツはとにかく娯楽が少ないのです。ホームパーティやアウトドアが人気なのはネオン街が [続きを読む]
  • お城情報、つぶやきまとめ
  • 選りすぐりのお城情報ほか、つぶやきをまとめてみました。何かの参考になれば幸いです。ヨーロッパの、特にドイツのお城を総合的に研究している人は日本では本当に稀です。軍事や歴史など、特定の観点に特化した研究はあるとおもいますが、私は歴史・美術・建築・文化の観点から多角的にお城を捉えます。お城はそれだけ複雑な存在なのです。— Ume@ドイツ城郭・城館研究ブログ (@burgundschloss) 2016年7月30日シュヴェリー [続きを読む]
  • ミュンヘン思い出話 その10 メンザ(学食)でドイツ人の食生活を観察!
  • ミュンヘンには大学の施設が町中に偏在しており、メンザ(学食)もいくつかあります。私がよく行っていたのが、大学の中央施設から一駅のギゼラシュトラーセにあるメンザ。メンザで食事するには、メンザカードなるものが必要です。メンザカードにあらかじめお金をチャージしてから利用します。一つのカードで何人かの会計を同時にすることもできます。日替わりでメインメニューが四種類くらい用意されています。そのほか、サイドメ [続きを読む]
  • おかげさまでドイツ城郭・城館研究ブログ開設一周年
  • ヴュルツブルクにて。みなさんこんにちは、「ドイツ城郭・城館研究ブログ」を書き始めて一年が経ちました。途中で美術館に就職してからはずいぶんと更新頻度は落ちてしまいましたが、気長に付き合ってくださっているみなさんに感謝です。開設当初、「記事100本書くまでやめない!」という目標をたてました。あと30本ちょっとです。まだまだ頑張りますよ!自分の研究テーマをブログで紹介することは、かなり前から考えていたの [続きを読む]
  • ドイツ語圏だけで三万箇所?!お城を検索してみよう
  • ↑私の城郭探索計画(2011年)。城跡も含めると本当にたくさん見るべきものがありますヨーロッパ全域にちらばる無数の城。すべてを把握することは不可能ですが、どこに何があるか、調べることができます。これに関連して、私の以下のツイートが思いのほか反響ありました(なぜか400イイね超えました)。おぉ・・・三万点にも及ぶドイツの城郭、城館、宮殿、廃墟、都市要塞の図版が掲載されたデータバンクがありました。なんという [続きを読む]
  • ロンネブルク城 その1 ―中世とルネサンスの混濁―
  • 城郭の時代を中世(1500年以前)とする見方は広く定着していますが、実際は、そんなこともありません。16世紀以降も中世城郭が、新しい建築様式を伴って生き続けたのです。そうした例は枚挙にいとまがありませんが、今回はロンネブルク城を取り上げましょう。マインツ大司教が13世紀頃に、シュペサルト地域とゲルンホイザー地域へ進出する足掛かりとして建設したと考えられています。フランクフルトからローカル電車に乗って、ハー [続きを読む]
  • 【特集】意外に質素?城主の食事
  • ↑ホルンベルク城のぶどう畑。お城独自のワイナリーが現在も続いている中世の貴族は何を食べていたのでしょうか?多くの貴族が城郭に住んでいた1300年前後の食生活をみてみましょう。1300年頃までの中央ヨーロッパでは、食事は基本的に一日2回でした。朝食はミサの後、午前9時ごろでした。ある日のメニューは、オートミールのムースとチーズ、ワインとミルク(子供用)でした。1300年以降には、パン食がメインとなりました。貴族は [続きを読む]
  • ドイツ語はおもしろい。
  • ↑言葉も体格も力強いイメージのあるドイツ。でも実際はかわいいもので溢れている。バンベルクにてちょっとした息抜き記事です。私はこれまで英語、ドイツ語、フランス語、古典ラテン語を勉強しましたが、結局一番気に入ったのはドイツ語でした。なぜだろうか?・・それは自分の耳に心地よいからかもしれません。ドイツ語の力強さと、ちょっとおかしなところが特に私の耳を楽しませてくれます。例えば・・・Miso-suppe(ミソズッペ [続きを読む]
  • つれづれ 美術館のお仕事とは?
  • ↑ミュンヘン・アルテピナコテーク。デューラーの作品など、前近代の有名な美術品が揃っています。こんにちは。昨年は東京で半ばフリーランスのように城郭研究家として活動していましたが、今年は2月から地元の美術館の学芸員として働かせてもらっています。気持ち新たにがんばりたいと思います。そこで、雑談になりますが美術館のお仕事を簡単に紹介します。美術館で座って監視している人は学芸員ではない一般の方々に知ってもら [続きを読む]
  • マイセン・アルブレヒト城 ―ヴォールトの「線の熱狂」―
  • ドイツ城郭・城館研究ブログ、2017年スタート。今年もよろしくお願いします!今回のテーマはマイセンのアルブレヒト城(Albrechtsburg)。マイセンといえば陶器で有名な町。アルブレヒト城はそんなマイセンの町のど真ん中にそびえる大きなお城です。場所はポーランドにほど近い元東独のドレスデンから電車で30分のところに位置しております。15世紀に銀山の開発で利益を得たヴィッティン家はマイセンの城山を占領し、ここを拠点に [続きを読む]
  • ミュンヘン思い出話 その9 年末年始
  • 日本では大晦日に除夜の鐘が鳴りますが、ドイツではどうなのでしょうか。最初はてっきり教会の鐘が鳴るのかと思いましたが(確かに鳴っていた気もするが)、実は年が明けた瞬間花火の音しか聞こえません。こちらが寮のベランダからみたミュンヘン・ニューイヤー2011の様子。街中で打ち上げ花火が鳴り響き、まるで戦争が起きたかのようでした。夜が明け、ドイツ人の友人から「正月に一人だなんて」といわれ、ミュンヘン郊外のイベン [続きを読む]
  • 【特集】中世城郭の特徴的な加工石 盾状角石
  • 中世に建設された城郭で現存するものは、たいていの場合、度重なる増改築や修復を経験しています。そのため、本当に中世に構築された部分を見極めるのは困難です。ここでは、少しでも本物の中世を感じるためのポイントを紹介します。今回の注目ポイントは石の加工状態です。中央ヨーロッパでは、石造の城郭が11世紀以降にたくさん建造されていきました。当時、石の壁を築くのに無加工の荒石がよく使用されていました。一方で、城主 [続きを読む]
  • フランケンの結婚式料理
  • ドイツ・バイエルン州の北側に位置するフランケン地方。温暖な気候と豊かな自然に包まれたこの地方にはおいしいものがいっぱいです。ビールもうまいしワインもうまい。そして、郷土料理もなかなか独特です。今回は、その中でも印象的だったフランケンの結婚式料理(Fränkische Hochzeitsessen)をご紹介します。平たくてもちもちした手打ちの極太パスタにパン粉のようなものがかかっています。これにやわらかい牛肉が付いており、 [続きを読む]
  • 札幌 のびのび日記
  • ↑ミュンヘンクリスマス市(本物)の様子東京で大方目標を達成し、故郷札幌に戻ってまいりました。雪が降り積もっています。札幌では現在、大通り公園でミュンヘンクリスマス市が開催されています。規模は小さいですが、本場さながらの雰囲気を味わうことができます。実は、札幌はミュンヘンと姉妹都市。札幌民の間では有名で、ミュンヘンに親近感を持っています。ところが、ミュンヘンの人にそのことを話すと、全員から「知らなか [続きを読む]
  • ミュンヘン思い出話 その8 日本学科(ヤパノロギー)
  • ミュンヘン大学には日本学科(ヤパノロギー)があり、周辺国からも学生が集まるほど有名です。ヤパノロギーがあるおかげで、簡単に日本に興味のある学生を見つけることができます。(逆にバンベルク大学にはヤパノロギーがなかったので、結局日本好きとは知り合えなかった・・)ミュンヘン大学日本学科主催のカラオケ大会の様子彼らはなぜ日本に興味を持っているのか?ヤパノロギー専攻の動機について話してみると面白いです。一番 [続きを読む]
  • ヴァルトブルク城 ―ドイツ宗教改革の舞台― その2
  • ヴァルトブルク城本館の祝祭用広間(19世紀の再現)ヴァルトブルク城にまつわる歴史ヴァルトブルク城の創設についてはこんな伝説があります。テューリンゲン方伯ルートヴィヒ・デア・シュプリンガー(〜1123年)が、ある時、200mもの高さを誇る山をみるなり「待て(wart)、汝我が城(Burg)となれ」と叫んだため、城郭が建設されたというのです。当然これはあくまで伝説のため、本当かどうかはわかりません。城郭の建設は1067年で [続きを読む]
  • 【特集】城郭におけるトイレ事情
  • お城では王侯貴族がゴージャスな生活を送っていたと想像するかもしれません。しかしそれは近代の話で、中世以前では、現代人からすればかなり質素で不衛生な生活が営まれていました。そうした生活の一部始終を、トイレ事情から浮彫りにしてみましょう。こちらはヴァルトブルク城にみられる張り出したトイレ(下はふさがれています)。これを見てもう想像がついたかと思われますが、基本的に排泄物は外に垂直落下させるのです。中世 [続きを読む]
  • ヴァルトブルク城 ―ドイツ宗教改革の舞台― その1
  • ドイツ・テューリンゲン州アイゼナッハには、世界遺産でもあるヴァルトブルク城(Wartburg)があります。このお城は宗教改革を行ったルターが生活した場所でもあり、歴史エピソードが豊富です。今回は登城記です。ドイツのど真ん中に位置するアイゼナッハは音楽家のバッハ生誕の地としても有名で、バッハ像が立っていました。城郭は、町からすこし離れた山のうえにたっています。霧が濃いせいか、怪しい雰囲気がただよっています。 [続きを読む]