ねじまき士 さん プロフィール

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ねじまき士さん: ねじまき士クロニクル
ハンドル名ねじまき士 さん
ブログタイトルねじまき士クロニクル
ブログURLhttp://nejimaki96296.hatenablog.com/
サイト紹介文とある整備士のつぶやき
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供72回 / 301日(平均1.7回/週) - 参加 2016/08/30 08:51

ねじまき士 さんのブログ記事

  • オペ・おかめ 広島乙女
  • 私の思いついたSF的状況がもし実現すれば、核戦争から世界を救う手がかりが得られるかもしれない、と考えたからである。アイディアは簡単である。「一人の老物理学者が100パーセント確実な実行性能をもつ暗殺用機器を完成し、それを用いて、核軍拡に狂奔する世界に対して神を演じようとする」 オペ・おかめの小説のあらすじは上記の通りです。一人の物理学者が100%確実な暗殺の方法を考案し、それを用いて核拡散を防ごうとす [続きを読む]
  • ぼくはいかにしてキリスト教徒になったか 内村鑑三
  •  キリスト教ではなく武士の家に生まれた内村鑑三(1861〜1930)がどのようにしてキリスト教徒になったかの自伝です。『Boys be ambitions』で有名なクラーク博士の札幌農学校に行ったときに半ば強制的に改宗されたことがきっかけで信仰の道に入ったということです。元々は内村鑑三自身によって英語で書かれていたものです。 周りの環境や先輩たちにより強制的にキリスト教徒にされたものの、その後、紆余曲折を経て確固たる意志 [続きを読む]
  • インディアスの破壊についての簡潔な報告
  • 彼らにとって、キリスト教徒という名前ほど、忌まわしいものはほかにはないほどであります。この土地ではどこでも、インディオはキリスト教徒のことを彼らの言葉でヤレスと呼んでいますが、それは悪魔という意味であります。 開かれた一神教であるキリスト教は、まず他の宗教の否定をすることが大切です。それは信仰の基に関わる問題です。キリスト教徒にとって神というものはキリスト教の神様、一神教の神様しかありえません。今 [続きを読む]
  • 松山行きフェリー 村下孝蔵
  •  広島と熊本。二つの都道府県を並べて連想するものは何でしょうか?二つの都道府県に縁があるのはカープの背番号1の選手だけではありません。 6月24日はシンガーソングライター村下孝蔵の命日です。熊本出身なのに広島にとても縁がある方でした。子供の頃、母に連れられて安佐南区をドライブしていた時に村下孝蔵の曲をよく聞きました。安佐南区育ちの一ファンのよもやま話でしたが、その時に、梅林、毘沙門、上安…それぞれの街 [続きを読む]
  • 安楽死のできる国
  •  エリック・クラプトンは20代の頃に作った「Bell Bottom Blues」の中で「死に場所を選べるなら君の腕の中で死にたい」と歌っています。長い音楽生活の中で多くの友人たちを亡くしながら、70代の今も音楽活動を行っています。 三国志演義では劉備、関羽、張飛の三人が「生まれた時は違っても、死ぬ時、死ぬ場所は一緒だ」と義兄弟の誓いを交わしました。力を合わせて蜀を建国しながらも、関羽は戦場で張飛は部下の裏切りで殺され [続きを読む]
  • 森 達也 『A』『A3』
  • 「なぜサリンを撒いたのか?」この疑問が解けない限り、僕らの中では地下鉄サリン事件は終わらない。この疑問が続く限り、オウムに残る信者たちは今も、僕らの意識の裾野では、連日人を無差別に殺傷し続ける絶対悪の存在のままだ。 オウム真理教の教団を追ったドキュメンタリー?映画?の原作です?中立ではなくオウムよりです。映画は見ておらず、本だけでの感想です。一応全部読み通しました。一応…ただオウムに関する本の中で [続きを読む]
  • 医学の勝利が国家を滅ぼす?
  • 100歳の人を101歳にするために、国が3500万円を支払う。人類史上、こんな贅沢があったでしょうか。 現在、一人暮らししている90を越えた祖母がいます。足が腕が体が痛い気がするといって定期的に病院に行って大量に薬をもらってきます。 原爆を乗り越え、21世紀を迎えて、90を越え、夫を亡くし、妹も亡くし、カープの優勝を見届け、思い残すことはなさそうなのに、死ぬわけでもない痛みで気軽に病院に行く…『死ぬわけ [続きを読む]
  • エイズ治療薬を発見した日本人
  •  途上国の寿命を著しく縮めているイメージがある病気のエイズ。その一方、日本は先進国の中で唯一エイズ患者が増加している国と言われています。今では病気の感染経路も分かり以前ほど恐怖の病気ではなくなってきています。私の場合ですが、エイズは感染源がわかっているので、幸か不幸か、今までもそしてこれからもおそらく一生エイズにかかことはないでしょう。 まだ治療薬がなかった時代、感染して発症した患者は二年以内に90 [続きを読む]
  • コーランを知っていますか?
  •  たぶん大半の日本人は知りません。私もよくわかりません。外国人の方が仏教の経典を読んでも日本人のことは理解できないと思いますが、コーランを読んだらムスリムのことを理解できるかも知れません。と思ってもいきなりコーランを読むのはきついので、阿刀田高の知っていますかシリーズのコーラン編です。さて、コーランは神の言葉を記したものである。人間マホメット〔正しくはムハンマド〕の言葉ではない。信じようと信じまい [続きを読む]
  • 地下鉄サリン 聖路加病院の救急医療チーム
  • 地下鉄サリン事件で被害者の最大の収容先となったのは築地の聖路加国際病院。 『サリン』という情報もなく、原因不明の患者が多数運ばれてくる中、院長の日野原重明は患者を全員受け入れ、一人も断らないことを決断。外来はすべて中止する。手術もすべて中止にする。すべてのスタッフを招集する。という決定を行った。 聖路加病院は1992年に改築、近代的なデザインに生まれ変わった。医療用以外の空間が広く確保されていて、広 [続きを読む]
  • 村上春樹のアンダーグラウンドを読む
  • 道路のこっち側で人が倒れていても、道路のあっち側では通勤している人たちがいた。普段乗らない地下鉄で被害にあった人がいた。普段乗っている地下鉄で被害にあった人がいた。異変に気付いて窓を開けた人がいた。異変に気付いてもじっと座っていた人がいた。仕事の責任感から得体のしれない液体が入った袋を処理した駅員さんがいた。松本サリン事件で教え子を亡くして、東京の病院にサリンの資料を送っていた医師がいた。救急車が [続きを読む]
  • 村上春樹のアンダーグラウンドを英語で読む
  •  kindleの英語版はやめた方が良いです。日本語の原典とかなり印象が違います。少なくとも外国の方にはお勧めできません。kindle版での話なので、英語の本についてはわかりません。英語の文章自体は、日本語の『アンダーグラウンド』をちらちら見ながら、TOEIC600点ない私でも読むことができました。 日本語の『アンダーグラウンド』は未だに解決されていない、地下鉄サリン事件を考える際に欠かせない資料だと思います。事件が発 [続きを読む]
  • 神学・政治論 スピノザ 聖書批判
  • わたしには不思議で仕方ないのだが、ひとびとは神からの最大の贈り物であり神の光である理性を、人間の悪意によって歪曲できたはずの物言わぬ文字に従わせたがっている。神の言葉の本当の契約書である精神を不適切に語ったり、歪めたり、盲目にしたり、使い物にならなくしたりすることは何の罪とも思われていないのに、神の言葉の影に過ぎない文字についてそうしたことを考えるのは最大の罪とされているのだ。彼らは理性や自分自身 [続きを読む]
  • 私にとって神とは
  •  遠藤周作氏の本についてです。 宗教の話をする前に立場をはっきりさせておきます。私はキリスト教徒が言う意味での宗教ならば無宗教です。キリスト教徒は火葬を恐れるかもしれませんが、私は死んだらこんがり焼かれるはずです。 政治と宗教と野球の話は飲み屋でもするなと言われていますが、たちまちネット上では規制されていませんので書かせてもらいます。特に宗教に関して聖域を作ることを認めるべきではないと個人的には考 [続きを読む]
  • チョコレートの世界史
  •  日本において誰がバレンタインデーというものを流行らせたのか?それはウィキペディアによると色々あるみたいですが、チョコレート業界の陰謀らしいです。そもそもは西暦269年の2月14日に迫害で殉教した聖職者のヴァレンタインにちなんで、中世を経て始まったようです。日本人はキリスト教徒でもないのに、楽しそうな?お金になりそうなイベントならすぐに取り入れてしまいます。 もちろん私もそのうちの一人でした。学生時代、 [続きを読む]
  • 馬の世界史
  •  整備士というのは基本的に工場勤務とサービス業の悪い所を兼ね備えた職業です。仕事終わりにコンビニに行ってお釣りをもらう際に、自分の右手を見てみたら、落ちないオイルの汚れがある、慌てて左手で受け取ろうとするけどやっぱり左手も汚い。そして少し悲しくなります。その手では私は仕事終りに料理を作ろうという気にはあまりなりません。つまりそれはサンドイッチが作れないということを意味します。 そしてディーラーなど [続きを読む]
  • 砂糖の世界史
  •  子どもの頃、読書感想文は嫌いでした。でも、もしも子供の頃にこの本を読んでいたら読んだ内容をうまく読書感想文に書いて要約して自慢したくなっていたかもしれません。 紅茶派かコーヒー派かと聞かれたら紅茶派ですよね?紅茶と聞いて想像する国は、おそらくイギリスだと思います。そして、紅茶に加えるものと言えば本書のテーマの砂糖です。ただ、この紅茶と砂糖とイギリスという組み合わせの裏には歴史の暗い部分が深く関わ [続きを読む]
  • 古代ローマ人の24時間
  •  古代ローマ帝国が好きです。 それはもしかしたら、多神教で温泉好きなローマ人に一人の日本人として親近感を抱いているからなのかもしれません。もしくは、ただ単純にキリスト教が存在していなかった頃の世界というものを知りたいのかもしれません。もしくは、ただの純粋な好奇心を満たすためかもしれません。 例えば今から2000年ほど前のローマ帝国の時代でさえ舗装された当時の高速道路があったのに、今でも主要な道でさえ舗 [続きを読む]
  • 長崎の原爆ドーム
  •  私はこの本を読むまで、長崎に原爆ドームのような建物が残っていないのは原爆ですべてが無くなってしまったからだと思っていました。この本の著者もそうでした。 長崎出身の著者は青春時代を長崎で過ごしたにもかかわらず、原爆が落とされたときに残っていた、浦上天主堂を詳しくは知りませんでした。2000年に見たテレビのドキュメンタリー番組を見て、戦後しばらく残されていた浦上天主堂の廃墟を知りました。そして、その被爆 [続きを読む]
  • 米原万里 愛の法則
  •  私はあらゆる男を三種類に分けています。皆さんもたぶん絶対そうだと思います。第一のAのカテゴリー。ぜひ寝てみたい男。第二のBは、まぁ、寝てもいいかなってタイプ。そして第三のC、絶対寝たくない男。金をもらっても嫌だ。絶対嫌だ(笑)皆さん、笑ったけどほんとうはそうでしょう。大体みんな、お見合いの時って、それを考えるみたいですね。男の人もたぶん、そうしていると思いますけれども、女の場合、厳しいんですね。Cが [続きを読む]
  • 暁の旅人
  • 暁の旅人は幕末の医家、松本良順(1832〜1907)の物語です。 医学や工学など最先端が求められる科学分野において、過去の遠い遠い昔の歴史を学ぶ必要が果たしてあるのか?当時、流行していたコレラの原因も分からず、まだ医師による人体の解剖が一般的ではなかった時代の日本の話です。 多くの価値観が揺れ動いていた幕末で、医学も時代の流れに無関係でいることはできませんでした。そこには当然鎖国政策も絡んできていて、幕末 [続きを読む]
  • カープ チケットの買い方 2017年
  •  カープの今年のチケットの入手方法を説明します。まずはテントを用意します。私はモンベルが好きなのでモンベルのムーンライトがお勧めです。月明かりの下でも簡単に使えるということで「ムーンライト」という名前です。1人でも2型の使用がお勧めです。 安っぽいブルーシートでは、直射日光も、雨も防げず、風に飛ばされたりもするのでテントがお勧めです。一応これが正規の販売方法ですが、連日連夜マツダスタジアムに並ばない [続きを読む]
  • 請戸小学校
  •  福島第一原発から程近く、浪江町立請戸小学校の現状です。原発からあまりにも近いため、津波で被害を受けた小学校の周囲の家が未だに残っています。宮城や岩手ではもう見られない光景が残念ながら今でもここにあります。 震災当時、生徒や職員は近くの山へ逃げて全員無事ということでした。津波の被害を受けた校舎は時間の流れとともに痛んできています。保存していくのか、解体するのかはわかりません。ただ保存され [続きを読む]
  • 『ちいさな城下町』
  •  村上春樹の主に紀行文に絵を寄せていた安西水丸氏の『ちいさな城下町』を訪ねたエッセイです。安西水丸氏の本名である渡辺昇(ワタナベノボル)は村上春樹の作品に、手を変え品を変え登場人物として出てきます。JICAの研修所がある福島県二本松市もこの本の最後に出てきます。幕末の二本松の話、恥ずかしながら知りませんでした。旅の楽しみの一つとして、何処か地図で城址を見つけ、そこを訪ねることがある。たいていの城下町 [続きを読む]
  • 霞の天地 辰年の戦争で
  •  歴史を学ぶということは、知りたくないことも知るということではないかと考えています。幕末の話、鳥羽伏見の戦いも終わり、江戸城も無血開城、それでも徳川に忠誠を誓って少年たちの血を流してまで薩長に抵抗した藩がありました… 戊辰戦争で、会津藩の少年たちからなる白虎隊が犠牲になったことは広く知られています。近くの二本松藩でも同様に少年の血が流れています。二本松でのことは今まで知りませんでした。今でいう中学 [続きを読む]