高岡ヨシ さん プロフィール

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高岡ヨシさん: 想像は終わらない
ハンドル名高岡ヨシ さん
ブログタイトル想像は終わらない
ブログURLhttp://yoshitakaoka.hatenablog.com/
サイト紹介文ストーリーは続いていく
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供73回 / 162日(平均3.2回/週) - 参加 2016/10/14 07:59

高岡ヨシ さんのブログ記事

  • 彼が頭を下げた日
  • 同じ団地の2号棟に住む4人、通称「オリジナルフォー」から始まった集まりのメンバーも7人に増え、せっかくなので小学校最後の夏休みに何処かへ行こうと計画したのが、後に恒例行事として続いていく「五厘サマーキャンプ」の始まりだ。高校1年の夏にキャンプ地が伊豆諸島の新島に固定されるまで色々な場所で行われ、五厘クラブ年表でも外せないイベントになった記念すべき第1回が小学6年の夏に行われたのだが、この1回目がヒ [続きを読む]
  • 十八時に聞こえるサイン
  • タン タン タンタン タン タン響くリズムは祭りの太鼓タン タン タンつられて覗くプールの脇夕暮れの枠に収まって 思いを投げる黒い影はじっこの世界で映える オレンジ色したD号ボールコンクリートにぶつける球は 息をのむほど速かった「何?」視線が合って拍子が止まる「球、速いね」「速いよ」「見てていい?」「いいよ」タン タン タンタン タン タン振りかぶらない美しいフォームグロー [続きを読む]
  • 決まらない男
  • もしもこの世界を「決まる人、決まらない人」の2タイプに分けるならば、自分は間違いなく後者に分類されます。「決まる人、決まらない人」この言葉の定義を考えると「もっている人、もっていない人」と共通点があるように思えますが、両者は似て非なるものです。勝手な解釈ですが、自分が思う「決まる人、決まらない人」の決定的な違いは、物事をスマートにこなせるか否かです。例えば、バレンタインデー当日の学校。例年通り [続きを読む]
  • 口にしてはいけない蜜
  • それは 口にしてはいけない蜜人の心を掻き立てて 気持ちを揺さぶる甘い蜜三階のおばさんが暗躍し 団地の噂が素早く回る甘ったるい蜜の配達に 電子機器など必要ないのだ(勤めていたパルプ工場が倒産し 父親が家を出た)回覧板のように届けられる話尽きることのない好奇心は鉄製のドアをもすり抜ける「つまらなそうだから 行かない」キャベツ太郎にハートチップル修学旅行のお楽しみを残らず開けてしまった君は団地 [続きを読む]
  • 私は知っている
  • 私は知っているいつも近くで見てたからあなたや君を知っている私は知っている五時の鐘が鳴るまで校庭で時間をつぶしていた君をお楽しみ会に参加しなかった君を給食費のことで先生と話していた君を「楽しみだ」と言ったのに転校前日に「行きたくない」と泣いた君を私は知っている喧嘩ばかりだった両親の仲を取り持っていた君を家の鍵を首にかけ家事を押し付けられていた君を気が触れたと噂されていた近所の老婆に挨拶をする君を [続きを読む]
  • 高橋名人チルドレンよ、永遠に
  • 高橋名人チルドレンよ、なぜ呼び出してくれなかったのだ?私のツーコンのマイクは、常にオンにしておくと言ったのにまぁ、いいこうしてまた顔を見せてくれたんだ細かい事は言いっこなしださぁ、早いとこファミコンのコントローラーを握ってくれ高橋名人チルドレンよ、時は確実に進んでいる手始めに、そのシャネルズみたいなメイクを落とそうかなんなら、その手首に付いたジャラジャラしたモノも外そう君たちはもう、アムラー [続きを読む]
  • 今も、何か書いてる?
  • その白い指は 確かに舞った氷上を滑るフィギュアスケーターのように何の面白味のない無機質なホワイトボードの上をエッジを効かせて駆け抜け息をのむ美しい文字を残したあの時 心は持っていかれたんだイチョウ並木に足を止める余裕もなくひっ叩いても 体は素直に動かない家を出て 大学のある駅まで着くので精一杯泣いても怒っても それが自分の限界なのだ教室の代わりに足を向ける図書館言い訳を探すために座る哲学書 [続きを読む]
  • 空の色をした作業着
  • 「俺の背中を見ておけ」って大声を出すけど その背中は一体どこにあるの?7時過ぎには家を出て 帰ってくるのは夜中過ぎ週に1度の休日に 足を向けるのは競輪場だほら あなたの背中はどこにもないすすけた青い作業着黒いオイルにまみれたその服は もう何色でもなかった「空の色と一緒だろ」 あなたはそう言っておどけたけど私が知っている空は こんなに色褪せてはいないあなたは不器用な人だ思いと言葉が お互 [続きを読む]
  • 私のロードショー
  • 「萌の朱雀」が見たくて並んだ映画館背伸びは承知の上だったポップコーンもコーラも買わなかった二列目の特等席映し出された緑と吊り橋に引き込まれて 内容なんか一つも入ってこなかったただ 美しくとにかく 夢中になった鑑賞後 とても強い衝動を感じたが 十八歳の私には それが何だか分からなかったあんな風に場面を切り取りたい止まっているようで動いている そんな景色に憧れた静止画ではなく 動画を意識す [続きを読む]
  • もう、そこにはいない
  • 「思いを果たすまで 許さない」春に咲くヒナゲシ夏に咲くサルビア秋に咲くヒガンバナ冬に咲くサザンカ赤い花の想い出なんかいらない そろそろ荷物を降ろしたいんだ「恨みを晴らして」掴まれた肩の感触が 強く残って消えない十月 教室 ストーブ 畳何気ない言葉に 意味を持たせないでくれ準備は怠らなかった道具も揃えて 体も仕上げたよでも 本当はそこにいたくなかったんだ肩が凝るのも 偏頭痛も身分不相応 [続きを読む]
  • 嫁に頭が上がらないわけ
  • 2月14日、カナダでは今日がバレンタインデーでした。この日は大好きなチョコレートの日であると同時に、自分たちの結婚記念日でもあります。同じ名字になってから11年目の記念日、自分は今年も仕事でした。籍を入れる時、忘れないようにと分かりやすい日を選んだのですが、こちらに来て2人ともホスピタリティ業界に就職したこともあり、このアニバーサリーを満足に祝えていない状態が続いています。嫁さん、正直すまない。 [続きを読む]
  • 嫁に頭が上がらないわけ
  • 2月14日、カナダでは今日がバレンタインデーでした。この日は大好きなチョコレートの日であると同時に、自分たちの結婚記念日でもあります。同じ名字になってから11年目の記念日、自分は今年も仕事でした。籍を入れる時、忘れないようにとこの分かりやすい日を選んだのですが、こちらに来て2人ともホスピタリティ業界に就職したこともあり、このアニバーサリーを満足に祝えていない状態が続いています。嫁さん、正直すまな [続きを読む]
  • 行き場のない感情は、どこへ流せばいいのだろう
  • 皆さんには学校や職場、もしくは住んでいる街などに自分1人になれる場所がありますか?自分は、あります。というか、新しい所へ行くと、まずその候補地を探します。小さな神社の拝殿裏人気のないデパートの屋上決まった駅の階段下ベンチ誰も使っていない駐輪場冬のプール小屋ちなみに今の職場で使っているのは、ボールルームの先にある備品室で、そこはドアを開けるのに専用のカードキーを必要とするため、ほぼ確実に1人にな [続きを読む]
  • ちょっと待ってくれないか
  • あの ちょっと待ってそのままの姿勢でいいから少しの間 話を聞いてくれないか?理由なんか尋ねないよ此の期に及んだら どうもこうもないよねねぇ「Fallin' in Love」って曲を知ってる?ハミルトン ジョーフランク&レイノルズっていう長い名前のバンドが歌っててさ本当にいいメロディーなんだじゃあ トッドラングレンは?いや 違うんだ 音楽の話をしたいわけじゃなくて きっと 君の知らない曲が まだたくさんあると [続きを読む]
  • それでも同じ空が広がる
  • 僕は目をつむるこうしてまた目をつむる何かを思い出したフリをしてランチルームを後にした休憩時間は残り10分少し歩を早め ボールルームを通り越して備品室に急ぐここは滅多に人が来ない場所カードキーを挿し ゆっくりとドアを開ける期待通り 誰もいない来賓用の純白の椅子に腰を下ろし 僕は目をつむるこんな時 どうすればいいんだ「あー あー あー あー」心で言葉を流す「あー あー あー あー」思考が入 [続きを読む]
  • これは超能力ですか?
  • ミスターマリックにトランプマン、そしてユリゲラー。自分は子供の頃、この3人を本物の超能力者だと信じていました(ユリゲラーに関しては未だにグレーゾーン)。もちろん、「手品」や「トリック」といった言葉は知っていましたが、変に裏を読み(この人達は、その凄まじい能力を隠すためにワザワザ『ハンドパワーです』って言ったり、トランプを飛ばしたり、スプーンを曲げているんだ!)などと考えていました。「超能力者は正 [続きを読む]
  • 言葉にしたい
  • 言葉にしたい決まることのない3ポイントシュートと体育館の静けさを「ひょうきん族」が始まる前のザワザワするお茶の間をなかなか顔を見せずに勿体ぶる、給食ワインゼリーのいじらしさを言葉にしたい気になっていた子の視線を感じた視聴覚室の奇跡を夜中に忍び込んだプールでしか出せない自己ベストのクロールを誰も居ないはずの保健室から聞こえた会話を言葉にしたい一度しか開かれなかった誕生日会をサビ隠しのため、 [続きを読む]
  • リア充 ”勝手に” 解体新書
  • 本題とのリンクが見えづらいと思いますが、この記事のサブタイトルは「あなたは、まだポイントを振り分けていないだけなのかもしれない」という、やけに長いものになっております。「リア充」自分がまだ日本にいた頃には、存在していなかった言葉……いや、もしかしたら使われていたかもしれませんが、ここまでの認知度はなかったと思います。こちらに来てから、主にネットで目にする頻度が増えた新時代のニューボキャブラリー [続きを読む]
  • どうしたらいいのか分からなかったので、服を脱いで走った
  • 記事の冒頭ですが、頭を下げさせていただきます。タイトルだけを冷静に見ると、ただの変態です。上の題から得られる第一印象は、間違いなく頭のおかしな人です。これから順を追って話を進めていきますので、どうか釈明の余地をください。突然ですが、皆さんは服を脱いで走ったことはありますか?自分はあります。とはいっても、法に触れるような話や変態的な話題が展開される訳ではありませんので、ご安心ください。インパク [続きを読む]
  • 「もしも」の世界は、パラレルワールド
  • パラレルワールド。今いる世界と並行して存在する、もうひとつの世界。皆さんは「if もしも」というテレビドラマを覚えていますか? 1話完結の物語の中で分岐点があり、それぞれ選んだ選択によって結末が変わるお話です。随分、昔に放送されたものなのですが、中学生になったばかりの当時の自分には、とても刺激的なドラマでした。話の内容もそうなのですが、自分は「もしも」の先を描くという物語のコンセプトに夢中になりま [続きを読む]
  • 家へ帰ろう
  • 家は、居場所。皆さんにとって、「家」とは何ですか?一口に「家」といっても、その定義は人によってバラつきがあると思います。ある人にとって「家」とは、家族団欒の場所であり、またある人にとっては、雨風をしのいで眠るだけのスペースという意味しか持たないのかもしれません。「家」というものに対しての意味合いが変わると、当然その場所も今住んでいる所や実家だけに限定されなくなります。なので、行きつけの飲み屋や [続きを読む]
  • 私が私をやめたなら
  • 私が私をやめたならあなたは満足するのだろうか私が私をやめたならあなたは代わりを探すのだろうか穴は深く どこまででも続くほつれた畳の縫い目が近いひれ伏した視線は 地面と水平だ私が私を保つあいだは誰かの叫びは聞こえない私が私をやめない限り呼び出される顔ぶれは変わらない「誰かを救っている気分か」だって?怖くて断れないだけだよ夕日が映えるくたびれた校舎許されるならこの時間は家にいたいんだオレンジ [続きを読む]
  • ハッシュタグ「人間を出せ」
  • 前回の記事の続きです。yoshitakaoka.hatenablog.comハッシュタグ「人間を出せ」の世界。これ、個人的に十分あり得る未来だと思います。自分が例えに出した2037年、今から20年後の世界なんですけど、現在の進化のスピードを考えたら、きっと想像以上のデジタルワールドが自分たちを待っているのだと考えられます20年。その年月は多くの常識を変えるのに、十分すぎる力を持っています。例えば今から20年前の1997年 [続きを読む]
  • ようこそ、ホテル「近未来」へ
  • 「未来」と言っても、何百年も先の話ではなく、何十年先の「近未来」例えば、今から20年先の2037年。地球がどうなっているとかいう話はひとまず置いておいて、一部分にクローズアップ。映し出すのはホテル。自分が今、働いている場所の20年後の姿。恐ろしくも興味が惹かれる、そのホテルでの1日。《 以下の文は、書き手の勝手な妄想によって書かれており、登場する法律、出来事、機能などは全てフィクションです》よ [続きを読む]
  • ねぇ、知ってる?
  • ねぇ、知ってる?あの子のお母さん、PTAの会長さんとできてるらしいよ。ねぇ、知ってる?あの子の家の弟さん、やっぱり変なんですって。ねぇ、知ってる?あの子のお母さんの出処、どうも橋の向こうの地区らしいのよ。ねぇ、知ってる?あの子のお父さんの会社、噂通り倒産したんですって。ねぇ……知ってる?あなた達の話、全部聞こえているよ。ねぇ……知ってる?あなた達が笑ってしている話、全部おかしくも何ともないんだよ。 [続きを読む]