かがり さん プロフィール

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かがりさん: 'ものがたり'散策
ハンドル名かがり さん
ブログタイトル'ものがたり'散策
ブログURLhttp://palimpsest.jugem.jp/
サイト紹介文ファンタジー、児童文学など、広く物語に関する読書記録 時々Cooking
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供155回 / 198日(平均5.5回/週) - 参加 2016/10/01 16:30

かがり さんのブログ記事

  • グリム童話(KHM146) 『かぶら』 幸運とは導けないもの
  • むかしあるところに、ふたり兄弟がいて、共に王さまの軍隊に入っていました。おそらく軍隊での働きが違うのでしょう、兄は金持ちでしたが、弟は貧乏でした。弟は、なんとかして貧乏から逃れたいと思い、軍服を脱いで百姓になります。わずかばかりの畑を耕し、かぶらの種をまきました。すると、そのかぶらは、みるみる大きくなり、成長をやめません。その大きさは、二頭のお牛でなければ引けないほどの大きさになります。弟はこのか [続きを読む]
  • グリム童話(KHM144) 『ろばの子』 グリム童話第二巻の編纂方針の是非
  • ある王さまと女王は、豊かに暮らしていました。しかし、子どもだけが授かりません。彼らに残された願いは子どもを得ることだけでした。そんなふたりの間に、やっと子どもが授かります。しかし、果たしてそれは、ロバの姿をしていました。女王は悲しみました。しかし王さまは、自分の子供を、れっきとした王子として育てます。そのおかげで王子はすくすくと育ちます。その王子が主人公です。そして、彼の成功譚が語られます。それは [続きを読む]
  • グリム童話(KHM143) 『旅に出る』 言葉の両義性を描いた物語
  • むかし、あるところに、ひとりの貧しい女がいました。彼女には、ひとりの息子がいて、息子は、始終、旅に出たいと口にしていました。女には息子に持たせるお金など無く、息子は、自分でお金を工面するべく、「たくさんじゃない、たくさんじゃない」と言って歩き始めます。しばらくすると、何人かの漁師に出会います。そして、彼らは、この息子の言葉を聞くと、怒ってしまい、殴りかかってきます。なぜなら、漁師たちが網を上げると [続きを読む]
  • グリム童話(KHM136) 『鉄のハンス』 内在する強い道徳性、共感性
  • むかし、ひとりの王さまがいました。王さまの城の近くには、大きな森があって、たくさんのけものがいました。王さまはある時、狩人に、森へ鹿を仕留めてくるよう言いましたが狩人は帰ってきませんでした。王さまは次の日、その狩人を探してくるように、さらにふたりの狩人を森におくります。しかし彼らも帰ってきませんでした。三日目には、王さまは多くの狩人を森に向かわせて行方知らずとなった狩人たちを探させます。しかし、狩 [続きを読む]
  • グリム童話(KHM123) 『森のおばあさん』 魔女という記述の有無
  • 主人公の若いお手伝いの娘は、主人たちに付き添って、馬車で大きな森の中を走っていました。すると、盗賊に襲われて、いち早く逃げた娘以外の者たちは、皆、殺されてしまいます。娘も、じきに、森で飢えて死んでしまうでしょう。そんなところに、一羽の白い鳩が現れて、娘の衣食住すべてをまかない、彼女は助かります。この白い鳩、実は、魔女によって、木に変身させられ、日に、二、三時間だけ鳩に変身できる、とある国の王子でし [続きを読む]
  • グリム童話(KHM122) 『キャベツろば』 森のおばあさんという謎の存在
  • 主人公である、明るく朗らかな狩人は、仕事で森を散策していると、魔女を思わせる(魔女という記述は一切ありません)おばあさんから物乞いをされ、その際に、あげられるだけのお金を与えて助けると、お礼に予言を授かります。その予言とは、この先で鳥たちがマントの奪い合いをしているから、鳥たちの真ん中に、猟銃を撃って鳥たちを追っ払い、そのマントを手に入れ、その際、一羽だけ猟銃の弾にあたって鳥が落ちてくるから、その [続きを読む]
  • グリム童話(KHM087-120) リンク
  • グリム童話(KHM087) 『貧乏人と金持ち』 神様が行う願い事の道義的な裁定グリム童話(KHM088) 『さえずり、おどるひばり』 約束という、民話、妖精物語の一大テーマグリム童話(KHM089) 『がちょう番のむすめ』 かけがえのない聖なるものグリム童話(KHM090) 『若い巨人』 お馴染みの親指小僧が巨人になってしまった場合のお話グリム童話(KHM091) 『土の中のこびと』 民話で多用される小人というキーパーソングリム童話(KH [続きを読む]
  • グリム童話(KHM120) 『三人の見習い職人』 悪魔に救われる主人公
  • 主人公の三人の見習い職人が、悪魔に助けられるという、グリム童話第一巻では、考えられないお話が展開されます。第二巻では、これまでも、(KHM100)『悪魔のすすだらけの兄弟分』の悪魔が、主人公を助けていました。お話は巧妙に組み立てられていて、悪魔は、あくまで、悪魔なのですが、主人公たちとの関わりを上手に描いています。グリム童話第一巻では、神様と悪魔のような、対立概念による、単純な仕掛けしか施されていなかっ [続きを読む]
  • グリム童話(KHM118) 『三人の軍医』 便利な魔法も使い手次第
  • この物語は滑稽話ですね。また、ここでも、魔力を宿していると思われる、ある道具が登場しています、不思議な塗り薬がそれです。その塗り薬は体を治すという意味では、グリム童話第一巻での、魔女が主人公をおとしめるために用いたのとは違い、肯定的な作用を発揮していると言えます。グリム童話第一巻でも、こうした不思議な道具たちは、そこここに登場していました。しかし、第一巻全体との関わりの中では、魔法は、もっと厳格な [続きを読む]
  • グリム童話(KHM087-110) リンク
  • グリム童話(KHM087) 『貧乏人と金持ち』 神様が行う願い事の道義的な裁定グリム童話(KHM088) 『さえずり、おどるひばり』 約束という、民話、妖精物語の一大テーマグリム童話(KHM089) 『がちょう番のむすめ』 かけがえのない聖なるものグリム童話(KHM090) 『若い巨人』 お馴染みの親指小僧が巨人になってしまった場合のお話グリム童話(KHM091) 『土の中のこびと』 民話で多用される小人というキーパーソングリム童話(KH [続きを読む]