なの子 さん プロフィール

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なの子さん: ドイツ滞在記
ハンドル名なの子 さん
ブログタイトルドイツ滞在記
ブログURLhttp://nanohanabatakenokuni.blog.so-net.ne.jp/
サイト紹介文ドイツで体験したことなどを綴っています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供71回 / 236日(平均2.1回/週) - 参加 2016/11/05 04:28

なの子 さんのブログ記事

  • セキセイインコが我が家にやって来る
  • 私の夫は動物が大好きで、結婚当初から近所の猫をよく可愛がっていました。また、外を歩いているときに飼い主とお散歩中の犬と出会うと、必ずといっていいほど犬に話しかけるほど、犬も大好きです。夫は子供の頃に大型犬を飼っていたようで、また実家の近所の猫を毎日家に招き入れていたとのことで、犬のことも猫のこともそれなりに知っていました。その他にもセキセイインコも飼っていたそうで、一緒に遊んだりしたことをよく話し [続きを読む]
  • 行かなかった療養(Kur)
  • 前回の話から時がかなり遡るのですが、4度目の手術の後、私はかかりつけ医から療養施設へ行くことを勧められました。私は行ったことがないのでよく知らないのですが、大病をしたりして体が弱り切っている場合、退院後にこういった施設へ行って、専門家の指導の下、体力を回復したりするのだそうです。そういえば、3度目の入院のときに同じ病室にがん患者さんがいて、彼女は退院後に療養施設に行くことができると言って張り切ってい [続きを読む]
  • 心の変化
  • 結局スタートすることなく終わってしまった養親になるための過程ですが、それから何年も経って、つまり数年前ですが、再度チャレンジしました。当時はその後に起こり始めた問題があり、それがゆえに養親を希望することを諦めざるを得ず、そしてその問題はいまだに続いているのですが、以前よりは状況も大きく改善し、夢だった子育てもなんとかできそうで、年齢的なこともあり最後のチャンスと思い、再び養親への過程に進んだのです [続きを読む]
  • どうしていつもうまくいかないのだろう
  • 養親への過程を踏み出すため、早速養子縁組課での面接の予約を入れた私は、期待と不安で入り混じった気持ちで、その日までとにかく養子縁組や面接に関する情報をインターネットでたくさん仕入れました。どんなことを質問されるのか、そして答える内容によってはその時点で不合格となることもあるのだと思うと不安で仕方がなく、でも親になることのできる日が近づいたようにも思われ、毎日が楽しくて仕方がありませんでした。特に聞 [続きを読む]
  • 青少年局(Jugendamt)での面談
  • 養親になる可能性を求めて夫に青少年局に問い合わせてもらったところ、養親か里親のどちらになることが適切かを判断してもらうために、まずは里親の担当局の面談を受けることを勧められました。私は子供をドイツ語で育てることができないため、いずれ実親のもとに帰る子供を日本語で養育することは子供にとってどうなのだろうと思ったりで、私が里親になることはどう考えても難しいように思ったのですが、とりあえず言われるままに [続きを読む]
  • 産めなくても子供を育てる可能性
  • (これは何年も前のことです)私たち夫婦は体外受精以外では妊娠の可能性は極めて低く、それだけにその体外受精を諦めるということは、今後実子を持つ可能性がほとんどなくなってしまうということなのですが、でもどうしても子どもを育てたかったので、養親か里親を希望することを考え始めました。ドイツは日本よりもずっと養子縁組や里親委託が一般的に行われているようで、夫が子供の頃も級友の妹さんが養子だったりと、夫にとっ [続きを読む]
  • 4度目の手術 (5度目の入院時)
  • 再度検査を受けた結果、やはり腸閉塞で、すぐに手術をしてもらえました。このとき、初めて手術室というものを見ました。いつもは手術室に入る前に眠らせてもらっていたのですが、このときは手術室でおそらく準備が整うのを待っていたのです。ひんやりとした殺風景の部屋で、どこか、なくなられた人が安置される部屋のように感じて怖くなり、逃げ出したくなりました。そんなところに、今度は麻酔を入れる管を血管に入れてもらう際に [続きを読む]
  • 痛みを訴えても問題に気が付いてもらえなかった理由
  • 4度目と5度目の入院で、私が痛みを訴えてもあまり相手にしてもらえなかったのは、おそらく私の行動に原因があったのだと思います。というのも、夫が言うには、私は痛いと言いながらもそれほど痛そうには見えなくて、全くたいしたことがないのにただ痛いと言っているだけだと思っていたそうです。「ドイツ人はちょっとの痛みでも大げさに騒ぐのが普通だよ。これからはもっとオーバーに、思いっきり痛そうに叫ぶこと!」と、後に夫に [続きを読む]
  • ドイツの医療の痛みに対する配慮
  • 今までの記事で、ドイツの病院について良くない印象を与えかねない内容となってしまったかもしれないのですが、でもドイツの病院を体験してとても思ったことの一つに、ドイツの医療は優しいということがあります。お医者さんもフレンドリーな印象で、これはもちろんお医者さんにもよると思いますが、基本的にはとても話しやすい雰囲気があるように思います。まだドイツに来たばかりの頃、歯の検診で虫歯のなかった私に歯医者さんが [続きを読む]
  • 5度目の入院②
  • 水曜日に入院し、木曜日から腹痛や吐き気の症状はどんどんと強くなっていき、土曜日から日曜日にかけての夜中には緑色のような液体をたくさん吐きました。同室の人が看護婦さんを呼んでくれて、男性看護師さんが来てくれたのですが、「大丈夫。問題ないよ」とだけ言い、少し鬱陶しそうな顔をしているように見えました。それも当然かもしれません。看護婦さんたちからしてみると、検査をしてもどこも異常のない患者が連日痛みを訴え [続きを読む]
  • 5度目の入院
  • 3度目の手術直後からあった下腹部の鋭い痛みは激しく動かなければ激痛でもなくなってきて、食べた後の痛みも、食べ物さえ消化のいいものを少しだけにすれば、それほど苦にはならなくなってきました。でも、前回の退院から約2週間後に、チョコレートパイを食べると胃がとても痛くなり、その後に強い腹痛が起こったのです。こんなにも脂肪の多いものを食べたからこうなったんだ、と思ったものの、痛みはずっと続き、夜には耐えられな [続きを読む]
  • 4度目の入院&3度目の手術②
  • 炎症を起こしていた卵巣を摘出する手術を受けて、これでようやく長かった問題の日々に終止符が打たれると思っていました。けれども手術直後から少しでも体を動かすと下腹部に神経を刺されたような鋭い痛みが走り、それは数日が経ってもあまり和らがず、容赦なく私を襲うのです。このとき、(どうして!問題の卵巣を取ったというのに。痛みは一生エンドレスに続くのだろうか?!)と絶望的な気持ちになったことを今でもまだはっきり [続きを読む]
  • 4度目の入院&3度目の手術
  • 前回に2週間ほど入院して点滴からの抗生物質を受けた後、家でも抗生物質を飲んでいました。体は完全な状態ではなかったのですが、とにかく退院できたことが嬉しくて、家事も休み休みでしたが朝から晩までこなし、それがとても楽しかったのです。病室ではなく家で過ごすことができるということ、ゆっくりと自分の家で思う存分シャワーを浴びることができること、そんなごく当たり前のことに幸せを感じ、そして家事ができるというこ [続きを読む]
  • 3度目の入院②
  • この3度目の入院は、それでもそれなりに楽しかった日々でもありました。私は4人部屋だったのですが、同室の患者さんはみんなとても親切で楽しい人たちだったのです。ご主人と息子さんと暮らしているという70代の女性、旦那さんと二人のお子さんがいる40代の女性、そして独身の30代の女性。特にこの40代の女性がムードメーカーで、豪快な笑いがとても印象的でした。また、私が一番感激したのは、みんな私が孤立しないようにと気を使 [続きを読む]
  • 3度目の入院
  • 2度目の手術を受けて退院してから10日程が経ったとき、熱と痛みがあったのか、それともかかりつけ医のところに診てもらいに行く予定だったのか忘れてしまったのですが、婦人科のかかりつけ医のところに行くと、少し問題があるかもしれないと言われました。ただ、本来なら入院する必要はなく、点滴(おそらく抗生物質)を毎日受けに来たらいいとのことだったのですが、運悪くかかりつけ医はもうすぐ数週間の休暇を取る予定で、それ [続きを読む]
  • 2度目の手術 (2度目の入院時)
  • 2度目の手術のときは、夫は仕事で他の地域にいたので、一人でそのときを迎えました。ただ、このときの記憶が全くないのです。どのようにして手術の日の朝を迎え、手術室まで行ったのか、全く覚えていません。手術は腹腔鏡下で受けました。それゆえたいした手術ではなかったと思うのですが、そのとき私は途切れることのない咳を激しくしていたので、術後はそのたびにお腹の筋肉を使うからか、ものすごく傷が痛み、それが大変でした [続きを読む]
  • 2度目の入院
  • 体外受精を試みたものの妊娠には至らず、その頃からあった発熱はその後も続き、出血の起こった卵巣付近の痛みも続きました。当時夫は仕事で遠くに住んでいて、週末しか家に帰ってこない生活で、たまたま日曜日に隣町の婦人科が緊急用に開いていたので、緊急ではなかったのですが、この状態で一人で夜を過ごすのが不安で、夫が職場のある地域へと出発する前にその医院に連れて行ってもらいました。診てもらった結果、病院に行ったほ [続きを読む]
  • もう一つの命
  • 順序が異なってしまうのですが、前回の記事で受精卵について書いたので、先にそのことを書こうと思います。受精卵を子宮に入れてもらったものの妊娠に至らず、その前からあった38度以上の熱や卵巣付近の痛みはその後も続きました。診てもらった結果、採卵の際に出血が起こった卵巣に炎症とできものが見つかり、それを取る手術を受け、その組織か何かを調べてくれたのですが、それはなんと胎児だったと言われました。当時夫は仕事で [続きを読む]
  • 受精卵を子宮に入れる
  • 体外受精とは、卵巣から卵子を取り出し、それを体外で受精させて培養し、子宮に入れるという方法で、受精卵がうまく着床すると妊娠ということになります。私の場合は10個の卵子がとれたようで、それを顕微授精して、最終的に順調に分割した受精卵が5つあったようでした。私の記憶が正しければ、本来なら採卵を受けた2日後に2つの受精卵を子宮に入れてもらう予定だったのですが、私はその採卵で卵巣から出血を起こし、手術を受けて [続きを読む]
  • 病室の謎②
  • 病室のシャワー&トイレのドアの鍵がかかっていて、トイレの水を流す音が聞こえたというのに誰も出てこなくて、中で誰かが倒れているのかと思い看護婦さんを呼びに行き、でも看護婦さんが開けてみるとすんなりと開いた不思議なドア。そして中には誰もいなかったという、狐につままれたような出来事があったそんなある時、私はまさにそのトイレを使っていました。とその時、突然反対側のドアが勢いよく開いたのです!私はこのとき初 [続きを読む]
  • 病室の謎
  • 救急車で病院に運ばれて緊急手術を受けた後、私は集中治療室に入ったのですが、次の日になんと私の近所に住んでいるという男性の訪問を受けました。私はまだ新しい家に引っ越してそれほど経っていなくて、周りも全て新しく建った家でご近所さんたちも引っ越して来て日が浅く、私は近所に誰が住んでいるのかもほとんど知らなかったのですが、彼は私の家から数軒離れたところに奥さんとまだ小さな子供たちと住んでいるようでした。そ [続きを読む]
  • 不運あるいは当然の結果
  • 救急車の中で私はずっとどうでもいいことに頭を悩ませていたのですが、病院に着いてからもまた、些細なことが気になってどうしようもなくなっていました。というのも、病院に着いて診察台に乗せてもらったとき、女性隊員さんが何かを忘れたという感じで急いで部屋の外に出てまた戻ってきたのですが、手にはクッションを持ち、「これ、あなた必要でしょう?ここに置いておいてあげるからね。だから安心してね」と言って、帰っていき [続きを読む]
  • 苦しいときに考えていたこと
  • 救急車が到着したとき、私はもうほとんど動けない状態で、2階の寝室のベッドに横たわっていました。でも隊員の方がストレッチャーを運んでいる音が聞こえたとき、どうしてもそれに乗るのが恥ずかしくなり、急いでベッドから出て階段を降り、靴も履かずに自分で救急車に乗りました。このほんの少し前は立っていることができずに倒れ、意識が遠のいていくのが分かり、死を予感したというのに、我ながらどこにそんな力があったのだろ [続きを読む]
  • 二つ目の運命の分かれ道
  • 体外受精のために採卵を受け、その採卵後からずっとあった痛みはその後も治まることはなく、就寝の準備のためにバスルームになんとか行ったとき、私は突然激しいめまいのようなものを感じました。立っているための力が全くなく、どうしてだろうと思い、子供の頃に学校の朝礼時に長い時間立っていて倒れそうになるときのような症状で、貧血なのかな?と思い下まぶたの裏を見てみたのです。そしたら、いつもは赤みをおびているまぶた [続きを読む]
  • 運命の分かれ道
  • 体外受精は、卵巣から卵子を採取し、体外で受精させ、その受精卵を子宮に戻すという方法なのですが、その採卵が終わって目が覚めたとき、下腹部に強い痛みがありました。下腹部痛は通常あるものだという説明は事前に受けていましたが、それにしてもあまりにも強く、私と同じように採卵を受けた人たちは私のようには痛がってはいなくて、少しベッドで休んだ後、普通にすたすたと歩いて帰って行きました。それなのに私は、痛み止めの [続きを読む]