ここトト さん プロフィール

  •  
ここトトさん: 理系男子のボクと奥さんの不妊治療のこと
ハンドル名ここトト さん
ブログタイトル理系男子のボクと奥さんの不妊治療のこと
ブログURLhttp://cocototo1978.com/
サイト紹介文不妊治療、不育症、流産、40週緊急帝王切開での死産。いろんなことを経験したボクたち夫婦のはなし
自由文このブログは不妊症、体外受精、3度の流産と不育症診断、そしてようやく授かった娘の臨月の死産など、たくさんのことを経験したボク達夫婦の5年間にわたる、そして今なお続く不妊・不育治療の記録を男目線、夫目線からまとめたものです。不妊・不育、流産・死産後の心のケアとたたかう旦那さま、奥さまにボク達の経験が少しでもお力になれればと思います。いっしょにがんばりましょう。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供195回 / 313日(平均4.4回/週) - 参加 2016/10/11 22:49

ここトト さんのブログ記事

  • イラスト
  • Instagramよりこのイラストをみると、ボクはいつも胸がいっぱいになります。この理不尽な(笑)二人の位置取りに、父親の喜びがあふれているように思うのです。 このイラストはウクライナ人アーティストのSnezhana Sooshさんという女性によって描かれています。 キングサイズベッドの真ん中に眠る女の子。端っこで小さく身体を丸めて眠る父親。もちろん寝苦しい。でも気持ちよさそうに眠るこの子のためなら、そんなこといくらでも我 [続きを読む]
  • 忘れてもいい
  • 信頼する職場の先輩と話していた時のこと。話の流れでボクが子供を亡くしていることを告白しました。 「…そうか、何か月で亡くなったんだ?」「40週、お産の最中に亡くなりました」「実はな、ここ村。俺も次男を亡くしてるんだよ。つい先日、13回忌を終えたところだ」 そんなこと、全然知らなかった。3人の男の子を連れて、土日は野球、連休にはキャンプ、夏は海水浴、冬はスキー。年中日焼けした、絵にかいたようなアウトドア派 [続きを読む]
  • 大きなお世話
  • 仕事関係のとあるプロジェクトのために集められたのは、ボクを含めて同年代の数人。部署が違うから普段は顔を合わさないけど、若いときからよく知っている気の置けない仕事仲間たち。 プロジェクトの会議が順調に終わって、みんなで居酒屋で打ち上げしてた時、そのうちの一人が最近結婚した話になりました。彼と奥さんは海外旅行が趣味で、結婚前からいろんな国に行っていたらしい。新婚旅行はどこどこに行ったよ、なんて話してい [続きを読む]
  • 泣きたいときにきく音楽#20 星野源 / Family Song
  • ただ 幸せが一日でも多く側にありますように悲しみは次のあなたへの橋になりますように微笑みが一日でも多く側にありますように涙の味は次のあなたへの橋になりますように遠い場所も繋がっているよ 多くの人が「これは自分のことを歌ってくれてるんだ」と思えるようなものを、“いい歌”というのだと思う。 ボクにとっての「遠い場所」はもちろん、あの子のいる空の上だ。どんなに遠くても、ボクたちは繋がっている。ボク [続きを読む]
  • うれしいメール
  • 先日ある読者の方から、あの子の1歳半の誕生日を祝うメールをいただきました。ブログには正確な日付は書いていないはずなので、正直とても驚いたけど、「天使のはなし」の更新にあわせて読んでいただいていた方なら、確かにあの子の誕生日を特定することができたかもしれない。その方は、ほぼ同じ日にお生まれになったお子さまの成長と重ねて、あの子のことも思い出してくださっているようでした。 とても嬉しかった。 「あなたの [続きを読む]
  • 不安でたまらなくなったとき
  • 不安でたまらなくなったとき、悪い考えがどんどん浮かんできてしまうとき。とても簡単な瞑想みたいなことをすると、ちょっと気持ちが楽になることに気づきました。 たとえば有名な経営者とか映画監督とかが、「アタマを整理して新しいアイデアを生み出すために、毎日瞑想をやっているよ!」みたいな話を聞いて興味を持って少し本を読んだりしたけど、ちゃんと本格的にやるのはなかなか難しい。今から30分瞑想するぜ!なんて決心を [続きを読む]
  • ささやかな記録
  • 「子供たちは精子提供者を家族だと考えているか?」 このTEDトークは社会倫理学者のヴィーラ・プロブーストによるものです。彼女は精子提供によって子供を授かった家庭や、そうして生まれた子供にインタビューをすることで親や家族のあり方を考察しています。そして彼女はこうした「伝統的」ではない家族であっても、必要なのは温かい関係性であり、その家族自身で物語を作り上げていくことが重要だと説きます。精子提供、養子縁 [続きを読む]
  • 自宅でできる遺伝子検査
  • 「自宅でできる遺伝子検査」なんてものが最近はありますね。こういったブログに掲載される広告などでも時々目にします。お金を払ったらキットが自宅に送られてきて、唾液を入れて送り返すと、遺伝子情報をいろいろ解析してくれて、あなた将来こんな病気になりやすいですよ、肥満体質だから食生活気をつけなさいね、だとか教えてくれるんだらしい。 こういったサービスを提供しているのは医療機関ではなくて、実はただの民間企業。 [続きを読む]
  • お知らせとお礼
  • いつも「理系男子のボクと奥さんの不妊治療のこと」をご覧いただきありがとうございます。 この度、なんと当ブログのご訪問者数が6万人を突破いたしました*!ん〜すごい。東京ドームいっぱいだ。ボクが生まれ育った町4つ分だ(笑)。嬉し恥ずかし感無量。本当に本当にありがとうございます。 このブログは大手のブログコミュニティサービスも使っておらず、テーマ的にSNSで拡散されるようなものでもありません。要するに不妊治療、 [続きを読む]
  • それでも車を買いました
  • いつものように車での通勤途中、ふとフロントガラスのステッカーを見て、新車1年点検の日が近いのに気づきました。 そうか、もう1年たつのか。この車はあの子が亡くなってしばらくしてから買った車でした。白いワンボックスの軽自動車。いわゆる子育て世代のママさんカー。 それまで乗っていたのはボクが独身時代に買った黒いコンパクトカーで、見た目もかっこよかったし、故障知らずでよく走るし、はじめて自分で買った車だった [続きを読む]
  • ふゆゆんさまへ
  • 7月10日にコメント欄にメッセージいただきました「ふゆゆん」さま。 あたたかいメッセージをいただき、ありがとうございました。大変お辛い経験をされましたね。経済的にも身体的にも精神的にも負担の大きい不妊治療です。期待していた分、ショックも大きいですよね…。どうかご無理なさらずに、また気持ちが前向きになるまで、ゆっくりとお休みください。そしてできれば、叶わずも一度はおなかにやってこようとしてくれたお子さ [続きを読む]
  • 泣きたい時にきく音楽#19 UA / あいしらい
  • ふとした仕草がやけに大人びたね君の春今までならきっと黙り込んだようなこと答えてくれる 足りないことだらけで ごめんねどんな子守唄を思い出すのきっと唄ってあげてね UAさんの2016年アルバム「JaPo」収録曲。我が子の成長を喜ぶ、母親の唄です。 きっとボクは 5年後は赤いランドセルを見て12年後は真新しい制服を見て20年後は晴れ着姿で歩く人を見て またあの子を思い出して、あの子が大きくなった姿を思い描くだろう。 [続きを読む]
  • 亡くなった子の写真
  • あの子が亡くなって、あの子のお葬式をあげてやる日までに撮った写真は1000枚以上に上ります。もちろん中にはピントが合ってない写真もあるし、何が撮りたかったんだかわからないのもあるし、泣いているボクたちが写っているものもある。それでもキレイにとれたものも何枚もあって、本当にかわいらしいあの子の姿や、しあわせそうにあの子を抱いているボクたちの写真は、今でも心を癒してくれるし、これからも一生大切にしたいと [続きを読む]
  • 出来すぎた一日のはなし
  • 天使ママさんたちと違って、ボクたち天使パパはお互いの悲しみを共有しようとなんてしない。たぶん多くの人はそんなこと思いつきもしないと思う。 そもそもボクたち男同士は、普段から飲んで話している時でも悩み事相談なんかしないし、胸の内を打ち明け合うこともまずない。なぜないのかなんて聞かれても困ります。だってそうしたいと思わないんだもの。 それでもボクたちだってやっぱり悲しい。だから天使パパは、それぞれ自分 [続きを読む]
  • 不愉快な出来事
  • 「確率が低い不愉快な出来事は起こらないが、確率が低くても愉快なことは起きる」 経営学の教科書*にこういう言葉があるそうです。なるほど、人ってそういうふうに考えがちですよね。 だからこそ、確率的に当たるはずもない宝くじをつい買ってしまう。だからこそ、それでも自分は乳がんにはならない、と思ってしまう。 「彼女」が亡くなったことは本当に不幸なことだった。彼女はちゃんと検診を受けていたし、専門医の診察も受け [続きを読む]
  • 強い人
  • 流産や死産。そんな悲しい体験をしても、その悲しみを乗り越えよう、前を向こうとする人を「強い人」だといいます。そして同じ体験をした多くの人はそんな風に強くありたい、強くなりたいと願います。 苦しい中、悲しい中、崩れ落ちそうになってもグッとこらえて、また社会人として仕事に向かえる、感情を表に出さないように振舞える、また次の希望に向かって行動できる。大変なことです。それができる人は、確かに強い。 それじ [続きを読む]
  • 注目してます
  • 6/28(水) 0:00~ (火曜深夜) NHK BS:BS世界のドキュメンタリー「ダウン症のない世界?」自らもダウン症の息子を持つ女優・サリーが、出生前診断の結果を受けて中絶を選ぶ女性が多いことに疑問を感じ、医師や制度の問題点を探りながら社会の多様性を訴える。出生前診断の精度が上がった結果、イギリスではダウン症の子どもが生まれる確率が高い場合、90%の女性が中絶を選ぶ時代になっている。番組のプレゼンターであるサリーは [続きを読む]
  • 「ココママ」さまへ
  • 6/21 「みんなどうなの?不妊治療編」コメント欄にメッセージいただいた「ココママ」さま 温かいメッセージありがとうございました。時間の経過と、このように読者の皆様に励ましのお言葉をいただけるお陰で、少しずつ穏やかに過ごせる時間が増えております。 私どもの娘と同じお名前のお子さまをご出産されたとのこと。まずはおめでとうございます。子育てにはきっと大変なご苦労もおありになるだろうと思いますが、羨ましい気 [続きを読む]
  • 果実のない木〜アフリカの不妊事情
  • 少し前にテレビでやっていた「果実のない木」というフランスのドキュメンタリー番組が、なかなかに衝撃的だったのでご紹介します。 舞台は西アフリカ、ニジェール共和国。この国では女性はこう扱われています。 女は樹木。夫を休ませ、果実を実らせる。 不妊に悩む女性アイチャが訪れたのは、怪しげな呪い師。「子供欲しいのなら、鶏の子宮を乾燥させたものに鷹のなんちゃらをとなんちゃらを加えて煎じて飲みなさい」なんていう、 [続きを読む]
  • 竹内正人先生のこと
  • ボクがあの子を亡くして間もないころに、産婦人科医の竹内正人先生のHPに出会ったことは大変大きなことでした。 亡くなった赤ちゃんはどんな子でも、すごく幸せそうな表情で産まれてきてくれる。これは、産科医をしている私にとって大きな驚きでした。短い時間でも精一杯、生き抜いたから、こんなにいい表情で死んでゆけるんではないか・・・そう感じるようになってから、「死」に対する意識、お母さんと、子どもへの姿勢がかわ [続きを読む]
  • 父の日
  • 「ここトト、父の日は何したい?」 そう奥さんに言われたとき、ボクははじめ、奥さんが何を言っているのか理解できませんでした。しばらく考えて、気づいて、涙が出てきた。 そうか、ボクはもう父親なんだ。 自分は「天使ママさんも母の日を」なんて言ってたくせに。父親の自覚が足りないのかな(笑)。 ブログ記事「天使ママのみなさんへ」を読んでいただいて、「母の日は関係ない日じゃない」と気 [続きを読む]
  • 失って得られたもの 〜「永い言い訳」と「光」〜
  • 最近観た映画で、すごくよかったなぁと思うものが2本あります。西川美和監督の「永い言い訳」と、河?直美監督の「光」です。 「永い言い訳」で本木雅弘さん演じる小説家は、愛情の覚めてしまった奥さんを事故で亡くします。一方「光」では永瀬正敏さん演じる天才カメラマンが、カメラマンの命ともいえる視力(=光)を失っていきます。 大切にするべきだったものを失って苦しむ男。何より大切だったものを失って [続きを読む]
  • 着床前診断問題のこと
  • 不妊・不育症関係のブログなどで少し前に広く拡散されていたこの問題。 神戸新聞NEXT 2017.6.10禁止の受精卵検査実施 神戸の医師処分へ 日産婦 最近ではYahooが「受精卵検査(着床前診断)、賛成? 反対?」なんてパブリックアンケートをやってたりして、今後世間でもちょっと話題になるかもしれない(ちなみにこの原稿を書いている時点では70%くらいの人が「賛成」。でも回答者の75%は男性なのは興味深い)。& [続きを読む]
  • Baby in Car
  • 流産死産を経験して日が浅い頃は、目にする景色も大きく印象を変えます。 ショッピングモールに子供連れって、こんなにたくさんいたっけ?ベビー用品のテレビCMって、こんなにたくさんあったっけ?SNSに子供の写真載せる人、こんなに多かったっけ? 要するに小さな子供の姿や、それを連想させるものがいちいち気になる。心がざわついて、亡くなった子のことを思い出してまたつらくなる。 通勤で毎日車を運転 [続きを読む]