shoyo さん プロフィール

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shoyoさん: Everyday Magic−筆に想いを
ハンドル名shoyo さん
ブログタイトルEveryday Magic−筆に想いを
ブログURLhttp://koboaoineko.hatenablog.com/
サイト紹介文心に響く言葉や詩歌などを、書(筆文字)でつづります。また、身近な癒しの空間へご提供しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供104回 / 338日(平均2.2回/週) - 参加 2016/09/07 17:51

shoyo さんのブログ記事

  • 七夕に和歌を書きたくなった頃−たなばたのとわたる舟の梶の葉に…
  • (水玉はがき)たなばたのとわたる舟の梶の葉にいく秋書きつ露の玉づさ(俊成)【通釈】七夕の天の川の川門を渡る舟の梶――その梶の葉に、秋が来るたび何度書いたことだろう、葉に置いた露のように果敢ない願い文(ぶみ)を。(藤原俊成 千人万首より)新古今集にある歌だそうですが、和歌や俳句などもしみじみくるこの頃。ふうちゃん(先代父猫)を先月見送ってから、少々感傷的?よくいえば情緒的になっているわたくしでしょ [続きを読む]
  • 詩心をひきだす−「風に言葉」高田敏子さんの詩
  • 今年も、いつのまにか半年にもなろうと、今日は夏至。更新が遅くなり、梅雨の時期になりましたが、今回の詩は、爽やかな雰囲気もあります。   「風に言葉」 高田敏子詩 (色紙)馬は 優しい目をあげ耳を澄ます 太陽の光はきらめきポプラの枝先はゆれて 風が渡る風に言葉光に言葉木々の葉に言葉私たちにはわからない動物たちだけに聞える声があ あるのだ きっと!高田敏子さんの詩です。いくつか詩集も読 [続きを読む]
  • 「えにしだの黄色は雨もさまし得ず」−高浜虚子の句 
  • 風薫る五月。それにしても、雨が降ると肌寒かったりもしてもう、この季節だから暑いとか寒いじゃなくて、その日その日の気温という感じでしょうか。着るものもね…。             (はがき)えにしだの黄色は雨もさまし得ず              高浜虚子雀が並ぶ様とするのか“金雀児”や“金雀枝”とも書く「エニシダ」。春から梅雨の頃にかけて、とにかく目にも鮮やかな黄色が美しいそのまば [続きを読む]
  • どうしていつも−まどみちおさん
  • 早いもので今年もゴールデンウィークに入り、5月になろうとしていますね。   「どうしていつも」(色紙作品)   太陽   月   星   そして   雨   風   虹   やまびこ   ああ 一ばん ふるいものばかりが   どうして いつも こんなに   一ばん あたらしいのだろう                  まどみちお/詩どうして いつもまどさんの詩はこんなに あたらしい驚きに [続きを読む]
  • 萬物生光輝
  • 4月の始まりは、まるで冬のようでしたが今日は晴れて、日差しも戻り、この後、日に日に春らしくなってくるようですね。 「萬物生光輝」    はがき読みは、ばんぶつこうきをしょうず出典は、古楽府(六朝以前の古詩)「長歌行」にあるようです。陽春布徳澤 萬物生光輝 前の句の意は、春の陽気は恵み(徳澤)を与えてくれる。春の訪れとともにあらゆるものが生き生きとすることを表わしています。また、文字通り、 [続きを読む]
  • ちいさなことり−まどみちおさんの詩より
  • 3月も終盤だが、とても暖かい日というのがなくて、今日もここら辺は冷たい雨となっている。その後は、いよいよ春らしくなってくるのかな。「ちいさなことり」 まどみちお (絵柄入りはがき)まどみちおさんの詩です。ちいさなことりがよんだのでおおきなはるがでてきたちいさなちょうちょがあそぶのでおおきなはるがわらった今から、7年ちょっと前になるが工房を立ち上げた頃書いた懐かしい一枚。いいなと思 [続きを読む]
  •  花開蝶自来(色紙)
  • 今年も、早いもので、今日は、春分の日ですね。時節では、本格的な新しい始まりとされています。季節もエネルギーも新たな流れで大きく動き出します。「花開蝶自来」 禅語 (色紙)花開けば、蝶自ら来たる意図することもなく、自然の営みでは花が咲けば、そこに蝶が訪れる。人も、招かずとも、花(徳)あれば集まって来るといった意味も。以前、はがきに書いた同語句の記事でも述べています。koboaoineko.hatena [続きを読む]
  • 山村暮鳥の詩『光』より
  • 春を前に、逡巡するような寒の戻り。冷たい雨、明日は雪交じりの予報も出ているがちょっと季節をフライングして春の日差しが強く感じられる暮鳥の詩から。 『光』  山村暮鳥  (はがき)かみのけにぞつくり麦穂滴る額からだ青空ひとみにひばりの巣を発見け山村暮鳥(1884-1924)は、結核で急逝したが、萩原朔太郎や室生犀星らと共に、日本の近代詩の根幹をなす活躍をした詩人。こちらは、詩集『聖三稜玻璃』に [続きを読む]
  • 空と海−金子みすゞさんの詩
  • ようやく暖かな晴天となりました。今日は、暦(二十四節気)でも虫たちも這い出すという啓蟄ですね。 「空と海」 金子みすゞ (はがき)春の空はひかる、絹のよにひかる、なんでなんでひかる。なかのお星が透くからよ。春の海はひかる、貝のよにひかる、なんでなんでひかる。なかに真珠があるからよ。こちらでも度々取り上げております金子みすゞさんの詩です。水色ぼかしの和紙のはがきに書 [続きを読む]
  • 祥雲−めでたい雲
  • 3月になりましたね。風がまだ寒いですが、日差しは春めいてきている。「祥雲」  はがきめでたい(吉兆の)雲。瑞雲に同じ。「祥」の字は"めでたい"しるしの意。墨場必携の出典には、米芾(北宋の書家)吉兆ということで、招福・吉語。新春の時期や、新しいスタートを祝福する語でもある。安定感のある書体は、隷書体です。明るく軽やかであたたかな…そうした雰囲気が届きますように、と青墨で、バラ色ならぬ桃色 [続きを読む]
  • 新生−新たに生まれかわる
  • また寒くなったりしながらも土の中から、緑の小さな芽がそこかしこに、顔をのぞかせている。明日は、新月。日食だそうですね。私たちも、毎日新たなスタートを続けているともいえるかも。 『新生』    (はがき)古代の篆書体(金文)による。位牌を作る木を神意によって選び、新しく切り出すことが「あたらしい、はじめ」の意味になる「新」「生」は草が生え出る形。生長することから、人が「うまれ、そだつ、 [続きを読む]
  • 一字書『華』−今日の一枚
  •    「華」 はがき(和紙ぼかし)        「額入りサイズ:30.5×25.5?」花びらが美しく咲き乱れている形の象形。咲き乱れている花の形であるから、「はな、はなやか」の意味となる。(白川静『常用字解』より)咲きほころぶ花の様子からきている “華”の篆書体。やわらかく明るく楽しい雰囲気を青墨を使ってピンク色のぼかしの和紙はがきに表わしました。季節の変わり目は、天候が安定しませんが、や [続きを読む]
  • 「まぶしいはるが」二題−まどみちおさんの詩
  • 春並みに、気温が高いようですがすごい風ですね。春一番になるのか…な二月も半ば過ぎると、こういう日も出てきますね。  「まぶしいはるが」 まどみちお   大判はがききのめが おきるもうすぐ おきるみている ゆめがまぶしい はるがもう くるからよちょうちょをつれてゆきのやまこえてひとりで ひとりでもう くるからよこちらでも、おなじみのまどみちおさんの詩です。説明いらないですね(笑)先に、 [続きを読む]
  • 見えないもの−金子みすゞさんの詩
  • 今日も晴れ、風がないので、穏やかな日和になりそう。寒さの中に、少しずつ春の兆しも感じ始めています。 「見えないもの」  金子みすゞ   (色紙) ねんねした間になにがある。   うすももいろの花びらが、 お床の上に降り積り、 お目々さませば、ふと消える。 誰もみたものないけれど、 誰がうそだといいましょう。 まばたきするまに何がある。  白い天馬が翅のべて、 白羽の矢よりもまだ早く、 青 [続きを読む]
  • 和楽−日本のこころは調和
  • 昨日は冷たい雨でしたが、今日は晴れ。風も強く、まだまだ寒いですね。それでも、二月も10日。明日は、満月(月食)ですが、春が待ち遠しいだけでなく、また時の流れも早いように感じます。   「和楽」    はがき「和楽」(わがく)と読めば、邦楽の意味もありますが(わらく)には、なごやかに楽しむ、の意があります。「和」という字は、誓約して講話するということから、平和な状態に戻す、つまり「やわらぐ、 [続きを読む]
  • エミール・クーエ(自己暗示法の祖)の万能処方
  • 春先になってきたからか、風が強い日も多いです。さて、人は知らずして、常にセルフトークをしているものですが、使っている言葉は、これまた思いのほか自分自身に影響を与えているといいます。意識していい言葉を言い聞かせるとそれも作用するということで自己暗示というものがありますね。「私は毎日あらゆる面で…」エミール・クーエ(はがき)善きにつけ悪しきにつけ、どんな思いも具体化します。物質化し現実化する [続きを読む]
  • 歩き始めたみいちゃんー童謡「春よ来い」
  • 立春ですね。旧暦の新年でもあります。節分も過ぎ、暦では春の訪れを感じ始めますね。とはいえ、季節はまだ寒さ厳しい時期だったりするのですが…。「春よ来い」 相馬御風(色紙) 春よ来い 早く来い あるきはじめた みいちゃんが 赤い鼻緒の じょじょはいて おんもへ出たいと 待っている 春よ来い 早く来い おうちのまえの 桃の木のつぼみも みんなふくらんで はよ咲きたいと 待っている作詞者の [続きを読む]
  • あらためて自己紹介
  • このブログを始めて、5カ月ほどになりますが、旧暦の新年にあらためての自己紹介を、というか書歴など…。(記事の合間にひっそりと・笑)ニックネームのshoyo(章燿)というのは、書の雅号です。7歳の時に、膝の手術をして、ちょっと足が不自由なのに、外でとんだりはねたり?していた私に「この子は、習字をやったら伸びる」と両親は、町の書道教室に通わせてくれました。(小学4年生の頃から中学生の間までの5年間 [続きを読む]
  • ジェイムズ・カーカップ−「詩人」という詩
  • 晴れて風がないと、暖かい気もしますがやはり寒さ戻ったかな〜。明日から2月。すると暦では、立春もすぐそこでかえって待ち遠しい春。「詩人」 ジェイムズ・カーカップ詩人はいつも働いてばかりただ一刻(とき)の休みもない何もしないように見えるときが実はいちばん忙しくたいていは書かれずじまい喋れずじまいの言葉を紙に書きなぐることなんざ仕事の内にも入らない なぜって詩人が舌を与えなくてはならぬ [続きを読む]
  • 遊雲驚龍−能書のたとえ
  • 一月もあと少しですが、明日は、今年に入っての新月。こちらは、晴れていますが、強い風が吹き荒れています。「遊雲驚龍」 晋書より  はがき元の字は「游雲驚龍」とのこと。書の題材が載っている墨場必携(上・下)で、浮びただよう雲とおどろいて動く竜。能書の形容、とあります。出典は、唐代の晋書(歴史書)とされています。能書家といえば、日本では空海、中国では王羲之。唐の太宗皇帝は、書 [続きを読む]
  • 楽只ー楽しむこと 『詩経』より
  • 今日は、だんだん晴れてきました。明日は、大寒。文字を見るだけで寒そうです(笑)冬真っただ中ですね。「楽只」 詩経より  (はがき)楽只(らくし)とは、楽しむこと。出典は、中国の古典(詩集)である詩経。中に、「楽只君子」(楽しきかな君子)という語がみうけられる。詩経は、大きく「風」「雅」「頌」の三つに分かれ、その中の「雅」小雅にある一節にもあります。楽只君子、邦家之光、楽只君 [続きを読む]
  • 心月ー澄みきったこころ
  • 昨夜は、今年初めの満月でした。冬の澄みきった夜空は、ことのほか、星や月の光が映えます。そして、また、闇夜を照らす月、仏教では、仏性、満月は、菩提心をも象徴するそうです。「心月」 禅語 (はがき)禅語で、心の本性をあらわします。墨場必携には、真如法性の理を、月にたとえた言葉とあり、一般的にいえば、澄みきった清浄な心、(真理を)悟った心をいいます。「心月弧円、万象を呑む」(盤 [続きを読む]