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  • この世界は小さな粒でできている分子原子素粒子私は小さな粒の集まりだこの哀しさも虚しさもだからどうか歩いて欲しいあなたも粒だ私も粒だどこにいたって繋がっているだからどうか後一歩だけでも歩いて欲しい歩いて欲しいんだ粒

  • I do not

    そこに私はいないそれは哀しい答えではないそこに私はいない精巧な顕微鏡でこの身体を覗くそこには分子だけがあった空洞だらけの分子の集合体そこに私などいなかったはじめからいないのだ私は苦しい私は哀しい私は虚しい私は消えたいどれもこれもあれもそれもワタシなのだたかだか分子の集合体の分際でワタシワタシワタシジブンジブンジブンそこに私はいないはじめからいないのだIdonot

  • Hello!

    Hello!僕等は手を叩いてさ足を鳴らしてさひまわりみたいなオレンジ色の太陽を描いて眠りに落ちるHello!僕等は馬鹿笑いをしながらさずっと遠くの過ちを静かに眺めているんだよHello!僕等は決して囚われてはいけないとそんな妄想にすでに囚われているんだよHello!今日も僕等は狂人を笑う狂人が狂人を笑うんだHello!今日もこの世界は平和ですHello!

  • 空洞

    逃げたって立ち向かったって穴が空いている僕の胸には大きな穴が空いていてそこから見える満月がとても綺麗だ眠ってみても起きていても逃げ場なんて何処にもないんだ僕の胸には大きな穴が空いていて誰にも見えない穴が空いていて透明人間の僕は息をしていても息を止めても透明だ怖くて怖くて仕方がない自分もこの世界も眠ってみても起きていても眠ってみても起きていても僕の胸には大きな穴が空いていてそこから見える満月がとても綺麗だとても綺麗だ空洞

  • 馬鹿みたいに

    僕の手は君が思っている以上にきっと汚れているよ沢山の人に傷つけられてそれ以上の人を傷つけて真っ黒を通り越して硝子みたいに透き通った汚れた手さそれでも手を差し伸べるんだ馬鹿みたいにさ振り払われても唾をかけられてもさ馬鹿みたいにさ僕の手は汚れているよ硝子みたいにピカピカに綺麗に汚れているよ綺麗に汚れているよ馬鹿みたいに

  • 目眩

    閉じてしまえばいい壊れるべくして壊れるならばいっそ何もかも壊れてしまえばいい痛みは気を抜くと津波のようにこの心を飲み込んでいく守っていたものは呆気なく掻き消えていく痛みは虫のように湧き出して痛みは蛇のように巻き付いて守っていた心をあっさりと壊していく壊れるべくして壊れるならばこの壊れた心はそれがあるべき場所なんだろうあるべき場所なんだろうかあるべき場所なんだろうか目眩

  • スケアクロウ

    窓の向こうに見えるのは桜の結晶か雪の花びらか隙間だらけのこの心を冬とも言えず春とも言えない曖昧な風がただ通り抜けていく僕はスケアクロウ藁でできたこの胸を掻きむしる生きたいのか逝きたいのか行きたいのか僕はスケアクロウ藁でできたこの頭の中を掻きむしるカラスに目玉を突かれて世界はもはや朧何か悪い事をしましたか僕はスケアクロウ誰にも気づかれずにこの世界に立っているこの世界に立っているスケアクロウ

  • 君ヲ想フ

    愛情でもなく同情でもなく蔑みでもなく憐れみでもなく君ヲ想フ理由もなく感情もなく清らかでもなく濁りもなく君ヲ想フ君ヲ想フ君ヲ想フ君ヲ想フ

  • いっそ

    理由もなく哀しい涙はどうやって流すんだっけねえ誰か僕に教えていっそ壊れてしまえばいいものを壊れることもできず泣くこともできず暗闇が怖いと言いながら優しい闇に抱かれて眠るいっそ狂ってしまえばいいものを無駄に頑丈な精神だ実に無駄な魂だいっそ壊れてしまえばいいものをいっそ狂ってしまえばいいものをいっそ

  • 平行線

    同じ場所を二人見ていた地図の上では重なっているように見えた平行線僕達の線はいつも交わって重なってそんな錯覚をしていたんだ同じ場所を見ているようで僕達はまるで異なった世界を見つめていたんだ並んだ2つの細い線が続いてるどこまでも地図の上では重なって見えるどこまでいっても決して交わることのない並んだ線同じ方向同じ時間同じ記憶平行線何処までも続く線平行線

  • 比べだしたらきりがないよ綺麗だとか醜いだとか僕はいったい誰と比べられたがっているんだろう幸福だとか不幸だとか目に見えない価値観を目に見えない無数の顔のない人形と名刺がわりに比べてみては惨めになったり天狗になったり僕は不幸ですか?誰と何と比べてどの程度君は汚れていますか?誰と比べてどのくらい汚れていますか?はじめからないそんなものはないだから笑ってだからどうか笑ってほしい問

  • ミクロマクロ

    熱にうなされながら僕は生きているんだなってふと笑ったなかば生きるのを諦めて放棄してふてくされている主をよそに小さなお前達はそれでも戦っている熱にうなされながら心も器も小さな僕だけどお前達にとって僕は宇宙かい?熱にうなされながら僕は少しだけ笑ったミクロマクロ

  • 〖狂信〗理性を失っていると見えるほど信じ込むこと

    小さなコミュニティの中で人それぞれの輪の中で鎖盲信狂信愛だとか友情だとかそんな安っぽい言葉の中で新興宗教みたいないかがわしい幻想の中で僕らは踊るいつだって僕等はそんな狭間の世界で振り子みたいに揺れている家族を守る為ならば僕はきっと誰かを傷つける守るべき対象が正しくてそうでないものは悪だと言う愛という言葉で僕は誰かを傷つけ続けるんだ鎖盲信狂信ぐるぐると回り続ける世界の隅で僕の頭の中はそれ以上の回転で色々な言葉が逆流してる小さな幻想の中で人それぞれの正しさがあるそれは悪かもしれないそれは悪かもしれない〖狂信〗理性を失っていると見えるほど信じ込むこと

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