プレノン さん プロフィール

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プレノンさん: プレノンの株式投資
ハンドル名プレノン さん
ブログタイトルプレノンの株式投資
ブログURLhttps://prenom80.blogspot.jp/
サイト紹介文米国株と日本の中小型株の投資ブログ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供79回 / 276日(平均2.0回/週) - 参加 2016/10/19 23:07

プレノン さんのブログ記事

  • インデックス投資批判に対して私は何も反論しない
  •  そもそもの不幸は日本企業の体たらくであり、パッシブ運用に対する関心の低さは個人投資家の責任ではない。あなたは悪くないんだよ。 とは言え、一部個別株投資家によるインデックス投資批判の背後にある無知と想像力の欠如ぶりは、いつも私に新鮮な驚きを与えてくれる。批判の文脈において、インデックス投資の「インデックス」は、なぜかTOPIXとして取り扱われている。 日本の中小型株に投資する者ならば、せめてベンチマー [続きを読む]
  • ウィンダム・ワールドワイド(WYN) −見過ごされた安定性−
  •  日本版ウィキペディアによれば「ウィンダムワールドワイドは米国ニュージャージー州パーシッパニーに本社を置くホテル経営企業である。」とある。そして当社が展開するホテルブランドが続く。ウィンダム、ラマダ、ハワードジョンソン、デイズイン、スーパー8…。 ウィキペディアの記載通り、確かに当社は中価格帯を中心としたホテルブランドを展開している。しかし正確に言えば当社はホテルのフランチャイザーであり、自ら経営 [続きを読む]
  • EV/EBITDA倍率の問題点
  •  問いは不意に投げかけられる。 突然だが、これ、どっちが割安でしょう。 こんな限られた情報でどちらが割安か即答できれば株式投資に苦労はない。あなたはそう思いつつ、私の宿題にしぶしぶ付き合ってくれる。 誰しも真っ先に目が行くのはg列とh列。 同じPERの2つの銘柄。しかしEV/EBITDA倍率は大きく違う。 d列を見る。一つは無借金。一つは借金まみれ。 ではもう一度。A社とB社、どちらが割安か。 あなたはしぶしぶ答え [続きを読む]
  • 究極のインサイダーが自社株買いをする
  •  税金を無視すれば、配当と自社株買いは同じだ。ただし、投資家が配当を同じ銘柄に再投資する場合に限るが。 どういうことかというと、自社株買いは投資先企業が問答無用で自社株に再投資してしまうのに対し、配当を受け取った投資家はバリュエーションを勘案してそのお金を他の銘柄に投資することができる。有利な投資機会が配当元の銘柄以外にあるのであれば、配当は自社株買いよりも優れた株主還元策と言える。 しかし、企業 [続きを読む]
  • マイ・ポートフォリオ(2017年6月末)
  • 年初来リターン (円換算・税・配当込み) +3.4%投資元本 28.1百万円 6月にやったこと。 保有するリテール関連銘柄へのヘッジとしてアマゾンを購入。 その一方、リテール銘柄を更に買い増した。冴えない決算後も下落が止まらず、二ヵ月足らずで4割近くも下落しているフットロッカーを追加購入したのだ。購入原資はFRBの利上げと、ストレステスト合格で急騰していたウェルズ・ファーゴの売却代金。金利上昇の中で銀行株を売って [続きを読む]
  • 魅惑の香り フレーバー&フレグランス業界
  •  フレーバー&フレグランス業界は投資対象としても芳しい香りを放っている。 食べる、飲む、体を洗う、掃除をする。人間が生きていくうえで欠かすことのできないこれらの活動の8割にビジネスが食い込んでいる。景気に左右されるのはブランド香水などの高級香料部門だけだ。 購入した菓子、加工食品、ソフトドリンク、シャンプー、洗剤などの原材料構成の一番最後(つまり重量ベースでは最終製品に微々たる量しか入っていない) [続きを読む]
  • 学力別就職先指南
  •  幸福の方程式は千差万別だが、不幸な人は幸福ではない、ということははっきりしている。ということは、幸福になるための第一歩は不幸になることを避けることだ。さて、不幸とは何だろう。もちろんこれにも多種多様な形態がある。一つ一つここで並べ立てたところで書き手も読み手も愉快な気持ちにはならないだろうし、この投稿の主旨とも違う。ここでは普遍的な不幸の形態を一つ二つ抽出すれば足りる。不幸のもとになるもの、それ [続きを読む]
  • 北米リテールはなぜ ”今” 苦しみだしたのか
  •  アマゾンが北米で実店舗を大量閉鎖に追い込んでいる。私の保有銘柄であるフットロッカーとヘインズブランズは、ともにアマゾンに対する耐性を有していると考えているものの、株価は完全にアマゾンリスクに怯えて冴えない展開となっており、株主としてもアマゾン問題を軽視することは出来ない。 多くのリテール企業、アパレル企業がここ最近苦しんでいるのを目の当たりにして思うのは、なぜ”今”それが起きているのか、というこ [続きを読む]
  • 家計の暗黒時代
  •  実を言うとこの4月で課長となったのだが、多くの企業においてそうであるように、直前の係長時代より額面年収は微減、という事態となっている。理由はもちろん、管理職になって残業代が支給されなくなるためだ。 今後の昇給ペースを完全に把握しているわけではないものの、執行役員クラスになるまでは年率5%程度の昇給カーブとなるはずだ。OK、物足りないが悪くはない。会社員とはそういうものだ。 こんな感じで、息子二人に一 [続きを読む]
  • とある大学投資サークルの1日
  • <登場人物紹介> 石黒 : 部長。意識高い。 佐藤 : サークル幹事。意識高い。 三戸 : サークルの姫。意識高い。石黒「よく集まってくれた。今月の購入銘柄について議論を深めたいと思う。まずは各自、注目銘柄を挙げてほしい。」佐藤「ドラッグストア・チェーンのサンワ堂を推奨したいと思います。データを見てください」三戸「なにこれ。ここ数年、EPSが全然成長していないじゃない。しかも今時ブリック・アンド・モルタルなん [続きを読む]
  • マイ・ポートフォリオ(2017年5月末)
  • 年初来リターン (円換算・税・配当込み) +2.9%投資元本 27.1百万円一部売却:ワールドホールディングス (2429)追加購入:Foot Locker (FL)新規購入:シノケングループ (8909)、Wyndham Worldwide (WYN)、International Flavors & Fragrances (IFF) 細かな売買はあったものの、どれも微調整レベルで全体に与える影響はほぼない。 International Flavors & Fragrancesは前からずっと狙っていた銘柄で、決算発表で6%程度株価が下 [続きを読む]
  • 伝染する敏感さ -フット・ロッカーQ1決算-
  •  退屈かもしれないけれど、基本的な確認事項から始めてみよう。 フット・ロッカー(FL)は北米・欧州を中心に3,354店舗を展開する世界最大の運動靴販売チェーンだ。熱狂的なスニーカー・フリークからすると「違う、一緒にするな」と言われそうだが(もちろんフット・ロッカーの方が格上という意味)、ナイキとの結びつきが極めて強く、同ブランドの売上がかなりの比率を占めることを除いて、投資家的にはまあABCマートみたいな存在だ [続きを読む]
  • フィンテックが既存の金融機関に及ぼす影響
  •  そこそこ活況を呈している「ご意見・ご質問・ご要望箱」で、前々から記事にしてみたいと思っていたご質問を頂きましたので、この際、Q&Aという形でまとめてみたいと思います。[Question]今後既存の銀行、保険やV.MAはどこまでフィンテックの猛追を受けると考えますか?[Answer]フィンテックの影響について、銀行・保険組と、クレジットカード決済組は分けて考えた方が良さそうです。まず銀行の最大の強みは膨大な預金によって確 [続きを読む]
  • 何と不憫な、暴落を経験できぬとは
  •  暴力的な下げ相場は、しばらく来ないだろう。人類が永久にバブルを回避するほど思慮深くなったとは全く思わないが、実体経済やそれを支えるクレジット、株価指標などをぼんやり調べたり眺めたりしていても、数十%の株価暴落を誘発する事象やセンチメントの悪化が今後数年内にやってくると信じることができない。銀行のバランスシートは健全化する一方だし、怪しげな金融商品が大規模に跋扈しているという噂は聞かない。足元の経 [続きを読む]
  • 意味ないシリーズ2 -パフォーマンスランキング-
  •  前回記事にて含み損益管理の(私にとっての)無意味さを説明したので、その流れでもう一つ無意味な指標をネタにしてみたい。対象は投資パフォーマンスランキングだ。 私はここで株式投資ブロガーの自己申告値を集計し、パフォーマンスランキングを公表している人気サイトを批判する意図はないことを始めに申し添えておく。あのサイトはあくまでお遊びとしてそういったランキングと戯れているのだろうし、参加者の大半もこれから私 [続きを読む]
  • 含み損益を気にしない理由
  •  私が毎月ポートフォリオを評価額付きで開示しているのは何もその金額を誇示しようとしているわけではない。過去に10倍株を複数購入しただとか自慢したり(もっとも10倍になるまで持っていた株なんてないが…)、そういった自己顕示欲とは多分私は無縁だ。 開示の理由は主に二つあって、格好良い方から先に言うと、継続的な元本投入と退屈な銘柄からなる凡庸なリターンの組み合わせだけで簡単にそれなりの資産を築くことができると [続きを読む]
  • マイ・ポートフォリオ(2017年4月末)
  • 年初来リターン (円換算・税・配当込み) +5.3%投資元本 26.6百万円全部売却:Valeant Pharmaceuticals Intl.(VRX)追加購入:Hanesbrands(HBI)[バリアントについて] 先月、塩漬けコース確定といったすぐ後に売却した。購入価格での半値撤退というギャンブル銘柄にふさわしい末路と言える。破たんの可能性は相変わらず低いと確信しているものの、既存事業の劣化速度を考えると株価が元に戻るのには数年かかりそうだと判断した。弱 [続きを読む]
  • 音と光と空気の映画7選
  •  決算で疲労困憊した時に観たい音と光と空気が魅力の映画7選。マイベストではないものの、すべてお気に入りの映画である。気恥ずかしいので紹介文はなしにして、予告編を貼り付けるのみとさせてほしい。ソナチネ(北野武) シルビアのいる街で(ホセ・ルイス・ゲリン) エレファント(ガス・ヴァン・サント) 5つ数えれば君の夢(山戸結希) ゴダールの決別(ジャン=リュック・ゴダール) デス・プルーフ(クエンティン・タラン [続きを読む]
  • リスクプレミアムを信じてる
  • 昇進、課員純減、引き継ぎなどの混乱の中で経理として本決算を迎えており、ブログは何か手抜き記事がいいなと思っていたら、ちょうどいい具合に株価が1年ぶりの調整局面を迎えたようで、これを題材にしようと思いついた。株式投資ブロガーたるもの、今後の市場動向を予想してみるとか、「こんな下落で怯んではいけない」と強がってみるとか、やっぱりブルブル震えてみるとか、そういうエンターテイメント性に富んだ反応を読者に提 [続きを読む]
  • ライフネット生命で保険会社を学ぶ
  •  社長のメディア露出度が高いのでご存知の方も多いかと思われるライフネット生命。インターネット専業の生命保険会社として頑張っている。保険という特殊な業界で非常に若い企業のため、この会社の分析は業界の収益構造をわかりやすく解き明かしてくれる。では早速行ってみよう。 経常収益が経常費用を下回っているため、経常損益は赤字基調だということが読み取れる。経常収益の大半を占めるのは保険料収入(5行目)だ。収益の95 [続きを読む]
  • 投資家準備期間中の新入社員に捧ぐ
  • 新入社員の皆様、おめでとうございます。若いのにこんなブログを読まれているくらいですから、きっとあなたはお金に興味があって、もしかしたら"意識高い"新卒なのかもしれません。僭越ながら、会社員投資家の先輩としてささやかなアドバイスを送らせていただこうと思います。「投資とお金」に限定した話ですので、暑苦しがらずに聞いてください。並びは優先度の高い順です。① 心身ともに健康で、楽しく仕事に没頭すべしとりあえ [続きを読む]
  • マイ・ポートフォリオ(2017年3月末)
  • 年初来リターン (税・配当込み) +5.5% 大株主のビル・アックマンが白旗を上げて全株売却したバリアントが底なし沼状態に下がり、事業を取り巻く政治的駆け引きに不透明感が増しているPBMのエクスプレス・スクリプツもじり安を続けた一か月だった。 バリアントの不正を暴き、CYBERDYNE株をUNKO呼ばわりしたことで日本でも有名なシトロン・リサーチに薬価上昇の主犯と名指しされて以来、世論や政治の標的にされているエクスプレ [続きを読む]
  • 紋切型辞典 -個人投資家の人気ワード-
  • 「凄腕投資家」この呼称を堂々と口にできる鈍感な感覚の者のみが栄誉ある称号を授かる資格を得る。凄腕の定義など誰も気にしていないので、深く考えず自信を持って言い切ることが何より重要である。「もっと勉強が必要だ」口にしたが最後、何の役にも立たない方向性の勉強ばかりに時間を浪費してしまう呪いの言葉。「1億円」かつては宝くじの懸賞金を意味していた。懸賞金が引き上げられて宝くじ用語としての使途が減少すると、こ [続きを読む]
  • 2016年 ウォーレン・バフェットの株主への手紙
  • 我々の成したいこと バークシャーのバイス・チェアマンで私の相棒でもあるチャーリー・マンガーと私は、当社の一株当たり"平常"収益力は毎年増加していくと予想している。もちろん実際の会計収益は景気循環によって減少し得る。それどころか、大規模な保険金支払いやその他特殊要因により、アメリカ経済が好調な時にさえバークシャーの利益は減少する可能性がある。 しかし、経済が好調であろうとなかろうと、時間とともに収益力 [続きを読む]
  • 不確実性が減退する世界 -正当化される高PER-
  •  一部市場の株価指標が過去最高値を更新し続けている。しかもPERの上昇がその最大の要因であるときたら、マーケットの熱狂を心配し、近いうちに市場に冷や水を浴びせられるのではないかと考えるのも至極当然のことだろう。 翻って私は市場の変調には何の注意も払わずに、毎月の給与をせっせと株式購入に充てている。「株価なんてどうせ予測ができないから」という決め台詞で逃げることはよそうと思う。だから踏み込んでこう言お [続きを読む]