kempis さん プロフィール

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kempisさん: カトリック社会学者のぼやき
ハンドル名kempis さん
ブログタイトルカトリック社会学者のぼやき
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/kempis
サイト紹介文カトリシズムと社会学という歴史的には背反する二つの思想背景から時の流れにそって愚痴をつぶやいていく
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供39回 / 341日(平均0.8回/週) - 参加 2016/10/06 17:05

kempis さんのブログ記事

  • 「宣教」か「福音化」か―カトリック教会のジレンマ
  •  9月の教会壮年会講演会がごミサのあと開かれた。演題は「私たちの宣教ー共同宣教司牧は難しくないー」で、演者は地区共同宣教司牧委員会委員のH氏。経験に基づいた良い報告であった。単なる活動報告だけではなく、歴史的経過まで踏まえた報告であった。ここではその講演の内容の要約というよりは、話を聞いていて私が考えさせられた点をいくつかメモっておきたい。私自身日頃考えてはいるが、考えがまとまらない論点が含まれて [続きを読む]
  • 映画「静かなる情熱ーエミリ・ディキンスン」を観る
  • 映画「静かなる情熱ーエミリ・ディキンスン」を観てきました。妻が良い映画らしいという話をどこからか聞きつけてきて私を誘ったので、岩波ホールまでついて行きました。 まだ映画の内容が良く咀嚼できておらず、そもそも映画通でもないのでうまくまとめられないが、忘れないうちに若干の印象を記してみたい。映画の原題は A Quiet Passion で、イギリス=ベルギー映画という。内容は、外見は穏やかだが、中身は激情一杯の癇癪持 [続きを読む]
  • 『使徒信条を詠む』(3)(神学講座)
  •  第一部の第5・6・7講は、「使徒信条」と「ニカイア・コンスタンチノポリス信条」の比較なので、別の投稿記事としてまとめてみたい。第5講は「『使徒信条』と『ニカイア・コンスタンチノポリス信条』について」と題されている。内容は両信条の特徴の比較だ。 「使徒信条」と「ニカイア・コンスタンチノポリス信条」の形成の背景の違いとして阿部師は3点指摘している。 まず第一はその歴史的背景の違いだ。「信条」とはミサ [続きを読む]
  • 『使徒信条を詠む』(2)(神学講座)
  •  神学講座では9月から、阿部仲麻呂『使徒信条を詠むーキリスト教信仰の意味と展望ー』 2014 教友社)を読む予定であったが、神父様が今日講義をお休みになられたので、自分で読んだ読後感を少しまとめておきたい。 本書は全体が4部から成っており、第一部は「前提・主題と方法論・背景」と題され、第二部は「使徒信条の解釈ー三位一体の神とである人間の救い」、第三部は「現代的可能性ー使徒信条を生きる」、第四部は「 [続きを読む]
  • 『使徒信条を詠む』(神学講座)
  •  ベネディクト16世著『イエス・キリストの神』を取り上げた神学講座は前回で一応終わりました。H神父様は、7月の神学講座はお休みで、9月からは新しいものを読み始めたいと言われた。いくつか候補がおありのようだが、特に推薦されたのが阿部仲麻呂『使徒信条を詠む ーキリスト教信仰の意味と展望ー』 2014 教友社)である。9月からの講義に備えてどんな本なのか夏休み中に少し覗いておきたい。 著者の阿部仲麻呂師はサ [続きを読む]
  • 宗教改革500年にあたってー信仰義認論ー(2)(学びあいの会)
  •  こういう刺激的な報告を聞くとどうしてもあれこれ思いつきを言いたくなる。少し雑感を述べてみたい。 今日のテーマは結論を先取りして言えばこうだ。神義論は結局義認論によって解決された。義認論も結局は二重予定説によって完成する。神義論の問いには予定説が答えだ。これがプロテスタント神学からの答えであろう。では、カトリック神学はこれになんと応えるのか。これが今日のテーマとなるはずであった。ところが実際には今 [続きを読む]
  • 宗教改革500年にあたってー信仰義認論ー(1)(学びあいの会)
  •  七月の学びあいの会は、ルターの95箇条論題の提示(1517)から500年に当たって宗教改革の意味を考えてみようということで、主にルターの信仰義認論の紹介・説明がなされた。宗教改革記念日 Reformationtag は10月31日という。この記念日はわれわれカトリックにはあまりなじみがなく、むしろ今年は浦上四番崩れの明治維新150周年といった方がピンとくる。いずれにせよ大事な節目の年ということだろう。今日はテ [続きを読む]
  • マタイ福音書「山上の説教」について・その2(学びあいの会)
  •  2017年6月26日の「学びあいの会」は前月に続いてマタイ福音書「山上の説教」です。前回は第5章の真福八端が中心でしたので、今回は6章・7章に進みました。今回は勉強というよりはともに聖書を読み、味わい、祈るというもので、なにか聖書講座みたいでしたが、これはこれでたまには良い経験でした。 S氏ははじめにマタイ福音書とルカ福音書の違いについて少し説明されました。Q資料など同じような資料に基づきながらも [続きを読む]
  • 映画「カロル ー 教皇になった男」を観る
  •  J.バッティアート監督のイタリア・ポーランド合作映画 A Man who became Pope を観てきました。DVD版でしたが、場所が鎌倉生涯学習センターのホールですのでそれなりの迫力がありました。2005年作の古い映画ですが、今回観たのは日本語字幕版でした。上智大学の卒業生など制作委員会が随分と苦労なさって字幕化が完成した映画とのことです。この辺の事情はカト研の皆様の中にはお詳しい方が多いのではないでしょうか。英語 [続きを読む]
  • 「聖霊」(神学講座『イエス・キリストの神』その8)
  •  2017年6月5日の神学講座は晴天に恵まれ、H神父様のご機嫌も良く、参加者は講義を楽しんでいました。今回はベネディクト16世著 里野泰昭訳『イエス・キリストの神』(2011)の第3章「聖霊」が説明されました。本書の最終章ですが、翻訳でわずか13頁の短い文章です。昨日は聖霊降臨の主日(A年)でしたので、偶然とは言え聖霊論を深く考える良い機会でした。講義は昨日の「聖書と典礼」も使って行われました。この教 [続きを読む]
  • マタイ福音書「山上の説教」について(学びあいの会)
  •  2017年5月の「学びあいの会」は5月にしては珍しい猛暑の22日に開かれました。過去数回、ベネディクト16世ヨゼフ・ラッチンガー著 里野泰昭訳『ナザレのイエス』(2008・春秋社、原著2007)を読んでいます。今回はその第四章「山上の説教」第1節「真福八端(幸いな人)」に入りました。 報告者はラッチンガーの説明の要約というよりはかなり自由にまとめて話しておられました。冒頭、聖書学の研究手法としての「様 [続きを読む]
  • ヨハネ福音書「山上の説教」について(学びあいの会)
  •  2017年5月の「学びあいの会」は5月にしては珍しい猛暑の22日に開かれました。過去数回、ベネディクト16世ヨゼフ・ラッチンガー著 里野泰昭訳『ナザレのイエス』(2008・春秋社、原著2007)をベースに、ヨハネ福音書について学んでいます。今回はその第四章「山上の説教」第1節「真福八端(幸いな人)」に入りました。 報告者はラッチンガーの説明の要約というよりはかなり自由にまとめて話しておられました。冒頭 [続きを読む]
  • イスラームの豆知識
  •  2017年5月14日に教会壮年会主催の講演会がありました。テーマはイスラームについてでした。カトリックから見たイスラームということになりますから興味深い報告でした。報告者は現役時代に中東に10年近く駐在員として住まわれた方で、生活感あふれる報告でした。全身にムスリムの真っ白な男性衣装(UAEだからカンドウーラと頭にかぶるクゥトラ)をきちんと着こなされ、かなり力に入った講演でした。ご本人は「豆知識」と謙遜 [続きを読む]
  • ヨハネ福音書に見る創世記の太祖たち(学び合いの会)
  •  2017年4月の「学び合いの会」は春爛漫の24日に開かれました。遅咲きの桜は散り終わり、素晴らしい五月晴れに恵まれました。山の緑が一年で最も美しい時期です。 今回はヨハネ福音書のなかで描かれる創世記の太祖3人(アブラハム・イサク・ヤコブ)の話です。ヨハネ福音書による三人の太祖の描き方の特徴を明らかにするというものです。創世記の太祖というとどうしてもヨゼフも付け加えて4人とするのが普通だが、ヨハネ [続きを読む]
  • ヨハネ福音書のパンの章(第6章)について
  •  2017年2月の「学び合いの会」は厳寒の27日に開かれました。昨日信徒総会が開かれ、皆さんお疲れだったのか、あまりの寒さの故か、参加者は7名にとどまりました。 今回は過去数回ヨハネ福音書について学んできた流れの続きです。ヨハネ福音書は共観福音書とは性格が少し異なるようだ。もともとギリシャ語で書かれたようだし、著者も使徒ヨハネとされている。共観福音書が基本的にイエスの行動を中心に書かれているのに対 [続きを読む]
  • 映画「沈黙」を観る
  •  M.スコセッシ監督の映画「沈黙」を観てきました。観る前に思っていたよりも印象深い映画でした。「良い映画」といえるかどうかは、エンターテイメント映画としてみるのか、小説の映画化として成功しているのかとか、俳優は適役だったかとか、いろいろな角度からの評価があるのだろうから、わたしにはなんともいえない。カト研のみなさまとも映画鑑賞後の感想を語り合ってみたいものである。 映画を観る前は、遠藤周作の原作は改 [続きを読む]
  • ヨハネ福音書の主要な象徴:水・ぶどう・パン・牧者
  •  2017年1月の「学び合いの会」は厳寒の23日に開かれました。あまりの寒さの故か参加者は8名にとどまりました。過去数回ヨハネ福音書について学んできた流れで、今回は、ベネディクト16世著里野泰昭訳『ナザレのイエス』(2008・春秋社)をベースに、ヨハネ福音書における主要な象徴である水・ぶどう・パン・牧者の4つが一つ一つ取り上げられ、その象徴的意味が説明されました。 ベネディクト16世『ナザレのイエス』は三 [続きを読む]
  • 神秘主義神学の平和思想(資料)
  •  2017年1月の「学び合いの会」は厳寒の23日に開かれました。あまりの寒さの故か参加者は8名にとどまりました。過去数回ヨハネ福音書について学んできた流れで、今回は、ベネディクト16世著里野泰昭訳『ナザレのイエス』(2008・春秋社)をベースに、ヨハネ福音書における主要な象徴である水・ぶどう・パン・牧者の4つが一つ一つ取り上げられ、その象徴的意味が説明されました。 ベネディクト16世『ナザレのイエス』は三 [続きを読む]