BENGALS さん プロフィール

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BENGALSさん: とらまる王国 番外編
ハンドル名BENGALS さん
ブログタイトルとらまる王国 番外編
ブログURLhttp://wine-dine.ter-terbose.com/vino/
サイト紹介文ワインと、チーズ、趣味としてのその歴史と活用。同じく大好きなシングルモルトも。
自由文あと、趣味としてのクラシック、そしてジャズも追加。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供29回 / 118日(平均1.7回/週) - 参加 2016/11/28 00:39

BENGALS さんのブログ記事

  • フェルメールも食べたゴーダチーズ! 其の壱。
  • ”北欧のモナリザ”としてあまりにも有名な「真珠の耳飾りの少女」を描いたオランダ・デルフト出身のナゾの天才画家・フェルメール。その「絵画芸術」をはじめ多くの作品の背景に、オランダを中心にした世界地図が描かれている。かつて世界帝国を築いたオランダ。海洋貿易で莫大な財産を築いたオランダ。フェルメールが生まれた17世紀初頭は絶頂期であった。フェルメールの青と知られるウルトラマリンブルーは貴重な鉱石である「 [続きを読む]
  • 神戸・北野町を歩く
  • 時折思い出した頃に、訪ねるお店があった。そのうち、いくつかのお店の初印象はどうだったのかな? と、ちょいと思い出してみた。神戸・北野町を歩く。神戸・北野を歩く、其の壱。また、真っ昼間からやらかしてしまった。まさに、至れり尽くせりのワインのフル・コース。食前酒のシャンパーニュからはじまり、お店ご自慢(?)のブルゴーニュの白と、赤、そしてマールで締めくくり。都合7杯のグラス・ワイン。神戸・北野坂のてっぺ [続きを読む]
  • ラフロイグ(Laphroaig)、アイラの巨人!
  • ああウイスキー! 遊びと悪戯の命!詩人の心からの感謝を受けてくれ!  (中村為治訳 「R.バーンズ詩集」岩波文庫)――――――――――――――――――――――――――?アイラとは関係なしに、有名なモルトである。かつて、「ラ・フ・ロ・エ・イ・グ」と読んで、さぞ物知りのように得意がっていたものだった。そのラフロイグは、昔から味の深みよりも、アルコールと、アイラ特有のピート香が評判でもあった。それも、わ [続きを読む]
  • ポートワインを一杯! (3)
  • 魅惑的なこの甘口ワインは、イギリス貴族のあいだで、長く、英国紳士のたしなみともいえるほど大変親しまれている。甘く、アルコール度も高く、なによりながい余韻を持つ味わいは、食後にチョコレートや、葉巻と楽しみたいワインである。1756年の世界初の原産地呼称法によって、厳しい品質により生み出されたポートワインは、大英帝国の栄華とともに、世界中に紹介され、今日の名声をきづいた。現在では、フランス料理での食前 [続きを読む]
  • ポートワインを一杯(2)! 
  • 19世紀、いまだ女性がビジネスに関わることがなかった時代、ドニャ・アントニア・フェレイラ未亡人は、ドウロ地域に投資し、畑を買い増しするなど見事なまでの経営手腕を発揮し、ブドウ畑の開発と、ポートワインの生産に情熱を注いだことで知られている。ドウロ河を上流にさかのぼっていくと、前後左右いたるところに段々畑がみえるが、そのすべてが急傾斜であり、丘の頂きまで達している。その上、その土壌であるうすく板状に割 [続きを読む]
  • ポートワインを一杯(1)!
  • 「銘醸ポートは、あらゆるワインのなかで、最も偉大な物であろう」と、イギリスの著名な作家で、ワインに造詣の深いアレックス・ウォーが語っていたり、アガサ・クリスティーのミステリなんかでも、よくでてくるポートワイン。「ワインを飲んだ後に、ポートを少し」それとも、「ポートだけを、チビリ、チビリ」とかなんとかで、楽しんでみてはどうだろう。濃厚なチョコレートのように、深いコクのある甘さがなんともたまらない。ア [続きを読む]
  • 王さま、女王さま? <チーズ・白カビ フランス編>
  • 「ワインがつくられない土地はあっても、チーズのつくられない土地はない」とは、よくぞいったもんだ。長期保存を目的としたハード・タイプである”山のチーズ”がメインのスイスとちがって、フランスは山あり谷あり、平地ありと、各々の村ごとにヴァラエティに富んだチーズがつくられているのは、ご存知のとおり。そんなチーズの一つに、白カビ・チーズの王さまと呼ばれる『ブリ・ド・モー』(AOC)がある。直径は、およそ40cm [続きを読む]
  • グレンモーレンジ(glenmorangie)
  • ああウイスキー! 遊びと悪戯の命!詩人の心からの感謝を受けてくれ!  (「R.バーンズ詩集」中村為治訳 岩波文庫)――――――――――――――――――――――――――さて、原料の大麦だが、地元ロス・シャー産の二条大麦だけを使用している。デンプン質が豊富で、タンパク質と窒素の含有量が少ないものが最適とされる。グレンモーレンジはそのスプリングバーディ(春型大麦)を使用している。冬型大麦もあり、春型に比べ [続きを読む]
  • グレンモーレンジ(GLENMORANGIE) 
  • ああウイスキー! 遊びと悪戯の命!詩人の心からの感謝を受けてくれ!  (「R.バーンズ詩集」中村為治訳 岩波文庫)――――――――――――――――――――――――――スコットランド北部の荒れ高地「ハイランド」。美酒の宝庫とも知られるが、ドーノック湾に面した小さな町テインからほど近いところに、その雄であるグレンモーレンジがある。そのまわりには、「大いなる静謐の谷(グレンモーレンジ)」という名前の由来ど [続きを読む]
  • グレンモーレンジ(GLENMORANGIE) 
  • ああウイスキー! 遊びと悪戯の命!詩人の心からの感謝を受けてくれ!  (「R.バーンズ詩集」中村為治訳 岩波文庫)――――――――――――――――――――――――――今夜は、ちょいとワインの世界からはなれてみよう。でも、まるっきりはなれるわけではない。手始めに、といってはナンだが、「グレンモーレンジ30年」のテイスティングを、おごそかにはじめてみよう。そう、今夜はシングルモルト、それも香りと、味わ [続きを読む]
  • 女王が好む英国・ご自慢のチーズ!
  • 言い伝えも、ちょいとごちゃまぜになってはいるが、こんなおハナシから、今夜ははじめてみようかな。「男たちにはチーズは語れない」というくらいその昔、イギリスでのチーズづくりは主婦の大事な仕事であった。そんな1700〜1720年頃のこと。X’masにレスターシャーの農婦が、ひょんなことから出来上っがったブルーチーズを、ある村の「ベル・イン」という旅籠に嫁いだ妹にプレゼントしたというのが、このチーズのはじ [続きを読む]
  • グレンファークラス、スペイサイドの逸品!
  • ああウイスキー! 遊びと悪戯の命!詩人の心からの感謝を受けてくれ!  (中村為治訳 「R.バーンズ詩集」岩波文庫)――――――――――――――――――――――――-「この地域を代表する同種のウィスキーに集まる幅広い人気こそ得てないが、スペイサイドモルトの中で最高級のモルトである」と、マイケル・ジャクソンは、「モルトウィスキー・コンパニオン」のなかで、こう書いている。かなり早くから名声を獲得し、ブレ [続きを読む]
  • ザ・グレンリヴェット、スコッチの父!
  • ああウイスキー! 遊びと悪戯の命!詩人の心からの感謝を受けてくれ!  (中村為治訳 「R.バーンズ詩集」岩波文庫)――――――――――――――――――――――――――?ペルノ・リカールが用意したキャッチフレーズが、「すべてのシングルモルトの父、その歴史がスコッチの歴史」というものだった。アッパー・ドラミン農場に、蒸溜所を創業した密造ウィスキーの職人ジョージ・スミスは、前年23年に施行された物品税法 [続きを読む]
  • タリスカー、スコットランドの最高傑作(2)!
  • ああウイスキー! 遊びと悪戯の命!詩人の心からの感謝を受けてくれ!  (中村為治訳 「R.バーンズ詩集」岩波文庫)――――――――――――――――――――――――――?そのスカイ島唯一、生き残った蒸留所なのだ。それはまた、残念なことに、ほかの蒸留所との関係を築くこともなく、独自の創意に頼らざるを得なかったということも、事実であった。そんな典型的な例が、ポットスチルに見られる。再留釜はごくふつうのも [続きを読む]
  • タリスカー、スコットランドの最高傑作(1)!
  • スコットランドの北西、ヘブリティーズ諸島のうんと先、北海油田に近い神秘の島、スカイ島が誇る唯一の蒸留所であり、「もっとも個性的なモルト」と、マイケル・ジャクソンは、その著書「モルトウィスキー・コンパニオン」に書いた。その爆発的、かつまた複雑な香味の特徴が、愛好家を惹きつけてやまない。こくのあるドライフルーツの甘さに、煙のほこりっぽさ、強いフレーバー、パワフルなテイスト。荒々しい潮の味わいは、スカイ [続きを読む]
  • ちょいと楽しい『レ・シ・ピ』!
  • ちょいと楽しい『レ・シ・ピ』、その1。(神戸・北野、”れすとらん”<再投稿>)!ちょいとシックな店内に、チェット・ベイカーの中性的で、アンニュイな歌声が流れていた。「こう暑くてはたまらん」と、逃げ込んだ先が、神戸・北野の”re.ci.pe”(「レ・シ・ピ」)。フレンチ・レストランだ。カウンター席に駆け込むや、「シャンパーニュ、グラスがあれば・・・」と、したたり落ちる汗もかまわず、せき込んでリクエスト。一息 [続きを読む]
  • 「ザ・マッカラン(The Macallan)」、遅れてきた銘酒。
  • 「極めて巧妙なバランスがとれている。そして自然である。香りがまろやかである。舌ざわりは、まるでワインのようである」と、作家・故開高 健氏によるマッカラン評である。つづけて、「まこと日本人好みがするといえばそれまでかもしれないが、すくなくとも、酒と女でちびた私の丸い鼻にはピタッときた。私は興奮したナ」と、こうである(下ネタ・エッセイ、「知的な痴的な教養講座」)。マッカラン 18年 700ml 《帝国酒販》価格 [続きを読む]
  • これぞ究極のシャンパン、「サロン」!
  • 「ウジェーヌ・エメ・サロンというひとりの完璧主義者がつくり上げた、芸術的ともいえる創造物」であり、そうして、その創造物である『サロン』は、「シャンパーニュでは新参者ながら、そのステータスではトップに君臨する稀有な存在である」とは、よくいわれるところだ。エメ・サロンは、教師として働きはじめたのだが、毛皮商人に転進、そして成功。エペルネから南にのびるなだらかな斜面の中腹にある最上の区画を、1ヘクタール [続きを読む]
  • 愛すべきチーズ、コンテ! 
  • 「何も足さない、何も引かない」と、ある洋酒メーカーのCMのように、自然が育んだままごまかしのないチーズづくりを伝統としている地域がフランスにある。その地域はまた、フランスを代表する自動車メーカーの発祥の地としても有名でもある。その地方のエンブレムをモチーフにしたあのブルー地の白いライオンのマーク、そうプジョーだ。その地方こそがフランスを代表するハード・タイプの熟成チーズ、『コンテ』を産するフランシ [続きを読む]
  • ゴルゴンゾーラ、おいしさのヒミツ。其の弐。
  • チーズ切り口の青カビが鮮やかなグリーンで、大理石模様のように美しい《ゴルゴンゾーラ》には、2つのタイプがある。近年の主流であり、また日本で人気の高い「dolce(ドルチェ)」タイプと、今ではちょいと復活しそうな気配のある「piccant(ピカンテ)」タイプだ。「ドルチェ」は甘口というよりも、穏やかとか、薄口とでも訳したほうがいいかも。「ピカンテ」は、むろん辛口。”ナトゥラーレ”とも呼ばれる。チーズ内部には、び [続きを読む]
  • ゴルゴンゾーラ、おいしさのヒミツ。其の壱。
  • チーズ誕生説には、とってもおもしろいハナシが伝わっているもんだ。イタリアご自慢のチーズ、『ゴルゴンゾーラ(Gorgonzola)』にも、もちろんある。昔々、うっかりモンの若いチーズ職人がおったそうな。ある日のこと、カードからホエーをを除くため、いつものように布袋に詰め込んだまでは、まあよかったんだが、恋人に会いたいばかりにぶら下げたまま帰っちまい、型詰めするのを忘れてしまったんだとさ。翌朝、チーズ小屋に入っ [続きを読む]
  • ボーフォール、旨味は草花がつくる?
  • 子供たちだって、おいしいチーズってちゃんと分かっている。かのブリア・サヴァランいうところの「チーズ界のプリンス」である『ボーフォール』は大人気だ。でも、これって、フランスでのハナシなんですよね。チーズ名は19世紀中ごろと新しいが、古代ローマ時代からつくられていたというから、起源は古い。「グリュイエール・ド・ボーフォール」。フランスでいうところのグリュイエールとは、スイスとは違って、加熱して圧搾した [続きを読む]
  • クロタンって、な〜に? 
  • 「ミルクをかためて、型に入れ、水分を抜いたら、左手で取り出し、右手で塩をかけ、それを握って、カタチを整えると、10日間の熟成を経て、出荷」と、こんなハナシを、むかしのことだが聞いたことがある。まるで一口大のおにぎりをつくっているようで、「なんてお手軽なチーズなんだ」と、思わず笑ってしまったことがあった。両手でかるく包みこめられる大きさであり、デコボコがあったりして、それなりにふぞろいではあったから [続きを読む]