悠香 さん プロフィール

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悠香さん: 綴るままに
ハンドル名悠香 さん
ブログタイトル綴るままに
ブログURLhttp://me7believe527.blog.fc2.com/
サイト紹介文今月末で休眠となります。此方から、『道明寺本舗』の方へ移動となります。 御世話になりました。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供259回 / 228日(平均8.0回/週) - 参加 2016/10/14 20:56

悠香 さんのブログ記事

  • 1億のダミーと1人の女〜14〜
  • 「あたしはそんなに、うざい女なのかな?」 つくしは司が予約した、メープルの『フレンチレストラン』での食事。「さっきからお前殆ど手ェ付けてねーじゃん。此処のは不味いのか?」「違うよ。食が進まないだけ」 つくしは気にしてしまうと、食が進まないらしい。「此処迄さ嫌われると、世間は冷たいなあってね」「世間が何だ。オレの中では、牧野が一番いい」「あんたの物指しは、何基準なのよ」「オレにはスケール関係ねーし。寧 [続きを読む]
  • 1億のダミーと1人の女〜13〜
  • もし司と付き合って、智や自分の家族を根掘り葉掘りされたりすれば、義母や実母に言われるのも苦痛なのだ。 つくしは自分の性格に、ウンザリしている。 が、最悪のケースを考えて行動しなければ、自分の両親と二の舞を踏んでしまいかねない。 父親の借金等で、頭を下げたのも一度二度ではないからだ。「お前は何がそんなに怖いんだ?」「え?」「何時もは旨そうに食ってんじゃねーか。なのに、さっきから借金がだのなんだのよ」「 [続きを読む]
  • 最後のターン 後編
  • いよいよ本番当日。 つくしは西の丸部屋で、タマ特製の握り飯が入ったバスケットと、紅茶の入った細長い紺色のステンレスボトルをトートバッグに詰める。 「つくし、一生懸命やるんだよ」「先輩・・・。あたし、運動センスゼロだけど、後悔はしたくないんです」たまはつくしに気合いを入れるよいに、柿ノ木で作った杖で尻をピシリと叩く。「下手くそな踊りするんなら、道明寺邸に戻るんじゃないよ。しっかりおし」「痛ぁ〜い。先輩 [続きを読む]
  • おはようございます
  • 日頃から『綴るままに』を愛読下さいまして、有り難うございます。 此方のサイトなんですが、都合により今月末で休眠します。 諸事情有るんですが、更新の不具合等が起きたりで正直困っています。 一度二度ではなくて、限定記事や通常記事でも掲載されずで頭抱えてます。 リンクして下さいましたサイトマスター様や、読者様には大変お世話になりました。 原因究明や、色々考えたんですが。 一旦、今月末で記事を止めたいと思いま [続きを読む]
  • 最後のターン 中編
  • つくしは上の空になりながら、暗記を覚えるようにブツブツと車中でも呟いている。 その為車の天井に、何度も頭をぶつけながら体を動かしている。 運転手はハンドルを握りながらも、笑いを堪えている。「す・・・すみません。」「いえいえ、そんな事より大丈夫ですか?」「頑丈さが取り柄ですから」 正門を潜り抜けて車が静止すると、メイド達の出迎えも挨拶そこそこにつくしは、2階の踊り場で復習を始めた。『つくし様は如何した [続きを読む]
  • 最後のターン 前編
  • 『ハイ・・・ターンして、足を高く上げて・・其処で腕をめいっぱい広げる・・』 駒○公園の広場では、10人前後の女性が白のミニスカートに赤のシャツで、統一されたコスチュームを纏っている。 古めかしいラジカセから、大音量で流れる曲に合わせて踊りまくる。 パンパン・・と、手拍子を取る女性が音楽を止める。「何か最後が揃わないんだなあ」 ソバージュの女性が、首を傾けながら何度も捻る。 何度も繰り返すが、どうにも揃 [続きを読む]
  • 花は遠くなり 其の四〜加筆修正編〜
  • 展示物とは、そもそも何の話なのか。 山川准教授の話によると、『英徳大学史料館』では年に一度『非公開資料展示』なる展示会を行っている。 要は京都で毎年行われている、季節ごとの『非公開展示』を東京でもやっているらしく。 大抵お声を頂くのは、それなりのセレブなOBである。 優紀の夫である、西門総二郎は京都の方にある茶道会館でこの展示会の会合に参加していた。 去年は桜子の家も参加していたが、今年は西門家や花沢 [続きを読む]
  • 1億のダミーと1人の女〜11〜
  • とは言ったものの、いざ司と付き合ってみたいかとなると中々決断が付かないつくしだった。 離婚している上に、直ぐホイホイと付き合えないのがつくしなのだ。 周りの声を気にしてしまい、良縁の話も消え失せた事もある。 再婚も考えなくはないが、二度も失敗するのではとの不安も抱えてしまう。 身の丈に合う男性でも良いのだが、ネックは相手の身内である。「アタシって、嫌われやすいのかなあ・・・」 パソコンとにらめっこする [続きを読む]
  • 1億のダミーと1人の女〜10〜
  • 牧野は何時からそんなに、弱くなったんだろうか。 そもそも無茶苦茶な要求ばっか、しやがるって。 コイツの良いとこが、他人にお人好しだったり。 自分の事を後回しにする、其れすらも偽善者扱いするだあ。 人に合わせて生きなきゃならねえ、コイツは其れなりに頑張って来ただろうよ。 其れすらも取り上げたら、コイツの存在する意味合いってなくねーか? 異性には嫌われたら、とことん嫌われんだろーな。 けど其れが何なんだ。 牧 [続きを読む]
  • 1億のダミーと1人の女〜12〜
  • 色白ながら、細身の青年だが。 見覚えのあるかもしれない、と恐る恐る聞いた。「樹本君?」「もしかして牧野・・・だよね?あれ、智と一緒じゃないんだ?」「離婚したから。あ、昨日帰国したんだ?テレビで話題になってたから 」「何か悪い事聞いたな」「大丈夫。てか、どうしたの?キョロキョロしてるから」「いやあ、参ったわ。満里奈と歩いてたら、パパラッチに追っかけられてさ」 樹本は秘書らしき男性に、あれこれ指図すると [続きを読む]
  • 派遣の実態〜現代はサバイバル〜3
  • 間があいてますが、連載しとります。 宜しくお願いします。現在のつくしは、道明寺とは離婚している。 いやしなければ、自分が精神的に駄目になってしまったのだ。 価値観は近いし、悪くは無い。 好き嫌いと言われると、嫌いではない。 が。司の嫉妬深さだけは、どうにも無理だった。 それさえなければ、本当に悪くは無い。 楓や義姉の椿からは、感謝されている。 タマや使用人は、号泣されまくりでつくしは誤解を解くのが大変だっ [続きを読む]
  • おはようございます
  • 悠香です。 何時もグダグダなお話を、読んで頂きまして有難うございます。 実はですね、この度メル友の蘭丸様とブログサイトを立ち上げました。 名前はずばり、『道明寺本舗』(斜め上を行くブログ)なるツッコミ満載な名前です(笑)。 ウチのリンク先でラストにありますが。 が、個人ブログを優先になりますので。 此方の話とは別のお話、でもつかつくのみなんだよなあ・・・・。 此のサイトは、元々読者様だった蘭丸さんと『つかつ [続きを読む]
  • 1億のダミーと1人の女〜9〜
  • 自分達が初めて出会った時は、お互いの印象は最悪だったのに。 何時からか、異性として見るようになったかは定かではない。 しかし二人は互いを必要として、結ばれた筈なのに。 余りにも幼かった、綿菓子の様な甘くて、バブル並みに脆かった恋は大人の思惑で壊されてしまった。 其れに飽きたらず、大人は言いたい放題に暴徒化して人間不信を招いていた。「おめーは、凄い稀有な女だろーよ」 つくしは首を横に振って、否定した。「 [続きを読む]
  • お願い
  • こんにちは、或いは初めまして。 ヘタレサイトの管理人、『悠香』でございます。 何時もグダグダなお話を、ご贔屓下さいまして有難い限りで御座います。 今回、此のページを書いたのはですね。 最近、何故か『ブロ友申請』なるものが増えたんです。 ウチはブロ友限定記事とか、やってないんけど。 何でかなあ? と、思ったらパスワードで引っ掛かりとかあったわと。 成る程ね、其れは未だ分かります。 が、其れにごちゃごちゃ言う [続きを読む]
  • ぶらぶら揺れて
  • 連休中に書いた、ご当地ネタシリーズです。 本日公開予定が、昨日アップで失礼しました。日射しが照りつけ、夏の足音が近くなる此の日。 あたしは、久々に美術館巡りを楽しんでいる。 路線バスに揺られて、メールをしながら片手には資料を持つ。 会食した取引先の男性社員から、此の美術館を教えて貰い寝食を忘れて没頭していた。 『源○物語』の絵巻展示内容を、混雑した会場でゆっくり進みながら静かにじっくりと見る。 昔、英徳 [続きを読む]
  • 1億のダミーと1人の女〜7〜
  • 総二郎とつくしを乗せた車が、田園調布の西門邸に到着すると使用人と女中が入口に出迎えた。 つくしは離れにある、住宅へ案内されると広い玄関では優紀が着物姿で待機していた。「つくし、久しぶり。3ヶ月ぶりだよね」 優紀は桜色の着物姿ながら、幾分ふっくらした感じである。「突然、ゴメンね。西門さんから、夕食誘われたのよ」「そうなんだ。私もつくしに会えて嬉しいよ」 短髪で小ざっぱりした印象の優紀は、出産に向けて準 [続きを読む]
  • 1億のダミーと1人の女〜6〜
  • あれから事務所に戻ってみれば、所長からの小言を30分グチグチ聞かされる有り様だった。 今日中に発送しなければならない荷造りに託つけて、倉庫へ向かうものの。 倉庫ではパートの女性達から、同情と言う名前の野次馬根性に疲れが溜まる一方だった。 定時に上がる事は出来たが、夕食の食材を考えている余裕もなく。 煮付け、炒め物、レトルトカレーにするか、つくしの頭は、食材達が次々とワルツやタンゴに合わせて登場して来る。 [続きを読む]
  • 1億のダミーと1人の女〜5〜
  • オープンしたばかりのベーグルショップ個室では、つくしを囲み友人達が離婚やら近況やらを聞き出している。「秘書って田村さん?」「いや、武田かな。第2秘書」 類の秘書は3人居るが、田村しかイメージが浮かんで来ないのだ。 「武田は花沢物産のフランス支社に、赴任してるんだが。完全なすれ違いでさ」 類の話によると、武田は45歳の働き盛り。 妻と結婚して17年、一男一女に恵まれたものの。 仕事に邁進し過ぎて、家族コ [続きを読む]
  • 1億のダミーと1人の女〜8〜
  • お通夜の夕食から、マンション近くにある小さい公園につくしはたどり着いた。 マンションの住人向けの、小さいベンチとブランコが置かれただけ。 昔は子供が遊んでいたが、今はシニア向けに変わった此の場所。 ブランコに腰を下ろすと、ゆっくり漕ぎ始める。『浅井達の感情が本来は普通だったのかあ・・』 高等部で全ての生徒を敵に回して戦ったあの頃。 今となっては、遠い昔の話。 つくしはその事を後悔する事は無い、が。 其れ [続きを読む]
  • 1億のダミーと1人の女〜4〜
  • 会食は散々たるもんだった。 狸親父は我慢してやる・・・だが、ビジネスに不要な物ばかり持ち込まれるんは性に合わねー。 今回は原発関連つう、少々難点な部分も有る。 が、此れを完全に稼働させてモノに出来りゃあ『世界の見方』つうのも変わる。『道明寺』の名前が不動に恒久的で刻み込まれる。 と、なると又もや女と言う般若や女狐が益々群がって来るつうものか。 いっそ、同性愛者・・・とカミングアウトしてやるのも手段だな [続きを読む]
  • 1億のダミーと1人の女〜2〜
  • 1人称は司サイトのみ、つくしは3人称になってます。 ご了承下さいまし。 カタカタカタ・・キーボードを叩く音が、部屋中にあちらこちらと、響いて来る。 此処は『メープル・ジョブ』の事務所。 ひたすら画面とにらみ合いながら、PC専用眼鏡の奥で瞬きを繰り返す。 「所長・・・アルファー商事、荷物着いてないって」 「ちょっと待て。今日の午前中に、着かないとセール間に合わねぇぞ」 怒号が飛び交い、所長と呼ばれた男は急 [続きを読む]
  • 1億のダミーと1人の女〜序〜
  • 『ではこの企画書に、署名を頂きまして御社云々の』 日常のやり取り、当たり前の仕事。 会食の料亭に案内されると、予想通りの女連れ。 狸親父の策略に合わせて、見た目も香水も盛りやがる。 『今日は娘と姪を連れて来てましてね・・・』 ったく、又女を目合わせてビジネスの延長かよ。 オレはビジネスと家と結婚すんじゃねー。 コイツらみたいな勘違いが減らねーから、バツが増えんじゃねーのか。 正直、ビジネスの世界に飛び込ん [続きを読む]
  • 1億のダミーと1人の女〜3〜
  • つくしは智に連れられてやって来たのは、先週オープンしたばかりのベーグル専門店だった。 「こう言うのつくし大好きだったよな」 「・・・・・」「あれ?気に入らなかったか?」「じゃなくって、人が凄い沢山だから」 つくし達の前には、オフィスカジュアルやら制服姿の女性にスーツの男性も列を成している。 「だよな?オレは案内しただけだから」 つくしが犬に摘ままれた様に、顔をしかめると奥に個室らしき部屋が有る。 智はつ [続きを読む]
  • 花は遠くなり 其の参〜加筆修正版〜
  • 突然、携帯電話のバイブ音に、桜子はスマホを持ちながら立ち上がるとカウンター近くで声のトーンを落とす。 二人の会話は未だ終わりそうにないらしい。「京都弁、キツいってよく言うよね」 優紀は首を左右に振りながら、手を翳す。 「男性のはそうでもないけど、女性は嫌味に聞こえるの。全員とは限らないんだけど、私は標準語以外分からないから」「前に聞いた事有るんだけど、大きな寺とかを参拝する時は虎屋の竿持参が当たり前 [続きを読む]
  • 桜の苑から〜花は遠くなり・第2部序章〜2
  • 倫をリモに乗せ、園内迄車を乗り入れると、優紀は手を引いて園長の中西登喜枝に挨拶をする。 顔に皺が刻み込まれた、登喜枝は57歳の働き盛りで小柄な女性だった。「西門の若夫人、如何しましたか?」「倫がむずがりますので・・急遽・・はっ」 登喜枝が丁寧にお辞儀をし・・・顔を上げようとした瞬間。 登喜枝の幻影からは、口から大量の血を溢れ出し立ち尽くす姿。 倫はまたむずがり出すように再度泣き出し、優紀は手で口を覆っ [続きを読む]