ミナ さん プロフィール

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ミナさん: スウェーデン介護士の瞳に映る世界
ハンドル名ミナ さん
ブログタイトルスウェーデン介護士の瞳に映る世界
ブログURLhttp://ameblo.jp/swedenkaigo/
サイト紹介文スウェーデン介護の現場事情や、その他日々気が付いたこと両国間で比較しながら書いていこうと考えています
自由文現在スウェーデンの老人福祉施設で介護福祉士として働いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供202回 / 213日(平均6.6回/週) - 参加 2016/09/30 16:22

ミナ さんのブログ記事

  • やっぱり違う感覚
  • ※食事中の方はこの記事スルーしてください 人が死ぬということは、どんなこととも比べられないくらい、人の心に重く響きます。 介護の仕事は、汚い汚物を扱ったりすることが多いので、長く仕事をしていると、なんとなく慣れてきて、自分の食事中にトイレ介助や嘔吐物の処理をしても、介助後、食事を続けられるというような神経になっていきます^^;ただ、やはり人間の死だけは、さすがに心に響くんだなぁと感じ [続きを読む]
  • 朝のお散歩
  • 日本はもうすっかり春ですよね^^スウェーデンは先週、雪が降りました。さすがに春が恋しいです^^; 森の素敵な空気を吸いに朝の散歩へ。 これからの時期、花粉が飛び始めるので、花粉症の私は、森に近づけなくなります 最近の森の中には、花が咲き始めました。 ただ、まだ寒すぎて、シュンとなってる姿を見かけることの方が多いです。暖かいと思って出てきたら、雪が降るんですから、花たちも「聞いてない [続きを読む]
  • 最初はみんな不安
  • 夏休み前になると、たくさんの新人研修生がやってきます。最近では、週に1度は新しい研修生に出会います^^ 研修生の多くは外国人で、まだ言葉が十分に出来ない人もいます。そんな彼らを見ていると、自分がスウェーデンで働き始めた頃のことをよく思い出します。なので、彼らの気持ちが手に取るように分かるので、出来るだけ不安を感じないように仕事を教えています。私は最初の頃は全てにおいて、とにかく不安しかな [続きを読む]
  • 可哀想に・・・
  • 終末期ケアの利用者に「可哀想に・・・」という表現方法を良く聞きます。 この「可哀想に」という表現はいろんな時に使われますが、スウェーデンに来てから日本と違う意味合いで使われるなと思ったのは、やはり終末期介護の時でした。 日本で終末期状態にある利用者に対して「可哀想に」という表現を使う場合、「こんな状態になってしまって可哀想に。少しでも良くなるといいけど。」という意味で使われることが多 [続きを読む]
  • 介護士としての経験
  • 高齢者介護に携わっていると、現代に生きる人間は、何故ここまで自然に死ぬことが出来ないんだろう?と感じることがあります^^; 今まで私の終末期介護に関する記事でも、何度も話してきた人は、いつか必ず死を迎えるということ。これは、人間全てに平等に与えられていることで、誰も止めることが出来ません。 私たち介護士は24時間利用者の健康状態を見ているので、少しずつ体が弱っていく過程や、ある程度の終 [続きを読む]
  • よく合ってる
  • 先日、とても嬉しいことがありました。 まだ知り合って数週間しか経っていない家族だったのですが、私の人柄と介護対応方法が素晴らしいと、ものすごく褒めてもらえたのです 話を聞くと、利用者自身が私の対応を家族に話したらしく、それを聞いた家族がすごく安心感を抱いたことと、家族が私と話している時に感じる私からの雰囲気で、安心して親を任せられると感じたそうです。そして、「あなたは介護士にとっても [続きを読む]
  • 研修期間
  • 夏休み前になると、夏休みに臨時職員として申し込んだ新規の人たちが、続々と研修にやってきます。 臨時職員だけではなく、正社員もそうなのですが、スウェーデンの介護現場研修期間は合計2日のみと、とても短いです^^;日本で働いていた時は、入社して3か月位は正社員にくっついて、毎日仕事をしていた記憶があるのですが、スウェーデンでは、朝1日、夜1日の計2回で、3回目からは1人で全部の仕事をこなさなければい [続きを読む]
  • スウェーデンの春模様
  • 4月なのに雪が降ったり、気温がマイナスになったりしているスウェーデンですが、そんな中でも少しずつ自然の中で春を感じています^^ この太陽光線の強さ。加工しているわけではありません。本当にこの強さです。ジリジリ痛いですよ^^; やっと蕾から葉っぱが出始めてきました^^ 頑張って大きくなってね^^ 新旧コラボレーション いつもの散歩道。 木から落ちた枝が素敵なアーチを作ってくれ [続きを読む]
  • 相手に優しく出来ない
  • 私は介護福祉士として高齢者介護の世界で働き、多職種との連携により経験も知識も蓄えているので、自分は高齢者介護のプロだと思っています。いろんな利用者の介護をしてきて、どんな状況でも自分の感情を消し、相手に合わせ介護をする技を身に着けています。 しかし、そんな私も人間です。どうしても利用者に合わせられず、優しく介護出来ない時もあります。 これは介護している人は全員同じではないかと思います [続きを読む]
  • 猫先生
  • うちには1匹の家猫がいます。彼の名前は「猫先生」旦那が私と結婚する前から飼っていた猫で、元々の名前は「Cat master」だったのですが、私と旦那が日本語で会話をしている中で、段々「猫先生」という日本名に変わっていきました^^そんな猫先生も今年で17歳。最初に見た時は、なんて綺麗な四角い口をした猫なんだろうと思ったのですが、最近では、体を舐めるのを全くしないため、毛がボサボサだし、体中のあちこちに問題があり [続きを読む]
  • 座薬の件の結果発表とお礼
  • 以前に紹介した座薬の件ですが、読者の皆様のおかげで自分なりに解決できました!これからは胸を張って尖った方からの挿入でも良いということが出来そうです。ありがとうございます 皆さんからいただいた情報と私が集めた情報をまとめると、日本、アメリカ、オーストラリア、中東では尖った方からの挿入が通常だそうですが、スウェーデン、ノルウェーでは平らな方からの挿入を勧めているそうです^^;(北欧全部そうな [続きを読む]
  • 外国人介護士に求められるもの
  • さて、ここで質問です。スウェーデンのイースター(復活祭)でどんな料理が出されるか知っていますか?イースターに欠かせないものは何ですか? 答えられたあなたは明日から、「良く出来る介護福祉士」のレッテルを貼られます。答えられなかったあなたは明日から、「出来ない介護福祉士」のレッテルを貼られます。 日本人だし、スウェーデンの文化を知らないからしょうがない?学んでる途中だから仕方ない?利用者にとっ [続きを読む]
  • お礼と感謝の言葉
  • 本日もミナのブログへお越しいただきありがとうございます いつも記事を読んでくださる方、写真を見てくださる方、読者登録をしてくださる方、いいねを押してくださる方、コメントをくださる方、メッセージをくださる方、いろいろな方々がスウェーデン介護やスウェーデン社会へ興味を示してくれて、とても嬉しく感じています ブログを初めて約半年。この半年、ブログを書いている中で落ち込んでいた時期もあ [続きを読む]
  • スウェーデンのやり方に染まる?!
  • スウェーデンで働き始めた時に、日本との働き方と比べていろいろびっくりしたことがあります。今日はそんな私のびっくりしたことをご紹介します。 まずは、靴。起床時に、ベッドでオムツ交換やズボンの着脱を介助する場合や、リフトを使用している場合、ベッドに寝ている状態の時に利用者に靴を履かせます。私の中では、靴は床と接する汚い物という認識があるので、ベッドの上で靴を履かせる?と、最初に見た時はかなり [続きを読む]
  • 未知の世界へ飛び込む
  • 私が今まで一緒に働いてきた同僚たちは、もちろんスウェーデン人もいますが、他の国の人たちも大勢います^^ スウェーデン人は日本人と対応がよく似ていて、正確に物事を判断し、状況に対して臨機応変に落ち着いて対応します。ただ、南ヨーロッパ、中東、アフリカの人たちの対応は少し違うことがあり、いつもいろいろと勉強になります。 彼らは、元々が楽天的というかなんというか、基本的にとても明るいんです^ [続きを読む]
  • スウェーデン看護師さんの気持ち
  • 今までの記事でも何度か経管栄養や点滴について書いてきましたが、スウェーデンではやはり、終末期ケアで経管栄養や点滴は行わないというのが主流です。 ただ、ごくたまにですが、経管栄養や点滴を自分の意思で決められない利用者に行うことがあります。特に、経鼻経管栄養や点滴は利用者が無意識にチューブを引き抜いてしまってりして、看護師さんたちがまた入れ直すということがあります。今回はそんな看護師さんたちの気持 [続きを読む]
  • 失敗から学ぶ
  • 今の施設に来る前の話です。 今の施設で正社員になる前は、臨時職員としていろいろな施設で働いていました。その当時は、3つの施設で臨時職員として働いていたので、それぞれの施設で働くのが1か月ぶりということもよくありました。その中の一つの施設は短期入所リハビリ施設で、病院で手術や治療直後の利用者が多く入所していました。 ある日、その施設で働き初めて2か月経った頃、前回の仕事から2週間ぶりに働 [続きを読む]
  • 終末期介護〜家族の心の準備期間
  • 今回は終末期介護においての職員の対応と家族の気持ちについて書いていこうと思います。 終末期介護の時に私自身が特に気を付けていること、それは、家族とのコミュニケーションです。 終末期での利用者への手厚いケアはもちろんですが、家族への連絡はいつも以上にマメに行っています。 利用者によく会いに来ている家族は、利用者の健康状態をよく理解しているので、もう利用者の命が長くないことを、私たち職員が [続きを読む]
  • 空間失認の見解の違い
  • 先日、脳卒中により片麻痺になった利用者を介護していた時のこと。その時に他のスタッフが麻痺側から話しかけていたのを見て、スウェーデンの介護学校で学んだ「空間失認」への介護方法の違いについて思い出しました。 日本の介護学校では、脳卒中で片麻痺になった場合、麻痺側が空間失認になりやすいので、健側の方に物を置いて利用者が認識出来るようにと学んだのですが、スウェーデンでは、麻痺側に置いて練習させる [続きを読む]
  • 施設を選ぶ時の大切な質問
  • 先日入所希望の利用者家族に、「あなたはここでの仕事が好きですか?」と聞かれました。 ド直球で施設への私個人の意見を聞かれたのは初めてだったのでびっくりしたのですが、「同僚も好きだし、仕事内容も好きなのでとても気に入ってます。」と答えました。その時に家族がホッとした笑顔を見せてくれて、その表情から、私の答えでこの施設が良いか悪いかを判断しているようにも見えました。 どの施設でも自分の施 [続きを読む]
  • 癒しの空間
  • 介護の仕事は大変ですか?と聞かれたら迷わず「ハイ」と答えます。介護の仕事は楽しいですか?と聞かれたら迷わず「ハイ」と答えます。 スウェーデンで介護士として働き始めてから正直ずっと、自分の知識以上のことを求められているような気がして、よく責任に押しつぶされそうになることがあります。言語もそうだし、介護士の仕事内容が日本で言う看護師のようなことをしているということも、押しつぶされそうになっている原 [続きを読む]
  • スウェーデン労働組合の歴史と働き
  • 今のスウェーデンの労働市場は労働組合の存在を無視して語ることはできません。スウェーデンで介護士として働いている私も、給料が安い職員数が少ない掃除や調理は介護士がやるべきことじゃないなどと、それなりに労働環境に文句があります^^ただ、それでも日本に比べると圧倒的に労働環境は良いんです。それはやっぱり労働組合が会社と戦ってくれているおかげなんだなと実感します^^ 今日は少し長くなりますが、組合員研 [続きを読む]
  • 労働組合の交渉が続いていた
  • クリスマス前に暗礁に乗り上げた労働組合と会社との給料アップの話。(興味のある方はストライキ決行予定!をご覧ください)交渉成立でストライキは回避されたけれど、実はまだ細かい交渉が終わっておらず、契約にある3月1日からの賃金引上げが後払いになることに 今月の給料明細を見たけれど、給料が変わっておらず??と思っていたら、組合から、「私立の会社がいろいろ渋っていて、全部を決めてから給料を上げたいから、3 [続きを読む]
  • 寝たきりにならない理由
  • スウェーデンでは1日中ベッドの上で寝たきりという利用者はほとんどいません。もちろん、高熱があったり体調が悪い時は別ですが、要介護度が高いからと言って、ベッドで寝たきりになるということにはなりません。 脳卒中などで麻痺になり歩行が困難になった場合、病院で急性期の処置が終わると同時に、OTとPTにより、それぞれの利用者に合った自助具が用意され、リハビリもすぐに開始されます。短期入所施設や高齢者施 [続きを読む]
  • 終末期介護はいつから始まる?
  • 最近仕事中によく考えている終末期介護について。終末期における利用者への対応は、家族にとっても、介護士にとっても大きな心の負担になります。 家族が利用者の体調を把握しておらず、終末期だということを認識できないことは、利用者本人にも、家族自身にも、私たち介護者にも混乱を招くことがあります。例えば、食事も摂れず、明らかに衰弱していて、上体を起こすだけでもやっとの利用者に対して、家族が入浴をさせ [続きを読む]