日本語大好き陰陽師 さん プロフィール

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日本語大好き陰陽師さん: 国語塾 毒舌ブログ
ハンドル名日本語大好き陰陽師 さん
ブログタイトル国語塾 毒舌ブログ
ブログURLhttps://ameblo.jp/michiko0522/
サイト紹介文北海道十勝地方で小さな国語塾を主宰しています。国語ネタを中心に日々感じた事などを毒舌でつぶやき中
自由文北海道十勝地方で小さな国語塾を主宰しています。日々感じた国語ネタをつぶやいています。過去3年間のブログは「帯広とんとん」内のサイトでご覧いただけます。国語に興味がある方はもちろんのこと、あらゆる方に読んで頂きたいと思っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供338回 / 328日(平均7.2回/週) - 参加 2016/10/28 10:54

日本語大好き陰陽師 さんのブログ記事

  • 旅は道連れ世は情け
  • 先日、知人から出張土産を頂いた。岐阜へ仕事(学会出席だとか?聞いたけれど忘れた…笑)で行かれていたそうで、同じ会社から同行する人はいなかったものの他の組織の方、しかも同郷の方と北海道からずっと一緒だったらしい。仕事とはいえ「旅は道連れ世は情け!楽しかった」とのことで、「良かったですね」と言いながらふと弥次喜多道中(ドタバタ喜劇の旅物語、正式名称は「東海道中膝栗毛」作者は十返舎一九、江戸時代の滑稽 [続きを読む]
  • 「竜宮城と七夕さま」(浅田次郎著)
  • 今、目の前に「竜宮城と七夕さま」(浅田次郎著 2017.6.19初版)という本がある。題名に惹かれて図書館から借りたのだが・・・長編小説かと思いきやエッセイ集だった。一瞬落胆しかけたけれど、表題の「竜宮城と七夕さま」のエッセイが面白い!何がそんなに面白いか?一言で言うと作者の目の付け所!文中に「乙姫様のごちそうとは、いったいどのような献立であったのだろう。(中略)海の世界を宰領する乙姫様の御殿に、魚料理は [続きを読む]
  • ”ラジオパーソナリティーの夢、本当に、叶いました!”
  • 「夢が叶う」ことは自他ともに本当の本当に嬉しいもの!!!数か月前に読者登録をさせていただき、その直後に偶然にもお目にかかることが出来たブロガーさん。この度、夢を叶えられて最高に嬉しい!!!!知っている方、身近な方が夢を叶えることは嬉しいのみならずパワーをもらえるから。夢、やりたいことは人によってそれぞれ違うし、夢に対してのハードルの高さも違う・・・。Aさんにとっては「当たり前」のことでもBさんに [続きを読む]
  • 古典を学ぶとは
  • 昨日9月15日は元敬老の日。2002年に(平成14年)までは毎年9月15日を敬老の日としていたが、2003年(平成15年)からは9月の第三月曜日になった。今の若い子たちにとっては日付そのものよりも「敬老の日=9月の第三月曜日」のイメージが強いのだろうけれど、自分自身にとってはまだまだ9月15日のイメージが強い。それはともかくとして、中学・高校古文では「親孝行」についての話が数多く出てくる。例えば父娘が道中で虎に出くわし [続きを読む]
  • 「感謝」「謝罪」
  • 「漢字の気持ち」(高橋正巳・伊藤ひとみ著)に「謝」という字について触れられている。要約すると【「謝」という字は心の負担をおろすという意味があり、ありがたい気持ちを伝えるには「感謝」、申し訳ない気持ちを伝えるには「謝罪」と、どちらも心の負担を下ろしたい時に使う言葉として同じ】とある。この意見には賛成すると同時に、使う側はもちろんのこと言葉を受け取る側にも「相手に一番言って欲しい一言」という点で「感 [続きを読む]
  • 「煮詰まる」・・・
  • 今日は珍しくブログに書くネタを思いつかず行き詰まっていたところ・・・ふと「煮詰まる」という言葉が頭に浮かんだ。今まさに自分が置かれている状況(行き詰まっていること)を一般的に「煮詰まる」「煮詰まった」という表現するケースをよく見かける。でも実はこれは誤用で「煮詰まる・煮詰まった」という表現には行き詰まった・壁にぶつかったというネガティブは意味はなく逆に結論が出る段階が近づいたというのが本来の意味 [続きを読む]
  • ”本日は次男”
  • 興味深い「謙虚」に関する記事を今日は下記で紹介する。さて、かれこれ3年以上前に「帯広とんとん」というブログ内でも書いたけれど、平田篤胤(江戸時代の国学者)は、夢で本居宣長の弟子となった人だ。つまり宣長の没後2年目にして宣長のことを知り「夢の中ではあるが師弟の契りをしたのだから私は正真正銘、宣長先生の弟子だ」と主張するのだ。本当にそういった夢を見たのかそれともでっちあげかは本人しか分からないが、少な [続きを読む]
  • お茶面な一面
  • 昨日のブログで個人的に、江戸時代の国学者本居宣長が好きと書いたところ、彼が鈴コレクターであったとコメントを頂いた。そう、実は宣長氏は鈴コレクターで自宅に「鈴屋」という屋号をつけているくらい鈴を愛していた。鈴と言っても現代の人がカバンやカギにキーホルダーとしてぶら下げる小さくてかわいいものではなく、少々大きめのどっしりしたようなもの。医者であり、国学者であった宣長氏が鈴の音色に癒されていたのかなあ [続きを読む]
  • 文章から伝わるもの
  • 古代の日本の貴族にとって和歌を上手に詠むことは出世条件の一つ。え?と思われるかもしれないが、なるほど現代でも就職や進学する際には作文、小論文、自己PR文、入学・就職後はレポート、企画書、報告書をいかに上手に魅力的に書けるかがその人自身への評価につながるという点では通じるものがあるだろう。中学生の古文ではしばしば「和歌を上手に詠んだことによって褒美や休暇をもらえた下級武士の話」「年貢を下げてほしい [続きを読む]
  • 国語力を試される
  • 国語に限らずいわゆる五科目では、国語力を試される問題が増えたなあと感じる。それは生徒との会話だったり国語以外の科目の先生のブログなどなどから感じる。例えば英語では今までだったら素直に「下線部を訳せ」だったのが、最近は、問「なぜマイクは○○のように感じたのですか?」答え「ケイトが描いた沢山の絵を見せてもらったから。」本文(ヒント)「ケイトがマイクに、自分が描いた沢山の絵を見せた。」とある。この違いは [続きを読む]
  • 文章の資質
  • 作家、阿川弘之氏が「志賀直哉の生活と芸術」という文章の中で次のように書いている。「人のものを読んで、直哉は時々、『その場面をはっきり頭に浮かべないで書いてるね』と不服を言った。少々極端な例だが、例えば某流行作家の風俗小説で、男と女が、線路をへだてた向うのプラットフォームとこちらのプラットフォームに立ち、別れの言葉を交わしている。かなりの大声を出さなくてはお互い聞き取れない状況であるにもかかわらず [続きを読む]
  • 小説では自分の感情はタブーだけど・・・
  • 「小説は自分の感情を入れて解かない、あくまでも文中からヒントを探す」というのは鉄則だが、そうは言っても「命」がからむ文章だったりすると、作中の主人公は冷静な態度であっても読み手の中に無意識で「かわいそう」という感情が芽生えてしまい、その自分の感情で解いてしまうことがしばしば起こる。というわけで昨日は中学生クラスで「命」を扱った小説を演習。さて、無事に?授業終了後に某生徒から鋭い発言が。彼は「小説 [続きを読む]
  • 正直者が馬鹿を見る?!
  • 「正直者が馬鹿を見る」という諺が昔から語り継がれている。【意味】正直者が馬鹿を見るとは、ずる賢い者はうまく立ち回って得をするが正直な者は秩序や規則を守るために、かえって損をすることが多いということ。確かに・・・と納得する人も多いだろうし個人的にもこの諺は半分真理をついており、ある意味致し方ないという想いもある。まず、そもそもなんでもかんでも正直に言えばいいか?ということに突き当たる。個人的には時 [続きを読む]
  • 主語と述語の関係
  • 「記述」のコツは何度も授業で取り上げて実践しているので、最初は記述が苦手だった・・・というタイプでも通塾歴が1年以上ともなると基礎的な問題はできるようになっており嬉しい限り。が、が、が、また新たな課題が見えてきてる。どんな課題か?①反語表現を正しく把握すること②対比されている文章において、記述すべき項目の述語はどちらなのかを把握すること、の二点。①に関して言うと、文中に「〜ではなかろうか(反語)」 [続きを読む]
  • 成長ぶり
  • 教える仕事をしている人間にとって、生徒たちの成長ぶりは最高に嬉しいもの!むろん毎日毎日、子育てに頑張ってらっしゃる親御さんにとっても子供の成長ぶりというのは最高の喜び。さて、先日保護者様から嬉しいメールをいただいたので紹介させてもらう(掲載許可済み)。「昨日嬉しかったことがあったのお知らせします。○○(弟)△△塾の錬成ワーク(国語)が出来ていなく、☆☆(姉)がリードしてくれ解きだしました。『まず [続きを読む]
  • 意外性
  • 今月中にはHPを整理しようと考えており、その一環として何名かに「お客様の声」といったアンケートを書いていただいている。HPに掲載するとなると「悪いこと」「不満」を書けず皆さん気を使ってよいことを書いて下さり有難いなあとつくづく感じる。とはいえ、意外だったのが「どんな先生ですか」に対してのコメントが「やさしくて(??ふんふんそうでしょう?笑)、面白い」という意見が多数だったこと。個人的には「面白い [続きを読む]
  • 殿の資質
  • 先日、野人流忍術主宰 甚川浩志さんがNHKラジオ番組に出演しており、氏の新刊『職業は忍者 激動の時代を生き抜く術、日本にあり!』(新評論)紹介に始まり忍者の資質、忍者と殿さまとのやり取り上のルールなどを話されていた。そもそも忍者とは「忍術を使って敵方に忍び入り、諜報・謀略活動などを行う者。忍術使い。忍びの者。」という定義、一言で言うとスパイ。となると依頼主である殿さまに対しての報告は時には「あま [続きを読む]
  • 抜き出しの問い。
  • 「抜き出し」の問題は絶対に落としてはいけない!と常日頃思っており、そのように生徒にも伝えいる。なぜなら百パーセント答えが本文中にある→探せば見つかるから。では、「抜き出し」の問いが簡単か?と聞かれると「NO!」だ。出題者側はまことしとやかに「ひっかけ」をほどこしているから。例えば、本文中の傍線部分を解説した文が紹介されており、その紹介文の一部が□になっているような場合、ついつい□に入る言葉を本文 [続きを読む]
  • ある日の出来事2
  • 期末テスト真っただ中で明日が国語のテストがある予定のS君とM君。授業終了後も自主的に居残りして、文法の演習を行っていた。学校専用のワークを繰り返し解いていたのだが、どうしても間違ってしまう問題が1、2問。最初にS君に説明し、S君が納得した後に同じ個所を間違えてしまったM君。すると得意げにS君が「僕が教えてあげる!」とのことだったので「よろしく!人に教えることは自分の理解につながり、最高の勉強になる [続きを読む]
  • 「下手の横好き」「好きこそものの上手なれ」
  • 「下手の横好き」という諺がある。「下手なくせに、その物事をむやみに好み、熱心なこと。」という意味で少々皮肉ったような意味合いだ。でも「好きこそものの上手なれ」(好きな事にはおのずと熱中できるから、上達が早いものだ。)という諺もあり、要するに最初は下手であっても「好き」と言う気持ちが大切だということをこの二つの諺が言っている。むろん、下手の横好きで終わってしまうタイプや物事も世の中には沢山あるけれ [続きを読む]
  • 各時代における流行
  • 物事の基準判断の「流行」というものは必ず存在する。つまり時代時代によって万人に受ける受けないという基準があり、それは大きく変化すると思う。先日、中学生がポツリと「先生!女性が『あなたは見返り美人みたいですね(江戸時代、元禄期における菱川師宣作の浮世絵)』って言われたら事情を知っている人はショックだよね。でもそうではない人ならば『え?美人?嬉しい〜〜〜』となるかなあ。」ともらした。彼は期末試験に向 [続きを読む]
  • ある日の出来事
  • 先週は期末テスト対策をしたところ中学2年生の生徒たちはほぼ全員「形式名詞」「連体詞」「副詞」で混乱している。教科書や問題集では「連体詞」「副詞」についてそれぞれ「連体修飾語になる」「連用修飾語になる」とあるけれど「連体修飾語」になりうるものは連体詞のみならず形容動詞もそうだし、そもそもがこれらは見た目が似ており(「大きな」=連体詞、「きれいな」=形容動詞)・・・、「連用修飾語」も同様なので生徒が混 [続きを読む]
  • 読書感想文(裏技)
  • 「さすがっす!あんなに書きづらい本でこんなにも上手に書いてくれるなんて!」というのが卒業生からのメール。思わず大笑いしてしまった。どういうことか?いよいよ夏休みも終盤に入り、読書感想文や作文系で焦っている子供たちが続出する頃で、例にもれず焦って連絡をくれた元生徒(十勝の小中学校はすでに新学期が始まっているが)。読書感想文に関してはまず大切なのは①選書!書きやすい、興味を持てる内容の本を選ぶこと。 [続きを読む]
  • 天知る、地知る、我知る、人知る
  • 「天知る、地知る、我知る、人知る」という言葉がある。意味は「だれも知らないだろうと思っていても、天地の神々は知っているし、私も君も知っている。悪事は必ずあらわれるものである。隠し事はいつかは露見するものだ。四知。」〔「後漢書楊震伝」より。楊震が王密のさし出すわいろを断った時の言葉〕。この場合の「人知る」の「人」は目の前の相手のことを指すけれど、意外と本人の気づかないところで良くも悪くも「人」は見 [続きを読む]
  • 平安期ひらがな 刻んだ土器
  • 山梨県甲州市塩山下於曽の平安時代の「ケカチ遺跡」の別館跡から、和歌を刻んだ10世紀半ばの土器が見つかった。(中略)「中央から地方へのひらがなの伝播を知る上で極めて重要だ」(中略)筆運びの巧みさから、都から派遣された国司のような人物が送別の宴席で地元の有力者に贈ったものとみられ、教養人が地方にいたことも示している。(2017.8.26朝日新聞より)この記事を興味深く読んだ。地方に派遣された国司にとっては「都落 [続きを読む]