yuna さん プロフィール

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yunaさん: mon préféré
ハンドル名yuna さん
ブログタイトルmon préféré
ブログURLhttp://yunaazul.blog.fc2.com/
サイト紹介文BLの創作置き場です。気楽に更新していきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供365回 / 197日(平均13.0回/週) - 参加 2016/10/10 19:43

yuna さんのブログ記事

  • ユア・マイ・エンジェル(por Henri)
  • 「ジャン、ムッシュ・アンリの放つオーラは半端ではないわね。名声、富、容姿も兼ね備えているし。フランソワーズと婚約する以前、いろいろな女性と交際してきている。幼馴染から始まり、フランス現地の女優・・・引く手もあまたなほどで付き合う女性にも不自由しないはずなのだけど。だけど、ルイがパートナーとは意外だわ」「エポニーヌ、ココだけの話だ。聞けば、ルイのリセ時代(日本の高校)、サロン・ドゥ・ショコラ・ジャポン [続きを読む]
  • 舞台を移して
  • 舞台はリヨンに移して・・・「クリュゼ」クリュゼ兄弟、ファブリスの下で働いているパティシエ、パティシエールたち。エポニーヌは、来年の春まで、クリュゼのスタジエールとして働くことになる。ジャンはリセ・ルーズヴェルト3年生で、来年卒業予定。卒業後、パリに出たい、とのこと。ジャンの後輩であるスタジエール(女子高校生の研修生)もちらほらと入ってきている。エポニーヌは、淡々と任されたガトーを仕上げていく。「流石 [続きを読む]
  • Clafoutis(クラフティ)
  • 「タン・プル・タン・ノワゼットが加われば、ガトー・ショコラ・ド・ナンスィになるんだ」タン・プル・タン・ノワゼットは、粉砂糖2:ヘーゼルナッツ1:アーモンド1を混ぜ合わせた粉のこと。ナンシー地区のガトー・ショコラである。そして、クラフティ・リムーザン。レジスや僕たちが初めて作った菓子の一つ。そう、有り合わせの材料で泡立て無しで混ぜるだけの菓子。缶詰のチェリーを使うから、とても楽だ。Clafoutis au Limousin直 [続きを読む]
  • Gateu au chocolat classique
  • 「ガトー・ショコラ、ガトー・ショコラ・ド・ナンスィ、フォンダン・ショコラ、オペラ、タルト・オ・ショコラ、レーヌ・ド・サバ、マルジョレーヌ・・・ショコラとなってくると、ボンボン、グリオット、ジャンドゥーヤ、オランジェット、マンディアン、パレ・オ・ドール、タブレット・・・種類が多いんだ。クリュゼやアナ・ドートリッシュとなってくると、100以上はするんだ」ショコラティエのリュカだった。無類のショコラ愛であ [続きを読む]
  • お元気ですか?
  • 「イングリッド、元気?わたしは今、クリュゼでパティシエールとして働いています。最近は、パティシエールもちらほらと入ってきています。暫定的ながら、弟ジャンと一緒。来年、ジャンはリセを卒業予定で、パリに出たがっているようです。来年、わたしは、卒業したリセ・ルーズヴェルトの教員として入局します.゚+.(・∀・)゚+.」エポニーヌからのLINEを受け取っていたイングリッド。アトリエ内での姉・弟の2ショットの写メも。そして [続きを読む]
  • ル・グランでの
  • 「マルセル、ディディエ・メンディーの末裔・・・なんだろう・・・?」リュカ、レイモン、僕の三人でディネを食べていた。僕以外はワインを飲んでいる。テーブルには、ビストロで定番のステーキとフリット、タンシチュー、クロック・ムッシュ、クロック・マダム、ガレット、サーモンのサラダ、ニース風のサラダ・・・それだけでは足りるわけがない。リュカもレジスも大食いだ。「スウィーツは別腹だ」と豪語を言ってのけているほど [続きを読む]
  • 婚約解消
  • 「エポニーヌ、俺がディネ、御馳走する。夕方、俺が行きつけを予約取るから」そう、レジスはエポニーヌにデートの約束を取り付けた。「おまえがエポニーヌ嬢をデートに誘うの、珍しいよな」リュカだった。僕は、レイモンと一緒に雑用していたとき。ショコラの種類の選別、SucreとFarineの袋の整理・・・。「ははぁ・・・ついに、レジスは身を固めるのだろうか・・・?」そのときが遂に来たのだろう・・・本当に胸が張り裂けそうだ [続きを読む]
  • 揺れる恋心(Koi.go.ko.ro) 5
  • 1755年11月2日・・・マリー・アントワネット王妃の生誕記念日。革命の波に放り込まれた悲劇の王妃として有名。その日、コンコルドは勿論、フランス各地のパティスリーやショコラトゥリではマリーにちなんだ菓子類の販売に力を入れる。アルザスではクグロフがメインに製造、販売される。コンコルドでは、マカロン、ルリジューズ、タルト・オ・フレーズ、フレジエ・・・クリュゼでは、スペシャリテの色違い。(ホワイトチョコレートの [続きを読む]
  • 揺れる恋心(Koi.go.ko.ro) 4
  • 「どう?ラトリエ・ドゥ・ジュアン仕込みは」エポニーヌとレジスのやり取り。エポニーヌはかなりの努力家。自身の将来像を描きながら。「流石だな」僕は二人の姿を見て、なんだか・・・二人きりでデジエに行く姿も幾度か見かける。どっちにしても、間に入る隙なんて全く無いだろうね・・・。「マルセル、終わったら、ディネを食いに行こう。美味しいビストロへ」レイモンから誘われ、人気のあるビストロへ。中々、予約が取りづらい [続きを読む]
  • サロン・ドゥ・ショコラ・パリ
  • 「いよいよ来週末か・・・」リュカがカレンダーを眺めていた。今、ボンボンショコラのテンパリングを終えたばかり。なので、リュカの厨房服はショコラで汚れている。無論、ショコラの匂いも漂ってくる。横では、レジスがグリオットをつまんでいる。「今日も、テンパリング成功しているだけあるな」毎年10月末に開催される「サロン・ドゥ・ショコラ」。世界的有名なショコラトゥリやパティスリーが参加する大イベント。リュカはその [続きを読む]
  • 揺れる恋心(Koi.go.ko.ro) 3(R15)
  • そのあとの記憶は・・・僕は何をされたのかはっきりとわからなかった。憶えているのは、呼吸を奪うかのような口づけと身体中の容赦ない愛撫・・・薄れゆく意識の中で・・・気が付けば、一糸まとわぬ産まれたままの姿。隣にはレジスが眠っている。逞しい裸の胸に僕の顔をうずめていた・・・彼も同じだった・・・僕はゆっくりと覚醒していく・・・レジスの机にはリセ時代のたくさんのノート、フランス王国の歴史本、マリー・アントナ [続きを読む]
  • 揺れる恋心(Koi.go.ko.ro) 2
  • レジスはたくさんの材料を買い込んだ。卵、リンゴ、洋梨、葡萄、ミルクなど・・・卵は手触りで産みたてを感じている。「これで、タルト・オ・ノルマンディー(ノルマンディーのタルト)、タルト・タタン、タルト・オ・ポンム、ショーソン・オ・ポンム(フランス語で部屋履きのサンダルを意味する)、クランブルが作れるな」レジスはたくさんのリンゴを丸ごと使って、タルトタタンとクランブルを作っている。タルトタタンはキャラメリゼ [続きを読む]
  • 揺れる恋心(Koi.go.ko.ro)
  • 「マルセル」「エポニーヌ?」「学校と仕事の両立って大変でしょう?」「いいえ、僕のところもパティスリー。おまけに職業系リセでもあるから、いい勉強にもなります」その言葉に嫉妬心を覚えていたエポニーヌ。「レジスはわたしのフィアンセ。レジスと結婚すれば、ジュアンもコンコルドも安泰ね」エポニーヌは僕を見下すかのように言い放つ。もしかして・・・?現実、エポニーヌは控え目ながらも、執拗なアプローチを展開していく [続きを読む]
  • ガト・オ・フレーズ
  • 「Salut,Monsieur Anglade!!」ムッシュ・ユゴー氏が店に赴いていた。ムッシュ・アングラードと並んでも大して背丈は変わらない。共に大男だな・・・。「わたしは、ジャポン特有の菓子にインスピレーションを受けた。1月2月、日本で開催されるサロン・ドゥ・ショコラ・ジャポンのために日本に行く。そこで、有名店のガトー類の食べ歩き。ガト・オ・フレーズ、という名前のイチゴのショートケーキだ。全国各地のパティスリーでは定番 [続きを読む]
  • 21世紀に語り継がれる
  • 「マルセル、プラックとバッシンヌに汚れが残ってるぞ!プラックの汚れは仕上がりに左右される。これ、全部、洗いなおせ」ロベールさんは容赦なく、プラック類をシンクに放り込む。傍らで、レジスは、エクレール、ルリジューズ、サン・ト・ノーレ、パリ・ブレスト、シュー・ア・ラ・クレームを仕上げていく。クレーム・パティシエールを絞るが、計量器で図らなくても勘で掴んで絞っていく。勿論、目にも止まらない早業!エクレール [続きを読む]
  • ショコラティエ
  • 翌日、仕事が休み。なので、お客として店に出向いた。そう、仕事を覚えるため、どれがどこにあるのか、しっかりと確認。「仕事を覚える近道は、商品を買って食べることだ」デュッセル先生から言われた。後日、仕事のとき。落ち着いて接客をする、と決めた。もう一度、商品の場所の確認。取り違えの内容に、しっかりと。「Bonjour!」イングリッドとエポニーヌが客として来た。ガトー・ショコラ、タルト・オ・ショコラ、ガトー・ショ [続きを読む]
  • 販売で
  • 「マルセル、今日は販売をやってもらう」僕が出勤した早々のこと。オーナーの開口早々。「販売のほうは、レイモンとやってくれ。レイモン、マルセルに販売方法を教えろ」「ウイ。マルセル、兎に角、BonjourとMerciは元気よく言えよ」そんなマルセルの単純な言葉に納得していた僕だけど。最初の滑り出しは順調だった。ピュイ・ダ・ムール、ババといった定番商品などは問題なかった。ところが・・・忙しくなってきて・・・夕方前から [続きを読む]
  • グラス・ア・ラ・ヴァニーユ
  • 17世紀前半のフランス、アンリ四世に嫁いできたマリア・ド・メディチ。ルネサンス時代の大富豪の令嬢であった。のちに、マリー・ド・メディシスと呼ばれ、イタリアからグラス、ソルベを持ち込んだ、とされる。その日、レジスはグラスの仕込み。Glace a la vanille(グラス・ア・ラ・ヴァニーユ)牛乳:500ccヴァニラのさや:1本卵黄:6個生クリーム:150cc砂糖:110g1:バッシンヌ(ボール)に卵黄と砂糖をフエ(泡だて器)でブランシー [続きを読む]
  • あれから
  • マルセルが入店したときのこと。周りは、ディディエ・メンディーの末裔が来たのか、とざわざわしていた。たしかに、俺も、まさか、と思っていたものの・・・マルセルが兄に連れられ、アトリエに入ってきたとき・・・あのときの天使がコンコルドに舞い降りた。伸びやかなリセアンに成長して、高貴な剣士のごとき・・・陽に焼けた頬が特徴だった。当時、俺は、エポニーヌと婚約していたとき。エポニーヌは事あるごとに、執拗にアプロ [続きを読む]
  • ユア・マイ・エンジェル
  • Mon Ange(You are my angel)...かれの名前はマルセル・メンディー。実は父ディミトリからディディエ・メンディーの末裔と聞かされていた。ヴァカンス前真っ只中、父は「かなり、高貴なリセアンが入ってくる予定だ。容姿は女の子とみられても違和感ないような」リセ時代の悪友のリュカは「思い当たるのは・・・?もしや・・・フランス革命時代の王党派弁護士・教師のディディエ・・・?」「まさか」リュカに言わせてみれば・・・「 [続きを読む]
  • 政略結婚
  • 「ラトリエ・ドゥ・ジュアン」の創業者はジャン=シャルル・ユゴー。方や、「コンコルド」の創業者はジャン=ローラン・アングラード。300年近くの時空が過ぎ・・・「ユゴー家とアングラード家の懸け橋となるべくの政略結婚に過ぎない。フランス王国時代のブルボン王朝とオーストリアのハプスブルク王朝ではあるまいし」レジスとリュカはビストロでディネを食べ、ワインを飲んでいた。「そうか?エポニーヌはレジスにベタ惚れだぞ [続きを読む]
  • レジスのノート
  • (Abraham Bosse=アブラハム・ボス。1602 or 1604-1676.2.14の作品より。レンブラント、エル・グレコ、フェルメール世代)レジスは20数年前のルセット本を見ながら、自分専用のノートに書き留めていた。そのルセット本は、ロベールが産まれる前。そのルセットは、1700年のものを現在に改定。「フランソワ・ピエール・ラ・ヴァレンヌ(1615-1678)、フランソワ・ヴァテール(1631.1.17-1671.4.14)は、ジャン=ローラン・アングラードが敬 [続きを読む]
  • ジャン=ローラン・アングラード
  • 6話に渡って、「革命の大天使」のディディエ・メンディーのストーリーをアップしました・・・非常に長い内容、文章になってしまいました(^_^;=笑200数年の時空を超え・・・21世紀に語り継がれ・・・クリスティアンから送信されたLINEの内容・・・。「ルイ・アントワーヌ・レオン・ド・サン=ジュストとの関係には驚いた・・・冷血な革命の大天使だったけども、どこか、冷血になり切れないところがあったんだろうか・・・」「マルセ [続きを読む]
  • エティルネル〜永遠(R18)
  • 二人の関係が取りざたされ、ディディエは最早、大学にいづらくなったことも。しかし、ロベスピエールがディディエを救い、事なきを。最早、ディディエとアントワーヌは開き直っていた。授業が終われば、アントワーヌの部屋で二人きり。公然としていた。「・・・残っているはずの・・・ルソンを・・・」ディディエはアントワーヌから脱げ、と言われたわけでもないのだが、着ているのを無造作に脱いでいく。一糸まとわぬ産まれたまま [続きを読む]
  • 露見
  • ディディエには生涯の親友がいた。ギョーム・デシャン。国王ルイ・オーギュスト・カペーの首席側近のジャン=フランソワ・デシャンの一人息子。家は敬虔なカトリックでとても裕福。デシャンが側近を退任後、大学の客員教授となった。しかし、アントワーヌとディディエの関係をひょんなことから露見する事件が勃発。ギョームがラテン語の聖書を取りに行こうと、二人の後をこっそりとついて行った。コンコンコン、とドアをノックする [続きを読む]