happyending さん プロフィール

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happyendingさん: With a Happy Ending
ハンドル名happyending さん
ブログタイトルWith a Happy Ending
ブログURLhttp://happyendingstory.blog.fc2.com/
サイト紹介文花男の二次小説です。CPはつかつくです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供177回 / 145日(平均8.5回/週) - 参加 2016/08/26 13:58

happyending さんのブログ記事

  • 俺の女 11
  • メープルの会議を終え、俺は後の雑用を西田に任せ、まっすぐにThe Classicにやって来た。牧野はもう、働いているはずだ。Barに入り、最近では定位置となった、カウンターの端に座った。ぐるりと店内を眺めてみる。まだ20時半だったためか、金曜日だがまだそれほど混雑はしていない。牧野は・・・フロアで接客中だ。夕方に見かけた、私服姿を思い出す。Barの制服を着ているよりも、かなり幼く見えた。俺が良く見かける、化粧臭い女 [続きを読む]
  • 俺の女 10
  • アジア出張が入ったり、自分の仕事が山積みだったりで、このところ、俺がBarに行く頻度は少なくなっていた。牧野は火、金、土しか働いてねぇから、それに合わせたいんだが、なかなか俺の都合が合わなくて、イライラしてきたところだ。この1週間は、牧野に会えていない。そろそろ、牧野に会いてぇな。あいつ、俺のこと、待ってるんじゃねぇかな。道明寺ホールディングス日本支社が主導する、東京郊外への高齢者向け住宅の建設プロジ [続きを読む]
  • 俺の女 9
  • 「俺を待ってたって、このムースか?」「はい。」「なんでチョコじゃねーの?」「チョコが良かったですか?」「いや、そーじゃねぇけど。」俺の隣に座った牧野は「我ながら美味しい」と言いながら、ムースを口に運んでいる。「いや、何でもいいかと思ったんですけどね。」何でもいいってなんだよ、ったく。「でも、ほら、お誕生日もお一人だったみたいだし。チョコレート渡しても、司さん食べてくれるか怪しいでしょ?それなら、一 [続きを読む]
  • 俺の女 8
  • 2月14日火曜日。今日はバレンタインデーだ。日本企業の思惑にまんまと騙された、日本の風習。そんなことは俺だって知ってたが、気にしたことなんて無かった。いや、いつもなら思い出しもしない。けど、今年は覚えていた。毎年会社には、たくさんの贈り物が届く。その場で捨てる訳にもいかず、西田に邸へ運ぶように指示した。それにしても処分は同じだけどな。昼の会食を終えて、まだ14時半。何となく落ち着かない。「支社長、何か [続きを読む]
  • 俺の女 7
  • あの日、あの後、モンラッシェを勧めた俺に対して、「50万のボトルを勧めるなんて・・非常識・・」「もしお客様が払えなかったら、恥をかかせちゃうところだったじゃないの。まったく。」牧野は、そんなことをブツブツ言い始めた。フロアを回り、時々カウンターに戻っては、俺に文句を言ってくる。この道明寺司に向かって、文句だぜ?その幼稚な態度に呆れもするが、それ以上に愉快だった。最後に戻って来た時には、「司さん。あの [続きを読む]
  • 俺の女 6
  • 金曜日。フロアのお客様からの注文をマスターに伝え、フルーツの盛り合わせを用意しようと厨房へ入ろうとすると、あたしの傍にドスンと誰かが座る音。思わず「ひゃっ」と驚いた。でももっと驚いたのは、そこへ座ったのが「司さん」だったこと。あたしはずっと気になっていた。無理やりマフィンを押し付けちゃったことを。よく考えれば、知り合いでもない女にいきなりプレゼントなんか渡されたら気持ち悪いよね。次に会ったら、どう [続きを読む]
  • 俺の女 5
  • 「今日の業務はこれで終了です。」西田にそう言われたのは、金曜日の22時15分前。「今日は、この後、ご予定でも?」プライベートについてこいつが口を挟んで来るのは珍しい。俺は思わず、西田をじっと見ちまった。「いえ、出過ぎたことを。失礼致しました。」「いや、メープルに飲みに行くだけだ。」俺が幼なじみの奴らに会う時は、その日の予定を組む都合上、当然俺のプライベートも西田が把握している。今日は、自分の知らない予 [続きを読む]
  • 俺の女 4
  • 司が、誕生日に、つくしからマフィンを手渡されたところからです。***突然マフィンという食い物を手渡され、しばし呆然とした俺。どのぐらい呆けていたのか、けれどすぐにジャケットを持ってカウンターに向かった。が・・・あの女がいねぇ。「臼井。あの女、どこ行った?」少し驚いた臼井の顔。「牧野さんですか?」「あぁ、そいつか。」あいつの胸についたネームプレートには『牧野』とあった。「もう、帰りました。彼女はもと [続きを読む]
  • Bystander 後編
  • Bystander(バイスタンダー):救急現場に居合わせた人(発見者、同伴者など医療関係者も含む)CPR:心肺蘇生法お話の背景については、前々日のブログを参考にして下さいね。つくしちゃんに一途が故の、司坊ちゃんの妄想メインのお話です。今日はちょーっとだけ、甘い味付けですよ。へへ。*****「おい、道明寺の系列病院へ搬送させろ!」「すでに、手配済みです。」西田はいつも冷静だ。「俺たちも、すぐに追いかけるぞっ!」 [続きを読む]
  • Bystander 前編
  • Bystander(バイスタンダー):救急現場に居合わせた人(発見者、同伴者、医療関係者も含む)AED:自動体外式除細動器お話の背景については、前日のブログを参考にして下さいね。追記)つくしちゃんに一途な故の、坊ちゃんの妄想作品です。*****俺の仕事は、朝一、まず牧野のご機嫌を伺うことから始まる。「おはよう、牧野。」「おはよう、道明寺。随分早いのね。」今日も、笑顔がまぶしい牧野。フッ。自慢じゃねぇが俺は朝が [続きを読む]
  • 『第三医務室の牧野先生』について
  • こんばんは。Happyendingです。明日・明後日は、連載を中断して、予告しておりました『第三医務室の牧野先生』をいつものAM5:00に投稿します。月曜日には連載の続きを頑張りたいですが、こちらは頑張り次第・・です。いきなりはじめたので、ストックがなくて(笑)。週末頑張らねば。明日からの『第三医務室の牧野先生』は、『曼陀羅華』のまま様が、『君を愛するために』のこ茶子様にエールを送るための企画、『ガンバツテこ茶子 [続きを読む]
  • 俺の女 3
  • 1月31日。今日は火曜日で、仕事は21時に終わった。別に早く終わる必要なんてなかったが、今日は会食も急ぎの決済もなかった。秘書の西田が俺に向かって、「お疲れ様です。今日はゆっくりなさって下さい。」と頭を下げた。ゆっくりと言われたところで、俺にすることは仕事ぐらいしかない。酒や女に夢中になることもなければ、いわゆる趣味ってやつもない。だったら、その仕事が一段落しているのであれば、あとは部屋に帰ってゆっく [続きを読む]
  • 俺の女 2
  • 「司さん」はいつも金曜日は22時頃に来店する。そして、いつも同じ個室に入って、ウイスキーを飲む。あたしはマスターの指示通りに、ウイスキーボトルとグラスを運んで、彼の前でグラスにウイスキーをダブルで注ぐ。それから、チェイサー(ストレートでウイスキーを飲む時に一緒に出す口直しの水)を用意する。時々、マスターが「持って行って」というチーズやハムなんかを持っていくけれど、司さんが自分で注文することはない。だ [続きを読む]
  • 俺の女 1
  • ここはメープル東京36階にある、夜景が自慢のBar。『The Classic』。さすがはメープル。ここは会員制になっていて、誰もが出入りできるところじゃない。財界人、芸能人などの著名人も訪れるBar。一般のお客様には本館2階にナイトバーが設けられていて、そちらも人気が高い。だけど、この「The Classic」は上流階級の人間しか受け入れないという点で、皆の憧れのBarなんだ。セキュリティーも徹底されているし、個室も多く設計されて [続きを読む]
  • 道明寺つくしの男
  • 昨日はちょこっとびっくりしていただけましたか?ワンパターンでいいと言いながら、やっぱり気になってて、少しノリを変えてみました。(←案外引きずっている。)今日は、つくしSideの短編です。*****「今日のパーティーは一人で行くから。お前はチビを見といてやれ。お前も無理すんな。」そう言い残して、愛する夫は出掛けて行った。夫の司は、パーティーであたし以外を同伴しない。同伴するのは妻のあたしだけ。そのあたし [続きを読む]
  • 道明寺司の女
  • 短編です。『あたしが幸せになるために』の数年後を設定しています。では、どうぞ〜。*****「こんばんは、道明寺さん。今晩はお一人ですか?」近づいてきたのは、黒髪の女。俺より25?低い背丈。愛する俺の女と酷似している。母親となった俺の妻よりも、女としての匂いの濃い女。話しかけてきたのはそんな女だ。「ええ。あなたもお一人ですか?」「はい。主人に置いてけぼりにされてしまって。仕方なく。」「そうでしたか。あ [続きを読む]
  • あけましておめでとうございます!
  • 皆様、新年あけましておめでとうございます。Happyendingです。年末の呟きに、たくさんのコメントを寄せてくださり、申し訳なく思っています。なんだか、自分でも、気分が落ち込んでいて。そんな時にクリスマスが来て、思いつきで連続アップして、それはそれで楽しかったんですけれど、やっぱりワンパターンだなってことを改めて思い知ったんです。でも。そうですね。「ワンパターン」良い意味にとればいいんですね。そう思ったら [続きを読む]
  • 二人が幸せになるために (了)
  • 元旦に、俺たちは入籍した。「元旦なら、結婚記念日を忘れることはないね。」あいつの感想はこんなもんだ。拍子抜けするぐらいに簡単に、「牧野つくし」は「道明寺つくし」になった。その日は、邸の者たち総出で、祝賀パーティー。俺たちは、邸の皆にワインを振舞って歩いた。本来祝われるべきは俺たちなんじゃねぇのかと思うが、これが牧野、いや、道明寺つくしのやり方だ。邸の全員が笑顔を見せる。こんなことは今までになかった [続きを読む]
  • 俺が幸せになるために ④
  • 「ねぇ、道明寺。あたしたち、はやく結婚しよっか。」これは、聞き間違いか?いや、妄想が過ぎるあまりの幻聴か?目の前で、牧野が手を振っている。その手首をパッと掴んだ。「お前、今・・」「あたしがいいと思うタイミングでいいんでしょ?」「あ、ああ。」「じゃあ、今。」「それ、マジか?」「こんなこと、嘘つく訳ないでしょーが。」信じられねぇ。こいつが、こーいうことを言う時は、あれだ、いつも冷や水を浴びせられて・・ [続きを読む]
  • あたしが幸せになるために ⑪
  • 誕生日の翌日から、あたしの「花嫁修業」が始まった。あたしが考える花嫁修業っていうのは、料理・洗濯とか家事全般だけど、ここでの修行はそうじゃない。一般教養として、茶道・華道・所作の講義。実践での食事と会話のマナー。これは予想していた。遠恋時代も、あたしは西門さんに茶道を、美作さんにマナーを教わっていた。桜子と滋さんには定期的に高級レストランに連れていかれ、マナーの実践もしていた。花沢類は大学の空き時 [続きを読む]
  • 俺が幸せになるために ③
  • つくしちゃんBirthdayを記念して、本日2話目です。***「ここがつくしの部屋?」「うん。」「へぇ。割といいじゃない。」割とってなんだよ、滋。「ええ〜。落ち着かないよぉ。ここ。」「あのアパートの部屋が6つは入りますね。」「そうなの。広すぎるの。あたし一人なのにさぁ。」そうだっ。何でお前は一人部屋なんて入ってんだっ。何で俺の部屋にこねぇんだよっ。「ねぇ、つくし〜。なんで、司と一緒の部屋じゃないの?」「え [続きを読む]
  • 俺が幸せになるために ②
  • 今日、12月28日は愛しの牧野の誕生日。婚約発表は昨日済ませた。FAXを流すとともに、特に重要な取引先には自ら連絡を入れた。午前中は仕事だった。婚約発表の余波もあり、重役会議は長引いた。俺の婚約については、社長と会長からGoサインがでていたから揉めることはなかったものの、婚約者がいることを公表したからには、道明寺ホールディングスの広告塔としての役割も期待される。恐らく、年始の挨拶周りは牧野を同行させること [続きを読む]
  • 俺が幸せになるために ①
  • あたし達は、その年の末に婚約した。婚約発表のFAXだけが流され、私がまだ学生であるということで、記者会見は行われなかった。婚約をしたことで、あたし達の関係はやはり変わったと思う。まず、あたしは、アパートを出て、道明寺邸に移った。道明寺の相手は公表されてはいなかったけど、香港パーティーでのあたしの言動はマスコミネタになっていた。だから、マスコミからあたしを守るためっていう意味もあったと思う。けど、あ [続きを読む]
  • お礼です。
  • こんばんは〜。Happyendingです。この度は、私の一人勝手なクリスマス企画(笑)にたくさんの拍手、コメント・拍手コメントをありがとうございました。あまりにバタバタで、コメントにお返事する余裕もありませんでしたが、とっても、とっても励みになっていました〜。さて、このお話。⑤ぐらいで終わっておけば良かったのかもしれない・・・けど、進めてしまって、オチを作りにくくなってしまった・・・でも、今、ちょ [続きを読む]
  • あたしが幸せになるために ⑩
  • ベッドに移動して、道明寺があたしにミネラルウォーターのペットボトルを渡してくれた。「ありがと。」ゴクリ、ゴクリと水を飲んで、あたしはほっと一息ついた。ふと見ると、あたしは下着一つつけていないのに、あの豪華なネックレスはそのままだった。「道明寺、これ、外しておかなきゃ。後ろ、外してくれる?」道明寺があたしの髪を片側に集めて、ネックレスを外してくれた。そのネックレスをあたしに手渡して、そのまま後ろから [続きを読む]