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戸崎史朗の「エッセイの館へようこそ!!」 http://tochan2626.seesaa.net/

これは小説でも文学とも言えない自由で軽い読み物です。 私の感性のみでチャレンジしています。 笑いや感動が満載で皆さんの人生を振り返るきっかけとなれば幸いです。

S50年早大卒。長い間某損害保険会社に勤務。今は家内と共通の趣味であるゴルフが楽しみ ホールインワンは1度だけ 可愛い孫娘が1人 海外旅行は1998年から毎年1回が恒例 スキーは1級、宅建、サッカーの審判員など また、今年AmazonのKindleから出版しました 「5ヶ条シリーズ 退職予備軍に告ぐ 老後を豊かに過ごすための5つのポイント」です ワインについては現在必死で勉強中です

とっちゃん
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2016/10/15

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  • 今話題のトルコとはこんなところ

    こんにちはとっちゃんです!! 過去記事から旅行記を抜粋してみました。 イスタンブールからトルコの首都アンカラに向かったところからスタートします。 カッパドキアに行く途中、塩分70%と言われるトゥズ湖に寄りました。 塩の上を歩いていると、思わず両手を広げたくなるような気分です。 やはり、自然は解放感が味わえて素晴らしい。 塩の上を歩ける湖…

  • 年が変わる陽射しの中で

    年末年始は寒波襲来の多量の積雪が予報されている。 いつものことながら気候による地域差や生活感がこんなにも違うものかと驚きを隠せない。 関東は冬の陽が低く射しこんでいる 夏のようなエネルギッシュな力はないけれど 薄く長くて優しい母のような温かさを届いてくれる 部屋の奥まで届く陽射しはまるでよく気が付くお店の女将のようだ

  • 僕の野ぐそ秘話

    人間生きていれば色んなことを経験するものだ。 というのは、のっけから尾籠(びろう)な話で恐縮だが、僕は大人になってから「野ぐそ」を3回だけしたことがある。 だけ、と書いたのは緊急かつ止むをえない事情があったもので決して故意ではなく、また僕のこれまでの人生を考えれば少ない回数だと自負しているからである。 小林泰輔氏は自身のブログで「人間は便意の奴隷である」と評しているし、もっと心強い…

  • <後編>あきらなければいい事がある!!

    前編・中編から続く・・ この世の中には素晴らしい出会いというものがある。 それは偶然にどこにも転がっているものではなく、自らが切り開くものであり、しかも地道な行動と運がもたらすものだと思う。 前回今年の前半を振り返って今聞こえているのは、自らの過去を清算して新たな未来を予感させる音でもあったと書いた。 正確には僕の未来に続く音であったという方が正確だろう。 果たして手術を…

  • <中編>生きていてどん底から見えてくるもの・それは崩壊と一筋の光

    前回から続く。 2019年は10日間という短い入院期間にも関わらず、今回の入院に際して懐かしい人にも言葉をかけてもらった。 一般的に退院時の「またね」という挨拶は禁句となっているが再入院時の「久しぶり」や「覚えてる」という言葉はお互いにどう解釈したらいいのだろうか。 看護師という仕事は異動もあるが、とりわけ病棟では変則の勤務シフトなるものがありこれが激務の根源かも知れない。 加えて…

  • 本当にあったどうしようもないこと<前編>

    今思えば現在の住居に移り棲んでから23年目になるというのに今年の年始だけは違っていた。 違っていたというより、怠っていた、いや舐めていたとしか言いようがない。 コロナ禍2年目の今年は、密になるというのでどこの初詣も自粛モードだった。 その自粛モードにまんまと嵌ってしまったのである。 というのは、私がいつもお参りしている神社を軽んじてしまった結果になったと悔やんでいるからである…

  • コロナ禍での東京オリ・パラはこれからの私たちに何を残そうとしているのか?

    コロナ禍でのゴールデンウィークが始まった 早いものでもう2年目となる 「緊急宣言」下の初日、昨年より人出は増加したとのこと 中には大学生になって初めて帰省するといった人や旅行のキャンセル代がもったいないのでやむを得ずというグループもいた 人ごみそのものが苦手な私にとっては空いている時期の移動や観光地巡りは大歓迎である とはいうもののどこの観光地に行ったとしても閉園と閉店…

  • 自分が今生かされているという実感が湧くのはこんな時

    とっちゃんです。 とかく生きていていれば、色んな事に出会うものです。 その代表選手と言えば「ケガ」や「病気」ではないでしょうか? 私は幸いにも「骨折」や「大きな交通事故」などを経験してはしていません。 一方「病気」に関しては日頃の不摂生を鏡に映すかのように「入院」を二度も経験しています。 同じ入院であったとしても「ケガ」によるものであればある程度終点が見えている場合が多いの…

  • 先人と歴史は教えてくれた!!2021年(辛丑)を生き抜いていくヒントはこれだ!!

    「十二支のはじまり」という昔話にこんな面白いくだりがある。 中でも何故牛(丑)が二番目になったのかを知って妙に納得してしまった。 ある日神様から「正月の朝、宮殿に早く着いた順に12の年をやる」といわれ、動物たちが競争をした。 が、とりわけ牛は足が遅い。 だから誰よりも一番早く出発してゆっくりだが着実に一歩ずつ歩いて行った。 見事一番で到着した時、牛の背中にこっそり隠れていたネ…

  • 2021年を予見する!!60年前の辛丑(かのとうし)までタイムスリップしてみたらそこには驚くべき共通点があった!!

    前回は先人から学ぶという視点から2021年の予見に関わるいつくかのポイントを書いた。 引き続き今回は歴史を辿りつつ今年がどんな年になるのかを見ていくことにしたいと思う。 ■タイムスリップすれば未来が見える これは前回にも書いたことだが、干支は60種類あって、60年で一周する。 60年前にも干支が「辛丑」の年があ…

  • 2021年は大転換期!!先人の知恵から学ぶあなたの人生を決める大事な年になるという理由!!

    新しい年を迎えて早や半月が経過した。 皆が気になるのは「今年はどんな年になるのだろうか」という事だろう。 そんな時には先人の知恵に学ぶのも良し、もう一つは歴史を辿っていくのも答えを見つける道につながることがある。 ■まずは先人の知恵から学んでいこう 2021年(令和3年)の年賀状では多くの牛(丑)の絵を見たと…

  • <完結編>草津よいとこ一度はおいで~ついでにあちこち動いてみるのもいいもんだ!!

    前回の記事の最後の方で草津の「温泉落語」が期待外れであったという意味のことを書いた。 その後さらに調べを進めていくと笑福亭羽光は落語芸術協会に属していて、どうやら2021年5月上席より真打に昇進予定でありNHKの新人落語対象とやらで優勝していたと家内から聞いた。 東京の落語家には、「真打ち」「二ツ目」「前座」「前座見習い」という制度があって真打になると落語家の敬称である「師匠」と呼ばれ…

  • <初日編>草津良いとこ一度はおいで~という事で実際に行ってみた!!

    草津と聞けば関西の方は滋賀県琵琶湖の草津宿を思い出すかも知れない。 あの「急がば回れ」の語源・由来で有名な東海道五十三次の草津宿のことである。 武士(もののふ)の 矢橋(やばせ)の船は 速けれど 急がば回れ 瀬田の長橋 これは室町時代の連歌師である宗長の歌とされている。 どういう意味かといえば、現在の草津市にあった矢橋の渡し船を利用して琵琶湖を渡るより…

  • ≪母親編≫眠っていた父母の短歌集を読み返し「運命(さだめ)に泣いた」秋の夜長に

    「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日 これは皆さんご存じの俵万智さんのベストセラー「サラダ記念日」の中の一首である。 彼女の最も大きな功績は短歌の敷居をぐんと低くして我々一般人に近づけてくれたことだ。 もうひとつ、分かりにくいという点では「和歌」と「短歌」の違いが挙げられるが、近世ま…

  • ≪母親編≫眠っていた父母の短歌集を読み返し「運命(さだめ)に涙する」2020秋の夜長に

    「この味がいいね」と君が言ったから 七月六日はサラダ記念日 これは皆さんご存じの俵万智さんのベストセラー「サラダ記念日」の中の一首である。 彼女の最も大きな功績は短歌の敷居をぐんと低くして我々一般人に近づけてくれたことだ。 もうひとつ、分かりにくいという点では「和歌」と「短歌」の違いが挙げら…

  • 眠っていた父母の和歌集に触れてみて「我が人生に悔いあり」と知る巣ごもりの夏≪父親編≫

    “童心に怒りを放つ吾が子の今日警官不信十二歳の児が” “汝(なんじ)我れ重大犯罪呼び名され忘れるる勿(なか)れこの踏切を” これは誰が詠んだ短歌なのかといえばそれは私の父親でありここに出てくる十二歳の児とは私の事である。 没後30年も経ってからたまたま兄が父の小さなメモ帳を見つけた。 「雑詠詩」と題されたメモ帳にはなんと70首を超える短歌が書かれていたそうだ。

  • 最近よく流れるテレビCMの妖怪二枚舌に騙されるな!!

    最近テレビでここのCMを見る機会が多いので気になっていた。 もう2年も前の事だが驚くべき経験をしたのでペンを執ることにした。 従って下記のサイト・口コミの部分については当時調べたものをそのまま掲載しているのでご了解願いたい。 で何の話かと言えば車の下取りで大宣伝をしている「ビッグモーター」の事である。 勿論きっかけは車を買い替えるために下取りを依頼したときの話である。

  • クルーズで日本一周の旅<後編>★釜山・長崎・徳島編★、さらにクルーズ船旅の是非に迫る!!

    前編から随分と公開の時間があいてしまった。 旅の後、義母が帰りを待っていたかのように亡くなったこと。 私の緊急入院、そして年末年始からあのコロナ騒ぎへと続いたからだ。 とりわけ横浜港で有名になったダイヤモンド・プリンセス号が停泊している時にクルーズの旅行記などを出稿しようものならどんな非難を浴びていたかも知れない。 それにしても今から思えば背筋が寒くなる。 というのは我々が旅…

  • 国立劇場での桂文珍・芸歴50周年記念独演会が中止とならなかった背景と裏事情とは

    今年はついにゴールデンウィークならぬステイホーム週間となった。 気持ちが緩んでいた3月の連休の反省から我が国にとってこの大型連休は今後の新型コロナウィルス感染拡大を占う試金石になるとの見方に異論はない。 これからの話は緊急事態宣言が出される前の3月の連休直後の話である。 その頃は既に三密を避けてほしいとのことで数多くのイベントや講演、興行などが中止や延期に追い込まれていた。 し…

  • 明日はツィッター物語の発祥日

    この世の中には知らなくてもいいことがたくさんある。 いやむしろ知らない方がよかったと思えることさえある。 また皮肉なことに知っておいた方が良いといわれるものの中には「なるほど」とその場では感心するもののすぐに忘れてしまうのが 人の常である。 そうした意味ではこれから触れることはどの部類に入るのか読者の判断に任せるしかない。 明日3月21日は世界で初めてのツィートが行われた日だ…

  • クルーズで日本一周★函館・秋田編★

    今回は最初の寄港地である函館と次の秋田をまとめての旅紀行である。 実はその函館と秋田であるが私にとっては初めての訪れとなる。 北海道には学生時代と結婚後に双方の母親を連れて2回ほど道東巡りはしたことがある。 秋田はこれまで全く縁がなかった。 したがってオプショナルツァー(OP)はいくつかの中から定番を選んでいた。 後から思うのだが旅は添乗員やガイドによって随分と印象が変わるも…

  • クルーズの旅ってこんなもの

    旅の楽しみは人との出会いとハプニングにあると聞いたことがある。 今回はクルーズ船での旅である。 つまり常に行動を共にするツァーと違って基本的には個々の自由であるがこの楽しみに変わりはないであろう。 実は昨年、シンガポールまで飛行機で飛びそこからマレーシア、プーケーット島、そしてまたシンガポールへと戻ってくる船旅の経験をしたことがある。 何と言っても船旅の利点は一旦開けた荷物…

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  • 寂しい晩秋を予感させる旅情に満ちた港町・横浜

    海のない埼玉に住んでいると無性に海が恋しくなる時がある。 人は生まれて死後は土に帰るというがその土も雨に流されてやがて海へと下っていく。 回帰とは統計学で使われる言葉であるが、その意味は、ある事が行われてまた元と同じ(ような)状態にもどることとある。 また仏教などでは輪廻転生という思想があるが、この二つの考え方には通じるものがあると理解していいのだろうか。 余り難しい事は僕…

  • 男心の変化と本音は分かり易い、「夫婦道」とはこうして極めていけばいい!!

    前回独自の解説でお届けしたのは「夫婦道」の極め方として結婚前後の女心の変化についてであった。 今回は予告通り男心が結婚を契機にどのように変化していくのかを探ってみることにしよう。 さて「女心と秋の空」とはよく聞く言葉であるが「秋の夜と男の心は夜に七度変わる」という言葉を知っている人は少ないのではないだろうか。 何故七度なのかはよく知らないが、つまり男の愛情というものは変化しやす…

  • 夫婦道の極め方!! 知らない方が良かった女性の本音の巻!!

    この国には「武士道」という言葉に代表されるように「道」がつくものが沢山ある。 例えばスポーツで言えば「柔道」や「剣道」「弓道」、文化で言えば「華道」や「茶道」などがこれに当たる。 「柔道」は「柔ら」の「道」であり、剣道は「剣」の「道」という風に間に「の」を入れてみると案外分かり易い。 ここまでは分かるのだが、では「道」とは一体どんな意味なのであろうか。 「武士道」を調べてみると…

  • 東京オリンピックの憂鬱

    自分で題をつけておいてケチをつけるのもおかしな話だが、「東京オリンピックの憂鬱」とは少し変ではないか。 生き物でもない「東京オリンピック」そのものが何か憂鬱な問題を抱えているように捉えられそうだからである。 むしろ「憂鬱に思う東京オリンピック」とか「東京オリンピックに憂うる事」などとした方がいいのではないかとも考えたが、ストレート過ぎてどうもスッキリしない。 これからの話は私…

  • さだまさしの「償い」が僕に教えてくれたこと

    この充電期間に福島でのゴルフ合宿や甲斐路への旅などをしてきた。 それらの中から「さだまさしのコンサート」を取り上げてみたい。 勿論チケットは以前より手配していたものなのでこれについては、たまたまこの期間だったに過ぎない。 場所は越谷にあるサンシティホールで音楽のみならず歌舞伎やバレエなど幅広い演目に対応できる素晴らしい会場である。 従って、音響設備はもとより観客席の傾斜も計算さ…

  • バブルを知らない子供たちへ

    あと一週間ほどで「平成」の時代から「令和」へと元号が変わる。 前回のこのエッセイでは「平成」という時代は多くの自然災害などに見舞われ、決して笑顔に満ちた時代ではなかったと書いた。 加えてバブル景気に沸いた時代でもあったという事にも触れておきたい。 バブルを知らない子供たちへのメッセージとなれば幸いだと思ったからだ。 知ってるよという子供たちは、その情報のほとんどがテレビで懐かし…

  • 新元号「令和」で世論調査初体験!!

    捨てる神あれば拾う神あり、とはこういうことである。 このエッセイのテーマについてはいくつか準備はしているものの難しいのは やはり何をどう書いていくのかということである。 つまり構成とコンテンツがエッセイの命となる。 新元号についてはどんな名称になろうとも歴史的瞬間に生きていた証として書いておかないと後悔すると悩んでいたところであった。 新元号が「令和」と決まった昨夜のことであ…

  • ハブとマングース

    これは僕が第二の職場として選んだある法人に居た頃の話である。 同期の中にハブとマングースというあだ名の二人がいた。 そんな失礼なあだ名をつけたのは誰かというと実はこの僕である。 同期は12名いたが、各々元社での事情があって年齢も出身社もバラバラであった。 それに元警察署長の1名を加えれば正確には同期は13名という事になる。 何故昔から警察の人間を採用しているかといえば、それなり…

  • 僕が体験したオレオレ詐欺

    最近とみに詐欺事件が増えてきているように思う。 連日のニュースでも取り上げられない日がないくらいだ。 その中でも都内で連続発生している「アポ電」なるものはとりわけ物騒だ。 電話でアポを取ってから自宅を訪問するというものだが、先日江東区ではついに強盗殺人にまで及んでしまった。 また俳優の斎藤洋介(67)さんも5日発売の「週刊女性」でオレオレ詐欺の被害に遭っていた事が報じられ、「息子…

  • 消えゆく青春の追憶

    南こうせつとかぐや姫のあの名曲「神田川」(1973年・昭和48年)はこんなフレーズから始まる。 貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が待たされた 洗い髪が芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った そして二番にはこんな詩が続く 窓の下には神田川 三畳一間の小さな下宿

  • 美女と「おなら」と匠の技と

    子供の中でも特に三歳児あたりに「おなら」や「ちんちん」、あるいは「うんこ」や「オッパイ」などと言ったら必ずと言っていいほど笑う。 この言葉の一体どこが可笑しいのだろうかと思う位ゲラゲラと笑う。 つまり子供はこうした少々下品な言葉が大好きなのだ。 確かに言葉自体というよりもその響きがなんとなく面白い気はする。 しかしどうもそんな単純な話ではなくそれなりの理由があるのではないか…

  • 数奇な運命を操った男

    今また、田舎暮らしが幅広い年代層でブームになっているという。 一時期そうしたブームがあったことは知っているが、所謂田舎特有のコミュニティの問題が煩わしい事や思っていた暮らしとは違うなどという理由で再び都会に戻った人たちが多かったという事も耳にしたことがある。 地方の自治体はこれを受けて、移住者に対して様々な特典や恩恵を考えてきたようだ。 例えば、一定年数住むことを条件として土地を…

  • セピア色の肥溜め

    今の時代に肥溜め(こえだめ)と言ってもほとんどの若者はそれがどういうものなのかは知らないだろう。 知っているのはある程度の年配者か、農業関係者などに限定されるのではないだろうか。 かくいう僕も正確には答えることが出来ない。 なんとなく小さい頃に畑に糞尿を貯めていた落とし穴のようなものがあって特に子供がよく落ちていたという程度の認識しかない。 しかし調べてみると肥溜めに落ちた事の…

  • 静かなる修羅場

    世間の人は所謂(いわゆる)修羅場というものをどの位経験したことがあるのだろうか? 修羅場と一口に言っても様々な態様があるだろう 夫婦・家族・親戚関係、恋愛に職場、ご近所トラブルなど例を挙げれば枚挙にいとまがない。 そうした中で、これから僕が経験した静かなる修羅場をひとつだけ語ってみよう 僕は30代後半で都内のある支社の支社長となった。 そこは、当時本社にも絶大なる発言力を持つと…

  • 花嫁のれん

    実は昨年このテーマで何度もエッセイを書こうとしたのだがペンが進まなかった経緯がある。 何故かというと知れば知る程その深さに足を取られて何度も溺れそうになったからである。 今なお手探りの状態だがそろりそろりと綴ってみる事にしよう。 文字にすればたった5文字の「花嫁のれん」、まずはそのイメージから触れてみたい。 ドラマに詳しい方は、フジテレビ系列で2010年から2015年3月まで第四シリーズ…

  • 今だから言える「僕と野ぐそ」の内緒話

    のっけから尾籠な話で恐縮だが、僕は大人になってから「野ぐそ」を3回だけしたことがある。 だけ、と書いたのは緊急かつ止むをえない事情があったもので決して故意ではなく、また僕のこれまでの人生を考えれば少ない回数だと自負しているからである。 小林泰輔氏は自身のブログで「人間は便意の奴隷である」と評しているし、もっと心強いのは伊沢正名氏である。 伊沢氏はwith newsで「野ぐそ」を続けて43年「…

  • ある哀れな女性の物語

    僕はある哀れな女性の人生の話を知っている 実は友人から聞いただけなので会ったこともないし本当の年齢も職業も知らない だけどどうも成人していることは確からしい。 しかし僕は、彼から聞いた話の内容からこの女性の精神年齢が幼いと感じたので、しばらくは敢えて少女と表現してみよう さて、その少女は大きな特技を持っていた。 それは男性の心理を巧みに操る術(すべ)を知っていたことである …

  • 何故人は旅をするのか

    旅先である奥能登のホテルで見たニュースに驚いた。 冒険家でプロスキーヤーの三浦雄一郎(86歳)が、来月南米大陸最高峰のアコンカグア登頂に挑むという。 若い頃からスキーに魅了されてきた私にとっては憧れの人物である。 そのアコンカグアは、標高約6,960mでアルゼンチンのアンデス山脈の中。 エベレストよりも1,890mほど低いものの、強風などもあって登頂成功率は約30%程度と言われている。 …

  • 僕の人生を変えた男

    あれは僕が高校一年の秋の事だっただろうか 目の前には校庭の水道で何度も顔を洗っている男がいた 声をかけた 振り返った彼の顔は腫れあがり、わずかに残った血が見えた 「心配せんでいい、もう終わったから」と僕に言った この彼こそが僕の人生を変えた男である そう言えば彼との出会いは奇妙な事から始まった 高校の入学式の前日の夕刻、ふとした事で僕はぎっくり腰になってしまった 動…

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