リバーリバイバル研究所 さん プロフィール

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リバーリバイバル研究所さん: リバーリバイバル研究所
ハンドル名リバーリバイバル研究所 さん
ブログタイトルリバーリバイバル研究所
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/niimuray
サイト紹介文川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供34回 / 297日(平均0.8回/週) - 参加 2016/09/17 21:34

リバーリバイバル研究所 さんのブログ記事

  • 第48回 亜熱帯最後の自然海岸が壊されようとしている。
  • 奄美大島の嘉徳浜。奄美大島は勿論だが、南西諸島で唯一。もしかして亜熱帯域では最後の自然海岸の砂浜だ。その浜に護岸が計画されている。この浜にはオサガメも産卵した記録がある。奄美の歌姫、元ちとせの生まれた浜でもある。 空港から国道58号線を南へ。奄美大島(鹿児島県)は森の島だ。森を通り、山をうがつトンネルを七つばかり抜け、標高三五〇?の網野子峠を過ぎて県道を下る。川に沿って進むと十五戸ほどの集落 [続きを読む]
  • 第56回 川漁師のワザ  長良川で70年、サツキマス漁にかける兄弟。
  • 長良川にはサツキマスという魚を獲る漁師兄弟がいる。三十年前このご兄弟にであったことがボクが長良川に通うことになったきっかけだった。ボクは二人の獲るサツキマスによって長良川の変化そのものを記録して、その現認者になろうと思った。その現認の記録も、いよいよ終わりに近づいているのではないのか?その想いを強くしながら、淡々とふたりの神業について書いた。「どうね、みな元気で泳いどったかね」 大橋亮一さん(82 [続きを読む]
  • 第51回 続 ウナギの寝床   ダムに脅かされる長崎。鰻塚の川
  • ニホンウナギは長崎産のウナギから命名された。ニホンウナギの「発祥の地」に伝統漁法である「鰻塚」を見に出かけた。鰻塚のある川棚川の支流、もっとも魚類の豊かな川、石木川にはダム計画がある。ムダだダムの典型なのだ。 ウナギの寝床は二部構成となっているので、最初の部分も添付します。 続 ウナギの寝床うなぎの寝床をつくってウナギをとる漁がある。石を積み、隙間に入った魚をとる石倉漁。その漁法は全国にあるが、長 [続きを読む]
  • 第49回 京の”鷺しらず” 魯山人の愛でた小魚とはなに?
  • 魯山人が一番といったのはごりの茶漬けだったのだが、それ以外にも京 鴨川の淡水魚として目で炊いた小魚があった。それを 食べに行った話。魚はアユばかりでは無いというお話しの一部です。〇 京の鷺知らず『ついでに茶漬けとは別な話であるが、京都には「鷺知らず」という美味い小ざかながある。』美食家として知られる北大路魯山人が、茶漬けの王者として紹介した一文「京都のごりの茶漬け」の最後の一行だ。 ごりはハゼの [続きを読む]
  • 50th うなぎの寝床  長良川はうなぎの川でもあった。その独特の漁具とは
  • 長良川の川漁師、大橋さんが使う不思議な道具。それは冬眠するうなぎを傷つけずに引っ掛ける道具だった。昔は冬に行ううなぎ漁は年間を通じた川漁の中でも,良いお金になったという。その冬眠場所「うなぎの寝床」はいまは河川改修で無くなってしまった。 うなぎが減少している原因には、越冬場所が無くなっていることも大きいのではないか?長良川の下流域、サツキマスの漁は川掃除から始まる。川漁師の大橋兄弟は3月下旬とも [続きを読む]
  • 第47回 潮のポンプ 下 どうして長良川のアユは小さくなったか!
  • 河口堰ができてから、なぜ、長良川のアユが小型化して、産卵期が遅くなったのか、4回にわたって書いてきました。生まれてしばらくを海・汽水域で過ごすアユにとって、遡上するよりも降下する方が大変であるということですね。潮のポンプ 下  どうして長良川のアユは小さくなったのか!潮の満ち引きが作り出す「潮のポンプ」は、引き潮時に下流域の川の流れを速めて、ふ化したアユの仔魚が、下流に向かう移動を助けていた。長良 [続きを読む]
  • 第46回 潮のポンプ  河口堰建設で失われた機能
  • 潮のポンプ 川の下流域には天然の「ポンプ」がある。一日に二回、大量の水を海に送り出している。このポンプの正体は、潮の満ち引きだ。潮が満ちるとき、海の水は川を遡る。潮が引くときに、留まっていた海水は、川の流れとともにいっきに海へと流れ下る。  潮によって水位が上下し、流速が変化する「潮のポンプ」のあるところは、潮を感じる場所ということから「感潮域」と呼ばれている。長良川の場合、感潮域は新幹線長良川 [続きを読む]
  • 45回 アユを変えた長良川河口堰  観察する力 (下)
  • 長良川河口堰は長良川のアユの生活史を変えていた。遡上が遅れることによってアユが小型化したのだ。その原因は降下にあるのだが、それはまた次回。ボクの偏愛する長良川河口堰の映像をご覧下さい。 アユを変えた長良川河口堰  観察する力 ( 下 )アユが産卵するのは、あたりが暗くなってからだ。ところが産卵するアユが多い場合、明るいうちからでも産卵するアユがいる。太陽が沈み、暗くなるまでのわずかな時間、マジッ [続きを読む]
  • 44回 生きている土左衛門 観察する力 上  アユの産卵をみる会
  • じっと水面に横たわって観察していると土左衛門に間違われることもある。というはなし。 観察する力 上。春、海から遡上し、夏、長良川全域で育つ。秋、産卵して次の世代へ命を繋ぐ。「長良川のアユの故郷は岐阜市だ。市中で産卵するアユをみてみないか」長良川河口堰問題で知り合った仲間たちにそう話した。27年前のことだ。当時の私は川崎市に住んでいたが、長良川のアユがいつ頃、どの辺りで産卵するのかという情報を、 [続きを読む]
  • 木村英造にささぐ
  • そろそろ始まる、木村英造さんを偲んでのシンポジウム。企画した高田さんから木村さん。淡水魚保護協会のことを話してくれという依頼があった。ひとつき以上も悩んだのだが、お断りした。 なんと断ろうかと思った。それも悩み悩んで、結局は「木村さんのことは、もういい」と高田さんに返事をした。 それが、正直な気持ちだった。 訃報を知り、コラム「川に生きる」に書いた。 いろいろなことが思い出されて、煮詰まってしまっ [続きを読む]
  • 第42回 津波の記憶  故郷の祭りの残る先祖の教え 
  •  必ず来るという南海トラフ地震。このコラムは故郷の母に向けて書いたものです。「津波の記憶」故郷の祭りの残る先祖の教え! 東北最大の流域を誇る北上川には河口が二つある。ひとつは旧北上川とよばれ、宮城県石巻市の市街地を流れて石巻湾に注ぐ。もう一つは牡鹿半島をへだてた北側の追波湾に注ぐ新北上川だ。 東日本大震災による津波で、児童と教職員計八十四人が犠牲となった同市立大川小学校の悲劇。津波にのまれながら助 [続きを読む]
  • 42th 川を耕す   アユの産卵をみる会 の準備
  • アユの産卵をみる会の準備でおこなっている「耕耘」 川を耕すことについて。今年は11月2日午前10時より「公開 リバーリバイバル」を行います。 参加自由、ただし、胴長をご用意下さい。川原でアユの産卵場を整備します。会場は、「アユの産卵をみる会」会場です。川を耕すアユという名は「落ちる」という意味の古語「あゆる」からという説がある。秋は、雨ともに訪れる。雨が降り、水温が下がる川面を、ぽつりぽつり、アユの [続きを読む]
  • 第26回 アユの産卵をみる会のご案内。
  • 「第26回 アユの産卵を見る会」のおしらせ           日時: 2016年11月5日(土曜日)  第1部 アユの産卵観察会:午後4時より午後6時まで 第2部 アユを送るたき火会 午後6時30分 〜 朝まで 場所: 岐阜市 元浜町地先  長良橋下流400m左岸(金華山側)目印は「あゆをみる会」の青い旗です。 会場へは岐阜バス 長良橋下車(JR岐阜駅から15分)鵜飼乗船場から堤防沿いに下流に向かい、堤防が切れた部分か [続きを読む]
  • 40th イワナの産卵床を再生する。高原川漁協
  • 漁協は魚を放流して、遊漁料をとるだけではないんだよ! 高原川漁協、砂防堰堤で産卵場に移動できないイワナの人工産卵場を作る取り組みを紹介します。やわらかな木漏れ日の中でなにがはじまるのか。ここは、奥飛騨温泉郷、栃尾温泉を流れる高原川の支流蒲田川。河川敷に、木立に囲まれた小さな流れがある。この流れは、イワナの産卵を目的とした人工の河川で、上流の砂防堰堤から水を引いて造られている。 10月の終わり頃、 [続きを読む]
  • 39th 長良川潮止めのマウンドはよみがえるか!
  • 長良川河口堰の建設目的の一つは、浚渫して洪水時にたくさんの水を下流に流すことだ。そのために、潮を止めていたマウンドという浅い部分を取り除くことが必要とされた。しかし、その除去されたはずのマウンドがよみがえりつつある。「あんたの魚探で測れんやろか」 長良川の川漁師大橋亮一さんからの電話だった。大橋さんは愛知県長良川河口堰最適運用検討委員会の委員をしている。委員の今本博健先生が長良川の水深を測りた [続きを読む]
  • 第38回  ミズガキと川ガキ  河川遊泳型児童を考察する?
  • (ミズガキ」と「川ガキ」。河川遊泳型児童には二種類があるという発見レポート! 「ミズガキ」の誕生秘話も紹介?!川辺のにぎわいが消え、暑かった夏も終わろうとしている。にぎわいといえば、川で遊ぶ子供たちに優るものはない 魚類研究仲間たちと飲んでいる時だ。魚類研究家で日本中の河川を知る君塚芳輝さんがどこそこの川には「ミズガキ」がいる。という話をされた。君塚さんは川で遊ぶ子供をミズガキと名づけて、魚類など [続きを読む]