fengyi さん プロフィール

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fengyiさん: 粗茶淡飯
ハンドル名fengyi さん
ブログタイトル粗茶淡飯
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/fengyi
サイト紹介文中国茶、台湾茶、日本茶の産地情報中心の内容です。 執筆・徳田志保。
自由文中国茶から日本の釜炒り茶、和紅茶まで幅広く書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供38回 / 248日(平均1.1回/週) - 参加 2016/09/11 18:26

fengyi さんのブログ記事

  • 昭和の音!?
  • 九州山間部の標高の高い茶産地の工場も動いてますよ〜。昨晩から阿蘇の畠中製茶さんに入りました。ここは昭和30年代からある古い茶工場です。今も古い機械が現役で動いていて、工場内に響く音も、昨今のものとはかなり違います。当地のお茶の収穫はまだ先で、今は近隣の大分県竹田市辺りから委託加工の茶葉がどんどん持ち込まれます。皆さん自家用にされているようで、昔から畑の周りに植えてあったものだとか。そのせいか在来種が [続きを読む]
  • 頭を柔らかくして考えよう…
  • ウードン山の鳳凰単叢はなぜ他の産地のように畝仕立てにしないのか?では鳳凰単叢以外のお茶も含めてこの様な老木全てに、老木のお茶として巷で言われているような高値をつける価値が本当にあるのか?こんな画像を見ると、その答えを導き出すためのヒントになるのではないでしょうか。 [続きを読む]
  • 食べたもの
  • 江蘇省宜興市では、お茶が1週間から10日遅れていることもあり、季節の食べ物も例年あるものがなかったりしてましたが、今回初めて食べたのがこれ↓昔から農家で作られている「笋黄豆」という保存食です。タケノコや大豆、落花生などをお醤油や香辛料などを使い、各家庭の味付けで煮て、天日干しして…を何度か繰り返して作るそうです。何度もこの地に来ていますが、これを口にしたのは初めてでした。最近は市内はもちろん、農村で [続きを読む]
  • 自然が相手
  • 中国では二十四節季の清明節の前に摘まれたお茶を「明前茶」と呼びます。 中国の緑茶は明前茶が高級品とされ、愛好家に人気があります。この時期のお茶は単価も高いため、お茶業界の人達は作る方も売る方も必死です。 が、そこは自然が相手の商売。私がいる産地、江蘇省宜興市とその周辺は今年はなかなか難しい年となっています。2017年春、最初の工場に入って目にしたのは早稲の新芽…こんな調子で生育が良くないものがチラホラ [続きを読む]
  • 現地到着
  • 羽田国際空港は出国する人で大賑わい。出国審査を終えるまでにかなりの時間がかかってしまいました。今年は色々とイレギュラーなことがあり、いつもは上海に到着したら1〜2日は滞在し、あれこれ用事をこなしてから別の地へ向かうのですが、今回は空港からそのまま虹橋火?站へ直行し、江蘇省宜興市へ。これがまた…(^_^;)空港から地下鉄の駅まで重い荷物を引きづりながら歩くこと15分、地下鉄で2駅、駅に入場するまで3回の荷物 [続きを読む]
  • ?采了〜♪
  • 江蘇省宜興市の友人から「茶摘みが始まった(?采了)!」と連絡が入りました。 本日は浙?139という品種を摘んだそうです。 私も在来種や白茶種がピークになる月末月初には工場入り出来るよう調整に入っています。 [続きを読む]
  • 2017年の??山
  • ??ウードン村は春先に雨が降ると洗濯物が全く乾かなくなり工場がこんな風になります。おそらく今日はこんな感じでしょう。(笑)鳳凰単叢、饒平県や鳳凰鎮の標高の低いところでは既に茶摘みが始まっています。原産地ウードン村、本日3月9日は霧雨だそうです。白葉(蜜蘭香になります)の一部が、雨上がりの後、ほんの少しだけ摘めそうだという連絡が入って来ました。しかしながら、摘めるのはほんのすこしだけで、本格的な茶摘 [続きを読む]
  • 烏?八仙単叢
  • ウードン山の中でもかなり遅めに摘まれる八仙の1つ。(八仙と言っても種類は複数あります。)2月下旬の様子ですが、摘むのはまだまだ先ですね。ウードン山の八仙は、地味な存在なのか消費者には後回しにされがちですが、私は流行に関係ない、ウードン山産らしい鳳凰単叢を…と言われた時には必ず上位にランクインさせます。 [続きを読む]
  • 茶芽も色々
  • Blogを放置したら、アクセスの仕方を忘れてしまい、ようやく思い出したもののかなりの時間が空いてしまいました。(2枚とも鳳凰単叢)鳳凰単叢は、日本でいう在来種がやたらに多く、ウードン山の茶農家の中でも、おじさんは色々なタイプのものを沢山持っています。その収集ぶりたるや、圃場は別としても、おそらく産地の茶農家の中で3番以内に入るのではないでしょうか…。これは収穫量が少ないから皆栽培を止めてしまったけれど [続きを読む]
  • 茶芸師の資格はどうなる!?
  • かなり久しぶりの更新になりました。皆さま、明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。さて、三が日も明けた早々、「中国の職業資格の1つであった「茶芸師」が、先月国の指定した職業資格リストからはずされたようだ。」というニュースが入りました。正確には先月中旬の出来事のようです。私は最近この類のニュースにはアンテナを張っていなかったので、噂は耳にしていたものの、いずれ…位の認識でしたが、 [続きを読む]
  • 帰国しました。
  • 中国上海と江蘇省宜興市に10月末まで5日間行っていました。毎日ジャバジャバ雨が降り、10月とは思えない寒さ…。江南地方では長雨で水稲の稲刈りが出来ず、芽が出てしまう被害もあったとか。お茶も雨が長く続き過ぎると病気が出るので皆心配していました。(今はもう止んでいるようなので大丈夫でしょう。)今回は上海の茶館4軒周りましたが土砂降りで外からは撮影できず…でした。なので、食べ物を…(苦笑)また数日後に最近の中 [続きを読む]
  • 蟹・かに・カニ…
  • 江蘇省宜興市と言えば、お茶好きにとっては宜興紫砂壺やお茶の産地となりますが、それはほんの一部の地域で、宜興市では様々な農水産物があちこちで作られています。昨晩は、宜興市のはずれにある、蟹(上海蟹)の養殖場へ遊びに行きました。 [続きを読む]
  • 勉強会
  • 過日、文京区の素敵なサロンで、紅茶生産者と専門業者の勉強会が行われました。国産紅茶の生産者と、外国産の紅茶を専門に扱う方が話をすると、その背景の違いからビジネスがなかなかマッチしないという事情があり、その改善を…ということで、ご指名頂きました。お茶をテイスティングしながら色々お話させていただきましたが、やはり根本には両者の情報不足の問題が存在する…という意識が共有出来たのではないでしょうか。お互 [続きを読む]
  • 生産者の茶器選び③
  • 次に湯呑み(茶杯、茶碗)です。以下の図案は中国の代表的な形と言われているものから出しました。これに紅茶の世界のハンドル付きのティーカップなどを加えるともっと多彩になりますね。斗笠杯撇口杯(圧手杯にも見えるかな?)馬蹄杯高足杯鈴鐺杯鶏缸杯方斗杯折腰杯他にも多種多彩な形があり、器もまた絵柄だけでなく、素材、焼成、形の違いによって、お茶を楽しむ人の感じ方も違うものです。よく話題になるのは口を付けるところ [続きを読む]
  • 生産者の茶器選び②
  • ここでは答えは書きません。が、ヒントになり得る情報は幾つか並べておこうと思います。①素材の違い②成型方法の違い(タタラづくり)(ろくろ)③胴体と注ぎ口の繋ぎ目となる位置、注ぎ口の形状、長さの違いこれだけでも、淹れ手として急須を選ぶ際に、着眼すべき点が幾つも出てくると思います。実際にお茶を淹れて、これらにどう違いが出るのか試したことありますか? [続きを読む]
  • 生産者の茶器選び①
  • 中国茶に基点を置いている私が、日本の茶産地に入った時に驚いたのは、日本の茶生者の「お茶淹れの雑さ、下手さ」でした。中国や台湾の茶生産者は淹れ方は雑ですが、少なくとも自分と自分の産地のお茶はポイントをはずさずにお客様に淹れることはできます。ところが日本は…これはとてもショックでした。例えば…東京の冬は空気が乾燥しています。建物、乗り物、各所エアコンが効いています。その中を歩いている人達に、彼らは催事 [続きを読む]
  • シングルオリジンティーフェスティバル2016
  • 8日にシングルオリジンティーフェスティバルへ行ってきました。目的は幾つかの任務をこなすためでしたが、その任務の中に国産紅茶のチェックがありました。午前中に会場入りしましたが、既に沢山の人が入っていました。毎年手元に来る国産紅茶は除外しつつ、それ以外のものをチェックしながら購入し、回りました。今年は去年より国産紅茶のテイスティングを請われることが多いのですが、このイベントで触れたお茶も含めて感じたこ [続きを読む]
  • 鳳凰単叢のお茶摘み
  • さて、この芽、どこから摘むのでしょう? 専門書には一芯二葉とか、色々な言葉が並びますが、実際には現場を見ないと、わからない部分も多いですよね。 2016年の鳳凰単叢、春のお茶摘みさんの工賃は1日120元だったそうです。(食事、宿舎は雇主が提供。)2015年から据え置きとなっていますが、私がシーズン中に工場に入るようになった2007年は、45〜50元でした。これだけ人件費が高騰しても、摘み手を集めるのが年々難しくなって [続きを読む]
  • 最近の色々
  • 最近は国産紅茶の拝見(テイスティング)を頼まれることが増えてきました。良茶は本当に稀で、ブルーになることも多いです。でも、渡してくれる生産者さんもあることですし、やめられません。そして、感想を求められる訳なのですが…例えば、形状がちぎれているお茶を見て、私は「ちぎったのか?」それとも「ちぎれたのか?」を見ます。その一点だけからでも園地、摘採、製造…様々な事象が浮上し、多くの情報をキャッチすることが [続きを読む]
  • 転機②
  • 浙江省、江蘇省、安徽省、福建省、雲南省…幾つか回りましたが、腰を落ち着けて見てみようかなぁと思えたのは広東省潮安県鳳凰鎮ウードン村の農家でした。当時この村は人口も500〜600人位。私が初めて訪れた時には、車道は舗装されてなく、山の麓から車で村まで上がるのに2時間近くかかりました。標高1000メートル近くにあるこの村は、民家が山の斜面にへばりつくように点在していて、夕方になると夕食の準備の際の煙が出ているの [続きを読む]
  • 転機
  • 私が中国茶の産地を周り始めたのが2000年頃。当時は何もわからないので、とりあえず行けるところはあちこち行っていました。そのやり方を変えるきっかけになった出会いが2003年。福建省福鼎市の、ある工場にいた女性工場長との出会いでした。工場ではとにかく厳しく、時には怒号も飛ぶため、若い工員から「男人婆(男みたいなおばさん)」と呼ばれていた彼女に私は興味津々。2日間、ジャスミン茶の加工をしながら、ずっと彼女の傍 [続きを読む]
  • 銀球茶(中国貴州省雷山県)⑤
  • 最後は工場…設備は旧式のものが多いのですが基本、そんなに他と変わりません。驚いたのはこの光景…。炒り葉機にお箸を使って生葉を入れてるの、わかりますか?おじさんが、独り、黙々とお箸を使って生葉を投入しているのです…まさに人力。思わず私も数分凝視してしまいました。(苦笑)熱源は石炭。温度が固定できれば安定して良いのかもしれません。お箸を持ったおじさんは、生葉を入れながら音や香りで温度の確認もしていて、 [続きを読む]
  • 銀球茶(中国貴州省雷山県)④
  • 翌日は茶畑へ…アスファルトの道から民家の裏側を抜け、田んぼ、河原…山道を歩くこと30分以上。比較的平坦な道でようやくこの1枚を撮影…(^_^;)どこへ連れて行かれるんだか…と思ったら、あらまあこんな素敵なところが。白いお花は「李花(スモモの花)」でした。近年は、国の方から茶樹と果樹をこのように植えるよう指導があったようです。果樹ですので、農薬が気になり質問してみると、貴州省は中国の中でも貧しい省で、まだ個 [続きを読む]