風祭 さん プロフィール

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風祭さん: 言いたい放題の読書感想文
ハンドル名風祭 さん
ブログタイトル言いたい放題の読書感想文
ブログURLhttp://speakingfree.iga-log.com/
サイト紹介文ジャンルを問わずいろんな本を読んでいます。 さいきんはBLやロマンス小説が多いです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供88回 / 109日(平均5.7回/週) - 参加 2016/12/04 09:13

風祭 さんのブログ記事

  • 高田郁「今朝の春―みをつくし料理帖4」
  • 高田郁「今朝の春―みをつくし料理帖」シリーズ4を読みました。 巻が進むごとに、この世界観にはまっていきます。小松原さまの素性がわかって、小松原のお母様にも牽制され、澪は身分違いの恋だと知る。この時代は身分の差がはっきりしているからなあ、切ない。でももっと切なかったのが、おりょうさん。伊佐三の浮気疑惑も悲しいけど、それよりも自分の血をひいた子供が産めなかった、そして太一とは血の繋がりがないことを指摘 [続きを読む]
  • 高田郁「想い雲―みをつくし料理帖3」
  • 高田郁「想い雲―みをつくし料理帖」シリーズ3を読みました。 どんどん面白くなってくるシリーズ。澪を含めて、澪の周辺で暮らす人々にもつらいことが沢山降りかかってくるけれど、それでもめげずに前を進む姿に心が震えます。芳の息子を信じる気持ち、澪と野江の再会シーン、さらにふきちゃんと健坊の涙なくしては語れない兄妹の絆など、ジーンとくるところが満載。特にふきちゃんと健坊がまだ幼いのに、必死で奉公に出る姿は泣 [続きを読む]
  • トマス・ハーディ「テス」下
  • トマス・ハーディ「テス」下を読みました。 上巻で、テスが過去のことをエンジェル・クレアに話してしまうところで終わっていましたが、案の定、クレアは過去のことを受け入れることができませんでした。でもクレアを憎むことはできなかった・・。すぐに別れを選ぶのではなく、時間を置く、自分からの連絡を待ってという条件はずるいなーと思いましたが、無意識にテスを運んで石棺に入れるところは感動的だったからです。無意識で [続きを読む]
  • 高田郁「花散らしの雨ーみをつくし料理帖2」
  • 高田郁「花散らしの雨ーみをつくし料理帖」シリーズ2を読みました。 つる屋の下足番として、まだ幼いふきちゃんが登場。そして澪は小松原さんに淡い恋心を抱いているのを気付く巻。何といっても今回は太一ちゃんとおりょうさんの母子愛にうるうるきました。ふきちゃんも弟の健坊、そして太一ちゃんも、この時代の子どもは親を亡くすと本当につらい。今もそうだけど、やはり悲しい境遇につけこむ大人がいる・・その一方で、おりょ [続きを読む]
  • 朔田「憂える花嫁―天国に一番遠い恋」
  • 朔田「憂える花嫁―天国に一番遠い恋」を読みました。 BL作家の名前もいろいろ変わったものがありますが、「朔田」っていうのも珍しいですね。朔田作品、初読みでしたが、まあまあ面白かったです。身代わり、勘違い・・など定番の要素が多くて安定性がありましたが、楓が何とも健気すぎるというか、どうしてそこまで・・?という感じです。健気受けは大好きなんですが、宗教上の理由で同性愛を禁じられているイスハークに道を踏 [続きを読む]
  • 楠田雅紀「劣情に白衣汚れて」
  • 楠田雅紀「劣情に白衣汚れて」を読みました。劣情に白衣汚れて (プリズム文庫) 感想としては、定番なので安心して読めるというか、疲れたときに甘いBLを読みたいという時にぴったりだと思いました。すごい盛り上がりがあるというわけでもないので、気軽に楽しめるという意味では、まあまあ面白かったという感じです。ただ、題名がちょっと・・・。題名はハードな感じですが、内容はどちらかというと年下攻めで可愛らしいところも [続きを読む]
  • 高田郁「八朔の雪ーみをつくし料理帖1」
  • 高田郁「八朔の雪ーみをつくし料理帖」シリーズ1を読みました。 時代小説は佐伯泰英さんの作品を1冊だけ読んだだけで、全く馴染みがなかったのですが・・・すごくみをつくしシリーズは好評だし、映像化される(すでにSPでは1度あったが)ということで読んでみようかと思いました。全10巻なのでまだまだ序盤ですが面白かったです。中盤まではまあまあかなーと思っていましたが、後半になると世界観に入り込むようになり、登 [続きを読む]
  • 楠田雅紀「棘だらけの求愛」
  • 楠田雅紀「棘だらけの求愛」を読みました。 面白かったんですが、洋介が怖くて気持ち悪かった・・・こじらせ男というより完全なストーカーでした・・・。仕事をたてに脅すというのは本当に卑怯だし、ある意味犯罪ですね。男女なら絶対に恋愛に発展しないのに、なぜかBLではストーカーからほだされて恋愛関係に陥るという展開が許されるんだよなあ。その点が少しもやもやしましたが、面白いことは面白かった。まあ、ここまで強く [続きを読む]
  • 柚木裕子「慈雨」
  • 柚木裕子「慈雨」を読みました。 柚木さんの作品は初めてです。「慈雨」は2016年本の雑誌が選ぶベスト10で1位を受賞したということもあり、期待をして読み始めましたが・・・。まあ、普通かなあと思いました。つまらなくもないけれどそれほど面白くもない。定年退職した元刑事が妻とお遍路さんをして、そこで昔から冤罪ではないか?と疑っていた幼女殺害事件と同じような事件がまた起こる。もしかして本当の犯人ではないか [続きを読む]
  • 楠田雅紀「史上最悪な上司」
  • 楠田雅紀「史上最悪な上司」を読みました。 東京にコンプレックスを抱いていたアキラが、田舎から東京に出てきて令也と恋におちる。でも自分は都会的な令也に似合わないという劣等感を抱いて、何も言わずにフェードアウト。その後、数年たって職場で再会して・・という話。アキラの若気の至りという言葉では片付けられないほど、令也に対して一方的に消えてしまったのはひどいんだけど、まあ、若いからな・・と理解できないでもな [続きを読む]
  • 楠田雅紀「俺サマ吸血鬼と同居中」
  • 楠田雅紀「俺サマ吸血鬼と同居中」を読みました。 面白かったです!両親を失って寂しさを抱えている啓太が、小さい頃に夢の中で見て王子様だと思っている男と出会う。その男は自殺をしようと試みている吸血鬼だった・・という話。吸血鬼設定だし、いきなり啓太の家に乗り込んでくる展開にコメディかなのかなあと思って読み始めました。中盤までは普通でしたが、それ以降の展開が面白くて満足しました!結ばれた後に吸血鬼であるア [続きを読む]
  • 楠田雅紀「アゲハ蝶に騙されて」
  • 楠田雅紀「アゲハ蝶に騙されて」を読みました。 楠田さんの作品で、以前読んだ「恋するわんこはお年頃」だったかな?これが結構面白かったので期待して読み始めましたが、面白かったです。すごい題名だ・・と思いましたが、真面目な話です。ニューハーフバーで一目ぼれした相手(秋葉であり麗美でもある)が、会社の新入社員として入ってくるんだけど、全く気付かない小川。すれ違いをへて、何となくうまくいくのかなーと思ってま [続きを読む]
  • 絢谷りつこ「ココロに咲く花」
  • 絢谷りつこ「ココロに咲く花」を読みました。 1つ前に読んだ絢谷作品が面白くて、六芦かえでさんの挿絵だしと思い期待をこめて読み始めましたが、これは駄目でした。今まで読んだ絢谷作品の中でも一番だめ。姉の夫である義兄に片思いをしている蜜木。そんな蜜木に一目ぼれした池ヶ谷は、ハイスペックな男なんだけど、嘘がつけないというかあけっぴろげというか・・・うーん、苦手でした。まあ、池ヶ谷は悪い人ではないのですが、 [続きを読む]
  • 絢谷りつこ「花宵坂に恋が舞う」
  • 絢谷りつこ「花宵坂に恋が舞う」を読みました。 面白かったです!今まで読んだ絢谷作品の中で1番面白かった。文楽の世界が舞台で、人形遣いの直規が兄弟子である厚也太夫に密かに片思いをしている。ひょんなことがきっかけで、厚也の家で同居することになった直規。片思いしていた自分の気持ちに気付いて、さらに気持ちが募って・・・という丁寧な展開。直規も純情だけど、厚也もそうだったので、本当にかわいいカップルでした。 [続きを読む]
  • 原田マハ「サロメ」
  • 原田マハ「サロメ」を読みました。 まあまあ、という感想を持ちました。確かにピアズリーの絵がとても印象的で、あの時代にこういう絵を描く人が出てきたってことはすごい衝撃的だったんだろうなあと思いました。フィクションなので、登場人物や出来事は現在に伝えられているエピソードが入っていますが、その他の部分はマハさんの創作。うーんでも、やはり面白いとは思わなかったな。ピアズリーの姉視点で描かれた作品が間に入っ [続きを読む]
  • 絢谷りつこ「見つめて、もっと」
  • 絢谷りつこ「見つめて、もっと」を読みました。 後半は駆け足気味で物足りなさを感じたものの、中盤までは面白かったです。男の子だけどストリップ・ダンサーという職についているケイ。そんなケイにちょっかいをかける遊び人が弁護士の亮介。亮介は遊び人で軽い言葉ばっかり言うんだけど、言葉の端々で何か過去があるんだろうなあとわかります。過去とは大好きだった幼馴染である奥さんが事故死してしまったこと。それがきっかけ [続きを読む]
  • 絢谷りつこ「天使のハイキック」
  • 絢谷りつこ「天使のハイキック」を読みました。 つまらないというわけではありませんは、それほど面白くなかったなーという感想です。そして何よりも挿絵があっていなかった!挿絵は夏乃あゆみさんでしたが、夏乃さんの絵が変とかそういうことではなく、出版者の人選ミスだと思いました。主人公の玲二は大学時代ラグビー部で、しかも背が高いがっちりタイプなはず・・それなのに、めっちゃすらっとしてスリムで文と絵が合って [続きを読む]
  • 東野圭吾「雪煙チェイス」
  • 東野圭吾「雪煙チェイス」を読みました。 さいきんの東野作品は、単発ものはそれほど・・でしたが、このスキー場シリーズは3作目ですが今回も面白かったです。スノボーを実際に親しんでおられるせいか、その楽しさが伝わってくるので、作品自体が生き生きとしています。このシリーズ、爆弾とかの話が多かったですが、今作はサスペンス風の殺人事件でした。スノボーを楽しむ学生が、殺人の濡れ衣をきせられて、アリバイを証明 [続きを読む]
  • トマス・ハーディ「テス」上
  • トマス・ハーディ「テス」上を読みました。 トマス・ハーディ初読みです。なぜか家にあったので読み始めましたが、上巻は何とも気になるところで終わっています。高貴な血筋をひいていながら没落した家の娘、テス。純粋な少女だったため、口のうまい軽薄なアレクサンダーにかどわかされてしまいます。すぐに自分の愚かさに気付いて実家に戻るものの、すでにテスは妊娠していた。閉鎖的な田舎だったので、テスは父親のいない子 [続きを読む]
  • 原田マハ「リーチ先生」
  • 原田マハ「リーチ先生」を読みました。 分厚い本ですが読みやすい文体でした。アートフィクションということで、登場人物には実在の人達がいて、歴史的な流れもリアルなものがありますが、人物関係などはマハさんの創作。パラレルワールドみたいなものかなーと思って読みましたが、面白かったです。バーナード・リーチのことは聞いたことあるようなないような・・という感じで読み始めましたが、この本を読むと、実像に迫って [続きを読む]
  • 絢谷りつこ「恋するピアニスト」
  • 絢谷りつこ「恋するピアニスト」を読みました。 初めて読む作家です。ディアプラス文庫なので、エロはそれほど激しくなくストーリー重視だろうなと思っていたら、そのとおりでした。主人公の一史が17歳の頃にコンクールに出場し、同じくコンクールに出場していた曽我の音色に一目ぼれする。そのご、何年もたってから偶然に曽我の音色を耳にして、いきなり喧嘩ふっかけて。。という話。喧嘩ふっかけるは言い過ぎだけど、一史 [続きを読む]
  • 真先ゆみ「花降る夜に愛は満ちる」
  • 真先ゆみ「花降る夜に愛は満ちる」を読みました。 うーん、悪くはないんだけど、面白いと言えるほどは面白くなかったです。ファンタジー設定なんですが、いきなり出会って、心を近づけていく過程はあまりなく・・。この作家の作品を何冊か読んでいますが、恋愛へ至る過程の描写がないなと思います。急に付き合おうということになったり、思わせぶりなこともなく好きだということになったり。だから、恋愛の楽しさを感じること [続きを読む]
  • 真先ゆみ「伴侶の心得」
  • 真先ゆみ「伴侶の心得」を読みました。 まあまあでした。雑誌掲載作+書き下ろしになっていますが、断然書き下ろしのほうが面白かったです。前半はいつのまにか好きになっていたという感じでしたが、惹かれる要素がないように思いました。黒い石を取り返すというのも、なぜ今になって?と思いました。深森の周りから人が離れるというのは、後から聞いた話だろうし・・母親の奔放なところも何となく中途半端な設定で、前半はい [続きを読む]
  • 真先ゆみ「手をつないで、ずっと」
  • 真先ゆみ「手をつないで、ずっと」 小説リンクスの掲載作と書き下ろしが掲載されています。小説リンクスは現在は廃刊になってリンクスにまとめられています・・BL小説雑誌の中では良作が多くて、3年ほどは定期購読していたのになあ。今から考えても残念です。真先ゆみさんは小説リンクスで活躍していたイメージが強いのですが、今はガッシュ文庫やルチルからも本を出してるんですね。何となくあたたかくてぽわ〜んとした作 [続きを読む]
  • 有栖川有栖「孤島パズル」
  • 有栖川有栖「孤島パズル」を読みました。 学生アリスシリーズ第2弾で、デビュー作としても2冊目です。デビュー作がなかなか面白かったので、有栖川作品を制覇しようと考えています。「孤島パズル」は本格というか正統派ミステリーで、面白かったです。犯人がどうやって犯行を行ったか、色々な謎や状況を整理していくとこの人しかいない!という筋道たっている謎解きなので、謎が解けると爽快です。全ての出来事が出そろって [続きを読む]