じざも さん プロフィール

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じざもさん: H * O * N
ハンドル名じざも さん
ブログタイトルH * O * N
ブログURLhttp://zizamo2193.hatenablog.com/
サイト紹介文読んだ本の感想、友人との会話、考えたこと等を書きます。最終的に哲学的な話に行きがちです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供85回 / 118日(平均5.0回/週) - 参加 2016/12/02 21:47

じざも さんのブログ記事

  • 『みぞれ』重松清著
  • 本読みました。『みぞれ』重松清著こないだ「重松清を読まなくなった理由」という趣旨のブログを書いたのですが、久しぶりに実際読んでみるとすごいよかったです。この『みぞれ』は、重松氏お得意のくたびれた人々と困難な人生がふんだんに出てくる短編集です。主人公たちはみな一様に、困難な日常に打ちのめされ疲弊しますが、その困難な日常は、主人公たちの平凡すぎる冴えない人生の中から、情熱や感動といった美しいものを [続きを読む]
  • 『ヘヴン』川上未映子著
  • 本読みました。『ヘヴン』川上未映子著以下感想です。■あらすじ■みどころ■百瀬■コジマ■両極端な二人の共通点■ラストの美しい情景--『ヘヴン』まとめ--■関連する作品■あらすじ同級生からのいじめに苦しむ「僕」が、同じくいじめられている「コジマ」に出会い、文通をして親しくなり、やがて決別する話です。コジマは「僕」とは違い、いじめに耐えることに信仰めいたものを抱くようになっていき、非暴力を貫く心の強さ [続きを読む]
  • 【読書人志望の方へ】本の読み方の紹介
  • ■読書人になりたい読書というのは素晴らしい趣味で、古本屋や図書館を利用すればお金がほとんどかかりませんし、小説であれば普段疑問に思っている、幸せや愛というような哲学的な問題を考える契機やヒントを手に入れることができ、自己啓発本ならやる気が出たり現実的な問題解決のための具体的な行動のヒントが示されていたりします。実感としてはそんなにありませんが、人生の成功の秘訣として読書を挙げる偉い人もそこそこい [続きを読む]
  • 『夢をかなえるゾウ』水野敬也著
  • 本読みました。『夢をかなえるゾウ』水野敬也著以下感想です。■あらすじ■みどころ■ハウツー本そのものの存在意義への言及■ドッヂボールをする子供の気持ち--『夢をかなえるゾウ』まとめ--■関連する作品■あらすじ何となく大卒でサラリーマンをしている自分を変えたいと思っている主人公のもとに、インドのゾウの神様「ガネーシャ」が現れ、成功するためのマインドと実践をレクチャーしていく話です。実践方法と実践の基 [続きを読む]
  • 『家族という病』下重暁子著
  • 本読みました。『家族という病』下重暁子著以下感想です。■概要■家族と個人■全体主義と個人主義は切り離せない■本書における誤り--『家族という病』まとめ--■関連する作品■概要ご家族と確執を抱えたまま死別された著者が、昨今の世の中の出来事、日本人のありかたを全体主義←→個人主義という切り口からコメントしています。著者はその来歴から、全体主義よりは若干個人主義寄りの立場をとり、自立を背景にした個人主 [続きを読む]
  • 小説にみられる1%の奇跡
  • 考察しました。構成は以下の通りです。■概要■例1_『東京夜話』(いしいしんじ著)より「クロマグロとシロザケ」■例2_『阿Q正伝』(魯迅著)より「故郷」■例3_『きことわ』(朝吹真理子著)--まとめ--■概要小説を読んでいると、一つの典型的な感動パターンがあることに気づきました。それは、救いがたい状況を設定された作品において、非現実的な現象(私の言う1%の奇跡)が起こり、それが読者に感動を与える、というパ [続きを読む]
  • 『MOMENT』本多孝好著
  • 本読みました。『MOMENT』本多孝好著以下感想です。■あらすじ■みどころ■登場人物について--『MOMENT』まとめ--■関連する作品■あらすじ病院の掃除夫として働く主人公「神田」が、死期の近い入院患者の願いを叶える「必殺仕事人」として活動する話です。戦争中の不条理に取りつかれた老人、自殺した友人の仇をとる病弱な少女などのヘビーな問題を抱えた依頼者ごとに編が分かれていて、4編が収録されています。  ◆  [続きを読む]
  • 広瀬すず氏の裏方スタッフ蔑視発言に対する反駁
  • 考察しました。構成は以下の通りです。■いきさつ■発言に対する考察■自分の放った矢が自分に返ってくる--まとめ--■いきさつ広瀬すず氏が、照明、録音スタッフの仕事を蔑視する発言をしたとして批判されたということがありました。と言ってもリアルタイムで騒動を追っていたわけではなく、なんかのまとめでだいぶ後になってから見たという程度なんですが、彼女の発言について考えてみましょう。一応まとめられている記事 [続きを読む]
  • 『しゃぼん玉』乃南アサ著
  • 本読みました。『しゃぼん玉』乃南アサ著以下感想です。■あらすじ■みどころ■あまりに叙述的--『しゃぼん玉』まとめ--■関連する作品■あらすじ自暴自棄になりその日暮らしのための犯罪を繰り返す主人公「翔人」が、とあるきっかけから田舎の村で暮らすことになり、食事や仕事をしていくうち自戒の念を抱き、更生を決意する話です。  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆■みどころ翔人は村の人々からのわけ隔てない親しみ [続きを読む]
  • 『絶望名人カフカの人生論』カフカ著 頭木弘樹編訳
  • 本読みました。『絶望名人カフカの人生論』カフカ著 頭木弘樹編訳以下感想です。■あらすじ■みどころ■生きづらさの根源はなにか--『絶望名人カフカの人生論』まとめ--■関連する作品■あらすじカフカが残した作品、家族や知人にあてた手紙の中から、彼の性格がよく表れたネガティブな部分をピックアップして解説を加えたものの寄せ集めです。絶望の対象が将来、世の中、両親、恋愛…と人生のシーン別に分けられていて、ト [続きを読む]
  • ドヤれる蔵書7選
  • 最近立て続けに割と人気のある作家さんの本を読みました。「夜は短し歩けよ乙女」(森見登美彦著)、「凍りのくじら」(辻村深月著)、「少女は卒業しない」(朝井リョウ著)などなど…。皆さん人気のある作家さんだけあって、非常に読みやすい。作品のテーマも身近なもので、文章もわかりやすくエンタメ性に富んでいます。ただ一つ問題があるとすれば、ドヤれない。※ドヤるというのは・・・ここでは「こんな本読んでるんだゾ [続きを読む]
  • 『破獄』吉村昭著
  • 本読みました。『破獄』吉村昭著以下感想です。■あらすじ■みどころ■中間管理職の悲哀■佐久間--『破獄』まとめ--■あらすじ難攻不落と言われた網走刑務所を含み四つの刑務所の破獄(脱獄のこと)を成功させた無期懲役囚「佐久間」の生涯を、戦前〜第二次世界大戦敗戦までの時代背景の中で描いた作品です。  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆■みどころ超人的な腕力と体力、卓越した頭脳を持ち、幾重にも厳重に警備され [続きを読む]
  • 『東京ロンダリング』原田ひ香著
  • 本読みました。『東京ロンダリング』原田ひ香著以下感想です。■あらすじ■おせっかい■これから--『東京ロンダリング』まとめ--■あらすじ夫と離婚し心に傷を負って、抜け殻のように事故物件に住む仕事をする主人公「りさ子」が、仕事上住むことになったマンションの大家や近隣住民の方との人間的つながりによって、自分の生活の中に自分の意思を取り戻していく話です。  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆■おせっかいり [続きを読む]
  • 『御社の営業がダメな理由』藤本篤志著
  • 本読みました。『御社の営業がダメな理由』藤本篤志著以下感想です。■概要■営業日報廃止■プレイングマネージャ廃止■示された正しい営業の在り方--『御社の営業がダメな理由』まとめ--■概要本書は営業組織が自身の戦略を最適化することを手助けすることを目的として書かれた本です。のちに述べる本書の示す正しい営業の在り方も、個人の力でどうこうするものではなく、組織運営を司る人が変革していく内容のものですし、 [続きを読む]
  • 『14fourteen』桜井亜美著
  • 本読みました。『14fourteen』桜井亜美著以下感想です。■あらすじ■性欲と犯罪■正しい愛し方--『14fourteen』まとめ--■あらすじ社会現象にもなった酒鬼薔薇聖斗による殺人事件を下敷きにした、というかほぼそのまま用いた小説です。詳細に左記の事件について調べたわけではありませんが、特に目新しいことはなかったです。犯人の幼少期の悲惨な過去と、ゆがんだ世界観と人間観、ぎりぎりの精神状態が作り出した幻覚に従っ [続きを読む]
  • 【ブログ読者各位】謝辞とご挨拶
  • ■謝辞とご挨拶拝啓  こんにちは。管理人のりくです。初めて当ブログをご覧になられた読者様におかれましては、このたびは当ブログに御アクセスいただき、誠に有難う御座います。普段からご覧いただいている読者様におかれましては、日頃よりご愛読のほどを賜りまして、恐悦至極と存じます。当ブログは、管理人である私の趣味の一環として、読書の記録を残すという意図と、アフィリエイトプログラムに参加して、あわよくば楽 [続きを読む]
  • 『家日和』奥田英朗著
  • 本読みました。『家日和』奥田英朗著以下感想です。■あらすじ■みどころ■サニーデイ■家においでよ--『家日和』まとめ--■関連する作品■あらすじ現代のありふれた家族で起きた日常の小さな事件を描いた短編集です。それなりの年数連れ添って気心知れたときに起こる夫婦間の愛をテーマとしているようです。  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆■みどころ短編自体はそのテーマの特徴上似通っていますが、日常の小さな変化 [続きを読む]
  • 重松清という作家について
  • 考察しました。構成は以下の通りです。■きっかけ■重松清氏の創作の特徴■教育途上の読者への影響■創作と現実の違い--まとめ--■きっかけ昔重松清氏の作品を多く読んでいたことをふと思い出しました。割と機嫌よく読ませていただいていたのですが、ある時を境に読まなくなってしまいました。これは、明確にどの作品が気に入らなかったからとかいう事ではなく、全体的に読後感が悪く感じたからです。感動して落涙の体で読み [続きを読む]
  • 『少女は卒業しない』朝井リョウ著
  • 本読みました。『少女は卒業しない』朝井リョウ著以下感想です。■あらすじ■在校生代表■夜明けの中心--『少女は卒業しない』まとめ--■タイトルの意味■あらすじ別の高校との合併で取り壊しが決まっている高校を舞台にした、そこで行われる最後の卒業式にまつわる生徒たちの別離の物語です。セリフ以外の地の文が、主に主人公の語りで構成されているのですが、今作はその地の文が素晴らしい味わいを持っています。卒業とい [続きを読む]
  • 『佐々木の場合』志賀直哉著
  • 本読みました。『佐々木の場合』志賀直哉著参考にしたサイト↓志賀直哉「佐々木の場合」-漱石への献辞の意味-以下感想です。■あらすじ■作品が書かれた背景■遅すぎる求婚■志賀に似た登場人物--『佐々木の場合』まとめ--■あらすじ士官学校に入学するための準備をしている書生「佐々木」が、家の使用人「富」と恋に落ち、やがて別れ、しばらくしてのち、世俗的な成功を手に入れた佐々木が富に求婚を行ったところ、にべも [続きを読む]
  • 『四畳半神話大系』森見登美彦著
  • 本読みました。『四畳半神話大系』森見登美彦著以下感想です。■あらすじ■我々が持つ不可能性■四畳半が無限に続く世界■青春の日々--『四畳半神話大系』まとめ--■あらすじ大学生活に希望を抱き、しかし希望が遂げられないまま大学生活を無為に過ごしてしまっている主人公「私」が、個性的な面々との大学生活を何度もやり直し、まだ見ぬ幻の青春の日々を模索する話です。  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆■我々が持つ不 [続きを読む]
  • 【恋人がいない男の子へ】認識論的考察と戦略的提案
  • 考察しました。構成は以下の通りです。■はじめに・おことわり■女性が男性を好ましく認識するとき■女性が男性を嫌悪の感情でもって認識するとき■その差異■美点と欠点の根源■戦略的提案--まとめ--■はじめに・おことわり若い人たちにとって、恋人の有無というのは自己や自己の人生の存在価値を決定する重要な問題です。この恋愛というゲームはどのようなルールのもとに勝者と敗者を選別しているのでしょうか。それを考え [続きを読む]
  • ブクマ!本のフリマアプリ
  • このアプリおすすめです。(本記事の最後に招待コードご用意しています。)ブクマ!■概要読まない本を出品、ほしい本を購入するアプリです。家にあるいらない本も出品してみると意外に売れたりして面白いです。また本の購入についても、ネットショップで探してみたけど出品がなかった本が安価で手に入り、しかもアプリ内のポイントで購入したために実質負担額が0円なんてことも起こりえます。読書ライフを手助けするツールと [続きを読む]
  • スルースキル
  • 上記考察しました。構成は以下の通りです。■イントロ■クラスに嫌いな人がいたとき■家族の中の嫌いな部分■無視の不完全さ--まとめ--■イントロこないだツイッターで、フォロワーの人と「嫌な思い出を心の中でつつきまわしてしまう癖がある」という話をしたときに考えたことです。結局嫌な思い出を何度も思い出してしまう生き方から脱却するには「スルースキル」が必要だと思います。順を追って説明します。  ◆  ◇ [続きを読む]