ニヤマトシオ さん プロフィール

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ニヤマトシオさん: 日用映画劇場
ハンドル名ニヤマトシオ さん
ブログタイトル日用映画劇場
ブログURLhttp://tosiniyama2.blogspot.jp/
サイト紹介文ホラー
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供186回 / 271日(平均4.8回/週) - 参加 2016/11/18 08:32

ニヤマトシオ さんのブログ記事

  • 眠狂四郎円月斬り
  • ジュブナイル不良少年物として抜群におもしろい。橋の下の貧民窟のブサメン善良少年と刀剣マニアのマザコンイケメン不良武家少年の対比。両役者とも演技もよい。気のいい夜鷹の女とかもでてきて昔の時代劇こそ今逆にアニメ的であたらしいのかも。本作での狂四郎はもっぱらエロ三昧の狂言まわし役。一人大人世界のあそびにひたっているばかり。それなのに不細工少年あこがれのスーパーヒーローである。まさにダークヒーロー。イケメ [続きを読む]
  • 眠狂四郎無頼控魔性の肌
  • ロードムービー仕立である。そしてすさまじいまでの、屍の量産である。黄金のマリア像の争奪戦、それだけにおわらず、像が象徴する業もふかくおもい。成田三樹夫に金子信雄の、仁義なきなラインナップ。共にその登場と最期は、ミステリーをこえて、もはやホラーしてて、このみのツボにどストライク。ラストの河原での野辺おくりは、すさまじいまでの無常感である。たちのぼる黒煙もすごくて、特撮じみたスケール感だ。マイティ号が [続きを読む]
  • 稀人(まれびと)
  • 主人公がカメラマンで、常にカメラをもちあるき、自室やケータイでは、随所に設置した、小型カメラの情報を、その都度チェックしている、そんなカルトな人物設定が、なにより興奮した。そういった今風の現実認識は、実は誰もがおなじように、さらされている我々の日常だし、同時にノイズやトリックに、見事な程に脆弱だ。ホラーな状況にさえ、もっとも親和されやすい。頭の中に狂気や疑惑といった、モンスターがすぐにすみつく。ビ [続きを読む]
  • 未来世界
  • たとえばロストワールド。同名異作もある。シリーズ名はしっかりジュラシックパークシリーズなのでインディジョーンズシリーズのように一作目だけが別タイトルで好評の為シリーズ化したのだなとわかるようならまだわかりやすいのだが第一作ではない。ロストワールドは第二作。 さらにシリーズ途中からジュラシックワールドとなりワールドにまたもどってますますわかりにくい。ジュラシックパークシリーズが恐竜テーマパーク物なら [続きを読む]
  • 宇宙人東京に現わる
  • 妖星ゴラスが国連というきなくさい大組織を中心にまわる大上段にかまえたあつき科学者群像劇だとすると本作は一転まとめ役も世界会議なる仮設のものだし科学者達もいかにもな友人ネットワークで宇宙軒などという和風バーもからみ庶民派科学者達の苦闘がなんともほほえましい。そんな作風に岡本太郎の特撮キャラや的場徹の特撮セットがよくにあって特に的場徹のそれは和風古民家から最新研究施設へのパンも不自然ではないくらい鍋や [続きを読む]
  • 復讐するは我にあり
  • 過剰な暴力とエロはこのさいなきにひとしきものとしてやはりこのうえもなくうつくしい純愛映画としてみずからの心にねじこむように無理をして鑑賞してこそ本作はかがやく。新東宝とかのふるい特撮映画を重箱のすみをつつくようにして鑑賞しつぶしている最近の筆者の性癖。絶対どこかにいいところがかならずある。なぜかそんなねじまがった性癖をじつに見事に本作もうけとめてくれるのだ。それはいったいなぜなのか。化猫映画。吸血 [続きを読む]
  • 消えた王女の謎を解け!!
  • いきなり拳銃一味に対して、ジェット戦闘機での追撃。このすごい戦闘力の落差が、みごたえある特撮で描かれる。ありふれた山間シーンが、こんなに萌えるのはドゴラ以来か。王女の一人プチ冒険のシーンは、センチな音楽も相まって、街が何処か異世界っぽくスリリング。つりの少年と出会うというのも、どこかすこし不気味でいい。遊園地に至っての描写は、お猿の電車が追跡を遮ったり、池や観覧車がハードすぎる、市街戦の舞台と化し [続きを読む]
  • 地底超特急西へ
  • ジェット機と隕石の空中衝突という、前代未聞の大事故。それが時空に作用し、ウルトラマンという、超生命体を誕生させた。前にもかいたが、ウルトラマンだけは、他の変身ヒーローとは、違う。事故での偶然のミュータント。どっちかというと、ダークヒーローであり怪物。そうゴジラ的な。その事がよくわかるのが、前史ウルトラq最終制作作の、本本作。超特急地下鉄の大暴走という、前代未聞の大事故。それが時空に作用し、不死身の [続きを読む]
  • マタンゴ
  • ながれついた側の島の様子は、とがった岩だらけの断崖ばかり。島の反対側にでてみるも、延々とひろがる湿地帯になってて、何隻もの難破船がよこたわる、文字どおりすぎる位の船達の墓場。夢の島のようでもあり、光化学スモッグじみた霧がたちこめ、湿地帯は海岸というより、どこか内地の沼の周囲にみえる。わたり鳥もここをさけひきかえすし、世界残酷物語にでてきたように、目のない奇形の海亀だけが時折、産卵におとずれるしかな [続きを読む]
  • 闇に舞う爆走首なしライダー
  • ジャミラは真似したけど、さすがに首なしライダーの真似は、しなかった。何せ前方がみえない。しかし首なしライダーの造形は、ふるってる。頭に茶筒をのっけ大きめの皮ジャンを、ジャミラのまねする要領できこむ。只それだけとバカにしてはならない。だからこそキャラがたつ。異常に首の細い肩幅のひろい、肘から下だけで日本刀を、ふりまわす異常なうごきの、長身の怪人っぷりがだせている。CGなんかじゃだせない不気味さだ。そし [続きを読む]
  • 霧の童話
  • 汽車でむかったかとおもったが、どうやら社用車だったようだ。村では何泊かしている助さん、車中泊がにあいそう。そんなワイルドな助さんだから、深夜の村もどこか、アメリカ南部を舞台にした、ホラー映画っぽくうつる。少年も山羊なんかつれてて、メキシコのシェルパにみえる。落武者なんか南軍くずれか、南北戦争敗残兵にしてもよいくらい。本作は正に助さんのバタくさい、ハードボイルドっぷりこそ見所。牧の糞がらみの都会っ子 [続きを読む]
  • 蘇る地底の怪神
  • 邦題にまどわされてはならない。原題もちょっとちがうとおもう。エナジーイーターというより、オーバーチャージャー。リメイクするとおもしろいかも。謎の携帯バッテリー異常発火事件。ペースメーカー患者の人体発火事件。サスペンスもりあがるとおもう。正体はインディアンにつたわる、不定形エネルギー体マッチモニード。巨大液体窒素装置での凍結作戦。コルチャックが液体窒素に、ふれまくっても無事な所とか、怪物の姿がただの [続きを読む]
  • 許されざるいのち
  • 本作は怪獣物ではない、主人公は怪物は郷の幼なじみ水野の方だ、郷も怪物だ。ここがふかい。つまりポーのアッシャー家の崩壊その翻案でホラー物。動物と植物のハーフ、男と女のニューハーフ、郷と水野の同性愛、そんな連想。三角関係で複雑な微妙で見事な演技の岸田森、そんな所の方が見所なのだ。美女と花粉がさおりと伸子のどこかレズっぽさだとすると本作は郷と水野の正に、はやすぎたボーイズラブ物。二人の少年時代の子役のイ [続きを読む]
  • 光る通り魔
  • 燐光人間はしんだのか。ニューヨークには地下世界がひろがり、世すて人達がモグラ人間として、すみついているらしい。地下鉄では未確認の遺伝子をもつ、未知の微生物がもちこまれると、その気圧湿度温度からなのか、定着し繁殖しやすいという。このふたつの事実から、筆者は地下鉄の車内の隅の、新聞をみるといつも、その下には何かがあって、ただの吐瀉物だったとしても、燐光人間にみえて仕方ない。そうでなかったにせよ、その下 [続きを読む]
  • 海底基地を追え
  • 筆者的にははやすぎた、ゴジラ対ヘドラとする事にしている。そうモスラ対ゴジラの事である。ゴジラは夢の島のゴミの中から、モスラは幽霊ホテルの裏庭の、冬がれの林の中からあらわれる。ながれついた瓦礫は汚染されている。漁民達はよくみると本作にあらわれる、漁民達とよくにて公害被害者っぽいし。本作のアイアンロックスなんか、船の墓場からひろってこられた、大和の残骸といってよいし、夢の島にうちすてられた福竜丸を、イ [続きを読む]
  • 吸血鬼ゴケミドロ
  • 本作はラストの衝撃ばかりに、気をとられすぎてしまいがち。終末物と過大評価すればするほど、本当のおもしろさがうしなわれる。これはベトナム戦争の中おきた、戦場怪談とみるべき。ロサンゼルスの戦いという、都市伝説がある。サーチライトが夜空をてらす、印象的な報道写真ものこっている。本作の舞台は民間旅客機で、乗員乗客も兵士ではないが、戦死した身内をひきとりにむかう、女性などが乗客の中にしっかりいる。わかりやす [続きを読む]
  • 狼たちの午後
  • 岸田森の魅力の最大の物のひとつに、声の魅力がある。本人もその事を自覚していたのか、特に洋画の吹かえの作品のチョイス、その見事な事。本数は非常にすくないのだが、よって結果的にことごとく、成功をおさめている。まず筆者やられたとおもったのが、狼たちの午後のジョンカザール。役者としてのいきざままで、かさなってしまったようで、ふかくかんがえさせられてしまった。ジョンカザールはある意味、ゴッドファーザーシリー [続きを読む]
  • マイノリティリポート
  • このまま生体認証技術がすすむと、生体情報をぬすむ意味がます。生体情報を血液とたとえると、情報をぬすみ悪用する輩、そう吸血鬼が真実味をおびてくる。それもあたらしい吸血鬼だ。首筋にそっと牙をあてる。被害者の首筋にはアイシーチップが。吸血鬼の牙は高度なよみとり機で、接触非接触でよみとられてしまう。病歴から遺伝子情報まですべて、アイシーチップにおさめられ、犯罪者は過去の犯行どころか、未来の犯行も予測されか [続きを読む]
  • モスラ対ゴジラ
  • 舞台は悪徳不動産ブローカーによってリゾート開発の餌食にされた漁村。台風あけの朝、浜辺に巨大な卵がながれつく。調査の結果、開発地区は謎の放射能汚染にさらされていて、これさいわいとブローカーは卵を見世物に汚染を隠蔽、停滞していた開発を一気におしすすめようとする。そのせいかゴジラが出現、開発地区は甚大な被害をうける。おいつめられたブローカーはモスラの卵を孵す一大イベントをぶつ。今度は卵をうばおうとまたゴ [続きを読む]
  • フランケンシュタインの恋
  • 悲しくてやりきれない。この不思議な歌詞は、なんなんだろう。そこでふとおもった。山奥で永遠の生命を、やどしいきつづける、本作の主人公。人間にふれたばかりに、あいしてもその生命が、自分にくらべあまりにも、みじかい事からくる、フランケンシュタインの、そのせつないおもいを、うたっているのでは。フランケンシュタイン対地底怪獣の、フランケンシュタインのように、巨人だとよけいそのかなしみは、ふかくこちらにせまっ [続きを読む]
  • 夜になくハーモニカ
  • 広大な夢の島にすてられた、ハーモニカを男二人がさがす。その途方にくれ感とあいまって、地平線に常に風がふきすさぶ。収集車は何十台といきかうのに、冒頭に少年をおいはらう、処理場の門番が顔をみせるだけで、作業員が人間としてあらわれない。防衛隊は五分がりで男くさく、搭乗装備もどこか旧日本軍を、おもわせる地味黒なデザインだし、傷をおった部下を丁寧に介抱し、上司はどこまでも人間くさく、近代的な本作でえがかれる [続きを読む]
  • 盗まれたウルトラ・アイ
  • その昔レコードが高価だった頃、そう誰もがこころみたであろう、テレビ音声のマイク録音。筆者もテレビの前に陣どり、マイクをスピーカーにむけ、時には手もちで大変だった記憶も。イヤホンジャックから、ライン録音もできたはず。だがカセット黎明期だし、当時は子供だったしで、その辺の事情を、しらなかったのかも。でもそれはそれでよくて、当時の空気感が雑音ではなく、環境音として記録された。それというのも本題の、ジュー [続きを読む]
  • 檸檬
  • 文化はその時には分からない。後になって初めて分かる。靴の底に顕れる、靴の踵の減り方の違い、それこそが文化だ。日常の見慣れた近所の中の、プチ廃墟トマソンである。確かに本は文化だろう。でもチラシや学校のプリント、それらは掘り下げない限り、文化には到底見えない。只の紙でありゴミである。誰かが意図的に収集すれば、かなりのゴミが文化として甦る。例えば牛乳瓶の蓋とか。ネットプリントは、そんなチラシ文化に、革命 [続きを読む]
  • 吸血地獄
  • 死後復活にみえるニーナの仮死症状は実は今回の事故以前から既にしょうじていて周囲をまきこんでいたのではないだろうか。その急速な老化と輸血による一時的回復のくりかえしという不可思議な病それにたいして周作義父義母はそれぞれのスタンスをとっていたのではないだろうか。自分は恋人としてあなたは父親としてニーナを云々という台詞の意味は実際にみずからの血を共に輸血にきょうしてきたという事なのだろう。ただ義父は老醜 [続きを読む]