kuzunoha さん プロフィール

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kuzunohaさん: クレステッドアイビス
ハンドル名kuzunoha さん
ブログタイトルクレステッドアイビス
ブログURLhttp://sevenstarcrestedibis.blog.fc2.com/
サイト紹介文二次創作小説の保管庫です。アイドルマスターシンデレラガールズのSSを更新中です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供15回 / 1日(平均105.0回/週) - 参加 2016/10/01 19:22

kuzunoha さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 裏語② 被害者Aの熱い自分語り
  •  全国制覇。 今から考えると本当に馬鹿げていたが、それが当時の俺の夢だった。 俺の居場所なんてどこにもなかった。適当に入った工業高校は入学早々先公がムカついたんで、にやけた顔面をぶん殴ってやったらすぐに退学させられた。 ボクシングジムも小煩こうるさい先輩をちょっと小突いてやったら出入り禁止だ。俺からするとどいつもこいつも貧弱すぎた。 家にはくたびれたオヤジに、辛気臭い顔のオフクロ。どっちも腐ってや [続きを読む]
  • 裏語① とある社員の深夜残業
  •  殆どの照明が消えた会社内で、自席の電灯とパソコンのモニターが煌々と輝く。 今日は終日面接だったので、日中やらなければならない仕事が夜に後ろ倒しになってしまった。面倒な事務業務をようやく処理し、後はあの子の採用稟議を作成するだけとなっていた。 その前に一旦休憩とした。犬神と書かれた自分のネームプレートを机の引き出しに閉まった後、自室を出てオフィス内の自動販売機に向かう。愛飲しているエナジードリンク [続きを読む]
  • 第10話 邂逅
  •  ミニライブの後は、CD購入者を対象としたサイン会でした。 時間までしっかり休んで体調を整えた後、サイン会場に移動しました。CD購入者は四人のうち一人を指名して、指名された人がCDのジャケットにサインをする形式です。 全員のサインが欲しいのなら四枚買わなければいけないという集金システムですが、前世でよく見られたA〇B 4〇等の握手券商法よりはあくどくないでしょう。 とはいっても、正直コメットは無名 [続きを読む]
  • 第9話 いざデビューミニライブ
  • 「それでは本日のレッスンはここまで! 明日は本番に備えてしっかり休むこと。いいな!」 ベテラントレーナーさんの通る声がレッスンルームに響きました。「はい!」「は、はい」「……あぁ」「あうぅ……」 それぞれ返事をします。本日はデビューミニライブ二日前の金曜日で、私達四人揃っての最後の練習日でした。 明日の分までしっかりと通し練習をしたので、私以外は疲労困憊でがっくりと床に座り込んでいます。「最終リハ [続きを読む]
  • 第8話 常人と狂人
  •  おこです。マジおこです。 これが、本日オープンしたコメットの特設HP(ホームページ)を学校の休み時間に見た時の、私の率直な感想でした。 学校が終わると同時に人類史上最速で346プロダクションに直行し、脇目も振らず犬神P(プロデューサー)のオフィスに突っ込みました。ノックすらしません。 扉を開けると同時に北斗無想流舞(瞬間移動技)を使い、自席でパソコンを使う犬神Pの背後へ瞬時に回りこみ、喉笛に対し直 [続きを読む]
  • 第7話 コメット首脳会議
  • 「では、乾杯」 ジョッキグラスを軽くカチンと当てると、黄金色に輝く液体を、喉の奥へ奥へと一気に流し込みました。キンッキンに冷えたその液体が全身に染みわたり、レッスンで火照った体を一気に鎮めていきます。 美味しすぎます。これはもう、犯罪的な美味しさでしょう。この一杯のために私は生きている、そんな気すらしました。ああ、ありがたやありがたや。「それ、本当に俺と同じノンアルコールビールだよね?」「当たり前 [続きを読む]
  • 第6話 レッスン後ティータイム
  • 「……北斗有情断迅拳(ほくとうじょうだんじんけん)」 寝ぼけまなこの私はこう呟やき、眼前でけたたましく鳴る目覚まし時計を手刀で軽々と真っ二つにしました。その後予備の目覚まし時計で二度寝から起床し暫くして正気になると、やらかしたことに気付きます。「また、つまらぬ物を斬ってしまいました」 窓の外に広がる青空を遠い目で見つめながら、そんなセリフで黄昏れてみましたが後の祭りです。 12月に入って早くも1個 [続きを読む]
  • 第5話 はい、よーいスタート
  •  城スタート。 絶望の城スタートです。 私にとって黒歴史のメッカになった346プロダクションの社屋を前にして、またもや途方に暮れていました。二学期の後半になってからなぜか苦労続きな気がします。 本日は11月も終わりに近い日曜日ですが、346プロダクションの四人組新アイドルユニット、そのメンバーとの初顔合わせの日でありました。全てはここから始まってしまうのです。 私にとってこの城はシンデレラ城ではな [続きを読む]
  • 第4話 テーレッテー
  •  腕を折るか、足を折るか、それが問題でした。 二次面接審査の合格通知書をキッチンコンロで無慈悲に焼却しようとしたところを朱莉に見られたのは、一生の不覚です。 面接の合格がわかるやいなや我が家は大騒ぎでした。お祝いで連れて行かれた値札の付いてないお寿司さんなんて、累計年齢50歳の中でも初めての経験でした。 確かにトロとか飛び切り美味しかったのですが、あれは心臓と懐にとてもよくないです。あと、七星医院 [続きを読む]
  • 第3話 死闘! 悪夢の二次面接審査
  • 「超困りました」 無駄に豪奢な社屋の前で、私は途方に暮れていました。集合時間まで30分を切っています。 346プロダクションが開催する、新アイドルオーディションの二次面接審査は、書類審査時にこちらから送付した履歴書を元に進められるとのことでした。 このあたりは一般的な面接と変わりませんので、前世の経験で面接慣れしている私としても特に違和感はありませんが、問題はそこではないのです。「その履歴書が、な [続きを読む]
  • 第2話 ふえぇ? 私がアイドルデビュー!?
  • 「書類審査の結果来てるぞ。おめでとう!」 夕食後に皿洗いをしていると、満面の笑みを浮かべたお父さんが、一通の封筒を私に差し出してきました。既に封は切られています。 はてさて、書類審査とは一体何のことでしょうかね。前世ではしょっちゅう転職活動を行っていましたが、何せ現在は中学生という身分ですから、当然応募などはしていません。 何件か雑誌の懸賞には応募していますが、まさか懸賞で書類審査はしないでしょう [続きを読む]
  • 第1話 私の怠惰な日常(の終わり)
  •  目覚めは快適とは言い難いものでした。 耳元で騒音を発する目覚まし時計を、壊さないように最大限優しくペチッと叩いた後、もぞもぞと布団から抜け出ます。 身を引き起こし、重いまぶたを持ち上げ立ち上がった後、学習机の前にある椅子に座り一旦休憩しました。 机の上には生徒手帳が無造作に置かれています。 何とはなしに手に取ると、一人の女生徒の顔写真と名前が目に入りました。 朱色がかった濃いピンク色の髪をトップ [続きを読む]
  • 前語② 賽の河原での一幕
  • 「いっつぅ……!」 頭の中にまた鋭い痛みが走った。しかし先ほどよりかは大分ましだ。 どれくらい時間がたったのか全くわからないが、なんとか意識は戻った様だ。両腕の力を使って上体を少し起こし目を開けると、黒く濁った雲が空一面を覆っていた。 地面には草木が生い茂っており、視界の奥には川が流れているのが見え、自分が見慣れない場所に倒れていることを認識した。 ここがどこかはわからないが、少なくも会社の外であ [続きを読む]
  • 前語① ほの暗いブラック企業の底から
  • 「酷い顔だなぁ……」 社内の洗面所に設置された鏡を見て思わずつぶやく。顔の造形のことではない。 極度の疲労と憔悴で顔全体が青黒くくすんでおり、まるで死人のようだ。 このところ会社に泊まりこむ日々が続いている。安オフィスの安っぽいカーペットの上で寝ると、全身をダニに喰われるので避けたいが仕方がない。もはや通勤の時間でさえ惜しいのだ。 今月に入って家に帰ったのは何回もないし、帰っても着替えを交換するだ [続きを読む]
  • あらすじ
  • 皆様、お初にお目にかかります。七星 朱鷺《ななほし とき》と申します。14歳の中学2年生(女子)です。実は私、前世はブラック企業社員(36歳男性)でして、無残にも過労死したのですが、意地の悪い神様のせいで生まれ変わり、現世ではアイドルになってしまいました。此処では、その哀れで無様で滑稽な顛末を私の視点を中心に語らせて頂きます。拙い語りではございますが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。【諸注意】 [続きを読む]
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