ぼっち さん プロフィール

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ぼっちさん: 白魔道士になりたい
ハンドル名ぼっち さん
ブログタイトル白魔道士になりたい
ブログURLhttp://hitoribocchi17.hatenablog.com/
サイト紹介文30歳ぼっち。肺がんにより死別した旦那との思い出ややりとり、ひとりごとをつらつらと。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供207回 / 224日(平均6.5回/週) - 参加 2016/09/09 06:20

ぼっち さんのブログ記事

  • 大丈夫ジャッジマンとお風呂大臣
  • なぞる記9  手術が終わって、ICUで2日間。その後は観察室(だっけ?名前があやふやだ)を経て、ようやく一般病棟に戻ってこれたかっち。もう手術の翌日にはしっかり喋れるようになっていた。なまじ意識がはっきりしているから、余計に傷口の痛みなどを感じてしまって、かわいそうだった。手術後に脳外科の先生からお話があった時にぎょっとしてしまった話がある。最初に頭が痛い と訴えて近くの脳外科クリニックに行った時に [続きを読む]
  • 声待ち
  • 日曜日はいっぱい歩いた。いっぱい話して、ご飯も食べた。日曜日の神社とか商店街は人の多幸感に満ち溢れている。人から見れば私だってそんな多幸感の一部だ。人生って、生きるって、よくわかんないことの連続だ。でも生きてる。かっちのいた世界で生きてる。かっちのいなくなった後の世界は、かっちのいた世界なわけで。繋がってるはずなのに、大きい、埋まらない切れ目が確実にそこにはある。あるから違和感を今もこうして抱えて [続きを読む]
  • 『お前誰だよ』
  • 2年ぶりに話した友人がいた。その友人とはもう10年以上の付き合い。昔は家族ぐるみで付き合いのあった友人だ。その友人に電話口で云われた台詞が、『お前誰だよ』だった。奇遇やなw私だってわからんわwwwせやろwwwエッてかお前まじで誰だよwww俺知らんわwwwwこんなアホな会話を深夜2時過ぎに繰り広げていた。この2年でお互いガラっと変わること、あったっすね 話。今度飲もうって云って、深夜のバカ電話は終わっ [続きを読む]
  • 夜桜とひとりぼっち
  • こんなに近くにあったのに なんで気付けなかったんだろって話。この前、お父さんと飲みに行った。鰻の肝を喰らった。それはそれは美味しかった。お父さんは焼酎。私は瓶ビールを。串物の煙にまみれながら、あれやこれや話したり、聞いたり。お父さん『最近物を捨ててるってLINEで云ってたけど、一周忌が終わったら引っ越すのか?』ぼっち『引っ越すと思う。家賃高いし、動けないことはよくないことだってなんとなくは [続きを読む]
  • 糧と枷
  • なぞる記を書こう そう思って日記アプリを開いたらなんかどうしようもなく泣いていた。食欲戻ってきたなぁとか、放射線、抗がん剤、日々のなんだっていいようなやりとり。なんだってよかったんだよ。なんだって楽しかった。なんだって幸せだった。なんだって愛でたし、なんだって笑って許せた。死んじゃったんだぁ ってちゃんと自覚してからはさ、カメラロールとか日記とか見返しながら(かっち、死んじゃったんだよなぁ)っ [続きを読む]
  • いい夜だったんだ
  • ここ最近、せっせこ作業していた。せっせこ作業していたものを形にする瞬間。具現化する瞬間ってのは、いつもいつでも理想と現実が入り混じって、本気があちらこちらに散らばっている。他人と作り上げてきたものだと尚更。喜びの度合いもまた上がるものだと思う。音楽の活動をまた始めた って少し前に書いたけど、昨日は早速レコーディングをしてきた。それからの日々は曲作りやらの地下作業が主で。頭抱えて悩んだりす [続きを読む]
  • その感情に名前をつけようか
  • 私はいくつか秘密を持っている。誰しもが持っているもの だと思う。かっちと交わした秘密、ひとりで消化することなく残してある秘密、私だけが知っている誰だかの秘密、ジャンルは様々だ。私はいくつかの秘密を持っている。本当の秘密だ。もう10年くらい、誰にも云ってない雁字搦めの秘密を、たまーにふと思い出して心の中で手に取って、転がして、それを楽しむのが好きだ。ぺっかぺかの誰の目にもお見せしていない秘密がある  [続きを読む]
  • 18:57ひとりごと
  • 全然大丈夫じゃなかったんだなぁとかふと思う。私全然大丈夫じゃなかったんだった。普通の毎日じゃないくせになにやってんだか だ。どこかに行ってしまいたい。どこかってどこだ。ここじゃない場所。ここじゃないどこかに、ひとりで行きたい。でも、どこかに行っても行くのは私だからすぐに(ここ)になっちゃうかな。おんなじがいっこもない。揺らぎの中でようやっと生きてて、なんだろうね。位牌なんて選びたくないんだぁ。もうな [続きを読む]
  • 私は私だけのもの
  • こわい夢を見た。どっかの森に何人かできてるんだけど、はぐれてしまって、なんか気付いたら胸のところにカラスの死体がくっついてる そんな夢。起き抜けで頭回ってないなぁ。昨日はお義父さんとお義母さんが都内に出てきてくれた。一緒にお昼ごはんを食べながらお話しましょうの会だ。お蕎麦と天丼のセットを食べた。食べながら、色んな話をした。一周忌の段取りとか、位牌の手配とかさ、ほんとまるっと任せちゃ [続きを読む]
  • 夜めぐり
  • 自分のさみしさに一生懸命になって、他人のさみしさに寄り添えてなかった。そんなことを最近思った。みんな頑張って生きているんだもんな。色々あるのは自分だけじゃない。あれやこれや思うとこがあるのは自分だけじゃない。そう思えて生きてきたはずだったのに迂闊だった。(自分が一番)って顔をして歩くことがなによりいやだったのに、もしかしたら知らないうちにそんな風に思ってて、もしかしたら知らないうちに透けて見えていた [続きを読む]
  • (きみには内緒にしていたい)
  • 音楽に救われてる話。結婚式で、私がものすごく好きな曲を使った。そら、全部好きな曲だし素敵な曲だったけど。日常でずっと聞き続けられる曲。毎日に寄り添ってくれる曲。気付いたら隣にふと居るような そんな曲。そんな曲が好きだ。だからよく映画のサントラを聴くのかな って今気付いた。その歌はVanessa Carltonの【A Thousand Miles】という曲だ。聴けば(あぁ!)ってなる人多いと思う。youtu.be最初に聴いた [続きを読む]
  • 2:22ひとりごと
  • 嘘みたいだな って思う。ずっと、時間の感覚がわからないって云ってきた。もう なのか、まだ なのか。タイム感や季節感がバカになってるのは相変わらずだけど。でも今はっきりと思ったことがある。カレンダー見て、はっきりとそう思った。もう8ヶ月経とうとしてるのか と。もうあれから、あの日から8ヶ月かよ って思った。これからどんどんあったかくなってくんだろうな。やだな。やだな。って思う自分がいる。一周しちゃ [続きを読む]
  • あの時も迷子だったのかもね
  • 私は新宿という街が嫌いだった。駅は難易度の高いダンジョンだったし、キャッチやスカウトの声掛けが恐かった。打って変わってかっちは新宿大好き人間だった。かっちが当時住んでいた場所が、新宿の駅まで歩いて行ける場所だったのもあったからだと思う。出会って、遊ぶようになってから新宿を歩く機会が極端に増えた。それまで知ることのなかった、知ろうとしなかった沢山の側面が見えてきた。用があれば苦い顔をして渋々出向く [続きを読む]
  • 今はこのモラトリアムを駆けるよ
  • 世の中は連休というものだった。かっちも基本はカレンダー通りのお休み。連休の時は思い切って遠出したり、漫画を買い込んで家でまったり読んだり、ゲームに耽ったり。その時その時の連休を楽しんでいた。今回の連休。私は友達と水族館に繰り出してきた。魚は大きくて、冷たそうで、きれいで、かわいくて、こわくて。楽しかった。ひらひら泳ぐ魚を、ぼうっと見ていた。たっぷりと見入ってしまった。土日どっちも、ほどよく [続きを読む]
  • 指先の青
  • なぞる記83月24日にPET検査。この頃になるとふらつきが激しくなってきたから、病院内ではもっぱら車椅子。まさか私がかっちの車椅子を押す日がくるなんて思ってもみなかった。そんな日がきたとしても、40年後とかの話だと思ってた。29歳が39歳の乗る車椅子を押す光景。周りの人からの目線がなんだかしんどかった。被害妄想だって云っちゃえばそれまでだけど。こっちの世界とは無縁だった我々。それは幸せなことだったけど、それ [続きを読む]
  • ホワイトデーと2歩分の空しさ
  • ホワイトデーが過ぎた。一昨年のホワイトデーは検査入院明けで第一の告知を受けたっけ。去年のホワイトデーはなんかあったっけ?と思って秘儀 カメラロール巡り。チョコケーキを2人で食べに行ってた。んで、家でかっちの大好物リストに長いこと入ってる甘めナポリタンを作って食べた。そんな世界中にありふれた、でも確実に楽しくて幸せなホワイトデーを送っていたようだ。いいな。もっかいやりたいな。目をつぶって思い返して、 [続きを読む]
  • 気付くと自分の掌ばっか見ている
  • 完全にただの日記。というか忘れないように用。友達に聞かれた。『ぼっちちゃんはどうしたいの?』『どう成りたいの?』『どう在りたいの?』『自分のどういう部分が欠落していると思うの?』洗いざらい とは云えない、少しの部分を話した。私はかっちのいた頃の私至上主義過ぎて、今がなによりしんどい。こんな小さなことで他人のことがいやになるんだ。大概のことは笑って許せてた私が好きだったのに、ひとつのことが自 [続きを読む]
  • 脱力したら、腕を組んで
  • 掃除をしていると懐かしいものばっかり見つけてしまうね。懐かしくて、きらっきらしてて、当時の記憶が脳内に駆け巡る。駆け巡って、あぁ懐かしいなって思って、力が抜けてしまう。脱力したまま、前も後ろも向けないまま、もくもくと手を動かすことしかできない。べそべそしながら、私はどうしたいんだろう ってとこからまだ動けない。ぐるぐる思考停止。してるふりして、実は停止してくれない私の脳みそ。いっそ止まれ ってずっ [続きを読む]
  • (ずっと前からのおそろいだね)
  • CD類も片付けてた。明らかにかっちの持ってたCDのが少ないんだけどね。そこでまた、見つけた。同棲し始めの頃。お互いのCDを各々ラックに入れてた。私は(かっちはどんなCD持ってるのかな〜)ってな好奇心から、かっちの持ってきたCDを眺めてた。そこで見つけた。山崎まさよしの【HOME】というアルバム。笑ってしまった。被ったのだ。嬉しかった から、笑ってしまった。かっちに『見て見てwまさやん被ってるww』って笑いながら [続きを読む]
  • 言い訳カーニバル絶賛開催中
  • 私は本が好きだ。かっちは漫画限定で本が好きだ。そんな2人が揃ったら、必然的に増えるのはやはり本。うちは火を点けたら本当によく燃えるんだと思う。ごうごうと、そらもうよく燃えるんだと思う。大事に読んだ本。せっせこ集めた本。処分しよう と決めてから1週間。ようやっと私の体が動いた。から、一気にやってしまった。一冊一冊手に取って紙袋やダンボールに入れてく。全然そんなつもりじゃなかったのに、私はぐっ [続きを読む]
  • 17:15ひとりごと
  • ここんとこ、おかしい。おかしいのは日々だけど、また違ったおかしさ というか。雑で、楽で、それを望んだのも確かに私なのに。いつも最後にやってくる気持ちは(私こういう人だったっけか)だ。いっつも答えのない自問自答しかしてないな。かっちは、昔の私は、今の私をどう思うんだろう。多分かっちは全部いいよ って云う。きっと云う。しょーがないさ って。昔の私は怒るかな。悲しむかな。同情するかな。肯定してほしい。認 [続きを読む]
  • まだ(大丈夫)を信じられた時
  • なぞる記7この辺りはまじでキツかった。精神的に何個も穴があって、抜けに気が付かない そんな感じ。トイレで2回、布団で1回とか、もう日々の嘔吐が当たり前みたいになってた。とにかくしんどそうで、食欲も全くなくて、薬も飲めなくて、どうしていいのか八方塞り。でもかっちは『大丈夫大丈夫』と云う。今なら『全然大丈夫じゃねーからwww』って云って、半ば強制的に病院連れてくけど、その時はそのかっちの放つ(大丈 [続きを読む]
  • 箱庭
  • 世界は3月になってしまっていた。私は何月なんだろう。具体的に一回忌の日取りが決まったり、位牌の話とかが出てきた。緩やかに迫ってはきている物理的な日数。突然に距離を詰められる恐さと生きてる人間。常に身体に染み入る寂しさと悲しさと悔しさ。全部抱えては生きてけねぇっすよwwwもうお腹いっぱいなんだってw当たり前だけど全部が初めてのことだから、わからない。だからぐぐったり調べたりする。知識はどんどん増え [続きを読む]
  • 声は夜、電波に乗って
  • かっちと私はおなじ機種の携帯を使っていた。iPhoneの5se。色はかっちがシルバー。私がピンクゴールド。去年の5月に、一緒に変えたのだ。かっちが2ヶ月弱しか使わなかった携帯。それでもなんだか、なんだかなぁ。って気持ちがずっと自分の中だけに在って。出会った時から変わってない電話番号。そらで云えるようになってどれくらいの時間が経ったのだろう。今日、解約の手続きをしてきた。必要書類を提出して、自 [続きを読む]
  • 遺骨 それと月命日の謎
  • 何が今の自分にとって要るもので、何が今の自分には要らないものなのかが、わからない。ものを減らそう と思って部屋をぐるりと見渡すとたちまち。沢山のクエスチョンマークにまみれてしまう。今の自分にとって。過去の自分にとって。この先の自分にとって。要るものはどれだろう。要らないものはどれだろう。いきなり、(もう全部捨ててしまおうか)って気持ちが覆う時がある。記憶と思いでだけで愛でて慰めて思い続けることって [続きを読む]