【書評】半藤一利「あの戦争と日本人」:幕末から昭和に至る日本人論
目次 はじめに 日露戦争の分析を怠り舞い上がってしまった日本人 軍部が常に強硬だったわけではない まとめ あの戦争と日本人 (文春文庫) 作者: 半藤一利 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2013/07/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る はじめに このブログでも何度か取り上げている昭和史研究の第一人者である半藤一利さんの本です。 太平洋戦争前後のことを中心としながらも、幕末や日露戦争といった昭和史以前のことも取り上げ、「日露戦争と日本人」「統帥権と日本人」「鬼畜米英と日本人」といったテーマごとに、分かりやすい解説がされています。 本書を読んで特に気になった…
2017/03/27 23:45