秋月祐一 さん プロフィール

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秋月祐一さん: カピバラ温泉日記
ハンドル名秋月祐一 さん
ブログタイトルカピバラ温泉日記
ブログURLhttp://www.akizukiyuichi.com
サイト紹介文秋月祐一のブログです。俳句・短歌・写真を中心に。
自由文秋月祐一と申します。短歌と俳句を書いています。短歌は「未来」彗星集、俳句は「船団」に所属。2015年に「むささびを飼つてみたいな」20句で、第7回「船団賞」を受賞しました。好きなことは、写真を撮ること、芝居を観ること。ねずみ好きです。よろしくお願いいたします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供40回 / 219日(平均1.3回/週) - 参加 2016/10/07 01:45

秋月祐一 さんのブログ記事

  • 短歌「未来」2017年03月号
  • 悲しいから泣くの泣くから悲しいの この観察はうまくいかない銀杏黄葉の舞ひ散るなかを (´・_・`) といふ絵文字みたいな顔してきみは一刷毛で空のはしからはしまでを使ひ切つてる雲をみあげる一〇〇均で日光写真のキット買ひ冬日のなかを意気揚々と鯛焼にも天然・養殖あるらしく「ここは養殖だけどおいしい」ホームレス歌人のすがた描きたるひとり芝居はみじかく果てて色のない家族の記憶、そこだけがあをあをとして [続きを読む]
  • 短歌 「未来」2017年01月号
  • サイダーの瓶をぼーつと吹き鳴らし鯨の雲をひきよせてゐる立秋の文字を見るたび思ひだす人の名前があるんだ、ぼくはゴーストやフレアがたまらなく好きでカメラを向ける逆光の空海、半島、そのまた先に海があり、はるかウラジオストクへつづくくすぐられるやうな寒さと虚子の言ふ「うそ寒」の日のひだまりのなか弦をゆるめておいたウクレレ、何年か振りにとりだす十月の午後夜の秋・残暑・新涼・秋の声・夜長・身に入 [続きを読む]
  • 短歌 「未来」2016年12月号
  • 大胆な切り方をする美容師に髪をゆだねる秋霖の午後会ふたびに焚火の前にゐるやうなほどけた顔で笑つてくれる悲歌といふ言葉がうかぶ、おそらくは死者を悼んだ女性ヴォーカル尿意とふ単語きつぱり口にする少女あたかも少年のごとく気が置けない大先輩とシェアする栗とゴルゴンゾーラのペンネ無駄なこと一切しやべらない男、桃のお酒のおかはりをするぼぼ、ぼくは、怒りをエネルギー源にしてゐる人は苦手なんだな天 [続きを読む]
  • 「船団」第111号
  • 「船団」第111号に発表した俳句です。引越しの荷ほどき遅々と棕櫚の花東京の右目のあたり蛇を踏む空梅雨や鍵ばかり売る古物商化石掘りしてゐる子らの夏帽子いつしんに泳いだあとのにしんそば夏座敷犬は平たくなつてゐるポラロイド写真浮きでる我鬼忌かな [続きを読む]
  • 「未来」2016年11月号
  • 「未来」2016年11月号に発表した短歌です。へびの神様まつるおやしろ参道に蝉の穴ぼこぼこぼこ空いて体温計持つてないこと熱をだすたびに気づいてもう何十年バナナジュースを飲む朝な朝なささやかな希望は胸に今もあるけど猫の靴下といふ言葉の意味をしる履いてゐるけど履いてないんだたこの頭の刺身と冷酒、先づそれを頼みしばしは茫然とする周辺減光・収差・低画素・色転び 逆手にとつて写すこの空昼の温泉ひとり占 [続きを読む]
  • 夢日記
  • 少年に教えられて、公園の柵に沿った植えこみをのぞき込むと、ダチョウの卵くらいの大きさの卵が次々と見つかる。卵のそばには烏骨鶏がいて、かたわらに土を盛った巣穴がある。 [続きを読む]
  • 『終わらない人 宮崎駿』
  • 宮崎駿さんのドキュメンタリー、いい番組でしたね。初めてのCGアニメーションへの取り組みでは、群がる毛虫の動きを細かく修正していて、宮崎さんにとって映画をつくることは、やっぱりアニメーターとして、1カットごとの絵に、いのちを吹きこんでいく作業の積み重ねなんだなあ、と実感。新たな長編作品へ向けて動きはじめた宮崎さんの心の動きを、映像で記録したのも貴重だと思います。宮崎作品を色で支えてきた、色彩設 [続きを読む]
  • 蒼井杏『瀬戸際レモン』
  • 蒼井杏『瀬戸際レモン』(書肆侃侃房)より五首選。ひとりでに落ちてくる水 れん びん れん びん たぶんひとりでほろんでゆくのちみしいをひっくりかえすとさみしいになるって知ってた? うそだよ ちよならあ、雨が、そろばんはじく音で降る。ねがいましてはーーねがうよ、君の。ぶなしめじぼろっとこぼれてだれもだれもわたしがわたしでごめんなさいってわたくしはまもられていた(土のにおい)春のはじめはすこ [続きを読む]
  • 彗星集13周年記念歌会
  • 短歌結社「未来」の加藤治郎選歌欄「彗星集」のメンバーが年に一度、全国から集まるイベントが、竹橋の一橋講堂でありました。遠方組は、大阪から蒼井杏さん、広島から野樹かずみさんがご参加。メンバー各自の一年の収穫の報告。蒼井杏さんの歌集『瀬戸際レモン』のプチ批評会。「回転」「瓶」「釘」のいずれかを詠みこんだ題詠歌会。二次会は、中華料理の食べ放題・飲み放題のお店で。取り仕切ってくださった、佐藤理江さん [続きを読む]
  • ムーンライダーズ40周年記念ライブ@新宿ロフト〈1日目〉
  • ムーンライダーズの40周年記念ライブ@新宿ロフト、1日目。ぼくは幸運なことに、ライダーズの20周年、30周年のライブも観ることができたので、40周年にも来られてよかったという思いが、まずあります。ライダーズの演奏とともに、目一杯うたい、飛び跳ねてきました。感無量です。しかも、明日もあるという幸せ。ぼくは、岡田徹リターンのときの新宿ロフトも観ていて、あの時も「自分はいま伝説に立ち会っている」と [続きを読む]
  • ぼくの立ち位置
  • 不遜に聞こえるかもしれませんが、ぼくは短歌の世界では、他の歌人が手つかずの領域を歩んでいるような気がします。塚本邦雄、荻原裕幸の影響下に作歌をはじめましたが、このふたりの作風とはちがうところに、自分の歌は進んでいった。そんな風に感じています。わりと自由なポジション。 [続きを読む]
  • 葡萄でなくて
  • 夕方の明るい商店街を行く人でよかった葡萄でなくて 盛田志保子「未来」2016年8月号より。「葡萄でなくて」という見せ消ちによって、葡萄になったわたしのイメージが、残像のように夕方の明るい商店街をただよってゆく。その恍惚感。 [続きを読む]
  • ポメラ DM200
  • ポメラの新型「DM200」が 、10/21に発売されます! (画像は公式サイトからお借りしました) ポメラは、キングジムから発売されている、テキスト入力専用のツール。インターネットを見ることも、メールもできないけれど、文章を書くことに特化したシンプルな機能と、タイピングしやすいキーボードを備えていることから、プロの物書きにも愛用者が多い、ふしぎな製品です。 前機種「DM100」のあと、 [続きを読む]