産婦人科医 さん プロフィール

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産婦人科医さん: 現役産婦人科医の時間外診療
ハンドル名産婦人科医 さん
ブログタイトル現役産婦人科医の時間外診療
ブログURLhttp://obgyne.hatenablog.com/
サイト紹介文カンジダ、ミレーナ、避妊、生理痛など、女性の悩みについて産婦人科医の立場で説明します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供101回 / 254日(平均2.8回/週) - 参加 2016/10/14 16:28

産婦人科医 さんのブログ記事

  • 内診検査は絶対必要なのか
  • 婦人科を受診する上で最もハードルを高くしているのは、やはり内診という検査の存在だと思います。性交経験のある方でも抵抗があると思いますが、性交経験のない方であれば、内診はとても痛くて出来ないですし、内診台というものに対する抵抗もあって、婦人科受診そのものを遠ざけていると思います。そこで、私のクリニックの問診票には「内診をどうしても受けたくない」というチェック項目を作りました。そこにチェ [続きを読む]
  • 医者になる、ということ
  • 医者になるためには、医学部に入らないといけません。医学部に入るためには、高校時代から受験勉強を頑張らないといけません。そう考えると、高校3年間と医学部6年間の合計9年間は医師免許を取るために頑張るわけです。そして、医師免許を取った後、2年間は初期研修というものを受けなければならず、それが終わってやっと◯◯科の医師として、スタートラインに立てます。他の職業の詳しいことはわかりませんが、10年近くか [続きを読む]
  • ディナゲストの勉強会にでてきました
  • 生理痛に対する薬として、ピルやミレーナがあるのですが、そういったものが合わない方にはディナゲストという飲み薬があります。これは、それほど深刻な副作用もないので、比較的飲んでもらいやすいかと思っているのですが、どうしても値段がネックでした。保険が使えても1か月に9000円近いのです。そのディナゲストに後発品、ジェネリックが出ることになりました。obgyne.hatenablog.comそのおかげで、1か月の負担が半分くらいに [続きを読む]
  • 妊娠してもタバコを吸う方へ
  • 妊娠したけど、タバコが辞められない方に向けて、以前ブログを書きました。obgyne.hatenablog.com今回は、もう少し踏み込んで、タバコを吸うと赤ちゃんにどういう影響が出るのか、詳しく書いていきたいと思います。喫煙者の方は、流産率が 2倍受動喫煙の方ですら、流産率は1.6倍になります。(George L, ea al.: Environmental tobacco smoke and risk of spontaneous abortion. Epidemiology 2006;17:500-505)そのほかには 前期 [続きを読む]
  • クラミジアと淋菌について
  • obgyne.hatenablog.comクラミジアという性病については、腹痛の原因になったり、放置しておくと、不妊症の原因になったりする、ということは以前のブログでも書いてきました。そのクラミジアと同じくらい問題になってくるのが淋菌という性病です。クラミジアに比べれば確率は低いのですが、クラミジアと同様に性行為によって感染し、腹痛の原因になったり、オリモノがふえる原因になったり、不妊症の原因にもなったりします。クラ [続きを読む]
  • 子宮内膜症で手術が大変だった時のお話
  • 子宮内膜症というのをお聞きになったことのある方は多いと思います。生理が重い原因として、子宮内膜症というのは非常に厄介な病気です。私が勤務していた総合病院では、近くの開業医さんから手術が必要な患者さんを沢山紹介してもらうのですが、その中でも子宮内膜症の患者さんの手術は本当に大変です。まず、子宮内膜症というのは、子宮の内側にある「内膜」という組織が、内膜とは別の場所に飛び散ってしまう状態のこと [続きを読む]
  • デリケートゾーンの痛みについて
  • obgyne.hatenablog.comデリケートゾーンの痛みについて、ヘルペスやパルトリン腺が原因になることがある、と以前説明しました。これらは、診察すればすぐにわかりますし、どちらも繰り返しやすい病気なので、再発した患者さんだと、ご自身でヘルペスになりましたパルトリン腺が腫れましたと自己申告してくれることも多いです。それ以外に痛みを引き起こす病気としてよくあるのは、毛穴にバイ菌が入ってしまう毛のう炎であったり、 [続きを読む]
  • 日本で一番暑い街
  • 先週末は、子供の「行ってみたい!」という鶴の一声で向井千秋記念子ども科学館に行ってきました。場所は館林市そう、真夏には全国ニュースで38度とかいう、ありえない気温をたたき出す街です。そのため、脳内では館林=暑いというイメージが出来上がっているので、少し足が重かったのですが、まだこの時期はそこまで暑くはありませんでした。(日なたを歩いていると、汗がにじみ出てくるので、頑張って日陰を探しながら歩きました [続きを読む]
  • イソフラボンの具体的な摂取量について
  • obgyne.hatenablog.comobgyne.hatenablog.com以前、イソフラボンと癌の関係はなさそうだ、というブログを書いたのですが、具体的にどれくらいのイソフラボンを摂取してもいいのか、調べてみました。以前紹介したブログの中の論文では、1日のイソフラボン摂取量を20?、35?、60?の3群に分けて比較しているのですが、どの群でも癌との関係性は認められませんでした。厚生労働省が発表しているデータでは、1日に食事から摂取するイ [続きを読む]
  • 妊婦健診の大切さ
  • 妊婦健診は、赤ちゃんの様子を超音波で診ることができるので、私自身好きな検査でもあります。お母さんもニコニコしてくれるし、お父さんも一緒に来てもらえれば、「おぉ」と感動してもらえて、お産の次に幸せな空気が流れます。それでも、中には「妊娠に対する不安」であったり、「赤ちゃんを見ることに対する不安」であったり、金銭的な問題であったり、理由は様々ですが、妊婦健診を一切受けないで、出産に臨むお母さんがい [続きを読む]
  • 赤ちゃんが突然亡くなるということ
  • 基本的に産婦人科というのは、すべての診療科目の中で、唯一おめでとうございますと言える幸せな科だと言われています。実際、外来や病棟でも妊娠・出産の幸せな空気が流れていますし、それが産婦人科医になることを決意した大きな理由でもあったりします。しかし、そんな産婦人科でも悲しい瞬間はあります。流産や死産というのは、我々がどれだけ頑張っても、避けられないこととして起きてしまいます。もう何年も前の [続きを読む]
  • 妊娠後期に胎動が減るのは正常なこと?
  • 赤ちゃんが産まれる準備をし始めると、胎動が減ってくる、というのは聞いたことがあると思います。でも、それって本当に正しいことなのでしょうか。こちらの論文にデータがありました。Establishing a reference value for the frequency of fetal movements using modified 'count to 10' method.この論文は、700人近い日本人の妊婦さんが、一日の中で最も胎動を感じる時間帯において、10回の胎動を感じるのに要する時間を記 [続きを読む]
  • 避妊に失敗したかもと思ったら
  • アフターピルという薬をご存知でしょうか。普段から避妊の為に飲む薬のことは低用量ピルと言ったり、ピルと言ったりしていますが、今回お話しするのは、避妊に失敗したかも、というときに飲んでもらうアフターピル緊急避妊という薬についてです。かなり昔から緊急避妊の薬はあったのですが、それは副作用として吐き気が出ることが多いものでした。もちろん、今もその薬はあるのですが、吐き気の強さと避妊失敗率の高さから、あまり [続きを読む]
  • 赤ちゃんの命を救えた話
  • 誰かが、赤ちゃんなんて自然に産まれてくるんだから、自分でもお産ができる、と言っていたようですが、確かに今まで関わってきたお産の9割以上は私がいなくても、何の問題もなく終わっていたお産だったと思います。そんな中で、これは赤ちゃんの命が救えたな、と思える出来事があったので、今回はそれについて書きたいと思います。その妊婦さんは、まだ18歳でしたが、二人目を妊娠して、私の外来を受診しました。パッと見 [続きを読む]
  • ディナゲストがついに安くなります!
  • 生理痛がひどい方の中には鎮痛剤で何とかしのいだり、ピルを飲んだり、ディナゲストという薬を飲んだりされている方はとても多いと思います。ピルに関しては、副作用の点であったり、血栓症という稀な副作用が怖くて飲めなかったり、といろいろ制限がある薬ではあります。そんな血栓症という制限を気にせずに飲める薬がディナゲストというものになります。これは、様々なリスクがあってピルが飲めない方でも、比較的安心 [続きを読む]
  • 月経前症候群の方へ
  • 生理前になると、どうも調子が悪くなる、という方は多いと思います。調子の悪さは、気分の浮き沈みであったり、イライラであったり、頭痛であったり、人によって様々な症状が出ます。本当にいろいろな症状が出てきますが、生理が始まると、スーッとよくなっていくのが特徴です。そういった生理前に調子が悪くなることを月経前症候群と言うのですが、これは超音波検査や血液検査で診断するものではなくて、普段の様子を聞 [続きを読む]
  • 二日間の診察を振り返って
  • 開業して1週目が終わりました。木曜に開業したので、たった2日だけでしたが、特に大きなトラブルもなく終わったと思います。もともと通院していた患者さんに加えて、新たにホームページから予約を取って受診される患者さんもいらっしゃって、やはりホームページと予約システムを導入しておいてよかったなと思います。予約がなくても診察いたしますが、待ち時間が長くなる可能性や、臨時休診の可能性もありますので、お電話か [続きを読む]
  • 診察1日目が無事終わりました
  • クリニック院長としての診察1日目が無事終わりました。前もって様々な業者さんに準備をしていただき、スタッフもトレーニングを頑張ってくれたお陰で、特に大きなトラブルもなく診療できました。最大のトラブルは、早めに家を出て心の準備をするつもりだったのに、電車を乗る方向を間違えて、同じ所をクルクル回ってしまったことです。結果的に30分前には到着したので、早めに出ておいて本当に良かったです、初日から院長 [続きを読む]
  • いよいよ明日から診療スタートです
  • このたび、クリニックを始めるにあたり、いろんなテナントを探しました。北は大宮から、南は横浜まで、本当にいろんなテナントを見てきました。そんな中で、平和島という土地に、「ゴトウ医院」さんという跡継ぎを探しているクリニックと巡り合いました。それが4月頃のことです。そこから、週に1回のゴトウ医院での診察が始まり、どのような形でクリニックを継続するかを話し合い、電子カルテをたくさん試させていただき、 [続きを読む]
  • 電子カルテの講習を受けてきました
  • 昨日は、クリニックで新たに電子カルテを導入するので、電子カルテの使い方講習を受けてきました。丸一日かかって、一通りの使い方を習ったのですが、やはり使ったことがない電子カルテだと勝手が全然違うので慣れるまでには時間がかかりそうです。また、今まで総合病院では、患者さんの症状を記入して、やった検査を入力しておけばそれで終わりだったのですが、新たに自分でクリニックをやるとなると、いろんな申請の関係であ [続きを読む]
  • 赤ちゃんはいつ産まれるの?
  • 子宮の中に赤ちゃんが入る袋が見えると嬉しいですよね。ただ、赤ちゃんの心臓の動きが見えるかどうかが、一つ目の大きなハードルなので、こちらとしては、心拍が確認できて一安心という感じです。そのくらいになると、よく聞かれるのは、いつ頃産まれますか、ということ。赤ちゃんの誕生日がいつになるか、やっぱり気になりますよね。◯月頃ですよ、とお話しすると、年末年始で忙しい時期だなぁとか上の子と同じだ [続きを読む]
  • イソフラボンと乳がんリスク
  • 先日、イソフラボンと子宮体癌の関係性はあまり無さそうだ、ということをまとめたのですが、今回はイソフラボンと乳がんとの関係についてまとめてみたいと思います。まずはイソフラボンについての説明から。大豆や納豆に多く含まれる成分で、食事だけではなく、サプリで摂取することもあるイソフラボン。そのイソフラボンは、エストロゲン様作用をすると言われており、更年期に効果があると言ったり、豊胸に効果があるとうたっ [続きを読む]
  • クリニックの診察時間について
  • 今回、私がクリニックを始めるにあたって、診察時間を何時までにするか、かなり考えました。今回私が開業するようなクリニックでは、仕事を休むほどではないかな、と思っている人が、出来るだけ仕事に影響が出ない範囲で受診しやすいことが大事だと思っています。そのため、夜は出来るだけ遅くクリニックを開いておきたい、と考えました。個人的には夜中眠らずに働いて、次の日も普通に仕事をする、という環境で働いてきたの [続きを読む]
  • 来月、開業します!
  • 開業の決意 - 現役産婦人科医の時間外診療電子カルテ選びについて - 現役産婦人科医の時間外診療クリニックのホームページ作りについて - 現役産婦人科医の時間外診療内装打合せ - 現役産婦人科医の時間外診療以前から開業に関する記事を何回か書いてきたのですが、いよいよ開業する場所が決まり、本日、契約してきました!!短いようで長かった、、、普段の診療をこなしながら、いろんな物件を探し、それと並行し [続きを読む]
  • イソフラボンについて
  • 大豆に含まれるイソフラボンが健康にいい、という話を聞くことがありますが、果たして副作用という面ではどうなのでしょうか。イソフラボンには、女性ホルモンに似た作用がある、と言われています。女性ホルモンであるエストロゲンと、イソフラボンの構造が似ていることから、豊胸や更年期症状の改善に有効なのではないか、と言われたりしています。ここで、産婦人科医として心配になるのが、発ガン性との関係です。エスト [続きを読む]