yukemuriのブログ さん プロフィール

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yukemuriのブログさん: yukemuriのブログ
ハンドル名yukemuriのブログ さん
ブログタイトルyukemuriのブログ
ブログURLhttp://yukemuri.muragon.com/
サイト紹介文コント(掌編小説), いろはカルタに纏わる思い、人情の機微に触れる江戸川柳色は匂へ、趣味の5・7・5
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供306回 / 254日(平均8.4回/週) - 参加 2016/09/11 16:08

yukemuriのブログ さんのブログ記事

  • 花かるた 色は匂へ 「か」の2 からたちの花(春)
  •    からたちのつぼみひそかにほぐれそむ   手島清風郎              季節の花300より 「カラタチの花」といえば、文部省唱歌と島倉さんの歌を連想する。どちらもしみじみと心に残る歌である。小学生の頃と学生時代を思い出させる。 「からたちの花」北原白秋作詞、山田耕筰作曲の文部省唱歌。 からたちの花が咲いたよ。 白い白い花が咲いたよ。 からたちのとげはいたいよ。 ?い?い針のとげだよ。 [続きを読む]
  • つぶやき 79   右手と左手
  •  食事がすんで一杯の茶を飲んでいる時。  妻が私の手を眺めてつくづくと「あの華奢な手が逞しい手になりましたね。」と。  自分でも気が付いていたのだが、ここ数年の間に私の手は逞しい働き者の手に変化している。 「私が手伝えなくなってもう3年になりますか。歩行器の時は家事の半分はやれたのに車いすになって全てを貴方にお任せして、ありがとうね。」 「大丈夫だよ。おかげで健康そのものだよ。何も考えずにドント [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ 「わ」の3 吾亦紅(われもこう)秋
  •    山の雨さと過ぎつんと吾亦紅   森田遊水            季節の花300より    吾亦紅だらけといふもひそかなり   依田秋葭              季節の花300より 花言葉(全般): 「変化」「もの思い」「愛慕」  小学生のころから吾亦紅には親しんでいたが、杉本真人さんの歌で心にぐさりと打ちこまれてしまった。重たいけれども懐かしい思い出がよみがえる。母を偲ぶ歌だ。 作詞:ちあ [続きを読む]
  • コント 72   運 命 競 争
  •  もうかれこれ70年近く続いているはずだ。5月の地区体協による運動会が連休明けの次の日曜日に実施された。  午前の部が終わって各テントの中で昼食が始まった。高齢者のための招待テントの中では久しぶりに顔を合わせた知己、友人たちの声が弾んでいた。 「シンちゃん、久しぶりじゃなあ。お互いに元気で何より。」 同級生の福岡政治が大木 進に話しかけた。同級生たちは小学校の時からの呼び方が自然に出る。大木 進( [続きを読む]
  • 5・7・5アラカルト  俳句19
  •  人殺す我かも知らず飛ぶ蛍   前田普羅  5月15日に初蛍の第一報がテレビ画像で届いた。  真っ暗な画面にポッツ ポッ と灯を点滅させて動く様子が映し出された。蛍の明かりを闇の中でみる時、いつも前田普羅の上記の一句を思い出す。  心の闇を見る思いがする。  他人を非難することはたやすい。  しかし、自身の心の奥を見つめると、何をしでかすかわからない自分がいることも確かである。人は欲望のとりこにな [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ 「お」の4 白粉の花(おしろいのはな)秋
  •    白粉の花の匂ひとたしかめぬ   今井つる女                季節の花300より オシロイバナの花言葉は「臆病」「内気」「恋を疑う」「不思議な、慎重」 別名「夕化粧」(ゆうげしょう)。名のとおり、夕方から咲く。               季節の花300より  子どものころから常に身近にあったオシロイバナは「おお、咲いとるな。」程度で眺めていた。調べてみて新たな関心が出てきた。今 [続きを読む]
  • 江戸を見れば   15 遊興施設の大構想
  •  1617年 元和3年丁巳(ひのとみ) 2月21日、勅使は久能山の家康の廟に臨んで東照大権現の神号(神の称号)を賜った。後に大改装をして現在の規模となり、日光東照宮と呼ばれるようになった。  庄司甚右ヱ門は幕府の許可を得て、遊女屋を一つに集めて一大遊興施設を始める。吉原と命名する。吉原は大変な盛況で町割りをして、京町、江戸町、伏見町、さかい町、大坂町、墨町、新町などと名前を付けて整然とした街並みを [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ 「お」の3 含羞草(おじぎそう)夏
  •    花つけて勘の鈍りし含羞草   藤丸紅旗               季節の花300より     含羞草いぢらしければ觸れもせず   喜多由紀子                季節の花300より 花言葉(全般):「繊細な感情」「感受性」「敏感」 和名:お辞儀草(オジギソウ / 含羞草、羞恥草とも書く) 別名:眠り草(ネムリグサ)、ミモザ 花の名前の由来 オジギソウ属の学名「Mimosa(ミモザ [続きを読む]
  • 江戸を見れば   14 規制強化で金が集まる
  •  1616年 元和2年丙辰(ひのえたつ) 4月17日に大御所家康は没した。さしあたっての不安は一応取り除いた徳川政権は微動だにもしなかった。  後は既定方針に従って外交と内政を推進するだけである。  外交面では、寄港地を長崎と平戸に制限し貿易の統制を規制し、内政面では関所の取り締まりを強化して江戸を中心とした治安維持に努めた。  規制を強化し、禁止令を多く出し相応の罰金を決めることによって、金集め [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ 「を」の2 踊子草(夏)
  •    きりもなくふえて踊子草となる   後藤比奈夫              季節の花300より     紅さして踊揃ひし踊子草   廣瀬ひろし              季節の花300より   花の形が笠をかぶった踊子に似ているところからの命名。花の色は、白またはピンク。若葉は食用になり、根は薬用になる。 別名「踊花(おどりばな)」「虚無僧花(こむそうばな)」 [続きを読む]
  • 江戸を見れば   13 不安が恐怖に変わるとき
  •  1615年 慶長20年乙卯(きのとう)元和元年(7月13日) 和議に反する家康の要求に秀頼方は起ち上らざるを得なかった。家康は二度目の大坂征伐を発令し、5月8日に大坂城は陥落し、秀頼と母淀君は自殺し豊臣氏は滅亡した。(大坂夏の陣)  難癖をつけ、約束を破り相手を戦に追い込んで、大きな障害を取り除いていく、何か常套手段のように思われる。  講和条件がいくつがありましたが、家康が約束を反故にして相手 [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ 「ち」の2 チューリップ(春)
  •  乾杯のごと触れあヘリチューリップ   清水忠彦                 季節の花300より   赤は黄に黄は赤にゆれるチューリップ   嶋田一歩              季節の花300より  チューリップ全般の花言葉は、「思いやり」「理想の恋人」「名声」 赤いチューリップは「愛の告白」  黄色いチューリップは「望みのない恋」「名声」  白いチューリップ「失われた愛」  紫のチューリップ [続きを読む]
  • 江戸川柳 色は匂へ  「ひ」膝 枕(ひざまくら)
  •   ひざまくらあながち寝入る気ではなし  べつに寝るために膝枕をするわけではない。好きな女の膝を枕にするだけで男と女のいい雰囲気だ。なんとも。   かげぼしの一つかくれるひざまくら  女の影だけが残るドラマを見るような風景。想像が広がる。  膝が肘になると雰囲気ががらりと変わる。   ひじをまげ枕として乳をほうばらせ  赤子の横に寝そべって添え乳する母親。いざというときはいつでも起きられる態勢で横 [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ 「と」の3 海桐の花(とべらのはな)夏
  •    この濱の續くかぎりの花とべら   山下晶石           季節の花300より      潮の香と別に海桐の花匂ふ   栗間耿史               季節の花300より  最初の赴任地で花の名も知らずただ眺めながら浜辺を歩いた日が懐かしい。 「扉」と書いて、この花の場合”とべら”と読む。2月の節分に、この木の枝を扉にはさんで邪鬼を払う風習があったため、「とびらの木」と呼ばれていた [続きを読む]
  • 江戸を見れば   12 理屈と膏薬はどこへでも
  •  1614年 慶長19年甲寅(きのえとら)4月20日、秀頼によって方広寺大仏殿の梵鐘ができあがった。  この梵鐘に刻印された何百という文字の中から「国家安康」「君臣豊楽」の8文字を見つけ出し、その問題点を指摘した家康のブレーンである林羅山という人物はどんな人か興味がわいてきた。  諱というのは、「忌み名」のことで口に出すことが憚られると考えられていた。呼ぶことができるのは親と主君だけで、それ以外の [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ 「と」の2 橡の花(とちのはな)夏
  •     二タ棟の屋根に散り敷き栃乃花   中田みづほ                  季節の花300より      栃の花またもこぼれ來去りがたく   横井迦南                季節の花300より       マロニエは、別名「西洋栃の木」 栃の木の栗のような形の実(み)はすりつぶして渋抜きして「とち餅」にする。(そのままでは渋くて食べられない)また、この栃の実は縄文時代から重要な [続きを読む]
  • 江戸を見れば   11 差別と序列化で政権維持
  •  1613年 慶長18年癸牛(みずのとうし)6月12日に公家法度が12月19日にキリシタンの禁制と徳川政権の思想統制が強化され生活や信仰にいたるまで支配者の意図を徹底させていった。  幕府は禁令,禁制を旗本・御家人・庶民の支配のために次々と発した。  武家諸法度、禁中並公家諸法度、寺院法度、諸士法度がある。  公家に対する生活行動規範をみて見よう。  「公家衆御条目」=家学(かがく)の勉励、行儀を [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ 「へ」の3 ベゴニア(夏)
  •     ベゴニヤの葉も見事なる賜りし   鈴木 貞                   季節の花300より ベゴニア全般の花言葉は、「片想い」「愛の告白」「親切」「幸福な日々」 花言葉の「片想い」は、歪んだハート形の葉に由来するといわれます。     赤いベゴニアは「公平」  白いベゴニア「親切」                  季節の花300より 花名のベゴニア(Begonia)は、この花を紹 [続きを読む]
  • 江戸を見れば  10 遊里吉原の集中管理
  • 1612年 慶長17年壬子(みずのえね)3月キリシタン岡本大八を駿府で火刑にして、キリシタンを禁止して京の教会を破壊する。  今も昔も不確かな情報で大変なことが起こる。  「オランダ国王の国書にポルトガル・イスパニヤが布教によって侵略を企図している。」という情報がもとで家康のキリシタンに対する姿勢が変わった。  不確かな情報や意図的な情報によって国家の外交方針が大きく変化するのは現在も同じような気 [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ 「へ」の2弁慶草(夏)
  •      弁慶草倒れぐせつき花ざかり   安田螢水              季節の花300より      こはき葉の弁慶草の色やさし   辻 蒼壺                 季節の花300より  紅弁慶の花言葉は「幸福を告げる」(別名カランコエ)  切り花にしてもなかなか枯れないので、弁慶になぞらえて弁慶草と名がついた。地に挿せばよく根付くので「つきくさ」ともいい、出血した時に血を止めるの [続きを読む]
  • 江戸川柳 色は匂へ  「し」 蜆(しじみ)
  •  東下りまではつねの蜆なり  東下り=在原業平の東国への旅をさす。  本所業平橋のあたりは蜆の名産地で、業平蜆という。業平が来る前まではただの名前のない蜆であった。  それ迄は只の寺なり泉岳寺  (了 解)  美男美女蜆と紅に名を残し  (いいな、いいな)  業平蜆と小町紅、名をのこすのは日本だけではない。世界中で人の名前の付いた建造物や食べ物や衣服などがある。いずこも同じか。 [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ 「ほ」の3 鳳仙花(秋)
  •     鳳仙花はじけし音の軽かりし   西野雨邨              季節の花300より 花の名前の由来 和名の「鳳仙花(ホウセンカ)」は、中国名を音読みしたもので、花の形を中国神話の伝説の鳥「鳳凰(ほうおう)」が羽ばたく姿に見立ててつけられたといわれます。 別名の「爪紅(ツマクレナイ、ツマベニ)」は、かつてこの花の花汁で爪を赤く染めたことにちなみます。また、タネをかんでから飲み込むと、の [続きを読む]
  • 江戸を見れば   9 伝道抜きの貿易に関心
  •  1611年 慶長16年辛亥(かのとい)家康はキリシタン伝道を抜きにした貿易の利益に関心を示した。イスパニア、フイリッピン、明国と次々に接見し、その年の秋には外国船80隻が長崎に寄港し交易が盛んとなる。  人や物の動きが盛んとなり、道路や港の整備や道路交通法の見直し、江戸中心の街道の駄賃規定など厳しく規制していった。  江戸から品川までを例にとると、上下の駄賃は一駄賃45貫目に京銭26文。人足費は [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ 「ほ」の2 牡丹(夏)
  •    庭牡丹見つゝどこへも出ずじまひ   池内たけし          季節の花300より    白牡丹金に染まりしところあり   八木 春            季節の花300より    ボタンの花言葉は、「風格」「富貴」「恥じらい」「人見知り」 花言葉の「風格」は、絹のように薄く大きな花びらが幾重にも重なり、まり状にまとまったその花姿にちなみます。原産地の中国では、花の豪華さと気品が他を圧倒す [続きを読む]