K-CO さん プロフィール

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K-COさん: カルト宗教からの脱会 〜赤裸々しくじり体験〜
ハンドル名K-CO さん
ブログタイトルカルト宗教からの脱会 〜赤裸々しくじり体験〜
ブログURLhttp://s.ameblo.jp/lovepeace5515/
サイト紹介文洗脳により、人の人生はどの様になっていくのか? 実体験を、赤裸々に綴って行きます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供127回 / 170日(平均5.2回/週) - 参加 2016/09/19 15:05

K-CO さんのブログ記事

  • 赤裸々しくじり体験〜最終章〜
  •   昨年の9月から綴り始めたこのブログも、早いもので半年を迎えようとしています。高校生の頃から始まったしくじりの道。ここまで詳細に綴ることに多少の不安はありましたが、それでも『自分の心の整理』と言う目的は達成されたように思えます。 日本に帰ってきた当時は、誰にも言えず、誰にも分ってもらえず、孤独の中でただもがいていました。真っ暗闇のトンネルの出口が見えずに、どこをどう進んで行ったら良いのかも [続きを読む]
  • いよいよ出国
  •  いよいよ私たちの順番が来ました。3人分のパスポートを提出すると、審査官が私たち一人一人の顔を確認しながらコンピュータに何やら入力をしています。私の心臓はバクバクして、もう張り裂けそうでした。 「あなたたちは、出国出来ませんよ。」 そう言われるのではないかと、3分ほどの手続きが1時間にも2時間にも感じるほど長かったように思います。私たちのパスポートにハンコが押されます。どうやら無事に、出 [続きを読む]
  • 出国手続
  •  翌日、まだ星空の見える早朝にお姉さんの車で空港へと出発しました。午前中の便を予約していたので、早めに空港に行ってスマートフォンの解約手続きなどやっておきたかったからです。 お姉さんの家から空港まで、車を飛ばして40分。車内で色んなことが走馬灯のように、私の頭の中を過りました。この時の私を突き動かしていたのは、「ただ自分の人生を取り戻したい。」そんな思いだったと思います。 空港に着き、お [続きを読む]
  • 最後の夜
  •  ターミナルから、今晩お世話になるお姉さんに電話を掛けるとすぐに迎えに来てくれました。子供たちは、そのお姉さんと一緒に昼ご飯を食べて待っていたようでした。私たちは、あまり来ることのなかったソウル市内を始めてじっくりと観光しました。ソウルは、東京とそんなに変わらない印象を受けました。田舎暮らしをずっとして来たので、何となく都会の空気が懐かしくもありました。何しろ、行き交う人が知り合いでないことがと [続きを読む]
  • 哀れな男
  •  一人別行動をとった私は、とある人と高速バスターミナルで待ち合わせをしていました。10年ぶりにあったその人は、少し肉付きの良い体つきになってはいたけれど不思議と違和感なく再会することが出来ました。私はその人に、日本に帰る前にどうしても確認しておきたい事があったのです。 「久しぶり。」 その人は、とても警戒しているように見えました。当時はこんなに韓国語が話せなかったから、少し驚いた表情を見 [続きを読む]
  • 脱出
  •  翌日、彼は朝早く出かけて行きました。私はペンションの彼女にすぐに電話を入れて、今すぐに迎えに来て欲しいと頼みました。彼女もいつでも私を迎えに来られるように準備してくれていたようで、10分もしないうちに彼女の車が私の家の前に停車しました。私は、家のカギと車のカギをリビングのテーブルの上に置き子供たちと共に彼女の車に乗り込みます。最後にハルモニに挨拶をしたかったのですが、夫がいつ帰って来るか分から [続きを読む]
  • 別れの挨拶
  •  帰国のための渡航書を発行してもらった帰り道、私はペンションを経営している友達と「どうやって出国するか」の作戦を練っていました。今日を含めて3日以内に出国しなければならないので、素早く行動に移さなければなりません。 私はいつも日本に帰る時は、前日に仁川国際空港入りして地下にあるチムヂルパンで一泊してから飛行機に搭乗していました。田舎なので、前日に仁川まで行っておかないと飛行機に乗り遅れる可能 [続きを読む]
  • 帰国のための渡航書
  •  2日後、給料が振り込まれるのと同時に日本行きのチケットを購入しました。姉に頼んでおいた戸籍謄本が到着するまでの時間や、ソウルにある日本領事館に行くタイミングなどを考えて日付を決めました。 東京へ帰るには、仁川国際空港から成田に行く方法が一番安く帰れます。しかも、飛行機の時間帯が早朝や夜間だと余計に安くなるのです。振込まれた給料12万円で、親子3人が東京までたどり着かなければならない訳ですか [続きを読む]
  • 求めよ、さらば与えられん
  •  パスポートがないことに気づいた私は、愕然としました。 どうしよう・・・。このままじゃ、日本に帰れない・・・・。 一瞬頭がパニックになりましたが、何か方法はないのかと自分の心を落ち着かせました。受話器を取り電話を掛けます。そこは、在韓日本国領事館。 「もしもし、パスポートを紛失したのですが再発行はどうしたら良いでしょうか」 「再発行ですか」 「一週間後には帰国したいのですが・ [続きを読む]
  • ここまでか・・・
  •  信頼を寄せていた二人と、職場のチームリーダーにしか日本に帰ることを伝えていませんでした。私はとにかくお給料日が来たら、飛行機のチケットを買って直ぐにでも日本に帰国しようと考えていたので、ハルモニにさえもまだ話をしていませんでした。 しかし、チームリーダーから部長に話が行くと職場の中であっという間に広まっていったのです。私は、同僚たちに「辞めて日本に帰るのか」と聞かれましたが、あくまでも「誤 [続きを読む]
  • 無事に日本へ帰れるのか?
  •  日本に帰国することを決心した私ですが、ド貧乏生活を送っていたので貯金など一銭もありませんでした。飛行機のチケットを買うには、次の給料日まで待つしかありません。給料日が来たらすぐに飛行機を予約して、日本に帰ろうと計画したのです。 日本に帰国することは、師匠と文化院の事務局長だけにしか伝えませんでした。日本に帰る前に一度3人で食事をしようと言う事になり、また変な噂が立つと困るので村から車で20 [続きを読む]
  • 人の不幸は蜜の味
  •  とにかく田舎の人たちは、娯楽が少ないからなのか噂話が好きでした。人の不幸は蜜の味なのでしょう。そんな田舎町出身の金君は、この噂好きな村の人たちが大嫌いだと言っていました。都会では箸にも棒にも掛からない事も、ここでは本当に大袈裟に広まっていくのです。 周りからの心無い言葉。「お前、年上好きなのか」「日本人と寝てどうだったか」 特に韓国の男性たちは日本のセクシービデオを大好きで、日本人=性 [続きを読む]
  • 姦通罪
  •  勤務中にスマホが鳴りました。誰だろうと思ってみると、バンドメンバーの金君からの着信でした。 「もしもし どうした」 「ヌナ(お姉さん)・・・・。」 「どうした 何かあった 元気ないじゃん。」 弟のように可愛がっていた金君の声が、何だかおかしいのです。 「ヌナ・・・・僕・・・よく分からないんだけど・・・・。ヌナの旦那さんから連絡貰ったんだ。」 「えっ 電話番号も知らないはず [続きを読む]
  • 堂々と生きたい
  •   リーダーの彼女とは、職場も一緒でしたのでバンドを脱退したと言っても気まずい日々が続きました。仕事は仕事と割り切って過ごしてはみるものの、彼女に監視されているようでとても嫌な気持でした。なかなかバンドのボーカルが見つからずに、彼女から何度も戻ってくるようにと説得をされたのですが、私はもう関わりたくなかったので一切拒否しました。ボーカルが見つかなかろうが、見つかろうが私にはもう関係のないことでし [続きを読む]
  • 昨日の友は今日の敵
  •  私は心の底から傷つきました。統一教会を通して出会った韓国人夫から、DV、経歴詐欺、アルコール依存症、働かない、借金、蒸発等々・・。2度の祝福を通してボロボロに傷ついていました。その赤くただれた傷口に、彼女たちは更に塩を塗り込んで来たのですから。 その噂のせいで、師匠は職場の上司からもお咎めを食らったようでした。私は本当に申し訳なくて、これ以上迷惑は掛けられないと師匠との連絡を一切断つことにし [続きを読む]
  • 人の噂も75日?
  •  私自身「裏切者」のレッテルを貼られる意味が、よく分かりませんでした。私のしたかった事に参加しただけで、お金を貰った訳でもありませんでしたから。多国籍バンドは多国籍バンドで、別のものだと考えていました。それでも、メンバー全員が私に対して怒りを露わにして来ました。特に日本人の母に似ているあのバンドのリーダーのご立腹は、相当なものでした。 何で私に報告しないの何で私を誘わないのバンドのリーダーは [続きを読む]
  • 私は裏切者だったのか?
  •  時は、2013年の夏になっていました。私はバンド活動の中で、打ち合わせに参加する事で色々な友達を作れました。ほとんどが韓国人で、とくに男性が多かったんですね。今まで教会に通っていた時は、男性と話してはいけないとか、男性と目も合わせてはいけない的なマインドコントロールを受けて来たので、男友達は作ることが出来ませんでした。 でも、洗脳が解けた今はそんなの関係ねぇ〜(笑)特に韓国人女性は気性が激 [続きを読む]
  • さようなら、ハラボジ
  •  病院から強引に退院してきた私ですが、家に帰ってくると帰ってきたで動かざるを得ない状況になるんですよね。まだ骨はくっついていなかったので、あと一週間ほど職場を休むことにしました。 そんな時です。ハラボジが天国に召されたのは。もともと長い農作業のせいで腰が悪かったハラボジでしたが、ここ何か月かで一人では起き上がれない状態になっていました。そんな中でも、子供たちを見て下さったハルモニの優しさに頭 [続きを読む]
  • さらなるアクシデント⑤
  •  私は最初、入口近くのベッドに移るように指示されたのですが、1時間としないうちに一番窓際のベッドに移るように言われました。その理由は分からないのですが、その病室にいた人達はみんなお婆ちゃんたちでした。 もしかしたら、日本人の私が隣に来るのが嫌だったのかも知れない。もしかしたら、新入りを警戒していたのかも知れない。もしかしたら、私には分からないルールがあったのかも知れない。 とにかく、痛い [続きを読む]
  • さらなるアクシデント④
  •  寝てることしかできなかった私の、唯一の楽しみが食事でした。また、幸いなことにトイレが病室の目の前にあったので本当に助かりました。点滴を刺しながら、コロコロ歩くのは本当に骨が折れますからね。怪我をしてみて気づく、健康と言う有り難さ 毎日のように担当医が回診に来るのですが、私は寝てるだけの治療なので挨拶だけして帰って行きます。何だか放ったらかしにされてるようで、寂しい気持ちにもなりました。入院 [続きを読む]
  • さらなるアクシデント③
  • 担当医が息を弾ませながら、病室に戻って来ました。 「もう一度、レントゲンとMRIを見てきました。ヤッパリ折れてたよ〜」 本日、二回目の水谷豊ばりの「はい」が思わず出てしまいました。 「いやぁ〜ヒドく折れてたよ。あれだけ折れてたら、さぞかし痛かったでしょう」 この人は、何を言ってるんだろうかさっきは、明日帰れって言ってたよね・・・ふつふつと怒りが込み上げてくる。 「全治2ヶ月です。 [続きを読む]
  • さらなるアクシデント②
  •   紹介状を手に、痛みをこらえながら外に出るとチラチラと雪が降っていました。雪が積もる前に、急いで総合病院へ行かなくちゃ夫に電話を入れてみます。その日は珍しく土方の仕事に出ていた夫。電話をすると案の定怒鳴られます。 「忙しい時に電話するな」 期待はしていなかったけれど、こんな時ぐらい少しは心配してくれても良いのに・・・と悔し涙があふれ出て来ました。私は、子供達の事をハルモニに頼み、流れる [続きを読む]
  • さらなるアクシデント
  •  教祖が死去したことにより、私の中での統一教会は終わったのです。 しかし、「はい、そうですか。」と簡単に割り切れるものではありませんでした。 子供たちも韓国社会に馴染んで学校生活を送っていましたし、私自身も韓国での基盤を作り上げていた状況でした。 ただ一つ私から統一教会を除いた時、この憎き夫と共に暮らす意味が分からなくなりました。 子供の生物学的父親ではあるものの、高校生の時から38歳の現在まで [続きを読む]
  • マインドコントールからの目覚め
  •   韓国での生活に慣れ、自分なりに楽しいことを見つけ、自分なりに幸せだなぁと思えることも見つけられて、居場所や方向性も見えてきました。この何年かで生活基盤も作れたし、頑張って生きていこうと思っていた矢先にあの瞬間を迎える事となったのです。 2012年9月3日。文鮮明氏死去。 教会から心はすでに離れていたものの、脱会を決意できなかった一番大きな理由がここにありました。 [続きを読む]