みぃ さん プロフィール

  •  
みぃさん: 季節(トキ)の硲で…
ハンドル名みぃ さん
ブログタイトル季節(トキ)の硲で…
ブログURLhttp://hanamorinouta.blog.fc2.com/
サイト紹介文徒然に、小さな庭と大好きな町を眺め、季節を口遊みながら過ごします。しばしおつきあいのほどを…
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供194回 / 327日(平均4.2回/週) - 参加 2016/09/30 21:05

みぃ さんのブログ記事

  • L'automne commence juste
  • 暦の上では とうに秋を迎えている照りつける陽射しの強さやうだるような暑さは変わらずともふと すれ違う風に見上げた空の色にいつの間にか生まれている秋の気配を感じて 驚くことがある秋を その名に冠する花が小さな まあるい蕾を緑濃い葉の中で慈しむように 育てて蕾は 幼子のように華奢な首を空へと伸ばし始める生まれたばかりの秋がおそるおそる小さな掌を広げて新しい季節を手招きする名残の夏の暑さの中で [続きを読む]
  • 日日是好日〜いのちの螺旋
  • 多分 生きるということはとても …とても単純で簡単なことなのだと 思うそこには 高尚な哲学や高邁な理想などなくシンプルで ストレートそして とてもあたりまえなこと誰もが その身の内にいのちの螺旋を抱いていて次の世代に自らの螺旋の構造を伝えたいそれは 細胞の隅々に刻まれた旧くて 深い記憶抱きあうことは前世から与えられた義務でありいのちあるものの権利でもありそれは 抗いがたい本能カラダを重ねるだけなら愛なんてな [続きを読む]
  • 祈りの日に思うこと
  • 確かに かつての日本軍は赦されないことをしたのだと思う確かに あの戦争は終わらせなくてはならなかったと 思う『だから』原爆は投下されて然るべきだったあのまま第二次大戦が終結しなければさらに100万を超える戦死者が出たかもしれない空襲が続き 本土決戦なんてことになれば無辜の市民だってさらに危険にさらされた『だから』広島 長崎への原爆投下は仕方のないことだった戦争を終わらせるための正しい選択だった『だから』… [続きを読む]
  • 日日是好日〜庭にも実りの季節
  • 小さな庭にもささやかな実りブラックベリーは鮮やかな赤い実が黒く熟すまでもうしばらくブルーベリーも食べ頃までもう少しかかりそうです生り年で大豊作だった去年に比べると今年はちょっと淋しいかも(笑)世話らしい世話もしないのに毎年 収穫の楽しみを味あわせてくれるうれしい果樹たちですちなみに実家の母は 今年長年の念願だった葡萄棚に挑戦明るい緑の房が家庭菜園を彩っています季節の楽しみ 増殖中(*^ω^*) [続きを読む]
  • 日日是好日〜実る
  • 住宅地の真ん中忘れられたようにぽっかりと空き地があってその片隅に1本の梨の木を見つけたのは春もたけなわの頃でした枝いっぽいに零れるように真っ白な花が咲いていましたあれから4ヶ月ばかりが過ぎて小さかった梨の実は随分と大きく梨らしくなりました世話をするひともなければ摘花も摘果もしないそのまんまの 梨の実美味しいのかな って思ったりなんだか愛おしくて食べるのが惜しいような気がしたりそもそも これって勝手に食 [続きを読む]
  • Priez dans le ciel d'été
  • この夜が明けると8月6日の朝が訪れる広島の あの惨劇から72回目の8月6日よく晴れた 暑い朝だった と語り部の女性は語ったそれが かの町にとっての最初の不運だったのかも しれない蝉時雨の中を勤労奉仕に出掛けたのだ と彼女は語ったまだ 16歳の女学生だった とキツい陽射しの中で彼女の話を聞いたのは21歳の夏休み降るような蝉時雨の中だった焼け野原で 蝉の声を聞いたのだそうだ焼け焦げた瓦礫の広がりを助かった友人達と茫然と [続きを読む]
  • 日日是好日〜気配
  • 強烈な夏の陽射しの中でふと 幽かに 秋の気配を感じる瞬間が ある蒼空(ソラ)の色に秋桜の華奢な首を揺らす風にそして 思い出す口癖のように「季節の最初の一歩はまず 空に標されるんだ」と語る友の 武骨な笑顔貴方の住む山では もう秋の野の草が花をつけ始めているでしょうか [続きを読む]
  • 日日是好日〜Penny Rain
  • 理由(ワケ)もなく泣きたい夜が ある何がかなしいわけでもないただ 涙が流れてとまらない愛するひとが いて家族に愛されて信じる友がいて自分を 待っていてくれるそう信じられる友が いてそれでも かなしくてたまらない泣いてもいいのだと泣いてしまrばいいとわかっていても泣いても どんなに泣いてもかなしみが消えないまるで 漂うように降り続く霧雨のようにすべてを水のヴェールで包みこんでしまう濡れネズミのわたしは自分のか [続きを読む]
  • 日日是好日〜夏の思い出
  • 鈍色の空を見上げる陽射しの中では眩しい赤がしっとりと落ち着いて懐かしいふと 思い出したのは幼い頃 見慣れた祖母の着物姿背の帯に射した朱の色麻の しゃりん…とした手触りや帯留の とろりと翠い珠の色花筐の香の匂い凛 と伸びた頸筋から無造作に結い上げた白い髪どんな空の下でも晴れやかだった笑顔はとても 母に似ていた雨も お天道様の恵みだからねほぉら 花だって悦んでるだろ愛おしむように庭の花をみつめていた横顔まぶた [続きを読む]
  • 不意討ちに…
  • 土砂降りの雨が通り過ぎたあと西の空の明るさにふと 見上げれば遠い海の果て嵐の存在をありありと感じさせてどこか 禍々しくそれでいて 美しかったほんの一瞬の 夕映え [続きを読む]
  • 日日是好日〜 désir ardent
  • 想うことは自由だから誰にも 止められはしないから小さな まぁるい蕾が次から次へと淡い夜明け色の花を咲かす 夏こころから零れ落ちそうな想いを胸に そっとたたむひたすらにただ まっすぐにひとは 自分にだけは嘘をつけないからわたしもこのささやかな思慕(アコガレ)を決して 手放したり しないたとえ それが他の誰かにとっては見果てぬ夢なのだと しても夢みること想い続けることわたしに出来るのはそれだけだから大切に…大切に [続きを読む]
  • 夏草 萌ゆ
  • 梅雨らしくなかった梅雨が明けて夏本番の灼けつく陽射しが庭の緑の上で 弾けるむせるようにいのちの気配いつの頃からか零れ種から芽吹くようになった丈高い向日葵や明けの空の色に似た瑠璃玉薊夕焼け色をした鬼百合が心地よさげに 揺れるあぁ…そうだねほんとに 日日是好日何があったってすべてはあるがままわたしだってそのまんまのわたしでいるしかないんだから降っても照っても所詮 お天道さまのなすがまま笑い飛ばして空を見上 [続きを読む]
  • 独白(ヒトリゴト)
  • めぐる季節その一瞬ごとに愛する風景は あってどんなに拙くてもわたしの撮る写真にはその時の わたしだけの想いが映るもの…そう思っている誰のものでもないわたしだけのわたしにしか切り取れない一期一会の 風景わたしがわたしの想いを伝えるためにシャッターを切った大切な raison d'être誰のものでも ないのわたししか知らないことが余白にたくさん写っているのその日 その瞬間わたしのうちから溢れでた言の葉と同じようにシャ [続きを読む]
  • 日日是好日〜夏越大祓
  • 水無月の 夏越の祓するひとは 千年の命のぶといふなり今年は閏皐月がはいるのでお月さまの暦の上では まだ皐月のうちではありますが6月の晦日雨あがりの夕暮れ時夏越の大祓に出掛けましたしっとりと 湿り気を帯びた風飛行機雲は 長い軌跡を残してあぁ…梅雨時だね って滲んだ汗を拭いながら 歩く夏至を過ぎて 随分遅くなった日暮れうっすらと 暮色に染まる空に6日目の月が ふわり三々五々 集まるひと達に続いて大きな茅の輪をくぐ [続きを読む]
  • 日日是好日〜しとしと。
  • 傘をさそうか さすまいかちょっと 迷うそんな雨が降ったほんのしばらくぱらり と降ってはあがったり風に漂うように細かな雨が舞ったり傘 いらないかな って思うんだけどそれでいて 案外 濡れるそんな雨が しばらく降って今日の “しとしと” は おしまい多分 今季は最後の夏椿を名残の雫が 飾るほら きらきら… [続きを読む]
  • 迦陵頻伽(Kalavinka)の冠毛
  • ふと 見上げた枝先合歓の花の淡い gradation が揺れていたふと 呟いてみる若空無我常楽我浄仏の言葉を鳴くという迦陵頻伽の妙なる声音合歓の花が咲くと 思う迦陵頻伽の冠毛ってきっと こんな感じ(そもそも仏教の想像上の鳥だしその姿は上半身が人で下半身が 鳥…ってことは 冠毛もなさそうだけどでも 何故だかそう思ってしまうカラヴィンカの冠毛みたい…って)生きるのが ふと辛く思えてしまう時手に取る本が あるとても 厳しくて [続きを読む]
  • 独り言
  • 日暮れが近づくと合歓木は小さな葉を閉じるそして明かりを灯すように白い花が 咲くこの花をこころに灯して眠ろうどんな 哀しい夢をみても花の燈に導かれてここに帰って来れるそんな気がするからあなたのそばで 明日も目覚められる って信じられるから [続きを読む]
  • 日日是好日〜雨を待つ庭
  • 雲に覆われた空降りたそうで降らない雨の気配を孕んでどんよりと重たい 風額ににじむ汗は 何度拭っても乾かないそれでも こんな季節を歓ぶ花はあって小さな庭には草が萌えむせるような緑の匂いが溢れるアガパンサスが咲いたギリシャ語の agape “愛” とanthos “花” が語源なんだってわたしの言葉に あなたはふぅん…って いつもと同じ気のない反応それでも 不思議なものでちゃんと 想いが伝わってる気がするそお思えるだけの時 [続きを読む]