yukemuriのブログ さん プロフィール

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yukemuriのブログさん: yukemuriのブログ
ハンドル名yukemuriのブログ さん
ブログタイトルyukemuriのブログ
ブログURLhttp://yukemuri.muragon.com/
サイト紹介文コント(掌編小説), いろはカルタに纏わる思い、人情の機微に触れる江戸川柳色は匂へ、趣味の5・7・5
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更新頻度(1年)情報提供218回 / 169日(平均9.0回/週) - 参加 2016/09/11 16:08

yukemuriのブログ さんのブログ記事

  • 花かるた 色は匂へ  「ま」 マーガレット(夏)
  •    野に咲けるマーガレットや人置かず   依田明倫               季節の花300より 別名 「木春菊」(もくしゅんぎく)枝や茎は木質化する性質があり、また、若葉が春菊に似ていることから。デンマークの国花。 花言葉は 「真実の友情、愛の誠実」「恋占い」「真実の愛」「信頼」                季節の花300より 純白の花びらと黄色の花芯が愛らしいマーガレットの花名は、真珠と [続きを読む]
  • コント 68    むりょうじゅく
  •  誰が言うともなく、自然発生的にだんだんの温泉の2階広間を利用して子どもたちが集まり、それに退職者の何人かが加わり「子どものたまり場」になっていった。  このままでは収集がつかなくなる恐れがあるので、時田文生先生を塾長にだんだん無量塾の内規を定めることにした。思わぬ事故などを未然に防ぐためにも参加の仕方を見えるようにした。 1 施設開放の日は土曜日の10時から14時まで。 2 参加を希望する人は、 [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ  「や」の2 藪柑子(冬)
  •  藪柑子ふゆるがまゝに住みつきぬ   西村ひでを          季節の花300より(十両)  十両の別名「薮柑子(やぶこうじ)」。 薮柑子の名は、薮の中に自生していて、葉の形などが柑子(こうじ)みかんに似ていることから。   山深く神の庭あり藪柑子   江原巨江          季節の花300より(十両)  万両、百両、十両は薮柑子(やぶこうじ)科 千両は千両(せんりょう)科。千両は葉っぱの [続きを読む]
  • 江戸川柳 色は匂へ  「け」 検校(けんぎょう)
  •  証文を焼いて検校縁を組み 検校=盲人の位の一つ座頭、勾当、検校。検校まで出世するには相当の年月がかかるが、約千両を京都に収めれば検校になれた。そのために高利貸しをして金を溜め込んだ。 ざがしら【座頭】と読めば、一座の長である人。特に、人形浄瑠璃(じょうるり)・歌舞伎(かぶき)などの一座の首席役者。 ざとう【座頭】と読めば、 1. 盲人の琵琶(びわ)法師の位。勾当(こうとう)の下。 2. 頭髪をそ [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ  「や」 山吹(春)
  •    山吹の一重の花の重なりぬ   高野素十              季節の花300より        花言葉  気品、崇高、金運 和名の「山吹(ヤマブキ)」は、細くしなやかな枝が風に揺れる様子から「山振り(やまぶり)」と呼ばれ、それが転訛したものといわれます。また、春になると黄色い花で山が埋めつくされるさまの「山春黄(やまはるき)」が変化したという説もあります。  我が家にも初めは、山吹、梔子 [続きを読む]
  • コント 67   手  紙
  • 「おじいちゃん。剛士君のお母さんからお手紙です」 「ヒロシ君。ありがとう」   吉野信一郎様  椿の花が少し開き始めました。寒さもやわらぎ春の日差しを感じています。  先日は、息子剛士がお邪魔しました。広志君のおじいちゃんやおばあちゃんに歓迎されてとても喜んで沢山お話をしてくれました。本当にありがとうございました。  広志君の誘いを受けて、初めて友達の家へ出かけていくことができました。お見受けの通 [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ 「の」 凌霄花(のうぜんか)夏
  •     音もなくのうぜんかづらこぼるゝ日   吉川思津子                  季節の花300より     のうぜんの幾度となく花ざかり     今井つる女                    季節の花300より             花言葉は、「名声」「名誉」    花名のノウゼンカズラは、漢名「凌霄花」の音読み「りょうしょう」が転じて「のうぜん」になったともいわれます。  ポロ [続きを読む]
  • コント 66    予科練崩れ
  • 「陽ちゃん、若鷲の歌頼む」  陽ちゃんはピアノを弾きながら歌い始めた。 「若い血潮の 予科練の 七つボタンは 桜に錨 今日も飛ぶ飛ぶ 霞ヶ浦にゃでっかい希望の 雲が湧く」    作詞:西条八十 作曲:古関裕而 歌唱:霧島昇/波平暁男  大木進はこの歌を聞くと自然と涙が出て来る。涙を流すような歌ではないのだが、兄や先輩たちがこの歌にあこがれて海軍飛行予科練習生(略称:予科練)に応募して大多数の予 [続きを読む]
  • コント65  順 風 満 帆
  •  健さんと武ちゃんが、ご隠居さんに定年退職後の生活について何か儲け事はないかと相談に行ったのがきっかけで「居酒屋&カフエだんだん」の事業が始まった。  歳を重ねるにつけて、ご隠居さんこと吉野信一郎は子どもがいないので自分の財産をどう役立つように処理しようかと考えていたところであった。 代々受け継いできた財産にバブル時代に証券会社に勤め思わぬ資産が蓄えられたのであるが、子どもがいないので全ての財産を [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ  「う」 梅(春)
  •    むめ一輪一りんほどのあたゝかさ   嵐 雪             季節の花300より  花言葉 「高潔」「忠実」「忍耐」 白梅は「気品」  松尾芭蕉の弟子服部嵐雪の句。元の句は 「梅(むめ)一輪一輪ほどの暖かさ」   日ごとに春めいてくることをいう。   あまりにも身近で有名な一句である。     季節の花300より  日の匂ひ風の匂ひて野梅咲く   中村芳子 古くから日本人に愛されてきた [続きを読む]
  • 5・7・5アラカルト  川柳21
  •  我執捨てきってぽつんと酌む夜寒    日向久悦 歳を重ねてくると我執はかなり小さくなることは事実である。しかし、捨てきるところまではなかなか難しい。捨てきったつもりでいて、何かの拍子に我がでる。まあ仕方ないか。 我執が小さくなっていくと元気も小さくなり、その分孤独感が大きくなっていくようである。 もう少し長生きして、「我執を捨てきって」ぽつんと一杯飲んで、どのような感慨が襲ってくるのか体験してみ [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ  「む」 木槿(秋)
  •  故園なり母在りし世の木槿咲く   岩城躑躅           季節の花300より        花言葉は「信念」「新しい美」  朝開き夕方には凋んで、翌日にはもう咲かない。「木槿一日の栄」という言葉がある。  母の里は田舎の農家で周りは季節の花でいっぱいであった。季節季節の花が咲くごとに母のことが思い出される。       道のべの木槿は馬に食はれけり  松尾芭蕉  句の前書きに「馬上吟」とあ [続きを読む]
  • 江戸川柳 色は匂へ  「や」 役 人
  •  役人の子はにぎにぎをよく覚え   役人=幕府の役人と諸藩の係りの武士を指す。 武士がすべての権限を握っていた江戸時代は、役人の裁量でいかようにも事が運ぶので、役人への賄賂は大流行であった。 赤ん坊にまで袖の下の生き方が伝わってにぎにぎをよく覚えることであろうという風刺にとんだ一句である。 武士や封建制度に対する痛烈な批判であったために寛政改革のころにはこの句は人目につかないように削除された。 今 [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ  「ら」 ライラック(春)
  •    舞姫はリラの花より濃くにほふ   山口青邨           季節の花300より 花言葉 紫のライラック「恋の芽生え」「初恋」 白いライラック「青春の喜び」「無邪気」  とてもよい香りで香水の原料になる。別名「リラ」「紫丁香花(むらさきはしどい)」ともいう。リラの花よりも濃く匂うと言われてもリラの花の香りを知らないので一度嗅いでみたいものである。  それとも舞姫の妖艶な姿態の匂いであろうか [続きを読む]
  • コント 64    ヒロシです
  • 「ヒロシです。多くの学校でいじめがおこっているのに、ここの学校ではいじめがない。 なしか。」 「うまいうまい。ヒロシ君はお笑いがすきなんだな」  だんだんのオーナー、吉野信一郎はおじいちゃん役になり切っていた。  神戸から逃亡してきた母子がこちらの生活に慣れてきて、仮名で過ごしているヒロシ君も母親の広子さんも精神的にも人間関係の面でもすっかり安定した生活に入った。  ぼつぼつ父親と連絡を取り家族で [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ  「な」 菜の花(春)
  •   菜の花の中に城あり郡山   許  六         季節の花300より  花言葉は「豊かさ、財産」「快活」「明るさ」・千葉県の県花  菜の花のおひたしを食べると一気に季節が動くような気がする。  我が家では近ごろ、食用なたね油のキャノーラ油を使用している。昔から灯火、食用油、潤滑油などに使われ搾りかすは肥料に使われた。蜂蜜の原料としても活用された。  優れものである。  地方創世の農産物の筆 [続きを読む]
  • コント63   金三郎博多へ
  • 「もしもし、先輩。これから博多に行ってきます」 「金ちゃん、自分の本音をぶつけて話してきなさいよ。よい結果を待ってるからね」 「ありがとう。先輩」 「先輩はいいよ」 「じゃあ、どう呼んだらいいのかなあ」 「家族の一員になったような気がして、弟のようにおもえる。姉さんにしておこうか」 「分かりました。今から姉さんと呼びます」  一人っ子の金ちゃんは「姉さん」と呼べる人ができたことでとても心豊かな気持 [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ  「ね」 合歓の花 (夏)
  •     象潟や雨に西施がねぶの花   芭 蕉     (きさがたや あめにせいしが ねぶのはな)                季節の花300より        花言葉  歓喜、胸のときめき  雨に濡れる象潟の合歓の花を見ていると、西施の美しさとはきっとこのようなものであっただろうと。   西施(せいし)は、紀元前5世紀、中国では、越の国と呉の国が戦います。戦いに敗れた越王は、降伏の印として差し出 [続きを読む]
  • 江戸川柳 色は匂へ  「く」 件の如し(くだんのごとし)
  •  泣く娘そばで件の如しなり  件の如し=証文の最後に書く決まり文句。  親が年季証文に名を書いている横で、身を売られる娘が泣いている。江戸時代とは庶民にとってはこんな時代であった。  江戸川柳を調べていると奴隷のように金でやり取りされた庶民の姿が彷彿とする。江戸時代がよかったなどという人は何を見て江戸がよかったというのであろうか。  近頃、明治維新を否定するような発言をする人が出てきたが、彼は庶民 [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ  「つ」 椿(春)
  •  落ちざまに水こぼしけり花椿    芭 蕉  古井戸のくらきに落る椿かな    蕪 村        季節の花300より ツバキ全般の花言葉は、「控えめな優しさ」「誇り 赤いツバキ「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」「謙虚な美徳」 白いツバキ「完全なる美しさ」「申し分のない魅力」「至上の愛らしさ」 ピンクのツバキ「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」  芭蕉の椿の花の散る瞬間、蕪村の今まさ [続きを読む]
  • 5・7・5アラカルト   川柳20
  •  溶けてゆく淋しさ盃に沈め    村山白雲  何かの拍子に淋しさが急に襲ってくることがある。  いつも一緒にいる妻が都合で家を空けて一人になると思ってもいなかった淋しさが家中に満ちる。  こんなはずではなかったと思いながら淋しさをかみしめる。  盃に沈めた淋しさを一気に飲み干す。  そんな年齢があることを思い知る。  歳を取るということはこういうことなんだと自覚して生きなければなるまい。 [続きを読む]
  • 花かるた 色は匂へ  「そ」 そら豆の花(春)
  •     こんな手のやり方もある豆の花   桑野園女                季節の花300より  母の里が農家だったのでそら豆の花や実が空に向かって成長していく姿はよく見ていた。小学生の頃は私たちが行くとそら豆をゆでて出してくれた。                季節の花300より  酒が飲めるようになって、ビールのつまみや酒のつまみに食べるようになった。また、甘く煮たそら豆も美味い。  近 [続きを読む]
  • コント 62    金三郎の決断
  •  カフエだんだんのいつもの席で憧れの美人先輩と金三郎はコーヒーをゆっくりと飲んだ。 「先輩。家内に話しました」 「うまくいったのね」 「どうして分かるんです」 「だって金ちゃん。声が弾んでるよ。よほどいい結論が出たのね」  先輩と金ちゃんが向いあってコーヒーを飲み、話し合っている姿はどうみても姉弟の関係である。一目見ただけで美人の姉とイケメンの弟のきょうだいと思ってしまう。それほど自然な雰囲気であ [続きを読む]