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キミの隣で、モラトリアム https://meikyo-shisui.hatenablog.com/

忘れっぽいので、すぐに大事な人や事を忘れてしまう、きっとキミがいなくなっても僕はもうわからないだろう

しすい
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2016/08/25

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  • ファミリーバイアス

    偏向というのは実に恐ろしいもので、渦中にいる人物はその歪みにさえ気付いていないのだ。では、どうやってその歪みを認識するかというと、外側にいる他者から顔をひっぱたかれるしかない。今回私の頬をはたいたのは、幸福な家庭、もしくは、そんな家庭に憧れを持った私自身だった。 西加奈子の本に出てくるような家庭が現実にあることを知った。放任主義だが,子どもにはしっかり理解のある両親,一緒に買い物に行くほど仲の良い兄弟,料理の上手な母親。話を書けば聞くほどはっきりとした輪郭が形作られ,「理想の家庭」は私の中でよりリアリティを増した。純粋に良い家庭に育てられていると感じた。良い育ち方をしていると感じた。だからこそ…

  • ディスタンスfrom盛夏

    有り体に言って仕舞えば,結局人間は肉の塊なのだ。身に纏う些細な布切れも,わずかばかりの表情もささやかな言葉も全て剥ぎ取って仕舞えば薄い皮膚に包まれた肉の塊に過ぎない。このことに気付いたのは夏の盛りのことだった。どうしようもなく生を感じさせるその生々しさに急に嫌気がさしてどうでも良くなった。一人でも良くなった。どうせ特定の人間に執着しようと外側を剥がしてしまえば皆変わらず肉なのだ。かわいいあの子も,優しい彼も,信頼できるあなたも,敬愛して止まない彼の人も皆ただただ肉の塊で,我々はその肉を装飾する何かに惹かれているだけなのだ。そう思い始めたら,どんな名前でその関係性を呼べども圧倒的な生はそれらを破…

  • 過去、現在、インターネット

    ここだけでなら生きられるような気がしてしまう。インターネットの中、私の意識だけが集約されたこのページ。記憶であり、記録であり、理想であり、空想である。なりたい私、なれなかった私、青くて無限にどこまで行けそうな深く遠い海の中で無数の限りなく愛おしいifがぷかぷか浮き沈みしている。 人に会わないでいるとどんどん人に会いたくなくなってしまう。次に人に会う時がどんどんと怖くなる。ラブリーサマーちゃんの『わたしのうた』を聴きながらミスiD2015のサイトを眺めている。 覚えてる、ねぇ、覚えてた?夏休みの宿題も終わってないのに、始業式のあと制服で『TOKYO INTERNET LOVE』を見に行った高校2…

  • グッドバイ、はいすくーるdays

    あと10日で卒業なんだって、知ってた?知らなかった、制服を着て街を闊歩できるのも、教師と親しいようなよそよそしいような謎の雰囲気で話せるのも、いつもの皆がいてどうでも良いことを話せるのも、行ったら必ず私の机があるのも、大人でも子どもでもないのも、青い箱庭で暮らせるのもあと少しなんだって、知らなかった。急に毎日が猛スピードで過ぎ去って行くような気がする、これまでの日々がかき消されてしまう気がする、待って、行かないで、もう少しここにいさせて欲しい。モラトリアムの続きはまだ知りたくない。 昔から、失くしてから初めてその尊さを知る人間だった。今までいくつもの日々を、人を、想いを失ってから本当は大事なも…

  • ifと羨望と空想対話

    「君は昔の私に似ている」 彼女は懐かしそうにわたしを見て言った。 「大丈夫です、わたし、Oさんみたいに聡明では無いですから」 「でも大体の事は分かってるんでしょ」 「分かっている、ふりをしているだけです。内心ひやひやしてるんですよ、いつバレるか」 「分かっているふりをしている事は分かっているんでしょ、充分じゃない」 「それも限られた知識の中から掬い出して名前を付けてるような事です、きっと。子供のおままごとみたいなものです」 「そういう所が似ている」 彼女は悲しそうにわたしを見て言った。 「君には深夜にキッチンの薄明かりの下でタバコを吸いながら、アイスを一口食べて、こんなはずじゃなかった、と泣く…

  • 神様になれなかった夏

    神様になれないまま夏を迎えてしまった。 小さい頃、本で博愛主義と言う言葉を見つけてからみんなが平等に好きな人になりたかった。男も女も老人も若者も貧富も何もかも全て幸せであってほしいと思ったし、私にはそう願う義務があると思った。 サメジママミ美に会ったのは15歳の頃、その頃私にとって彼女の17歳という数字はとても遠いものだった。とても可愛らしく笑うくせに、ひどく冷めた目つきでタバコをふかす。彼女の厭世的な世界観、近いようで実は遠く離れたところにいるようなその態度に、私の思い描く博愛主義を重ねた。誰かを愛しすぎてもいけないし、迫害してもいけない。15歳の私は、17歳になったらマミ美のようになろうと…

  • ニッポン懐古録

    日本は強かった。 高度経済成長期からバブルが弾けるまでのあの間、日本は強かった。先進国の仲間入りを果たし貿易も次々と行い、ものづくり大国なんて呼ばれながら、経済は確かに成長し国内は豊かになっていった。ただ、実質的な強さと言うより、もっと根幹の部分に強さがあったと思う。もちろん、生活の豊かさで言えば、技術革新を果たして携帯端末が波及し、デジタルづくしになった今の方がよほど豊かだ。しかし国民全体に蔓延していた空気はもう二度と生み出すことが出来ない。それは日本がもう一度戦争に負けでもしない限り、有り得ないだろう。 あの頃、国民は貧しかったけれど、そこには確かな日々があった。明日を保証されてなくても今…

  • 別離の季

    ここ数日、北の町で寝起きをしていた。築50年の木造建築はやはり風を通すようで、どこか身体に染み込む冷たさがあった。あの町ではコートを着ないと外に出られない、もう春なのに。着いた日の午後、風花が舞った。以前より弱くなった握力で右腕に掴まりながらそう言われた。家に着く頃には庭をかき消すように降っていて、ああ、ここは寒い場所なのだと思い知った。 彼女はやはり日に日に衰えてゆくようだった。以前より会話は続かなくなり、ちょっとしたスラングも戸惑うようになった。よく分からない、という顔をした後、寂しそうに曖昧に笑って話が収束する。諦められるのが、何より自分の未熟さを見せつけられるようで悔しかったけれど、も…

  • コズミック死生観

    狭いせまい半径二キロの円周内、これが私の宇宙です、いつもと同じオービット、リロードされない通学路、窓から眺める鈍色は相も変わらず素っ気ない。見知らぬ消失、昨日の傷跡、タバコ屋さんちのわんちゃん死んじゃったんだってさ、抉られたコンクリート、明日には水たまり、のち、尊き生命の誕生、おめでとう。このまま明日が来なくて今日が永遠に繰り返されるのだとしたら、私きっと退屈してしまう、日々を重ねて軌道はほんの僅かにずれてゆく、数センチの誤差を重ねて昨日の私、のち、明日の私、太陽の姿を見失った今日。惑星の運行周期は不定期で、3番線にまいります冥王星は回送でございますご乗車はできません繰り返しますご乗車できませ…

  • あの子の話

    今はもう忘れてしまったけれど、左手と右手にはそれぞれ名前があった。 ひとつの名前を半分に分けた名前だった、不格好だけど居心地の良い名前だった、あの子がつけてくれた名前だった。もうおそらく今あの子に聞いても、何も覚えていないだろうけれど、私は両手に名前があった、という事は覚えている、覚えているだろう、これからも。 あの子に出会ったのは、私が14歳になる春だった。長い黒髪がきれいな子で、よく1人でノートに絵を書いていた。学校は来たり来なかったり、来ても遅刻したりクラスにいなかったりしていて、そういう子だった。憐れんだ、とか、そういうんじゃないけど、興味を持った。おそらく、幸福さ故の無邪気な好奇心で…

  • 小規模エスケープ世界革命

    どこかに行きたいってのと、ここにはいたくないってのは同意義だって話を聞いた。 わずか1.2年前の私は本当にどこかへ行きたかった、見知らぬ電車に飛び乗って知らない町へと行きたかった、毎日おんなじ風景の通学路に嫌気がさしてた、「ここじゃないどこか」って何度も何度も呟いてた。どこか、ってなんだよ、そんな曖昧なもの、って思いながらもそれにしかすがることが出来なかった。 もう、あれから2年も経つ。2年前の冬、冬休みの最後の日に青春18切符の最後の1回を使って、「遠く」に行った。本当は夏にでもやるべき事なんだろうけど、すべてが嫌で、でも何が嫌なんだか分からなくてどうしようもなかったから、電車に飛び乗った。…

  • 世界の果てとQ&A

    あらやだ、死に場所もわからずにここまでやってきたの、ここに墓標を立てるつもりなの。あらそう、あなたここで死ぬのね、かなしい、って言えばいいのかしら、私あなたの死についての言葉を持ち合わせていないのごめんなさい。それでも多少の事はわかるわ、今までいたはずのあなたが明日からは私のいる世界から消えるってことでしょう、私がどんなにあちこち走り回って大声を出して叫んでもあなたは見つかりっこないってことでしょう、このふざけた理不尽な美しい世界からあなたは永久に消え去るのでしょう、知ってるわそれくらい、それだけ。 ねぇ、じゃあ、これから「あなただったもの」が入るはずの「墓」についてどう思う、ここにはかつてこ…

  • スパナで世界をこじあけて

    たすけてたすけてたすけて、頭が痛いしびれるようだめまいがするここは宇宙、目と鼻の先で星がはじけたとこ、ピカピカのキラキラは砂となって光となってわたしの顔に降り注ぐ、世界は反転してぐるりと回って混ざりあって全てが等しくなる無になる、まぁぶる色した君の顔がゆがむゆがむザザ、とノイズが走る、あ、消えた、消えちゃったもう何にもないよ、みんなおんなじだ、淘汰された!よかったぁ、おやすみ 具合の悪い時に見る夢はいつも同じ、砂がサラサラと流れてゆく白い白い砂だ、サラサラいつまでも流れてどこかに消えてゆく、平衡神経を欠いた世界みたいでゆらりぐらりとわたしは揺れる、上に登ってゆくようなそれとも下に落ちてゆくよう…

  • さよなら、僕の永遠

    『ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね』 失ったものよりも得られるものの方が大きい、って話はよく聞くけど、そんな都合良く感情に整理がつくわけない。引っ越すんなら荷物は捨てなきゃならないし、進化を遂げたら昔の殻は脱ぎ捨てる、先に進むなら取捨選択をすべきだ、それは自明の理だけど、それが出来ないからぼくらは、溢れんばかりの大事なものを抱き抱えて、ここでうずくまっている。一歩一歩進むたびに、その手から大事なものがすり抜けて壊れてしまうから、前進も後退も、昨日も今日も明日も全部遠ざけて、ここで立ち止まってる。 ありきたりだけど、16歳になったら何でもできると思ってた。憧れてたアニメの主人公も、かっこいい…

  • 閉鎖的脳内フルカラー補正

    また、一つ星が消滅してしまったのだ。星が消える瞬間はいつも静かで、だから、いつまでたっても私はその一瞬を見逃してしまう。もうじき終わるだろう、とは分かっていたのに、こちらへ届く光が前よりずっと弱々しくささやかであったのは知っていたのに、見ないふりをしていた。いや、もしかしたら、もっとずっと前に星は消失してしまっていたのかも知れない。だってそうでしょ、星の光が私たちの元へ届くまでには何億光年もの時を超えてこちらへやって来ているのだ、私たちが見ていたあの光、あれはもう失われた光、だったのかもしれない。星は死んだ。私たちが求めていたものはとっくに失われていて、見えもしない、ただ、光だけを、その幻影を…

  • おはよう、むこうとこちら

    適当な電車に乗って、始発駅から終点まで揺られる遊びをしていた。 始発であるその駅は、典型的なニュータウンで、比較的新しめの四角いマンションや、ビルや、おしゃれなショッピングモールが乱立している所だった。そのくせ、少し遠くを眺めると鬱蒼とした緑があって、そのちぐはぐさに奇妙な安らぎと、目新しさを覚えた。 別に故郷でもなんでも無いのだけれど、この歪さが好きだ、と思った。 都心から少し離れたその駅は、なかなか電車が来なかった。無駄に広く、長いホームでここを毎朝通る人々の生活を想像していた。毎朝、毎日、同じようにこの駅を使い、それぞれの目的地へ向かい、また、疲れた体を電車に乗せて、この駅へ帰ってくる人…

  • 私が救われて、また誰かを救うのか、という話

    「いや、あなたとあの人が実は似てるのはなんとなく分かってたけどさ」 いやさね、確かに似ているのかもしれないと思ったことは何度かはありますよ、例えば、誰かが言った言葉とかテレビの口調を気軽に真似してしゃべるとか、誰かに語りかける時の言葉の出し方とか、〜で〜は、〜じゃん!?みたいな言い方。ユーモアを強引に隙間にねじ込みたくなる気分とかそのタイミング。 だから苦手だって言ったらそれまでだけど、そういう風に考えるの、もう飽きたんで、やめます。私、あの人のこと好きです。その好きの概念的な話はもうちょい先で言うけどさ。 あ、それで、でも、そういうのは私個人としては昔っからやってて、そういうもんだ、と思って…

  • 終末期には何色の夢を見る

    理想論として挙げるならば、全人類が消え失せた世界で、私1人が静かに生きていて、砂の城が崩れるみたくコンクリのビル街が、小学校が、コンビニが、君がいたはずのマンションが、ほろほろと崩壊していく様子が見たい。その粒子はさらさらと風になびくだろう。それらを全て見届けた後に、私もぽろぽろと欠けていって、ひっそりと何もなくなった世界で朽ちていくんだ。殺されるんじゃない、死ぬのでもない、淘汰されるんだ。 そういう終わりが良いな、って話をした。 あの子との違和を感じたのは春の始めです。 別に誰も悪くない。 今は私がズレを感じてるけどもしかしたら、そのズレは私があの子に気付かないうちに、いや、気づかないフリを…

  • 春の病に治療は必要ですか

    生きるのは義務ではないが、今までの自分を全て否定してしまうのは罪であり、冒涜だ。なんて適当にでっち上げてみた。なんで、死んじゃいけないの、って屋上が好きなあの子に聞かれた時の答えを探している。きっとこれじゃあの子は納得出来ないね。まだ、届かない。罪、って言ったらどれも裁かれて、赦されそうな気がしてる。僕のちっぽけな理想論。前にネット記事で「大森靖子、春を殺しすぎ問題」なんてのがあって、それな、って思ったけれど、よく考えてごらんよ、春は魔物だ。みんな、様々な思惑を抱えて、春に殺されそうになっているからこそ、殺られる前に殺れ、春を殺すんだ。出会いも別れも繰り返すでしょ、生き物の、命が一斉に芽吹き始…

  • 君じゃ、星にはなれなかった、ね

    嫌いだから殺すのか、好きだから殺すのかでずいぶんと人間性が変わってくると思うのだが、(ってか、そもそも殺す時点で人間性はかなり問われている)嫌いだから死ぬ、か、好きだから死ぬ、の二つが今の流行りなの?そんな気がするそれだけだけど。憎しみで人を傷つける程の勇気はなく、だからと言って愛憎で嬲るほどの気概もない。故にその気持ちは全部自己に向いてしまう。内向的、と言ってしまえばそれまで。いやぁ、害のない世の中になったね?自分自身を憎めばそれで終わるもの。昔より、私なんて、とか言う子が増えてきたのも事実で。だってそうでしょ、自虐を謙虚と捉えて肯定する文化になっているんだから。しかもそういう子がカルチャー…

  • 時間的有効性の束縛

    未来を知ることが出来る、と言われても別にどうでもいい。タイムマシンで未来に行こうよ!とかなっても多分断るだろう。それはひたすら後ろ向きな理由で今がいいから。今のままでいたいからに過ぎない。あ、占いとかは好きです。さほど当たらない割に、緩やかに心を支えてくれるから。そこじゃなくて、もっと、確実で、確証のある未来。だって、未来とか知ったら怖いじゃん。そうならざるを得ないんだよ。決定されてしまう、私が。どうにでも、どうにか、なる、と白紙にしていたところに決定的な結果を突きつけられてしまうなんて耐えられっこない。現実から目を背けている間は絶対に未来なんて見てはならない。知ってはならない。随分と過去の話…

  • 狂った時計は、もう、戻んないよ

    あれ、もう一週間が過ぎるの?と思ったのは何故だろうか。あれ、詩のボクシングの谷川俊太郎に物凄く衝撃を受けたのはいつだっけ、あぁ、もう一昨日の話だなんだそうなんだ。あれ、図書館の帰りに会いたくない人に会ったのはいつだっけ、なんだ、一昨昨日の話だ。そうなんだ。一週間が瞬く間に過ぎてゆく。時間を素晴らしく無駄に使う日々を過ごしている。 毎日の過ぎ行く速さに驚きを覚えたのはいつだっけ。 きっと、最初に感じたのはあの時だ。小学校の頃、一番仲が良かった子とクラスが初めて別れた5年生。春の少し肌寒い放課後、だんだんおちていく日を眺めながら、彼女のクラスの帰りの会が終わるのを待っている時間はとても長かったのを…

  • ノアの箱舟に乗り遅れたらどうすればいい

    唐突に一人暮らしがしたくなって、賃貸をつらつらとみる遊びをしていた。賃貸は安い順に見ていくと到底人間など暮らせないのではないか、と思えるボロアパートとかが出てきてかなり面白い。窓ガラスがすりガラスだったり、エアコンが縦長い壁にひっついてるやつだったりするとそれだけでノスタルジック。生活臭とかそんなものは突き抜けて、ただただ時が静かに積み重なっている。なんかのバリアってあるよね。そういう空間って。建物のはなしばかりしてしまうけど結局は人間が好きで、人間が暮らす空間にも愛着を持ちたがるだけなのだ。安い賃貸はせいぜい6畳一間が限度だったりして、私が頑張ってお金を出せるのも、今ならきっと、そこが限度だ…

  • 前方不注意、ここから先は自由です、どうぞ

    自主性という名のもとに成り立った強制労働が大嫌いである。多分、もちろんのこと、殆どの人が嫌いであろうけれど。好きなことやっていいんだよ、って言いつつも暗黙のルールがあって、そのレールからは絶対外れてはいけない、無言の圧力。そういうのあると何をしていいのか本当にわからなくなる。いや、多分、絶対外れない王道を行けばいいのだろうけれど、それ、きっと、バカにされるっていうか、絶対誰かやるじゃん、私よりもクオリティ高くして。勝てっこないよね、それは。あと、単純に王道はプライドが許さない。狭い了見で生きてるね。寂しいものの考え方です。しょうがない。昔の話だけど、中学の頃、家庭科の授業があって、休み時間にク…

  • 住処の宇宙

    団地やマンションのような、住居が究極に密集したあの四角い箱が好きなのだけれど、その理由というか、それに抱く気持ちをどう説明すればいいか考えていて、いつもぼんやりと自分にプレゼンをしている。もっとも、外見が好きというのは前提条件として存在している。だって素晴らしいと思わない?あの形。べつにわたしは建築オタクになるつもりは無いし、申し訳ないけど、なりたくも無いのだけれど、それでも、あの四角い箱が整然と並べられて密集しているのには胸のトキメキを感じざるを得ない。あと、外階段とか非常階段のフォルムが相当に好き。台形っぽいのが、カクッカクッ、って交互にどこまでも存在している感じがたまらない。8階くらいま…

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