ミナ さん プロフィール

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ミナさん: スウェーデン介護士の瞳に映る世界
ハンドル名ミナ さん
ブログタイトルスウェーデン介護士の瞳に映る世界
ブログURLhttps://ameblo.jp/swedenkaigo/
サイト紹介文スウェーデン介護の現場事情や、その他日々気が付いたこと両国間で比較しながら書いていこうと考えています
自由文現在スウェーデンの老人福祉施設で介護福祉士として働いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供273回 / 322日(平均5.9回/週) - 参加 2016/09/30 16:22

ミナ さんのブログ記事

  • 日本人の感覚が抜けない
  • スウェーデン介護現場で働き始めて早11年。働き方や考え方も、すっかりスウェーデンに馴染んでいるなぁと思っている自分ですが、どうしても日本人の感覚が抜けないところがあります。 先日、私は急に熱発して、夕方からの仕事に行けなくなったのですが、あまりに急だったので、出勤3時間前にボスに電話をかけ、熱があるということを伝えました。ただ、私の感覚では、別に熱があるだけで、全く動けないという感覚ではなかったので [続きを読む]
  • 戦争を感じる距離
  • 昨日は終戦72年目でした。皆さんはどんなことを思いながら過ごしたでしょうか。戦争は遠い昔のことで、絶対にしてはいけないことだと誰もが思うと思いますが、実際のところ自分の意思とは反した状態で戦争は始まります。 ヨーロッパに住んでいると、国々の関係性の不安定さを肌で感じることができます。数年前に、ロシアがクリミア半島をロシアの領土にしようとしていた時は、多くの人がこのままヨーロッパで戦争が始まるんじゃな [続きを読む]
  • 仕事に対しての考え方が根本的に違う
  • 今日の朝、Yahooニュースでこんな記事を目にしました。「残業しわ寄せ」に苦しむ中小企業の対応 この記事を読んで、会社が大変な中で、社員の労働環境や体調のことを考えてくれているこの社長さんは素敵だと思ったのが私の率直な意見だったのですが、記事に対するコメント欄を読んで、なるほど〜仕事に対する考え方がスウェーデンと根本的に違うなぁと感じました^^;(こういう記事のコメント欄は今の社会の心の叫びが書かれて [続きを読む]
  • スウェーデン介護士の離職率
  • 最近日本のニュースでもよく取り上げられている介護士の離職。今日はそんな介護士の離職について、両国を比較しながら私の意見を書いてみたいと思います。 「スウェーデン介護士の離職率」これは、統計で調べたわけではないので、私の経験でしかないですが、スウェーデン介護士の離職率は日本に比べて圧倒的に低いと思います。 今のスウェーデン介護現場を支えている年代は50代〜60代。彼らのほとんどは、介護歴20年以上のベテラ [続きを読む]
  • 自分の人生を豊かにする仕事
  • 皆さんは「介護」と聞くとどんなイメージを持っているでしょうか?最近の世間一般についたイメージはきっと、給料が低い、重労働、汚い、臭い、娘・嫁の役目、24時間の時間制限、忍耐など、大体、このようなイメージが先行しているように感じます。 実際、上記に書いてあることも否定はしません。(ちなみに「娘・嫁の役目」に関しては、スウェーデンでは死語ですねぇ^^;)日本では最近、介護士不足が深刻な問題になってきて [続きを読む]
  • 福祉国家の孤独
  • 私の同僚たちは世界のいろんな国から来ています。その時に、彼らは「どうしてスウェーデン人はこんなに孤独なのか?」と、疑問に思うそうです。 アフリカや中東の国々では、家族や友人関係の絆が深いので、先日、仕事を一緒にしていた時に、何故スウェーデン人はこんなにも寂しいのかという話になりました。彼らの話によると、彼らの国では、介護が必要になった高齢者は、近所の人や友人、家族が入れ替わり立ち代わり家に来るた [続きを読む]
  • フィーカと休憩時間
  • 介護の仕事内容の大変さは、入所している人のADLによってかなり差がでます。私の働いている部署は一般棟で、10人の入所者がいて、10人を朝は2人、夜は1,5人で介助しているのですが、最近は入所している人の多くが自立しているため、仕事がとっても楽になってきました^^ 一時期、10人中7人がリフトによる、移乗介助が必要だったので、その時に比べると今は、2人がリフト介助なので、時間的にも内容的にも大きく差がでます。さ [続きを読む]
  • こんなおばあちゃんになりたい
  • 高齢者介護の仕事をしていると、いろんな人の人生を見ることが出来ます。そして、それぞれの人がどういう背景の中で、今の性格になったのか、人間関係を作り上げてきたのかというのが良く見えます。 私たち介護士は、利用者の今までの生活背景と、性格を考慮しながら、利用者に合った介護サービスを提供するので、出来るだけ利用者のニーズに答えれるように、利用者との関係を深く作り上げていきます。そして、介護士は、自分が [続きを読む]
  • 認知症を知ること
  • 介護が社会問題になってきている日本では認知症という言葉が、一般な人にも知られるようになり、認知症は老化による物忘れではなく、病気だということを知っている人が多くなってきていると思います。 スウェーデンでは、まず両親と一緒に暮らしているという人がいないので、自分の両親が認知症になっているかどうかということに、初期の段階で気が付くということはとても難しいです。子供がいても、子供たちは遠くに住んでいる [続きを読む]
  • 危険予測しすぎ?
  • スウェーデンで介護士として働き始めて11年。そこまで長くスウェーデン介護現場にいても、日本人としての性格は変わらないなぁと思うことがあります。 特に他の職員と一番違うなと感じることは、危険予測。あらゆる側面から利用者のことを観察して、危険を予測する能力は、やはり他の職員より細かいと思います。例えば、車椅子に座っている時に、不安定な座り方をしている利用者がいたとして、その利用者の体の向きや座っている [続きを読む]
  • 体位変換
  • 先日病院で働いた職員に疑問を投げかけられました。それは「体位変換」について。 私の施設では、夜間帯に体位変換するのは、オムツ交換の時。大体4時間おきになりますが、病院で働いていた職員は、「何故そんなに長い間体位変換をしないのか?病院でも同じ褥瘡予防のマットを使ってるけど、体位変換してるのに」と言っていました。 利用者本人が自分の意思で体を動かせない人や、動かせるけど普通のマットでは苦痛を伴う場合、 [続きを読む]
  • 残業について
  • 今日は残業や残業手当について少し触れていきたいと思います。 スウェーデンの介護現場では、緊急や不測の事態以外は、基本的に定時で仕事を終えて帰ることが出来ます。もし、どうしても自分でなければいけないことや、人が足りないということであれば、職場に残りますが、それ以外の理由で残業になることはほとんどありません。そして残業になった場合、残業したことをボスに報告して、その残業手当をお金でもらうか、時間でも [続きを読む]
  • やっぱり好き
  • 夏休み初日、無事に終わりました。いろいろ把握しなくてはいけないことがたくさんあったけど、一番感じたことは、やっぱり利用者と関わるのが好きだなぁ〜ということ^^昨日は情報収集や新しい臨時職員などのことで不安だったけど、全然問題なく1日過ぎました。「おかえり〜!ミナが戻ってきて嬉しいよ〜!」と話せる利用者全員に言われ嬉しかったです^^ 夏休みで数週間会えなかった分、会えた時の喜びというのがいつも以上で [続きを読む]
  • 不安な始まり
  • まだまだスウェーデンの短い夏は続きますが、夏休みが終わる私は、周りの人より先に仕事モードに戻ります^^というわけで、今日からはまた介護の話も書いていきたいと思います。 スウェーデン社会の夏休みは基本的に「前半」と「後半」に分かれていて、前半4週間と後半4週間で職員の夏休みを分散させて取ります。毎年大体、夏至祭の後の週(6月の一番最後の週)から夏休みが始まります。そして後半は7月の末から。前半と後半に [続きを読む]
  • 出没中!
  • 私の夏休みが終わろうとしています。来週からまた仕事モードに戻りますが、その前にスウェーデンの自然と、最近よく出没中の動物たちをご紹介します^^ この青空の青さは、空気が澄んでいるから出せるものなのかなぁ。 こういう日は、空の割合を写真に多く入れることで素敵な写真に仕上がる!!・・・と思っています^^ 遠くの方で風車も回っています。 「ザ・スウェーデンの田舎」というタイトルを付けた写真^^; こんな麦畑 [続きを読む]
  • 夏休み
  • 7月はスウェーデンの夏をお届けしていきます^^ いちご狩りの季節です。早速行ってきました^^ 1?400円くらいですかね。 さえぎるものが何もないところで、ひたすらイチゴを採る。もちろんしっかり焼けます^^; 森の中にはブルーベリーがぽつぽつと現れています。ただ、今年はブルーベリーがあまり実っていません。残念! ちなみに、この地面に広がる葉は全てブルーベリー。この森はこれが1km以上続きます。実りのいい年 [続きを読む]
  • 散歩コース
  • 夏休みを利用して、旦那の実家へ帰省していました。そして、そんな時に限って、携帯のSDカードのロックがかかり、ロック解除の暗証番号が書かれている紙は自分の家にあるため、携帯が使えず、持っていったノートパソコンもネット回線に接続出来ないという状態になり、TVもほとんど見なかったので、数日間メディア情報の無い生活をしていました。これが意外と快適で、余計な情報が入ってこなくなる分、ストレスも軽減^^意外とス [続きを読む]
  • スウェーデン7月の風景写真〜①
  • 完全に夏休みモードに入っているスウェーデン。仕事のことなんて考えている人がほとんどいない(笑)私もその中の一人なので、仕事が始まるまでは、介護から離れて、スウェーデンの7月の様子を、撮りためた写真の中からお届けしていきたいと思います^^ 夏と言っても、気温30度を超える日がほとんどないスウェーデン。25度以上になると、全員「いまだ〜!」と言わんばかりに泳ぎに行きます^^スウェーデン人は海に泳ぎに行くよ [続きを読む]
  • スウェーデンの海と湖
  • 夏休み真っ最中のスウェーデン。仕事から離れているので、私の仕事である介護の話は当分お休みして、夏のスウェーデンの様子を、今まで撮りためてきた写真を使ってお届けしたいと思います^^ スウェーデンの海は水質はとても綺麗ですが、南国の様なエメラルドグリーンではありません。水の質にも関係するのかもしれませんが、濃い青色がスウェーデンの綺麗な水の色です^^ そして、海と言っても、このように海の上にはたくさん [続きを読む]
  • 休むことの大切さ
  • 只今夏休み真っ最中のスウェーデン。「スローライフ」と呼ばれるスウェーデンを経験したければ、夏の間スウェーデンに住んでみると、よく分かるかもしれません。「普段通りの生活」をしようと思うと、思い通りにいかないことが多いです^^;(私のブログ更新も夏休みモードになります^^) 前に薬局へ行った時に、いつもなら開いている時間帯に閉まっていたので、開店時間を見ていると、夏休みの間は開いている時間帯や曜日が [続きを読む]
  • 体調不良時の食事内容
  • 現在のスウェーデンはすっかり夏休みモード。どの会社でも、半分の社員は夏休みになっていると思います。ということで、私も7月後半まで夏休みなので、思い切り太陽を浴びようと思います^^ 今日は、体調不良時の食事について書いていこうと思います。先日、私自身が少し体調不良で、その時に思いついたネタです^^体調不良の時に食べたい物と言えば、お粥やうどんなど。しかし、そんなものがスウェーデンのキッチンに常備ある [続きを読む]
  • 家族からの褒め言葉
  • 私が仕事をしている時に常に念頭に置いていることは、利用者の気持ちに寄り添った介護をするということ。もちろん時間がなく、業務優先になってしまうときもありますが、そういう時は、後々、その利用者の為だけに特別に時間を作って、フォローを忘れないように心がけています。 先日、入居利用者の家族が来ていました。ソファに座っていた彼らが、遠くから私のことを見つけて手を振ってきたので、彼らの所へ駆け寄って、久しぶ [続きを読む]
  • 同僚の昔話
  • 今日は私の同僚の話をしたいと思います。 スウェーデンは昔から移民者や難民者を受け入れている国で、最近では、シリアからたくさんの難民者を受け入れました。そんなわけで、スウェーデンに住んでいる外国人の多くは戦争難民者。私のような移民者もいますが、語学学校や介護学校で勉強している人のほとんどは難民者です。なので、ここ最近はスウェーデン人の介護士よりも、外国人の介護士が増えています。スウェーデン人たちは、 [続きを読む]
  • 高校生の社会実習
  • この時期にたくさんやってくるのは、新しい夏の臨時職員たちと、高校生たち。臨時職員は夏の間、正社員の代わりに働きますが、高校生たちは夏の間、市が決めた職場で1か月ほど夏の研修を行います。この高校生たちは、特に介護のプログラムを専攻しているというわけではなく、たまたま研修先が介護施設だったということもあります。(要は、夏の間の社会実習ですね)介護施設での彼らの主な役割は、利用者との散歩、レクリエーショ [続きを読む]
  • 原点に戻ってみる 〜 終末期介護
  • ブログを始めてから、皆様からのコメントにより、日本でも終末期介護で、経管栄養や点滴で延命をしているわけではなく、たくさんの介護施設でも看取りを始めているということを知ることができました。皆様、無知な私にいろいろ教えてくださってありがとうございます! そして、最近ふと自分がスウェーデンで働き始めた時のことを思い出しました。日本の働き方に慣れていた為、時間があるのに一人で焦り、時間に追われて慌ててい [続きを読む]