KaChi さん プロフィール

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KaChiさん: 月光石箱
ハンドル名KaChi さん
ブログタイトル月光石箱
ブログURLhttp://moonlightonice.blog.fc2.com/
サイト紹介文BL小説・アニメいろいろ
自由文はじめまして!よろしくお願いします!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供41回 / 166日(平均1.7回/週) - 参加 2016/11/17 11:45

KaChi さんのブログ記事

  • 幸せは花束と共に 11
  • 「手、邪魔だ。退けろ」「でもっ気持ち悪くて…っ」「そのうち慣れる」「そんなっ…っあぁ!」 ぐっと奥まで指を突き立てられた春海は、加勢にしがみ付いた。 体内をかき回されて汗が噴出してくる。 必死に耐えていると、加勢の指が何かを探し当てた。 そこを刺激されるたびに、しがみ付く手に力が入らなくなるほどの快感が全身を襲い、射精感が高まっていく。 春海は、初めて襲われるその感覚が怖くて、「先輩っ、もぉ…やっ [続きを読む]
  • 幸せは花束と共に 10
  •  下半身から、くちゅくちゅと濡れた音がする。 その音が激しくなるにつれて、春海の呼吸もだんだんと上がってくる。「あっ…あっ…んん…っ」「もうイク?」「んっいく…先輩、いくっ…出ちゃうっ」「いいよ」と耳元で優しく囁かれ、春海は甲高い嬌声を上げて加勢の手の中に精を放った。 はぁはぁ、と肩で息をしていると、顎を掬い上げられる。 上を向かされて加勢を見つめると、羽のように柔らかなタッチのキスが降って来た。 [続きを読む]
  • 幸せは花束と共に 9
  •  春海自身、気持ち悪いどころか、もう一度してみたいと思ってしまっていた。 唇を重ね合わせただけなのに、初めての加勢とのキスは甘いと思った。 舌で舐められたときには、下半身にまで甘い疼きが訪れたほどだった。 春海はキスというものがこんなにも気持ちいいものだったのかと初めて体験した。「今度は、無理に春海の唇を攫ったりしない。春海がいいって言ってくれたら、たくさんしてあげる」 甘い声音で言う“たくさん” [続きを読む]
  • 幸せは花束と共に 7
  • 「軽蔑、しましたか?」「軽蔑?なんで」「だって、彼が僕に…っていうか、男に告白なんてするから」「俺は別に人の恋愛観にどうこう言うつもりない。恋愛は自由。恋愛をこういうものだって型にはめるなんて、俺は無意味だと思うね。人を好きになる瞬間なんて誰にでも訪れる。人を好きになることは誰にも止められない。止めるなんてことは出来ないさ」「そう、ですね…。あ、でも、いくら恋愛は自由とはいえ、先輩はもうちょっと自 [続きを読む]
  • 幸せは花束と共に 5
  •  駅の改札を抜けホームに行くと、たくさんの人たちで溢れかえっている。 ホームに入ってきたすでに満員の電車に、やっとのことで乗り込んだ。 押しくら饅頭状態の中で電車が揺れる度にドアの前に立っていた春海は、何度もぺしゃんこにされた。 押し返そうと思っても一人の力では、容易にはいかない。 胸を圧迫されて息をすることも儘ならなくなったとき、急に身体が軽くなった。「大丈夫か?」 頭の上から加勢の声が降りてく [続きを読む]
  • 幸せは花束と共に 4
  •  誰もいなくなった部屋で、春海は盛大に溜息をついた。 昔からそうだったが、加勢は自分の都合のいい道具のように春海を振り回す。辟易することもしばしばあるのに、楽しいと思えるときもあるから、拒絶するほど嫌でもなくて春海を困らせていた。 春海の普段の生活は至ってシンプルで、会社と自宅マンションとの往復、自宅には寝に帰るだけでプライベートな予定など一つもない。会社が休みの日は、ビールをちびちび飲みながら撮 [続きを読む]
  • 幸せは花束と共に 2
  •  だらしのない横顔を見つめ、仕事をしている時の真剣な顔は格好良いのに、と心から思う。 普通にしていれば、加勢は社内でも指折りのイケメンだ。 くっきりとした二重瞼で切れ長の目、それを縁取る長めの睫毛。 顔の中央を通る高い鼻梁に、いつも笑みを浮かべている薄い唇。 この甘いマスクで落とされない女性はいないと、交友関係の希薄な春海の耳にも届いている。 けれども春海からしてみれば、それは甘いマスクなどではな [続きを読む]
  • 幸せは花束と共に 1
  •  東雲春海がこの世に生を受けて29年。人生で初めての告白をされた。 この年にもなって、天と地がひっくり返るような出来事が起きようとは、思いもよらなかった。 学生時代も社会人になっても、これまで一度だって告白などされた事がなかったからだ。 けれどもその初めての告白を、春海は心から素直に喜べなかった。 普段から交友を持たずにほとんど一人で過ごすことが多かった春海は、強い感情をぶつけられることを嫌い、こ [続きを読む]
  • ありがとうございました(*≧∪≦)
  • 最終話まで読んでくださった方、ありがとうございましたヽ(≧∀≦)ノ楽しんでもらえたかな?20日 0時に新しいお話を更新するのでこっちも良かったら読んでね。新人〜の方は頑張ってます!でもまだまだ更新が出来るまで書けてません。出来上がり次第更新するのでこっちもよろしくお願いします (*´∀`人) [続きを読む]
  • 長い初恋が実ったら 7
  • 「待ってください! まだ話は終わっていませんっ」 はらはらしながら経緯を見守っていると、彬の後から続いて営業部のメンバーも顔を出した。「私たちの話をもっと前向きに聞いて見直してもらえませんか? お願いします!」 どうやら営業部から製造部への提案を提出してみたが、突っぱねられているようだった。 頭を下げている先輩たちの間を縫って前に出た彬は、「これを見てください」と資料を突き出した。「品保の資料を元 [続きを読む]
  • 長い初恋が実ったら 6
  •  出社後、頭痛が更に酷くなり頭を抱えていると、隣に座る彬から珍しく声をかけられた。「どうしたんですか? 顔色が悪いですよ、安藤先輩」「ちょっと昨日飲み過ぎて」 持てる力を総動員して笑みを貼り付けると、彬の視線が胸元へと落ちた。 釣られて理世も下を見たが、彬の意識が何に向いているのか解からない。 彬の嫌悪感丸出しの冷たい視線に、理世は狼狽しながら尋ねた。「な、なに?」「いえ。翌日仕事があるのに支障を [続きを読む]
  • 長い初恋が実ったら 5
  • 「なぁ、七瀬のことなんだけど」 酔いが回って身体の動きは鈍いのに、彬のことと聞いて頭の中だけは鮮明になって正常に動き始めた。「お前、あいつの噂話知ってるか?」「噂? 仕事が出来て優秀っていうのならよく聞くけれど、それ以外は全然聞いたこともないな。どんな噂?」「実は七瀬、社内の女の子を次から次につまみ食いしているらしいぜ」「まさか、次から次につまみ食いってそんな」 彬に限ってそんなこと無いと頭を振っ [続きを読む]
  • 幸せは花束と共に 8
  • 「奥野のことが少しは気になっているのか?」「え?どういうことですか?」「男がどうとかそういうことじゃなくて、奥野自身のことをどう思っているかってことだ。重要なのは、身体じゃなくて、ココだろ」 と、加勢が拳で胸を叩く。「だからそれは、優しいし頼りになるし…いい後輩だと思ってます」「男じゃなかったらって考えたりしたんじゃないのか」「そ…それは、ちょっと考えたり…した…かも」「ってことは、奥野自身のこと [続きを読む]
  • 幸せは花束と共に 6
  • 「お邪魔します」「その辺適当に座れ」 春海はリビングの中央にあるソファに座り、久しぶりに来た加勢の家の中をぐるりと見回した。 白とダークブラウンの2色でまとめられたモノトーンな部屋に観葉植物の緑が良いアクセントになっている。 缶ビールを持って隣に座った加勢に、春海は尋ねた。「また模様替えしたんですか?」「前の女が勝手に替えたんだよ」「前の女…ってことは、また別れたんですか」「また、とか言うな」 春 [続きを読む]
  • 長い初恋が実ったら 4
  •  毎日、無言と視線の圧力でもって早く続きを、もっとたくさん教えろと急かされて、理世は慌ててページを捲る始末だった。 3ヶ月もしない内に理世は彬の知識量に歯が立たなくなり、他部署の人たちとの交流に加えて、兼ね備えた美貌もあってか彬はあっという間に社内の有名人になっていた。 その頃にもなると、既存の顧客に対して営業活動を行っている理世と違い、忙しい外回りの先輩たちの補助を任された彬とは、まったく話す機 [続きを読む]
  • 長い初恋が実ったら 3
  •  今まで彬にそんなことなどされたこともなければ、されるなんて想像もしていなかった理世は、突然のことで動揺を隠せなかった。「…あっくん?」「そうそう。その呼び方やめてくれないかな。社会人にもなって、それはないだろ。もう友達じゃないんだし」「え……?」「俺のことは七瀬でいい。呼び捨てで構わないから。後輩なんだし」「そんな呼び捨てって……そんなことできないよ……でもせめて、さん付けで……」「いいよ何でも [続きを読む]
  • 幸せは花束と共に 3
  •  言われた通り分厚いコピー用紙の束を30部作り終えた春海は、デスクの上に綺麗に積み上げた。仕事が終わったことを伝えようとすると、隣の席に座ってこちらを見ていたらしい加勢と視線がぶつかった。加勢に真っ直ぐに見つめられて、なぜか心臓の鼓動が早くなってくる。もしかして仕事が片付くまで、ずっと見つめられていたのだろうか。そう思うと更にどきどきが早まったような気がした。こんなことは、初めてだった。目が合うこ [続きを読む]
  • 長い初恋が実ったら 2
  •  ようやくいつもの自分を取り戻した理世が自分の机のある営業部へ向かうと、研修担当の先輩が来ていて理世を見つけて手招きした。 後ろには一目惚れした彼がいた。せっかく平常心を取り戻したというのに、また鼓動が早くなりそうだ。顔を上げられない理世を構うことなく先輩は、用件を話し出した。「いきなりで悪いけど、今日から彼に仕事を教えて欲しいんだ」 僕がですか? と問う時間も与えずに先輩は続けた。「本当は違う人 [続きを読む]
  • お久しぶりです
  • ご無沙汰しております (^-^)/『新人後輩』を最終話に向けて執筆頑張っております!その前に、『長い初恋が実ったら 』をUPしていますので、こちらも楽しんでいただけると嬉しいですo(^▽^)o『長い初恋が実ったら 』次話は、3/21を予定していますのでお楽しみに♪ [続きを読む]
  • 長い初恋が実ったら 1
  • 「凄い新人が入ったみたいだぜ」 同僚である中原の凄いという言葉を、安藤理世は小首を傾げて(期待の新人ってことかな?)と頭の中で変換してから相槌を打った。 どこがどう凄いのかを聞き出そうとする前に、「噂をすれば、おいでなすった」と中原は理世に目配せした。 まるでカルガモの親子のように研修担当の後ろを4月に入社したばかりの新人達がぞろぞろとついて行く。 さきほど研修を終えたばかりの彼らは、これから各々 [続きを読む]
  • 新人後輩のいきすぎた愛に困ってます。 9
  • 「形に……形に拘るに決まっているじゃないですか。俺には、その形に縋るより他ないんですから」 俺は何も言い返せずに言葉に詰まった。 ここに来て、俺と沢原や黒崎との気持ちの重さの違いに気が付いたからだ。 お互い男だからなのだろうか。 俺は今までのような付き合いが続くものだと思い込んでいた。 その延長線上に好きだと言う感情が乗っかっているだけだと。 身体の関係も、気持ちがいいならいいんじゃないかなんて、 [続きを読む]
  • 新人後輩のいきすぎた愛に困ってます。 8
  •  肌触りが良くふわふわでさらさらな毛に頬を摺り寄せると同時に、心地よい温もりを抱き寄せていた。「ん…大和さん」 沢原がまだ一緒に寝ていようというように抱き付いてくる。 そんな甘えた仕草が可愛くて、胸に抱いたまま眠気眼で視線を彷徨わせて時計を探す。 外はすっかり明るくて、窓から高く上った太陽とすがすがしい青空が見えた。 そしてどこからか美味しい香りが漂ってくる。ここにはいない黒崎がどうやら何かを作っ [続きを読む]
  • 新人後輩のいきすぎた愛に困ってます。 7
  •  少しずつ出しては入れてを繰り返しながら、けれども着実に黒崎が中に入って来る。 狭隘を拡げられ、内臓を押し上げられるような苦しさに眉間に深い皺を刻んでしまう。「くっ」と息を詰めると、下から沢原が愛おしそうに優しく頬を包み込んできた。 「大和さん、ゆっくりでいいです。さっきのように息を吸って…吐いて…」 沢原がするように、同じように呼吸をしたい。 でもそれが上手に出来ない。 沢原の顔が滲んでよく見え [続きを読む]
  • 謹賀新年!!
  •  新年あけましておめでとうございます!! 2017年どうぞよろしくお願い申し上げます! 2016年、思えばユーリ!!!オン アイスというアニメからブログを再立ち上げして始まりました! そこからBL小説を書き、2017年を迎えました。 ここを訪れてくださって本当にありがとうございます! これもご縁かと思いますので、どうぞよろしくお願いします! ユーリのBD買ってきました! 缶バッジ?があったみたいな [続きを読む]
  • 新人後輩のいきすぎた愛に困ってます。 6
  •  黒崎にされるがままに腰を落としてゆく。 大きく脚を開いた沢原の後孔に先端をぴたりと当てると、そこが誘うようにひくひくと食む様に開閉した。 後孔に、ちゅっとキスして、ゆっくりと黒崎に腰を押される。 すでに柔らかな沢原のそこは、抵抗なく俺のモノを飲み込んで行く。 纏わりつくようにぴったりと包み込まれて、まるで自分のために存在しているのかと錯覚してしまいそうなほど、沢原の中はきっちりとはまり気持ちが良 [続きを読む]