ころた さん プロフィール

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ころたさん: バスフィッシングを科学する
ハンドル名ころた さん
ブログタイトルバスフィッシングを科学する
ブログURLhttp://longislandclub.blog.fc2.com/
サイト紹介文バスの生態や湖沼をめぐる事象を、科学文献から解き明かします。バスの動き,ベイトの生態,水流と植生
自由文・競馬は血統の研究から入る。
・車はスペック重視、メカ重視だ。
・家電の衝動買いはしない。
そんなあなたなら分かるはず。
そう、バスフィッシングは頭脳のスポーツなのです。釣りは湖に立った時に始まるんじゃない。書斎で地図や天気図、去年の気象を調査する段階で始まっている。魚が釣れてから後付けしたような理論は理論じゃない。そこに魚がいるのは「必然」だからだ。その「必然」を科学の目で見つけよう。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供31回 / 142日(平均1.5回/週) - 参加 2016/11/04 19:00

ころた さんのブログ記事

  • 魚は傷みを感じるか?
  • 興味深い本を読んでいる。ヴィクトリア・ブレイスウェイト著 「魚は傷みを感じるか?」筆者はアメリカ・ペンシルベニア州立大学教授で魚類生物学を研究している。その彼女が突きつけたテーマは「魚類に対する福祉」。著者が生物学的な見地から得た結論は「魚は痛みを感じている」。哺乳類と同じように針に掛けられた魚、漁網に捕らえられた魚は傷みを感じているのだ。この辺の科学的解析にはもちろん大いに興味があるのだが、それ [続きを読む]
  • アカゲザルの交雑種駆除について、再び考える
  • 「千葉県でアカゲザルの混血種57頭を駆除 : これじゃナチスだ">千葉県でアカゲザルの混血種57頭を駆除 : これじゃナチスだ」 で触れた交雑種駆除について、再び問いたい。Yahoo Newsの「保護されるサルと殺されるサル 交雑種57頭はなぜ殺されたのか」でもよく考察されているので、こちらも参照してほしい。この記事では高宕山自然動物園のオリの中の交雑種については特定外来生物法上、飼育は禁止されていることから駆除するし [続きを読む]
  • 何を考えているんだ? 何にも考えてないか。
  •  先日、自宅から近い座間谷戸山公園という神奈川県立の公園をぶらり散歩に行ってきた。なんて言うことのない里山をそのままのこした自然公園で、湧き水の多い座間市らしく、中央に湧き出る泉を源流とする小さな池には、夏になるとホタルが飛び交う。その池には小さいながらタナゴやオイカワが生息し、カルガモやアオサギなどの水鳥が遊ぶ。 この池にどこかのバカ者がブラックバスとブルーギルを放流したらしい。池の立て看板に書 [続きを読む]
  • 「いいね」なんていらない!
  • バスブログランキングなるものの上位のブログを覗きに行った。さぞや面白い、参考になることが並べられているのかなと・・・え〜っ何じゃこりゃぁ、という内容のブログばかりだった。読みに行った時間を返してほしいくらいだ。そんなに「いいね」が欲しいかね?私のブログは100%自分自身に向けたもので、「文献から読み解くバス」はいわば「メモ」「アーカイブ」でしかない。「釣れづれなるままに」に至ってはただの独り言だ。なの [続きを読む]
  • 14.移植されたコクチバスの繁殖特性
  • (水産増殖 49(2), 157-160 (2001); 井口、太我)いよいよ春の到来だ。バスはスポーニングに向かい行動を始める。では諸兄はバスのスポーニングについてどの程度知っているだろうか?どこにネストを作り、どういった行動を取るのか?筆者らは、青木湖および野尻湖におけるコクチバスの産卵床の調査を行い、その分布や特徴についてまとめた。もちろん論文は外来種としてのコクチバス排除のための基礎情報を提供するものだが、幸か不 [続きを読む]
  • 霞が浦は今日も寒かった(後編) 17’02’21
  • 「霞が浦は今日も寒かった(前編)」に続き、ヘタレ釣行の後編。風はますます強くなる。気温は一向に上がらない。プランは大崩れ。さてどうするか?まっとうならドックの中狙いか。面白くないな。じゃあ堤防の陰になるような小河川。それじゃ当初の戦略と全く合致しないだろう。「スポーニングを意識し始めてディープから上がってくるバス」の狙いはどうした?人の都合より魚の都合を考えるんだ。白波が立つような状態でバスはどこ [続きを読む]
  • 霞が浦は今日も寒かった(前編) 17’02’21
  • ロッキンチェアー・アングラー、遂に湖に出る!釣りブログで釣りに行くことがそんなに珍しいのか!というツッコミは甘んじて受けよう。2017年初釣行は霞が浦。「ロッキンチェアー・アングラーの1日」でさんざん北浦展望を書いておきながら、何故霞?とのツッコミも、これまた甘んじて受けよう。理由はある。積極的理由と消極的理由。消極的理由から言えば、1) 日曜日に突然、どうしても釣りに行きたくなった。釣り人心理とはそん [続きを読む]
  • ロッキンチェアー アングラーの1日 Vol.2
  •  さて、だいぶ釣行の材料も整ったことだし、そろそろ釣りに出かけよう。バーチャルにね。 まずはバスのシーズナルパターン。2月の末、言わずと知れたプリスポーンの初期段階か。季節の進み方にもよるが、この1週間(2017/02/16現在)は最高気温が10℃を越える日が続いてきた。最低気温はまだ-5℃くらいで寒いんだけど、日照時間が長く日向のシャローはずいぶん温められていると推測される。ならばバスは越冬していた深場(と言 [続きを読む]
  • ロッキンチェアー アングラーの1日
  •  ロッキンチェアー アングラーという言葉をご存知だろうか。普通は年老いた釣り人がベランダの揺り椅子に座りながら、釣りをしていた頃を思い出して考えを巡らすといった意味だが、私の場合もまさにロッキンチェアー アングラーだ。まだバリバリ現役のつもりだけど、実際に釣り場に出かけられる回数はぐっと減ってしまったので、頭の中だけで釣行する。どうやって?ご紹介しよう。 まずは釣り場と日時を決める。当然だ。例えば [続きを読む]
  • 君はなぜルアーで釣りをするのか?
  •  考えれば不思議なことだ。なんでわざわざルアーで釣ろうとする? ルアーのタックルは、特にバスフィッシングはゴルフの道具なみに釣り方により細分化していて、一揃えするにはそれなりの金がかかる。貧乏人の俺でも「My Tools 」で紹介したように、基本セットで6本、その他バックアップも含めれば10組もある。ルアー自体もプラグだぁスピナベだぁワームだぁラバジだぁとキリがない。 で、釣れるかというと、そうでもない。 [続きを読む]
  • 続・釣り具業界再編成
  •  と銘打つほどの情報はないのだが、業界再編の引き金を引いたのはリョービとシマノであろう。アルミダイカストのトップメーカーだったリョービが釣り具の製造販売を始めたのは、1960年代の後半。噂ではダイワから技術者を引き抜いてリールの開発を行ったらしい。ほどなくロッドも販売され、総合釣り具メーカーとして当時のビッグ2:ダイワとオリムピックを脅かす存在となった。 しかし2000年には事業の不採算により釣り具から手 [続きを読む]
  • 釣り具業界再編成
  • 前回繋がりで、もう少し過去の釣り具メーカーのその後を調べてみた。俺が釣りキチ少年だった頃の日本のメーカーは、今とはだいぶ構成が異なっていた。①オリムピック → マミヤOP②ダイワあとは中小だな。シマノもリョービもまだ参入していない。リールなら ミヤエポック ダイヤモンド あのパナソニックも電動リールを出していたんだよ。ロッドなら TFRワールド NISSIN他は思い浮かばない。高級品と言えばABUやMichellだった [続きを読む]
  • 12.ブルーギルの繁殖行動
  • (「動物の行動と社会」,日高,放送大学教材より) 今回は男と女のお話です。たぶん釣りには何の役にも立ちません。むしろ人生のお役に立てるのではないでしょうか?(嘘つけ!) ブルーギルのオスは基本的には繁殖時になわばり(ネスト)を作り、メスを呼び込んで産卵を即し、卵を保護し育てるという繁殖形態をとる。オス同士はメスをめぐって闘争し、強いオスがよりよい条件で子孫を残すことができる。動物界の鉄則だね。人間 [続きを読む]
  • 世界の釣り具業界図
  • 「バックラッシュはなぜ起こる」で紹介したBerkley社の特許を見て、Berkleyがリール?と思ったのがきっかけで、世界の釣り具メーカーについて調べてみた。ぱっと思いつくメーカーを挙げるとReel・・・シマノ, ダイワ, リョービ, Abu-Garcia, PENN, Mitchell, Shakespere, Lew's, Zebco, Rod ・・・シマノ, ダイワ, Abu-Garcia, Fenwick, Hardy, Lew's, Falconあとは国内外の中小メーカーかな。案外少ないな。で、Berkleyについて改 [続きを読む]
  • 11.コクチバスによって捕食されるウグイの最大体長
  • ( 日本水産学会誌 67(5) 2001;片野,青沼 (水産総合研究センター) )本研究の第一の目的は、コクチバスが捕食することにできるウグイの最大体長をもとめることにある。様々なサイズのコクチバスとこれも様々なサイズのウグイを実験水槽に入れ、どのサイズのコクチバスがどのサイズのウグイを捕食したのかを実験調査した。加えてコクチバスがウグイの捕食時にどのような行動を取ったのかも観察した。(1) コクチバスの捕食限界実験 [続きを読む]
  • 10. 琵琶湖南湖の早春の水流と水温
  •  (遠藤、最近の測流結果からみた琵琶湖の流況、地質学論集第36号1990)より 冬2月、湖の水温は年間を通じて最低温度に達する。これ以降、湖の水温は上昇に転じ、植物相も魚類も春へと向かう。いいね!いよいよバスのシーズンインだよね!でも春はどこから来るんだろう。湖全体がある日突然、ハルッ!!って宣言するわけでもなかろ。湖の中でも、「ここから春がやってくる」っていう場所があるんだよ、きっと。 前出の遠藤は、 [続きを読む]
  • バックラッシュはなぜ起こる?
  •  ベイトキャスティングリールの宿命ともいうべきバックラッシュ。これまでに釣り具メーカー各社から「バックラッシュしにくいリール」なるものはいくつも発売されているが、根本的にバックラッシュを皆無にするなどということはできていない。例えば、スキッピングでルアーをブッシュの奥に送り込もうとして、木に引っ掛けた。もっと端的な例では、遠投しようとフルキャストしたルアーが、リリースが遅れて目の前にドボン。それで [続きを読む]
  • My Tools
  • お恥ずかしいような安物古物オンパレードだが、私の愛する Rod & Reel たちをご紹介。右から① Fenwick Method MSP59ML & Team Daiwa 2000iT② Fenwick Goldenwing GW60S ML & ABU Cardinal 102S③ Fenwick Goldenwing GW56CM J & ABU ambassadueur 4600C IMAE④ Fenwick Goldenwing GW70C MH & ABU FiVE⑤ Fenwick Method MTC60M & ABU ambassadueur 4601C3⑥ Team Daiwa TD-701-1RB & SHIMANO Calcutta Conquest 200さらにタッ [続きを読む]
  • 8.オオクチバスの釣られやすさに見られる個体差
  • (日本水産学会 75(3),425-431(2009)  片野, 水産総合研究センター中央水産研究所) 今回の論文はとっても分かりやすい。そして諸兄にはとっても興味深いものだと思うよ。その名の通り、バスの釣られやすさに関する研究だ。もちろんヘッポコバサーのホラ話じゃなくて、ちゃんと実験と解析に基づいた「論文」だ。心して聞いてくれ。「ここのバスはすれちゃって、口を使わないよ。」「先行者が叩いたポイントだから、少し休ませて [続きを読む]
  • 7.北浦におけるウィードの分布について
  •  このページを書いているのは11月。湖も海ももう冬の気配が近づいてきて、バスたちも秋の乱食いも終わり静かに冬ごもりを待つ。そんな気配。 しか〜し、ロッキンチェアアングラーには無用の心配。彼の心はすでに春のうららかな湖に飛んでいる。どーだ!この自由気ままな思考回路は!  春と言えばスポーニング。そしてウィードの成長・拡大。 ウィードといえば僕のホームグラウンド、北浦について、かねてから不思議に思ってい [続きを読む]