亜季子 さん プロフィール

  •  
亜季子さん: poetissimo
ハンドル名亜季子 さん
ブログタイトルpoetissimo
ブログURLhttp://ameblo.jp/poetissimo/
サイト紹介文思いを。 言葉を。 もっと、強く強く。 それが『ポエティッシモ』。
自由文難しい事は書けません。

気の利いた事も言えません。

けれど、

この詩(ことば)がひととき、

あなたの胸に留まれたら。


『inori-ori』より、名称と場所を改め、

『poetissimo』(ポエティッシモ)になりました。

これからも、何卒宜しくお願い申し上げます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供26回 / 113日(平均1.6回/週) - 参加 2016/11/29 20:02

亜季子 さんのブログ記事

  • 花笑み。
  • 金網越しの沈丁花春へ招くべく手を伸ばす風冷えの中に色付いて春の喜びを綻ばす花の温もりを奪って行くのはいつも人の手だと知りながら錆びた時代を癒してくれる石壁から根を張る花が春はここにもと顔を覗かす雨後の晴れ間にきらめいて名も知らないままに見惚れる人は籠の鳥に姿を変えど咲き場所を選ばぬ花の様にうねりの中も笑っていたい。copyright (C) poetissimo,all rights reserved.読んでくれて、ありがとう。「お役人が法 [続きを読む]
  • 2017/03/11
  • 3月11日、14時46分。黙祷と共に。6年という月日は。灰色の雨に汚れてしまったお空を、どれだけ洗っていったのか。私は今も、あの日あの時までの美しかった宝物を諦め切れない。読んでくれて、ありがとう。 [続きを読む]
  • 6年。
  • 朝ぼらけの仄かな光が、カーテンから透けてくる部屋の中。ラジオの電波に乗って、気仙沼の空の下から熊谷育美さんの『雲の遥か』が弾き語りで届けられた昨日。また今年も3月11日が訪れる事を、より緊々(ひしひし)と実感した。三寒四温で日毎色付きを変えていく空と目で戯れていると、まるで何事もなかったかの様に思える。言うならば、人々の住む世界と日常をガラリと変えてしまった、あれ程の喪失や恐怖だって。けれど、それ [続きを読む]
  • 夕轟き。
  • 日の伸びてきた街にも黄昏が香り出すと羽休めの鳥達は電線を揺らし塒(ねぐら)へ振り返れば宵の星が弓の月と目配せて私だけが帰れない愛しい人の懐守っておくれ宵の星今夜も逢えぬあの人を迎えておくれ弓の月明かりも灯せぬ代わりに夕轟きの侘しさは不確かな薄玻璃(うすはり)の上ありきたりな言葉こそが躓きそうな溝を埋める。copyright (C) poetissimo,all rights reserved.読んでくれて、ありがとう。【季節の季の記。】意味 [続きを読む]
  • 空を見る理由がある。
  • こびり付いたわだかまりに心を尖らせていると今日の空の色さえ目に映らなくなる何度もささくれ千切って明日を占おうとしても空回りに終わっては出ないままの答え私には空を見る理由がある足元で静かに音を立てる花の命知る為線路のない街で選んだ道を見失わない為私には空を見る理由がある指先を梢に春めく風の訪れ祝う為死に急いでもいいと胸に突き付けた棘を捨てる為。copyright (C) poetissimo,all rights reserved.読んでくれ [続きを読む]
  • リブログ 『棘。』
  • 昨夜の呟きにも少し繋がってくるので、かつての詩をリブログ。感情のぶれを伴ってくる、目の当たりにする事象に簡単に惑わされてはいけないと強く思う時。極端に言えば精神を保つ上で、「本当」と「嘘」を篩(ふるい)にかける必要がある時、よくよく読み返している気がします。当時はまだ紙やノートに書き留めていた分が掲載の中心だった為、実際に書いたのは更に2、3年遡るかと。感情まかせで角(かど)丸出し、抽象的にも程が [続きを読む]
  • 2017/02/16
  • 明るく可憐に咲く群れの中で瞬く間に摘み取られ無造作に掴まれた野の花の行方を案じる無垢の皮を被ったまやかしは花瓶に水を汲み丁寧に生けたりなどしないその手に出来た事を悦ぶだけ。読んでくれて、ありがとう。 [続きを読む]
  • 春が来る。
  • 薄藍の空の下早春の梅の花(か)目にも芳(かぐわ)しく仄かに赤らむ待ち望まれた便り誇らかな咲きざまに我を忘れながら何処かで羨む季節外れになって久しいあなたと私もいつか晴れて綻ぶ事が出来るでしょうか歳寒(さいかん)を持ち堪え番(つが)い鳥止まる枝泣いても笑ってもやおら春が来る。copyright (C) poetissimo,all rights reserved.読んでくれて、ありがとう。【季節の季の記。】私は、季節に咲く花の所在が生活圏の何 [続きを読む]
  • フィンガーノイズ。
  • 窮屈なくらいに肩を寄せ合いあなたと日々を慈しみ合いたいいつか教えてもらった歌がさも自分で知ったかの様に口遊(くちずさ)める事を幸せに思うよ心を預けながら胸を締め付ける音それはフィンガーノイズの切なく優しい高鳴り冬の星を語るのも春の桜を潜(くぐ)るのも「愛してる」の言葉と共にやがてすべては魔法が解けて終わるならあなたとその日まで睦み合いたい過ぎ去りし時に掻き曇れば口癖や仕草でくすぐって私だけに分かる [続きを読む]
  • 星野源 新春 Live 2days 「YELLOW PACIFIC」
  • 雨が降っていた36年前の1月28日。その日誕生した水瓶座の男の子は、「源」と“さんずい”の付く名前が付けられ、今も海が好きで、海を良く見るそう。そんな水に縁のある星野源くんが水のほとりにあるパシフィコ横浜 国立大ホールで行った、『YELLOW PACIFIC』の1日目を観に行って来ました。(上記エピソードは、構成作家・寺坂直毅氏の口上より。)昨ツアー『YELLOW VOYAGE』以来久々のワンマンライヴとなったこの日は、源くんのホ [続きを読む]
  • あの星を追いかけて。
  • 夜空に残る星明かりの面影か細く月が目を開け始めた頃耀きは黙り込んだまま青い瞬きを残して消えた些細なサインさえ見澄まして解き明かそうとした日々もこれきり何度でも季節よ巡れ無邪気なまでにまた星が集うなら白い帳を星明かりに翳して儚く朝が望みを砕いた頃耀きは振り絞りながらひとひらの夢を残して消えた鵜呑みに出来ない嘘掻き分け最後に与えられた贈り物駆け抜けた時代(とき)は誰にも消せはしないからあの星を追いかけ [続きを読む]
  • 年頭所感。
  • 新春を寿ぎ、謹んでお慶び申し上げます。(寒中お見舞い申し上げます。)基本的に詩(ことば)や文章を更新する事は、ひとりの時でないと気持ちや頭が回らず出来ないので、ご挨拶が遅れましたが本年も『poetissimo』を宜しくお願いします。昨日からうっかり風邪の走りっぽくはあるものの、穏やかな青天の下で迎えたお正月。細やかながら近場での初詣を済ませ、誕生日に逃してしまっていたTOPSのチョコレートケーキをようやく食べら [続きを読む]
  • 年の瀬のありがとう。
  • 『SMAP×SMAP』最終回による感傷が、まだ心につかえている時点での書き出しです・・・。(放送後からネット上を巡る、白いカップに挿された五色のガーベラと、スーツに縫い込まれた黒薔薇の花言葉の話は、唇を噛むしかない所でひとひらの夢を残された気持ち。)約2週間かかっても、詩(ことば)を一編作り上げられるかさえ危うい、愚鈍な頭と心での創作ペースをいつも後ろめたく思いますが。今年も当ブログをご訪問、ご高覧下さい [続きを読む]
  • 星を見送る。
  • 冴え勝る夜に星を見送る明滅を繰り返しては閉ざされていった希望と胸騒ぐままに星を見送る誰かの作り話の中未だ居る様な気持ちで焼き付ける事しか出来ない傍観者が思い置く時の花と名付けられた君にも聞こえているといい別たれようとしている道半ばで今も「止まれ見よ」と迫る朝に警笛が鳴る。copyright (C) poetissimo,all rights reserved.読んでくれて、ありがとう。【季節の記。】声なき声の詩(うた)。そう呼びたい、この言 [続きを読む]
  • hug
  • 重ね合うものが増えるだけ薄くなった日めくりが愛おしくさえ思える出逢った時から星明かりに見守られた恋12月の気忙しさと変わらないぬくもり抱き締めて高鳴りを下さいこれからも言葉をなくすまで何処までもかけがえのないあなたと末永い物語窓を開け放していた部屋でフェルトの壁飾りが北風と踊っている今も忘れないこれが恋だと気づいた瞬間(とき)午前3時の流れ星に止め処ない気持ちを携えて高鳴りを聞かせて何時までも隣り [続きを読む]
  • 山茶花。
  • 心で固く縺れた糸を全部ほぐせる前にいつも落ちては返す砂時計が日曜の夜を告げ終わる許されない恋をしている訳じゃない重ねたのは無垢だったが故の幼さ小春日和のひだまりも淡く膨らむ山茶花もあなたと見たい風景朝露より小さな涙を冷え切った部屋で零したら寄せては返す想いだけが週日の中で砕ける差し出す人はただひとりしかいないのに長く恋の始まりから書きかけの愛街に連なる灯影も強くひらめく荒星もあなたと分けたい光。co [続きを読む]
  • 恋の季節。
  • 花が雨に散り風に枯れる頃恋は実りを知りふたりの季節が始まる鎖骨のくぼみに顔を埋めながら深く息を吐いた寄り臥(ふ)す一葉は紅い砂を噛むよに過ぎていくだけの時間も繋いだ手の温かさに満たされる恋の季節ぎこちない影を肌に刻むまで抱き締め合えたならふたりは季節を忘れる束ね髪緩めば心も同じよ離さないでいてと口衝(つ)く本音に赤らむ砂時計が詰めた距離をほどいても手を振るそばから逢いたくてたまらずにいる恋の季節そ [続きを読む]
  • アマオトガタリ。
  • 滴り続く雨垂れに混じる金木犀の香り誘われる人恋しさ確かな予感は蜜の味熱が高じる毎に甘苦い眩暈を覚えていく焦がれる人の横顔どうか見つめ合える場所へ街はひとときの雨音語り破線に彩られた夢かと見まがう程に光る真昼の星屑たち恋は心と心の綴れ織り幾重にも通わせて言葉も要らない程の虹を共に見るのはあなたときめきも覚悟もこの身に跳ね上げ傘がなくても駆け出していきたい。copyright (C) poetissimo,all rights reserved [続きを読む]
  • 千切れ雲。
  • また空も目に入らない日が続いていると千切れ雲を見上げた昼下がり思い起こす形がなくなるまで粉々に鋏で切り落とした縁(えん)の糸手紙も全て破り捨てた私にあなたの現在(いま)を知る手立てはないされど込み上げる物悲しく心迷える時戻れない道を行(ゆ)き行きて気づくささくれをなだらかにしてくれたのはあなたも空と同じだった事冷えたくるぶしが秋の兆しを告げ消える面影に雲が潤んだ。copyright (C) poetissimo(inori-ori [続きを読む]
  • 言の葉。
  • それは聖書の様にページを開けばあなたの愛はここに「いい時代にしよう」と祈りを満たした絶唱が聴こえる言の葉瞬けこの胸の中で思いの調べを変わらぬ瞳で時を超え差し出された詩(うた)を掴んで離さない皆が聖者の様に生きられなくてもあなたは自由なままで剥き出しの魂に光を浴びせて今も叫び続ける言の葉貫け継ぎ接ぎの胸をしがない礫(つぶて)に輝く勇気を時を連れ手に込められた詩は命を絶やさない。copyright (C) poetissi [続きを読む]
  • ホロスコープ。
  • 夜の只中赤子の私夜を受け入れ寝付いた間に頬を撫でる子守歌は胸が冷える嘆きと変わり朝の訪れを前に映る眺めは白々しい浮世も去れず天仰ぐ日々吾子を下ろして徒労を背負った父と母と生き写しの寂しさ物語る瞳に星だけが仄明るく光の向こうを指し示す。copyright (C) poetissimo(inori-ori),all rights reserved.以前、詩に纏わる文通をしていた方が、コピー用紙に印刷した私の顔を初めて見た際、“陰のある瞳”といった様な印象を [続きを読む]
  • 僕等は。
  • 僕等は引き止めたがる風の様に過ぎ行く現在(いま)を深い闇が覆う空に眩しかった朝日は見えない僕等は思い煩う風の果てに消え去る絆棲家(いえ)を追われたアキアカネ舞う羽も捥がれて何処へ行く僕等は抱き留めている風に踏みにじられた花を戦ぐ事さえ許されず一夜の内に摘まれた花を僕等は願い続ける風の前に皆儚くとも引き裂かれた星の群れが再び五色(ごしき)に棚引く様(さま)。copyright (C) poetissimo(inori-ori),all ri [続きを読む]
  • 日暮らし。
  • 夏が始まればもう夏は終わりなのだと陽射しの隙間で涼風(すずかぜ)が囁く伸し掛かる蝉時雨胸を貫かれては仮初めの命に虚しさが広がる季節は決してまごつく手は引かず八月はいつも私を焦(じ)らせる夏の歌澄み昇る枕木を渡りながら晴れ間なき時へせめてもの慰め空蝉(うつせみ)の世に未だ争いはけたたましく軽んじられた命が罠の中さまよう季節は得てして早まる手を掴めず八月はいつも悲しみを拗(こじ)らせる。copyright (C) [続きを読む]