じざも さん プロフィール

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じざもさん: H * O * N
ハンドル名じざも さん
ブログタイトルH * O * N
ブログURLhttp://zizamo2193.hatenablog.com/
サイト紹介文読んだ本の感想、友人との会話、考えたこと等を書きます。最終的に哲学的な話に行きがちです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供95回 / 175日(平均3.8回/週) - 参加 2016/12/02 21:47

じざも さんのブログ記事

  • 女性専用車両に性的魅力の乏しい女性が乗ることに対する批判
  • 考察しました。構成は以下の通りです。■イントロ■女性の心理■問題の言説--まとめ--■イントロ先日、女性の知り合いから、女性専用車両に乗りたいけど、「お前如きが何意識して女性専用車両乗ってんねん」と言われそうで怖くて結局女性専用車両に乗れない、という話を聞きました。この、「お前如きが何意識して女性専用車両乗ってんねん」という女性専用車両に乗ろうとしている女性に対する言説が今回の考察のテーマです。 [続きを読む]
  • 本の感想詰め合わせ
  • 最近読んだ本が面白いか面白くないか微妙なラインで、何となく感想を書きあぐねていたらそれが溜まっちゃったんでまとめてテキトーにレビューします。メニューは下記の通りです。『ポプラの秋』湯本香樹実_著『漁港の肉子ちゃん』西加奈子_著『月光スイッチ』橋本紡_著『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』ジェーン・スー_著--まとめ--■『ポプラの秋』湯本香樹実_著  - 評価:ややおもしろい主人公の女の子と、彼女 [続きを読む]
  • 『ミノタウロスの皿』藤子・F・不二雄著
  • 本読みました。『ミノタウロスの皿』藤子・F・不二雄著ドラえもんで知られる藤子・F・不二雄氏の短編集(漫画)です。異世界や時間旅行などが頻出し、SF的な作品が多いです。SFを舞台演出や小道具として使って何を書くのかというと、その中でも実際の現代社会と変わらずあり続ける人間のエゴやおたがいが分かり合えない様で、ブラックユーモアやシニカルな笑いにあふれた作品になっています。キャラクターがドラえもんやオバQ( [続きを読む]
  • 浜辺の手
  • 家族で海辺に旅行に行った時のことです。海辺の民宿に宿をとり、両親と弟二人と一緒に5人で砂浜に遊びに出ました。あいにく天気はどんよりとした曇りで、空には分厚く暗い雲、海は緑、波はわずかで、浜辺にはほかの客もまばらで、あいにくの状況でしたが、私たち家族の家は内陸にあり、海が珍しくて、はしゃいでいたように思います。私と二番目の弟、お守りの父は海に入って泳ぎ、母と末の弟は砂浜に立てたパラソルの下で休んでい [続きを読む]
  • 『サマータイム』佐藤多佳子著
  • 本読みました。『サマータイム』佐藤多佳子著小学五年生の「進」、彼の一つ上の姉である「佳奈」、進が仲良くなった近所の「広一」の三人の子供の視点でそれぞれの生活が描かれる短編集です。日常の出来事が子供独特の意味不明ながらも瑞々しい感性で描写され、雰囲気が素晴らしい作品です。全体のテイストとしては、勝ち気でハイステータスの女の子とその周辺の優男たちというキャスティングからもわかる通り、昭和の少女漫画の [続きを読む]
  • 『カフーを待ちわびて』原田マハ著
  • 読みました。全然面白くなかったです。なぜ面白くなかったのか、そこのところをわかりやすく述べたいと思います。構成は以下の通りです。■主人公が優柔不断■友人がクズ■感情移入の問題--『カフーを待ちわびて』まとめ--  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆■主人公が優柔不断この話は、神社の絵馬にシャレで花嫁募集という趣旨の記載をした主人公のもとにほんとに超美人の独身女性が来るという話です。話の前提が非現実的で [続きを読む]
  • 式典とUFO
  • 考察しました。■UFOという呼称子供のころ読んだ児童書に、UFOについての記述があって、それによると、UFOはその意味としては「まだ確認できていない空飛ぶ物体」という意味で、UFOに関する情報を何一つ提供していないが、それでも名前があると人は安心する、という事でした。UFOはunidentified flying object(未確認飛行物体)の略であり、先述の通り、この名前はUFOに関する実質的な情報を何一つ提供していません(唯一意味 [続きを読む]
  • 『我が家の問題』奥田英朗著
  • 本読みました。『我が家の問題』奥田英朗著奥田氏のこの家族小説というテイストの短編集では、前作『家日和』が素晴らしい出来だったことが記憶に新しいです。今作は前作ほどではありませんが、やはり巧まぬ味わい深さがあって、しみじみ読める素晴らしい作品です。特に素晴らしかった作品は、『夫とUFO』、『里帰り』、『妻とマラソン』の三本です。  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆■『夫とUFO』仕事で問題を抱える夫が [続きを読む]
  • 【古本愛好家の嗜み】栞コレクション
  • 私は蔵書が基本的にすべて古本です。本は他の製品と違い基本的に新品と中古の間に質的な差異はなく、それでいて中古品は新品より極端に安いという特徴を持っています。安いという事なら図書館でもよさそうなものですが、私は本を読むときに折り目を付けたり書き込みを入れたりしたい派ですし、そうやって読み終わった本は手元に置いておきたいというのがあって、古本派に落ち着いています。古本を買い集めていると、しおりが挟んで [続きを読む]
  • エスター
  • 観ました。核心に触れないようにあらすじを言うと、養子を探している夫婦が孤児院で一人の女の子「エスター」と出会います。意気投合してえすとーを養子にもらうことに決めますが、一緒に暮らすうちに彼女の狂気が徐々に明らかになっていきます。エスターと対立を深める母親と、エスターに騙されなにかとエスターの肩を持つ夫、そして最終的に破滅的な結末とエスターの戦慄の過去が明らかになる、という映画です。全体の感想 [続きを読む]
  • 『みぞれ』重松清著
  • 本読みました。『みぞれ』重松清著こないだ「重松清を読まなくなった理由」という趣旨のブログを書いたのですが、久しぶりに実際読んでみるとすごいよかったです。この『みぞれ』は、重松氏お得意のくたびれた人々と困難な人生がふんだんに出てくる短編集です。主人公たちはみな一様に、困難な日常に打ちのめされ疲弊しますが、その困難な日常は、主人公たちの平凡すぎる冴えない人生の中から、情熱や感動といった美しいものを [続きを読む]
  • 『ヘヴン』川上未映子著
  • 本読みました。『ヘヴン』川上未映子著以下感想です。■あらすじ■みどころ■百瀬■コジマ■両極端な二人の共通点■ラストの美しい情景--『ヘヴン』まとめ--■関連する作品■あらすじ同級生からのいじめに苦しむ「僕」が、同じくいじめられている「コジマ」に出会い、文通をして親しくなり、やがて決別する話です。コジマは「僕」とは違い、いじめに耐えることに信仰めいたものを抱くようになっていき、非暴力を貫く心の強さ [続きを読む]
  • 【読書人志望の方へ】本の読み方の紹介
  • ■読書人になりたい読書というのは素晴らしい趣味で、古本屋や図書館を利用すればお金がほとんどかかりませんし、小説であれば普段疑問に思っている、幸せや愛というような哲学的な問題を考える契機やヒントを手に入れることができ、自己啓発本ならやる気が出たり現実的な問題解決のための具体的な行動のヒントが示されていたりします。実感としてはそんなにありませんが、人生の成功の秘訣として読書を挙げる偉い人もそこそこい [続きを読む]
  • 『夢をかなえるゾウ』水野敬也著
  • 本読みました。『夢をかなえるゾウ』水野敬也著以下感想です。■あらすじ■みどころ■ハウツー本そのものの存在意義への言及■ドッヂボールをする子供の気持ち--『夢をかなえるゾウ』まとめ--■関連する作品■あらすじ何となく大卒でサラリーマンをしている自分を変えたいと思っている主人公のもとに、インドのゾウの神様「ガネーシャ」が現れ、成功するためのマインドと実践をレクチャーしていく話です。実践方法と実践の基 [続きを読む]
  • 『家族という病』下重暁子著
  • 本読みました。『家族という病』下重暁子著以下感想です。■概要■家族と個人■全体主義と個人主義は切り離せない■本書における誤り--『家族という病』まとめ--■関連する作品■概要ご家族と確執を抱えたまま死別された著者が、昨今の世の中の出来事、日本人のありかたを全体主義←→個人主義という切り口からコメントしています。著者はその来歴から、全体主義よりは若干個人主義寄りの立場をとり、自立を背景にした個人主 [続きを読む]
  • 小説にみられる1%の奇跡
  • 考察しました。構成は以下の通りです。■概要■例1_『東京夜話』(いしいしんじ著)より「クロマグロとシロザケ」■例2_『阿Q正伝』(魯迅著)より「故郷」■例3_『きことわ』(朝吹真理子著)--まとめ--■概要小説を読んでいると、一つの典型的な感動パターンがあることに気づきました。それは、救いがたい状況を設定された作品において、非現実的な現象(私の言う1%の奇跡)が起こり、それが読者に感動を与える、というパ [続きを読む]
  • 『MOMENT』本多孝好著
  • 本読みました。『MOMENT』本多孝好著以下感想です。■あらすじ■みどころ■登場人物について--『MOMENT』まとめ--■関連する作品■あらすじ病院の掃除夫として働く主人公「神田」が、死期の近い入院患者の願いを叶える「必殺仕事人」として活動する話です。戦争中の不条理に取りつかれた老人、自殺した友人の仇をとる病弱な少女などのヘビーな問題を抱えた依頼者ごとに編が分かれていて、4編が収録されています。  ◆  [続きを読む]
  • 広瀬すず氏の裏方スタッフ蔑視発言に対する反駁
  • 考察しました。構成は以下の通りです。■いきさつ■発言に対する考察■自分の放った矢が自分に返ってくる--まとめ--■いきさつ広瀬すず氏が、照明、録音スタッフの仕事を蔑視する発言をしたとして批判されたということがありました。と言ってもリアルタイムで騒動を追っていたわけではなく、なんかのまとめでだいぶ後になってから見たという程度なんですが、彼女の発言について考えてみましょう。一応まとめられている記事 [続きを読む]
  • 『しゃぼん玉』乃南アサ著
  • 本読みました。『しゃぼん玉』乃南アサ著以下感想です。■あらすじ■みどころ■あまりに叙述的--『しゃぼん玉』まとめ--■関連する作品■あらすじ自暴自棄になりその日暮らしのための犯罪を繰り返す主人公「翔人」が、とあるきっかけから田舎の村で暮らすことになり、食事や仕事をしていくうち自戒の念を抱き、更生を決意する話です。  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆■みどころ翔人は村の人々からのわけ隔てない親しみ [続きを読む]
  • 『絶望名人カフカの人生論』カフカ著 頭木弘樹編訳
  • 本読みました。『絶望名人カフカの人生論』カフカ著 頭木弘樹編訳以下感想です。■あらすじ■みどころ■生きづらさの根源はなにか--『絶望名人カフカの人生論』まとめ--■関連する作品■あらすじカフカが残した作品、家族や知人にあてた手紙の中から、彼の性格がよく表れたネガティブな部分をピックアップして解説を加えたものの寄せ集めです。絶望の対象が将来、世の中、両親、恋愛…と人生のシーン別に分けられていて、ト [続きを読む]
  • ドヤれる蔵書7選
  • 最近立て続けに割と人気のある作家さんの本を読みました。「夜は短し歩けよ乙女」(森見登美彦著)、「凍りのくじら」(辻村深月著)、「少女は卒業しない」(朝井リョウ著)などなど…。皆さん人気のある作家さんだけあって、非常に読みやすい。作品のテーマも身近なもので、文章もわかりやすくエンタメ性に富んでいます。ただ一つ問題があるとすれば、ドヤれない。※ドヤるというのは・・・ここでは「こんな本読んでるんだゾ [続きを読む]
  • 『破獄』吉村昭著
  • 本読みました。『破獄』吉村昭著以下感想です。■あらすじ■みどころ■中間管理職の悲哀■佐久間--『破獄』まとめ--■あらすじ難攻不落と言われた網走刑務所を含み四つの刑務所の破獄(脱獄のこと)を成功させた無期懲役囚「佐久間」の生涯を、戦前〜第二次世界大戦敗戦までの時代背景の中で描いた作品です。  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆■みどころ超人的な腕力と体力、卓越した頭脳を持ち、幾重にも厳重に警備され [続きを読む]
  • 『東京ロンダリング』原田ひ香著
  • 本読みました。『東京ロンダリング』原田ひ香著以下感想です。■あらすじ■おせっかい■これから--『東京ロンダリング』まとめ--■あらすじ夫と離婚し心に傷を負って、抜け殻のように事故物件に住む仕事をする主人公「りさ子」が、仕事上住むことになったマンションの大家や近隣住民の方との人間的つながりによって、自分の生活の中に自分の意思を取り戻していく話です。  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆■おせっかいり [続きを読む]
  • 『御社の営業がダメな理由』藤本篤志著
  • 本読みました。『御社の営業がダメな理由』藤本篤志著以下感想です。■概要■営業日報廃止■プレイングマネージャ廃止■示された正しい営業の在り方--『御社の営業がダメな理由』まとめ--■概要本書は営業組織が自身の戦略を最適化することを手助けすることを目的として書かれた本です。のちに述べる本書の示す正しい営業の在り方も、個人の力でどうこうするものではなく、組織運営を司る人が変革していく内容のものですし、 [続きを読む]